第49集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第51集を見る
機械に使われたいのか、機械を使いたいのか…どっちだ?
出典:
「カウボーイ・ビバップ」(TV版)
紹介 :ぱんたぐりゅえる 様
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駄弁者:
「1782年にここで首つりになった男は、26人も人を殺している。彼のことを誰かが本にすべきだとよく思うんだが。ジョージ・マイナー・モークリーという男だ。絞首台で歌をうたった。即席でつくったんだ」
出典:
カート・ヴォネガット・Jr「猫のゆりかご」(伊藤典夫訳)
紹介 :テオ 様
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駄弁者:
《自然》は浪費家である。百本の苗のうち、生き延びるのは一本か二本。百もの種のうち、生き残るのはひとつかふたつ。だがそれは、いずれにしても人類ではない。
出典:
トーマス・M・ディッシュ「人類皆殺し」(深町真理子訳)
紹介 :みどり 様
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人類はもはや孤独ではないのだ。
出典:
アーサー・C・クラーク「幼年期の終り」(福島正実訳)
紹介 :グラニット 様
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駄弁者:
この報告を信じますか?
出典:
アートディンク製作「Neo ATLAS 3」
紹介 :tosy 様
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駄弁者:
たとえ、神にだって、俺は従わない。
出典:
吉川惣司「装甲騎兵ボトムズ ザ・ファースト・レッドショルダー」小説版
紹介 :Deus Ex Machina 様
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駄弁者:
「(略)プログラム言語は何使ってるんだ?VB??C?」
出典:
西尾維新「クビキリサイクル 青色サヴァンと戯れ言遣い」
紹介 :PALL 様
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駄弁者:
1000年女王はメーテルなのか!?
出典:
松本零士「1000年女王」(劇場版)
紹介 :ヘボ 様
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駄弁者:
ラーマ人は、何でも3つ1組にしないと気がすまない。
出典:
アーサー・C・クラーク「宇宙のランデブー」(南山宏訳)
紹介 :安井 賢一 様
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「ヤマト、発進!」
出典:
松本零士原作・西崎義展企画「宇宙戦艦ヤマト」
紹介 :安井 賢一 様
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駄弁者:
「あたしをひとりにしないで!」
出典:
アン・マキャフリイ「竜の探索」(小尾芙佐訳)
紹介 :安井 賢一 様
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駄弁者:
「親分てーへんだ!」「てーへんなのは見ればわかる!」
出典:
横山えいじ「おまかせレスキュー」
紹介 :NAL 様
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駄弁者:
「これが本物の人が住む街なんだな」
出典:
うすね正俊 「砂ぼうず」
紹介 :みどり 様
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駄弁者:
田所「おまえ何でアルミホイルなんか体に巻いてんだ?」
出典:
ローマ帝国堂(安永航一郎、みんち)「実録ジオン体育大学」
紹介 :出羽 様
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駄弁者:
人の真の偉大さは、差し伸べられた手の温かさではなく、握り返した指先の不器用さです。
出典:
鷹野良仁「フィールド・オブ・スターライト 砂漠の花嫁」
紹介 :猫さん 様
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駄弁者:
栄華を誇った文明が滅んで数千年……
出典:
セガ製作「パンツァードラグーン」
紹介 :泊瀬 瑞綺 様
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駄弁者:
ゼクスと呼べ!!
