第117集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第119集を見る
「…トリューニヒトでいいです」
出典:
小野不由美「銀河英雄伝説9 回天篇(徳間文庫版)解説」
紹介 :Mr.Spock 様
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駄弁者:
「きみは法律を知っているだろう。厳密に文字通りなんだな、書籍といわず、建築物といわず、或いはその他のいかなるものにせよ、およそ幽霊とか、吸血鬼とか、妖精とか、その他、想像上の生物を示唆するようなものはいっさい生産してはいかんのだ」
出典:
レイ・ブラッドベリ「火星年代記」(小笠原豊樹・木島始訳)
紹介 :Mr.Spock 様
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駄弁者:
I'm in insurance.(私、保険の仕事をしています。)
出典:
テリー・ギリアム「12モンキーズ」
紹介 :gueston 様
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駄弁者:
42
出典:
ダグラス・アダムズ Douglas Adams「銀河ヒッチハイク・ガイド The Hitchhiker's Guide to the Galaxy」
紹介 :gueston 様
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駄弁者:
――TT(タイムトラベル)における最重要観念といえば? なにゆえ人はTTを夢想し、希求するの? TTの何が、私たちの魂をこんなにも揺さぶるの? さあ、答えは?
出典:
新城カズマ「サマー/タイム/トラベラー1」
紹介 :7eye 様
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駄弁者:
ドラえもん「電波発信源に近付いたぞ!」
出典:
藤子・F・不二雄「ドラえもんのび太の宇宙小戦争(アニメ版)」
紹介 :いせやん 様
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駄弁者:
それは、軍靴の足音が、ようやく聞こえ始めたころの物語。
出典:
秋山瑞人「鉄コミュニケイション2 ―チェスゲーム―」
紹介 :7eye 様
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駄弁者:
「人を創りし神、人に作られし我等の願いを聞き届け給う ハレルヤ」
出典:
秋山瑞人「鉄コミュニケイション2 ―チェスゲーム―」
紹介 :7eye 様
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駄弁者:
「やいっ おまえら! 地球人をこんなめにあわせやがって!」
出典:
藤子・F・不二雄「ミノタウロスの皿」 「藤子・F・不二雄SF短編PERFECT版1」に収録
紹介 :ひらがな 様
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駄弁者:
古代文字…商標だわ
出典:
宮崎駿「風の谷のナウシカ」
紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
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駄弁者:
I'd far rather be happy than right any day.
出典:
Douglas Asams ダグラス・アダムズ「The Hichhiker's guide to the Galaxy 銀河ヒッチハイク・ガイド」
紹介 :gueston 様
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駄弁者:
'Well, that's bureaucracy for you,'
出典:
Douglas Asams ダグラス・アダムズ「The Hichhiker's guide to the Galaxy 銀河ヒッチハイク・ガイド」
紹介 :gueston 様
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駄弁者:
うちのお祖母ちゃんはステラという名前だった。
出典:
グレッグ・ベア「ダーウィンの使者」(大森望訳)
紹介 :ながぴい 様
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駄弁者:
「決心したんだ!帰ったら三時間みっちり勉強する!すべてはそのあとにしてもらいたい」(のび太)
出典:
藤子・F・不二雄「ドラえもんプラス3巻『シャラガム』」
紹介 :んどらもえ 様
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駄弁者:
「いっそ、川へ身投げしようかと……」
出典:
藤子・F・不二雄「ドラえもんプラス3巻『アリガターヤ』」
紹介 :んどらもえ 様
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駄弁者:
おじさん「海の中で原爆を使ったら、日本の近海が全部汚染されてしまうからです」
出典:
千束北男脚本・飯島敏宏監督「怪獣大奮戦ダイゴロウ対ゴリアス」
紹介 :新伴仙司 様
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駄弁者:
「80%?冗談じゃありません、現状でジオングの性能は100%出せます」
出典:
富野由悠季監督「機動戦士ガンダム」
紹介 :春休船 様
