第85集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第87集を見る
「俺達は死んだ。死んだんだ」
出典:
ピーター・ハイアムズ監督・脚本「カプリコン・1」
紹介 :水谷秋夫 様
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駄弁者:
「頼むぜ相棒!」
出典:
佐藤竜雄脚本・演出「宇宙のステルヴィア 26話 きらめきはこえ」
紹介 :新伴仙司 様
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駄弁者:
エイノー提督「そうか…。前の戦争でも、今度の戦争でも有能な男達がたくさん死んだ。私は今度の戦いでは、連邦政府に意見の違う者の事を理解して欲しかった。そのためには犠牲が、人柱が必要だったのだよ。もし意見の違う者を飽くまで認めないなら、認められないものは滅びるしか無い。それで少しは違う者の事を考える様になるのではないかね?その犠牲は大きければ大きいほど良いのだよ。…(中略)」
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高橋昌也監督「GUNDAM SENTINEL」
紹介 :J.J 様
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駄弁者:
「… ブルーは空の色…海の色…私はこの名前を誇りに思うよ」
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皆川亮二「ARMS」
紹介 :おおた 様
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進は言った。
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佐藤大輔「征途2 アイアン・フィスト作戦」
紹介 :可児歳蔵 様
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目上? 政治家とは、それほどえらいものかね。我たちは社会の生産に何ら寄与しているわけではない。市民の納める税金を公正にかつ効率よく再分配するという任務を託されて、給料をもらってそれに従事しているだけの存在だ。私たちはよく言っても社会機構の寄生虫でしかないのさ。それがえらそうに見えるのは、宣伝の結果としての錯覚にすぎんよ。
出典:
田中芳樹「銀河英雄伝説 3 雌伏篇」
紹介 :J.J 様
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僕は──中学生は、やがて、ゆるゆると顔を上げ、あの人に向かっていった。
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北村薫「リセット」
紹介 :汗(はん) 様
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ミワコはたいした奴ですよ。大勢いた反対派をこの論と笑顔で丸め込んじまった。
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菅浩江「お代は見てのお帰り」 「五人姉妹」に収録
紹介 :TAKA 様
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彼女は静かにため息をついた。あなたを生かしておいてあげましょう、テゲスツ。フィオナは心のなかでいった。あなたのためでなく彼女のために。
出典:
ウォルター・ジョン・ウィリアムズ「進化の使者」(坂井星之訳)
紹介 :くうねるよむとぶ 様
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神よ…貴様がマリアの体と血が欲しければ奪りに来い!
出典:
石川賢「魔獣戦線」
紹介 :飯田天周 様
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駄弁者:
神がなんだろうが人類がどうなろうと知ったこっちゃねー。目的は俺のお袋を殺った13人の学者そいつらだけだ!もしそれが…神とかいうやつと戦うことなら戦ってやる。俺の目的の前に立ちはだかるヤツは誰だろうと許さねー。それが何であろうと許さねー。神であろうと、宇宙全体であろうと戦う!!
出典:
石川賢「魔獣戦線」
紹介 :飯田天周 様
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駄弁者:
「来週の末にでもなれば、東部戦線と西部戦線をベルリンの路面電車で往復する事ができるようになるでしょうが」
出典:
佐藤大輔「鏖殺の凶鳥」
紹介 :可児歳蔵 様
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駄弁者:
「科学者に一番大切なものはカンです」
「気の毒」だと? その言葉の意味がわかっているのか
出典:
カート・ウィマー監督「リベリオン〜反逆者〜」
紹介 :CrossBone 様
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拡張子=「中国人名」 jpg=「外国人名」 送る=「送還」
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今井神「あんごろもあちゃんの地球侵略にっきZ」第20話「拡張子」
紹介 :好古真之 様
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キリストをためしたのは、私なんだよ。
出典:
小松左京「エスパイ」
紹介 :可児歳蔵 様
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もしもし もしもし みのもんたさん?
