第161集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第163集を見る
「普通の人々」は、どこにでもいますから
出典:
椎名高志「絶対可憐チルドレン」
紹介 :可児歳蔵 様
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駄弁者:
私は今年で37歳になる。
出典:
空知英秋「銀魂」
紹介 :砂漠の狐 様
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駄弁者:
これにて閉廷!
出典:
ジョン・ワーグナー原作・ダニー・キャノン監督「ジャッジ・ドレッド」
紹介 :砂漠の狐 様
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駄弁者:
ゴネ続ければ歴史も変わる
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石川雅之「もやしもん」
紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
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駄弁者:
いいわ。いつまでも人のせいにしていれば? 化けもんに襲われるのはあたしの父さんが不甲斐なかったせい。妖精伝説を忘れたり、巫女に辛くあたったのは、グッチンの目が光ってたせい。そしてこうして座っているしかないのは、皇子さまが都から助けを呼んでくれないせい──なのよね!
出典:
菅浩江「ゆらぎの森のシエラ」
紹介 :ぽちぽち 様
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なんじょれ熊の木
出典:
筒井康隆「熊の木本線」 短編集『おれに関する噂』に収録
紹介 :垂直応力 様
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彼は自分が一瞬にしてこの現実世界の秘密を知りえたと気づいて、大声をあげていた。
出典:
かんべむさし「言語破壊官」 同名短編集に収録 短編集『トロッコ』にも収録
紹介 :垂直応力 様
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「人類絶滅にもお役所仕事かよ」
出典:
機本伸司「僕たちの終末」
紹介 :zn 様
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上着を着ているものは敵だ――殺せ!
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ロバート・A・ハインライン「人形つかい」(福島正実訳)
紹介 :二文字祭 様
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「実際人間って奴ァ見方によっちゃよくできた機械(からくり)よ。
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空知英秋「銀魂 第百四十二訓『女の涙に勝るものなし』」
紹介 :Y 様
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それにね、キョン。もし非現実的物語世界空間に放り込まれたとして、キミがフィクションにおける主人公達のように都合良くたち振る舞えるかは甚だしく疑問と言うしかない。彼らがなぜ知恵や勇気や秘力や能力を駆使して逆境を打破出来るかというと、それはそのように制作されたからだよ。ではキミの制作者はいったいどこにいるんだい?
出典:
谷川流「涼宮ハルヒの分裂」
紹介 :Y 様
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駄弁者:
「わたしはまだ、それをきみに教えられるほど進化した生命形態ではないんだ」
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ジョエル・アカンバーグ「人はなぜ異星人(エイリアン)を追い求めるのか 地球外生命体探索の50年」(村上和久訳)
紹介 :かんきち 様
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弓を発明した聡明なクロマニヨン人に幸あれ、そして飛び道具を使っての戦いを生み出した彼らに災いあれ。金と瑠璃で美の奇跡を生み出したずんぐりむっくりのちびのシュメール人に幸あれ、そして死せる女王の侍女たちを女王の墓に生きながら葬った彼らに災いあれ。北の野蛮と南の文化との間に万里の長城を築いた秦の始皇帝に幸あれ、そして国中の書物を焼き払った彼に災いあれ。…(中略)…
出典:
C・コーンブルース「シンディック」(千葉薫訳)
紹介 :TWR 様
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駄弁者:
オイオイオイ、ヤベーよ!!