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駄弁者:
「帰ってきたぜー!!タコ野郎!!」
出典:
ローランド・エメリッヒ監督「インデペンデンス・デイ」
紹介 :ジェラート 様
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駄弁者:
「地球の現代技術レベルに則(のっと)ってプログラムに修正を施(ほどこ)したいと思う。既知空間の情報結合状態には手を付けないと約束する。人類レベルの能力にあわせ、コンピュータ研究部への対抗措置をとる。許可を」
出典:
谷川流「射手座の日」 「涼宮ハルヒの暴走」に収録
紹介 :好古真之 様
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駄弁者:
時代劇を英語でどのように綴るか、ご存じだろうか。“Jidai−geki”と、真ん中に棒を入れるのだ。(中略)「ジェダイの騎士団」。この“Jedi”という固有名詞は、“Jidai”から生まれたものだと思う。したがって、<ジェダイ・マスター>のヨーダは、「時代劇のお師匠」という意味になる。その一番弟子が名優アレック・ギネス扮するオビ・ワン・ケノービ(Obi−One Kenobi)。これもまた妙ちくりんな名ではないか。わたしにはObi−one Kuroobi(黒帯初段)のもじりとしか思えないのだ。ヨミすぎかもしれないけれど。
出典:
瀬戸川猛資「夢想の研究 活字と映像の想像力」
紹介 :好古真之 様
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駄弁者:
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HP :
国家元首としてのラインハルトのライバルは、ヤンではなくトリューニヒトであるというあらたな視点からの考察で小野先生が出した苦渋の選択(?)がこれでした。なお、理想は「死なないラインハルト」ということで書いたのが「十二国記」だったとか。
ちなみに今回の選挙で私は「…トリューニヒトより岡田さんでいいです」と投票したら…負けてやんの(笑)。(小泉さんがトリューニヒトっぽいと思うのは私だけでしょうか?)
では長寿と繁栄を。
…「死なないラインハルト」って陽子さんが?
>トリューニヒトより岡田さんで
負けた結果、対抗馬もトリューニヒトっぽい人になったような気がするのは私だけでしょうか。
HP :
1999年の火星到達以来、着実に(?)火星植民政策を進める米国。そして1975年にホラーやファンタジーやSFが大焚書で全て焼かれ、推理小説が統制され、漫画や映画も写実の名の下に規制された米国を嫌い、火星にホラーハウスのような「アッシャー邸」を作る男がいた。時に2005年4月…
ということはこの世界での2005年夏の大作映画は「皇帝ペンギン」だけみたいですね(笑)。お笑いなんか真っ先に規制されそうだし、スーパーヒーローと動物キャラが禁止されればアメコミは無くなったも同然だし、そんな真っ暗な地球なら滅びても惜しくない(?)。あれ?でもアンクル・サムや双頭の鷲(ともに米国のシンボル)はOKなのか?
では長寿と繁栄を。
何だかいっぷう変わった「華氏451」っぽい世界ですが…。
>アンクル・サムや双頭の鷲はOKなのか?
とりあえずワシとネズミは特例でOKということにしとかないと。
HP :
12モンキーズのラストから。
子供の頃見たときには嫌に暗い印象で、最後どうなったのか全く理解できなかった覚えがあります。
近頃見直してみると、暗い事は暗いですが、ジョークや明るい場面もちりばめられていて、何より理解できるようになっていました。
子供の日本人には隣り合った席の人と言葉を交わしたり、握手する習慣なんてわかりませんよ。
アレでもしかしてあのオバサンが黒幕か、とか最初に見た時は思ったんですが。保険ってバックアップの事だったのね。
アレは悲恋だったけれど計画成就で良いエンドだったんでしょうか。
タイトルそのものに関する謎については、ジョークというかギャフンオチという気が。
HP :
「人生、宇宙、すべての答え」は何か、という問いに対してスーパーコンピューターが750万年を費やした後に出した究極の答えです。
地球誕生の謎にも関わっているという。
無意味に大きな事に悩んでいる人に無表情に単純な答えを出す、脱力系の漫画にも似たメイ文句。しりあがり寿みたいな。
汎用性は無くとも型としては映画、小説部門では珍しいかもしれません。
しばらく後回しにしていたものですが、そろそろ載せてもいい頃合いでしょうか。
この「究極の答え」に怒る相手に対し、スーパーコンピューターいわく、この答えの問いが分かっていないあなたたちの方が問題なのだと。その問いを得るには1000万年かかってしまうのですが。
――『セカンド・チャンス(二度目の機会)』
HP :
とある地方都市が舞台。作品は主人公の幼馴染が、マラソン大会のゴールテープに触れることなくゴールしたことから始まります。彼女が時空を跳んだ最初の出来事。たった三秒先の未来へ。そこから主人公ら高校生五人組が、時空跳躍の謎を解き明かすべくプロジェクトを開始するのです。
実際に跳ぶ少女以外、主人公たちはむちゃくちゃ頭が良いです。物理学、社会学に通じ、ラテン語その他の言語を読み解くってこんなヤツいるかー!って連中です。彼らが遊びで、しかし本気で取り組むプロジェクト。おもしろいのは彼らが参考資料として使うのが、タイムトラベルに関するSF作品ということ。タイトルだけでの場合が多いが、軽く40以上もの作品について言及されててニヤリとしてしまいます。
文句について。なるほど私がTTに惹かれるのもこれが欲しいからか、と納得した言葉。
過去へのタイムトラベルであれば直感的に納得しますが、未来に跳ぶことについても同じことが言えるんでしょうか?
