第106集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第108集を見る
きみはロマンチストだろう。ところが、いまはきわめてロマンチックな時代なのだ。こういう時代にはロマンチストの出る幕はない。要求されるのは実際的な人間だ。
出典:
R・A・ハインライン「ルナ・ゲートの彼方」(森下弓子訳)
紹介 :冬寂堂 様
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駄弁者:
P.S. please if you get a chanse put some flowrs on Algernons grave in the bak yard.
出典:
Daniel Keyes「Flowers for Algernon」
紹介 :NAL 様
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駄弁者:
トカゲヘッドにかけて、復讐は必ず果たす。
出典:
ディーン・パリソット監督「ギャラクシー・クエスト」
紹介 :かんきち 様
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「わたしはあらゆる部門の専門家なんだ」
出典:
アーサー・C・クラーク「白鹿亭綺譚」(平井イサク訳)
紹介 :NAL 様
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「くたばれ!! 警察死体(ポリスモート)が!!」
出典:
コナミ製作「POLICENAUTS」
紹介 :heart 様
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「私から私へ、宇宙はどうか」
出典:
芝村裕吏「絢爛世界の紹介 第3回『BALLSと宇宙開発』」
紹介 :DS−T 様
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戦力落ちたんちゃうか、アンタ
出典:
フジテレビ制作「オレたちひょうきん族・TAKECHANMAN」
紹介 :新伴仙司 様
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「お前の本当の敵は別にいると言うのに、なぜ私の邪魔をする?」
出典:
カプコン「ロックマンX2」
紹介 :人畜無益 様
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あんたは強え!強えヤツは正しい!
出典:
クレアテック製作(データイースト販売)「メタルマックス2」
紹介 :人畜無益 様
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――わたしは生きていた。忘れないで。
出典:
榊涼介「ガンパレード・マーチ もうひとつの撤退戦」
紹介 :DS−T 様
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平和だなぁ……
出典:
うすた京介「武士沢レシーブ」
紹介 :砂漠の狐 様
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「人間が変わる、と思いたいのよ。<神>さえその上にいなければ、人間はもっと善良にももっと幸福にもなれるんだ、と考えたいの」
出典:
山田正紀「神狩り」
紹介 :司書の駄弁者
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このマンガに理論などない。
出典:
鳥山明「Dr.スランプ」
紹介 :特急ニセコ 様
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話の腰を折られて
出典:
島本和彦「ワンダービット」
紹介 :春休船 様
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チグリスとユーフラテス。そうよ、地球ではそこから始まったんだもの。
出典:
新井素子「チグリスとユーフラテス」
紹介 :零月 様
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なんだ、この駄作は。まるで子供だましじゃないか!
