第32集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第34集を見る
「六月二十四日は、全世界的に、UFOの日だ」
出典:
秋山瑞人「イリヤの空、UFOの夏 第1巻」
紹介 :ぱんたぐりゅえる 様
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錠剤が一杯詰まった、ジュースの缶ほどの大きさの、プラスチック製の瓶が三本。
出典:
秋山瑞人「イリヤの空、UFOの夏 第1巻」
紹介 :ぱんたぐりゅえる 様
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その日パタリロは生まれてはじめて
出典:
魔夜峰央「パタリロ! 第38話『FLY ME TO THE MOON』」
紹介 :時の蛇 様
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「返しにって…それだけのために!?どれくらいかかった」
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魔夜峰央「パタリロ! 第222話『果てなき旅路』」
紹介 :時の蛇 様
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国連における合意で、どの国も月を軍事目的に使ってはいけないことになっているが
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魔夜峰央「パタリロ! 第161話『神の目』」
紹介 :時の蛇 様
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ただ社会的通念なるものを唯一の根拠に語られる「現実」など語る当人にのみ所属する現実であり、他人にとってはそれこそ虚構そのものでしかあり得ない。一方で明瞭に意識された「虚構」は当人に所属する現実の一部であり、意識されているという次元において誰もが共感可能な現実たり得る。現実などという代物は所詮は個々人が所有する虚構に過ぎず、人は他人の虚構の皮膜に映った自分を現実と呼んでいるだけの話だ。
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押井守監督「アヴァロン」
紹介 :みりあ 様
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「ここは、いい星だな」
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長谷敏司「楽園 戦略拠点32098」
紹介 :野分 様
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昔、俺が金に困っていた頃に書いたサイエンス・フィクションの世界には、日本人に支配される宇宙など含まれてはいなかったんだ。おお。
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佐藤大輔「征途 2 アイアン・フィスト作戦」
紹介 :みんめい書房 様
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「もしこれが若返り病院の部屋だというなら……ぼくの自殺スイッチはどこにあるんだ?」
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ロバート・A・ハインライン「愛に時間を」(矢野徹訳)
紹介 :テオ 様
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かまわないから、正々堂々と逃げましょう!
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森岡浩之「星界の戦旗2」
紹介 :ぺね〜じゅさまの下僕 様
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「その命が尽きる前に教えてくれ……俺はとっくにタイタンで死んでいて……この世界は、チョウたちが俺に見せている、夢なんじゃないのか?それとも、チョウのいる世界が現実で……俺のいた世界が夢だったのか?俺にはわからないんだ…」
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サンライズ「カウボーイビバップ劇場版 天国の扉」
紹介 :走る岩 様
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「あらゆるものが存在する中で、人はなぜそれ以上のものを空想するかわかるかね?…人はなぜ空を恋しがり、宇宙を飛びたがるのか、それは──昔は空を飛んでいたからだ」
出典:
サンライズ「カウボーイビバップ劇場版 天国の扉」
紹介 :走る岩 様
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「次は失敗しません ご期待ください」
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幸村誠「プラネテス」
紹介 :屋良一 様
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気がついたら本気で好きになっていたんです パソコンである彼女を
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CLAMP「ちょびっツ」
紹介 :屋良一 様
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ダックス「彼の指は外科医向きネ」
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スタートレック・ディープスペース・ナイン「伝説の時空へ」
