第168集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第170集を見る
もしあんたが怯えている子どもに会ったら、その子を安心させるために百面相をして笑わせたり、ふざけたりすることを、まさか侮辱とは思わんだろう?
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アルカジイ&ボリス・ストルガツキー「蟻塚の中のかぶと虫」(深見弾訳)
紹介 :TWR 様
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この宇宙のすべてがわれわれ人間のために存在しているように考えるのはまちがいだ
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スタニフワフ・レム「砂漠の惑星」(飯田規和訳)
紹介 :TWR 様
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リンコ「首と体が離れても生きてるなんて、あんなのありかよ!」
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村石宏實監督・長谷川圭一脚本「ウルトラマンメビウス 第13話『風のマリナ』」
紹介 :かんきち 様
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「昔、ちょっとやってたから」
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米田興弘監督・天沢彰脚本「幻星神ジャスティライザー 第35話『覚醒!伝説の騎士』」
紹介 :かんきち 様
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「武器の携帯は厳禁です。あぶないです」
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谷川流「ミステリックサイン」 『涼宮ハルヒの退屈』に収録
紹介 :Y 様
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『発射された弾丸は、あなたの周囲の人の迷惑となります。引き金を引くときは十分にご注意ください』
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冲方丁「オイレンシュピーゲル弐 FRAGILE!!/壊れもの注意!!」
紹介 :垂直応力 様
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はかり知れない電気の力を最高度に用いることによって、わずか7,500万の費用で、月を2週間かけて675キロの距離にまで引き寄せることに成功した。これはパリ・リヨン間より少し長い程度の距離でしかない。
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アルベール・ロビダ「20世紀」(朝比奈弘治訳)
紹介 :TWR 様
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日本人が倒すべき敵はモンスターじゃなくて怪獣なんですよ。伝統的に。
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ファミ通編集部&メディア・ビジョン「WILD ARMS 2nd IGNITION COMPLETE GUIDE」
紹介 :さるたに 様
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お願いです。 さっき言った事はウソだと言って下さい。
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円谷プロ制作「ウルトラセブン第29話『ひとりぼっちの地球人』」
紹介 :砂漠の狐 様
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気付いた時には、いつも遅すぎるのさ。
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押井守監督「機動警察パトレイバー2 the Movie」
紹介 :砂漠の狐 様
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「電話のボタンの間に埃が……」
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米澤穂信「ボトルネック」
紹介 :汗(はん) 様
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「あはっ、どんな量子学者にもできない壮大な実験だね、こりゃ」
出典:
米澤穂信「ボトルネック」
紹介 :汗(はん) 様
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俺はテロリストを捕まえるのが仕事だ。
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太田垣康男「MOONLIGHT MILE」
紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
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「わたしに与えられた至上命令は、きわめて明快です」
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フレッド・セイバーヘーゲン「バースデイ」(山田順子訳) 『スペースマン』に収録
紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
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10周年バカンス
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アルベール・ロビダ「20世紀」(朝比奈弘治訳)
紹介 :TWR 様
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地球のピンチにすぐさま現われ怪獣を倒す!
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柳田理科雄原作・筆吉純一郎マンガ「空想科学大戦!」
紹介 :匿名希望 様
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だァかァらァ、俺はのぞきなんてしてねーっていってんだろーがァァ!!
