第29集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第31集を見る
子供A「隕石って何ですか?」
出典:
円谷英二監修・金城哲夫脚本『ウルトラQ』第13話「ガラダマ」
紹介 :好古真之 様
コメント:
駄弁者:
「すげえ…すげえどんでん返しだったなあ」
出典:
半村良「亜空間要塞」
紹介 :ごろえもん 様
コメント:
駄弁者:
オウムの事件と同じよ。
出典:
矢作俊彦原作・落合尚之作画「鉄人」
紹介 :屋良一 様
コメント:
駄弁者:
もう分かんないんだ どんな表情(かお)すればいいのか
出典:
内藤康弘「トライガン マキシマム」
紹介 :屋良一 様
コメント:
駄弁者:
「諸君、私は戦争が好きだ
出典:
平野耕太「HELLSING」
紹介 :屋良一 様
コメント:
駄弁者:
「ここがゲームの中なら外に何があるの?」
出典:
ガブリエレ・サルヴァトレス監督「ニルヴァーナ」
紹介 :テオ 様
コメント:
駄弁者:
「だが、事実は必ずしも真実とは限らないんだ。」
出典:
ジョー・ダンテ監督「スモール・ソルジャーズ」
紹介 :御宗銀砂 様
コメント:
駄弁者:
超極秘につき詳しく性能を述べられないが(投稿者注、作者のセリフです。)
出典:
荒巻義雄「紺碧の艦隊」
紹介 :佐竹康扶 様
コメント:
駄弁者:
「アシモフもヴァン・ヴォークトもブラッドベリもクラークもハインラインもディックも読んでないやつはSFファンでないどころか、単なる愚民なのである」
出典:
森奈津子「地球娘による地球外クッキング」 「SFバカ本・白菜編」に収録 「西条秀樹のおかげです」にも収録
紹介 :NAL 様
コメント:
駄弁者:
「あなたには、あげませんよ」「いらないわよ、バカ」「いただきます」
出典:
森奈津子「地球娘による地球外クッキング」 「SFバカ本・白菜編」に収録 「西条秀樹のおかげです」にも収録
紹介 :NAL 様
コメント:
駄弁者:
「まるでSFですね」
出典:
森奈津子「地球娘による地球外クッキング」 「SFバカ本・白菜編」に収録 「西条秀樹のおかげです」にも収録
紹介 :NAL 様
コメント:
駄弁者:
「まず、その荒廃した世界に、聖典の性質をもつ広報文書をロケットで送り込むのです。つぎに、その荒野に何らかの霊的な光がともせたら、指導員のチームを派遣する。そしてそのあとは、伝道者たちを集中して送り込み、さまざまなマス・メディアを通して真の信仰をもたらす。テレビ、映画、書物、レコードといったものでね。聖なる四子音文字であらわされるおかたも、十五分間くらいなら、テレビのご出演を納得していただけるのではないでしょうか。信仰をもたない者のために、LPに託宣をふきこんでいただくことも」
出典:
フィリップ・k・ディック「虚空の眼」(大瀧啓裕訳)
紹介 :冬寂堂 様
コメント:
駄弁者:
「えーと、高貴なる系統だ?」ハリーは聞き返した。そんな理由で俺たちを責めるやつは聞いたことが無い。
出典:
デイヴィッド・ブリン「Heaven's Reach」(たけうま訳)
紹介 :たけうま 様
コメント:
駄弁者:
進化に極点なく、人類が進化の極点に非らざるならば、吾人々類は将来に進化し行くべき神と過去に進化し来れる獣類との中間に位する経過的生物なり。今日、吾人々類が類人猿として消滅せる如く、更に人類として消滅せる後に於ては、吾人々類より分れて進化せる人類の子孫なる神の化石学者によりて「類神人」として発掘せらるべき半神半獣の或者なり。
出典:
北一輝「国体論及び純正社会主義」『北一輝著作集1』に収録
紹介 :好古真之 様
コメント:
駄弁者:
「見る、探る、驚く、それなくして、なんの人生か?」
出典:
スティーヴン・バクスター「時間的無限大」(小野田和子訳)
紹介 :NAL 様
コメント:
駄弁者:
わずか数十年生きて、あとは無限の闇−そんなちゃちな人生に作り変えられてしまっては、人間無謀にもなろうというものだ。
出典:
スティーヴン・バクスター「時間的無限大」(小野田和子訳)
紹介 :NAL 様
コメント:
駄弁者:
やがて、ACはエントロピーの方向を逆転する方法を知った。しかし、その答えを教えるべき人類はいなかった。どうでもいい。
出典:
アイザック・アシモフ「最後の質問」(風見潤訳) 「停滞空間」に収録
紹介 :暇?人 様
コメント:
駄弁者:
我らを悪く言う「ただの人間」に、なにが出来る…。我らもただの人間だが。
出典:
アルファシステム制作「高機動幻想ガンパレード・マーチ」
紹介 :ぜろ 様
コメント:
駄弁者:
「ないとなると よけい読みたくなるものなんだっ!!」
出典:
ふくやまけいこ「エリス&アメリア『ゼリービーンズ』」
紹介 :NAL 様
コメント:
駄弁者:
「やはりだめでした、私がサイボーグになっても、あの人のように海を見つめても、私の腕はあの人のようにつめたくはならなかったわ、どうしてなんでしょう?私は決してあの人をうらんだり憎んだりしてはいないわ。あの人を射ったあと、私は自分の腕にさわってみたの。そしたら」
出典:
光瀬龍「シンシア遊水地2450年」
紹介 :屋良一 様
コメント:
駄弁者:
第29集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第31集を見る
(中略)
子供A「どうして地球に衝突しないんですか?」
一の谷、道の砂利を拾って、路傍に転がっている岩石に向かって砂利を投げる。子供達、怪訝そうな表情。
一の谷「砂利が、いくつあの岩にぶつかったと思うかね?」
子供B「二つか三つ…」
一の谷「宇宙はもっともっと広いから、当たる率はそれよりもっと少ないわけだね」
HP :
切通理作(きりどおし・りさく)氏の評論『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』(宝島社文庫)からの孫引きではありますが。
この手の「解説役の博士」も、最近は少なくなりましたね。
BGM:「流れ星」真心ブラザーズ
科学の解説を聞きたがる子どもの方も、少なくなってるのではないでしょうか。解説する側もされる側も、すでにノスタルジィの領域なのかも。
学研「科学と学習」編集部が、「大人の科学」を出す時代ですから。
HP :
デューンやら、鋼鉄都市やら、コナンやらをパロった怪作のなかで、史上最大、空前絶後の大どんでん返しを体験した登場人物のせりふです。ネタばれになると困るのでこれ以上コメントできませんが、すごい大どんでん返しです。
亜空間要塞は以前早川JAからでてましたけど、最近ハルキ文庫から再刊されましたね。
私が読んだのは、古本屋で手に入れた角川文庫版です。実は何も知らずに戦争ものを期待して買ったのでした。いや、まさかこんな作品だったとは。SFのパロディネタはともかく、左翼のアジ演説ネタはいまいちピンとこないところもあったりしましたが…実物聞いたことないので。
けど面白かったので、続編の「亜空間要塞の逆襲」も読みました。
普通の人が造って、普通の人が使うの。
そこを忘れちゃだめよ。
HP :
月刊サンデーGXで連載が始まった鉄人28号+鉄腕アトムな漫画より。
旧日本軍の置き捨てた毒ガスを始末するために中国へ渡った鳶尾博士は、連れてきた息子に軍隊は普通の人の集団だと言うこと、毒ガスも普通の化学者が作り、普通の技師が大量生産し、普通の兵士が使ったこと、旧日本軍とは普通の日本人に他ならないことを教える。大切なことですね。
NHKの大河ドラマで溥儀を主人公に「満州国」の建国から滅亡までを描く番組を放映すると日中のみならずアジア友好に役立つと思いますが、どうでしょう。
