第84集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第86集を見る
宇宙には、いいものも悪いものもある。そして、ほんとうのことをいえば、宇宙はなんにもしないんだ。いいことも悪いことも。
出典:
吉田彩子「月が死んだ日」
紹介 :中島誉 様
コメント:
駄弁者:
「しかし熱田、先ほど、結局全員逃がしたな? インチキ正義の味方だな、お前」
出典:
川上稔「終わりのクロニクル2」(上)
紹介 :∞ 様
コメント:
駄弁者:
神の存在はもしかしたら数字の0に似た概念じゃないかな。要するに体系を体系たらしめる為に要請される、意味の不在を否定する記号なんだよ。
そのアナログなのが神で、デジタルなのが0なんだよ。
出典:
「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 第15話 機械たちの時間 MACHINES DESIRANTES」
紹介 :TAKA 様
コメント:
駄弁者:
「神」とはヒトの脳の中で生まれるデジタル生命ではないのか?
出典:
瀬名秀明「ブレイン・ヴァレー」
紹介 :TAKA 様
コメント:
駄弁者:
こんな時、ウルトラマンが来てくれたら…。
出典:
野長瀬三摩地監督・脚本「ウルトラマン 第4話 大爆発5秒前」
紹介 :新伴仙司 様
コメント:
駄弁者:
あなたのせいなのよ、ヤン・ウェンリー、全部あなたのせい。わたしが軍人になったのも、帝国軍が軍事拠点として作ったイゼルローンがいつの間にか民主主義最後の砦になってしまったのも。皆がいつまでもそこに居残って祭りの夢を追い続けているのも。ご自分の責任を自覚なさったら、さっさと生き返ってらっしゃい。自然の法則に反したって、一度だけなら赦してあげる。そうなったら、今度はわたしが死ぬまで死なせてあげないから。
出典:
田中芳樹「銀河英雄伝説」
紹介 :龍牙 様
コメント:
駄弁者:
確かにぼくは「不要者」(ニードレス)だ… でもね
出典:
今井神「NEEDLESS ZERO」
紹介 :好古真之 様
コメント:
駄弁者:
僕は… 僕は… 殺したくなんか無いのにぃぃぃ……!!
出典:
機動戦士ガンダムSEED PHASE−21「砂塵の果てに」
紹介 :J.J 様
コメント:
駄弁者:
サンプルAのマインドコントロールの能力が軍事利用のためなんかじゃなくて
俺は俺の意志で
出典:
明智抄「サンプル・キティ」
紹介 :Happy Heads 様
コメント:
駄弁者:
「自分のやりたいことで得にならなければ皆趣味だ。私は趣味で世界を守る。そなたもどうだ」
出典:
アルファシステム「Return to Gunparade」
紹介 :テレサ 様
コメント:
駄弁者:
「アンタは一体何者なんだ。オレたちはアンタを何と呼べばいいんだ。」
出典:
石川賢「5000光年の虎」
紹介 :飯田天周 様
コメント:
駄弁者:
オレは疲れた…
出典:
高橋良輔原作・監督「装甲騎兵ボトムズ」
紹介 :八代冬威 様
コメント:
駄弁者:
「闇の騎士、出馬!」
出典:
井上敏樹脚本・小中肇監督「超光戦士シャンゼリオン」
紹介 :CrossBone 様
コメント:
駄弁者:
千里の道も一歩から…。
出典:
「宇宙のステルヴィア 22話 それぞれのみち」
紹介 :新伴仙司 様
コメント:
駄弁者:
マツカ?
あと始末をするように
出典:
竹宮恵子「地球へ…」
紹介 :いっち 様
コメント:
駄弁者:
幸運を祈る、戦士よ! 私は君を心から誇りとする。
出典:
ロバート・A・ハインライン「宇宙の戦士」(矢野徹訳)
紹介 :J.J 様
コメント:
駄弁者:
「花枝……赤子(やや)を生め……」
出典:
小松左京「日本沈没」
紹介 :水谷秋夫 様
コメント:
駄弁者:
神よ…
出典:
長谷川裕一「機動戦士クロスボーンガンダム」
紹介 :かんきち 様
コメント:
駄弁者:
新しい共生関係を作り上げることができたとき、ヒトはさらに一歩進んだ世界を手に入れることができるのだろう。
出典:
瀬名秀明「パラサイト・イヴ」
紹介 :TAKA 様
コメント:
駄弁者:
神麻嗣子は、超能力者問題秘密対策委員会(チョーモンイン)の出張相談員(見習)である。キモノとハカマに身を包み、ときには頭に猫を乗せ、包丁さばきも鮮やかに、日夜超能力の不正使用撲滅のために戦っているのだ。男女の機微に関しては若干の妄想癖を有する物の、家事全般に長けたその活躍ぶりは、高い大トロもひとっとび!