出典:
インソムニアック製作「ラチェット&クランク3突撃!ガラクチックレンジャーズ」
紹介 :ディベロッパー 様
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駄弁者:
「武器はあくまで道具よ …(中略)… わたしたちには人を殺したり破壊したりしなければならないときがある。だから、わたしたちは必要な道具を選んで、その道具を身につける。でも、武器の弱点を忘れないで。武器はあくまで拡張されたものだということを。あなたたちが人を殺し、破壊するのであって、武器がそうするわけではないことを。つまり、自分がすべてだということよ。武器を持っていようと持っていまいと」
出典:
リチャード・モーガン「オルタード・カーボン」(田口俊樹訳)
紹介 :司書の駄弁者
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「専門用語の羅列ばかりはつまらーん!」
出典:
こやま基夫「エンジェルノート」
紹介 :人畜無益 様
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駄弁者:
汚れた海に汚れた雨が降る………。それでも人は海のそばを離れたがらない
出典:
クレアテック製作(データイースト販売)「メタルマックス2」
紹介 :人畜無益 様
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駄弁者:
ウクバールという町ではね、いつも風が吹いてるんだ……
出典:
円谷プロ制作「ウルトラマンガイア『遠い町ウクバール』」
紹介 :砂漠の狐 様
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駄弁者:
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HP :
ハインラインのジュブナイルの一冊から投稿します。主人公のロッド・ウォーカーはハイスクールで行われる上級サバイバル・テストに参加します。それは恒星間ゲートと呼ばれるワープ装置を使って生徒を彼らが場所を知らない未開の地に送り込み回収時期まで無事生き残ること−−。両親や教師の反対を振り切ってサバイバルに参加します。ゲートをくぐったあと事故が起こり回収不能になることも知らずに…。その事実を知ったロッドは仲間たちと村を作り。野獣たちと闘いながら成長していくのでした。ロッドたちの成長が楽しく読めるハインライン版「2年間の休暇」ともいえる作品です。投稿した台詞は、サバイバル・テストに挑戦することにした主人公に教師がつげた言葉です。「冒険もロマンも現実の問題であり、そこで活躍するには実際家が必要である」と言葉を続きます。確かに現実のじょうきょうがロマンテックな環境になっているとしたら、冷静に判断のできる実際家が必要だと思います。
今は結構現実主義的な時代だと思うんですが、こういう時代だと逆にロマンチストが必要とされる? 必要とされるかも知れませんが、悲劇の主人公としての需要かもなあ…。
ハインラインのジュヴナイルといえば、来月(2005年5月)ハヤカワの復刊で「銀河市民」が出るようで。
HP :
ラストシーンのセリフ
昔翻訳されたのを読んだ時は感動しました。
英語のは…読んでません。
「ついしん。どーかついでがあったらうらにわのアルジャーノンのおはかに花束をそなえてやてください。」(小尾芙佐訳)
名作「アルジャーノンに花束を」ラストの一文。つかのま得た天才を失った、心優しきチャーリー・ゴードンの、最後に残した手紙の追伸です。綴り間違いの一つ一つに涙が浮かびます。
そういえばここしばらくダニエル・キイスの作品って見かけないよな…。
HP :
20年前に放送され、今も熱狂的なファンを持つSFドラマ「ギャラクシークエスト」。 しかし、出演者たちは今や落ちぶれて、イベントでのサイン会が唯一の仕事というありさま。そんな彼らの前に奇妙な一団があらわれます。その正体は本物の異星人サーミアン。フィクションという概念を持たず、番組を歴史ドキュメンタリーと勘違いした彼らは、侵略者から故郷の星を守ってもらうため、地球の“英雄”たちに助けを求めてきたのです。