出典:
空知英秋「銀魂」
紹介 :砂漠の狐 様
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すげぇ…… 念願の入港だ……
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アイヴァン・ライトマン監督「ゴーストバスターズ2」
紹介 :砂漠の狐 様
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駄弁者:
「俺はクラッシャージョウ」
出典:
高千穂遥「連帯惑星ピザンの危機(クラッシャージョウシリーズ1)」
紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
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駄弁者:
死なないのは死人だけ
出典:
士郎正宗「アップルシード」
紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
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駄弁者:
僕は今、戦うべき漢としてここに来ました。
出典:
今西隆志監督「機動戦士ガンダム MSイグルー 黙示録0079第3話『雷鳴に魂は還る』」
紹介 :砂漠の狐 様
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駄弁者:
ぼくは神の法律上の父親なんだ
出典:
P・K・ディック「聖なる侵入」(大瀧啓裕訳)
紹介 :TWR 様
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駄弁者:
キングジョー! 破壊! 宇宙は只々、あなたの考えをコピーするしかない……
出典:
円谷プロ制作「ウルトラセブン1999最終章6部作第5話『模造された男』」
紹介 :砂漠の狐 様
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駄弁者:
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HP :
最近ようやく手に取った漫画から。
超能力を持つ人間が増え、彼らが政経軍事上に大きな影響力を持つようになった近未来。
尋常ならざる彼らを忌み嫌う人たちの一部は、過激派テロ組織「普通の人々」を結成。丸に並の字を旗印に、エスパー(なんと懐かしい響き)やその支持者、彼らを保護する政府に攻撃をかけていました。
作中で手を変え品を変え出てくる上記のセリフは、「普通の人々」の組織を誇示するため、またその脅威を強調するため、作中で時折使われています。実際「普通の人々」の浸透力は凄まじく、市井のおばちゃんから自衛官まで、構成員はさまざま。
裏を返せばそれだけエスパーが恐れられているということでもあり、未来に希望を持ちたい主人公の前途は多難です。
身体や精神の能力が「普通」であれば、倫理的に普通でなくなっても可、という考え方も恐いのですが。
それ以上に恐いのは、そういう組織を「市井のおばちゃんから自衛官まで」が、自分自身は実際にテロに走らなくても支持してしまうということなんでしょうね。
結婚適齢期をとっくに過ぎた世間的に言う、いわゆる負け組みだ。
脇目もふらず宇宙の平和を護っていたらいつの間にかこんなおばさんになっていた。
どんないい女でもスキがなければ男は口説いてこないというが私が正にそうだった。
宇宙の平和を護る私には、一分のスキもなかった。
だって宇宙の平和を護っているからな。
スキなんて見せたら怪獣にうしろからガブリだからな。
そんな、ロクに恋愛経験のない私だ。 悪い男にもひっかかる。
妻子を持った上司との危険な恋。
そのうち別れるという言葉を信じて何度泣いたことか。
ある日、私は我慢できなくなって彼の家庭をメチャクチャにしてやろうと彼を尾けた。
家族と一緒にいる時の彼。 私といる時には決して見せる事のない笑顔を見た時、
私は思った。
私のスペスウム光線はあんなものを破壊するためにあるんじゃないと
HP :
……純粋な特撮ファンである私にとってスペースウーマンの存在は悪質なパロディに見えてしまう。
しかし! 彼女を糾弾するのはあまりにも酷というモノ。
なんだかんだで宇宙の平和を護っている事に変わりはないのだから。
特撮のパロディというよりは、メロドラマに出てくるキャリアウーマンのパロディでは。
HP :
2139年、警察官と裁判官と陪審員と死刑執行人を兼ねた究極とも言える正義の役職「ジャッジ」の活躍を描いたアクション作品。いかにもマンガっぽい内容だと思ったら原作はイギリスのマンガでした。
それでも主演のシルベスタ・スタローンの恰好良さと特殊技術のおかげで随分と見応えがあります。
そんな中、他の登場人物の中で一際目を引いたのが人肉を食べて生活しているエンジェル一家。どこからあんな個性的な人たちを集めてきたのかと思うほど見事なキャラクターで、特に面白かったのが次男のミーン。 身体が半分機械となっているサイボーグで頭にくっついているダイヤルを回す事で感情が左右するという設定はあまりにも秀逸でした。
スタローンの引き立て役に終わった彼等でしたが、彼の全てを解決した後の決めゼリフに一段と華を添えていました。
>警察官と裁判官と陪審員と死刑執行人を兼ねた究極とも言える正義の役職
こんな役職が存在するのはディストピア以外の何者でもないと思えます。
>ダイヤルを回す事で感情が左右するという設定
自分の好みを自由に設定するというのなら、イーガンの「しあわせの理由」が連想されますが…。
HP :
菌の分類で対立する日米の学者を応援する菌達が掲げるプラカード(米側)にあったセリフですこれ。
変わった歴史ってどのあたりでしょうか?
やっぱり「大量破壊兵器」とか「鯨」とか「京都議定書」とか?