出典:
木城ユキト「銃夢 Last Order 1巻」
紹介 :ダラ男 様
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駄弁者:
「…(中略)…配給された安物の硬いスジ肉も、熱中性子でコトコトじっくり煮こむとやわらかくなるのよ。最後の仕上げに減速材のフッ素を入れて熱中性子を制御しないとシチュー鍋が核爆発を起こしちゃうから、ここが一番難しいんだけど……あ、仕上げにもうひとつ、サワークリームも忘れちゃだめよね」
出典:
夏緑「葉緑宇宙艦テラリウム 亜麻色の重鋼機乗り」
紹介 :ピカピカチュー・I 様
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駄弁者:
わたしは嘔吐しそうになった。父にこう言った。
出典:
カート・ヴォネガット「ホーカス・ポーカス」
紹介 :グラニット 様
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駄弁者:
「サバじゃねぇ!」
出典:
井上敏樹脚本・小中肇監督「超光戦士シャンゼリオン」
紹介 :シャグラット 様
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駄弁者:
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HP :
新年の初投稿は「ビバップ」より。第19話「ワイルド・ホーセス」で主人公スパイクの愛機ソードフィッシュUの開発者で元持ち主だったドゥーハンが、もっと最新式のコンピュータを積み込もうと主張する助手のマイルズに言った言葉です。ボタンひとつで何でもできる機械も便利でいいけど、僕はやっぱしアナログな機械の方がいいなあ。
車で言えばスバルの360とか…。
そして!! この名文句でついに掲載1,000点>めです。思えば長いようで短い道のりで……あ、言ってる間に次のご投稿のコメントつけないと。
さて、名文句の方ですが。
機械にですか、使われまくってますとも、ここ数年…。ちゃんと動いているときは使っている気になってるんですが、トラブルが起きると、とたんに主客交代です(名文句の意味とは、ちょっとズレてますが…)。
アナログ機械の方がいいというのは、最近とみに共感できるようになってますが、車に限って言えば私の理想はスバルよりもサリー(はわが恋人)だなあ…。運転、苦手なんで。
「どんな歌ですか?」
「歴史協会へ行けば歌詞があるよ、本当に興味があるんなら」
「いや、どんなふうな歌かと思って」
「後悔している調子じゃないね」
「そういう人間もいますよ」
「考えてみたまえ!」とブリード博士は言った。「後悔するにしても、26人だ!」
「良心だってきりきり舞いする」と、わたしは言った。
HP :http://www006.upp.so-net.ne.jp/meigen/welcome.html
お久しぶりです、そして明けましておめでとうございます。名文句もついに1000台が見えてきましたね。
最初に投稿した時から(たぶん)1年以上経ちますが、その間、広大なSFの海を少しづつ楽しみながら読み進んでいます。
近所の古本屋ではSF文庫が100円で売られているので、月1で立ち寄って数冊買って読む、というサイクルがすっかりできあがってしまいました。ただなにぶん古本屋なので読みたい本が必ずあるわけではなく、なかなかうまくいきませんが。今はブラッドベリの「何かが道をやってくる」を誰かが売ってくれないか心待ちにしてる今日この頃です。
さて投稿は去年のお気に入り作品から。淡々と世界の終末を書いた、”半分まじめ”って言葉がピッタリな傑作ですね。
この主人公の道徳観念への適当っぷりが最高です。この作品にはするどい名文句もたくさんありますが、あえて迷文句の方を。それではまた送ります。
いや、しかし26人殺した人が絞首台で作った歌というのは、彼ならずともどんなのか興味がわきますが…。
HP :
英語タイトルは『THE GENOCIDES』直訳すれば『人類皆殺したち』。突然目に見えぬ散布者たちによって世界中に蒔かれた胞子は町、農場、砂漠、ジャングル、ツンドラのべつなく高さ600フィートの大木へと成長し他のあらゆる動植物を、そして人類をも駆逐していくという話です。
破滅テーマSFの大御所。あまりに救われない話ではありますが…。
「いさましいちびのトースター」でこの著者を知っている人は、きっと目を瞠るんじゃないでしょうか。
HP :http://f1.aaacafe.ne.jp/~galka/
ハードSFの雄でありながら、ファーストコンタクトの衝撃と感動を、これほど詩的に、これほど簡潔に表現してみせた、クラークの力量に脱帽。
宇宙開発競争でしのぎを削る技術者たちの真上に現れた、上帝(オーバーロード)の宇宙船。自分たちが数週間、数ヶ月の遅れを争っていた自分たちが、実は数千年も遅れていたことに虚脱し…だが、悲しみではなく感動を覚えるというシーン。
>人類はもはや孤独ではない
そしてラストで判明するのは、人類は孤独ではなかったが、オーバーロードは結局のところ孤独だったのだということなんですよね…。
信じる / 信じない
HP :
はじめまして。ここは結構昔から読んでますが書くのは初めてです。
出典はちょっと前のゲーム。プレイヤーは提督を雇い、提督に航海させます。
で、提督が帰港すると上記のメッセージが出てプレイヤーに判断させます。
プレイヤーがその提督の航海記録を信じると、それに従って世界地図が少しずつ構築される…というゲームです。
ある意味、グレッグ・イーガンの「宇宙消失」よりも凄い。観測者でなく、観測者の報告を信じることで波動関数の収束を行っているってことでSFだ、と判断しました(笑)
量子論SFとつなげるとは…名文句というよりもご投稿の発想に1票です。あるプレーヤーが「信じなかった」報告を別のプレーヤーが信じて波動関数を収束させているとすれば、一種の多世界解釈?
