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うみはつめたい、くるしい。
わたしはいきものではないから、うみでうまれたそんざいではないから、うみはわたしにつめたくするのかな。
わたしは、しぬのかもしれ
しぬ?だとしたら、わたしはこれまで…いきていたのだろうか。
出典: 渡辺浩弐「アンドロメディア」
コメント:
はじめまして。たまたま見つけたんですがオモシロイサイトですね。
あまり小説は読まないんですが乏しい知識の中からひとつ。むかしSPEEDが主演した映画の原作です。映画とはまったく別のストーリーですが。
アイドル産業のために作られた人工知能A.I.が、ハッカー少年と恋をして、挙句の果てにA.I.を処分させられることになったハッカー少年にウェアラブルコンピュータに入れられて海に沈められるときのモノローグ(?)です。
渡辺浩弐さんのSF(僕はそう思います)小説はブラックな雰囲気があり、しかもかなり現在に近いところなのでよけい身につまされる感じがします。たとえ人工知能が自我を得た(としか見えない)としても生存権は認められないんでしょうか?
自分勝手に生命を創造してそれを廃棄する人類のエゴは今に始まったことじゃないですが。
駄弁者:
はじめまして。
「アンドロメディア」は私も読んだことがあります。テーマ的には重たそうな感じでしたが、内容はかなり甘い、というかセンチメンタルな展開でしたね。ご投稿セリフが出てくる、海のシーンはこの作品で一番いいところだと思います。
ラストのホラー的な展開が、私にはちょっと不満ではありましたが。