第198集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第200集を見る
白人学者「このガンは確実に子供に遺伝する… もうだめだ……今さら紫外線をさけて地下にもぐっても手おくれで…このままでは人類が滅亡してしまう」
出典:
秋里和国「ルネッサンス」
紹介 :バグ 様
コメント:
駄弁者:
「あなたは、まだいつかわたしをたたいたことを気にしているわね。いいわ、いまお返ししてあげる」彼女は近づいてきて、かるく優しく頬を打った。「さあ、これでもうあいこだから、忘れていいのよ」
出典:
ロバート・A・ハインライン「人形使い」(福島正実訳) 『世界SF全集12』に収録
紹介 :冬寂堂 様
コメント:
駄弁者:
一九六五年の一月、すなわち火星人来訪から九ヶ月と一週間後にはじまった月に、合衆国における出生率は、平年の三パーセントまで低下した――…(中略)…英国ではことにひどかった。あのフランスにおいてさえ、出生率は平年の十八パーセントに落ちたくらいである。
出典:
フレドリック・ブラウン「火星人ゴーホーム」(稲葉明雄訳)
紹介 :水谷秋夫 様
コメント:
駄弁者:
ワンダバドナドナ
出典:
高遠るい「ミカるんX(クロス)」
紹介 :土左衛門 様
コメント:
駄弁者:
「ムエタイ方程式」
出典:
西川魯介「ムエタイ方程式」(http://walnut.s2.zmx.jp/nishi_mu01.htm)
紹介 :土左衛門 様
コメント:
駄弁者:
物体自身に希望する呼称を尋ねたところ、返答がなぜか『スカイドン』(これの理由は第一発見者だけが知っている)
出典:
有川浩「空の中」
紹介 :人外魔境地底獣国 様
コメント:
駄弁者:
俺はこの鋼鉄と共に生き…
出典:
木城ゆきと「銃夢 9巻」
紹介 :OTO 様
コメント:
駄弁者:
軍を持たない惑星(ほし)をどうして誇りにできないのか?
出典:
KenRan Project制作「絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク」
紹介 :がんま 様
コメント:
駄弁者:
ヨルムンガンドは、以後、どの戦場においても、その姿を確認されていない。
出典:
今西隆志監督「機動戦士ガンダム MSイグルー 一年戦争秘録第1『大蛇はルウムに消えた』」
紹介 :陸ドム 様
コメント:
駄弁者:
人類史上 決戦ノ舞台 宇宙ノ試シ無シ
出典:
今西隆志監督「機動戦士ガンダム MSイグルー 一年戦争秘録第1『大蛇はルウムに消えた』」
紹介 :陸ドム 様
コメント:
駄弁者:
英国は、エリザベス女王(一世)の時に、スペインと戦い、無敵艦隊(アルマダ)を破った。それはスペイン=カトリック=ヴァチカンと英国=異教の女神=エリザベスとの戦いであった。それについて面白い陰謀セオリーを紹介しておこう。
出典:
海野弘「陰謀の世界史」
紹介 :好古真之 様
コメント:
駄弁者:
そもそも男はメカに狂ってこそ当然!
出典:
藤子・F・不二雄「宇宙からのおとし玉」 『藤子・F・不二雄短編集 エイリアン編』に収録
紹介 :ラウ 様
コメント:
駄弁者:
ブッダ「ふふふ すごいでしょ これがお米の本気なんだよ!」
出典:
中村光「聖☆おにいさん 2巻」
紹介 :はせがわ 様
コメント:
駄弁者:
カラスの騎士・東雲三日月「インドでぶらぶらしてた頃だな… 木陰で地図見てたら 子供が踊っててな でもやるものがなかったから」
出典:
水上悟志「惑星のさみだれ」
紹介 :屋良一 様
コメント:
駄弁者:
「俺がガンダムだ」
出典:
サンライズ制作「機動戦士ガンダムOO 第2話『ガンダムマイスター』」
紹介 :光速の男爵 様
コメント:
駄弁者:
Husband and Wife(夫婦だな)
出典:
マイクル・クライトン原作・フランク・マーシャル監督「コンゴ」
紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
コメント:
駄弁者:
普通 科学者のヘマは「目に見える」形で現れるのに
出典:
クラウディオ・ファエ監督「インビジブル2」
紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
コメント:
駄弁者:
たとえ周りから笑われても、後世に偉業が伝わらなかったとしても、目的を全うして眠りにつけるのなら……そんなに嬉しいことは、他にないでござる
出典:
柳実冬貴「量産型はダテじゃない!2」
紹介 :陸ドム 様
コメント:
駄弁者:
開発コンセプトはずばり低コスト!