それ以前に国の始まり自体、本国イギリスに対してゴネたところからじゃないかと。
まあ、米国に限った話じゃないかもしれませんが。
…(中略)…
自分で決めて行動するって、辛いことよね。誰にも責任をなすりつけられないからさ……
HP :
塩の霧のせいで作物は立ち枯れ、霧に紛れてやってくる異形の生き物たちにおびえて生きる土地、キヌーヌ。異形として送り込まれながら自我を取り戻した「騎士」と、不思議な少女シエラと。進化のひみつ、生き物のひみつ、世界のひみつにつながる戦いと始まりの物語です。
彼女の作品には、守られているだけのヒロインは存在しません。この作品のシエラもそうだし、ヒロインじゃないけれどこの台詞の主、ラチータもすごく前向きです。時には弱気になったり日和見に流れたりしても、そんな自分を叱咤する強さを持っています。
上記は、自分で物事を変えようとせず被害者になって泣いているのは楽なことだと、頼り根性な私が昔読んで頭をはたかれたような気がした言葉です。
創元で復刊された、菅浩江の処女長編より(初出は「今はなき」になってしまうソノラマ文庫…)。コメントのあらすじを見ても分かるように舞台や登場人物はファンタジーのものですが、彼らのもつ秘密はまぎれもないSFです。巻末解説によると、創元復刊の惹句には「バイオSFファンタジー」というのも検討されたとか。
主人公のシエラや金目より、このラチータやロウゼルのほうがキャラとしては光っていたんじゃないかと思います。何も特別な力を持たない人間が、時には間違いを犯しながらも進んでいくというのは、ありがちかも知れませんが惹かれるものです。
かんじょれ猪の木
ブッケ ブッタラカ
ヤッケ ヤッタラカ
ボッケ ボッボッボッボッボッボッ
HP :
ああっ!す、すいません。つつ、つい調子に乗って「本当の歌詞」を入れてしまいました。どどどうしましょう。やっぱりこの国はえらい厄災に見舞われてしまうんでしょうか。
SFというにはちょっと微妙かもしれませんが、この先生の作品ですし。
ローカル線で旅行中の主人公は、乗り合わせた男のすすめで、地元の人間しか知らない鉄道「熊の木本線」のケーブルカーに乗り込む。公式には廃線となっているはずのその列車は、地元の旧家で止まり、主人公はそこで行われていた宴に招かれた。宴たけなわで歌われ出した「熊の木節」は、皆の爆笑を呼ぶのだが、主人公が歌ったとたん、彼らの表情は一変して…。
>えらい厄災に見舞われてしまうんでしょうか
まあ、この作品が世に出て30年以上、音読した方もたくさんいらっしゃるでしょうから(踊った方がいたかは不明)、災厄は現在進行で起こっているんですよ、多分…。
「そわげた。樹はとちかねぐって、いまそわげた。ころめつづけて、とくがれなかったが、世広の心思点をいまそわげたのだ」
HP :
現実世界の「ずれ」に気づいた主人公は、思考警察に危険性思考予備検索法により保護検束される。警戒官兼検束官兼取調官と取調官兼捜索官兼言語破壊官による取調の過程で、この世界が精神三次元積層世界である事、その「ずれ」の原因を知る。主人公は他人が感じない「ずれ」を感じたことで破壊願望を持っていると判断され、現実世界を剥散(剥離分散してばらばらになる事)から守るために言語を破壊され、他人と意味を共有する言語を喋れなくなってしまう。
「原魚ヨネチ」「集中講義」など、かんべむさしが一番とんがっていたころの作品です。同名短編集の他、出版芸術社ふしぎ文学館の「トロッコ」にも収録されています。
主人公は世界を多色刷りの印刷に例え、世界をくっきりとさせる基準点となる「トンボ」が何かと考えるうち思考警察に捕まってしまうのですが…。
言語破壊官の陰の尽力にもかかわらず、世界は「剥散」しかかっているのかも知れません。ここで言われているただ一つの「トンボ」自体、人によって「ずれ」が大きくなってきているようですから。
HP :
初めまして。
この物語、大きく3つの側面が。
ただ、私には、上記のセリフ的な1側面が、個人的に非常に印象に残ったので。(この物語のファンに見られたら、「ほかにもいくらでも、「決めセリフ」「良いシーン」はあったろーに」って言われてしまいそう)。
機本伸司の3作目ですね(私はデビュー作の「神様のパズル」しか読んでませんが)。1作目は宇宙の作り方で2作目が神様、そして3作目が恒星間宇宙船…というのは、考えようによってはスケールダウンですが、その分リアルで多面的な思考実験を期待したいところです。
>人類絶滅にもお役所仕事
宇宙人の侵略があってもそれを貫き通してしまいます。
確かに、一部が満足するより、みんな等しく不満をもつ道を選びがちなところはあるかな…。
HP :
初めて投稿させていただきます。
この台詞は人間の背中に張り付いて意志を乗っ取るエイリアンの存在が明らかになり、『上半身裸になること』を義務づけた政府のキャンペーンのひとつです。
台詞だけ見るとスラップスティックにしか聞こえませんが、読中はとても笑っていられる状況ではありませんでした。
ところでこの台詞は、クールビズを推進するときに使うといいと思いませんか?
