SF名文句・迷文句第68集

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ラクサナ「私たちは友達でしょ?ホントのこと言わないとダメよ」
アレキサンダー「なんで?」
ラクサナ「その方が簡単でしょ?どんな嘘をついたかいちいち覚えておかなくていいし」

 出典: 「新スタートレック・『ラクサナの結婚』」

紹介 :出羽 様
HP :

コメント:
 エンタープライズのカウンセラー、ディアナ・トロイの母ラクサナは、ベタゾイド星第5王室の娘という高貴な生まれ。しかし、社会の規則や規範や決まり事をものともしない勝手気ままな振る舞いと余計な一言で巻き起こした無用のトラブルは数知れず。規律を守るべき立場のピカード艦長にとっては、Qに比肩する天敵です。
 上の台詞は、そんなラクサナがエンタープライズで出会った小さな悩める友人アレキサンダーに語った言葉です。感情の赴くままに、人生をとことん楽しもうとする生き方はある意味純粋で、それがラクサナの魅力でした。自分に正直に生きようとする彼女の言葉は、時に、世の様々なしがらみの中でつい忘れがちな大切なことを、ふと気づかせてくれます。
 もっとも、ひとつ”いいこと”を言う間に言ってる”言わなくていいこと”は十や二十ではきかないので、もし現実にこんな女性が身近にいたら迷惑なことこの上ないとは思うんですが。

駄弁者:
 ラクサナの場合、ついた嘘が彼女の審美眼を満たしていれば、自身それを本当だと信じられるような気もします。
 アレキサンダーのお父さん、クリンゴンの闘う質実剛健・ウォーフにしてみれば、一番息子の友達にはなってほしくない人だろうなあ…。



「チャンスを失ったのよ……チャンスを…」

 出典: A&B・ストルガツキー「ストーカー」(深見弾訳)

紹介 :くうねるよむとぶ 様
HP :

コメント:
 今までソ連のSFをほとんど読んだ事はなく、偶然この本を手に取ったが非常に強い印象を受け特に「宇宙の道端でやるキャンプ」という考えは面白い!願わくば続編が読みたいところだがとりあえず映画を探すべきなのだろう。

駄弁者:
 地球を訪れて地球人と接触することなく去った謎の異星人が残した痕跡「ゾーン」で、異星文明の遺物の不法持ち出しを生業とするストーカーたちを描いた作品。「道端でやるキャンプ」とは、この小説の原題でもあります。
 キャンプをやってたのが地球人じゃなくて宇宙人で、地球人は道端を這っている虫のごとく気にもとめられていないのかもしれない、というところがミソですね。
 ちなみに映画はタルコフスキー監督で、1979年公開。



ご存知ですか?
人間も道端の石コロも、つきつめれば原子の集合体。
つまり、生命体と非生命体の境界は
かなりおぼろげだってのが、現代物理学の
つき当たりなんだそうです。

 出典: 大河原遁「かおす寒鰤屋」

紹介 :The Chiller 様
HP :

コメント:
 某少年誌に連載されていた(しかも短期)ので、活字と言う意味でのSFとは、かけ離れていますが…個人的に「SF」的な表現と感じているので。
 骨董屋を営む主人公が、古びた大時計にまつわる「話」を聞いている時に『そんなものは偶然だ』と否定した人に対して、呟いた一言。
 どんなに科学が進んでも「説明」がつかないことはあるのだな、と妙に納得できた、私にとっての名言でした。

駄弁者:
 原子でできているということと、生命と非生命の境界というのは別問題じゃないか(コンピュータ上の人工生命や情報生命体などは?)とは思うんですが、言わんとしていることには納得します。



「いらつく。あの白ヒゲ、なまっちょろいやつ」

 出典: 富野喜悠季監督・星山博之脚本「ターンAガンダム・第41話『戦いの決断』」

紹介 :好古真之 様
HP :

コメント:
 …いや、たしかに誰が見たってヒゲなんですが。
まさか登場人物みずから「ヒゲ」とか「ヒゲのモビルスーツ」呼ばわりするとは思いませんでしたさ。
(さすがアニメ界随一の奇人・富野喜悠季。伊達に松山千春に似てるわけじゃありません)
BGM:「ヒゲとボイン」ユニコーン

駄弁者:
まあ、「木馬」とか「とんがり帽子」の系列なのかも知れませんが。
>ヒゲとボイン
 ヒゲの次はそれか…!?