出典:
明智抄「サンプル・キティ」
紹介 :カタノ 様
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駄弁者:
「目がふたつついててアンテナはえてりゃマスコミがみんなガンダムにしちまうのさ!バカのひとつおぼえだよ」
出典:
富野由悠季原作・長谷川裕一漫画「機動戦士クロスボーンガンダム 第1巻『宇宙海賊』」
紹介 :出羽 様
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駄弁者:
ウォーフ「俺は結婚したんだ。これまでの生き方を、多少は変えて当然だろ?」
出典:
「スタートレックDS9 第140話『至高の絆』」
紹介 :Mr.Spock 様
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駄弁者:
「スゲーのがさ、『高度300kmからのフリーフォールダイビングをさせてくれ』なんてのまで来てるんだよ!生身で大気圏突入しようって事なんだぜ!?」
出典:
的場健「まっすぐ天へ」
紹介 :Mr.Spock 様
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駄弁者:
うん…確かにこいつは苦い…だが。
出典:
スクウェア製作「ライブ ア ライブ」
紹介 :おおた 様
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駄弁者:
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「いい奴だったのに」
HP :
火星有人飛行は狂言だった。宇宙飛行士たちは地球で、いかにも火星に着陸したかのように演技をさせられた――。
NASAが全面協力して造られた、ハイアムズの傑作映画です。
ご投稿した科白は、宇宙飛行士たちが地球に到着した演技のために宇宙船着水場所に向かう途中、なぜか彼らを乗せた飛行機が引き返し、再び監禁されてしまった時の言葉です。
主役のチャールズ・ブルーベーカー(ジェームズ・ブローリン)が、飛行士を乗せていない宇宙船にトラブルがあった。だから自分たちは死んだことにされたのだ、と推理します。そこに間髪入れずに脇役のピーター・ウィリス(サム・ウォーターストン)が自分への弔辞を言うのです。「俺はいい奴だったのに」と。深刻でありながら、ふとにやりとしてしまう味のあるシーンでした。
サスペンス満点の良作ですが、登場人物の役割分担が明確でした。宇宙飛行士三人は主役のブルーベーカーが勇者、アメリカンジョークを話しまくるピーター・ウィリスが道化、寡黙な黒人飛行士ジョン・ウォーカー(O.J.シンプソン!)が兵士。敵役のケロウェイ博士が魔法使い。
なかでも道化役のピーター・ウィリスが印象深いです。彼が笑えないアメリカンジョークを展開するたびに、物語から現実に引き戻されるというか。演劇論はよく知りませんが、これがブレヒト言うところの異化というものでしょうか。
そんな深刻なシーンでもジョークを飛ばさなければならないアメリカ人気質…というか、「ユーモアのセンス」の発揮がほとんど強迫観念になってしまってるんじゃないだろうか。
「おぉ!」
HP :
「男女間に『友情』が成立するか」という命題は、人類の未来を左右する重要事項かも知れない。
最近の作品の描く未来世界では男女が対等に戦いやら何やらに従事していて、表面的には男女の区別はないが、意識の上での男女同権を描いた作品はほとんど見られない。多くの場合女性の女性たる由縁は、今もって恋愛劇かお色気担当(死語)なのである。
ジェンダーフリーの概念について語るのは小生には荷が勝ちすぎるが、誤解を恐れず大雑把に言えば、男女間に友情が育ち、しかも周囲がそれを当然のこととして殊更何かコメントするようなことのない世界ならば、男女が完全に対等なパートナーとして存在できるのではないだろうか。
でもそんな世界を描いた作品など滅多にないんだよね。
結局作品はスタッフの持つ共通意識からは逃れられない、スタッフが「男は女を守るもんだ!」とか「女は男に愛されてナンボだ!」と思っていれば作品はその考えを忠実に映し出す。
台詞は太陽系消滅の危機に挑むジェネシスミッションの指揮官に任命された白銀先生(男性)とその相棒のレイラ先生(女性)の会話です。気負うでもなく、かといって投げ出すでもなく、互いに気心の知れあった友人同士として、二人は人類の危機に挑もうとしています。見識の狭い小生は、男女間に性別の壁を越えて成立した友情を、この例以外に知りません。