五人の俳優と、ドサクサに紛れてついて来たイベントの司会者(番組にはすぐに死ぬ端役で出演経験あり)は本物の宇宙戦争に参加することになるのです。
スタートレックのパロディでありながら、本家を凌ぐ面白さの映画です。
上記の台詞はスポックにあたるドクター・ラザルスの決め台詞ですが、ラザルスを演じるアレックスは、かつてシェークスピア俳優だった自分がイベントのたびに言わされるこの恥ずかしい台詞を心の底から憎んでいました。
そんなアレックスが彼を“ラザルスとして”慕っているサーミアンのクエレックと行動を共にするはめになります。最初はクエレックのことを疎ましく思っていた彼も共に戦ううちにいつしか心を通わせるようになるのです。
しかし、無残にも敵の凶弾に倒れてしまうクエレック。瀕死の彼はアレックスに抱きかかえられながら、息も絶え絶えに「あなたを父のように思っていた」と言うのでした。もはや彼が助からないと悟ったアレックスは、彼のために、あれほど嫌がった決め台詞を“ラザルス”として万感の思いを込めた誓いの言葉として言うのでした。
当然、私も観て(レンタルビデオですが)爆笑したクチです。元ネタ、ミスター・スポック役のレナード・ニモイも舞台俳優出身で、自分とスポックが同一視されるのを嫌っていた(最初の自伝の題名が「私はスポックではない」だったことは有名)ことを思うと余計に笑えるところです。さて、同じような状況になったとき、ニモイ氏は「長寿と繁栄を」と言うでしょうか。
ご投稿の文句とは関係ないですが、主人公のタガード艦長が艦長席に座っているときの体の傾け方、カーク艦長そのまんま…。
HP :
毎水曜日パブ白鹿亭でほら話で皆を楽しませているハリー・パーヴィスは、磁気学が専門だと言ったところ
先週は結晶学が専門だと言っていたと突っ込まれてこう断言した。
でも亭主関白学は極めてないらしい。
グローブナー博士(by「宇宙船ビーグル号」)のご先祖か、あんたは。
極めてたら磁器学や結晶学とは比較にならない大人気だったろうなあ、亭主関白学。
HP :
主人公ジョナサン・イングラムの相棒刑事エド・ブラウンが、宿敵でもありかつての仲間でもあったゲイツにとどめを刺したときの言葉です。
実はエドは或る事件のトラウマで銃を撃てなくなっていたのですが、この言葉はそのトラウマを克服した証とも言えるでしょう。
ジョナサン・エド・ゲイツ達は宇宙警察の試行部隊「ポリスノーツ」の同僚でしたがジョナサン・エド以外のポリスノーツ達は犯罪に手を染め、ゲイツは腐敗した警察権力として二人を抹殺しようとします。エドのセリフは「ポリスノーツ」と「腐った警官」をかけたものです。
「ポリスノーツ」には他にも名文句がありますが、私はこういう一つのセリフに色々な意味を持たせる、というのが最も好みなんですよね。
コナミで近未来舞台のアドベンチャーとなると、「スナッチャー」(若い人は知らんでしょうが…)の系列か。同じ小島秀夫監督作品ですし。
「警察死体」という翻訳っぽい表現は、海外サスペンス風の雰囲気を狙ったんでしょうか。
「私から私へ、こちら宇宙。……星の海は、本当に綺麗だ」
HP :
少しばかり趣向を変えて、今年発売(05年3月現在)のPS2専用ゲーム「絢爛舞踏祭」公式HPに掲載されているコンテンツからの引用です。
ゲームは水の星となった火星で起こる独立運動を舞台としたものですが、このコンテンツではその時代に至るまでの顛末が、ゲームデザイナー芝村裕吏氏自らの手によって、独特のセンスに溢れた文章で紹介されています。
投稿したセリフは、研究総責任者だった櫻井裕博士の脳コピーを持つ球体ロボットBALLSと、櫻井博士自身との間で交わされた会話です。
この会話から壮大な宇宙開発が始まったという事で……ロマンですねぇ。
そして、計画の途中で博士が死んだ場合は、こういうふうになるわけですね。
「紹介」の方では、自己増殖工場となったBALLSを恐れつつ利用しつつ、宇宙開発が行われるという話が簡単に語られていて面白かったです。
ところで「BALLSたちは、みなこの最初の12機から生まれ……生産されたものである。」とあるのですが…みな同じ博士の脳コピー!?
HP :
激化する闘いに弱体化したTAKECHANMANは、そのピンチを切り抜けるべく新兵器の開発に着手する。北の水博士(ビートたけし)とチャン博士(片岡鶴太郎)が力を合わせて創り上げたそれは合体ロボット!TAKECHANMANの合体指令で出動し、強敵あみだ婆ぁ(明石屋さんま)の前に立ちふさがった!