「もう誰にも止められないさ!この宇宙を覆う、憎しみの渦はなぁ!!」

 出典: 「機動戦士ガンダムSEED」

紹介 :kida quest 様
HP :
http://www.geocities.co.jp/Playtown-King/8923/

コメント:
SEEDに出てくるクルーゼ隊長(シャアみたいなキャラ)が、
自分が出来損ないのクローンだと語り、世界を裁く!とか言ってる時の台詞。

駄弁者:
「世界を裁く!」って、言うこともシャア似な気が。「逆襲のシャア」までしか見てないとどうしても、ですね…。



なお、本作品はフィクションであり、実在する人物・団体・事件とは一切無関係です。
但し、実在しない人物との関係は否定しないので念のため。

 出典: 谷甲州「覇者の戦塵」

紹介 :AAM 様
HP :
http://www5a.biglobe.ne.jp/~amraam/

コメント:
あとがきの断り書きより。
ということはやはり、軌道傭兵シリーズのハスミ大佐は本シリーズの蓮見海兵隊司令の子孫なんでしょうか(笑)

駄弁者:
 自分の作品の人物だったらいいんですが、他人のそれとの関係は、否定しといた方がいいと思うんですけど…。
 ああ、ちなみに「軌道傭兵」も谷甲州作なので、そのへん誤解なきよう。



だが、きっと地球人に罪はないのだろう。
彼らには同じ星の同胞が憎しみ、殺し合うことなど、
想像することさえできなかったのだろうから……。

 出典: コロコロコミック特別編集(窪内裕執筆)「機獣新世紀ゾイドZOIDS公式ファンブック」

紹介 :営々 様
HP :

コメント:
ちなみに、この文章の前文はこんな感じ。
「惑星Ziは若い星だ。人もゾイドも、
闘争本能のままに戦い続ける未成熟な若い星だ。
その未熟な彼らに不相応な技術を伝えたのは、
6万光年の彼方の異邦人「地球人」であったという。
その結果、この星の戦いは激化の一途をたどった。」
 「ZOIDS(ゾイド)」は、惑星Ziに生息する金属生命体という設定を持つTOMYのおもちゃです。惑星Zi人はゾイドを命を持つ戦闘メカに改造し、延々と戦争を繰り広げているのです。
 中央大陸戦争(72年間)→大陸間戦争(6年間)→惑星規模の大異変によるなし崩し的休戦期間(44年間)→西方大陸戦争(1年間)→暗黒大陸戦争(1年間)→中央大陸でのゲリラ戦(現在も継続中)といった具合(アニメの設定はまた違います)
 中央大陸戦争開戦後49年目に地球からの恒星間開拓船が不時着、地球人はZi人と同化、交配するとともに地球技術を伝授。これにより軍馬に毛の生えた存在でしかなかったゾイドは急速にこの惑星最強兵器へと発展していくのでした。
 こうも戦争が続いてしまう本当の理由は闘争本能でも地球技術でもなく、地球人と交わることでバカが移ったせいではないかと個人的には思うんですがねぇ。

駄弁者:
>地球人と交わることでバカが移った
 地球人が来る前に50年近くも戦争をやっていたあたり、バカが身につく下地は十分あったようにうかがえます。
 ゾイドは商品が登場してからアニメになるまで、やけに間隔が開いていたようなのですが。私、小学生のとき何個かもってましたよ。



「永遠に変わらぬ愛を誓いますか」
「前向きに善処します」

 出典: 高畑京一郎「タイム・リープ」(下)

紹介 :小澤智永 様
HP :

コメント:
この若松和彦という男は、一度した約束は決して破らない。そういう男である。
守れそうもない約束、守れないかもしれない約束は、最初からしない。
だからといって、そういう答えはありか──と、読んでて突っ込んでしまいました。
まあ、守れないかもしれない約束かもしれませんが、正直すぎるのでは…
この文章は文庫の下のあとがきがわりににあります。単行本にはありません。