勿論、満鉄も甘粕率いる満鉄映画部も石井部隊も毒ガスも馬賊や抗日軍閥(朝鮮系、国民党、共産党含めて)も、日本人が作り上げた理想都市「奉天」もひっくるめて描き出すわけです。
「軍隊は普通の人の集団」の「集団」というところもポイントなんじゃないんでしょうか。兵士も技師も科学者も、個人レベルでは善悪いずれにしろそう特別な人間ではなかったはず。それが集団としてある状況下に置かれると、個々人をみていては想像もできないことをやってのけます。
原作の矢作俊彦といえば、「あ・じゃぱ・ん!」を書いた人ですね。戦後東西に分断された日本を描いた話。あと私は読んでいませんが大友克洋との合作で「気分はもう戦争」など。
HP :
町を消し、月を砕いた悪魔として石持て追われるヴァッシュ・ザ・スタンピード。だが、それでも彼の顔には気弱そうな笑みが張り付く。
数千万の人々を殺し、謝罪する資格さえ無い罪人と己を追い詰める彼には、最早感情すら灰色一色しか残されていないのだった。
こっちは投稿していただいたことがあるにも関わらず未読。私のマンガを手に取る基準というのは、自分でもイマイチよくわかりません。
大量殺人の罪を背負って生きているという点で、私の大好きなあの作品の主人公を連想したりしなかったり。絵のイメージは全然違うんですけどね。
諸君、私は戦争が好きだ
諸君、私は戦争が大好きだ」
HP :
南米に潜んでいたドイツ第3帝国残党「最後の大隊」が半世紀の雌伏を終えて世界に打って出る、その出陣の蔡に総統代行が行なった演説です。
長いとは思いますがあまりに調子が良いので私には切れません。ここら辺は駄弁者様にお任せします。
この作品はヤングキングアワーズに連載中の漫画ですが、この10月からフジテレビで深夜アニメとして放送されるそうです。どーも、深夜だとPTAを気にしなくて良いようですね。
吸血鬼退治を専門とする英国国教騎士団「HELLSING」に属する吸血鬼アーカードらを主人公とする人気マンガ。珍しく紹介される前に読んでました。正直なところ私はこれがSFとは感じられないんですが、屋良一さんはキム・ニューマン「ドラキュラ紀元」と同じくSFの範疇に含めて考えていらっしゃるとのこと。
ご投稿の方は「殲滅戦が好きだ 電撃戦が好きだ 打撃戦が好きだ 防衛戦が好きだ …」と続く長い長いセリフを全部いただいたんですが、掲載はバッサリ切って冒頭だけ。調子も内容もインパクトのある名文句なので、ウェブでも大量にアレンジ版が掲載されています。当然「諸君、私はSFが好きだ」もあり。
「勝者と敗者だ。現実だよ」
「現実っていう別のゲーム?」
「・・・そうとも言える」
HP :
初投稿です。以前からこちらのHPにはたびたびお邪魔していましたが。まだまだSF初心者で、ここの名言からおもしろそうなのを色々探して読んでる最中です。今のところ「月は無慈悲な夜の女王」が最高です。もう何度も読み返すほど楽しいです。
そして送った名文句ですが、これは伊・仏合作のSF映画というのにひかれて観て、非常に気に入ってる作品からです。ゲームのキャラがバグ(ウィルスだったかな?)によって自我に目覚め、永遠と同じ世界で死に続けることに耐え切れなくなって、ゲーム制作者の主人公に、会社にあるゲームデータを完全に消去するよう依頼する。主人公は優秀なハッカーを雇いに危険な街に繰り出していく・・・という話。
とにかく2050年の世界観が、ハイテク、ローテク、オカルト(?)までが絡み合ってなんともいえない雰囲気をかもしだしてます。もし時間がありましたらご覧になってみてください!
はじめまして。「月は無慈悲な夜の女王」は、私もハインラインの長編では一番好きな作品です。やっぱりコンピュータ・マイクの魅力に尽きると思います。
ご投稿の出典について。伊・仏合作というのは珍しいですね。ずっと映画といえばハリウッドのしか見ていないので、それ以外というだけでも興味がわきます。
>現実っていう別のゲーム?