ビートたけし自身が巨大ロボ(風)の着ぐるみに身を固め、あみだ婆ぁと戦うが、巨大ロボットの着ぐるみなど専門家が着てもそうそう動けるものではない。ちょっと押されてよろめいて、攻撃は全て狙いもつかずあさっての方に炸裂、呆れ果てたあみだ婆ぁが思わず呟いたのが上記の台詞。
同時期のアニメには無理な変形、無茶な合体、格好悪いデザインが目白押しで、我々視聴者も同じ言葉を呟いていた覚えがあります。そして数年後、『超新星フラッシュマン』に登場したフラッシュタイタンでは、寸足らずのちょこちょこ動く巨大ロボットが手も足も曲がらない巨大な箱(のようなロボット)に合体、敵巨大怪物より更に巨大になってとどめを刺していました。でも絶対戦力落ちているよなぁ、アレ。
合体メカは、合体前で頭数の多い方が戦力的に有利なのではないかという考えもありますし。もっともご投稿のタケチャンマンロボの「戦力」は、はるかそれ以前の問題ですが。
テーマソングもついてましたよね、これ。「ゆくぞ合体 空を飛ぶぞヒーロー 電光石火 君のオネショも止まるだろう」とかなんとか。
ご投稿のセリフは、もともと台本にあったのか、さんまのアドリブだったのか微妙かも。
「俺はお前が嫌いなのさ」
HP :
ゲーム続きですが。
時は21XX年。
人間に限りなく近い思考を持つロボット『レプリロイド』達の知能回路に狂いが生じ、人間を襲う事件が頻発する。『イレギュラー』と呼ばれた彼らに対処する為につくられた対イレギュラー組織・『イレギュラーハンター』……
その中でも最強と名高かった元イレギュラーハンター・シグマが、レプリロイドだけの世界を創りあげようと、再度人間達に反旗を翻す。イレギュラーハンターであるエックスは、その優しさ故に躊躇い、悩みながらも、シグマの野望に立ち向かっていく……………
戦いを好まず、破壊をためらう優しさと、悪を憎む心とで葛藤し続ける主人公・エックスの良き理解者であり数少ない親友でもある、特A級イレギュラーハンター・ゼロ。その彼が復活早々(前作で死んでたんです)、主人公の目の前でラスボスに対して吐いた台詞。
待てぃ、親友。
言うか、そう言う事を。
悩みながらも、葛藤しながらも真面目に戦ってる主人公の目の前で。
お前本当に主人公の理解者なのか、と小一時間…(略
エックスの事はおいておくとしても、好き嫌いで世界の命運背負う気かこの男。
一言前にシグマの漏らした、聞くからに意味深な言葉を、吟味する間もなく蹴飛ばしやがった迷台詞です
とおりいっぺんのお題目を唱えられるより、いっそ清々しい。…まあそれに、真面目に葛藤するキャラがかぶっても鬱陶しいだけでしょう(アクションゲームとしてそれは致命的でしょうし)。
いや あんたを疑うなんて、どうかしてたよオレは!
HP :
よく考えたら…これ、SFか? 間違えてもファンタジーとは言えない中味だけど……でも砂ぼの台詞も掲載されてたしな………
なんて送り付けた後で気が付きましたが、開き直って第二弾を。
初めて入ったスワンという町で、何故か町の住人達から極悪人扱いを受ける主人公達。実はガルシアと言う男が主人公に家族を殺されたと言い触らしているのだと知り、誤解を解く為に村の掟に従って彼と一対一の決闘をする事に。
決闘に勝った後で町の住人Aに話しかけると返ってくる台詞がこちら。
決闘前は散々疑ってかかり、人によっては最初から悪人と決めつけてくれるスワンの住人達の、掌を返した様な態度を表す台詞の一つ。
露骨すぎる弱肉強食ぶりが、この世界では力が全てだと言う事を余計なくらい強調してくれます………住みたくないなぁ、こんな世界。『正しさ』とは死ぬまで縁が無さそうだし………
むしろ、力をもたない者の精一杯の皮肉…とも聞こえる言葉ですが。
HP :
PSゲーム「高機動幻想ガンパレード・マーチ」の小説版。
ファンの間では榊版ガンパレとして親しまれている、良作の呼び声高いシリーズです。
このセリフは、短編集であるこの本の表題作「もうひとつの撤退戦」終盤にでてくるものです。
大陸での戦争中に製造された人型試作実験機、その廃棄同然で残されていた最後の一機が、瓦礫の下敷きとなった学兵を救うために一発だけ砲弾を放ち機能を停止する。
その時、制御系の中核を成していた「生体脳」が、臨時のパイロットとなった教官に残した言葉がこれです。
他の「生体脳」が機密保持のために射殺されていく中、奇跡的に生き残り飽くなき生への執着を見せ続けた「彼女」の最期の言葉……。
読んでいて一番ぐっと来たシーンなのは内緒です。
クサい言い方をすれば、その一発の砲弾によって「彼女」は記憶の中に生き続けることを得たわけで。
同著者の「ガンパレード・マーチ」小説版は9冊が既刊。それ以外で私が知っている作品は…あ、パソゲー雑誌「コンプティーク」の「信長の野望」リプレイから小説化した「偽書信長伝・秋葉原の野望」は、この人の作品だったのか(知ってる人、あまりいないだろうなあ)。
平和ってステキだよホントに……!
