SF名文句・迷文句第31集

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「猫抜きで三角関係をやってくれたら、坊やなんて呼ばないさ」
「坊やと呼んでください」ジントはあっさりいった。

 出典: 森岡浩之「星界の戦旗1――絆のかたち――」

紹介 :好古真之 様
HP :

コメント:
 実は私も、サムソンさんの意見には賛成なのですが。
 この場合、女性側には自覚が、男性側には甲斐性が足りないように見える所が難点ですかね。
BGM:「戦場のボーイズ・ライフ」小沢健二

駄弁者:
 速攻の降伏宣言。らしいと言えばらしいけど、それでいいのか少年よ。
 甲斐性のある男性登場人物は、今日びのライトノベルスの主人公には向かないんじゃないでしょうか。甲斐性のある女性の方がまだ…。



サカイのヘルメットに、大小の血球──誤用だが、この場合は正しい表現──がぶつかり、割れて血の花をいくつも咲かせていた。

 出典: 吉岡平「真・無責任艦長タイラー4」

紹介 :如月神七狼 様
HP :
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/3602/

コメント:
 昔角川書店(だったとおもう)から発売された無責任艦長タイラーのリライト版よりです。
 タイラーの歴史上で、トップの成績を残した撃墜王「コジロー・サカイ」の最愛の人にして極度の女嫌いの発症の原因となった女性「ヴィクトリア・イヤハート」嬢の死亡したシーンをコジローが夢に見ているシーンです。
 選んだポイントは血球ってところですね、なんか、いかにも無重力空間での悲劇的なシーンが描かれているような気がして…。

駄弁者:
 富士見ファンタジア文庫から出ていた「真」じゃないほうのタイラーは結構好きでしたね。ヤマモト副長が気に入りのキャラでした。その後に出ていたシリーズには全く食指が動きませんが…。
>選んだポイントは血球ってところですね
 映画「スタートレック6・未知の世界」に出てくる暗殺シーンで、この「無重力の血球」が映像化されてました。人工重力が戻ったとたん、血球がパシャパシャと床に落ちて血痕を残すあたり、こだわりの感じられるシーンでした。



スーパースターを面罵するのは極めて危険だし、王位継承権者を侮辱するには、迫害を覚悟しなければならない。現役の巨大犯罪組織幹部を罵倒するのは、愚か者だけだ。これ常識。

 出典: 草上仁「スター・ハンドラー」

紹介 :NAL 様
HP :

コメント:
 それやって、切り抜けるムハン魔女って、頭いいんだか悪いんだか???

駄弁者:
 ソノラマ文庫とはまた珍しいところから出たな…と思っていました。異星生物訓練士の話だとか?
>頭いいんだか悪いんだか???
 まあ、悪いんじゃないですか、たぶん。けど頭いいやつばっかりじゃ世の中面白くないですし。



それでええんや
難しい理屈なんかどうでもええ
あれはおもちゃや
楽しい遊んでもらえたら本望や

 出典: CLAMP「機動天使エンジェリックレイヤー」

紹介 :TTM 様
HP :

コメント:
 はじめまして。面白いHPだと思い、とりあえず投稿してみました。
 超絶ハイテクおもちゃ、エンジェリックレイヤー開発者のお言葉です。ちなみにこの前の場面でスタートレックのホロデッキのような凄まじいシステムが発表され、部下の「あの新しいシステムにすっごい発想とテクノロジーが詰まってるってわかる人何人いますかね」という台詞があります。
 どんなに御託を並べられるオタクや技術者、科学者でも、こういう精神は忘れてはいかんと思う今日この頃。

駄弁者:
 ありがとうございます。初投稿を歓迎します。
 作る方に限らず使う方も、コンピュータのスペック数値を見ることに慣れてしまうと、こういう基本的なことを忘れてしまいそうになるもんです。
 ちなみにご投稿の出典は…ってアニメ化もされている有名な作品ですが、「エンジェル」と呼ばれる格闘戦用の人形を育成し、競技会で争うというもの。アニメ化よりもゲーム化の方が合ってるような…。



「おまえなんかに頼るもんか。モナ・リザが盗まれてれば、あらゆる新聞が書き立ててるはずだからな」
「では、そんなことを質問したあなたは大馬鹿ですね」
(中略)コンピューター化された効率のよさを見せつけようなんて、思わなければよかった。