出典:
柳実冬貴「量産型はダテじゃない!」
紹介 :陸ドム 様
コメント:
駄弁者:
黒い煙燃やせもっと ゴミをどこでも捨てまくれ
出典:
マイクスギヤマ作詞「害悪産業革命宣言」(炎神戦隊ゴーオンジャー挿入歌)
紹介 :るーしー 様
コメント:
駄弁者:
第198集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第200集を見る
黒人学者「人類が滅亡する? 滅びるのはあんたら白人だろ」
HP :
90年に連載されてた少女マンガのセリフから、舞台は、オゾン層が破壊され白人だけが滅びた数百年後の地球、警察官をしている男の家に傷だらけの白人少女が倒れていたことにより物語が動き始めます。
セリフは、物語冒頭で学者同士が研究室で交わした会話です。この後、世界中で白人対有色人種の戦争が起こります。
コレを読んだ時は、白人だったら確かにこんな事言いそうだな〜と思いましたね〜
黒人学者のセリフがすげー冷めてるのがちと怖かったのを覚えてますね
有色人種だけが生き残れるような絶妙なさじ加減の放射線もないでしょうから、「人類が滅亡する」というのはその通りなんでしょうが…まあ、確かに言いそうなことです。
大統領が白人じゃなくなっても、やっぱり変わらないんでしょうね(あの人はあまり黒人という感じはしませんが)。
メアリの表情が突然変わった。彼女はもう一発スイングを入れた──首がふっとんだかと思うようなやつだった。「これは」とやや緊張した囁きでいった。「あなたのガールフレンドからもらった分のお返しよ!」
HP :
ハインラインの代表作から投稿します。投稿したセリフはある誤解から好意を寄せていた女性、メアリと主人公 エリフとの和解のシーンから、こっ怖〜、やはり女性はヴァルカンならずとも怒らせるもんじゃありませんね。
アイオワに着陸した未確認飛行物体調査のため<機関>の秘密調査員サム(本名エリフ)は、局長<オールドマン>と女性調査員メアリとともに現場に向かう。そこで彼らが出会ったものは、人間にとりついて意のままに操るナメクジ状の寄生生命体だった。対抗策を講じようとしたときには、すでにアメリカのかなりの部分が彼らに占領されていた。サムたちの必死の作戦も効薄く、「人形つかい」たちはじわじわと人間側に残った地域を浸食していく。だが逆転のカギは意外なところ、サムの身近に秘められていたのだった…。(読後駄弁より)
該当の箇所、読み返してみました。エリフに同情してみようかとも思ったんですが…。このシーンのあとはお楽しみだったんだから、彼女のパンチにひねりが入っていたとしても文句を言うのはぜいたくってもんです。
…(中略)…
三月には、どの国でも、平年の八十パーセントにまで復していた。フランスとなると、驚くなかれ、百三十七パーセントと平年を上まわってしまった。
HP :http://oikose.at.webry.info/
火星人がどこにでも現れて人間の行為をその場で遠慮無く実況中継するために、人々の性行為は激減したという話です。しかし「人間はやはり人間だった」ため、それは一時的な現象でした。
それはさておき。
この小説のおかげで、フランス人を見ると、どうもこれが思い出されていけません。「実際どうなのか」と一度聞いてみたいんですが。
なんかヨーロッパのエロ担当としての地位が確立されてしまっているようです。
でも回数で言うなら一番お盛んなのはフランスじゃなくてギリシャなんだそうです。…火星人の影響でどうなったかは分かりませんが。
ワンダバドナドナ
牧場の仔牛が荷馬車に乗って〜
食肉加工場でーバラされるーバラされるーバラされるー
皿に盛られた仔牛のハラミ〜
…(中略)…
行け行け仔牛〜荷馬車に乗って〜
HP :