>彼らが参考資料として使うのが…
天才すぎて、物理学とか宇宙論とか哲学とかは「参考資料」ではなく「前提」になってしまっている…?
スネ夫「各車、モーターの具合は?」
のび太「快調に進行中!」
HP :
ドラえもん達が小人の星、ピリカの元大統領パピを追ってきた独裁者ギルモアの諜報機関の戦闘艇を要撃するべくスネ夫のラジコン戦車軍団で進撃した際の名言です。まずなんと言ってもこのラジコン戦車の登場から出現のシーンがカッコ良いです。
この名言の面白い所はいつも勇ましく活躍するジャイアンやゲストキャラクターのパピが参加せずスネ夫が参加した所でしょう。いつもは冒険に行っても普通の小学生のウエイトが大きいスネ夫ですがこの作品では結構活躍してくれます。その中での普通の臆病な小学生から英雄への成長過程はこの作品の魅力の一つです。
私はこのエピソードを知らないんですが(最後にドラえもんをちゃんと見たのは何年前のことか…)、スネ夫の見せ場というのはやっぱり貴重なんでしょうね。
「普通の小学生のウェイトが大きい」と言いますが、スネ夫は多くの話で「普通の小学生から見たら恵まれているイヤな奴」なので、どうしても物語上の役割には恵まれなくなってしまうような…。
それは、この星が、すみからすみまで広告され、照明されていた時代の物語。
それは、西暦がいつまでも続くと思われていた、あのころの物語。行く先にあるはずの輝く未来を誰でも信じることができた、あの時代の物語。
それは、ハルカの血が憶えている物語だ。
HP :
人類最後の生き残り(かもしれない)推定年齢13歳の少女ハルカと、彼女と共に生活する五人のロボットの物語「鉄コミュニケイション」からの名文句です。
正直、出しちゃっていいのかな、とも思いました。が、もの凄く印象深く、またこれだけでは、大したネタバレにはならないはずと投稿します。
実際の内容は、人間と人間以外、ロボットとロボット以外、犬と犬以外、友愛と闘争と、そして血の記憶の話です。
「この星が、すみからすみまで広告され、照明されていた時代」という表現がいいですね。
ネタバレについては、どっちかというとコメントの方が…。
この作品ずっと見ないんで品切れ状態かと思っていたんですが、最近また見かけるようになりましたね。
HP :
人類最後の生き残り(かもしれない)推定年齢13歳の少女ハルカと、彼女と共に生活する五人のロボットの物語「鉄コミュニケイション」からの名文句です。
秋山作品は総じて「人以外のモノ」の書き方がもの凄く上手くて、どこまでも人っぽく、でもどこか違った彼らの思考回路は、読んだ人にしかわからないおかしさ哀しさに溢れています。もう一つ、ロボットが真っ向から三原則をバカにするという台詞も紹介したかったのですが、既出でした。
「人以外のモノ」の書き方が上手というのに、まったく同感です。この作品のロボットたち(まったくの秋山オリジナルではないにしろ)のほか、「E.G.」のGARPや「猫の地球儀」の震電など。…ある意味「イリヤ」の伊里野も?