 出典: ボブ・ショウ「モナリザ狂想曲」(嶋田洋一訳) SFマガジン’92年7月号に収録

紹介 :好古真之 様
HP :

コメント:
…確かめたいことがあったら、まずはコンピュータの端末にアクセスしてみるというのは、今時の探偵の基本なのかも知れませんが。
 短篇「去りにし日々の光」で知られるボブ・ショウの、軽ハードボイルド短篇SFより。
 主人公は、マイクル・Z・リューインの<アルバート・サムスンシリーズ>(ハヤカワ文庫HM『A型の女』ほか)と<ジョン・モロシリーズ>(ハヤカワ・ミステリ『負け犬』ほか)の主人公を、足して二で割ったような感じでしょうか。
BGM:「Take It Easy」イーグルス
P.S. そうそう、本短篇のSF要素は、私立探偵のサイバー環境だけではありませんよ。

駄弁者:
 この作品は残念ながら読んでないですが、「去りにし日々の光」はSFマガジン500号記念号で読んで気に入った作品です。長編版「去りにし日々、今ひとたびの幻」(サンリオSF文庫)も良。現在新刊で手に入る作品が見あたらないのが残念な作家の一人ですね。
 それにしても、なぜかコンピュータかアンドロイドの突っ込みセリフが続きましたねえ…。



「ヘマをするかもしれないなんて今は考えないでください!!やるのはあなただ!カデナさんだって、どうせ死ぬならエテ公なんかじゃなくて、あなたの手にかかって殺されたいと思っているはずだ!!逃げないでください、最後までベストを尽くしてください!!さもなくば──『人類の補佐』という使命、ならびに222-D@LUNORrnlunaの名において、私があなたを殺します!!絶対やりますからね!」

 出典: 秋山瑞人「E.G.コンバット3rd」

紹介 :如月神七狼 様
HP :
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/3602/

コメント:
 とりあえず一番好きなやつですw
 アレの前で、別のキャラが人間の保護とGARPたち(正式名称なんて言うか忘れてしまいましたがw)の保護を完全に等価にするっていうプログラム変更をかけているシーンと一緒になってとてもズンって来るシーンになってますw

駄弁者:
 瀕死の教え子を目の前に、緊急手術の執刀を躊躇するルノア・キササゲ大尉。ルノア隊が搭乗する双脚砲台・GARPの叱咤のセリフからのご投稿です。
 この作品、キャラクターをわざとらしいまでに女性ばっかりにしてなけりゃ、あるいはそうでなくてもイラストがあそこまで狙ったものでなけりゃ、もっとファン層が広く得られたんじゃないかと思います。
 この名文句にもちょくちょく出てくる作品ですが、だいたいはこのご投稿と同じくGARPのセリフからですね。それだけいい味を出しているキャラクターだということになりますが。
 それにしても4th、まだ出てませんね…。



ジョーディ「(前略)ドン・キホーテは、夢想する人間の精神をギッシリつめこんだ人物だった。こういう物の見方のおかげで、ドン・キホーテは…」
データ「複雑骨折しただろうね。風車と戦い続ければ」

 出典: ピーター・デイビッド「新宇宙大作戦・ヴェンデッタ」(斉藤伯好訳)

紹介 :出羽 様
HP :

コメント:
 二度目のおじゃまになります。
 初投稿の時に駄弁者さんからツッコミが入ったので、今回は「ヴェンデッタ」から。やはり斉藤さんの訳は安心して読めます。それにしても、まさかこの作品で再び最終破壊兵器に出くわすとは思ってませんでしたが…しかし迷文句は本編とは全然関係ない(…ともいいきれないのですが)部分から採ってきました。
 例えば鳥の飛ぶ様子を熱心に観察し、グライダーを完成させたリリエンタールだって近所の人から見れば日がな一日ぼーっと空を眺めているだけのただの変人だったわけで、最初に壮大な夢を描いた人はそれが実を結ぶかどうかも分からず、端から見ればある意味でドン・キホーテ。彼の騎士は壮大な夢を描く人間の象徴なんだと熱心に説くジョーディと、それをたった一言で(いつもの通り)腰砕けにしてしまうデータのやり取り。といってもデータは別にジョーディをからかっているわけではなく、彼はアンドロイドなのでその感性に従って素直に感じたままを言っているだけ。人類の歴史が築き上げた文学の妙味も、彼にかかればまあこんなもの、と。このあたりの心地よい適度なズレ具合はTOSのスポックとはまた違った、TNG全編を通じてのデータの持ち味でした。