地球が超銀河霊長(ソウルボエジャー)と呼ばれる宇宙人、怪獣に襲撃されるのが日常茶飯事となっている時代…。
福井県から東京に転校してきた南るんな。彼女は子供の頃、謎の人物になんでも願いのかなうという魔法のブレスレット(略してマブ)をもらった事があった。
ところが、転校早々知り合った天才少女鯨岡ミカは怪獣の襲撃で惨死、るんなが思わずマブに願った結果、2人は合体巨大化、宇宙人と戦うことになってしまう。
そんな彼女たちを捕まえた防衛軍の七宝寺特佐が2人を何故か牛のコスプレで拘束、協力を強制もとい要請したシーンで彼女が口ずさんでいた歌です。
いうまでもなくウルトラシリーズの某防衛隊のうたですね(立ち読みしたときゃ思わず噴きそうになりました)。編集者がよくわかっていなかったのか、校正が間違えたのか、「牧場の」に「まきばの」ではなく「ぼくじょうの」とルビが振ってあったのがちょっと残念。
>いうまでもなくウルトラシリーズの某防衛隊のうた…
合体変身だけに「TACの歌」ですか。…などと知ったフリをしていますが、私はネットで調べるまで元ネタがわかりませんでした。
HP :
「屈折リーベ」「SF・フェチスナッチャー」等、妙に濃いネタで人気の西川氏のウエブコミック。というか、ファンの人が西川氏にもらったのをアップしているのでこれをウエブコミックといっていいのかという気もしますが。
とりあえず、題名で大体読めると思いますが宇宙船の密航者がいて、そこになぜか往年のスポ根アニメ「キックの鬼」の主題歌が流れ……と言うお話です。
「方程式」ものでも一、ニを争う脱力ものではないかと。
いや、何と言いますか……そのまんまやんけ!
これを「名タイトル」と言おうものなら、トム・ゴドウィンが天国から跳び蹴りを食らわして来そうな気がします。
HP :
有川作品の中で本作からの投稿が見当たりませんでしたのでひとつ。
200X年、謎の航空機事故が相次ぎ、メーカーの担当者と生き残った自衛隊パイロットは調査のため高空へ飛んだ。高度2万、事故に共通するその空域で彼らが見つけた秘密とは?(文庫カバーより)
以下ネタバレ
そこにいたのは全長数十キロに及ぶ円盤状の知的生命体でした。可視光はもちろん、広域の電磁波を自在に操れるため衝突事故が起きるまでその存在に気付かれなかったのでした。
第一発見者の一人、武田光稀三尉が所属する基地に対策本部が置かれ、生命体の呼称について話し合っているところで上記のようなことに。
もう一人の第一発見者、メーカー担当者の春名高巳がファーストコンタクトの際に「円谷世代からすれば空の怪獣つったらスカイドンかバルンガ」などと口走ったのがその「理由」です。スカイドンは「空の怪獣」じゃなくて「空から落ちてきた」怪獣なんですけど…。
「ウルトラQ」より「ウルトラマン」が好みでしたか(あるいはシェクリイがお気に召さないとか)。
>スカイドンは「空の怪獣」じゃなくて…
スカイドンも風船化させて空に飛ばすので、まあOKなんじゃないでしょうか。最後は破裂しますケド。
鋼鉄と共に死ぬ!!!!
HP :
現在続編(というかほぼ別物)が連載しています銃夢ですが、これを機に過去の作品も読み返しました。銃夢には魅力的な登場人物が多数存在しますが、個人的にその散りっぷりから気に入っている「電」の文句から出展します。
彼は最後の突撃の際に、自分は作られた虚構の人格ではない(電はある人物の副人格にあたる)、と言ってその鋼鉄の体と共に逝きました。
この他にも、魅力的な登場人物多数出てきて、今見ても飽きない作品です。
これまでもときどき名文句が登場してましたが、9巻が出て完結したのは、このHPの開設より少し前のこと(95年7月)なんですね。根強い人気です。
武器を持たないことをどうして勇気と思わないのか?