出典:
西澤保彦「転・送・密・室 ●神麻嗣子の超能力事件簿」
紹介 :TAKA 様
コメント:
駄弁者:
第84集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第86集を見る
HP :
事故で死んだ宇宙飛行士を父に持つ主人公は、二大超大国間の競争で進められる宇宙開発に疑問を持ちながらも宇宙飛行士を目指して訓練を続けます。せりふは、初めて宇宙を飛んだ主人公が、父を星に変えた宇宙の存在に対する疑問に先輩宇宙飛行士が答えたものです。児童文学なのですが、超大国の対立、月をめぐる領土争い、地上での代理戦争など、当時の時代背景に、裏月面を破壊しつくす秘密の核実験計画をからめた、重い内容の作品です。SFと銘打っていなかったためほとんど注目されなかったように記憶しています。
私もそういう作品があったとは全然知りませんでした。…調べてみたら、ポプラ社、1971年刊。
この作品のラストでは、月の破片が地球を取り巻いて、地球は宇宙へ進出することができなくなるそうですが…。ちょっとデブリ問題も連想されますね。
「馬鹿野郎。悪党はキャッチアンドリリースが基本だ。そうしねえと斬れる相手がどんどん少なくなっちまう」
HP :
敵も逃がさないと絶滅してしまうのでしょうね。
リリースなんぞしなくても、「悪」の定義を変えれば悪党なんぞいくらでも作り出せますよ。
HP :
神つながりで、攻殻機動隊からです。
すみません何話かは、忘れてしまいました。
たちこま達の会話からです。
限りなく生命体に近づいていた彼らは、少佐によって廃棄処分されました。
兵器にとっては心なんてあったら邪魔にしかならないと判断されたのでしょう。
「外部は“ない”という形でだけ“ある”」byオィディプス症候群
何話かはこっちで調べて追記しましたが、あってますか?
このエピソードの紹介ページでタチコマが読んでいる本は「アルジャーノンに花束を」に見えるのですが。廃棄処分されるタチコマと知性を失って施設へと向かうチャーリーを重ねているのかも。
しかし彼らの考える神は、あんまり信じても御利益なさそうな…。
HP :
そうして生まれたデジタル生命は、ウィルス化して世界に広まっていきましたとさ。(笑)
“のーみそ”ものです。お好きなヒトにはたまらない作品でしょう。
ペンフィールド・マップに「神」の絵を新しく書き込みませんとね。
デジタル生命というかミームというか。どっちにしろその種としては一番の成功例でしょうね。
「ブレイン・ヴァレー」、脳についての膨大な知見とほのめかされる展望に引き込まれた作品でした…ラスト以外は。
HP :
出典は『時間ですよ』ではありません。
事故から木星開発用の水爆が深海で爆発、放射能で巨大化したラゴンが日本に上陸した。その体には原爆が引っかかっており、衝撃で爆発の可能性がある。科特隊はラゴンを海に追い返そうとするが、放射能で狂ったラゴンは遂に上陸、もはや人類には打つ手がなかった。
台詞はその際、イデが口にする。
状況に対して人類は無力であり(自業自得だしぃ)、後は祈るしかない。
『ウルトラマン』は『ウルトラQ』の続編であり、怪獣に象徴されるようなアンバランスな状況に遭遇した人類が、その英知を結集して切り抜ける(ないしは切り抜けられない)というお話だ。ウルトラマンはその作劇上、全力を尽くした人類に与えられる、『奇跡』という名のささやかなボーナスと位置づけられる。だからウルトラマンは、単にM78星雲から来た宇宙人であると言うよりは、人類の守護神・神様と解釈するのが妥当ではないだろうか。
『ウルトラマン』を他力本願と侮り、ウルトラマンを機械仕掛けの神と解釈するのは簡単だろう。だが具象化された神が実在する『ウルトラマン』の世界で、その神に依存せずに暮らしていくのは難しいことだと思う。
もし『ウルトラマン』にSFとしての価値があるとするならそれはウルトラマンが宇宙人であることではない、ウルトラマンと共に在る人々が、ウルトラマンに物事を解決していただくことを是とせず自分を保ち続け得た、そんな状況を描いたことなのではないだろうか。
>全力を尽くした人類に与えられる「奇跡」
第55集にあった「我々科学特捜隊も、ウルトラマンさえいれば必要ないような気がするんだ…」に対する、これは一つの回答ですね。
…怪獣が出てきてもすぐウルトラマンが登場しないのも同じ理由か。
HP :
ヤン没後、その遺志を継がされた若き未亡人フレデリカが自室で一人漏らした言葉。「祭りの夢」のくだりなど、彼女はある意味ユリアン以上にヤンとその事績を理解していたのかも知れません。この台詞は、田中芳樹の諸作品中最高の台詞だと思います。
ヤンとその事績を理解、というのはその通りなのかも知れませんが、たぶんフレデリカにとっては事跡なんかどうでもよかったんじゃないかと思いますよ、ヤンが生きて隣にいてくれさえすれば。「全宇宙が原子に還元したってかまわない。あの人が、わたしの傍で半分眠りながら本を読んでいてくれたら……」というセリフもありましたし。
君が僕を「必要」としてくれたなら ぼくは絶対負けない!!
