第28集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第30集を見る
地球連邦の意図も、今ではただ一つの記録を残しているにすぎない。記録にとどめるにはあるいはむしろこの年、気温が異常に高かった、ということの方が意義があるかもしれない。モウコジャコウソウCが火星の砂漠にはじめて灰緑色の群落を形づくった、という記録の方が重要なのかもしれない。少なくとも文明の興亡よりは確実であろう。
出典:
光瀬龍「流星2505年」
紹介 :屋良一 様
コメント:
駄弁者:
「今度生まれ変わったら……天使のようなロボットに……」
出典:
藤子・F・不二雄「大長編ドラえもん7『のび太と鉄人兵団』」
紹介 :DDA 様
コメント:
駄弁者:
可哀相に、何も知らないスーパーマン。
出典:
A・E・ヴァン・ヴォークト「地球最後の砦」(浅倉久志訳)
紹介 :中年はひとむかし 様
コメント:
紹介 :くうねるよむとぶ 様
コメント:
駄弁者:
我々人類が寄生虫として成功しようと思うならば、師に見習う必要があるだろう。
出典:
カール・ジンマー「パラサイト・レックス」(長野敬訳)
紹介 :好古真之 様
コメント:
駄弁者:
「それは魂の作り方を誰も知らないからです」
出典:
カレル・チャペック「R.U.R」
紹介 :冬寂堂 様
コメント:
駄弁者:
人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、すでに半世紀が過ぎていた。
出典:
富野喜幸「機動戦士ガンダム」
紹介 :すちーぶ 様
コメント:
駄弁者:
『まいどおなじみ、<しきがみおえど>の強襲販売でございます。本日は反重力ぶらさがり健康器がお安くなっております』
出典:
朱鷺田祐介「パラダイス・フリート極楽艦隊 第6章『<企業国家>しきがみおえど』」
紹介 :時の蛇 様
コメント:
駄弁者:
「そうじゃない、いいか、よく聞きなルーキー。ゲームを本当に作ってるのは、会社でも上の連中でもない。オレ達なんだ。
出典:
セガ製作「セガガガ 第一章『SGGG始動!』」
紹介 :時の蛇 様
コメント:
駄弁者:
「仕事ですから」
出典:
山本剛「トーキョーN◎VAリプレイ『猟犬たちの午後』」
紹介 :時の蛇 様
コメント:
駄弁者:
「司令、お手伝いさせてください」
出典:
サンライズ製作「アルジェント・ソーマ」
紹介 :A.J 様
コメント:
駄弁者:
「新しい技術の開発に一度や二度の失敗がなんだ。」
出典:
野尻抱介「ロケットガール」
紹介 :NAL 様
コメント:
駄弁者:
「『昔、トーマス・アルバ・エジソンという男がいて・・・ 刑務所に電気椅子をセールスしてまわった男だが、そいつが言った。天才とは99パーセントの汗と1パーセントの霊感だ、と。低能の教育者どもは、だから人間は努力しなくてはならない、と生徒にお説教するが、低能でなくてはできない誤解だ。
出典:
田中芳樹「七都市物語」
紹介 :へかあて 様
コメント:
駄弁者:
本書には真実はいっさいない。
出典:
カート・ヴォネガット・Jr「猫のゆりかご」(伊藤典夫訳)
紹介 :すちーぶ 様
コメント:
駄弁者:
人類にとっては小さな1歩かもしれないけど、俺にとっては大きな1歩だ!!
出典:
アンドルー・チェイキン原作,トム・ハンクス製作総指揮「人類月に立つ 第7話 ”友情の絆〜アポロ12号”」
紹介 :kate 様
コメント:
駄弁者:
われわれは新しい思想を開発しなければならない。われわれはこれまで考えもおよばなかったような仕方で互いを愛さなければならない。そして、もし、暴力に名誉が伴うものなら、われわれは潔くそれを認め、それを結論と見なし、結論と見なしたことに罪の意識を感じながら生きることを学ばねばならない。
出典:
ハーラン・エリスン「(短編集「世界の中心で愛を叫んだけもの」)まえがき──リオの波」(伊藤典夫訳)
紹介 :みりあ 様
コメント:
駄弁者:
はっはっはっは! 無駄だ ムダ!!