紹介 :出羽 様
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耳たぶで着信 指先で会話 融合電話「以心」
出典:
山口貴由「蛮勇引力」
紹介 :屋良一 様
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…とりあえず 「いいえ」。
……………あなたが誰なのか いま…ようやくわかりました……
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田中ユタカ「愛人[AI-REN]」
紹介 :屋良一 様
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「文明というのは、まさに愚行の葬列だな」
出典:
大石英司「新世紀日米大戦 3 真珠湾の亡霊」
紹介 :みんめい書房 様
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駄弁者:
KNIGHT-RES(012):敵味方識別信号抹消、アカウント「ばんぱいあ・るーく」幼名『後白居近衛門飛車丸』当該機に対するすべて支援義務を放棄し、当該機よりの無線有線念線すべての質問接続を拒否する。逆賊誅すべし。:EOS
出典:
秋山瑞人「鉄コミュニケーション 2」
紹介 :新崎みこと 様
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KNIGHT-RES(037):ハト?:EOS
出典:
秋山瑞人「鉄コミュニケーション 2」
紹介 :新崎みこと 様
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駄弁者:
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HP :
再び「イリヤ」から。園原電波新聞編集長で中学生とはとても思えないハイスペックな男、水前寺邦博の台詞です。何でも公式記録に残っている最初のUFO目撃事件だそうです。「ケネス=アーノルド事件」。知りませんでした。
ケネス・アーノルド事件は1947年6月24日に起こったという事件。「flying saucer」の語がこれが初出だということも有名です。でもこの人が見た(とされる)ものは実は円盤形じゃなかったんだそうです。
それでもこの後に目撃報告があったUFOの多くが円盤形だったというのが、なんだかな〜。
見てはいけないものを見てしまった。そう思った。
〜(中略)〜
だから、薬の瓶のすぐ隣に、口径は9ミリで装弾数は十六発の「もっと見てはいけない物」のグリップが突き出ていたことに、浅羽はついに気付かなかった。
HP :
ずいぶん久しぶりですが、まだE.G.Fが出ていないので、同じ作者の「イリヤ」から。
夏休みの終わりの夜、主人公の浅羽直之が学校のプールへこっそり泳ぎに来ると、そこにはひとりの少女がいて…。という内容です。まだ二巻までしか出てないので詳しくは書けませんが、流石は秋山瑞人。この文章センスの百分の一でもいいから自分も欲しいです。
「猫の地球儀・幽の章」の作者あとがきで「ヒミツ企画1号」と言っていたのがこの作品のことなんでしょうか。これもシリーズものみたいだし…「EG・ファイナル」はかなり後回しかも。
個人的には「猫の地球儀」の系列の話も読みたいですが。
>この文章センスの百分の一でも〜
この方の文章は何というか独特のクセがあるんで、他人が見習うとコケそうな気がします。
心の底から泣きました
HP :
数百話に及ぶ「パタリロ!」の中でも、今なおベスト作品に挙げる人の多い初期傑作のラストシーンから。
月旅行を夢見る、航空宇宙局勤務の少年ロビー。彼がヒーリング超能力に目覚めたことを知ったパタリロは「設けた金で月ロケットを造って乗せてやろう」と説得し、心霊治療師として彼を売り出します。
商売は繁盛したものの、力を使うたび目に見えて弱っていくロビー。実は彼の能力は、自身の生命力を他人に譲るものだったのです。それを知って商売を止めようとしたパタリロですが、そこへ「平和運動家のアントニウス枢機卿を治療してくれ」という緊急依頼が飛び込みます。
脳溢血で倒れた枢機卿がこのまま死ねば、彼の口利きでまとまりかけていた某国の休戦条約が破綻してしまう。悩んだ末に、パタリロが下した決断は…。
目の前の友人と、遠い国の数百万人。どちらかの命を選べといわれたら、あなたならどうしますか?
あ、この話はアニメで見たのを覚えてます。何といってもラストがシリアスだったのが異色だったので。
彼を慰めようと肩に手をかけようとしたバンコラン少佐を、「さわるな!」とけわしく拒むシーンも記憶に残っているんですが、これも同じエピソードでした?
この後、マリネラで造られた月ロケットにパタリロはロビーという名を付けるんですよね。
「予定より遅れまして 2万8千年ほど」
HP :
「パタリロ!」の主要な舞台であるマリネラ王国は、密かに宇宙人出稼ぎ者の受け入れを開始しているという先鋭的な国家です。その発端になったのでは、と私が考えているのがこのエピソード。
ふとした偶然から、大銀河星団評議会議員のペットを連れ去ってしまったパタリロ。議員が長い旅のなぐさめにしていたペットを、知らぬとはいえ奪ってしまった責任を感じた彼は、おなじ航法を利用して彼を追いかける旅を自らに課します。主観にして2万5千年強の旅を…。
普通ならば、人間の精神はそれほどの長さに耐えられないという結末になるところですが、彼は普通じゃないので耐えぬきます(笑)。それでも、ラストシーンの彼が珍しく寡黙なのが旅のつらさを物語っていました。
普通じゃない、というかあれは、なにか別の生物です、絶対。
>密かに宇宙人出稼ぎ者の受け入れを開始
タマネギ部隊の中にも何人か混ざっているとか。
宇宙人出稼ぎ者に何を報酬として出しているのかにも興味がありますが。
商業目的に使っていけないとは誰も言っていなーい!