HP :
今井神の短篇集より、デビュー作「NEEDLESS1.5」のヒロイン(女の子なんです)アダム・ノイシュヴァンシュタイン嬢のセリフです。
…第三次世界大戦によって壊滅的な打撃を受けた、かつての首都「東京」は、今では「ブラックスポット」と呼ばれる、巨大な汚染区域と化しています。その地に暮らすことによって、遺伝子に突然変異を起こし、さまざまな特殊能力を手にした「ニードレス」たちの物語です。
「なんだ、よくある美少女バトルものかよ」と思われる方もおられるでしょうが、『あんごろもあちゃんの地球侵略にっき』で見せたギャグセンスと、「カッコつけた、途中から始まって途中で終わるような漫画はダメだ! ちゃんと起承転結のある、さらにどんでん返しのある漫画を描かなきゃダメだ!」という作者のこだわりが、作品を一味違うものに仕上げているのですね。
なお、長篇版『NEEDLESS』は、ウルトラジャンプ連載中です。
BGM:「Church On Sunday」グリーン・デイ
いや「地球侵略にっき」以外に作品が出ていることを実は知らなかったんで…作者の公式ページ見てきました。
カバーの絵はシスター服じゃなくて学生服にみえてしょうがないんですが。
HP :
21世紀最初の名[迷?]ガンダムから。
この作品におけるランバ・ラル的キャラクターであるアンドリュー・バルドフェルドとの戦いの直後に主人公キラが叫んだ台詞。プロの軍人であり、キラに対して戦争の終わらせ方について問いかけた後。炎の中に消えていった砂漠の虎(実は生きていたが)。
生身の人間として言葉を交わした相手を殺してしまった事にキラは一人絶叫するのだが……
キラ…お前が言うなよ。個人的には言いたい気持ちはわかるが、自分の意志で殺す・殺されるの世界に入って(劇中でも民間人に戻るチャンスが与えられて拒否するシーンが描写されている)MS越しに顔も見たことの無い人間を何人も殺してきてこれは無いだろうと思った。(逆に言えば顔も見たことが無いから躊躇せず殺せるのかも)この作品が[戦争]を扱っていると聞いたが、作品を見る限りどうしても自分にはこの辺の矛盾に主人公達が気づいているように見えず。
疑問を感じてしまう。(右翼っぽいコメントですみません)
別に右翼っぽいこともないでしょう。当然出てくるツッコミだと思いますよ?
顔を知っている人間は殺したくないというのも当然のことで、正直なセリフではあるんでしょうが…。
父を亡くして傷心の家族をいたわるために培われたものだと気づいた時から
小夜子
おまえを守ろうと思った
HP :
明智抄というと、始末人の奇天烈なイメージが強かったのですが、サンプル・キティは立派なSFでした。
一番泣いたセリフだったので、この引用は避けようと思ったんですが、SFを感じさせるセリフが他になかなか見つからないので出してしまいました。
「砂漠に吹く風」「死神の惑星」と、拡がりを見せているので、注目して欲しいなという漫画家です。
すいません、私も「始末人」のイメージしかないのですが、こっちも奇天烈といえば十分奇天烈な気がします。
自分の娘に超能力があることをみのもんたに相談してるし…。
HP :
こういう傲慢さは私は好きですね。ただ、PCは色々と得することはあるので、この台詞からしたら趣味じゃないみたいですけど、どうでしょう?