オレ絶対守ってみせるよ、この平和!
だからもう…… 早く乱れろよ平和……!
HP :
特撮ヒーローってみんなこんな考えを持っているのかもしれません。
平和を乱す「かもしれない」ヤツを前もって狩りだそうとか言い出さないだけ、まだ健全か…。
HP :ここ
「神狩り2・リッパー」を読む前にと再読したので。
あらすじについては、前のご投稿があったときに紹介しているのでそちらをどうぞ。
セリフは神の存在を感知できる霊能力者・理亜(ゆりあ)が島津に語った言葉。神が関わらなくとも人は愚かでいやしいのではないかとシニカルに言う島津に、理亜は人間が変わり得るかどうか賭けをしようと誘う。彼女に突き動かされるように、島津は「神を狩る」企てに参加する…。
思えばこの作品のラストはちょっと尻切れの嫌いがありました。さて、2では満足させてくれるでしょうか。
HP :
Drスランプシリーズその2。則巻千兵衛博士の発明品に対して「一体どんな理論でできてんだ!?」の質問への作った本人の回答です。確かに理論が説明しがたい発明品をじゃんじゃん発明してるわけですから、彼は。それにしても無責任。
ちなみにこの話の発明品は「みにちゅあわが家」。博士の家のミニチュアに起こったことが本物の我が家に起きてしまう!という代物でした。単行本第8巻。
最後は博士とみどりさんのミニチュアを猫(犬だったかな?)が食べてしまうというオチ。
理論があったらこのエピソードが最終回だわな…。
正義の怒りが爆発した!!!
HP :
今回は漫画から投稿致します。記憶で書いているので、この短編集のどの辺の分かは不明ですが、燃える漫画家・島崎和彦センセの作品より。
父を悪の秘密結社に倒された主人公。強化服装着により『炎の戦士バーニング・ガイ』と名乗り、「正義の為に貴様ら(秘密結社)を倒す!」と宣言する。
しかし、「笑わせるな、それはただの復讐心だ。正義なんかじゃない」と言い放つ謎の男。そう、彼もまた『正義の』ヒーローであった。更に続々と登場とするヒーロー達にも各々の信念があり、「俺は正義だ!故に俺の行為はすなわち正義!」「昔の俺は悪人だった。その償いの為、今は俺が悪を討つ!」「アタシは世界征服を企む組織と闘ってるのよ、世界征服。アンタ達とはスケールが違うのよ〜♪(この後「世界征服=本当に悪なのか?!」と他の面子に突っ込まれますが)」「私はたまたま巻き込まれて、仕方無く闘っている!」等々。
各人『正義』の定義付けの議論に雪崩れ込み、「どうにもこうにも、話がまとまらない!」と議論が煮詰まって飽和点に達した時。バーニング・ガイを抹殺する為に送り込まれた四天王が(間の悪い事に)登場。強襲のつもりが、殺気の籠もったヒーロー達の視線に射竦められ…
そして、冒頭の名(迷?!)文句に繋がるわけです。(四天王は次の瞬間、その場に居た10名程のヒーロー全員から必殺技をフルコースで叩き込まれた挙句、ミンチになります。(^^;)
