第107集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第109集を見る
自惚れるんじゃない!アムロ君!
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富野喜幸監督・原作「機動戦士ガンダムII 哀・戦士編」
紹介 :J.J 様
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駄弁者:
とさか先輩「馬鹿者!『角』があれば、曲がらねばならんのだ!」
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ゆうきまさみ原作、知吹愛弓脚本監督「究極超人あ〜る」(OVA版)
紹介 :新伴仙司 様
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駄弁者:
そういう、みんなの夢の哀しいこと辛いことの、そんなもののなにもかも、あらいざらい、全て、全部ひっくるめて、どーんと引き受けてくれる人間が、今、いますか?
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夢枕獏「仰天・平成元年の空手チョップ」
紹介 :猛魂 様
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駄弁者:
「この世界というリングに、本当の悪人なんていない。ただ、その国や個人が抱えている事情があって、ベビーフェイスをやるやつや、ヒールをやるやつがいる。
出典:
夢枕獏「仰天・平成元年の空手チョップ」
紹介 :猛魂 様
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駄弁者:
「我深く世界の大勢を鑑み、茲(ここ)に忠良なる爾(なんじ)ら諸国民に告ぐ。惟(おも)うに長きに亘り、我は爾らと共に在り、常に利害を同じうし、休戚を分かたんと欲す……」
出典:
フィリップ・K・ディック「ブラッドマネー博士」(安部重夫・安部啓子訳)
紹介 :好古真之 様
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駄弁者:
ジルトーシュ「君は一体何者なんだい」
出典:
佐藤竜雄監督「学園戦記ムリョウ 最終話『戦記は、つづく』」
紹介 :新伴仙司 様
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駄弁者:
「研究室にいるのか?!こんなセットが」
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こやま基夫「エンジェルノート」
紹介 :人畜無益 様
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駄弁者:
これだから、わたしはときどき自分が生きているという確信をもてなくなるのよ。あなたたち生物は、なにかがほしくてたまらなくなると、かならずそれが実現すると思うのね。心の底からなにかをもとめれば、きっとそうなるって
出典:
オースン・スコット・カード「ゼノサイド」(田中一江訳)
紹介 :冬寂堂 様
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駄弁者:
「ウルトラマンタロウも神様じゃないのね」
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石堂淑朗脚本・筧正典監督「ウルトラマンタロウ第52話『ウルトラの命を盗め!』」
紹介 :新伴仙司 様
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駄弁者:
「やってみなければならない もし失敗したとしても、それがやってみることを恐れたせいであってはなるまい」
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J・P・ホーガン「プロテウス・オペレーション」(小隅黎訳)
紹介 :だだ 様
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駄弁者:
へい!らっしゃい!汚染された海で取れたピチピチの奇形魚だよ!
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クレアテック製作「メタルマックス2」
紹介 :人畜無益 様
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駄弁者:
人類…知性と言う武器を身につけた悪魔のサルめ!滅びるがいい!
出典:
クレアテック製作「メタルマックス」
紹介 :人畜無益 様
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駄弁者:
油断するな。迷わず撃て。弾を切らすな。ドラゴンには手を出すな
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ジョーダン・ワイズマン「シャドウランルールブック第2版」(江川晃/グループSNE訳)
紹介 :紫雲 様
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紹介 :YN 様
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駄弁者:
宇宙は広い。めちゃんこ広い。あえて名古屋弁で言うならめちゃんこひれー。
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鳥山明「Drスランプ」
紹介 :特急ニセコ 様
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駄弁者:
24歳になったノボルくん、こんにちは!
出典:
新海誠「ほしのこえ」
紹介 :かんきち 様
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駄弁者:
死ぬぜぇオレの姿を見たヤツはみぃんな死んじまうぜぇ!!
出典:
矢立肇・富野由悠季原作「新機動戦記ガンダムW」
紹介 :shin 様
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駄弁者:
「あのー、魔神大帝の手先ですけど…地球侵略に来ました」
出典:
カプコン製作「超鋼戦記キカイオー」
紹介 :さるたに 様
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駄弁者:
「ノビタとかいうやつ、前へ出ろ。腕ききのガンマンと聞いた。決闘だ!