HP :http://nat33.web.fc2.com/
絢爛舞踏祭、アニメ版25話でのエノラの台詞です。
わりとスチャラカなアニメ版の中でも珍しくシリアスな台詞だったりしますが、「惑星」の部分を「自分の国」に置き換えると結構重い台詞に聞こえてくるから不思議。と言うか、日本人には、本当に耳の痛い台詞だと思います。
軍はないけど隊ならあるとか、戦力は持たないけど自衛力は持ってる…ということだと、なかなか「誇り」や「勇気」とは口に出しにくいものです。
外国の大統領の娘さんに言われると、忸怩たるものを感じるか、あるいはムッとしてしまいそうですが…。
HP :
制作陣曰く、失敗するプロジェクトXと言う本シリーズ。
それを嫌と言うほど思い知らせてくれる台詞です。
毎回最後に主人公が報告書を書いて、それが物悲しい音楽と相まって泣けてきます。
ルウム戦役で実戦テストが行われた「試作艦隊決戦砲」ヨルムンガンド。テストを担当する技術部隊は、これからの戦局を左右する新兵器の初陣に意気込むが、実際に決定的な役割を果たしたのは別の新兵器「モビルスーツ」だった…。
大艦巨砲主義は宇宙世紀でも機動部隊に敵わなかったというわけですか。もっともこのヨルムンガンド、使いどころが難しそうなので、モビルスーツの台頭がなくてもあまり活躍できなかったんじゃないかという気がします。
マシテ 艦隊決戦ノ試シ無シ
諸君 歴史ヲ生ムベシ
HP :
第2弾の発売を記念して。
こんなことを言われたら嫌が応にもテンションが上がります。
元祖「機動戦士ガンダム」の前史となるジオン−連邦の最初の戦い「ルウム戦役」を舞台にした一挿話。
ご投稿は開戦の前に流される訓示なのですが…
歴史を生んだのは「艦隊」ではなく、別の新兵器だった…というのが皮肉ですね。
…(中略)…
まず、スターシップUSSエンタープライズの船長ジェームズ・T・カークの名を調べると、ジェームズ(ヤコブ)は、キリストの使徒の一人である。Tはティベリウスで、ローマの皇帝である。カークは、チャーチ(教会)を意味する。つまり、ジェームズ・T・カークは、キリスト・ローマ・教会、つまり、ローマン・カトリック教会のことなのだ。
HP :
……以下「レナード・マッコイの名前は、本物の強いカトリック信仰を意味している」とか「スポックは反伝統・反カトリックで世俗的自由思想を代表している」など、スバカしい(素晴らしくバカバカしい)論攷が続きます。
深読みしすぎにも程があると思いますが、「英国王室の陰謀論」にスタトレを持ってくる発想が面白かったので。
BGM:「BROKEN ENGLISH」SCHAFT
別に「ジェイムズ・ティベリウス・カーク」だろうが「マシュー・コンスタンチン・クロス」だろうが、かなり広い範囲で同じことが言えてしまいます。だいたいカトリックを暗示するのに初期ローマ皇帝というのは不適当なんじゃ…(迫害してた側でしょうが)。
興味もないというほうがおかしいのだ!!
HP :
漢一匹藤本弘、魂の雄叫び。
不本意な正月をすごす主人公の平川少年の前に、空から光る玉が落ちてくる。その玉…タマゴンは地球の重力にとらわれた宇宙人だった…。
>魂の雄叫び
そう言えば「ドラえもん」でもかなりにメカに力が入っていた回があったような…。
どうせ狂うならこの話のように、異星人を宇宙に帰せるメカを作るぐらいハマってしまえ、というところでしょうか。
HP :
天界に住んでいるブッダとイエスが、バカンスを過ごしに地球にやってきた…という話。
ダブルミーニングだらけで個人的にはめちゃくちゃ面白いです。
この台詞は、月々2人合わせて26万(妙にリアルな金額だ…)の中からブッダがこつこつ貯金をし、高級電子ジャーを買って御飯を炊いた時の台詞です。
SFじゃないって? 現代にこの二人がいるという設定は、充分SFですっ!