ヒーローも趣味でやっているのと職業でやっているのに大きく二分されるかもしれないです。
けど世界を守るのは、たいてい自分にとっても得なので、そういう意味では趣味で世界を守ることはありえないんじゃないかと…。趣味で滅ぼす方なら、アリだな。
「オレはお前たちと同じく、星を家族をヤツらに奪われたものさ。呼ぶ時は虎と呼べばいい…」
HP :
「神の軍団」を名乗る謎の集団に拷問を加えられ、五体をバラバラにされ培養槽につけられていた主人公。更なる拷問として、そのままの状態で置き去りにされてしまった主人公は、復讐を果たすために長い月日をかけて、自らの念動力を開花させ己の肉体を縫い合わせて脱出。自らと家族をこのような目に合わせたものたちへの復讐行を開始します。
この作品のすごい所は、作品の終り数ページで、漸く主人公の名前が解るところにあると思います。しかもフルネームではなく、通称のような名前。何か深い意味があると思いきや、作者自身が主人公の命名を忘れていたという、賢ちゃんらしい何とも豪快なオチがあるのだとか。まぁ、主人公の名前で作品の面白さが決定するわけではありませんからね。
>作者自身が主人公の命名を忘れていた
前に「名タイトル集」でご投稿をいただいてウェブの評を探したときにその話を知ったんですが、また豪快というかおおらかというか。何かというと細かい設定に凝り出す向きにはいい薬になるかも。
誰も彼もが疲れていた…
HP :
究極のリアルロボットアニメと呼ばれるこの作品は、主人公「キリコ・キュービィ」のこの独白で幕を明けます。生まれた時から戦争で、自分も戦場を渡り歩いてきたのですから、こんな弱音も吐きたくなるでしょう。でも、本編では全く弱音を吐きません。というより、ほとんど喋りません。超がつくほどストイックで、バイタリティの固まりのような人物ですので、弱音を吐く暇があったら前進した方がましなのでしょう。
あらすじは……いいですよね?
そこまでの境遇で弱音の一つも吐かれないと、見ている方がしんどくなるんじゃないですかね。
週休2日をしっかり確保しといて同じようなセリフを言っている私のような人間は、特に。
HP :
久しぶりの投稿となります。
滅びゆく闇次元界をすて、人間界に潜んで人間の生体エネルギー「ラーム」を吸って生きる種族、ダークザイド。その中の異分子、黒岩省吾こと暗黒騎士ガウザー。
彼は人間界になじめない仲間のダークザイドの為に相談所を開いて、悩みを聞き、就職の斡旋をしてあげるのですが、ある時、世話をしてあげたダークザイド達からお金を集め、なんと東京都知事選に出馬してしまうのです。
むろん、黒岩には野望がありました。この生ぬるい人間界を「面白く」するという野望が――
しかし、ここまで面白いタイトルもなかなかないかと。
都庁舎のデザインに琴線触れるものがあったのかもしれない。
しかし「暗黒騎士」には希少価値がありますが、「暗黒代議士」は十分間に合ってます。
ローマは一日にして成らず…。
…。
大きなウリエッタは小さなアレサの集合である。
HP :
『宇宙のステルヴィア』は、宇宙へ進出する人類(ないしは主人公のしーぽん)の前に立ちはだかる未知の危険(色々な意味で)と、それに立ち向かう姿を描いたドラマです。常に高みを目指し、怯むことのないしーぽんに人類を重ね合わせた作劇には、小生の琴線に触れるモノがあったのであります。
今回の台詞は、宇宙に選ばれた子供・天才少年の光太を仰ぎ見て、それでも一緒に宇宙を見たくて、必死で努力するしーぽんの「アタシ、歩くのを諦めたくないんです」という言葉に応えて、謎の宇宙教官ヒュッター先生が語った言葉です。
意味はみんな同じなんですけど。
以下ネタバレです。ヒュッター先生は異星人であり、人類を観察していたという設定があります。これは先生が人類を認め、協力を申し出ることを決意したときの一言なのです。ちなみに最後のは先生の故郷の星の言葉なのだそうです。
私としてはごく単純に、ウリエッタとアレサが何なのか気になるところです(ちゃんと作品見ればわかるんでしょうか?)
…マツカ…
…マツカ!!