大航海時代テーマのPCゲームは、これと光栄の「大航海時代」が双璧だと思っているのですが、性格かなり違いますね。「大航海時代」は自由度の高さをうたいながらも、基本はパラメーター条件によって定まったストーリーが進んでいくものでしたから(とくに2、4は)。
HP :
2003年あけましておめでとうございます。年明け早々に罰当たりな投稿をさせていただきました。これはサンサ戦から奇跡(?)の生還を遂げた主人公キリコが先勝パレードの真っ最中に壇上の上官ペールゼン大佐(後日キリコ一味の襲撃に遭い、死亡)に向かって吐いた台詞です。(OVAでは口パクの表現でした)
極限状況の中で常に戦い続けてきたキリコの世界観がよく出ている台詞なので、とても好きです。
「ボトムズ」、小説が角川スニーカーから突然出ていたのでちょっとびっくりしました。外伝の方はかなり前にソノラマ文庫が出していたようですが…。
>「たとえ神にだって〜」
というか、神サマの命令だから、と言われると余計従いたくなくります。
「機械語」
ぶっちぎりの超低水準言語だった。
今時そんなもの使ってる奴がいるとは。
「マシンとタメ口利いてるようなもんじゃないか、それ……」
HP :
この作品をSFと呼ぶのはミステリーSF両ファンからの回し蹴りを覚悟しないといけないですがサイエンスフィクションと呼んでもおかしくない設定のおかしな人たちが一杯出てくるのでまぁいいかな?と思い投稿します。
状況を説明すると天才ばかりが招待される島で、そこに呼ばれたコンピューター(というか工学)の天才である玖渚友とその友達いー君こと「戯れ言遣い」との会話の一場面。
玖渚友が島へ招待してくれた島の持ち主にプレゼントする文章を音楽にするソフトを開発している所。知り合いにマシン語でゲーム作れてしまう変人がいますが彼にしたところでブロック崩しやインベーダーもどきのような簡単な代物のみでありこの玖渚友というキャラクターの異常っぷりが遺憾なく発揮されている一場面だと思います。
以下全くの余談ですが俺は人の影を音に変換するという妙な物を作った事があるんですが玖渚友は音ではなく音楽に変換するなんていう凄まじい事をやっている事を考えるとかなりへこんだりします。
玖渚友はもしかすると未だ解明されない音楽の条件を発見しているかもしれないと思うと個人的にはそっちの方が凄い事だと感じます。
財閥の令嬢が科学・絵画・料理・占術・工学の5分野の天才を孤島に招いたとき、殺人事件が起こる…と。雰囲気的には森博嗣の「すべてがFになる」と似ているような。
機械語…パソコン買って少したった時分に「マシン語入門」を覗いて、5分であきらめました。
HP :
え〜と、はるか記憶の底から引っ張り出してみました。
確か、劇場版のキャッチコピーがこんなんだったかと記憶しております。
二人とも同じ名前(ラー・アンドロメダ・プロメシュームII世)であったことからこのような文句ができたようですが、映画の中でそれを匂わす描写ってありましたっけか?
現在は公式にメーテルの母親ということになってるらしいです。
そういえば、お顔もよく似ていますしね〜。まつげのあたりなんかソックリです。
まあ、機械帝国の女王さまも若い頃はおきれいだったということで。
HP :
ラストの余りにも有名な名文句。
実は、クラーク自身は続編は考えていなかったそうですが。
結局、3つやって来てしまいました(笑)。
太陽系に飛来した人工物体、ラーマ。円筒型をしたその内部には、広大な世界があった。人類はそこを探検するが、多くの謎を残したまま、ラーマは去っていく…。
小説は3つでは収まりませんでしたね。続編、とくに「宇宙のランデブー3」「同4」あたりは共著者ジェントリー・リーが担当した部分がかなり多いのではないかと感じられましたが。
HP :
始めまして(前回投稿では言いませんでしたのですみません)。
これはなかったので投稿しました。
男なら一度は言ってみたい台詞ですよね。
やっぱこれと、スタートレックの「Engage!」でしょう(「右手二番目の星に向け〜」でもいいけど、あれはピーターパンの本歌取りだし)。
ヤマトだったら、発進するのは海中からこう、ぐぐーっと…と細かいところにこだわってみたり。
HP :
SFにぎりぎり入るんじゃないかと思って投稿しました。
第2巻の「竜の探索」、ラスト少し前に宇宙空間にテレポートしてしまった恋人に対してヒロインが全力で呼びかける台詞。