駄弁者:
ああ、やっぱり読んでらっしゃったんですね。言わずもがなのことで失礼しました。
 スポックとデータは「地球人」「人間」を相対化する視点をもつ点では共通してますが、そのベクトルは正反対なんですよね。スポックは自分の持つ地球人の血を否定しようとする一方、データは自分の持たない人間の感性を渇望する…と、いうふうに。
 …ご投稿のセリフのようなミもフタもなさは、共通部分として挙げられるでしょうが。
 ちなみにこの「ヴェンデッタ」の著者ピーター・ディヴィッドは、「エンタープライズ狂騒曲」(「新宇宙大作戦」随一のドタバタ傑作。ハヤカワ文庫)、「スタートレック・DS9・潜入者」(こっちは斉藤訳に非ず。けど同シリーズの中では面白いほう。角川スニーカー文庫)といった他のST小説も邦訳されています。いずれもキャラ同士の掛け合いのうまさが光ります。



「ちくしょうおぼえとれ!!」「呪い殺してやるからなっ」
「うははははーっ 呪いが怖くて神の国にすめるかーっ!!」

 出典: 安永航一郎「火星人刑事」

紹介 :走る岩 様
HP :

コメント:
 火星人でしかも刑事(デカ)、これは立派なSFですよね、と自分を騙しながら投稿してみました。
 安永さんはほかにも「県立地球防衛軍」「海底人類アンチョビー」「頑丈人間スパルタカス」「超感覚アナルマン」などを書かれており、それらの迷言も投稿出来たら、と思います。

駄弁者:
 とりあえず、このマンガの「火星人」を知らない方(私もですが)は、こちらのフィギュア写真をどうぞ。なんか火星人が見たら、それだけで地球侵略の動機になりそうな気が…。
 それにしても、「神の国」も過去のセリフになってしまいましたね。



「ハッ! 阿呆かお前は! お前などがあのお方に近付けるとでも思っているのか? 世界はあのお方の掌の中にある この街の運命も…お前の運命もだ、ストライダー!」
「だから貴様は飼い犬なのさ」

 出典: カプコン制作「ストライダー飛龍2」

紹介 :走る岩 様
HP :

コメント:
 カプコンの名作アクションゲーム「ストライダー飛龍」の主人公。世界の全てを敵に回し、光剣サイファーと鍛え抜かれた体術のみを武器として、稲妻のように素早く、死のように容赦なく闇を駆ける男、飛龍。最近ではストリートファイターやスパイダーマンやウルヴァリンとかと格闘戦をしているので、そっちの方が有名かも。
 このセリフは前作にも登場した香港ステージの中ボス、東風に対して。このほかにも、「貴様の辞世の句など、その程度だろうよ」など、クールなセリフが素敵です。

駄弁者:
 うーん、前半いかにも物語中盤で死ぬキャラクターらしい定番セリフですね。
「だから貴様は中ボスなのさ」と言ってやりたい。



「黙ってててはわからないだろ!」
「ふふふ・・・」
「何がおかしい!?」
「最低な男の台詞を思い出してね」

 出典: サンライズ「『アルジェントソーマ』第4話 出会いと憎悪と」

紹介 :鈴木隆平 様
HP :
http://homepage2.nifty.com/~cosmos/

コメント:
 今年の3月まで放送していたアニメより、ダン・シモンズとリウ・ソーマの会話から。
これだけじゃなんだかわかりませんが、リウの以前の姿、タクト・カネシロと恋人のマキ・アガタの気持ちのすれちがいに始まって、正体不明のエイリアンとの意思疎通の模索に至るまで、「言葉」が全体のストーリーの重要な伏線になっています。「最低の男」というのはリウ自身のことです。気持ちを伝える重要な手段、それが言葉なのですが、彼はマキの気持ちを知るために語りかけることを怠っていたのです。う〜ん、これ以上言うとネタばれになっちゃうな。
 この作品、初めは「エヴァじゃん」と思っていましたがそうではなかった。いい意味で騙された、という気持ちです。伏線の張り方、テーマの一貫性に加えて、良くぞこういう話をハッピーエンドでまとめてくれました。私は大好きです。