出典:
藤子・F・不二雄「ドラえもん『のび太の宇宙開拓史』」(カラーコミックス8 映画まんがドラえもん)
紹介 :TOM 様
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駄弁者:
「おれは歩く!! のび太といっしょにな!!」
出典:
藤子・F・不二雄「ドラえもん『のび太の恐竜』」(てんとう虫コミックス 大長編ドラえもんVOL.1)
紹介 :TOM 様
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駄弁者:
誰も、疑うなんて言ってやしない。疑わないことと、絶対視することとは、また別問題だろう?
出典:
安部公房「第四間氷期」
紹介 :冬寂堂 様
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駄弁者:
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ガンダム一機の活躍でマチルダが助けられたり、戦争は勝てるなどというほど甘い物ではないんだ。パイロットはその時の戦いに全力を尽くして後悔の残らない戦い方をすればそれでいいんだ。
私はマチルダが手をかけたこのホワイトベースを愛している。だからこの修理に全力をかけている。…人には、それ位の事しか出来んのだ…
HP :
今回はファーストガンダムから。長い戦いを経て地球連邦軍本部ジャブローに辿り着いたホワイトベースの修理を任されたウッデイ大尉とアムロの会話から。
憧れていたマチルダがウッデイの結婚相手であったことを知り。彼女を守れなかった事を悔いるアムロに対してウッデイが言ったのがこの台詞。力を持ち、それを行使する人は得てして自分の関わる全ての事を背負えると思いがちだ。だが一人の人間が出来る事など限界がある。必要なのは自分のなすべき事を見極め。全力をかけてやり遂げる事だと諭す大人としての台詞と愛していた人への思いと絆が滲み出た名シーン。
大人ですね、プロですねえ。
アムロやシャアは、大尉の域にまで結局成長できなかったのかも…。二人とも最後まで恋人(というべきなのかどうか微妙ですが)の死を引きずっていましたし。
もっともこの二人、パイロットとしては一機で戦局を左右しかねない域にまで成長してしまいましたが。
あーる「そうですよ、目的地まで真っ直ぐ真っ直ぐ、そんな恐ろしいこと私にはとてもとてもぉぉ」
さんご「あーる君、『角』好きだもんね」
HP :
『究極超人あーる』は「息抜きの合間に人生をやっとる」連中の訳の判らない間抜けな日々を描く、学園ドラマの決定版(^-^)だと思います。
このOVA版は光画部一行が、明確な目的地とタイムリミットに縛られながらも何時も通りの無計画さで滅茶苦茶に暴走する物語です。1カット毎に原作からの引用が散りばめられているとか、EDに並べられた写真(光画部の作品と言う想定)が全て納得できるとか、色々と凄い点はありますが、何よりも本作で凄いのは、前述の粗筋が『究極超人あーる』と言う作品自体の粗筋にもなり、同時にクライマックスの自転車暴走(登場人物達が実に意味深な順番で脱落していく)の説明にもなっている、二重三重のフラクタル構造です。ドラマのレイアウト自体がSFしている…などと言ったら言い過ぎでしょうが。
少なくとも、ここまで内容の濃いOVAは、極めて少ない筈です。
「目標に向けて一心不乱まっしぐら」というのがイヤ、というのにそこはかとなく共感を覚えます。
もっとも「角曲がったり寄り道するのが面倒なのでまっすぐ行く」ということもままありますが。「息抜きの合間に人生をおくる」境地は意外と難しいのかも。
…(中略)…このおれは、銭も欲しい。大むこうを唸らせもしたい、いい女も欲しい。名誉も権力も欲しい。おまけに、わたしは、他人の下につくのが、我慢ならねえんです。おいらのそういうもの全部を、受け止めてくれる人間がいますかね?
