第65集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第67集を見る
いまのポールは……塵だった。
出典:
グレッグ・イーガン「順列都市」(山岸真訳)
紹介 : 司書の駄弁者
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「あれはすばらしい娘だね、サイモン」とかれはいった。そしてあわててつけ加えた。「べつにそれだからどうってわけじゃないんだぜ、わかるだろ?」
出典:
エドモンド・ハミルトン「恐怖の宇宙帝王(キャプテン・フューチャー)」(野田昌宏訳)
紹介 :ヘボ 様
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駄弁者:
(認識しました)
出典:
PEACH−PIT「DearS」
紹介 :上奈山諸宇 様
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駄弁者:
「あたし もっと美人だもーん」
出典:
かがみ♪あきら「さよならカーマイン」
紹介 :ヘボ 様
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駄弁者:
「あの人は気違い科学者で、あたしはその美しい娘よ」
出典:
ロバート・A・ハインライン「獣の数字」(矢野徹訳)
紹介 :冬寂堂 様
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駄弁者:
(あるファンが『宇宙大作戦』の本を取り上げて)
出典:
ジェイムズ・ブリッシュ「地球人よ故郷に還れ」(砧一郎訳)あとがき
紹介 :冬寂堂 様
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駄弁者:
全軍突撃!
出典:
アルファシステム製作「高機動幻想ガンパレード・マーチ」
紹介 :テレサ 様
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駄弁者:
「よくわからん。かっこいいと、戦術的に有利になるのか? それで砲爆撃の精度が向上したり、補給が円滑になったりするとは思えんが……」
出典:
賀東招二「フルメタル・パニック!」
紹介 :テレサ 様
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駄弁者:
オレとしては流れ星を生けどりにして解剖し
出典:
山名沢湖「いちご実験室」
紹介 :記由 様
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駄弁者:
生命を賭けるなどという真似はしないほうがいい。負けたら後悔のしようがない。せいぜい、全財産くらいにしておきなさい
出典:
神林長平「戦闘妖精・雪風」
紹介 :runner 様
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駄弁者:
変わるわけないのよ。人間は──そんなに凄いものじゃないから
出典:
京極夏彦「ルー=ガルー」
紹介 :runner 様
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駄弁者:
「発表したまえ、そして呪われよ!」
出典:
ポール・アンダースン&ゴードン・R・ディクスン「ナポレオン事件」(大野万紀訳) 「くたばれスネイクス!(ホーカ・シリ−ズ)」に収録
紹介 :くうねるよむとぶ 様
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駄弁者:
何故、ウェンディが好きなものだったら、認めるんだい。
出典:
梶尾真治「未踏惑星キー・ラーゴ」
紹介 :TAKA 様
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駄弁者:
「君たちを造ったことを悔やまない日はなかった。
出典:
津田雅美「彼氏彼女の事情・劇中劇『鋼の雪』」
紹介 :吉本 様
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駄弁者:
「人生には息抜きも必要だぞ?」
出典:
ゆうきまさみ「究極超人あ〜る」
紹介 :クライフ 様
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駄弁者:
地球は、場所を指す名ではない。一つの思想なのだ。
出典:
ジェイムズ・ブリッシュ「地球人よ故郷に還れ」(砧一郎訳)
紹介 :冬寂堂 様
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駄弁者:
からきしドイツ語のだめな彼は、もし英語だったら式のやりかたでそれを翻訳してみた。結果は、『肥ったヒキガエルが牝牛のキャベツサラダにろうを塗りたくる』ことになった。これは、かれの知るかぎり、どちらの動物の食習慣にも、いささかそぐわないように思えた。まして、そこで働く人間のための標語に不似合いなことは、確かである。
出典:
ジェイムズ・ブリッシュ「宇宙零年」(浅倉久志訳)
紹介 :冬寂堂 様
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駄弁者:
伊吹「人間の子は人間の子さ。天使を夢見させてはいかんよ」
出典:
「帰ってきたウルトラマン第31話『悪魔と天使の間に…』」
紹介 :出羽 様
コメント:
駄弁者:
ロベール「結局…なんだかんだ言っても、お前も所詮人間だってことさ。その傷はこれからずっと背負っていかなきゃならんぞ、ずっとな。傷を抱えて生きるんだ」
出典:
「新スタートレック『Family』」
紹介 :出羽 様
コメント:
駄弁者:
「本当はなんと言われたのだ?」
出典:
J・マイケル・ストランジスキー脚本「バビロン5」
紹介 :大使 様
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駄弁者:
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HP :ここ
新しめの翻訳ものが少ないかなあと思ったもので、こないだ再読したこれを。
記憶や人格をコンピュータにダウンロードし、ある実験を行うポール・ダラム。ダウンロードされたコピーはプログラムなのだから、ネットワークに接続されたどこのコンピュータで、どのような順番で「彼」を演算しても、コピーの彼自身がそれを意識することはない。外界から見れば彼は塵のように細分化されているのだが、彼の方から見れば外界の方が細分化されているように見えるだろう。ならば、そこに絶対的な違いは存在するのか?