駄弁者:
 作品の方は、例によって(すみません)見たことがないので、なんとも。かなり重そうなテーマなので一気に見るのは気合いが要りそうです。
 関係ないですが、ダン・シモンズと聞いてハイペリオンなSF作家の顔を連想してしまったので、公式HPの登場人物を見たときのギャップが…(笑)。



「馬鹿野郎!! 自分の命さえ大切に思えないから………人の命を奪う!
 なぜ部下の命をすらたやすく切り捨てる男が………人類すべてのことを考えられると思う!
 死を強いる指導者のどこに真実があるっ!
 寝言をいうなぁっ!!」

 出典: 長谷川裕一(原作富野由悠季)「機動戦士クロスボーン・ガンダム」

紹介 :YF−You 様
HP :

コメント:
 こたびハンドルネームをゆうからYF−Youに変更いたしました(一応ちゃんとした由来があります………大したものじゃないですが)。これからも、ごひいきを………。
 で、クロスボーンガンダム第3巻から、キンケドゥ・ナウ=シーブック・アノーの台詞です。
 ………ウサマ・ビン・ラディンの演説を聞いて闘っている、タリバンやアル・カイーダの戦士たちにこれを聞かせてやりたくなります………
 もっとも、大局的にみれば、ほっとんどアメリカの自業自得なんですが………ね。

駄弁者:
 ええと、これは確かF91の続編にあたるものでしたでしょうか。あまりよく知らないですが。
>大局的にみれば、ほっとんどアメリカの自業自得
 アメリカという国に対しては確かにそう言いたくなる部分もありますが、テロで死んだ個々の人々は100%犠牲者です。そこんところを踏まえた上での大局観でなくては。
 もちろん、空爆を受けているアフガニスタンの人々に対しても同じことがそっくりそのままいえますね。
 しかし、何だか下の名文句と呼応しているようです。ビン・ラディンには聞かせてやりたいですが、ビーン君には酷だなあ…。



「おお、わが子アブサロムよ」
ビーンは低くつぶやき、人の口からこんなことばを迸らせるような苦悩を生まれて初めて知った。

 出典: オースン・スコット・カード「エンダーズシャドウ」(田中一江訳)

紹介 :紅葉 様
HP :

コメント:
 この後も続くのですが、これで十分だと思います。一人事実を知っているビーンが、駒となった兵士に贈った言葉。
 他の犠牲など意に介さなかったビーンが、苦悩してしまうまで変化したこと、現実社会で生死には関らないものの、縁の力持ち的に犠牲になった人へのかける言葉の難しさが、心に響きます。

駄弁者:
 お、久しぶりにカード作品からの名文句。ありがとうございます。
 登場人物にぎりぎりの過酷な状況を設定するのがカードの持ち味ですが、このシーンは「エンダーズ・シャドウ」中でももっとも厳しいシーンの一つでしょうね。
 ちなみにこのビーンが引用したのは旧約聖書・サムエル記より、反乱を起こした息子を国を守るために殺さねばならなかったダビデ王の言葉。



「それは全然三段論法などではありません、キャプテン」

 出典: ジェイムズ・ブリッシュ「宇宙大作戦・最終破壊兵器」(伊藤哲訳) 「地球上陸作戦」に収録

紹介 :出羽 様
HP :

コメント:
 こちらには初めてお邪魔します。
 宇宙大作戦とは言わずと知れたスタートレックのことですが、TVでは「宇宙の巨大怪獣」(原題はThe Doomsday Machine)として放映されたエピソードの、これは小説版からの引用です。
 このスポックの台詞は、惑星をも楽々と破壊し、エンタープライズのあらゆる攻撃を跳ね返す巨大兵器を前にしたカークが
”破壊兵器は真空中で動作する超低温回路を装備しているので数百万度に熱すれば回路を破壊できる→破壊兵器の外郭の特殊金属は強力だが電気を通さないので中枢回路は他の物質で作られているはず→よって内部で核融合爆発を起こせば回路を破壊して兵器を止められる”
という推論をたて、「これは三段論法としてはどんな具合かね?」と尋ねた時の返答です。続いてスポックは「連鎖推理の一種です」と言うのですが、初めて読んだ当時は三段論法と連鎖推理の違いがよく分からず、笑うに笑えず悩んだ覚えがあります。