ときどきリセットしたくなることはありますが。でもセーブやロードができないんですよね、この「ゲーム」は…。
HP :
伝説の島ゴーゴン島を探すゴーゴナイト。ゴーゴナイト抹殺を使命とするコマンドーエリート。その実体は超ハイテクを詰め込んだアクションフィギア。喋り、考える玩具だった。戦闘のプロフェッショナルと設定されたコマンドーエリートたちの執拗な攻撃に対し、戦いを嫌う設定のゴーゴナイトたちはただ、隠れ続けるしかなかった。−以上あらすじー
コマンドーエリートに狙われていても、ゴーゴナイトたちはやっぱりゴーゴン島を探そうとします。そんなゴーゴナイトが、友人になった少年に「そんなものはただの設定じゃないか。ゴーゴン島なんて存在しない」と言われ、その通りだと間髪入れず答えたあとに続く台詞です。
いまいち評価低かったり悪趣味扱いされる作品ですが、(敵コマンドーエリートも含め)「造られたモノたち」の物語としてそのSFテイストはかなりのものだと思うのですがいかがでしょう。
ご投稿の作品については「フィギュアどうしが戦争をする話」という程度にしか認識していなかったのですが。監督は「グレムリン」の人ですね。
「真実」というものが、「事実」に意味とか価値とかを付加したものとだとするならば、「事実は必ずしも真実とは限らない」し、それこそ人の数だけ「真実」があるということになりますね。
駄作だと言われている作品でも、自分にとっては好きな作品だ…というのと同じようなものかも。
HP :
架空戦記の名作(迷作?)、新巻・艦隊シリーズより。物語世界の神である作者自身にも日本海軍軍令部の緘口令は適用されるのか…。
(念のため言っておきますが、私は荒巻さんと艦隊シリーズのファンです。決して悪口雑言を垂れている訳ではありません。ところで、なぜみんな荒巻義雄の作品についてコメントしないのですか?少なくとも、「艦隊」の初期まではまともに書いていたと思うのですが…。)
はじめまして。初投稿を歓迎いたします。
「紺碧の艦隊」からのご投稿は…というか、荒巻義雄の作品からは初めてですね。私は中学生ぐらいのときに「空白のムー大陸」を読んだきりですが…。
>なぜみんな荒巻義雄の作品についてコメントしないのですか?
ひょっとしたら人気を伝える情報が大本営発表だからとか…冗談です、ごめんなさい。架空戦記ブームの火付け役となった作品に対し失礼ってもんですね。
単に架空戦記がSFのサブジャンルだという認識が一般に薄いせいと、この作品のヒット後に「〜の艦隊」という類似品が雨後の筍状態だったため、十把ひとからげに評価が低くなってしまったせいではないでしょうか。
HP :http://www3.justnet.ne.jp/~343-45/
この文を目にした時は、げっ、オレ大丈夫か?、とチェックして、よかった一応一冊以上よんどった、と胸をなでおろしたのですが。「アジモフもブラッドベリもハインラインもディックも」大好きってわけじゃない自分としては、こう言われるのは心外だなあ。
言い換えていいかな?「オースン・スコット・カードと水見稜とフレデリック・ポールを読んでない奴は愚民」だと。
…わー、ごめんなさい、ごめんさない、ちょっと言ってみたかっただけなんだよ。ここに水見稜を入れたらたいがいの人は愚民になってしまうもんな。
余談ですが、この短編読み終わった時私は、「SFが負けてしまったー」と叫んでおりました。
私も大丈夫なようです、一応。ブラッドベリとかディックあたりが条件だと愚民スレスレですが。どちらかというとNALさん基準の方が条件満たしているかも…。
森奈津子の作品からのご投稿は今回初めてかと思ったら、だいぶ前に踊るらいぶらりあんさんからもいただいてました(第3集参照・ずっと昔のような気がする…)。そっちも短編集「西条秀樹のおかげです」に収録されてますね。
HP :http://www3.justnet.ne.jp/~343-45/
(緑色の小人)宇宙人の死体を目にして、ゲテモノグルメの考えることは、天ぷら。
なんで話がそんな方向に向かうんだよー。
それは森奈津子だから。
ちなみに、お味の方はスカスカであまり美味しくないそうです。
>それは森奈津子だから。
いや、コードウェイナー・スミスでもこんがり焼けた異星人を食べる話があったような…。
あっちはペキンダック型異星人でしたが。
HP :http://www3.justnet.ne.jp/~343-45/
庭でなにかが白く光り、ドンと重い音がした。