それでもスタッフはきちんと白銀先生に恋愛対象を配して、レイラ先生に対する気持ちが恋愛でないことを描いています。そうしないときっと誤解されると、そう思ったのでしょう。
蛇足:小生の友人は、同性間でも友情は存在しないと主張しています。そこにあるのは愛情だけ、肉欲が優ると全ての『友情』は同性愛に発展するのだそうです。とほほ。
男女間に『友情』が成立するか、ですか? …とりあえず、成立しないとなると女性は困るでしょうね、「いいお友だちでいましょう云々」の言い訳ができなくなりますし。
…とまあ、こういう軽口が出ること自体、男女間に友情が成立しがたいことの証左かもしれませんが。
テックス「それは、それは余りにも勝手な論理です。そもそもお互いの意見を尊重しあう世界がこないと言う前提での論理じゃないですかッ!僕たち次の世代への大きな侮辱ですッ!それにあなたの論理に従うなら、なぜ、リョウの言うようにノコノコと降伏してきたんですか?あなたも人柱の一つになるべきだった」
HP :
モデルグラフィックス誌に連載されていたオリジナルストーリーのガンダムより。
地球至上主義を掲げるティターンズの残党ニューディサイズに参加したブライアン・エイノー提督が降伏の際に、ニューディサイズ討伐隊α特務部隊のMSパイロット。テックス・ウェスト少尉との交渉時。提督と離散し、なお抵抗を続けるニューディサイズの攻撃によって教官を殺されて逆上する戦友リョウ・ルーツを押さえつけ交渉に入ったテックスが、提督の上記の発言に対し温厚な彼が鉄拳と共に返したのが下の台詞。歴史の狭間でイデオロギーや思想に他人を殉じさせる「大人」に対して敢然とそれらに決別しようとする「若者」の怒りと思いに満ちた台詞。
語数が多けりゃ暴論が説得度を増すわけではないのですよ、提督。
「くだらん!そんなものは大気と水のスペクトルが生んだ自然現象にすぎん!!」
「そうかもしれない…だが、人間はそんなものにでも心をふるわせ。立ち上がることが出来る生き物だ…
…(中略)…
そして人間はそんなもののために生命をかけることも出来る!」
HP :http://www.interq.or.jp/sagitarius/ootarag/
今回はアームズから。
物語も佳境に突入、主人公達の窮地を救うべくキース・ブルーは命と引き換えに、父であるキース・ホワイトに挑みます。
ホワイトはブルーを串刺しにし、ブルーを憂鬱な色、悲しみの色、つまらない名前とさげずみます。ブルーはこの台詞を叫び、最後の攻撃を敢行し…
自分がアームズで一番好きな台詞です。
ブルーを「大気と水のスペクトルが生んだ自然現象」と断ずるのと、それを「憂鬱」「悲しみ」と関連づけるのとは、なんだか態度が矛盾してません? ダブルスタンダードはいかんよ。
「さよなら、兄ちゃん。幸運を」
守は答えた。
「さようなら。進坊。もうお菓子は送ってあげられないよ」
HP :
かつて家族を失い今また家族を失った弟と、かつて家族を失い今また失おうとしている兄との最後の挨拶の場面です。
場所は旭川、南北日本の定期会談の席上。2人は敵対する国家の軍人(或いは自衛隊員)として再開し、そして別れます。
ところで、この後TBになるまでの期間、鹿内氏はどうしていたのでしょうか。
この作品、南北分断された日本が舞台なんですが。レイテ海戦にうっかり勝ってしまったばっかりに日本の降伏が遅れ、ソ連が本土に侵攻して北海道の北半分に「日本民主主義人民共和国」が成立する…というシナリオは、日本がアメリカ相手に大勝利してしまう脳天気な架空戦記に比べて地に足がついていて、かえってヤだなあ(笑)。
HP :
自由惑星同盟の政治家ホワン・ルイの言葉。
社会機構に対して政治家が所詮根無し草に過ぎない事を指摘した非常に辛辣かつ的確な表現。
自虐的過ぎるかもしれないが。妄言を連呼して他人の国を爆撃するどこかの大統領やそれに盲従するどこかの首相よりは、これ位シニカルな事を言える政治家の方がマシかも
(だからと言って開き直られても困るが…)
私も初めて読んだときはこのセリフに拍手したクチですが、いまとなってはかなり批判的です。
自分の職業についてここまで冷笑的になれる人間に、その職業をやっていく資格はないと思います。選挙で選ばれる存在ならなおさら。
蛇足ながら「税金を公正にかつ効率よく再分配する任務を託されて」いるのは政治家ではなく官僚・公務員ではないかと。政治家が託されているのは、何がもっとも公正かつ効率よいのかを選びとることでしょう。
なお、ご投稿の文句は私が持っている版(トクマノベルス・84年刊)ではところどころで表現が違っていたので、それに添って修正させていただきました。デュアルなどでは変わっているのでしょうか?