出典:
イダタツヒコ「ゴルディアス<2>」
紹介 :好古真之 様
コメント:
駄弁者:
「そのひと、アデレイド?どんな贈りものを残してくれたんですか?」
出典:
谷口裕貴「ドッグファイト」
紹介 :走る岩 様
コメント:
駄弁者:
「お前たちは、単なる交渉のためにここまで来たのではのではあるまい。なにをしに来た?」
出典:
笹本祐一「ARIEL 17」
紹介 :走る岩 様
コメント:
駄弁者:
「バッハとモーツァルトとベートーベンの名にかけて、ピタゴラスとニュートンとアインシュタインと、バートランド・ラッセルとウィリアム・ジェイムスとユースタス・ヘイドンの名にかけて、立ち去れ!
あらゆる不調和な、不協和なるもののけと力よ、いますぐ消えてなくなれ!」
出典:
フリッツ・ライバー「闇の聖母」(深町真理子訳)
紹介 :屋良一 様
コメント:
駄弁者:
大地って何だ
出典:
二瓶勉「BLAME!」
紹介 :骨魚 様
コメント:
駄弁者:
第28集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第30集を見る
HP :
時は2505年、今や忘れられ歴史のゴミ箱に放り込まれかけている地球連邦は突然「我々は「タイムマシン」を開発した!消されたくなければ、言うことを聞け!」と世界中を恫喝した。
その顛末について記す後世の歴史家「ユイ・アフテングリ」の筆は容赦が無い、人類の運命がどーのこーのより、夏が暑かったことの方が重要と言い切るのだから。
人類と他の種や自然現象とを等価に見るとすれば、文明の興亡よりある植物種が異星に根付いたほうが重要なのかもしれないです。
まだ「たそがれに還る」しか読んでないんですが、このアフテングリ氏は人類ではないのではないかという感触を持っています。
HP :
初めての投稿です。よろしくお願いします。
SF名言集ということで、S(すこし)F(ふしぎ)の藤子作品から引用させていただきました。
このセリフは、敵でありながらのび太やドラえもんたちに協力することになったリルルという少女(ロボット)が、最期にしずかちゃんと別れるときに言うセリフです。
ロボットたちの未来をかえるべく、タイムマシンで過去に戻るしずかちゃんとリルル。しかし過去を変えるということは、リルルにしてみれば自分の存在自体を消すことになる……。
リルルが光に包まれながら消滅していくシーンは、名シーンが多いドラえもんシリーズでも珠玉のラストシーンだと思います。
はじめまして。初投稿を歓迎いたします。
そういえば、ドラえもん出典も初めてなわけでして。今まで出てこなかったのが不思議です。「四次元」という語やタイムマシンのパラドックスなどをこれで知ったという人はきっと多いと思います。
私自身は映画版ドラえもんは1作目「のびたの恐竜」、2作目「のびたの宇宙開拓史」しか見たことがありません。「のびたの恐竜」では大泣きした記憶があるのですが。
映画7作目のこの作品も評価が高いようですね。
HP :
名文句をいうのは、登場人物の(現代)女性。言われるのは、全人種の混血のようにみえる未来の超人。
しかし、物語後半では女性の能力は超人を凌駕し、更に、女性サイドのみ時間が物語開始時点に巻き戻され(ヴォークトさん得意の反則技)ている。
エンディングシーンで、のこのこ現れた(物語開始時点の)未来の超人をみて名文句は発せられる。
中学生であった私は、「あ、こりゃ、たまらん」と思ったものです。
HP :
訳者の浅倉久志氏があとがきで、「もしSFいろはカルタが製作されるとしたら、なにをおいても収録されるべき名文句で」と書かれているので浅倉久志氏に敬意を拝し久しぶりに投稿しておきます。
リクエストに応えていただきありがとうございました。
この作品、お話の様子ではかなり有名な作品のようですが、恥ずかしながら名前さえ知らなかったです。
「武器製造業者」とか「スラン」などを読んで、ヴォークトはスーパーマン的な登場人物が好みなのかと思っていましたが、この作品ではかなり皮肉な見方をしている?