それは、この力道山ただひとりしかおりやせんぜ
HP :
冷凍睡眠という科学の力で平成の世に蘇った力道山。しかし副作用のため彼が健康体で活動できる時間は限られていました。
大勝負を前に力道山の身体の急激な衰えに気づいた担当医師は、彼のリング入りを止めようと説得した時に、返す言葉で彼が「他人や自分のことは分からなくても力道山のことはよく分かる。力道山は夢のために生きている」と前置きして語ったのが上の台詞です。
あの弟子にしてこの師あり、ですね。「おれ」ではなく「おれ」が演じた「力道山」というプロレスラーが自分や世間の夢を背負って立つ、という意気込みは並の人間には持てません。一つの道を窮めるならかくありたいなぁ…。
自分の夢や欲望を、自身が演じる「自分」で受けとめようとする。相手のアクションをさえ必要としない分、下の猪木よりもやはり一枚上なのでしょうか。
そいつら、みんな、まとめて受け入れるだけの包容力が、プロレスにはある。相手の技を無視したら、プロレスではなくなってしまうんだ。今、政治に欠けているのは、その精神さ。
相手が、どんな技を出してこようと、アントニオ猪木はそれを全部受けてやるつもりだ。その上で──」
「アントニオ猪木が勝つのでなくてはならないということです」
HP :
どうもご無沙汰しております。
今回は表題作より、平成の世に蘇った力道山の命令で、力道山対前田日明の前座戦(相手はジャイアント馬場)をやる羽目になったアントニオ猪木とプロレス仕掛け人・新間寿の試合前日の会話から。
現実でこれより少し前にイラクがクウェートへ侵攻した事件が話の中にも反映されていまして、猪木の台詞は馬場との勝負の後人質解放の交渉の為イラクへ飛ぶことを新間に打ち明けた直後の発言になっています(以前プロレス興行をイラクでやって面識があるフセイン大統領とのつながりだけを頼りに…さすがプロレス議員)。
良くも悪くも世界をプロレスのリングとして見つめ、その中でよい結果を出そうとする猪木にある種の凄みを感じます(あくまでのこの話の中の、ですが)。
しかし上には上がいるわけで…。
この場合、相手がアントニオ猪木を無視しない、というのが大前提になってしまうのですが。
プロレス界で猪木を無視できる人が(コールドスリープしていたお方を除いて)いるとは思えませんが、政界とかだと…。
HP :
衛星軌道上から地上へメッセージを送りつづける主人公、その最後の放送が、何故か敗戦時の玉音放送のパロディになっているサンリオ文庫版より。このステキ翻訳は、当時かなりの波紋を広げたようです。
(先頃、創元SF文庫から出版された新訳『ドクター・ブラッドマネー』は、全く普通のマトモ翻訳で、それはそれでちょっと残念なような)
この珍訳が歴史の闇に埋もれてしまうのも無念なので、あえて大森望氏の『SF翻訳講座』第22回(SFマガジン‘91年7月号)から孫引きさせていただきたく。
BGM:「昭和」レミオロメン
このあいだ創元で復刊されたものですね(ディックやスタージョン以外でもサンリオの復刊があればいいのに…)。
火星に向けて宇宙船が飛び立った直後に核戦争が勃発。衛星軌道を回るその宇宙船からの放送が、地球に残された人々を細々とつなぐ拠り所となる…。
それにしても、なんでまたギョメイギョジか。わたしら読者其レ克ク訳者カ意ヲ体セマセン。
HP :
一見なんてこともない台詞です。だが実は、この台詞を発したヴェルン星人ジルトーシュは異星人の外交官で、その情報網は銀河連邦・宇宙連盟(この物語世界の宇宙を席巻する二大勢力)を問わず広がる凄腕です。その上、これはネタバレですが、両勢力から常に一目置かれる『判定者』でもあります。
『判定者』の力は凄まじく、数十光年を経て見ることも聞くことも言葉を伝えることも可能です。最低限でも数十億の人類一人一人に話し掛け、宇宙の映像に効果音を添付するなど朝飯前、変身すれば全長数十メートルの巨人となって地表を広範囲に渡って煮えたぎらせる必殺光線を放ち、僅かな時間で数十光年を飛び越える、ウルトラスーパーデラックスな超越的存在です。
そのジルトーシュが本編の主人公ムリョウ君に向けて苛立ちをぶつけるように放ったのが上記の台詞なのです。
果たしてムリョウ君とは何者で、それは我々視聴者に向かって何を語っていたのでしょうか。
ちなみに、結局本編では『ムリョウ君の正体』は(多少暗示的な事実は語られましたが)明かされませんでした。
今回はウルトラマンじゃないんだなあ、と思って読んでみたら、「判定者」の力がどうもウルトラマンっぽい…。