…(中略)…
「おぼえてろっ、星際法ってものがあるんだぞ!」
「カストル条約にてらし
宇宙連合に提訴し、
聯合艦隊をくりだして
おまえらをビフテキに……………」
「外務大臣をよべーっ!」
HP :
はじめまして、はじめて投稿させていただきます。前からここは伺ってたんですが、カブリが多くてなかなか投稿できなかったw
さて、ネタはアレなSFの名手、藤子・F・不二雄先生の「ミノタウロスの皿」です。
あらすじは確か第48集で解説していらっしゃった方がいるので重複は避けます。
シチュエーションは、主人公が異星に漂着。そこの星のウシ型知的支配生物が飼っている家畜「ウス」が、人間とそっくりであった事から主人公が家畜と間違われ、牢屋(隔離厩舎?)に放り込まれた時絶叫したセリフです。
つくづく上手いと思わせるのは、このセリフ、自分で声に出して喋ってみると歯切れがよくて、主人公が叫んでるうちに自分のセリフに興奮して激昂していく様が自分で納得できます(w
そして、この話のテーマは「相互不理解」なんですが、このセリフが主人公がまず相手を理解してない事を強烈に物語って、テーマをこれでもかと読者のアタマに(気付かせずに)叩き込んでくれるところが名ゼリフの由縁です。
これ、イラクに行ってアルカイダかなんかにとっつかまった時、こう言い換えて絶叫してみるとその無力さと無意味さ、主人公の独善的性格が理解できるでしょう。
「やいっ おまえら! 日本人をこんなめにあわせやがって!」
「おぼえてろっ、国際法ってものがあるんだぞ!」
「ジュネーブ条約にてらし
国際連合に提訴し、
国連軍をくりだして
おまえらを皆殺しに……………」
「外務大臣をよべーっ!」
絶対効果ないって(爆
センス・オブ・ワンダーの教科書のようなステキなセリフです。
はじめまして。かぶっていない名文句を発見できてなによりです。
ズン類やウス族に対しては無意味な言葉ですが、テロリストに対しては…無意味じゃなくてマイナスの効果を発揮しそう。
「東亜工廠」
HP :
国際化著しい現在、身の回りにあるものが意外な所で作られていたりします。(DVDのリモコンが「Made in Malaysia」だったりします。)
でも、あの巨神兵が「Made in Japan」だ、という事を発見した時はけっこうインパクトがありました。もちろんこの「東亜工廠」が日本の会社だったら、の話ですが。
(余談ですが、7巻P22の最終コマ、私はこれを「東亜工廠」と読みました。他には「東京工場」と読める、という人もいるようです。)
「猿の惑星」ではありませんが、現在と断絶した時代と思っていたら実はそうではなかった、というのは物語に現実味を付加してくれます。
でも巨神兵って結構ハタ迷惑な兵器だと思います。だって自分で判断するんですよ?そんな武器、怖くて使えませんぜ。
内部の部品(…内蔵?)は台湾製だったりして。「Made in China」だったら火を吹く箇所が違いますし(このネタもいい加減古い)。
それにしても、地形はだいぶ変わってしまっているようです。…火の七日間で海が干上がった後腐海が発生した?