追記:
くうねるよむとぶさんからのご投稿では「気のどくに、なにも知らないスーパーマン!」となっていました。訳者はやはり浅倉氏なのですが、改訳があったんでしょうか。
HP :
「価値の相対化」はSFの美質のひとつであり、このノンフィションにはそれが認められるかな、と。
「宿主は生かさず殺さず」が寄生虫の本領で、人類と地球との関係も、寄生虫と宿主とのそれに似たようなもんじゃないか、というのが、著者の持論な訳です。
ここだけ聞くと「なめんな」という感じかもしれませんが、その「なめんな」的結論に、充分な説得力を持たせてしまうのが、著者の筆力なのですね。
(・・・ただこの本、食前食後は避けたほうが無難かと)
BGM:「Tell The Truth」デレク&ドミノス
「『価値の相対化』はSFの美質」というのにはまったく同感。そうしたときに表れる認識の変化が「センス・オブ・ワンダー」というものではないか、と思います(森下一仁「思考する物語」あたりの受け売りですが)。
寄生虫として成功する人類、というところで先日読んだポール・ディ・フィリポ「系統発生」を連想しました。まさにそういう話なんですよ。自分で名文句に入れてしまったほど感銘を受けました。
HP :
はじめまして、初めてカキコします。このHPをはじめて知ったのは五月頃なんですけれどもそのころは会社のパソコンでそっとみているだけだったので…。台詞は、RURのある島へ「ロボット」の人権を抗議しにきた女性が支配人との議論の中での女性が「ロボットにはなぜ人権がないの?」(確かそんな台詞でした、今手元に本がないもんで…)に対する支配人の台詞。ガイナックスの人たちが知っていたら面白いだろうなぁ、と思っていたのでよく覚えています。そいえばここでのロボットって、有機物を合成して作られる、本当の合成人間なんですよね。
はじめまして、ようこそいらっしゃいました。
ロボットの語源となった古典中の古典からのご投稿。小説じゃなくて戯曲でしたよね。そういえば「山椒魚戦争」読んだけど、こっちはまだでした。
多くの「ロボットもの」でテーマとなっている「魂」問題が、ここですでに取り上げられているのはさすが。でもそれじゃあ、人間にはあるという「魂」とは、いったい何…?
地球の周囲の巨大な人工都市は人類の第二の故郷となり、人々はそこで子を生み、育て、そして死んでいった。
宇宙世紀0079、地球から最も遠い宇宙都市サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦政府に独立戦争を挑んできた。この一ヶ月あまりの戦いで、ジオン公国と連邦軍は総人口の半分を死に至らしめた。
人々は、自らの行為に恐怖した。
HP :
ガンダムのオープニングのナレーション(永井一郎氏)です。まだ掲載されてないと思ったので、投稿しました。
最近は安彦良和氏のマンガ版ガンダムの連載が始まったり、ガンダム誕生から20年を経ても新たな動きがあったりします。
もうガンダムは「ブーム」ではなくアニメの古典として定着しつつありますね。
ちょっと長すぎるんで切ろうかと思ったんですが「人工都市は人類の第二の故郷となり、人々はそこで子を生み、育て、そして死んでいった。」のフレーズは外せないし、「人々は、自らの行為に恐怖した。」のところは小学生のとき見ていた時分から頭に残っているし…ということで結局全文いきました。淡々とした語りが非常に印象的だったんですよね。
「全惑星に警戒警報を放て!財布を隠せ、どこかに隠れろと!」
「もう間に合いません。すでに全通信周波帯で、テレビ・ショッピングが放映されています!」
『3メートルと1メートル高枝切り鋏の2本セットに、再生自在の高枝がついて、なんと10万ガメル。これはお得ですねえ』
HP :
“えすえふなサラリーマン”三連発その3。