HP :
「SFから相撲まで」多様なジャンルのネタを扱っている長寿漫画「パタリロ!」主人公のマリネラ国王パタリロ8世は、若干10歳で博士号を取るほどの天才的頭脳を小遣い稼ぎと悪戯に浪費する困ったやつです。
上記の台詞は、彼の新発明「宙空レンズビーム砲」を売り出した時の宣伝文句。宇宙空間に巨大なレンズを作り出せるこの装置と、月面に好きな図形を刻み込めるレーザー投射装置を併用すれば、あらゆる国の夜空に自社の広告看板が掲げられる、という無茶な代物です。
このサイトをご覧になる方々なら、この発明品が持つもう一つの使用法に気づくかもしれません。作中では、その点についても触れています。…もっとも、オチの方はSFファンであればあるほど予想困難かも知れませんが。
「パタリロ」で来ましたか…。たしかに宇宙ネタもありましたし、アンドロイドも登場してました。
ご投稿のセリフは、アシモフ「木星買います」+ハインライン「月を売った男」を連想する…といえば、あの世の2大作家に怒られるかも。
>もう一つの使用法
ええと、レンズを宇宙望遠鏡にするとか、レーザーを軍事利用するとか、地球向けの宣伝じゃなくてファーストコンタクト用のメッセージに使うとか? どうもありきたりな発想しかできないです。
HP :
『甲殻機動隊』『パトレイバー』などの監督で知られる押井守の小説「アヴァロン」から。
荒廃した近未来、若者は現実に失望し、脳とコンピューターを直結して戦うゲーム、「アヴァロン」に熱中している日々を送っている。で、このゲームの中毒者である主人公の言葉。自分的にはゲームにハマっているときの言い訳にピッタリだと思うのですが。
ネットゲームの大盛況を考えると、なかなか説得力を増してくる言葉だと思います。
とはいえゲームをやっている途中、それも手が放せない場面でトイレに行きたくなったときには、そういう「現実」感もかなり薄れるんですけどね…。
「当然だ」
HP :http://debilotte.net
またまた投稿します。
汎銀河同盟と人類連合が千年を越して戦い続ける世界。戦略的価値がないと思われるのにもかかわらず人類連合が必死に守り続ける惑星−戦略拠点32098−が舞台の小説です。
戦略拠点32098調査チームでただ一人生き残って到着した兵士は、少女と制御官が守る『楽園』に、嫌悪感を感じながらも次第に馴染んでいきます。
『完璧な』楽園、それに対する兵士と制御官の苦悩と葛藤、そして少女……引用の台詞はすべてのことをありのままに受け入れた2人が最後に交わす言葉です。
「不安もある、解決できない想いもある。だが、溶かして混ぜて合金(アロイ)になれば、楽園はいつも胸の中にある。」
と兵士は想いますが、これは多分制御官の想いでもあったのかな、と思います。
ここのところ架空戦記からのご投稿が多かったので、一瞬これもそうかと思ってしまいました。
違いましたね、角川スニーカー文庫だし。第6回スニーカー大賞金賞受賞作だとか。
いくつかのレビューで秋山完の作品と雰囲気が似ているとありましたが、どうでしょうか。もしその通りだったら、結構私の嗜好にも合っているのですが…。
HP :
1968年、祖国を二つに分割されながらも、宇宙開発を着々と進めつつある(南)日本について、R・A・ハインライン退役中将(いまさら野暮ですが、ハインラインは元海軍士官です)が述べた台詞。
まさか、フィクションとはいえ、ハインラインのぼやきを聴くことができるとは!