「うんまあ、雰囲気を大切にせんとな。なんせわしマッド・サイエンティストだし」
HP :
遺伝子取り込み・細胞無限変化能力付きクローン人間・シンカ(♀)と、そのオリジナルにして(本人は)何の変哲もない高校生・タイカの織りなす三流ラブコメ?エンジェルノートより、自称マッド・サイエンティスト、間宮 林蔵の台詞を。
上の台詞は、高い出費をして研究をさせている雇い主の物。
要するに折角出してやった高額の経費を、雰囲気作りの為に食い潰してる場面です。
マッドって形から入るものなんですねぇ(違
あとは発明が完成したときに随時雷鳴でも鳴らせれば完璧でしょう。
その点、こういう便利な方もいらっしゃいますが。
HP :
粛清艦隊を阻止するために自分の存在を知られるのを承知で行こうとするジェインとなんとか解決策を探して欲しいと頼むミロの台詞から。やっぱりカードの作品は人物の掘り下げが深くて面白くていいですね。
超高速通信ネットワーク<アンシブル>の中に存在し、人間をはるかに超えた思考速度をもつジェイン。彼女が出した苦渋の結論を、人間の友人(…愛人?)ミロは「それでもなにか方法があるはずだ」と言ってのけてしまう。これはそういう人間たちへの呆れと愛情が混ざった言葉なんだろうなと思います。
「ゼノサイド」のラストはある意味「なにかをもとめれば、きっとそうなる」の具現化なのですが…。
HP :
するめ状になったウルトラマン、そのヴィジュアルインパクトが強すぎて、それ以外の点が印象に残りにくい『ウルトラの命を盗め!』より、ZATの森山いずみ隊員の台詞。
宇宙戦争に勝つために、ウルトラマンの超能力を欲して地球に現れた宇宙野人ドロボン(滑稽な外見や言動に惑わされては行けない、純粋戦力としては帰ってきたウルトラマンを蹴散らすほどの実力者なのだ)は、猪突猛進の末捕われの身となったZATの二谷副隊長を盾に、ウルトラマンタロウに自分への協力を迫る。反撃もできず、さりとて脅迫に屈することもできず、時間切れの迫ったタロウはひとまず退却した。
台詞はその姿を見てタロウが逃げたと思ったZATが思わず吐いた弱音の一つだ。
人類の命運を左右するとも思える巨大災害としての怪獣が実在する世界で、その一方にその災害を粉砕する実力を持ったウルトラマンが存在していたとして、貴兄はいかなる態度でウルトラマンに接するか。
ドロボンのようにウルトラマンを戦力として自らの支配下に置こうとするか。
森山隊員のようにウルトラマンに精神的に依存して自らの努力を放棄するか。
二谷副隊長のようにウルトラマンとも対等に自らの責務を全うしようと努力するか。
ひとつ忘れてならないことは、ウルトラマンだって努力しているってことなんですがね。
追伸:確かに一目で全ての力を抜き取られたことが理解できる、『するめウルトラマン』!
演出としては正しいのかもしれませんが、やっぱインパクトありすぎて、他の部分が霞んじゃってるよなぁ。『ウルトラマンタロウ』にはそんな話がやたら多いんです。狙いが『日本のシンドバット冒険記』だそうですからしかたないんですが。
神様だったとしても、この神は自らたすく者をたすく守護神だったはずなんですが(以前新伴さんからいただいたご投稿にあるとおり)。
フェラシーニは彼の肩を軽くこづいた。
「それでいい、グスタフ。今のあなたの口調はまるでアメリカ人みたいだ」
HP :
どうも、前回「マップス」ネタで投稿した だだです。前回は説明不足で 申し訳ありませんでしたm(_ _)m
「プロテウス・オペレーション」…「星を継ぐもの」「未来の二つの顔」などで知られるハードSF作家 J・P・ホーガンの作品です。残念ながら上記二作品に比べて知名度は若干下がりますが、個人的にはホーガンの最高傑作だと思ってます。
…1974年、世界はかつてない暗黒時代を迎えていた。
第二次世界大戦で圧倒的勝利を収めたナチスドイツが、地上の大半を支配していたのだ。だが、それは 21世紀の未来人たちによる干渉によって成された物だった。
世界に残された最後の希望―それが≪プロテウス作戦≫だ。
アメリカ政府は 未来人のタイムトラベル技術を奪取し、過去の世界へ、未来人の干渉が始まった1939年に選りすぐりの工作隊を送り込む。
ナチスの野望を叩きつぶすのだ!
…と、まあ あらすじとしてはこんな感じですが、舞台が舞台なだけに登場人物が豪華!
アルベルト・アインシュタイン
F・D・ルーズベルト
ウィンストン・チャーチル
アドルフ・ヒトラー
アイザック・アジモフ!