駄弁者:
 愛の営みをシュクシュクと行うこともやぶさかではないと申し上げねばならないのではないかな、と熟考しているしだいでございまして。
…違った、これは「創竜伝」の総理大臣。守れない約束はしないということと、守れなかったときの逃げ道をつくっておくこととは違いますよね。



「ハッハッハッハッハッ、悪とは意味もなく笑いながら登場する。」

 出典: 「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ」

紹介 :吉本 様
HP :

コメント:
第1話の冒頭で敵の総大将であるメガトロンが登場するなり吐いたセリフがこれです。
ストーリーはシリアスなのに駄洒落や声優さん達のお遊びが満載でいつ見ても楽しめる作品です。
なお、悪役の登場パターンは他に「椅子に座り暗闇でワイングラスを傾ける」というのもありです。

駄弁者:
 おそらくメガトロンが膝にのせて背中を撫でるとき用の黒猫型ロボットも用意されているのでしょう。



「平和と正義…それ以上に、人の命は大切なのだ!」

 出典: 石ノ森章太郎原作・伊上勝脚本・塚田正煕監督「仮面ライダー 第91話『ゲルショッカー恐怖学校に入学せよ!!』」

紹介 :TOM 様
HP :

コメント:
 はじめまして。ちょくちょく読ませていただいてたのですが、仮面ライダーからの投稿がSPIRITSとクウガ以降のライダーからしかないのが寂しかったので(いや、気持ちは痛いほどわかるんですが(笑))、オールドライダーの中から投稿してみました。
 怪人の猛攻に瀕死の重傷を負った本郷猛は、山のロッジで働く姉弟に助けられ、山小屋にかくまわれる。だが、弟の達治を人質に取られた姉の由美は、本郷の居場所を怪人に教えてしまうのだ!
 弟はゲルショッカーに連れ去られ、炎上して灰となった山小屋の前で、自分が間違っていたと泣き崩れる由美。だがそこに、仮面ライダーの力強い声が響く!
「由美さん! あなたは間違ってはいない!
 平和と正義…それ以上に、人の命は大切なのだ!
 ご安心なさい、連れ去られた達治君を必ず救い出す。
 この仮面ライダーが、命に代えても! トゥッ!!」
 というわけで、単身ゲルショッカーのアジトに潜入したライダーは、連れ去られた子供たちを救出するが、自身は怪人と共に崖の下に落下していくのだった…
 毎回ラストで『仮面ライダーは平和と正義を守るためにショッカーと戦うのだ!』とか言ってたので、このセリフを聞いた時は結構衝撃でした。
 そして、その後の「命に代えても!」というセリフには、自分はもう“人”ではないというライダーの悲しみが込められていると考えるのは、うがち過ぎでしょうか。(多分、うがち過ぎ)

駄弁者:
>投稿がSPIRITSとクウガ以降のライダーからしかない
 オールドライダーを見ていた世代は、それをSFだと感じていないせいかもしれないですね。
 ご投稿の文句は、正義や平和という言葉がしばしば流血の理由になってしまう昨今、謹聴に値する言葉だと思います。
けどこの場合は平和とか正義とかいう以前に、自分をかくまったせいで姉弟を危険にさらした責任を感じるべきなんじゃないでしょうか、本郷さんは。



ラジェンドラ様だと思っています。

 出典: 神林長平「敵は海賊・A級の敵」

紹介 :runner 様
HP :

コメント:
自分を何様だと思っているんだと問われてこんな答え方をする機械…
正しくは、『この世のだれよりも優れた存在である、ラジェンドラ様』だと思っているそうな。しかもまだ続く。
何度読んでもこのシーンでは笑ってしまいます。

駄弁者:
 たぶんそうでも思わないと、電源をショートさせて死んでしまってたんじゃないでしょうか。



ウルトラアイは僕の命だ!