庭を見てみると、昔の陳腐なSF漫画に出てくるような「(洗面器大のアダムスキー型)UFO」と「(緑色の小人)宇宙人の死体」が転がっていた。
SFファンの理沙は(な、なんて安っぽいシチュエーション)と赤面していたところを、「まるでSFですね」と追い討ちを受け、反論できない。
SFファン待望のファースト・コンタクト!しかし…。
想像してみるとすげー悔しいんですが、この状態。
HP :
どうも、しばらく、久しぶりにカキコします。
今まで勤めていた代理店での契約が切れてしまうため忙しかったもので、ここ数週間、まともにインターネットをひらけなかったもので(派遣社員なんです)(^^;)
巨大な陽子ビーム偏向装置の暴走によって、異世界に飛ばされた8人の男女がそれぞれの意識の反映された異世界に飛ばされる…という話で前述の台詞は、一番最初に主人公たちが飛ばされた、神が実在する世界でのその世界の体現者が神を見た主人公に向けた台詞です。
実は、この作品は私が最初に読んだディックの作品で、初めて読んだときの印象は「ヘンな小説だなぁ」というもんだったんですが、ほかの作品を読んでいくうちに、段々とその世界が面白くなっていって…。
結局、今日までファンやってます。
お疲れさまです。
ディックの初期長編からのご投稿。ディックをあまり読んでいない駄弁者は、この作品も未読です。
「四子音文字であらわされるおかた」の出演を除けば、この世界のアメリカのTV伝道師はたいてい実行済みのことのような気が…。
「そう、あなたは地球の方でしょう!」
「モーゼ、イエス、仏陀、ムハンマド、ティプラー、ウェインバーグ=チャンを生んだ聖地!処女懐胎によって知性を花開かせし鬼子種族が住まうところ、罪深き列強の手によらず、この宇宙そのものによってもたらされた汚れなきさずかりものよ!おお!」
HP :
また間があいてしまいました。しかもまた「知性化」シリーズからの投稿になります。さらに未訳作品から(笑)。
このシリーズでは人類は銀河列強から激しい敵意と軽蔑を受ける立場にあるわけですが、抑圧されしものたちから見れば、一種の英雄であると言えなくもありません。
まあ、この異星種族(ソロ族にいぢめられている弱小種族)のようなのはちょっと極端かもしれませんが(笑)。
お久しぶりです!第16集以来のご投稿、とても嬉しいです。
いま旬の「知性化の嵐」3部作からとは、二重に嬉しいです(第16集当時に言っていた「新シリーズ年内刊行」からは大幅に遅れてしまいましたが…)。ご自分で訳されたとは、やりますね〜。
私はちょうどいま「変革への序章」を読んでいる最中。原書にはちょっと手が出ないので、邦訳が出るのを楽しみにしています。「Heaven's Reach」は3部作の3作目だから、まだちょっと先になるでしょうが。
>処女懐胎によって知性を花開かせし…
なるほど、処女懐胎が信仰の元になるならば、主族のいない人類は種全体が信仰の対象になってしまうわけですね。
HP :
「二・二六事件の黒幕」という役割を押しつけられて刑死した男が、明治三十九年、二十三歳で書いた処女作より。
『幼年期の終わり』か『2001年宇宙の旅』といった感じの、ハッタリのかまし方が格好良さげ。
[参考]大宮信光『SFの冒険』新時代社
松本清張『北一輝論』講談社
BGM:「歩いて、車で、スプートニクで」ムーンライダーズ
なんかすごい名前が出てきましたね…。
私は「幼年期〜」「2001年〜」より小松左京の「果しなき流れの果に」の方を連想しました。
「将来に進化し行くべき神と〜」の辺りで和風ティエール・ド・シャルダン?とも考えましたが、これはちょっと(かなり)的はずれ。
HP :http://www3.justnet.ne.jp/~343-45/
異星種族クワックスに征服された人類は、太陽系に閉じ込められてしまうのですが。
太陽系外へ出られない現代に生きる私の場合「見る、探る、驚く」を得んがために、SFを読んでいるのかもしれません。
日常にも驚くべきことはいくらでも潜んでいる…んでしょうが、それを見つけるための時間と、それ以上に心の余裕がなかなか無かったりします。冒険小説やSFを読むというのは、手っ取り早い代償行為ということなのかも(言っててヘコんできました)。
ところで(気を取り直して)この「時間的無限大」はバクスターの長編シリーズ「ジーリー」ものの一冊ですが、このシリーズの既刊、いまでも全部入手できるんでしょうか?