結局「正義とは、己自身で定義するしかない。もしもその道が食い違った時は…」「あぁ、その時は対決もありうる」「だが、それまでは己の正義を貫こう!」と。『結論が出ない』という結論に達して各々別れてゆくのであった。
私も記憶を辿って書いてるので、ハンパな説明なのですが。確かこんな内容です。(^^;
他のも散見した所、意外と(?!)深いテーマの作品もありますので、機会があれば一読されるのも一興かと思います。(^^)
他人が真面目に議論しているのを邪魔する輩を黙らせるのも、立派な正義。ちなみに正義に過剰という概念はありません(笑)。
結局この世に正義がないから争いが止まないんじゃなくて、正義がありすぎるから止まないんですね…。
ナインでも、ここから、きっと、始まる。
人類じゃないとしても、それでも、きっと、何かが始まる
HP :
人類がいなくなった植民惑星ナインの、最後の人間の一人、穂高灯の一言。
移民船に乗ってきた植民者たちが開拓した惑星ナインは、ある時点まで順調に人口増加を続け、産児制限まで行われたほどだったが、人々の生殖能力に障害が生じて人口減少社会となり、ゆるやかに滅亡の道へ。
物語は、"最後の子供"ルナがコールドスリーパーを一人ずつ起こし、"最後の子供"=大人になることのない子供として育てられた悲哀をぶちつける形で進みます。最後に起こされたのが、名文句の発言者である、穂高灯。ナインの創設メンバーの一人です。
穂高灯はルナと大議論を展開し、ルナの疑問への答えを導出していきます。
最後の子供だと分かっていて、不幸な境遇だと分かっていても、ルナの母がルナを産んだ理由、そして、死ぬことが分かっていても、何も残せるものがなくても、人間が生きる理由とは何か?ルナの疑問は、物語のテーマでもあります。
物語終盤に、人知れず繁殖していた蛍の群れをみて、穂高灯が言った一言が上記の名文句です。
ぶっちゃけていってしまえば、
「人類が滅亡しても、大丈夫。他の生物が後を継いでくれるから」
これって、究極の楽観主義といってもいいのでは?
汎用性が高くないと、ということで、
●応用例:ギャンブルで大金をすって、他人に配当を献上してしまったとき
「ここから、きっと、始まる。
俺の儲けにはならなかったとしても、それでも、きっと、何かが始まる」
しかし滅亡したとしても、後を継ぐ存在には人類がいたということを知ってほしいと思います。
それさえも要らないというのなら、究極の他愛主義といってもいいかも知れません。
>応用例
…始まるのは自分の転落人生である可能性が大ですが。
(大将、続けてー!)
HP :
正直言ってびっくりしました。他にもあるので買ってみてください。
ゲームです。
辺境の星「ベルディン」で動かない宇宙船を飛ばそうと奮闘しているラチェットは、ある日逃亡したロボット・クランクと運命的に出会う。クランクの助けで宇宙船を動かせるようになったラチェットは、クランクの頼みで、侵略者BBBから宇宙を救うべく冒険の旅に出るのだった。…というのがシリーズ1作目の話、らしいです。
それで、どういう話の脈絡で出てきたセリフで、何にびっくりされたのでしょうか?