「──まあちゃん」
あの人は、数歩後ずさって、壁に背を当てた。両手で、口を覆っていた。その間から声が洩れた。
「……嘘」
HP :http://homepage1.nifty.com/beHungry/
はじめまして、汗(はん)です。ずいぶん前に「舞・宇宙」というサイトから来たのが最初だったと思います。名文句全41集に一通り目を通しました。大変でした。(『タイムリープ』と『ポストマン』で、投稿したい台詞がバッティングしてしまいました)
北村薫の、『スキップ』『ターン』に続く<時と人>全三册の三册め。戦時中の女学生の毎日を描く第一部から、昭和30年代の小学生男子の日々を日記で振り返る第二部へと、まるでSFとは程遠い話が続きます。全体の6分の5が過ぎたあたりで出てくる「──まあちゃん」の台詞で、話は一気にSF(いやさファンタジー?さてはオカルト?)に。背筋がぞくぞく来ます。
話の展開はスローペースで、細部の書き込みで読ませます。『マイナス・ゼロ』や『イエスタデイ・ワンス・モア』が、時代の風俗描写で読ませるように。(タイムトラベル物ではありません、念のため)
前にこの作品出展の名文句をいただいたとき、三部作のあらすじをだいたい読んでしまったのですが…もったいないことをしたかな。
名文句とは関係ないですが、汗さんのサイト「時の間」の「ジュラシックパーク・ドラゴン曲線」は必見です(5回くりかえして見とれてしまった…)。ほか「ハイペリオンの没落」や「ナウシカ」のタイムチャートなども。
…(中略)…
で、あれが、丸め込まれた筆頭の堅物学芸員。ミワコのダンナなので、特別に色仕掛けも使ったかもしれんが、不問にしてある。
HP :
「永遠の森 博物館惑星」の後日譚です。
ミワコの提案で博物館惑星<アフロディーテ>にて大道芸フェスティバルが開催されることとなった。当然その開催には賛否両論あったが、ミワコの
「優れた芸術は人を忘我の境地に連れ込む。そしてひとときの忘我の境地を作り出す大道芸は、日常に満ちる地球と切り離された別天地であるここでこそ特集すべき企画だ」
という論旨でこれを通した。
そこに大道芸に対し複雑な思いを持つ親子連れがやってきて…という展開でストーリーは綴られていきます。
ミワコの手のひらであがくタシロ、お釈迦様と孫悟空みたい(笑)
読んでてすごくほのぼのとなりました。
そういえば「博物館惑星」のラストエピソードでも、最後においしいところをもってったのはミワコさんでした。
>ひとときの忘我の境地を作り出す大道芸は…
アフロディーテで寄席が開催される日も遠くないでしょう、きっと。で、直接接続の学芸員が記録データを見てひとりウケている様は、端から見ていてブキミでしょう、たぶん。
HP :
人類の宇宙進出後、文明が崩壊し植民星どうしの連絡が一時は途絶えた世界。独自の文明を築き、中世の段階に達している植民星のひとつエキドナに、別の植民惑星から使者が訪れた、という話…らしいです。
最近名前を聞きませんが、「ハードワイアード」の著者ですね。この作品は大学時代、近所の図書館で見かけて何度か手には取りつつ、結局読まずじまいだったものです。そういうわけでご投稿の文句がどういう場面の名文句なのか分からないんですが…。
HP :
死ぬ間際のマリアの遺言通り、神にマリアを渡さないために自らの体の中に吸収(つまり食べた)した慎一。そこに来て漸く神に対する闘争本能というべきものが湧き出してきたのでしょう。ここから、神と自らの父を弑するための新しい戦いが、幕を明けます。
思い切り盛り上がったところなのに、先の話があまり続いていない様子ですが…?