というところからはじまる「塵理論」、行き着く先には茫然とする世界観が…。
HP :
時は未来、所は宇宙…って、そーでなくってさ(広川太一郎風に)。
いや、よけいな1行だったな。それでは気を取り直して。
木星で発生した奇病”先祖帰り”。地球人が次々に猿へと退化していくのだ。政府主席ジェイムズ・カシューは、この事態をくい止めるために月面に信号を送った。そう、そこには我らがヒーロー、キャプテン・フューチャーがいるのだ!
…というわけで、いっちょまえに色気づいたカーティスの図、でした。小学生のような否定の仕方が時代というかほほえましいというか。
ところで、久しぶりに家捜ししたら、少なくとも半分は持っていたこのシリーズが、これ1冊しか見つからずちょっとヘコみました。
育ての親が学者の脳ミソと、鉄製&ゴム製アンドロイドでは、そっち方面の小学生レベルは避けられないことか…。
(始まりはこの瞬間)
(終わりは無く永遠に)
(私は貴方の……)
HP :
電撃コミックガオ!で連載中のSF学園ラブコメギャグ漫画(?)の単行本一巻、契約シーン(と私は読んでます)から。主人公の武哉がある日ディアーズ(地球外知的生命体。本星では奴隷として生産される存在で、下記のレンはゼロナンバースという欠陥品)の少女・000−3901(レンレンレン−ナグサランレンシーア、略してレン)を拾います。その時のレンの台詞が投稿したものです(括弧がついているのは宇宙人語の訳だから。「貴方の…」の後は未訳・笑)。その後武哉は嫌々ながらレンと同棲することに…。
因みにこの漫画、美麗かつ繊細なタッチの通常絵とギャグ時の崩し絵のギャップが結構凄いです。
未訳でもだいたい想像つきそうなのがむしろ売りでしょう、こういう場合。
HP :
音符の部分は正確には16分二連符(正式にはなんと言うのでしょう、あれ)です。
コンピュータエンジニア、パーシィ・ブルーはムーンベース特別専任工学博士に任命された。
しかしそれは、長く地球を離れるということであり、そのことで恋人ソフィア・カーマインとの仲もギクシャクしていた。彼女の父親はタイムマシンの研究をしており、彼女はその研究費用捻出のために、高校を休学してモデルをしていた。
そんなある日、パーシィがデスクで仕事をしていると突然目の前の空間に少女が出現した。その少女はソフィア・カーマインと名乗った…
未来の自分を紹介されたときの小ソフィアの第一声です。過去の自分が未来の自分を見たときには、やはり「こんなはずでは」と思うものでしょうか。すくなくとも過去の私が今の私を見たら…殺されるかもしんない…
こっちはこっちで、あたしはもっとかわいいお子さんだったはず、と思うに違いありません。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」でヒロインの現在と未来がご対面したときは「若いわ!」「オバンだわ!」だった記憶がありますが…。
HP :
ハインラインの長編「獣の数字」から投稿させてもらいます、パーティー会場で「気違い科学者の美しい娘」ディーティーに声をかけられたゼバディアはその父親夫婦と四人で平行宇宙を旅することになり、宇宙人の追跡をかわしながら安住の地を捜し求める・・・というもので、ラザロス・ロングをはじめとする他の作品の登場人物も出てきます。
作品は最初四人の視点から描かれ、後半からそこにラザロス・ロングの視点が加わり、最後は三人称で終わるというかなり変則的なものとなっています、あと基礎知識として「愛に時間を」と「異星の客」を読んでおかないと今ひとつ面白くありません、これから読む人はご用心を。
そして「愛に時間を」を読むには「メトセラの子ら」を先にこなしておいた方が…と言っているうちにハインライン「宇宙史」全部になってしまいそうな気が。
「異星の客」も、というのはやや意外に感じます。
「この人が死んだのか」と店員にたずねたという。店員がそうだと答えると、ファンは重ねてきいた。「じゃあ、もうこの先は書けないんだろうか?」
HP :
ブリッシュの死亡をスタートレックの大会で聞いたファンと雑誌の売り子との会話から、死してなお、続刊を求められるのは作家として冥利に尽きるとは思うのですが、ノベライズの仕事が不本意なものだったブリッシュにしてみれば苦笑いもののエピソードかもしれません。
ブリッシュのノヴェライズから「スタートレック」にハマった私としては、非常に共感のもてるセリフです。…私が読み始めたのは、ブリッシュが亡くなってだいぶ経ってからでしたが。
ノヴェライズで名前を覚えなければ高校時代に「宇宙都市」シリーズを手にとることはなかったと言えば、ブリッシュ氏の笑いもいくぶん苦みがとれるでしょうか。
よもや命を惜しいと思うな!