(正しくあるより楽しくありたいもんだよ)
HP :
普通に名言っぽいせりふなんですが。
Earth MkII製作のアフリカ担当のデザイナーがアフリカにノルウエーのようなフィヨルドを付けるつもりだと語った後で。
このデザイナー、フィヨルドのファンでして。
まあそうなったらそうなったで、地球人は「正しい」理由を発見することになるんでしょう。それが「楽しい」ものになるかどうかは、分かりませんが。もっとも、このプランは「赤道らしさがない」という理由で却下になるみこみらしいです。
なお、彼がノルウェーを手がける前に練習台に作ったのが三陸海岸(嘘)。
(ま、それが官僚制ってもんだよ)
HP :
銀河ヒッチハイクガイドから。
「1000万年の計画と事業があっという間に破壊された。1000万年だよ、地球の人、…どんな時間だか理解できるかい?一匹の虫から銀河文明が5回は発達できる時間だよ。それが無くなってしまって」
という台詞の後に付け加えて。
この力の抜け具合が好きですね。この人自体、銀河大不景気が過ぎ去るまで500万年寝てた人なんですが。
この本は短いので名台詞、迷台詞がてんこ盛りなのですが、ネタバレせずにちょっとだけというのがかえって難しいです。
「年」が「円」なら(「ドル」でも?)、破壊される前の地球でもわりとあったりしました。
どうでもいいけど1000万年で文明5回はちょっとキツいんじゃないかなあ…地球では1回だけでも5億年以上かかっているし。河出文庫の「銀河ヒッチハイクガイド」あとがきでは、「ダグラス・アダムズは数字に弱かったのか、それともまったく無頓着だったのか」と書かれていますが、これもその表れじゃないかと思います。
もっともこの名文句の発言者が明かす地球の真相からすると、地球の場合の数字はまったくあてにならないことになるのですが。
星って意味ね。それで考えたんだけど、
ステラ・ノヴァって名前はどうかしら
HP :http://cobalt.chem.es.osaka-u.ac.jp/miyasaka/index-j.html
もし、生まれてきたあなたの子が、人類を超越した新人類だったら、あなたはその子をなんと名づけますか?ミッチとケイが娘に選んだ名前はステラ・ノヴァでした。「新しい星」って意味ですね。
人類進化をテーマとしたミュータントものの古典といえば、「スラン」とか「人間以上」ですかね。しかし、最近はこの分野あんまハヤってないようです。そんな中で、この「ダーウィンの使者」ってのは久々の名作なんじゃないでしょうか?
しかし、この小説には読んでてよくわかんないとこがあります。まず第一に原題が「Darwin's Radio」だということ。「ダーウィンのラジオ」?!進化論といえば、ダーウィンですが、なぜラジオ??誰かわかる人説明してください。
また、この小説中では人類の祖先はネアンデルタール人だということになってますが、これは定説に反しますよね?
グレッグ・ベア級の作家がこんなこと知らんとは思えないので、意図的にやってるんとちゃうか?と思うのですが、なぜでしょう?
さて、ミュータントものの定番として、異型の新人類は、旧人類に忌み嫌われ、必ず追われる身となります。この話も例外ではありません。親子三人逃亡の身となります。
この親子に幸あらんことを…
「サイレンなし」とミッチが短く言った。
「わたしたち、また切り抜けたんだね、ミッチ」とステラが言った。
私だったら、恐いので名前からは新人類を発想できないような平凡な名前にするんじゃないかと思いますが…あえてつけるなら「維新」とでもしときましょうか。
さて出典作品は、
人間の妊婦のみに発病して、確実に流産を引き起こすという難病「ヘロデ流感」。女性遺伝学者ケイ・ラングはそのウィルスがヒトゲノムに内在し、なんらかのきっかけで発現するものであることをつきとめていた。同じ頃、人類学者ミッチ・レイフェルスンはアルプス山中でネアンデルタール人の夫婦と思われるミイラを発見。だが、その母親の胸に抱かれている子供は、現世人類の特徴を備えていた。二つのの謎が出会うとき、明らかになる進化の真相とは…。
というもの(「読後駄弁」より引き写し)。
ミュータントテーマもさることながら、この作品自体もいまいち知名度が高くないような気がします。グレッグ・ベアで人類の進化というと、どうしても「ブラッド・ミュージック」を連想してしまって、「ダーウィンの使者」はそれに比べるとやや展開が地味…というのが原因でしょうか。それとも単にハヤカワ・創元ではなくソニー・マガジンから出ているから…?
「またか」(ドラ)
「またね」(ママ)
「半年に一ぺんほどのわりで、発作的に決心するんだけど……。今度は一週間つづくかしら」(ドラ)
「あのようすじゃ、二、三日ね」(ママ)
HP :
家に猛然と帰ってくるやいなや、勉強すると言い出したのび太。これにはドラえもんもママも、さぞ感動するかと思いきや……意外に2人の反応は冷めたもの。どうやら、野比家ではこの“発作”が年2回ほどのイベントになっているらしい。そりゃ、感動的な出来事もマンネリ化したら疲れるわな。
それにしても、ドラえもんとママの台詞はすごい!のび太を応援するべき立場なのに……こりゃほとんどあきらめですわ!