駄弁者:
 はじめまして。ST-TOSからのご投稿ですね。TNGもいいんですが、やはり私はブリッシュのノベライズで親しんだこれに一番愛着があります。
 このエピソードはそのなかでも好きな部類に入ります。ただ訳がおなじみのボケネコ先生・斉藤伯好じゃないところにちょっと違和感。しかしそれより「宇宙の巨大怪獣」というTV訳題は違和感どころの話じゃないなあ…。
>三段論法と連鎖推理の違い
 はい、私も読んだ当時(中学生でしたが)よく分かりませんでした。…というか今でも結構怪しいです。ともかく、どうでもいいところまで正確を期したがるところがいかにもスポック副長なセリフでした。
 ところで、この最終破壊兵器、ハヤカワ文庫から出ている小説オリジナル「新宇宙大作戦・ヴェンデッタ」(上下)で再登場していたんですが、お読みになりましたか?ボーグシップ対最終破壊兵器というヘビー級カードが楽しめます。



火と知の神話は共に滅んだ

 出典: 会川昇「ガンヘッド正伝」

紹介 :YO 様
HP :

コメント:
 映画はこけた「ガンヘッド」ですが、小説版は素直に楽しめるSFアクション作品として仕上がっています。
「怖いのはブルックリンだけではない」だとか、
「かつて、人類は火を得ることで獣からわかれ…」
などと、戦闘補助用のAIなのに、目前に敵が迫った極限状況でいきなり哲学的なことを言い始める、妙に人間臭いガンヘッドAIがステキです。
 もっとも作品世界ではAIはついに感情を得られなかったということになっているので、ガンヘッドAIの正体はシリーズ最大の謎にして、謎のままシリーズが終わっているのですが…(笑)
 上の文句は、AIに全てをゆだねて生きることも、武器を取って暴力的に生きることもよしとしない主人公ブルックリンに、ガンヘッドのAIが最後に贈るメッセージです。

駄弁者:
 状況と言動のミスマッチはコンピュータとかAIとか(たまには異星人とか:上の投稿を参照)の標準装備のような…。



「ええ それでね その異星人が 友好関係を結びに 地球にやってきたの」
「わたしが その 異星人 でーす▽」
………
………
「わたしが 異星人 でーす▽」

 出典: 竹本泉「てきぱきワーキン▽ラブ」

紹介 :屋良一 様
HP :

コメント:
 何時もの様に出勤して、上司に「今度の仕事は異星人と友好関係を築くことだ、具体的には数日お守りをしてくれ。」と言われたらどうすればいいのだろう。ましてや、異星人が見かけも言動も10歳位の地球人の少女にしか見えなかったら。
 異星人の言うことには、「地球のことをよーく見聞きして、友好関係を結ぶかどうか決めるんでーす▽」(▽はハートマークを意味する)為に、地球人の少女の体をモデルにして変身したとのことで、しかも「せいしんこうぞうは外見に左右されるんでーす▽ 地球の人間のかっこをしたら頭の中も地球人になりまーす▽」だそーで、言わば魂レベルから自在に擬態できる種族らしい。
 これについてはコンタクト・ジャパンのメンバーも「こんな付き合いにくい異星人、いたらやだな」と言っていましたな、たしか。

駄弁者:
 これは名(迷)文句というよりも、それが発せられるコマを見ることができて初めて意味をなすところだと思います。前にもコメントしたことがありますが、マンガの名(迷)シーンをセリフの方だけで紹介するのはやはり限界がありますね。
>地球の人間のかっこをしたら頭の中も地球人になりまーす▽
 それはひょっとして、環境への適応の方法としては究極形態なんじゃないでしょうか。種の生存と繁殖にアイデンティティは必須じゃないもんな…。



ご注文いただいたあと ママの家でお受け取りいただけます
お母さんのタイプも 種々 ご指定いただけます
「大きくて太ったママ」「美人のお母さん」「犬 犬」「幼いママ」

 出典: 竹本泉「てきぱきワーキン▽ラブ」

紹介 :屋良一 様
HP :

コメント:
 なんか新手の風俗みたいですが、健全な昼食産業です。―ホントニ?