どこかのだれかの笑顔のために戦って死ね!
HP :
戦闘中の指令からの突撃命令です。ガンパレ屈指の名セリフかと思いますが、こんなセリフ、よくSCEIが見逃してくれましたね。
幻獣とか、敵に人格がないと見なされる場合はOKなんでしょう。それこそが怖いところなんですが…。
それでも「砂漠の嵐」とか「衝撃と畏怖」とかが入ってたらアウトだったかも。
HP :
世界最強といわれる特殊部隊「ミスリル」に所属するエリート戦士、相良宗介。彼は、新たな任務として、日本の高校に通う美少女「千鳥かなめ」の護衛を言い渡される。さっそく、任務遂行のため彼女の高校に転校生としてやってきた宗介だが、平和な日本で戦争ボケをかましまくり、逆に変人扱いに…。というのがこの作品のあらすじです。セリフの方は彼が戦争「ボケ」だという事がよくわかるセリフだと思います。
現在、富士見ファンタジア文庫さんから本編6冊、短編7冊出てます。おすすめします。
>戦術的に有利になるのか?
小説世界では、なります。すくなくとも敵の砲爆撃の精度は低下するでしょう(ただしブ男の戦友への精度が大幅アップします)。
なぜ願いがかなうのか そのメカニズムを研究したい
HP :
主人公ミソラと、お隣のお兄さんことハカセが、いやし系実験?の数々を繰り返す連作ショート漫画より。
なぜ流れ星への願いがかなうのかというと「幼いころ、世界一立派な科学者になりたい!との願いがかなったから」だそうです。
前にご投稿いただいたのが第15集ですから、本当にお久しぶりです。またご投稿いただけて嬉しいです。
>なぜ願いがかなうのか…
七夕のササも解剖してみる必要がありますかね。
どんな感じのものかと思ってオフィシャルHPを見に行ったんですが、ほどよく力のぬけた絵柄がいいですな。
HP :
自らの自信を『この予想に命をかける』という言葉で表現した部下への返答。確かにそうだ。正論だ。真面目な台詞だ。
なのになぜ笑ってしまうのだろう?
「鉄の女」の印象が濃いクーリィ准将のお言葉。この人と賭けたら命だろうが全財産だろうが、淡々と支払いを要求されそうで恐いです。
OVAの声が「ヤマト」の森雪役のヒトだったことに時の流れを感じてしまったものですが…。
HP :
後略、ですが。これ以上書くとこの台詞のインパクトが薄れる気がしたので。
結局一個人が凄い、と言う結論が出ることも多い現在、しかも生きる力を取り戻す子供たちを描いていながら、それでもこの結論をだすというあたりが…『凄い』。
世界設定を雑誌やネットで募集したという作品ですね。
仮想世界に埋没した近未来で、少女連続殺人事件が発生。4人の少女は初めて「死」に直面し、闘っていく…と。
人間は、変わらなくても充分「凄く」なりうるもんだと思います。
HP :
ホーカ・シリーズは読む人によっていろいろな評価があるみたいですが、私は評価しません。作者が息抜きのために書いた作品であり、読者も息抜きに読む作品であると私は思います…世の中息抜きも必要であり、この作品は最後のこの文句のために書かれたと読後感じました。
天性のなりきり体質で大騒動を引き起こすホーカたち。今回もナポレオン戦争の登場人物になりきったホーカとそれを利用しようとする異星人の陰謀をなんとか解決し、一息ついた全権大使アレックスをジャーナリストが脅迫。それに対するアレックスの怒りの言葉は──。
息抜きに楽しめる作品というのも、評価のひとつだと思いますよ。
>最後のこの文句のために…
私が思うには、アレックスにウェリントン役をやらせるのが眼目で、ラストのこの言葉はそこから派生したオチじゃないかと…。まあ、同じようなものですが。
しかし、元ネタの方は、言ってしまえばスキャンダルを暴かれたことに対する開き直りなので(確かそうだったと思う…確認とれなかったんですが)、状況的にはアレックスの方がだいぶ立派か。