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空知英秋「銀魂 第百五十五訓『愛は勝つ』」
紹介 :砂漠の狐 様
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カブトっ! この世界を、頼んだよ……
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石森プロ制作「仮面ライダーカブト」
紹介 :砂漠の狐 様
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サンタクロースを信じていたかなんてことはたわいもない世間話にもならないくらいのどうでもいいような話だが、それでも俺がいつまでサンタなどという想像上の赤服じーさんを信じていたかと言うとこれは確信を持って言えるが最初から信じてなどいなかった。
出典:
谷川流「涼宮ハルヒの憂鬱」
紹介 :Y 様
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京都や奈良の仏閣は宗教を権力者が利用したモニュメントに過ぎませんが、
出典:
矢立肇・富野由悠季原案・松浦まさふみ作画「アウターガンダム」
紹介 :あひるパパ 様
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HP :
「遍歴者」と呼ばれる異星人によって操作された受精卵から産まれた「捨て子」。彼らと共に発見された金属板「雷管」。捨て子は監視下で別々に育てられ、地球外での任務に就きます。捨て子と雷管が接触したときに何が起きるのか、何も起きないのか、わからないまま、出生の秘密を知った捨て子の一人が雷管を求めて地球に降り立ちます。捨て子を監視していた主人公マクシムは、地球政府を安心させるため、地球を立ち去るように説得するときにこのように語ります。結局、この説得は振り切られてしまうのですが…。
遍歴者は既知宇宙各地に痕跡を残していきますが、決して現地の生命に好意的ではない。(作中では、受精卵を殺処分しなかったことを理由に、異星人に断交されています)
いわゆるパンドラの箱を開けるときにはどのような決断がなされるべきか。「決断の先送り」は嫌われることが多いですが、ぎりぎりでの先送り、「今」は決断しないと言う決断、歓迎すべき知恵かも知れません。
前にどこかで書いたような気もするんですが(…って、ここの第28集でした)、この作品は昔一度読んだはずなんですが、全然話を覚えていなくて。「ストーカー」のほうはまだいくらか覚えているのですが…これも異質な存在を結局は理解できないという点では同じだったように思います。
>百面相をして笑わせたり、ふざけたり…
「子ども」の側はその行動が安心させるためなのか何なのか分からないし、やっている側も相手がそれをどう受け取るのか分からない…こんなに不安な接触があるでしょうか。
HP :
不遇の逸品(と思える)砂漠の惑星の一節です。
琴座宙域の惑星レギス3。そこの調査に向かったまま消息を絶ったコンドル号。捜索に向かった無敵号のクルーが目にしたものは、一面の砂漠、金属の森、黒い羽虫等、奇怪な物ばかり…。ホラー物にぴったりのお膳立てで始まるこの作品は探検あり、議論あり、戦闘ありの熱い(レムにしては)展開です。
終盤、行方不明になった無敵号クルーの捜索に向かった副隊長ロハンは羽虫におそわれた後、このように考えます。
人間(地球人と言うべき?)が宇宙を征服・開拓する物を多く手にしてきた私にとって、強烈な印象を残しました。単なる逃げ口上ではなく、全力を尽くし、多くの犠牲を払った上での言葉なので重みがあるのでしょう。
確かにテーマ的に類似している「ソラリス」に比べると不遇かも知れません。群体で威力を発揮する「黒い羽虫」など、なかなか印象に残る作品だと思うのですが。
ロマンスとしても読める部分があるソラリスに対して、こっちは終始ドライですからねえ…(砂漠だけに)。
カドクラ「多分、トカゲの尻尾みたいなもんじゃないのか」
…(中略)…
リンコ「首を攻撃してんのに、なんで体まで?」
カドクラ「ああ、怪獣ってのは常識を超えた生き物なんだ」
HP :