アイオワに着陸した未確認飛行物体調査のため<機関>の秘密調査員サムは、局長<オールドマン>と女性調査員ドリスとともに現場に向かう。そこで彼らが出会ったものは、人間にとりついて意のままに操るナメクジ状の寄生生命体だった。対抗策を講じようとしたときには、すでにアメリカのかなりの部分が彼らに占領されていた。サムたちの必死の作戦も効薄く、「人形つかい」たちはじわじわと人間側に残った地域を浸食していく。だが逆転のカギは意外なところ、サムの身近に秘められていたのだった…(「読後駄弁」より引き写し)。
このあいだ新装版が出ていましたね。私が読んだのは、これが出るよりは前ですが、それでもつい最近です。話はとても面白かったのですが、「何だかな〜」と苦笑するところもちらほら。上着を脱がせて寄生されているか確かめるくだりでも、「日本人は平気で着衣を脱ぐせいで、助かった」なんて言われてますし。
ラストの「自由な人間たちがいま貴様らを殺しに行くぞ!」というのもちょっと…。
>クールビズを推進
いや、殺しちゃまずいでしょう(笑)。誰かが頑固にスーツとネクタイにこだわるせいで、冷房の温度を下げられないとしたら、そういう気分になるかも知れませんが。
特に感情、心って奴ァ芸術品とも呼べる機械。
機械でも一と千両極端な感情ならもてるかもしれねェ。
しかし人間って奴ァ一から千までの無数の感情を持つ生き物。
こいつを自分の手でつくれたらそらァ職人冥利に尽きる」
「くだらねェ。人間がつくりてーなら嫁さんつくって毎晩腰降ってりゃいいだろ」
「ガハハハハちげーねぇ!」
HP :
※この会話の意味が分からないよい子のみんなへ。分からないからと言って大人にこの会話の意味を聞かないでください。こういうのは大人になっていく過程で自然に学ぶものです。そして無垢な思考でいられる今を大切に。
人間と同レベルの思考を持つロボット(作中では機械と書いてからくりと読みます)を開発しようとしている機械技師林流山の研究についての機械技師平賀源外と主人公坂田銀時の会話です。源外は銀時の言葉に対して笑いながら「ちげーねぇ!」と言っていますがかつて彼の一人息子がテロリストに荷担して幕府に粛正され、源外自身もその復讐のために将軍暗殺を企てて追われている身であることを考えると複雑な心境なのかもしれません。
腰振ってつくった場合、詳細スペックは運まかせの要素が大きくなってしまいますから、職人としてはやはり腰より手を使いたいのでは。
HP :
シリーズ最新作(2007年5月現在)から、主人公であるキョンが中学時代に彼の「親友」を自称する同級生の佐々木という女子から言われた台詞です。
もちろんこの時はキョンも佐々木も彼らが高校入学後どのような人々に出会うのか知る由はないのですが「制作者」という言い回しはハルヒの無意識によって超能力を与えられた古泉等の「機関」メンバーや情報統合思念体によって制作された長門を初めとするヒューマノイド・インターフェイスたちに対する風刺のように思えてきます。
ご投稿いただいた時点では、掲載される頃には最新作じゃなくなってるはずだったのですが…2007年7月現在、いまだに最新作です。
>キミの制作者はいったいどこにいるんだい?