この星の全生命が、ウェンディを好きだからだよ。
HP :
自らの鑑定ミスで自分の妻子を含む1億2千万人を殺してしまった惑星鑑定士セイタロは、自殺のつもりで惑星キー・ラーゴに立った。そこには少女が一人、ロボットやタマゴ熊と一緒に暮らしていた。やがてこの星に破壊の手が迫りくる。
イントロダクションはこんな感じです。
欧米SFはほとんど知らないのでどれがこうとは言えませんが、読む人が読めば欧米SF的な仕掛けが仕掛けられています。…と思いますがどうでしょう?少なくとも個人的にはそう感じました。
とにもかくにも魅力的な一冊です。
ちなみに本作品に美亜というキャラクターが出ています。
…どうなんでしょう?長編好きの私にしては珍しくカジシンは短編オンリーで読んでいて、この作品も未読なもので(あ、「黄泉がえり」もまだだ…)。
ハヤカワの前に出ていた新潮文庫版は、手塚御大がカバー絵を描いていたそうです。
僕だって他人の事を言えない。君がもう僕さえ超えている事に怯え、かくした。絶対忠実なアンドロイドをさえうたがう。猜疑・不満・嫉妬・自己防衛・差別・優越感・自意識・傲慢。ああっ。
アンドロイドを造って思い知ったのは、創造物より劣る創造主の姿だ。
君たちを心から愛しているよ。そして憎くてならない。」
HP :
この話の大まかなあらすじは地球から遠く離れたところに最初に造ったアンドロイド「アンティーク」と住んでいる。天才科学者レン・クロフォードのもとにある日最新型アンドロイド「ネオモデル」が尋ねてくるという話で後の主人公達にも大きな影響を与える話です。
しかし、小説家をしている主人公の同級生が脚本を書いたとはいえ、高校の文化祭の劇にしてはハイレベルすぎです。
すでに劇中劇を離れて完全シナリオ化、本当に上演した演劇部も多数あるようで。
「あんた達は息抜きの合間に人生を送っているだろう!」
HP :
始めまして、一通り読ませていただきました、なじみの作品から正直聞いた事もない作品まで、多々あり、とても楽しませてもらいました。
上記のせりふは始めて呼んだ子供の時にはただ笑っていたのですが、社会に出、息抜きを満足に行えなくなると、ふと思い出してしまいます。そして考えます自分は息抜きのために人生を送っていると。
はじめまして。通読ごくろうさまでした。
ご投稿は、わりと久しぶりの「究極超人あ〜る」から。
息抜きの合間に暇つぶしをする…というのが理想なんですが(笑)。…けどそれもちょっと退屈か。
HP :
人類がスピンディジーによって地球を離れるようになってから千年以上経た未来、銀河系をさまよいながら旅を続けるニューヨーク市。彼らはついに他の星系へと旅立ち、略奪行為を繰り返していた悪名高いIMT(恒星間交易支配都市)との戦闘を経て、再び惑星に根を下ろすことを決意します。投稿した台詞は、ニューヨーク市長アマルフィの台詞で、地球という言葉の意味を最大限に表した言葉といえるものです。
別の銀河の一惑星で「故郷にかえる」というアマルフィ市長。「ここは地球じゃないから──」の言葉に対して、アマルフィ市長は「今はここが地球だ」と言う。ご投稿の名文句はアマルフィ市長の宣言のしめくくり、そしてこの作品のラストを飾るものです。
earthは「大地」という意味もありますしね。
それに「故郷」という言葉自体が、場所というよりそれを思う人の心のありようなんじゃないかと思います。
HP :
ジェイムズ・ブリッシュの代表作「宇宙都市」シリーズから投稿させていただきます。台詞は製薬会社を訪ねた登場人物の一人が入り口に掲げられたモットーを見ての台詞で、正確には“Winder den Tod ist kein Krautlein gewachsen”「死に打ち勝つ薬草なし」と書いてあるのですが、それがどうしてこんな訳になるやら…。
…ドイツ語以前に英語力の方に問題はないのか?