非番の日に恩師のカドクラ(演じるは「ウルトラマンティガ」のシンジョウ隊員役の影丸茂樹さん)と一緒に山にツーリングに出かけた元オートレーサーのマリナ隊員は、そこでかつて一緒にGUYSの入隊試験を受けたことがある登山家のサワキ・リンコ(演じるは、「超星神グランセイザー」のセイザーミトラス・獅堂未加役の清水あすかさん)に出会います。
三人は股間から長い首が生えた変な怪獣に遭遇します。かつてウルトラマンタロウに倒された百足怪獣ムカデンダーの同種の別固体です。
メビウスとムカデンダーの戦いを見ながら、ムカデンダーが首と胴体を分離させたときと、首を攻撃されて、なぜか本体も苦しんでいる様子を見たカドクラとリンコの会話です。
今回は役者つながりですか。
>「首と体が離れても生きてるなんて、あんなのありかよ!」
実は二種の動物が共生して(あるいは寄生して)一体化している…ぐらいの理由付けがあってもいいのでは。
いや、それでも首を攻撃されて本体が苦しむ理由にはならないか。
「格闘技ですか?」
「ううん、正義の味方」
HP :
死闘の末に宿敵カイザーハデスを打ち破ったジャスティライザー。平和が訪れたと思ったのも束の間、ハデスの兄・魔神ダルガが率いるダルガ帝国軍の侵略が始まります。
いったいいつになれば戦いが終わるのかと涙を流すライザーカゲリ・真田ユカを慰めようとするライザーグレン・伊達翔太。そこにたまたま通りかかったのは、前作「超星神グランセイザー」のセイザーミトラスだった獅堂未加。
「女の子を泣かせるなんて許せない!」と、瞬速の上段後ろ廻し蹴りで翔太を一撃でKOします。未加を演じる清水あすかさんは鳳龍院心拳・十七代目宗師を務める本物の武道家なのです。
誤解が解けた後にユカに「それにしてもすごい蹴りですね」と言われた後の会話です。
格闘技をやっていたからといって、たまたま通りがかった相手に回し蹴りをかましたりはしません。ただし正義の味方をやっていた場合は、そういうこともあるみたいです。
HP :
あらすじを説明するのが面倒なので簡潔に言うと巨大なカマドウマ(いわゆるベンジョコオロギ)による襲撃を受けた主人公に「光線銃とか持ってないんですか?」と聞かれた未来人の台詞です。
さすがに非常事態でも使用禁止というのはどうかと思いますが小学生のいたずらのためにホイホイと未来の道具を提供し、場合によっては自らもそのそのいたずらに荷担する猫型ロボットにはある意味見習ってほしい姿勢ではあります。
…そういえば「メロンパンが好きなアニメキャラといえば?」と聞かれて千秋さんが演じている子守アシスタント用猫型ロボットを思い浮かべる人と「うるさいうるさいうるさい!」という台詞で有名な某人気ライトノベルのヒロインを思い浮かべる人はどちらが多いのでしょうか?
もうちょっとだけ説明すると、ハルヒがホームページに描いたSOS団のエンブレムが「局地的非浸食性融合異時空間が制限条件モードで単独発生」(長門有希談)する原因になってしまう、という話なんですが…やっぱりよく分からないか。
ご投稿のセリフについては、未来の武器を過去世界で使用するのが「あぶない」というよりも、粗忽な未来人が武器をどこかに置き忘れてしまいそうだから「あぶない」という文脈みたいですが。
『地球環境を大切に!使用済み弾丸の再資源化・散乱防止にご協力を!』
『製品に刻印されている<ルガー><マグナム>といった表現は、人々の生命に及ぼす危険が、国家および企業によって肯定されていることを意味するものではありません』
HP :
ミリオポリスと呼ばれる未来のウィーンを舞台に、憲兵隊の遊撃小隊として自分たちの街を守るために戦う、さまざまな障害から機械化された3人の少女たち「特甲児童」の物語。
見かけはかわいらしい少女たちなので、さまざまな広報活動にも駆り出されます。投稿の文句は「治安機構+銃器メーカー+武器管理局による"平和で安全な街づくり"」キャンペーンの標語の数々。作中でも突っ込まれてますが、程度問題か?
ご投稿では上に加えて、
『拳銃など小火器類の使用は、統計によると、あなたにとって死亡または服役の原因の一つとなります』
『人により程度は異なりますが、銃器の使用は、殺人に至る可能性があります』
という標語も入ってました。それぞれ別の部分にあるそうなので、連続して出ている部分のみ、めい文句として掲載することにします。
この世界では拳銃の害は路上喫煙なみか…。
HP :
「20世紀」からもう一つ。
「ロッシュの限界」とか野暮な突っ込みは無し!