現在は「真説 魔獣戦線」が連載されているとのこと。
HP :
自らの闘争の背後にどのような存在が蠢いていようとも、目的は復讐のみ。それを邪魔するやつは容赦なく殺す。ここまで来るといっそ好感が持てます。この頃はまだ、主人公「久留間慎一」にとって、神という存在は、邪魔してくるなら殺すというほどにしか感じていませんでした。神に対してのこの不遜な態度。シビレます。
こういうときの「神」とは結局「圧倒的に大きな力をもった存在」という意味にすぎないんですね。「絶対」「唯一」の神というのは、私たちには直感的には頭に浮かびにくいものなのかも知れません。
「同意する。まことに便利だ」
HP :
このセリフの事を話していた友人が、この設定の利用法なるものを教えてくれました。
それによれば、「まず東部戦線で思い切り戦い、生き延びたら路面電車に飛び乗って逃げ、そして路面電車から降りたら西部戦線で降伏する」のだそうです。
これを聞いた時、確かに便利だなぁ、と思いました。
>東部戦線で思い切り戦い、西部戦線で降伏する
そりゃ便利でしょう。満州では望むべくもなかったやり方です。
紹介 :可児歳蔵 様 → 第47集へ
「気の毒」 そう感じたことなど 一度もないくせに
そうだろうプレストン 失ったんだ
人間らしく生きるための要素をすべてな……
大きな犠牲だ 償いはする
HP :
世界は近未来。人間は世界大戦が起きれば今度こそ人類は絶滅してしまうと考え、その根源を根絶しようとします。
その根源とはなんと、人間の感情。
管理都市リブリアにすむ住人たちは、感情抑制剤“プロジアム”を服用し、芸術、ならびにほんの少し感情を垣間見せた(なんと涙を流しただけでも)程度で容赦なく焼却されてしまいます。それを取り締まるのは、最強の格闘技、「ガン=カタ」を操る感情犯罪取締官(グラマトン・クラリック)。
主人公のプレストンは、相棒のパートリッジが踏み込んだ現場からイェーツの詩集を着服したことを知り、彼が感情違反者であることを見抜いてしまいます。一人で廃墟の教会に踏み込んだプレストン。待っていたパートリッジに「君は焼却される。気の毒だ」と告げます。
それを受けたパートリッジの台詞です。
言葉の意味を知らずに使っていること、ありませんか?
ストーリー概要だけ見ると、「華氏451」を思わせますが、なんと言っても凄いのはガン=カタ。これを見てしまうと、マトリックスのネオなんて、へっぽこカンフー使いになってしまいます。
ストーリーだけだとなんか違う作品に聞こえますね。
ところで、涙をこぼしただけで死刑なのに「気の毒」という言葉を使うのはセーフなんでしょうか。言葉にそれを意味する感情がこもってなければOK?
…完全無表情で「ムカつく」とか言っている少年少女の姿は、キレるときより怖そうです。
「亡命?」
「ちがーうっ」
HP :
事業計画の遅れのため、2000年になってようやく地球侵略にやってきた、恐怖の大王にして宇宙人の「あんごろもあちゃん」(なぜ「恐怖の女王」でないのかはナゾ)が主人公の、電脳用語解説webコミック(CGオンライン連載中)を収録し、さらに著者本人の手による同人誌を収録した単行本より。
「インターネット(→埋葬する落とし穴)」「インストール(→馬小屋の中で)」などのPC用語を、「直訳調の解釈」→「ヴィジュアルショックな想像」→「恐怖のあまり……(乳幼児ですから)orヴァイオレンス行為に及び入院」の、基本的にはそのくり返しなんですが(つまり「地球侵略部長(のち課長に降格)」らしい事は、なにひとつやってないんですが)、それが妙に笑いのツボにハマるというか。
ツッコミ役の「たごさく」による、ちゃんとした用語解説もありますし。
(BGM:「どうなっちゃったって」チャーミングス)
宇宙人出てたらみんなSFかー!