さらに、未来人たちのタイムトラベル技術も ホーガンらしいSFに満ちた論理になってます。
名文句は、物語の後半 部隊の隊員たちがドイツに潜入し、なんとかしてナチスのタイムマシンがある施設に潜入しようとしているシーンのものです。
地下の施設に潜入せんとする隊員、フェラシーニたち。しかし、トラブルの為 潜入用に用意した防護服を失ってしまう。
それでも諦めないフェラシーニたちは、現地での協力者グスタフが研究していたガスマスクを流用しての潜入を立案する。
グスタフは反対する。化学物質の満ちた地下で使えるようなシロモノでは無い、と。それでもフェラシーニたちは諦めなかった。心動かされたグスタフは 彼らのために研究中のガスマスクを準備するのだった。
…わたしも、この言葉のように 何かを成すのならば失敗することを恐れてはならない。と思っているのですが
どうにも根性無しなので、何ひとつ成せていません…
ホーガンの邦訳は創元SF文庫が中心ですが、これと「断絶への航海」はハヤカワからですね。「断絶への航海」はこないだ復刊されましたが、こちら「プロテウス」は…?
「アメリカ人みたいだ」というのをごく自然にほめ言葉として使っているフェラシーニは、まさにアメリカ人(というかホーガン作品のアメリカ人)だなあ、と。
>豪華な登場人物
なんか1名仲間はずれが入っているような。こういうメンツと一緒で、アシモフ博士は喜ぶでしょうか?…意外と無邪気に喜んでしまわれそうな気もしますが。
HP :
メタルマックスのネタばっかりだな、と思いつつ。
デルタ・リオと言う町にいる魚屋?に話しかけるとこの台詞。
多分普通に喰って生きてるんでしょうねぇ、汚染された奇形魚…………この世界の人間達って……(汗)
あるいは汚染されていない魚を食べると中毒をおこすところまでいっているのでは。
HP :
メタルマックス(及びそのリメイク版「メタルマックスリターンズ」)のラストボス・ノアが主人公達を目の前に言う台詞。
大地を荒廃させ、人間達を世界のヒエラルキーの頂点から叩き落とした、伝説の『大破壊』。その真相は、人が造ったスーパーコンピューター『ノア』による人類への叛乱だった……?
地球の自然環境を汚染と破壊から守る方法を見つけ出す………命題を課せられたノアが導き出した答えは、人類抹殺。
我が家でゴキブリを見たらすかさず新聞紙を丸めて叩き潰す様な(ぉぃ)ノリで、ノアは目の前に現れた『人類』である主人公達を抹殺しにかかる……
その悪魔のサルに。知性と言う武器で造られた身が、そこまで貶すか創造主を。
人間に対する罵倒は数あれど、『悪魔のサル』ってのはなかなか秀逸な表現ではないかと………
人間をヒエラルキーから叩き落とすために大地を荒廃させたって…それはゴキブリを叩き潰すために家ごと壊すようなものなのでは? そんなコンピュータをつくってしまうようでは、悪魔のサルの武器もたいしたことないな…。
――ストリートの警句
HP :
“Watch your back. Shoot straight. Conserve ammo. And never,ever,cut a deal with a DRAGON.”
――― A street proverb
原文はこれ。アメリカ生まれのテーブルトークRPG(TRPG)シャドウランより。
シャドウランとは?