こんなことを言ってくれる恋人が欲しいです(笑)。
まあこの名文句集のラインナップの中では十分に圏内なのでは。
再び糸胞の降り始めた惑星パーン。前作で主人公が連れてきた古き竜騎士と、それ以外の竜騎士との間の不和は、やがて内乱へと発展した。折りもおり、周期を外れた糸胞がパーンを襲うのだが…。
>こんなことを言ってくれる恋人が欲しいです
そう言ってくれる恋人は見かけませんが、「ひとりにしてくれ」とぼやいている所帯持ちはいくらか知ってます(笑)
HP :
江戸の町を破壊する巨大茶運び人形を見る、長閑な親分と子分。
火事の方が怖いかもしれない。
下手に倒して巨大湯のみの熱湯を江戸中にぶちまけられるよりは、長閑に見ていた方が正解なのかも…。
「……そうだな、教わっていたのとは随分違うな」
「何か臭いし…」
HP :
最強のスペシャルチームを壊滅させた砂ぼうずを追うために、初めて街へとくり出した政府のサイボーグ兵士の感想。
かた〜くかた〜くしぼったタオルでひたすらこするというのが、関東大砂漠の平均的清潔法らしいし(笑)
なんとなく「デューン 砂の惑星」に出てくる砂漠の民フレーメンの生活を連想しました。あれも結構臭いはキツそうでしたし(排出した水分を濾過してまた飲めるような服着てたり…)。
なお、みどりさんからは「羊のうた」からもひとついただいていたんですが、こちらは掲載見合わせました。ずっと前にひとつ載せたあと実物を読んで、「これはちょっと違ったかな」と思っていたもので。
生徒A「明日は大気圏突入の実習なんだよ」
生徒B「着陸用のざぶとん忘れんなよ!」
HP :
ソロモンで大敗を喫したジオン軍は劣勢を挽回すべく新型モビルスーツを開発、しかしそのパイロットには常識を遙かに超える体力が必要だった。そこでパイロット候補生として白羽の矢が立ったのが、故ドズルが理事長を務めたジオン体育大学の学生たち。
上の台詞は、彼らの新型搭乗訓練の中での一コマ。訓練の内容といえば、他には”たかが窒素が液化する温度”下で半袖半パンでマラソンしたり、空気の抜けたコロニーで人生ゲームで判断力を鍛えたり(破産の罰ゲームには5マンボルトの電気ショック)というようなもので、当然この大気圏突入訓練も肉体勝負。こうして連邦軍の想像もつかない恐るべき特訓の結果、ぢ体大生たちはついには宇宙空間で体操服のまま弁当食えるようにまで鍛え上げられていくのです。
ま、確かにパイロットは体力勝負ですから。
ちなみにというか、もちろん”ぢ体大”は本質的にはパロディでガンダム本筋とは全然関係ないことになってます。バンダイの本に載ってはいたんですけど。
…モビルスーツに乗せるより、そのまま素手で戦った方が強そうな気がするんですが。ドズル中将は「ビグザム量産のあかつきには…」でなくて「ぢ体大生卒業のあかつきには…」と叫ぶべきだったかもしれません。
>アルミホイルなんか
ファーストガンダムが大気圏突入に使ってたあれは、アルミホイルというよりサランラップに近いような感じがしたんですが。
HP :
いつも楽しんで見ていますが、初めて投稿します。
鷹野良仁さんのフィールド・オブ・スターライト2巻、「砂漠の花嫁」からです。
このシリーズは1巻にも名文句があるのですが、これが一番きました。
実は作品中ではなく、あとがきの言葉なんですけど。
初のご投稿、歓迎いたします。
出典の方も初登場…と思ったら、前に一回ありましたね。
作品中で出ていたら、どんな場面の言葉か知りたくなるような、いい感触の言葉だと思うんですが。あとがきで出すとは、ちょっともったいない…。
かつての力を失った人類は自らが生み出した遺伝子改造による生物兵器に脅かされながら
黄昏の時代を過ごしていた。
HP :
セガサターン黎明期の名作シューティング、「パンツァードラグーン」のプロローグです。
<旧世紀>とよばれる古代文明の遺した生物兵器の生き残りである<攻性生物>に脅かされながら、それでも荒廃した大地にしがみついて必死に生きる人々と、伝説の獣「ドラゴン」の名を冠する、最強の攻性生物の物語も好きでしたが、なによりもドラゴンの背に乗って広大な世界を飛ぶのがなによりも魅力的なゲームでした。
先日、X-Boxにてシリーズ最新作がリリースされましたが、やはり冒頭はこのナレーションでした。聞いた時、なんだか懐かしかったです。
「ああ、またここに来たんだな」と。
あのドラゴンって、生物兵器だったんですか〜。