HP :http://www3.justnet.ne.jp/~343-45/
異星種族クワックスに征服された人類は、長寿のテクノロジー「ASテクノロジー」をとりあげられてしまうのですが。
元々そんなものない現代の私の場合、「無限の闇」のことを考えると、無謀にこそならないものの、暴れだしたくなります。
わずか数十年しか時間がないからこそ無謀なことができない、という考え方もあることはあります。
ああ、でもそんなことは最初から一生の長さがそういうものだと了解しているから思えることであって、100年、1000年単位であったものが数十年になれば、自暴自棄にもなるか。
(中略)
ACは言った。
”光あれ”
すると、光があった。
HP :http://www.f3.dion.ne.jp/~sato_t/
人類史上もっとも複雑なコンピュータ、マルチヴァクがコンピュータ技術者に冗談半分で聞かれた質問、「エントロピーは逆転可能か?」に答えるべく、人類や宇宙そのものと融合した後も答えを探し続けた結果、最後に見つけた方法がこれ。文中のACとは、マルチヴァクのなれの果ての呼び名です。
大のアシモフファンの私ですが、あらゆる中・長編を退け、もっとも好きな作品がこの短編「最後の質問」(奇しくも、アシモフ自身ももっともお気に入りの作品だと言っておられました)。まあ、言わずとしれた創世記のパクリ(?)なんですが、笑えるジョークのようであり、ちょっと背筋に震えの来るようなオチであり。一応名文句と言うことで(?)。
ご投稿の出典は読んでなかったので、図書館で「停滞空間」を借りてとりあえず出典作品だけ読みました。スケールが大きくなりつつも、同じ質問が繰り返されるところが面白かったです。
「エントロピーの方向を逆転する方法」と聞いて、まず最初に考えたのが「ああ、その方法を知っていれば図書館の書架のパニック状態を直せるのに」ということ。小さい、小さすぎる…。
そういえば、アシモフは大型万能コンピュータの名前によく「マルチヴァク」を使ってますね。
人は、ただの人間であることに異議を唱え、そこから抜けようとあがく瞬間からただの人間であることをやめるのだ。私は、随分前に「ただの人間」をやめたぞ。泣き言も、自分が小さい事を悲しむのもやめた。それよりは隠れて努力することにした。
努力は恥だが、悲しむよりはいい。ただの人間である事を悲しむよりも、世界を敵に回して戦うための実力を磨くほうがいい。
HP :http://www.geocities.co.jp/Bookend-Shikibu/9612/
初めて投稿します。
PS用ゲーム『ガンパレード・マーチ』、芝村舞の言葉より。本当はもっと長いのですがカットしました。
ガンパレには結構良いセリフが多いように思うのですが、意外と投稿が少ないようで驚きました。まあ、ゲームですから、シナリオの根幹にあたる部分も多数含まれますし、投稿しにくいということもあるんでしょうけど。
少ないとは言いますが、これで3つ目の「ガンパレ」からのご投稿。
非常に男前なセリフです。さすがゲーム中のメインヒーロー(ヒロインに非ず、でしたよね?)。
ちなみにこの作品、今年の星雲賞(メディア部門)受賞作です。
HP :http://www3.justnet.ne.jp/~343-45/
アメリアは、とある辺境星地方紙が面白くて創刊号からのバックナンバーを注文したものの2ヶ月もまえにあちらの星を発想済みなのに全然届きません。
アメリアのお供で宇宙港に通うエリスが、お目当てのソーダスタンドの全メニューを食べ尽くす日が来る方が早くなりそうな気配です。
はい、シンプルかつ共感を呼ぶ叫び声ですね。
で、いざ手に入れてしまうといつでも読めるという安心感から、なかなか読み出そうという気になれなくなるというのも、よくある話です。…少なくとも私には。
そうしたら?
「私の腕もあの人の腕と同じようにつめたくなっていたわ。それから私はあの海のそばへかえって、ずっと海を見ていたんです。」
HP :
土曜サスペンス劇場「海を見る女〜夕日は東キャナル市を群青色に染めて〜」をお送りしました。
そうして女は波打ち寄せる岸壁に立ち、やがて落ち行く夕日に背を向けたのであった。(スタッフロール&エンディング)
…って、ここの金星には海があるんですか?あってもH2Oじゃないような気が…。
フォームに戻る