 出典: 「ウルトラセブン『湖のひみつ』」

紹介 :Mr.Spock 様
HP :

コメント:
というわりにはダンさんしょっちゅう盗まれたり失くしたりしてるような気が…それも女の子に弱いような…
 ところで変身するのにアイテムや呪文をを使うヒーローは数々いますが、元の姿(ウルトラ兄弟)に戻るのに道具が要るウルトラ兄弟ってなんかヘンじゃないですか?
 では長寿と繁栄を。

駄弁者:
 まさに命を捨てて戦っているわけです。
 ちなみに「湖のひみつ」はセブンの代表的怪獣の一、エレキングが登場するエピソード。
>元に戻るのに道具が要る
 この指摘には素直に感心してしまいました。



月でムーンライトセレナーデを踊るのもいいわね。ヤンとセレネも一緒に

 出典: 平谷美樹「エンデュミオン エンデュミオン」

紹介 :TAKA 様
HP :

コメント:
今よりちょっと未来、月面や地球で怪現象が起こり始めた。
それを起こしているのは、地球上を放逐され、月に追いやられた神々であった。
神々はエンデュミオンを殺したかったのだ…
ギリシャ神話のセレネとエンデュミオンのエピソードを軸に事件は絡み合います。
人は自然という恐怖を科学の名で次々に克服してきました。
そのことが人類にとっていいのか悪いのかはどんなに未来になっても判断できないでしょう。エンデュミオンたる少年がけなげで孤高で、神々と少年の関係はヘロデ王とキリストを彷彿とする描かれ方をしています。
台詞はラストシーンからです。
人類が新たなステージに昇ろうとするとき、神々は聖なる供儀を要求するんでしょうかね?

駄弁者:
 平谷美樹、初登場。出典は小松左京賞受賞作「エリ・エリ」の前に発表され、角川春樹賞に入賞している作品。
 エンデュミオンは月の女神セレネ(アルテミス)に愛され、目覚めることなない眠りの代わりに不老不死を得た美少年です。
 もっとも私は元ネタよりダン・シモンズの方を連想してしまうのですが…。



世界には、自分と、自分ではないものがある。そして、世界の中では、自分というのはとてつもなく小さく、とるにたらないものにしかすぎないんだ。こんな小さな自分が、こんなに沢山の、大きな自分ではないものにとり囲まれているというのに……そもそも、一体どうして生きてゆけるというの? どうして恐怖にその心が喰いあらされないでいられるというの?

 出典: 新井素子「ディアナ・ディア・ディアス」

紹介 :水谷秋夫 様
HP :

コメント:
 人間など、どこか不感症というか、鈍感なところがないとやっていられないな、と思いますね。そうでなかったら、恐怖に押し潰されて狂うか、恐怖を表現するほうに向かうか、自分を何ものかで武装するか、何事かに夢中になって現実を忘れるか。
 一読後、疲労感に苛まれた小説というと、これと「電気羊」が双璧でした。

駄弁者:
 そういう恐怖に対する緩衝材として、自分が一体視できる集団なり考え方なりが求められるんじゃないでしょうか。
 そういうものを持ちにくい、また持ったら持ったで極端に走りやすい現在というのは、ある意味しんどい時代だと感じます。



そいつは得がたい経験だな

 出典: 佐藤大輔「地球連邦の興亡」

紹介 :AAM 様
HP :
http://www5a.biglobe.ne.jp/~amraam/

コメント:
 戦友の朴達栄少佐が実はクローンの出生であると知ったときの、主人公の一人・南郷一之少佐の台詞。
 世間から差別を受けることの多い(ましてやクローン蘇生が合法化される以前に誕生した)クローン人にとっては如何ばかりの喜びだったことか。
 もっとも、南郷少佐の人物評価基準は別のところで厳しいんですが。

駄弁者:
 違いがあることを無視するのではなくそれを認めたうえで評価する、厳しいけど公平な態度ですね。
 クローンとしてうけた差別をさえ「得がたい経験」といなすつもりか、などとひねた受け取りかたをしない朴少佐もきっと強い人物なのでしょう。



「私、思うんです。
 明日は、きっといい日だって。
 昨日よりも今日よりも、明日はきっといい日だって。
 裏づけないけど、そう思うんです。
 明日は、きっといい日になります。
 いつも、努力してるじゃないですか。
 昨日よりも今日よりも、明日は努力した分だけ、きっと前に進んでますよ。
 努力は報われないときもあるけれど、それよりもっともっと努力すれば、前に進めます。
 -1+2なら答えはプラスになるんです。
 -1億+1億1でも、答はプラスです。
 だから、昨日よりも今日よりも絶対に明日は良くなります。努力する限り。
 先に寿命はつきるかも知れないけど、その時は天国で努力すればいいんです。」