読んだ後で「死に打ち勝つ薬草なし」のモットーを思い返すと、ニヤリとしてしまいます。
HP :
一度に2点は初めてです。久しぶりなのでご容赦のほどを。
伊吹の娘・美奈子がMAT見学に連れてきた少年は、実は地球侵略を企む宇宙人でした。
その陰謀を打ち砕いた後、少年の正体について”傷つけないためにも、少年は外国へ行ったと言う”という郷に、伊吹隊長がきっぱりと答えたのが上の台詞でした。
傷つけないのも優しさですが、傷つくことが分かっていて真実を伝える厳しさもまた父の愛情。子育てって難しいものです。
ところで、この時の宇宙人・ゼラン星人はこともあろうに言語障害の少年に化けてMATを陥れました。もし今このプロットで放送されたら、各方面からの抗議でセブン12話の二の舞になりかねないでしょうね。「人間以上」等のミュータントSFも、TVドラマにするのは難しいだろうなぁ。
宇宙人のキャプションが「ひばくせいじん」だったセブン12話より、こっちの方がずっと問題大きそうな気がするんですが…。
HP :
久しぶりにお邪魔します。あー何もかも懐かしい。
閑話休題。
ボーグに同化され、知識と経験、それに自我すら奪われたピカード。その恐怖やボーグに対する怒りや憎しみは、ウルフ359宙域の会戦で彼の知識が利用されて39隻の連邦航宙艦を沈められたことに対する強烈な自責とともに大きな心の傷となります。
「あなたの責任じゃない」「しかたなかった」という同僚や友人たちの言葉も、慰めにはなりませんでした。休暇で20年ぶりに故郷を訪れたピカードは、そこで兄・ロベールに挑発されて泥だらけの殴り合いの喧嘩をした後、初めて泣き顔を晒して自分の本音を吐き出します。上の台詞は、その時にロベールがピカードに言った言葉です。この言葉に含まれる厳しさは、おそらく肉親でなければ言えないものでしょう。
家族というのは、いろいろ複雑な感情をお互いに抱えているものです。しかし、自分の全てをさらけ出せる相手というのも、やっぱり家族しかいないものなのかもしれません。
個人的にはTNGで十指に入るほど好きなエピソードなんですが、これの邦題もちょっとというか、かなりアレでしたね。余談ですけど。
慰めや励ましより、厳しい言葉の方が欲しいときというのはあるもんです。やはりそれをやってくれるのは、他人よりも家族なんでしょうね。
>邦題
「戦士の休息」ですか。まあ、ほかにもっとセンスのないものがあることを思えば、これはまだ許容範囲じゃないかと(一番ひどかったのは「悲しみの星に消えたターシャ」だと思うんですが、これはエピソード自体出来が悪いしな…)。
「麻呂達は、二人とも呪われる、と」
HP :
年老いたセントーリ皇帝が、かつて植民地にしていたナーンに謝罪のためにバビロン5に来るのですが、演説前に倒れます。それを聞いた駐在大使と同志は皇帝死後の政権を握るために、以前からもめていたナーン植民星を奪還します。死に際に彼らからそれを聞かされた皇帝が本当に言おうとした言葉です。彼らは皇帝の遺言を変え『進撃せよ。かつての栄誉と誇りを取り戻すために』とか言いました。
皇帝の死後、セントーリはナーンを再び陥落させました。
皇帝が誰にも内緒で謝罪をしようとしていたことが、この悲劇の原因でしょう。ですが、ナーンはナーンで訪問に来る皇帝を暗殺しようとしていましたし、これはもう避けられなかったことだと思います。
この話を境に、バビロン5は急速に動き出すことになります。
地球・ミンバリ戦争の終結から10年がたった西暦2257年、宇宙は五つの文明が平和共存を模索する時代を迎えていた。地球人・異星人の交流地となるべく「バビロン宇宙基地」がつくられたが、先行する3つの「バビロン」は破壊され、「バビロン4」も謎の消滅を遂げる。宇宙平和の存続は「バビロン5」が最後の砦となるのだった…。
「スタートレック・DS9」のライバル番組だったやつですね。…先行作品の後光なしで張り合えた分、こっちの方があるいは勝っているのかも…。ちなみに96年度、97年度ヒューゴー賞の映像部門最優秀作品に選ばれてます。
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