主にストリートを舞台に、シャドウランナー達が活躍するTRPGです。
シャドウランナー……半合法・非合法な計画を実行するために影を駆け抜ける者たちのこと。依頼人は企業の重役だったり、個人だったり、時には国がかかわることも。
ここまでだと単なるサイバーパンクのようですがシャドウランの魅力はその世界観にあります。簡単にいうとサイバーパンクに魔法要素をぶち込んだ感じです。
体を強化改造したオークサイボーグが銃を撃ち、ドワーフのメイジやシャーマンが魔法を放ち、エルフデッカー(ハッカー)がマトリックスを駆け抜ける。なんてことも可能です。ヒューマノイドだけでなく、覚醒種と呼ばれる危険なパワーを持った動物達や精霊も出てきます。もちろん人間もいますよ。
ランナーたちはおのおのの能力を生かして危険と引き換えに莫大な報酬を得ます。戦うだけでなくコネを生かした交渉や脅し、裏切りなどあらゆる手を使わないと報酬はおろか命さえも奪われかねない……。そんなランナー達になって大都会の影を駆け抜ける。これがこのゲームのおおまかな魅力です。
今夏、第4版が出るんですが日本での活動はもうほとんど無し。っていうかTRPG自体もう……(泣)ああ、TRPGの復権はいつの日のことだろうか……。
HP :
もっとも有名なサイバーパンクRPGの「シャドウラン」に登場する警句です。
ネットワークに覆われ、魔法が蘇り、エルフやオークが闊歩し、企業が支配する、そんな世界の中でドラゴンはパワーの象徴です。
社会的な権力、神秘的な魔力、そして何より強靭な肉体を備えたドラゴンと、ことを構える愚か者は決して長生きできないでしょう。
あるいは友好的な関係であっても、同じです。ドラゴンにはドラゴンの敵がいるのですから…。
>っていうかTRPG自体もう……
TRPGの需要のかなりの部分はオンラインRPGが吸収してしまっているのかも。話を創る楽しみはまだまだTRPGのウリでしょうが。
追記:YNさんからいただいたのは「背中に気をつけろ。ためらわず撃て。弾を切らすな。ドラゴンには絶対、関わるな。」と、少し言葉が変わっていました。訳者が違うのでしょうか。
そう、あの甲子園はおろかあのアメリカ大陸よりもひろいのである。
そこまで広いとわざわざ地球までやってくるアホもいるのである…。
HP :
「ほよよスペシャル1」より、オープニングのドアホなナレーションです。
「わざわざ地球までやってくるアホもいるのである」ってことはガミラスもボーグもベジータもアホって事か!?など無数の突っ込みが出てきます。
ちなみに、この「ほよよスペシャル1」もやっぱしアホな話でした…。
「広いにもかかわらず」やって来るんじゃなくて、広いとアホの数も比例して多くなるからやって来るんですねえ…。
「あのアメリカ大陸より」あというあたり、日本人のコンプレックスをつきまくっていてナイス。こういうイナカモンの演出は名古屋人ならではの感覚でしょうか(清水義範「蕎麦ときしめん」で言われている名古屋人の性癖と一脈通じるような)。
私は15歳のミカコだよ。
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ね、私はいまでもノボルくんのこと、
すごくすごくすきだよ
HP :
関東某県の中学に通う長峰美加子と寺尾昇は同級生。同じ部活で仲の良いふたりだが、中学3年の夏、ミカコは国連軍の選抜メンバーに選ばれたことをノボルに告げる。翌年2047年冬、ミカコは地球を後にし、ノボルは高校に進学する。
地上と宇宙に離れたミカコとノボルは携帯メールで連絡をとりあうが、リシテア号が木星・エウロパ基地を経由して更に太陽系の深淵に向かうにつれて、メールの電波の往復にかかる時間は開いていく。ノボルはミカコからのメールだけを心待ちにしている自身に苛立ちつつも、日常生活を送っていく。やがてリシテア艦隊はワープを行い、ミカコとノボルの時間のズレは決定的なものへとなっていく……
というストーリーの作品。新海誠監督がパソコンで一人で製作したインディーズアニメが口コミで人気が出て、下北沢の短編専門映画館トリウッドで劇場公開されました。
これは冥王星からシリウス星系へワープした直後にミカコが絶対に届くように祈りを込めて送ったメールです。8年7ヶ月のタイムラグを経て奇跡的にノボルに届きました。
しかし届いたのは最初の2行だけで、あとはノイズになって読めませんでした。
物語はミカコの側中心に描かれていましたが、10年のあいだ思いを繋ぎ続けなければならなかったノボルにとっても結構酷な呪縛だったんじゃないかと思ったり。
ところで次回作として期待されていた「雲のむこう、約束の場所」ってどうだったんでしょう?あまり話が聞こえてきませんが…。
HP :
ガンダムデスサイズのパイロット、デュオ・マックスウェルの名言。個人的に一番好きな名言です
これまで頂いた「ガンダムW」関係の名文句は、どれも殺伐とした印象が…これとかこれとか。