蛇足ですが、上の台詞にもあるように、ドラえもんやのび太は時々「〜かしら」と言います。昔は(「シャラガム」が掲載された年は1976年)男の人も“かしら語”を使っていたのでしょうか?
ドラえもんやママの態度から察するに、決意表明の大仰さと決意の持続時間が反比例しているんでしょう。
>かしら語
話し言葉としてはどうか知りませんが、小説やエッセイなんかでは時々「〜かしら」「〜かしらん」と使っているのを見たことありますね。
「バ、バカな」
「思ったけど泳げないからやめた」
HP :
ジャイアンやスネ夫にこき使わされる日々を送るのび太。でも、誰ものび太の言うことを聞いてくれない(スネ夫の弟・スネツグにまでバカにされてる)……。そんな生活に嫌気が差したのび太は、ドラえもんに悩みを打ち明けます。そして、暗〜い顔で「いっそ……」と告げるのでした。
“身投げ”の意味を理解していないのび太。ドラえもんの驚きの表情。どれをとっても素晴らしいギャグでした。『ドラえもん』は、秘密道具のアイデアはもちろんのこと、随所に出てくるおバカなギャグも逸品ぞろいで大好きです。
身投げの意味を理解していないんではなくて、死ぬこととは関係なしに苦しいのがイヤというのび太のダメさ、身勝手さを笑う所なんでしょうが。まあ多かれ少なかれ、こういうダメさはみんな持ってるんじゃないかと思います。
熊五郎「なにぉぉ、原爆でやっつけたら海の資源がなくなります?冗談言っちゃいけねぇやい!工場からの垂れ流しで少しずつなくなるのは平気でよ、一編になくなるのは許さねぇなんて、そんな理屈は俺にはわからねぇ!」
HP :
DVD化記念で、大好きな『怪獣大奮戦』から。
人間の手で育てられた怪獣ダイゴロウは予算不足から食事量を減らされ、常に腹ぺこ状態だった。ところが、宇宙から大星獣が飛来したため状況は一転、日本防衛の期待を背負ったダイゴロウは、大星獣の乱暴狼藉を止められるだろうか。
台詞は中盤、大星獣対策に苦慮する一同の会話から。
円谷作品には、真面目であることや緻密で目を見張るような特撮カットへの拘り、牧歌的な作品への憧れ等の特徴がありました。円谷プロが総力を結集して創り上げた劇場作品『怪獣大奮戦』には、「怪獣は恐くて強くてそして楽しい」という、円谷作品らしいメッセージが溢れていました。
当時『地球環境』などという言葉はありませんでしたが、その中で足掻く人々の姿がコメディの枠の中で赤裸々に描かれています。
今、コメディ・シリアスを問わず、ここまで率直にシビアな葛藤を描く演出、演じる役者はどれだけ生き残っているのでしょうか。ちなみにおじさんは犬塚弘さん、そして熊五郎は今は亡き南伸助さんが演じ、その台詞回し、息づかいには圧倒されるものがあります。
初めて名前を聞く作品ですが…。
しかしコメディとは思えないほど真っ当なご意見。
「足はついていない」
「あんなの飾りです!偉い人にはそれがわからんのですよ」
HP :
今回は超有名処の有名なシーンより。連邦軍との最後の決戦に際し、最新型モビルアーマー・ジオングで出撃しようとするシャア。しかし、まだジオングは完成して居なかったのである。
各所でこの科白回しはネタにされてますが、調べた限りでは未だ投稿されてなかったので。
でもコレ、よくよく考えると「SFだなぁ〜」と感嘆したくなる名科白かと。(^^)なんせ戦場は宇宙、すなわち無重力空間ですからねぇ。なるほど、重力のある場所での移動手段である足が無くっても、ど〜とでもなる訳だ。(w
特に1stガンダムは、これに限らずSF的な『それらしさ』が散見できると思います。
『戦艦の上下にブドウの粒みたいにくっついたボール』とか。(笑)
こういう、『それらしさ』があるとSFの魅力は更に増しますねぇ〜。(^^)
実際には突っ込みどころは色々あるんでしょうが、「それらしさ」の演出では確かに群を抜いていたんだろうと思います。
ガンプラのパーフェクトジオングを見たとき、そのバランスの悪さに「飾りにさえなっていないんじゃないか?」と思ったもんです(新しいのを見るとそれほどにも感じませんが)。
HP :
二回目の投稿だな…
作品については説明はいらないでしょう。
私を含む友人達の間ではインデペンデンスデイ=この台詞という方程式が出来上がっていますw
だから全部を見てこの台詞が無かったのが不思議でした。いや、見落としてるかも…
ひょっとして名台詞だと思ってるのは私だけか!?