地球の存在すら忘れられた遥かな未来。銀河を三分して覇権を競う個性豊かな星間国家の闘いを描いたTRPG「パラダイス・フリート」のワールドガイドから引用。
企業国家しきがみおえどは、国民のほぼ全員がサイボーグ化されたサラリーマンであり、彼らの「侵略」とは、対象の星の住人を、優良な顧客になるよう洗脳しまくることなのであります。ですので、上記のような光景が展開されることになる、と。
なお、文中の「高枝切り鋏セット」は、説明の通り再生機能つきの高枝が付いてくるため、通信販売にありがちな「買ってみたら意外と使わない」という事態が決して起きないという、彼らのイチオシ商品だそうです。
こちらもTRPGですか。
サラリーマンというよりは、昔懐かしの押し売り屋さんのテイストが…。モノフィラメントのゴムひもとかも売っているかも(時の蛇さんによりますと、モノフィラメントゴムはないけど納豆製造ナノマシンや、レーザー光線を跳ね返すUVカットストッキング(銀行強盗に使わないでください)はあるとのこと…)。
いま掲示板の方で田中芳樹「銀河英雄伝説」の話題がでていますが、フェザーンがこんなんだったらイヤだな…。
上がどんなに無茶を言ってこようとそれを言い訳に、客につまらないものを出しちまったらそこでオレ達の負けなんだよ。」
HP :
“えすえふなサラリーマン”三連発その2。
天の時を得てしまい、早くも21世紀最大のバカゲーの称号を得たとまで言われるRPG「セガガガ」から、事情通の「プログラマ岡」氏の台詞。かつて、大気圏脱出型筐体(!)の開発に失敗し、閑職に甘んじる彼は、「失敗は上が無理を言ってきたからなんでしょう」と擁護する主人公に上記の台詞を吐きます。
彼の過去とその台詞は、物語の後半に非常な重みを持って再登場します。もし、このゲームを未体験、あるいは真エンディングに達せず終わってしまった方がいたら、ぜひ最後までプレイしていただきたい。セガ好きならずとも、ゲームが好きならば、驚くべき結末が待っています。
2025年。混迷の続くゲーム業界を制するべく、セガは一人の少年にゲーム製作の全権を委ねる。プレイヤーはその少年瀬賀太郎となり、3年の間に大ヒットゲームをつくり、ゲーム業界を支配しなければならない!
名前だけは聞いていたんですが、こんなゲームだったんですね。舞台が近未来だったとは。
20年後のセガにそんな元気があるのか、はなはだ非常に疑問ではありますが…。
HP :
“えすえふなサラリーマン”三連発その一。
世界的天変地異とそれに伴う戦争で世界が衰退する中、合成食糧市場の独占を背景に鎖国を宣言し、ただ一国繁栄を謳歌する日本。その出島として東京湾に築かれた人工都市こそが、作品名でもある「トーキョーN◎VA」であります。
台詞の主は、この世界最大の他国籍企業「千早グループ」の敏腕工作員“死の右腕”メルトダウン氏。常に企業の為に行動するという、彼の行動理念を端的に現した決め台詞です。ペットの小犬を知人に預ける時も、愛用の二刀で暗殺対象を切り捨てた時も、彼が発する言葉は常に同じ…。
出典がTRPGのリプレイというのは初めてです(ノベライズはありましたが)。
「仕事だから」という言葉はちょっと前まで最強のマジックワード(使用者:男性限定)だったようですが、最近はあんまり使えないですね。まあ使えない方がいいんでしょう、たぶん。
「死ぬかもしれんぞ」
「私達の階級章は流行(はやり)のアクセサリーではありません」
HP :
正体不明のエイリアンの来襲がほとんど日常化してまった世界の中、対エイリアン部隊”フューネラル”本部に、これまでに無い規模のエイリアンが進攻を開始。それに対し軍上層は基地の破棄を決定。しかし”フューネラル”の司令と、少数の戦闘要員はそれをよしとせず、徹底抗戦の構えをみせ、自分達以外の隊員に対し基地からの撤退を勧告。それに対し数人のオペレーターが基地に残り上の台詞を言います。