HP :ここ
邦訳が出たばかり(2005年4月)のフィリップ・K・ディック賞受賞作より。
人格のデジタル化・保存が完全にできるようになった27世紀。犯罪を犯せば懲役の代わりに肉体を奪われる「保管刑」に処される一方、財力さえあれば人格のバックアップをとり、体を乗り換えて不老不死を実現することも可能となっていた。
100年以上の保管刑に服役中だったタケシ・コヴァッチは、地球の大富豪バンクロフトにより仮釈放される。バンクロフトは自分を殺した──バックアップによって復活はしたが──犯人と理由をつきとめる私立探偵として、特殊部隊エンヴォイ・コーズの隊員だったコヴァッチを雇い、仮の肉体を提供したのだった…。
投稿のセリフは、遠方の星にデジタル送信され、その星で用意された肉体にダウンロードされ軍務に服する「特命外交部隊」エンヴォイ・コーズの教官が、新米だったコヴァッチたちに諭した言葉。物語の本筋ではなくコヴァッチの回想シーンなのですが、ちょっと格好良かったので作品の紹介がてら載せてみました。
武器がないと自分が丸裸になったような感覚に陥るのが、彼女が語る「武器の弱点」。武器じゃなくてもケータイとかコンピュータとか、道具に依存してしまう人間にとっては少々耳に痛いところです。
「先生先生〜っ 科学者が専門用語使わないでどーするんですか」
HP :
二連続はいい様なので図に乗って二個目投稿です。
エンジェルノートは、他の生物の遺伝子を取り込める変身能力付きクローン人間・シンカと、その”元”となった少年・大化とのラブコメ模様…を、軸にしたコメディ漫画です…多分、それくらいの位置かと。
上記は、主人公の父親にしてシンカの造り主・無限久方(後ろの台詞です)が学会での研究発表中に学界の権威(前の台詞の主)と交わす会話です。
専門家が専門家相手に説明する場所ですら使わなくて、他に何処で使えってんでしょうね、小難しい専門用語なんて(苦笑)
専門家が専門用語を使うのはそれが小難しいからじゃなくて、そっちの方が簡単だからなんでしょうけどね。それなしで研究発表ができる科学者というのは、凄い才能の持ち主だと思います。研究者よりはジャーナリストの才能かも知れませんが。
HP :
「一体何が起こったのか………突如起こった謎の”大破壊”。
人類が築き上げた文明は崩壊し、秩序は失われ、平和は瓦礫の下へ朽ち果てた………
人類は最早地上の支配者ではなく、どこからともなく現れたモンスター達に怯えて暮らす哀れな子羊に成り下がっていた。
だが人類は、その輝きを失ったわけではなかった。
強力な戦車を駆ってモンスターどもをなぎ倒す、情け無用の賞金稼ぎ……
人々は彼らを、モンスターハンターと呼んだ………!」(「メタルマックス リターンズ」取扱説明書より抜粋、一部変更)
…えー、要するに、そう言う世紀末的世界で戦車に乗って賞金稼ぎするRPGシリーズの一つです。
台詞は、とある町の水夫Aに話しかけると何の脈絡もなく呟いてくれるものです。この世界の環境状態がどれだけ酷いのかと言う事、そしてその汚れた海から離れられない、この世界に於ける人間達の立場を如実に現した台詞です。
散々汚染し、破壊しまくった地球環境から今なお離れられない身には、耳に痛い警句ですよね…幾らロケットが月や火星まで飛んだって、未だに人類は地球以外の場所では生きられませんから……
最後になりましたが、今更ですが、初めまして。膨大な名台詞の数に釣られて迷い込んできました
「離れられない」ではなくて「離れたがらない」であることに切なさ、ほろ苦さが。名無しNPCのセリフとしては上出来すぎるフレーズなんじゃないでしょうか。
昔のゲームで村人に何度話しかけても「はまち!」としか返ってこないのがあったなあ……。
ウクバールの町にはね、階段というものがないんだよ……
HP :
カレンダーの絵柄であった町を自分の故郷と信じ続け、本当にその町へと帰って行った男の哀愁漂うおとぎ話でした。
自分は実は人間ではなく宇宙人かもしれない。又は別の次元から来た異次元人なのかもしれない、なんて幼い頃に一度は考える人っていると思います。
しかし、実際に映像で見てみるとロマンチストなんていう言葉を通り越して、逆にシュールさやアンニュイさがストーリー全体を覆ってしまうなんとも表現し難い雰囲気が醸し出されていました。
なんか「ウルトラマン」っぽくないノスタルジックなイメージ…。しかしウルトラマン自体に郷愁を感じる世代があることを思えば、そうミスマッチでもないのか。
この雰囲気でどうやって怪獣を出すのかと思ったんですが、ウクバールからのお迎えが怪獣なんですね。
ちなみにティプトリーの短編に、自分がスタートレックの世界から来たと信じている若者の話がありました。「ビームしておくれ、ふるさとへ」、「故郷から一〇〇〇〇光年」に収録。
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