HP :
こんにちは、3回目の投稿です。
左京を2回投稿した後で、マイナーなものから選ぼうとも思ったんですが、結局従来も他の方々が多数投稿されている「地球へ…」のキース・アニアンの台詞から。
前回の投稿が長い台詞でしたので今回は短いのを選んだんですが、考えてみると短い中に色々なキースの思いが入っていると思います。
読んでいない方には分かりづらいと思いますが、三回の「マツカ」という台詞の間に凄い行間があり、しかも最後には自分の思いを押さえて地球防衛局長としての台詞を言わざるを得ないというあたりが描写として凄く味があると思います。
改めてこの辺を詠み返してみると、何だか全然「マザーイライザの申し子」ではないですよね。
私は少々違った解釈をしているところです。
キースがマツカの死を嘆いているところで、コンピュータ「グランドマザー」から報告を求める指示がきていましたよね?このコンピュータの命令が耳に届いたところで、キースは自分の意志とは関係なく、感情のスイッチを切って死体の処理を部下に命じてしまう…というふうに。
ラストで敵ながら共感を抱きはじめていたジョミーを射殺してしまうあたりの伏線にもなるかと思うのですが。
HP :
賛否両論の古典戦争SFから。主人公の学生時代の[歴史と道徳哲学]の教師であり機動歩兵部隊の退役中佐デュボア先生が、新兵訓練中の主人公に当てた手紙の最後の一文。
教え子に対する金○先生張りの熱い台詞。生徒にセクハラをかましたりサンドバック代わりにしている馬鹿教師に聞かせてやりたい。
セクハラは論外ですが、体罰については、このデュボアも結構激しそうな印象を持ってますが…?
何にしろ、誇りに思ったり思われたりするほど濃い教師−生徒の関係自体、今では想像しにくいものがあります。
「は?」
「赤子(やや)を生むんじゃ。おまえの体なら、大きい、丈夫な赤子が生める……。いい男を……日本人でなくともいい……。いい男を見つけて……たくさん生め」
HP :
赤子(やや)、と書きましたが、実際には「赤子」の上に「やや」とルビが付いていました。
日本は豊かな国だから少子化なのだ、という意見がありますね。滅んでいく国から命からがら逃げ出そうとして……、といった場面で、生めよ増えよ地に満ちよ、とは確かに説得力があります。
日本沈没を読んだ頃はなにぶん子供だったので、黒幕の老人と花枝の関係がよくわかりませんでした。でも孫娘にしては妙だなと思った記憶があります。いきなり「脱いでくれるか」とか言われて若い娘が脱ぐんですから、何? ってなもんです。いままさに日本が沈没しようとしていて、さっさと逃げないと危ないとか言ってるのに、何をしてるんだろうと。
さいとうプロ画(著者名を調べたら、さいとうたかを画、じゃなかった)の漫画版でもこのシーンは印象的でした。絵をいま思い返すと、(変な言い方ですけど)ちゃんとした女性の裸なのに、全然エロチックじゃなかったですね。
花枝の裸を見て「日本の……女子(おなご)じゃな……」というのはじいさん、どこ見て言ったんだ、というやや下品なツッコミもしてみたくなりますが。
本当はこの後の田所教授との対話も含めて、いいラストシーンなんですけどね。
もし本当におられるのでしたら…決着は"人間"の手でつけます
どうか、手をお貸しにならないで
HP :
最終決戦の直前の主人公トビアのセリフです。
まあ、神様の方としても願ったりでしょう。
けどこれまで決着をつけるのに手を貸してくれたこと、ありましたっけ?
HP :
再読ついでに投稿を。
実は他のをしようと思ったのですが、R制限に引っかかりそうなんで代わりにこちらを。
内容はいまさらですね。
次はブレインヴァレーでも読み返そうかな〜
あぁ積読が一向に減っていかないよぉぉぉぉ
細胞内のパラサイトが女系遺伝するからって、パラサイトそのものが人間女性のメンタリティ持っているのは変じゃないかとか、後半の突っ走りぶりがいまいち好みに合わないとか、読んだ当時いろいろ文句は言っていたのですが、描写の緻密さはさすが本職の研究者と思ったものでした。
この人編の「ロボット・オペラ!」もうすぐ出るので楽しみです。
HP :
恋愛原理主義者の闘士、神麻嗣子嬢が推理ではなく料理の技で持って、難解な謎を次々と解決していく爽快なミステリ……ってちがう(笑)
料理の技でミステリ作家と美人刑事を、操って謎を解く爽快なミステリでした。
いや、これに出てくる料理の数々、ほんとに旨そうです。
文句はカバーの折り返しに書かれている文章。
特撮のナレーション口調で読むとぴったりです。
>特撮のナレーション口調で読むとぴったりです。
声は当然中江真司で。
フォームに戻る