このオペレータ嬢、いつもは普通のお姉さんなのですが、こういう台詞が突び出す辺り、やっぱり軍人なんだ、と思ってしまいました。
私がとてもよく知っている懐かしの海外SFドラマでは、女性オペレータは存在自体がアクセサリーみたいなもんでしたが…。
HP :
そうだそうだとうなずきたくなりますが。
財力がついてこない場合そうとばかりも言っていられないのが、現実のつらいところですね。
というわけで、祝H2Aロケット打ち上げ成功。
いやまったく。新技術の開発には一度や二度の失敗はなんでもないですが、新技術を使う側の経営には二度の失敗は重大です。いくらH2Aがほかのロケットに比較してコストが安いといったって…。三度目がなくて本当によかったです。
ところでこの「ロケットガール」、近くアニメ化されるそうです。
エジソンの真意はこうだ──どんなに努力したって霊感のない奴はだめだ、と」
HP :
はじめて投稿します。プリンス・ハラルド市参謀長ユーリー・クルガンが知人に語ったセリフです。
わたしは最初にこの作品を読んだ時からこの『不遇な天才』の一ファンです。彼のようになりたいと実は今でも思っております。(^−^)
やっぱり田中芳樹作品って笑える名言多いんですね。
はじめまして。なんだかんだ言っても田中芳樹には根強い人気がありますね。「七都市」は尻切れトンボの大長編が目立つ田中作品の中では、めずらしくコンパクトにまとまった作品だと思いますし。
まあ、教育者の立場からすれば、努力したってだめだとは言えないでしょうけどね、たとえ真意がどうだろうと…。たしかに笑える名文句なんですが、「言いたいこといいやがって…」と思う向きもあるかも。
HP :
初めて投稿させていただきます。すちーぶです。
いつもUPされてないかチェックしています。
で、名文句ですが、前書きからの抜粋です。さあ読むぞというときにこの文章がとびこんできて、「ぶぶっ」と吹いてしまいました。
でもまだこの本読了してなかったりします。「タイタンの妖女」はサクっと読めたんですけど…。
初めまして。どうもありがとうございます。すいません、このところアップが不定期になりがちで…。
そういえば、何年か前に「ボコノン教って何?」というレファレンスを(利用者から直接ではないですが)受けたことがあります。「この回答に真実はいっさいない」と付け足してみたら…後が怖いな。
HP :
初めまして。夏休みにやってたアポロ計画を描いたドラマからの出典です。
初投稿なのにSNF(サイエンスノンフィクション)の色が強くて申し訳ないです(汗)。
アポロ11号のアームストロングの言葉「1人の人間〜」は知ってましたが、このドラマで12号のピートコンラットのこちらの言葉を初めて聞いて、とても衝撃を受けました。極めて人間らしい良い言葉だと思います。
このドラマ自体も、フィクションとノンフィクションをうまく織り交ぜたとても良いドラマでした。この言葉は多分ノンフィクションの方と思います(自信はないですが)。日本でもこういうドラマを作ってくれると嬉しいんですけど、それはムリというものですかね(笑)
たしかにSFじゃないんですが…まあ、前にもいっぺん出してしまってますから。
うん、アームストロング船長のセリフより、こっちの方がずっといいです。というか、「〜人類にとっては大きな一歩だ」の方、あまり好きな言葉じゃないんですよ。陶酔入っているような感じがしますし、説教臭いし。
ガガーリンの「地球は青かった」には思わず涙ぐんでしまいそうになるんですけどね。
HP :
何だか今の日本に突きつけられている課題のように感じて仕方がありません。
表題作や「少年と犬」など、強烈な作品ぞろいの短編集。まえがきにあるこの文句はこの短編集の共通テーマともとれます。
…最近の事件を見聞きしていると、ほんとにクロスホエンからなんか来てるんじゃないかという気もしてしまいます。
雪…つまり水の分子はすべて 水素と酸素に「開い」た!!