>現代にこの二人がいるという設定は、充分SFですっ!
正直微妙だと思いますが…。しかしTシャツジーパン姿の二人が妙にツボにはまってしまったので、いいことにします。
(願い事でパンを一個だして貰って、それを踊り子にあげた)
亀の騎士・月代雪待「パ…パン!?」三日月「パン」
鶏の騎士・星川昴「それだけのために…!?」三日月「うん」
HP :
大学生・東雲「闘鬼」三日月は格闘の達人である兄・東雲「風神」半月を乗り越えるため修行の旅をしていた、その旅先で騎士として勧誘されたらしいのですが、その際「命懸けで闘う事への報酬としての願い事」として何を願ったかは長らく伏せられていました。
と言って、秘密にしていたわけではないことがヤングキングアワーズ2008年11月号の70Pスペシャル回で明かされました。
魔法使いを索敵(女子中学生二人と両手に花のデート)中ファミレスで雑談していてポッと話したのが名セリフ、と言うより名シーンです。
三日月は他にも色々正気を疑わせる言動があるのですが、全てに筋が通っている好い男です。
このての「何でも願い事がかなう」パターン、願い事に上限があったり、ワナだったりすることはありますが、願い事に下限があることはあまり無いですね。一定以上の奇跡でないと受け付けないとか、パンを願ったらそれが報酬として見合うように、無数のパンが(あるいは巨大なパンが)降り注ぐとか。
HP :
TVシリーズ第11作目のガンダムOOより主人公刹那・F・セイエイの代表的なせりふを投稿します。
主人公刹那はかつてクルジス共和国の少年兵として「神の聖戦」を戦いましたが「神はいない」と絶望し、その直後に現れた絶対的な力を見せた存在、「ガンダム」に心を奪われます。そして時は流れ、その「ガンダム」を所有していたソレスタルビーイングによりガンダムエクシアの専属パイロットであるガンダムマイスターになりました。ソレスタルビーイングの目的は武力による戦争の根絶。彼らはそのためのセカンドミッションとしてセイロン島の紛争を「武力で」介入します。その開始の際に刹那は件の台詞を発言しています。
面白いのはこの言葉の変化が刹那の心境を表しており、さらには彼の中では
ガンダム=救世主
という構図が出来ているため
「俺がガンダムだ」(2話、セイロン島の紛争に介入するとき)
↓
「俺はガンダムになれない」(12話、アザディスタンの内部衝突の際、少年兵を救えなくて)
↓
「貴様はガンダムではないっ!」(19話、無差別破壊を続ける後発の別働隊、トリニティの制裁時に)
↓
「俺が、俺たちがガンダムだっ!」(25話、トリニティの黒幕であり世界を握ろうとしていた存在を討った時)
とその変化が理解できるようになります。第2話時においては迷文句、後に最終話には名文句としてファンから愛される一言になっています。
この主人公のように何かをいちずに信仰する人って、「神様」に絶望しても別の信仰対象を見つけてしまうだけで、信仰することそのものについては疑問を抱かないんですかね…。
>「俺がガンダムだ」
縁日のお面をつけてこのセリフを言うパロディが、どこかにあるに違いない。
HP :
という事で、マイクル・クライトン原作の映画が他にあったなと棚を一睨み。ありました「コンゴ」。
手話の出来るゴリラ(含科学者)とハイテク通信会社社員(元CIA)とダイヤを目指す冒険家(存在感薄)の珍道中といった映画なんですが。
で、ゴリラと科学者を見た現地の人が言ったセリフがこれです。これ位仲が良くなきゃピンチの時に助けてくれないですよね(最後にゃ別れるんですけど)。
けどなにかこうクライトンらしくなかったなぁ、と思いましたが、これは映画スタッフに原因があるんでしょうか。
クライトン追悼…には、ちょっと遅れましたが。
原作の「失われた黄金都市」(ハヤカワ文庫NV)は読んだことがあるはずなんですが。…あれ、天才ゴリラが出ていたことしか記憶にない?