制作者が天にましまして、自分たちに聖なる任務を与えていると考える人も世界中にいるからやっかいです(あえて「風刺」という言葉を使うなら、こっちに対してでしょう)。
HP :
この本は「広大な宇宙に存在している知的生命体は、我々だけなのか」という問いに対する二種類の答えの行方を追ったノンフィクションです。
つまり、異星人はすでに地球を訪れていると主張するUFO信者たちと、宇宙から飛来する電波を捕捉することで地球外文明の手がかりを得ようとするSETI計画に関わる科学者たち。一見似ているようでいて、水と油のように相容れない両者の主張をジャーナリストの著者が中立の立場で取材しています。
著者がカール・セーガンにインタビューした際に、SETIの成果があがらない理由について聞くと、セーガンは様々な可能性を列挙してみせます。そして最後に「新スター・トレック」を例にして挙げたのが、異星人はすでに地球に来ているのだが、若い文明に対する干渉が禁じられているために我々は気づいていないという「動物園仮説」です。
「われわれに彼らが見えないとしたら、彼らはどうやってわれわれを観察しているのです?」と聞いた著者に対するセーガンの答えが投稿した名文句です。
これだけだとUFO信者の主張と区別がつきませんが、それが真実だと確信している信者たちと、あくまで仮説の一つだと考えるセーガンとの間には越えられない壁が存在していると思います。
おお、特撮以外からのご投稿は久しぶりじゃないですか?
可能性がある限り頭から否定はしないというものの、この動物園仮説を本気で信じているSETI関係者はいないんじゃないでしょうか。故セーガン博士もこの答えを口にしつつウィンクでもしてたのでは。
自分が何をしているのか、何故しているのか、その結果はどうなるのか承知している人間は果たしているだろうか?
HP :
長々と失礼します。現物で確かめるのは難しいと思い全文投稿します(文庫で2ページ)。司書さんのほうで編集していただいても結構です。
ギャング・シンジケートに支配される近未来のアメリカ。そのシンジケートの幹部が人類の功罪について語ってくれます。最後の一文(自分が何をしているか〜)があればいいんですけど、その前がないと引き立たないと思います。
では、失礼します。
…すいません、途中から文字化けしてしまってました(してなくても、全文掲載はちょっとキツいですが)。出典を確認しようにも、サンリオSF文庫ですし。
結果がどうなるか承知してなかったからこそ、罪を犯しつつもここまで文明を引きずり上げてこれたんだと思います。
なんかもう、ただのイジメみたいになってきてんじゃねーかよ!!
いたよ、クラスにこういう泣き方する奴!
HP :
時の将軍、徳川茂茂をスナック「すまいる」にて接待する事となった銀時たち。
しばらくして、護衛を務めていた松平警察庁長官の意向によりみんなで将軍様ゲーム(要するに王様ゲーム)をやろうという運びになりました。
何とかして将軍を楽しませようと周りは躍起になりますが極度の不運の持ち主であった将軍に全ての命令が回ってきてしまい、それにより彼は素っ裸になってしまいました。
座ったまま微動だにしない状態で涙だけが滲み出てくるように泣いている将軍がひたすら哀れなのですがバカ笑いするほどおかしかったです。
似たようなネタをほりのぶゆきの4コマ「江戸むらさき特急」で見たことがあります。
そっちではゲームの「将軍様」を堪能した後、仕事に追われる将軍の現実にうんざりする…というオチでしたが。
HP :
ストーリー後半ではアメリカ各地に数多くのお化けが現れるのですが、いちばんインパクトがあったのがコレ。
ニューヨーク市長のもとに「タイタニック号が入港したそうです」との連絡が入り、ニューヨークの港では船体に大きな穴が開いた状態のタイタニック号から幽霊となった大勢の乗客が降りて来ていました。
それを見ていた港の関係者が思わずつぶやいた一言。
なんか色々な意味で複雑な気分になったシーンでしたね。
乗ってるのも幽霊ですが、船そのものも巨大な幽霊。
>すげぇ…… 念願の入港だ……
そういう状況でもユーモアのセンスを発揮しなければ気がすまないのか、アメリカ人。
HP :
朝日ソノラマ店仕舞い記念(記念してどうする)。
私が一番最初に読んだソノラマ文庫はおそらくこの「クラッシャージョウ」だと思います。初版が昭和52年ですから30年前!あぁ、昭和は遠くなりにけり。今回改めて読んでみましたが、律義に自己紹介する所が時代かな?と思いました。
こちらは「記念」ということで順番とばしで。私にとっても思い出深い作品ですので、ちょっとひいきしました。
小惑星破壊から護衛まで、犯罪以外ならあらゆる仕事を引き受けるクラッシャー。若いが腕利きのクラッシャー・ジョウは仲間のタロス、アルフィン、リッキーとともに宇宙を股にかけ活躍する。反乱から逃れた王女の護衛、不死薬の原料となる動物の隠密輸送、超能力者集団との戦い…。最初に読んだソノラマではないですが、スペースオペラとしては、「レンズマン」や「キャプテン・フューチャー」より先に親しんだ作品です。
>律義に自己紹介
クラッシャーは皆、「クラッシャー○○」というふうに名乗るんですが、就職したときに名字を捨てることになってるんですかね? いやそう言えば、作品全体でフルネームが出ていた登場人物が思いつかない…。裏社会のふたつ名はしょっちゅう出ていたと思うんですが。
HP :
人には寿命があります。賢者の石を研究しようが、徐福を日本に派遣しようが、不老不死なんか手に入りません。
明日の生死も不明な我々ですが、1000年先の未来や100万光年の彼方に夢を馳せる事が出来るのもまた我々だけなのです。
「命短し恋せよ乙女」なのです!