「jpg」=「ジャン・ピエール・ゴードン」って…。「gif」だったら「ジョージ・イマニュエル・フィッツジェラルド」か。「txt」だったら「トマス・ザビエル・トンプスン」。「mpg」なら「(しょもうないからやめ)。
HP :
場所に相応しいとは思えない話ですが、こんな事が簡単に起きてしまうのが小松左京SFの凄いところです。
何しろあのお方ときたら、日本を沈めるわ(中略)宇宙を「大きな存在」の体の一部にするわ、もう大変なのですから、まあ主人公や仲間たちのような能力と職業があってもおかしくはないかも知れませんが。
そりゃ、プレートテクトニクスや宇宙論に比べたら、人間の歴史なんぞ小さいもんかも知れませんが。
この「エスパイ」も映画化されてますね。藤岡弘主演で、由美かおる(この人が出てたってことは…)とか草刈正雄なんかが出演していたそうです。評価は…やはりというか、あんまし高くないですな。
えっとォ 私 二十代後半の主婦でェ 兄がいてェ もう死んじゃってるんですけどォ 兄 超能力者だったんですう
そんでェ 兄が死ぬ前に 兄と私の子供を作った人達がいるらしくてえ その子が最近アパートの隣に引っ越してきたんですよォ
『うんうん奥さんそれで?』
それが何か 主人の両親がそォゆうのに反対の人達でェ 殺そうとしてるらしいんですう
そんで主人が言うには 私の娘にも超能力があるからァ 主人の両親に殺されちゃうって
ねえ私どうしたらいいと思います?
『うんうん大変だねえ奥さん』
HP :
第一部の主人公、平凡な主婦のはずの小夜子(=サンプルB=聖母)が、上記そのまんまのハードな状況を知らされ、思わず脳内みのもんたに相談する台詞。場面はクライマックス、思いっきり緊迫しています。そこにこの「脳内思いっきり生電話」が挿入されます。鬼才明智抄ならではの絶妙の技、とファンは思うのです。
…ちょうど同じ出典のご投稿をいただいたところでして。こういう独特のズレというか歪みは、ああやっぱ「始末人」(遺伝子改良した暗殺ダチョウがメインキャラはっている)の人だなあ、と思わせるところです。
HP :
宇宙世紀0133年。地球と木星圏は交換留学を行っていました。地球圏からの留学生たちが木星に着いた直後、宇宙海賊によって木星の輸送船が襲われたニュースが入ります。その海賊の中にガンダムタイプのモビルスーツがあると知った留学生のひとりが言った台詞が、これ。
0079年の一年戦争以来、様々な意味で象徴となった”ガンダム”という名が、さすがに半世紀以上を経て若干陳腐化してきたことを示しているように見えますが、コマ外に”監督がこういうセリフにしろって言ったんだぁ”という漫画家の悲鳴(?)が書いてあるところからすると、多分にメタな含みがあったと思われます。いろんな意味で。
メタ抜きで語るとすれば、伝説をつくったモビルスーツにあやかって外装だけでもそれに似せた機体をつくりたがる風潮があった…とか。で、外装に凝るだけの資金がなかった場合は、次善の策としてとりあえず赤く塗ってツノだけはやすと。
しかしまさかアンテナがなくてヒゲがあってもガンダムにされるとは考えてなかったでしょう。
ダックス「多少じゃないわ!協調性の塊。次はユーモアのセンスでも身につける気?」
ウォーフ「もともとユーモアはある。エンタープライズでは面白い男で通ってたんだ。」
ダックス「相当つまんない船だったのね。」
HP :
このところ「まんがと年寄りネタ」モード全開だったので、ひさびさにスタトレネタから(笑)。特別任務のためにシャトルで敵地へむかうスタトレ1のおもろい夫婦の会話です。このウォーフのセリフを聞いて「誰がや!」とTVに向かって突っこんだ人が全国に多数いたと思われます(笑)。無骨が服を着たようなクリンゴン人をここまで飼い馴らすとはさすがダックス姉さん。ぜひ「新婚さん、いらっしゃい」に出て桂三枝をイスごとこかして欲しかった。
ところでウォーフはなぜかもてますね。少なくとも3人の女性(エズリー除く)と深い仲になってますからラフォージが聞いたら怒りますよ。ああいう無骨なところが母性本能をくすぐるのでしょうか?