しかし、日本人に支配される宇宙と、そこで展開されるスペースオペラ…NASDAの皆さんには失礼だけど、どうも実感がわかない、というより、似合わない(異論はいろいろあるでしょうが)……。
佐藤大輔の作品でも、これは初登場。
コンピュータが大統領になる話は想像できても日本人が宇宙に進出する話は想像できなかったんですね、中将閣下(笑)。
HP :http://chu.infoseek.co.jp/138897/
2回目の投稿です。その後もコツコツとSFを読みつづけています。
最近、この「愛に時間を」を読み始めました。あらすじを読んで、衝動買いしました。(と言っても古本屋で200円ほどですが…)
4000年以上生きた男、ラゼラス・ロングが死を迎えようとしたそのとき、自分の子孫に捕まり、若返り病院で軟禁同様の生活を強いられる。そこで彼は一計を案じ、子孫にひとつの要求をつきつける、「まだ自分の体験していないことを探せ」と…
まだ1巻の途中なので中身の言及はできないんですが、一番最初の方にでてきた、この言葉、矛盾していますが、主人公ラゼラス・ロングの心からの叫びなんでしょう。
こういうのを見るとSFを読んでていいなァ、と思います。今の現実ではありえない悩みを持つ心の葛藤はどういうものか?
うーん、想像するだけでワクワクします。
実はこの作品、高校の時読みかけてやめたことがあります。
作品の良し悪しとは関係なしです。手に取ってから「メトセラの子ら」の続編だと知り、後回しようと思って、それっきり。いまいちハインラインとは縁の薄いSF読書歴を歩んでます。
これのさらに続編が「落日の彼方に向けて」ということも情報としては知っているのですが…。
HP :
第25集以来、久しぶりでお邪魔いたします。
せっかく私のHNをいただいていることですし、星界シリーズ随一の猛将にして最悪の困ったちゃん、スポール(中略)レトパーニュ大公爵ペネージュ提督のセリフです。SFとしては多々甘いところのある作品なのでしょうが、私はこの方がおられるだけでこの作品を買ってしまうのです。
実は文庫本の同じページに当シリーズで最も有名なクファディス参謀長のセリフ「敵は意外に〜」があるのですが、あえてこちらを選んだのは、アニメ版でのセリフ回しがカッコよかったからです。どうしようもない理由ですみません。当HPの品位を下げてしまったのでは、と危惧しております。
ところで彼女は、参謀制度を比較的重視する当シリーズでは唯一、自分で戦術を立案し、自分で前線に立つという、いわば「銀英伝」型の将帥です。クファディス参謀長はただのツッコミ役ですし(もっとも、当シリーズの指揮官と参謀は大概ボケとツッコミの関係にありますが)。そう考えると、指揮するときに「逃げる」なんていうのも銀英伝風でしょうか。彼女の性格自体はヤンさんよりはビッテンフェルトさんに酷似してますけど。
ヤン先生のは「よし、全艦隊、逃げろ!」でした。
ほとんど同じセリフでもスポール提督が言うと、微妙に無責任な気配がただようのは、気のせいでしょうか。
HP :
スパイクと闘う途中でヴィンセントが彼に問う場面です。
「ヴィンセントは軍の実験体としてタイタンで死線を彷徨う。それ以来現実感を喪失した彼はそれを取り戻すための闘いを世界に仕掛ける」というのがこの映画のストーリー。
同様の問いを持つスパイクは後にテレビ版最終話でこの問いに答えを出す事になります。
しかしこの問いは実は、誰もが持っているモノではないでしょうか?気がつかないふりをしているだけで。
おお、荘子だ、胡蝶の夢だ。
「不知 周之夢為胡蝶與 胡蝶之夢為周與」…ちょっとそのまますぎやしないかとも思うのですが。
「……ここはヤクも売ってんのか?」
「空想できるものは、存在できるものなのだ。たとえ目には見えなくてもな」
HP :