とにかく、この台詞のせいで大統領よりあのオヤジの方がかっこよく感じて…w
それにしても全人類を救った男の最後の言葉は大雑把でストレートだな…ストレートな分だけ響くのかね…心に…
ありがとう、イカれた最高のオヤジ。涙ぐんで親指立てさせたのはアンタが初めてだ。
宇宙人にさらわれたと言い張りバカにされ続けた酔いどれオヤジが英雄になった瞬間でした。
タコ野郎の側としては、テメーなんざ知らねーよこっちくんな、と言うところでしたでしょうが。
ちなみに大統領のほうの名文句はこっち。
俺に言ってんのか。
「わたしの情報操作能力に枷(かせ)をはめたのはあなた」
HP :
「怪鳥ロプロス〜空を飛べ〜ポセイドンは海をゆけ〜ロデム変身〜地を駆けろ〜♪」(前フリ)
第1巻でコンピュータ研から略奪したパソコンを賭け、かれら製作のPCゲームで勝負することになったSOS団(世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団)。「負けても失う物は盗品のパソコンだけ」ということで、「宇宙的あるいは未来的、または超能力的なイカサマ技は封印」し「まっとうに戦って、まっとうな結末を迎える」のが最適だと考えていた主人公ですが(ゲームの製作者サイドが有利なのは、火を見るよりも明らかですから)、意外にも誰よりもやる気を見せていた長門嬢が、敵のインチキを看破。「ビザンチン帝国ユスチニアヌス帝位時代の名将ベリサリウスにも匹敵するのではないかと瞠目する獅子奮迅さ加減」に応えんがためもあって、彼女の「対抗措置」を採用するのでした。
「涼宮ハルヒ=バビル2世説」もささやかれるシリーズの、第五巻より。
(私見では、
「長門有希=会長ロプロス」(空くらい飛びそうだ)
「朝比奈みくる=ポセイどん」(第二巻での映画撮影場面における、映画「エド・ウッド」ばりの水中戦を見こんで)
「古泉一樹=ロデム」(いずれ、変心して血をかけそうな予感が)
と、いったところ)
BGM:「バビル2世」水木一郎、コロムビアゆりかご会
自分の超能力に全く自覚のないバビル2世というのがはた迷惑なところ。
>名将ベリサリウス
「ビザンチン帝国ユスチニアヌス帝位時代の」とか説明しなければならない比喩ってのはどうも…。それともロプロスの方が知名度高そうな私ら読者のほうに問題が?
HP :
『宇宙戦争』ネタの次は、やっぱり『スターウォーズ』ネタかな、と(笑)。
…まぁ、服装も、カラテかジュードーっぽいですしね。
ストーリーの原型は、黒澤明の『隠し砦の三悪人』ですし、当初オビ=ワン役にキャスティングされていたのは、三船敏郎(!)だったそうですし。
(もしも旧三部作で、三船がオビ=ワンを演じていたとしたら、新三部作では誰がヤングオビ=ワンを演じていたんでしょうね)
BGM:「神話」爆風スランプ
Ep1の姫さん(偽)はゲイシャでしたしねえ。
>新三部作では誰がヤングオビ=ワンを
キャラは違いますが、向こうで顔が売れているのなら渡辺謙あたり?
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