戦争の話が殺伐としているのは、ある意味当然ですが…。
「まにあってます」
「そんなこと言わないで! この洗剤とチケットもつけますから」
「いいから帰れよ!!」
「いま侵略されれば、もれなくこの幸運のペンダントもついて…」
HP :
ロボットアニメ(一部例外あり)のオマージュてんこ盛りな対戦格闘ゲームより、破壊的魔法少女『魔法の国のポリンちゃん』編の第3話『侵略者を撃て!』での一幕。
地球侵略とは、こうした地道な営業活動によって成り立っているのですね。
ちなみに1軒も侵略できないと、大帝からオヤツ抜きの刑を受けるそうな。
間に合ってるかも知れませんねえ…。しかし、ヒーローが異常繁殖している地球ですから、まだまだ需要はあるのでは。そう言えばここにも待っている方がいます。
あとのザコどもはひっこんでろ!!」
「ぼくにまかせてくれ。なあに負けるもんか。」
HP :
で、『のび太の恐竜』をリメイクするなら、ついでに『宇宙開拓史』の方もリメイクしてほしいんですよ。ぜひとも、このギラーミンとのび太の対決シーンを入れて。
このセリフ、映画ではのび太とギラーミンの対決すらなくなってるし、テントウ虫コミックス版では「スーパーマン…ノビ太とかいったな。腕ききのガンマンときいた。おまえと対決できる日を、楽しみにしていたぞ」
という幾分ソフトなものに変えられてて、ちょっと不幸なんですよね。いい場面なんだけどなぁ。
ギラーミンは、藤子まんがには珍しいクールで魅力的な悪役です。
ガルタイト工業に雇われたギラーミンは、美しい星コーヤコーヤをコア破壊装置で内部から粉々に破壊しようとします。
それを阻止するために立ち向かったドラえもんとのび太たちだが、ギラーミン操る巨大空中戦艦に手も足も出ない。そこに救援に駆けつける、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんたち!
とうとう撃沈された巨大戦艦の中から、黒い影がスッと地面に降り立った。彼こそがギラーミンなのだ! そして、投稿のセリフを叫ぶのです。
惑星破壊までのタイムリミットが迫る中、最後に立ちふさがる最後にして最強の敵!
その恫喝にビクともせず、不敵な自信をも見せながら、真正面から受けてたつのび太!
これほど燃えるシチュエーションは、後にも先にもここだけですよ。ドラ映画シリーズの中でも、最も好きなシーンですね。
「のび太の恐竜」は原作マンガの同名短編が元ですが(こっちも泣けた)、「宇宙開拓史」はどうだったでしょうか? のび太が別の星でスーパーマンになるというのはあったように思いますが、映画の「宇宙開拓史」とはまた別の話だったかと…。
HP :
新しいジャイアンの声優さんである木村昴さんですが、どう見ても14歳に見えなくて困っているのは僕だけでしょうか…?
それはそれとして、2006年のドラ映画は、『のび太の恐竜』のリメイクだそうです。だとすれば、やはりジャイアンのこのセリフでしょう。
タイムマシンが壊れ、タケコプターで日本のある位置を目指す一行だが、プテラノドンに追いかけられタケコプターが故障。悪人一味に、ピー助を渡せばタイムマシンで現代の日本に連れて行ってあげようと持ちかけられ、揺れ動く5人。
この時、スネ夫の意見を押しのけてジャイアンが叫んだのがこのセリフでした。
この瞬間こそ、それまでの“わがままな乱暴者”でしかなかったジャイアンが“イザというときは頼りになるヤツ”に成長した瞬間でした。
この場面を新生ジャイアンがどんな風に演じてくれるのか、今から楽しみです。
正しいガキ大将のあり方。
映画版でしかこういうジャイアンの「漢」なシーンは出てこないんじゃないかと。2時間枠でないと良さが発揮されない、ある意味ナイーブな性格なのか。
こういうとき、いちばん割を食うのはスネ夫なんですねえ…。
HP :
安部公房の代表作の一つから投稿します。中央計算技研に勤める勝見はソ連で作られた予言機械「モスクワ二号」に対抗できる予言機械の作成に成功します。実験のために死んだ人間のデータを与え、それにより犯人を探し出そうとする実験を開始するのですが、その結果はあまりにも意外な結末を迎えるのだった。安部公房という人は、日本では珍しくカフカの影響を受けた作家だと聞いているのですが、この作品にも科学文明に対する鋭い風刺がカフカを彷彿させます。
結果を鵜呑みにせず疑ってみることと、結果を無視することもまた別問題なんですが、ものごとを考えるとき、絶対視と無視の両極端になってしまうことも多いように思います。
>珍しくカフカの影響を…
恥ずかしながら、カフカって「変身」しか読んだことがない…。「変身」のパロディ作品はあったと思います(確かかんべむさしだったかと)。主人公の名前がミズコール・サムサ(笑)。
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