地上の開発をやり尽くした人類は、その目標を月に定めたのでした。月には何者かが住んでいるとか、特殊な飛行機械での探検なんて言う話を出しておきながらそれ以上の展開は無いんですけど。
ロビダ氏の奔放な発想に乾杯!(ノリだけかも)
ロッシュの限界とか潮汐への影響などは、最高度に用いた電気の力の余りでなんとでもなるとして。
しかし平均38万キロの彼方であれぐらいの大きさに見えるものが、700キロ弱の近さに迫ったとしたら。他に全く問題がなかったとしても圧迫感だけで発狂者が続出するような気がします。
HP :http://sarutani-secret-memo.blog.ocn.ne.jp/blog/
このサイトでも何度か取り上げられている、SFヒーローウエスタンな名作RPG…の攻略本に収録された開発者インタビューより。
実際のゲーム中でも、街に攻めてきた巨大モンスターが「怪獣」と呼ばれたり、ボスキャラとの対決前にウ○トラマンを彷彿とさせるカットが入ったりと、スタッフの趣味があちこちに発露されているのですが、そうした思想(?)を如実に表しているゲームデザイン&シナリオ担当者の発言が、投稿の台詞です。
尚、モンスターデザイン担当者によると「なるたけ中に人が入れるように描いたつもりなんだけどね。着ぐるみ風に」との事。
ちなみにゲーム自体はシステム・バランス・ストーリーの三拍子揃ったPS史上屈指の傑作と呼べるRPGなんですけどね。
「モンスター」も和訳すれば「怪獣」なんでしょうが、なんとくなく「モンスター」は通常の動物なみの大きさで「怪獣」は必ず巨大、という印象がありますね。
貴方は侵略者なんかじゃない。
僕が只一人信じる事の出来た、宇宙人の科学者だ……
HP :
誰もが想像もつかないような素晴らしい「電送理論」を構築するも天才の悲しい性か、誰にも理解されなかった悲劇の科学者であったイチノミヤ。
その電送理論に理解を示し受け入れてくれたプロテ星人をイチノミヤは心から尊敬し信頼します。プロテ星人が地球侵略に利用するために自分に近づいた事に全く気づかなかったのは科学者としてある意味純粋だったのでしょう。
彼は最後までプロテ星人を信じようとしますが、地球侵略に加担してしまったことに責任を感じていたのか、プロテ星人が自分の理論を応用して作り上げた「電送移動装置」を使ってプロテ星人共々宇宙の果てへと消えていきました。
唯一の理解者と思っていたものが、自分を利用していただけだった。それを信じたくないというのは、科学者に限らず誰にでもあり得る心境でしょう。
侵略の責任を感じたと同時に、絶望しての無理心中という面もあったんじゃないかと。
だがその罪は罰せられるべきだ、違うか?
HP :
平和ボケした日本に危機感を感じ、戦争の状況「だけ」を作り出して警鐘を鳴らした「つもり」でいた柘植行人。
最初に劇場で鑑賞した時は???しか出てこなかった(ただ単に私の頭が悪いだけかもしれませんが)のですが、柘植の真意が分かってくると非常に単純明快のような気もします。 だって、ただの“愉快犯”だったのですから。
押井監督の作品は、自衛隊のクーデターがモチーフになることが多いのかな…とちょっと思ったんですが、たまたまめい文句集に投稿がよくあるだけでしょうかね。この「パトレイバー2」だけで4つ目ですし。
「小舅だ! 弟かと思ったら小舅だった!」
HP :
さっそくバタフライエフェクトの検証を始めたふたり。何か違いに気づかないかと、サキに聞かれたリョウが指摘したのが、掃除の不行き届きの目立つ室内のホコリ。
リョウを「弟」と指摘したのはサキで、その舌の根も乾かぬうちに出た「迷文句」ゆえ笑いをさそうのですが、ここから嵯峨野家の家族関係の違いが浮かび上がり、街へ出た彼らはさらなる違いを見いだすことに。
さあ、リョウは元の世界に帰ることができるのでしょうか。(といってもこの物語のテーマは他にあるのですが)
後は朝ごはんで「みそ汁の味がウチのじゃない」と言えば完璧。しかし小舅じゃなく小姑だったら、笑えるシーンにならないかも…。
「そうかな……」
「バタフライエフェクトがとんでもない変化をもたらしているか、それとも所詮金沢の一高校生が男か女かってだけでは世界はなぁんにも変わんないのか。ねえ、キミ」
HP :
二年前に墜死した恋人を悼むため東尋坊を訪れた高校生、嵯峨野リョウは、バランスを崩して落下する。しかし次の瞬間、自宅近くの公園のベンチで気がつく。いったいなぜここに?