駄弁者:
 「その他省」のエダルトが請け負ったのは昼食弁当のモニター。一見ただの卵サンドだが実は…?
>健全な昼食産業です
 いや、作っている方が健全でも、受け取る方に一部不健全なのが混じっているような。幼いママって…。



「製造過程は全て自動化されていますが 手作りのおもちゃの伝統を守って流れ作業をせず ロボットがひとつひとつ作っています」

 出典: 竹本泉「てきぱきワーキン▽ラブ」

紹介 :屋良一 様
HP :

コメント:
 ぬいぐるみ工場にて、ここの職人ロボットに「私が子供のころ持っていたパピィちゃんって」と聞くと、「わたしたちが作りました」と胸をはります。うれしさのあまり、触っていいか聞くと、「特別に許可しましょう」と言ってくれます。……でも小人さん達が仕事を手伝ってくれていることには気がついていないんですよ。

駄弁者:
 これ、「手作りの伝統」にこだわっているようで、実は「全自動化」の方によりこだわりがあるのでは?



デロイの顔に無残な安らぎの色が浮かんだ。
「俺の過去とかかわりのあるようなやつらの写真なんぞ見たくもねえよ。
フサ。ここに写っているのは、おれにとっちゃただの地球の風景なんだよ。
おう、フサ。ここにおまえがいらあ。これはおれだ。なんだかしらねえでっけえ建物の前で、名前も知らねえやつらといっしょに写っているのはもしかしたらこのおれだ。」

 出典: 光瀬龍「東キャナル文書」

紹介 :屋良一 様
HP :

コメント:
 火星、東キャナル市の古ぼけた銅像の前にたむろする老人達、彼らはかつては宇宙を行き来し、都市を建設したサイボーグたちだった。その一人フサは叙勲のため地球に呼ばれるが、そこで再会した昔の仲間は皆すっかり変わっていた。
 過去の栄光など今のフサには何の意味もありはしない、彼は記念写真を勲章ごと顔なじみのデロイにやってしまう、そのデロイも自分の過去を思い出したくないが故に他人の写真を見たがるのだろう。
 デロイが写真の礼だと言って差し出したのは、火星人の行方が秘められているという伝説の「火星人の道(マーシャン・ロード)」の地図だった。
 フサは火星人を探してマーシャン・ロードへと旅立つ、荒野へと、唯一人、今一度夢を信じるために。

駄弁者:
 「無残な安らぎの色〜」というのがなんとも。虚無と隣り合わせの安心というのも悲しいものです。



こう思い返すと幸せな気持ちになれるんだ。宇宙が単一の有機連続体だってね

 出典: ルーディ・ラッカー「ソフトウェア」(黒丸尚訳)

紹介 :冬寂堂 様
HP :

コメント:
 実は、前述の台詞は作品中にはなく、同文庫に収録されている山岸真氏の解説に載っていた言葉で、インタビュウ中(原文ママ)にラッカー自身がいきなりいったそうで…。マッドSFというか、ラディカル・ハードの旗手といわれているラッカーの面目躍如といった台詞だと思います。

駄弁者:
 「地球が単一の有機連続体」というなら普通なんですが、「宇宙が〜」といってしまうあたりがすごい。しかも幸せな気持ちになれるのか…。



ミサイルの弾体は八方に爆散する。その一部が雪風に襲いかかった。一瞬の出来事だった。
雪風が墜ちる。
「脱出しよう」
「待て・・・雪風は捨てられない」
「エンジンが破壊された。もうだめだ」
「あわてるな。雪風が墜ちるはずがない」

 出典: 神林長平「戦闘妖精・雪風」

紹介 :ストライダー 様
HP :

コメント:
 祝!映像化ということで(笑)。
 このセリフ、ずっと前、アフタヌーン誌の某マンガでも小ネタになってました。
 どうでもいいことですが、私は厚木基地の近所に住んでいるます。某師討伐の為か戦闘機が活発に訓練してたのよ、ちょっと前まで。雪風のモデルとなった機種は見られなかったけどもう十分です。
 妖精?とんでもありません!!
 私の目には不吉な怪鳥としか映りませんでした。

駄弁者:
 OVA化で話題が盛んな「戦闘妖精・雪風」。キャラクターはちょっと私が読んでいたのとはちょっとイメージが違うかな、とも思いましたが、空戦シーンに期待大です。
 私の家の近くでもときどき自衛隊の基地から戦闘機が飛んでくるのを見ることができます。最初は珍しくてよく眺めていましたが、最近は音がうるさいだけ。



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