アン・マキャフリィ「パーンの竜騎士」をゲーム化したら、あんな感じだろうかと思います(他に竜の育成パートなんかも入りそうですが)。しかし敵が攻性生物ではなく空から降る糸胞では、盛り上がらないでしょうね。
HP :
機械の脳と生身の身体を持つザレムの大人と生身の脳と身体を持つザレムの子供が争うザレムで生身の脳と機械の身体を持つ主人公ガリィの複製として作られた機械の脳と機械の身体を持つGR-6ことゼクスがオリジナルであるガリィに戦いを挑む時の台詞です。
機械であるゼクスがアイデンティティを確立しようとしているシーンで、作者が人間の本質をどう捉えているか良く分かります。第3集の下から12番目のものを参照していただけると味わい深いかと・・・
名前というのは、いろんな作品でアイデンティティの核、あるいは象徴として扱われていますが、ここでもやはりそうなのだろうと思います。
>第3集の下から12番目
プリズナーNo.6ですね。確かに同種のセリフだと思います。
HP :
駄弁者さん、ご無沙汰してます。久しぶりに投稿させていただきます。
火星式、シベリア風ボルシチの作り方、だそうです。
説明が楽しそうなのでちょっと食べてみたい気になりますね、中性子料理(笑)
ずいぶんとごぶさたしておりました。お元気でしたか?
えっとサワークリームってどんな物質だったっけか…?とか考えてしまいました。
シベリア風というより、チェルノブイリかセミパラチンスク風という感じがするのですが。…それより、どのへんが火星式?
「父さん、神に誓っていうけど、帰ったほうがよさそうだよ。ぼくたちはまちがいをやらかしたんだ」
しかし、父は言った。なにも恥ずかしがることはない。いまさら、しっぽを巻いて家に帰れるか。
ベトナム!
HP :
ターキントン・カレッジの物理教師であり、湖対岸の刑務所の集団脱獄に関係したかどで投獄されている、ユージン・デブズ・ハートキの自伝。
彼が裁判までにさまざまな紙に書き付けた文章が順に並べられているという設定で、紙の切れ目にあたる箇所に罫線が引かれています。ヴォネガットの単語を放り込んでくるタイミングはまさに天才的で、『ホーカス・ポーカス』は、その形式上、彼の名人芸が非常に効果的に発揮されていると思います。
名文は、息子(主人公)に科学賞をとらせるために、技術者である父親が研究品を提出する下り。「ベトナム」は作品中ありとあらゆるかたちで言及されますが(主人公も従軍経験がありますし)、中でも一番笑ってしまうもののひとつ。爆笑問題の太田光はヴォネガットの大ファンだそうですが、このユーモアセンスを見ればそれも納得かも。
今だったら文芸賞に科学賞の出品をしといて「アフガン!」というところでしょうか。
なんか非常に似合っているような気がします。
HP :
はじめまして。シャグラットといいます。
初投稿はこの迷ゼリフで逝かせていただきます。
1996年に始まったこの特撮番組。いろんな意味で型破りで、主人公が何の脈絡もなくスーパーヒーローになるわ、ヒーローであることを借金のカタにするわ、女装はするわ、バックボーンの組織S.A.I.D.O.Cは資金援助を受けられず、資材や家屋敷をなげうち、また抵当に入れながら戦うといった有様。
で、この迷台詞は、とある国の王女様が誘拐され、すったもんだの挙句に闇生物(要するに怪人)が登場。主人公、涼村暁(すずむらあきら)が変身して戦おうとするのですが、怪人の一撃で変身アイテムのシャンバイザー(シャンゼリオンに燦然するための変身ゴーグル)が、王女様たちの閉じ込められた部屋に落ちてしまい、「それ取って!そのシャンバイザー!!」暁は小窓越しに叫びます。
ところが王女様の国の言語、かなりマイナーらしく、複数の通訳を介してやっと日本語に訳せるレベル。
「ヅヅーカ、ハズーカ」「オエオエ」「ゲホゲホ」となった結果、ひょっとこの面やらトンチンカンな代物が投げてよこされる始末。
「燦然!だーっ!これじゃねぇ!シャンバイザーだぁっ!」と、ボコボコになりながら暁は要求。
そして手渡されたのが――サバ。
ま、百聞は一見にしかず。来年にはDVDが出るらしいので超期待!
気合があればサバでだって…!ウルトラマンだってカレースプーンで変身しようとしてたんだし。
なんで王女さまがサバを持っていたのか、けっこう謎ではありますが。
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