 出典: アルファシステム製作「高機動幻想ガンパレード・マーチ」

紹介 :テレサ 様
HP :

コメント:
 絶望的、というか、喜劇的なほど運が悪い整備班の田辺さんのセリフです。
 彼女も速水と同様に実験を受けた体なのに、それでも一途に前向き、というのが彼女の人気の理由なのでしょうね。

駄弁者:
 天国行ってまで努力したくないなあ、というのが正直なところですが、それはおいとくとしても。
 自分がモットーとするには立派ですが、他人に言うとかなり酷な言葉だと思うんですけどね、ただひたすらに努力、努力というのは。



「己の力を疑うな!
   戦闘能力では我々の方が上だ!!」

 出典: 竹宮恵子「地球へ…」

紹介 :まだん 様
HP :
http://homepage1.nifty.com/madannoshasyu/index.htm

コメント:
これは、人類と新人類「ミュウ」との全面戦争のその天王山とも言うべき冥王星軌道上での大決戦の時の地球防衛軍の戦闘艇の中での言葉。
ミュウの得意とする思念波(テレパシー)における心理攻撃に劣勢を強いられ、なすすべを知らない地球防衛軍の兵たちが戦意を消失しだした時の、指揮官の「活」(漢字こうだったかな???)の言葉です。
ひどく感動させられました。

駄弁者:
 私は普通に読み流したところなのですが…。
 一人で宇宙基地を全壊させられる超能力をもった相手にこの言葉は、むしろむなしいものなんじゃないでしょうか。



「…苦しいときには、歌を歌いなさい。
 歌は、命令で殺し合いを職業にする兵に許された、唯一神聖なる暗黙の権利ですから。
 両手が切れても塞がっていても、歌は歌えます。歌うなと、士官は言えません。
 なぜなら、士官もまた歌うからです。
 苦しいとき哀しいとき、己を奮い立たせるその時に、ただ一つ味方となるのは歌。
 ガンパレードマーチ(突撃行軍歌)ですよ。
 …幾千万の私とあなたで、あの運命に打ち勝とう。どこかのだれかの未来のためにマーチを歌おう。
 そうよ未来はいつだって このマーチとともにある。
 …ってね。
 どこかのだれかの未来のために銃を取る。
 この愚かな戦争に意味があるとすれば、それだけでしょうから。」

 出典: アルファシステム製作「高機動幻想ガンパレード・マーチ」

紹介 :テレサ 様
HP :

コメント:
 グラサン教官坂上久臣センセのセリフです。授業中のセリフですが、何故か学校の授業より真面目に見ていた記憶があります。
 ちなみに、前回送らして頂いた「ガンパレード・マーチ外伝」などは、公式HPのコンテンツの一部として載っています。ゲームのシナリオより、こっちの方が公式なシナリオなので、興味が覘いてみて下さい。

駄弁者:
 一緒に銃を取ったことのない人間が言ったら、たちまち叛乱ものでしょうね。
…とりあえず、幻獣が攻めてこない間は、他の権利も許してあげて、あと学校の授業も聞いといた方がいいと思います。



皇居前で謎の反転をするのは怪獣映画の伝統である。

 出典: 伊吹秀明「怪獣対策会議」

紹介 :AAM 様
HP :
http://www5a.biglobe.ne.jp/~amraam/

コメント:
 やっぱり、そのまま進ませたら問題が多いからなんでしょうか。いろいろと。

駄弁者:
 じゃあ、今度怪獣が現れたら大政奉還しましょう。黒船が来たときもそうしたんだし。



「確かに、X30は大変な悲劇でした。アメリカの宇宙計画に与えた影響からすると、シャトル・コロンビア以上です……なにしろこいつは、都市部におっこちましたからね」

 出典: 佐藤大輔「征途1 衰亡の国」

紹介 :AAM 様
HP :
http://www5a.biglobe.ne.jp/~amraam/

コメント:
 この本の初刷は1993年3月31日です。まさか10年後の出来事が予測できていたわけでもないのでしょうが……なんという偶然。

駄弁者:
 なんか佐藤大輔の名前を見るのも久しぶりになってしまいました(私が買い揃えたとたんに続きが出なくなった「皇国の守護者」の続きは?)
 偶然が重なると、次は都市部にこっちることになるんですか…。



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