去年見た映画の中でトップ3にはいるカウボーイビバップ劇場版より。
物語の鍵を握る怪しい商売人ラシードとスパイクの会話からです。
よく聞く類の台詞ではありますが、「昔空を飛んでいたからだ」というフレーズが気に入ったので。
私としては、「空想できるものは、存在できるものなのだ。」のほうにグッときますね〜。
HP :
死者324人・損害2兆ドルを出したエンジン出力実験の失敗について、実験責任者ロックスミス氏のコメント。男ならかく在りたいものですな。
事故の記者会見で「責任をどのようにとるのか」と聞かれて、「残したデータの内容には満足しています」のあとに続けてこのセリフ。
これを見ていた主人公の親父さんは「ああいう悪魔みたいな男はいい仕事するぞ」とのこと。
…お願いですからどこか遠くでいい仕事して下さい。
HP :
ケーキ屋のご主人は、パソコンにプロポーズして、周囲の祝福の中結婚したのですが、1年程すると元々安物だったパソコンは部品にガタが来てデータが飛んだり、フリーズしたりするようになっていきました。ついには数秒前のデータも保持できず、ご主人のことも判らなくなっていきました、そしてある日…。
ロボットは不朽というのは、唯の神話かもしれませんね。
人型パソコンが流通している世界。金欠で「パソコン」が買えない主人公は、ある日ゴミ捨て場で人型(当然、美少女型)パソコン「ちぃ」を見つける…という話。
とりあえず、このマンガの「パソコン」が人型だという設定を知らない人が名文句だけ見たら、「ケーキ屋のご主人は超絶フェチ」と思われることでしょう。
人型とはいえ「パソコン」であるからには、耐用年数は3年から、もって5,6年?「最後の日々」でちょっとしたアルジャーノン風物語ができそうな感じです。
HP :
明けましておめでとうございます。2002年最初の投稿になります。今年もよろしくお願いします。さて、これまでTOSとTNGとVGRからは紹介しといてハバチョを作るのも何なので、DS9から。
ひょんなことから80年の時を遡って初代エンタープライズに邂逅し、そこでジャッジア・ダックスが昔馴染みの艦医マッコイを発見して懐かしさに思わず呟いた、オトナの女性の一言です。これを聞いたシスコ司令官のちょっと呆れたような表情の意味は、お子様にはちょっと難しかったでしょう。それにしても、頑固で少々偏屈なドクターマッコイも、若い時はやっぱり若かったのですねー。
レギュラーの宇宙船がでてこない(最初の方のシーズンは)せいでウケが今ひとつだったのでしょうか、私の住む東海圏では途中で放映がうち切られてしまってます。私はVGRよりこっちの方が面白そうだと思っているのですが。とくに最終エピソードは見てみたい!
「伝説の時空へ」は角川スニーカー文庫でノヴェライズも出ていますね(訳題「トリブルでトラブル」)。しかし映像ではファンサービス満点のこのエピソードも、文字で読むといまひとつでした。
…ところでスタトレネタで、こんなのを見つけました。DS9じゃないですが。
HP :
ヤングアニマル掲載の漫画より。
この作品は、なによりも秩序を重んじる近未来の日本社会にあって「敬人尊野蛮」を胸に刻んで社会から疎外された浪人者(失業者等)のために戦う由比正雪を主人公としている。
そんな日本において、新時代を開く通信ツールとしてCMが流されるのがこの「以心」。
ナノテクを駆使した30ミクロンほどの機械で、脳と耳たぶ・指先に移植するとたちまち着用者の神経系を改造して大脳自体を通信機能や、天体観測をこなし見たものを自在に記録・加工したりする超視覚、7ギガフロップスの演算能力を備えたニューロコンピューターに改造し、ゆくゆくは他人と意識を共有することすら出来る融合人種へと導く。という優れもの。
さあ2051年夏、あなたも神機と結ばれよう。
融合しますか?