では長寿と繁栄を。
面白い男で通ってたって…それ正確には「面白がられていた」じゃありません?
>3人の女性と深い仲に…
3人とも地球人じゃありませんでしたけどね。で、うち2人はクリンゴン人でもない。何を基準にもてていたのか本人にも分かりがたいところなのでは。
それにしても、DS9は所帯持ちの登場人物が多いシリーズだったなあ。
HP :
遅ればせながら4月末に第1巻の出た「まっすぐ天へ」の中から。
軌道エレベータの建設を目指す建設会社に来た問い合せだそうですが、地上に着く前に燃え尽きますよ…どんな時代でもバカなことを考える人はいるもんですね〜。間違っても良い子は真似しないでください…どうしてもという方はアルミホイル(サランラップ?)と座布団をお忘れなく(笑)。
では長寿と繁栄を。
あるいは遊園地が垂直落下アトラクションに使いたがったり。
私は、主人公より、このセリフを言ってる弟君の方が好きなんですよね、奔放そうに見えて、兄よりずっと地に足がついていて。
今はこの味が最高だな。
HP :http://www.interq.or.jp/sagitarius/ootarag/
最近、妙な台詞や、歌詞の投稿が多かったのでしばらくは真っ当な台詞を投稿しようかと。
スクウェアがSFCで出したRPG、ライブ ア ライブより。
このゲームは最初にいくつかあるシナリオのうち一つを選びプレイ。
終わると、また選択画面に戻り、別のシナリオを…全部プレイすると新たなシナリオ「ファンタジー編」が出現、衝撃のED後にいままでのシナリオの主人公から一人を選び、全ての主人公が一同に会する最終編が始まるというシステム。
各シナリオはそれぞれ、キャラクターデザインの原画家も違うという力の入れよう…でもあんまりふるわなかったゲーム。個人的に好きなんですが。
システムのほうもシナリオごとに趣向がこらしてあり、言葉が無いから絵文字だけで話が進む「原始編」戦闘シーンのみの「現代編」そしてこの台詞の出所…現代編とは逆に最後以外戦闘が無い「SF編」
ストーリー
(細かいとこ覚えてない、ごめんなさい)舞台は宇宙を航行するなんかの輸送船か探査船で、主人公はその乗組員……ではなく、乗組員の造ったロボット「キューブ」
ガンダムのハロとボールを足して二で割ったような、可愛いとは言い難いデザインのロボット「キューブ」
謎の事故で乗組員の一人が死亡、さらに輸送中の凶暴な生物「ベヒーモス」が逃げ出し船内を徘徊。互いに疑心暗鬼に陥り、一人、また一人と死んでいく。
唯一、SFCで背筋がゾクっとする恐怖を味わった演出は秀逸。
キューブはその中で事件解決に奔走する。
そして全てが終わり、最初はロボットであるキューブを毛嫌いしていた軍人…ダース伍長(だったかな?)もキューブとの間に友情が芽生え、最後にコーヒーを入れてもらいます。最初はこんなロボットの入れたものが飲めるかと言ってた覚えがありますが…
みんなが苦いと大騒ぎしていたキューブコーヒーを飲み、この台詞を…
で、このシナリオは終わり。
まるで一本の映画を見たような感じでした。
他のシナリオもなかなか感慨深いものがある、隠れた名作だと思います。
聞いた感じだとかなりコンプに時間がかかりそうなゲームですな。
個人的には「原始編」の表現趣向なんか面白そうだと思いました。
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