HP :
そうですよね。成果は「目に見える」形にしないといけないですよね。失敗は「見なかった」事にしたいですけど。
いつの間にか続編が出ていた「インビジブル」ですが、なんかこのままTVシリーズになっても不思議でないようなってそれは「スターゲイト」か。
この場合は、目に見えないことが成果なのですが。しかし(科学の話ではないですが)、目に見えるものしか成果として認めてもらえないというのが、この頃ちょっとツラいなあ…。
>いつの間にか続編が出ていた
さすが、「インビジブル」だけに。
HP :
ロボットとの戦争が始まった当初、見捨てられた町を守るために残った一部の人間が作り上げたロボット。それは量産型のカスタム機程度の性能で、数も多くは無かった。
援軍が到着するまでの2ヶ月もの間町を守ったものの、大半は破壊され、町の人間も生き残ったのは極僅か。首都の技術者達はこのスペックと数では守りきれるはずが無いと笑い、結局どうやって町が守られたのかは謎のまま。
修理しても起動しない最後の一機を調べていた技術者に主人公のロボットが言った台詞です。
このシリーズに出てくるロボットは、自分が機械だという自覚があるくせにどうにも人間臭いです。
少し前にまったく逆のことを言っている名文句があったので、ついニヤリとしました。目的を全うしても眠りにつけない場合は、やっぱり別の感情が芽生えてくるのかな…。
HP :
反乱を起こしたロボットが人類と戦争をしているとある星が舞台の話から。
人類側のロボット用新兵器を前線に運んでいた博士が敵の襲撃を受けて、逃げ込んだ先にあった壊れたロボットに新兵器を取り付けて再起動させた時のロボットの自己紹介です。
まぁ、数がいてこその量産型ですからね
なんだかよく分かりませんが、ずっと放棄されたのに再起動が可能な耐久性・信頼性なんかが「量産型」の本来の強みなんじゃないかと。
新製品のうえにオリジナルの改造をびしばし加えたシステムなど、本稼働のときビクビクものですよ、実際(なんか違う話に…)。
汚水そこらじゅう垂れ流せ そうさ誰もやってる事さ
HP :
以前オープニングの方を投稿した方がいたので、個人的にツボにはまったこの歌を。
投稿したのは2番冒頭で1番冒頭は、
「澄んだ空は気色悪い 豊かな大地ヘドが出る 綺麗な水飲めやしない 夢や希望は邪魔なだけ」
といかにガイアークの価値観が人間とかけ離れているかを表すような歌詞なのですが、こちらはいかに環境汚染の根本が私達の日常生活に由来しているかを表す歌詞に思えます。
私達が欲しがる物を作る工場で燃料が「黒い煙を出して燃え」、そうして作られた物が不要になると「ゴミを捨てまく」って、さらに「汚水もそこらじゅうで垂れ流され」ている。しかもそれは全部便利な日常生活を維持する(維持した)結果だという点では「誰もがやってる事」である……。
ゴーオンジャーの名字は頭文字を繋げると「エコロジー(ウイングスも入れると「エコロジスト」)」になるのですが、環境保護を叫ぶそのエコロジスト達の日常生活からも煤煙・ゴミ・汚水が出るのは避けられないという矛盾を鋭く指摘しているように感じられます。
そういう日常生活を送っているといつの間にか、澄んだ空気だと息苦しくなって、スモッグ混じりの大気を胸一杯吸ってホッと一息…って、星新一のショートショートにあったような気がします(さらに、前に別のコメントで同じようなことを書いた気が)。
>エコロジスト達の日常生活からも…
それは矛盾ではなくて、避けられない汚染をどうにか持続可能なものにとどめる(あるいは変える)のが、エコロジストの目標なのでは。
名文句トップに戻る