はい いいえ
脳自体をナノテクで加工するというのは、なんかイーガン「宇宙消失」に出てくるモッド技術みたいだな、と。「宇宙消失」だと探偵用とか警官用のほかにゲーム用のモッドもありました。
>指先で会話
ETのアレをやってる姿を連想してしまいましたが…
あなたは「ひとごろしの夢」だ 「夢」そのものなのね…
HP :
白泉社の月二回漫画誌「ヤング アニマル」掲載の漫画より。「世界には「ひと殺し」と「殺されたひと」しかいない、世界は人殺しの夢から出来ている」と断罪する作品の中で、
国連事務総長カレルレンは死の淵で、かつて全人類に対して「私はあなたを許します、だから私を愛してください。」と語った謎の超人類「HITO」のリーダー「キリト」に語りかける。
「ひとごろしの夢」とは、「何時か許される」という、叶う事などありえない望みのこと。何故なら、許しを与えられるのは殺された被害者のみに出来ることなのだから。
ホロコースト後っぽい(というよりセカンドインパクト後っぽい)世界を舞台に、死の宣告をうけた少年と、彼が孤独に負けて申請した人造遺伝子人間「愛人」との生活を中心に描く作品。
田中ユタカといえば、18禁マンガなのに局所よりも背中がカユくなる作品を書く人だと…(偏見?)。年齢制限のある出典はお断りしているのですが、これは制限かかってないですし。もっともなんで「ヤングアニマル」にR指定がつかないのか、少々不思議ではあります。
この作品、「ベルセルク」のついでに(「ふたりH」のついでではないです)何回か流し読みしたことがあります。最初は少年少女がイチャイチャしてるだけかと思っていたんですが、どうも見るたびに「話」になってきているようで。
話は違いますが、私が上の「ベルセルク」を読み出したのは「エクーメン非公式支部会議」のカタノさんの影響なのですが…。お元気ですかねえ…。
HP :
今回は、「リアル系」架空戦記から一言。
(架空戦記にも、ロボットアニメのように「スーパー系(旭日の艦隊など)」と「リアル系(レッドサン・ブラッククロスなど)」の区別があるような気がするのですが、気のせいでしょうか?)
第二次真珠湾攻撃に向かう、自衛官の一人が思った台詞。(だったかな?原書を手放してしまったので、うろ覚えなもので…違っていたら誰か訂正してください)なんだか深く考えさせられる台詞です(もっとも、その葬列をより長くしようとしているあんた等に言われたくないよ。と駄弁者さんが言いそうですが)昨年も、葬列に何人も、いや何千人も加わってしまったし…
…先に言わないで下さい。書くことなくなってしまいますから(泣)。
「愚行の世界史」という、題名そのまんまの本も読んだことがありますけどね。副題は「トロイアからヴェトナムまで」。日本人が書いたら「白村江から真珠湾まで」に?
ROOK-RES(011):敵味方識別信号抹消、アカウント「ばんぱいあ・ないと」幼名『後白居近衛門駒之守』当該機に対するすべて支援義務を放棄し、当該機よりの無線有線念線すべての質問接続を拒否する。お前を、連れていく。:EOS
HP :http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/8597/
同じく鉄コミュニケーションから。宣戦布告。個人的には一番かっこいいシーンかと。
秋山さんは終盤盛り上げるのがホント上手いですねー。
性能も戦闘経験もルークよりナイトの方がはるかに上。「お前を、連れていく」とは相討ち狙いの宣言。
けどチェスではナイトよりルークの方が大駒なんだけどな…。
ご投稿をいただいたときは戦闘メカに「幼名」って何?と思っていたのですが、読んでみるとちゃんと背景がありました。
「…そう、いきてるハト。てじなは、ぼうしからハトが出てこなきゃだめなんだもん。」
ナイトは意地を張った。
KNIGHT-RES(038):次までに練習しておく。:EOS
HP :http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/8597/
続いて、同じく秋山作品から。イーヴァと、凶悪な戦闘メカである筈のナイトの会話。
人間ではないが極めて人間に近い姿をしているイーヴァ。人間に作られたが人間と対極の立場をとったナイト。二人の接点はどこにあったんでしょう。
人質にとった少女型ロボットに対し、なぜかおっかなびっくり気を引きたがるサイ○ーグ○の図。
意地を張るくせに両者とも孤独に弱いというのが接点だったんじゃないでしょうか。
今年に入ってから読んだんですが(好古真之さん、感謝)、この人の作品は人間以外のキャラクターが立ってますね。
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