………
いや、日々を大切に過ごそうかなーって思う事があってですね。
失礼しました。
気分としては「明日を夢見て!」より「今日を乗り切る!」になってしまいがちな昨今ですが、立ち止まって日々の大切さを思うことも大切です(分かっちゃいるんですが…)。
>1000年先の未来や100万光年の彼方に…
だいぶ前にこんなご投稿もありましたね。
そして、このコックピットに座り、本当に分かった気がします。
漢たちが、命を懸けた戦いを見守ること。
その漢たちが、命を預けた兵器を見つめること。
たとえ、それがどのような兵器であっても、記憶を後世まで残したい。
だから、未来にそれが繋がって!
漢たちが信じた、たった一つの道を……
HP :
ジオン軍の技術試験艦「ヨーツンヘイム」に所属するオリヴァー・マイ技術中尉の視点で様々な試作(奇想天外?)兵器とそれに命を懸けたパイロットたちの活躍をフルCGで描いた一年戦争の番外編です。
本作は監督曰く「挫折するプロジェクトX」だそうで、確かに登場する兵器やパイロットが次々失われていく悲しい展開が続き、最後は学徒兵が搭乗するモビルポッド「オッゴ」といった殆ど特攻兵器みたいなのも登場して戦争の悲劇性も強く押し出されていますが、絶望的な状況からも必死に活路を見出そうとする登場人物たちの生き様は恰好いいです。 ストーリー上、連邦がひたすら悪役っぽく映ってしまうのやむを得ないか。
第二次大戦の頃の試作機みたいに「奇想天外兵器」とか「駄っ作機」と半ば茶化されつつ記憶に残るようでは、死んでも死にきれないんじゃ…。
HP :
作品のあらすじは邪悪なキリスト教会が支配する未来の地球に救世主がやってくる、というもので、救世主の使い走りの主人公が教会の手先に向かっていうせりふです。
SFじゃないかもしれませんが、「聖母」ならともかく「聖父」なんて普通では出てこないアイデアでしょう(しかも法律上)。
ひょっとすると単なるギャグかもしれませんが。
「ヴァリス」の後、「ティモシー・アーチャーの転生」に続く3部作の第2作目より。私は「ヴァリス」を読みかけでギブアップしてしまったんですよね…。
>神の法律上の父親
ナザレのヨセフが不遜な性格だったら、こう口にしたでしょうか。
あなたの考えはこの星に侵略者を呼び寄せる……
命を奪い、破壊を行っている……
HP :
人の願い、思考をコピーして実現化する力を持つ謎の石「ラハカム・ストーン」がカジ参謀の心を具現化した結果、レスキューロボとして復活するはずだったキングジョーが再び破壊ロボになってしまいました。
ですが、ストーリーよりもこの作品の見所は戦闘シーンですね。キングジョーの分離変形がCGで描かれていて中々にリアルです。
セブンの連続アイスラッガー攻撃(アイスラッガーが欠けてしまう!)を受け、何故か直立不動の体勢になって仰向けに倒れる最期は少しオマヌケ。
最終回の相手としてはゼットンに次ぐ知名度でしょうか(かなり水をあけられていると思いますが…)。いまいち強そうに見えない、おさまりの悪い下半身が印象に残ってます。
追記:キングジョーの登場は最終回ではないとのこと(かんきちさんよりのご指摘。ありがとうございます)。改めて調べてみたら14,15話って…全然最終じゃないし。印象でものを言ってはいけませんね。反省。
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