HP :
「嵐の前の静けさ」の感のある、コミックス2巻より。
とりあえず「お友達関係」(第24集参照)は続いてます。
BGM:「MATERIALS」布袋寅泰
何でも「開けられる」能力というのにいまひとつピンとこないのですが…当たり前か、読んでないんだし。
とりあえず題名元ネタのは、開けると(というか、結び目を解くと)アジアの支配者になれるんですが。
(コ、コメントが苦しい…)
「アデレイドは人間じゃない、犬だ。犬飼いの犬だよ。贈りものは──大きすぎて形もわからない。そこには命や信頼や勇気や共感が詰まってる」
「重いものですか?」
「ひとりでは抱えきれないぐらいにね。いや、ひとりじめにはできないものなんだ。だからとてつもなく大きくて、重い。みんなの分があるわけだからね」
「そう、あなたがたの分もある。アデレイドだけじゃない、死んでいった犬たち、無念に散ったパルチザンのなかまたち、最初の侵攻で亡くなった人々、虐殺の被害者、みんなが残していってくれた贈りものだから。
その名前を未来といいます。
ありがとう、おれのはなしは終わりです」
HP :
「ドッグファイト」は第2回日本SF新人賞受賞作です。「人の思考を感じ取る殺戮マシーンに対抗できるのは、犬と心を通わせることができる犬飼いだけだった・・・」という内容です。
戦いで犬を失い、「犬の死の瞬間」と同調してしまい精神が崩壊していく犬飼いのシーンなどは、実際犬を失った事がある人にはかなりきつかったりします。
ちょっと長いと思ったのですが、削れませんでした。
半月ほど前14年飼っていた犬を亡くしたところです。タイムリーすぎて、ちょっと複雑な気分。
猫と心を通わせて敵と戦う作品にはコードウェイナー・スミス「鼠と竜のゲーム」がありましたが…。犬派の私にはこっちの方も面白そう。
…けど、読むのはもうちょっと後にすることにしよう…。
「……侵略、そして戦争……」
ハウザーをじっと見返し、岸田博士は静かに口にした。
「それならば、得られるものは勝利か敗北か、その程度のものでしかない。進んだ知性体同士なら、それ以外の、もっとましな終わり方ができんものかと思っての」
HP :
はじめまして。エセSF者で恐縮ですが、書き込ませていただきました。
ARIELはもう説明は要らないと思いますので説明は省きます。この会話は17巻でやっと実現した宇宙人と岸田博士のファーストコンタクトの場面です。
戦争を経験し、原爆で妻を失った(正確に言うとちがいますが)博士にとっては、たとえ勝利したとしても『その程度のものでしかない』んでしょうね。
うちのご投稿では「迷」が目立つARIELですが、こっちはめずらしく「名」ですね。
もっとましな終わり方…人間同士の場合、あまりましな終わり方はしたことがないようにも思います。「進んだ知性体」への道程は遠い。
HP :
恋人に取り付いた、本の妖怪「学者の情婦」を追い払う呪文ですが、私ならこう言うでしょう。
「クラークとライバーと山本弘の名にかけて、トンデモよ立ち去れ!……しまった、こいつらみんなラブクラフティアンだ!」
これは私も読んだことがあります。クラーク・アシュトン・スミスの日記を手に入れた主人公が巻き込まれた怪事件、その元凶というのが…。78年度の世界幻想文学大賞受賞作。
うちの「学者の情婦」は、現在カードとスタトレと司馬遼と宮城谷あたりでできています。…さすがにベッドに人型で横たわってはいないですが。
友人知人もみなそれぞれ「情婦」もちです。困ったもんだ。
HP :
主人公霧亥(キリイ)がネット端末遺伝子というものを探して、この世界を形成している階層を探索する話なんですが、第二話のLOG.2大地の記憶でキリイが本を読んでいるときに“大地が冷たく静かに明るくなる頃人影は丘の上に登った。”という文章に呟いたセリフです。
世界は完璧外界(?)から切り離されているので、大地の存在そのものが忘れ去られているようで…。彼にしてみれば当然の疑問なんでしょうが、その当然さになんだか読んでて切なさを感じました。その大地という不思議なものに、彼自身の大地の記憶(人間の遺伝子の中に潜む祖先の記憶とかそんな感じのやつ。だがその前に奴は人間なのか?セーフガード以前の密使って…。)が反応したのかもしれない。
出典は月刊アフタヌーン連載。知らなかったので、とりあえず今月号を見てみました。
…なんというか、セリフが少ないんですね、この作品。絵柄の雰囲気で読ませる部分が多いのではないでしょうか。…1回見ただけなんで違っているかも知れませんが。
ご投稿のセリフですが、それが何なのか…というふうな反応が出ること自体、その重要性を無意識に感じ取っているということになるのでしょうか。
フォームに戻る