混乱しながら家に帰ったリョウの前に立ちはだかったのは、嵯峨野サキと名乗る見知らぬ女。彼女は自分が嵯峨野家の二番目の子であると主張する。リョウ自身、同家の二番目の子なのだが、彼の母親は彼が生まれる一年前に、女の子を流産していた。
どうやらここは、女の子が無事に生まれたために彼が生を受けなかったパラレルワールドらしい。
自分こそが部外者らしいと認識して暗澹たる気持ちになるリョウに、「姉」であるサキが明るく言ってのけたのが引用の台詞。
著者は2001年のデビュー以来ミステリー畑で作品を発表してきましたが、この最新作における、量子学者だのバタフライエフェクトだのというこの台詞で、SFシンパの読者の脳内に麻薬物質を一気に送り込んでくれます。
明るく言ってのけてくれていますが…。自分の位置にいるのが自分じゃなかったら、周囲の世界はどう変わっていたかを目にするというのは、科学的というより心理的にものすごく恐い実験じゃないかと思います。
挑戦者(チャレンジャー)は管轄外だよ。
HP :
FBIテロ対策班ブレナー捜査官。高度100kmに達する高性能ロケットを作ったロケット・ボーイズ達がテロリストでない事を確認し、彼らを追っていた警察を制した際のセリフです。
遅まきながら、テレビで秋田大学のリアルな「ロケットガール」を見ました。非常に羨ましい。更に同日、タイのロケット祭りも視聴。自製の黒色火薬60kgで5000m(ホント?)打ち上げるとは、、、。日本じゃ無理です。
下手に追っかけて、「チャレンジャー」が爆発でもしたら古傷が痛むんじゃないかと。
HP :
フレッド・セイバーヘーゲンを追悼して。
追悼といってもこの作品しか読んでいませんが。
これこそ「生きた教育」ってヤツでしょうか?って理屈は合っているんだけど倫理的にはどうなの?っていう作品ですねこれ。
「至上命令」を出した人達の顔が見たいってもんです。
でも、実生活でも「こうはなりたくない」よりも「こうなるんだろうなぁ」という場面が多くなってきたのはどういう訳でしょうか(笑)。
逝去の報が入ってすぐご投稿をいただいて、そのときに出典の再読までしたんですが、なぜか掲載するのを忘れてしまってました。ごめんなさい。
人工睡眠から目覚めさせられた14歳のバート。彼はは異星開拓船のコンピュータから、開拓者の第一世代となる赤ん坊たちの養育を命じられる。ただしバートが人工冬眠から目覚めるのは1年に1回。バートが「毎朝」起きるたびに、一年ぶん年をとった子供たちが彼を出迎えるのである。やがて子供たちはバートの同世代となり、さらに年上となって…。コンピュータが「至上命令」を果たすためにとった方策とは何だったのか? ご投稿のセリフは話の最初と最後に出てくるもの……恐ろしいぐらい明快です。
>「至上命令」を出した人達の顔が見たいってもんです。
私は、命令を出した人にそうした意図はなくて、コンピュータが「合理的」に判断した結果だろうと解釈してました。
HP :
19世紀に活躍した作家兼イラストレーターA・ロビダが20世紀中葉を描いた作品。ブルジョア一家を通じて発展したフランスを茶化しております(ロビダは仏人)。
で、このバカンスと言うのは「革命」です。政府に活力を与えるため、と称して定期的に(10年に1度)革命を起こし、その間(おおむね3ヶ月と決まっている)はもうお祭り騒ぎ。一応共和制で、議会政治は行われているんですが、選挙の代わりに「革命」。空砲を使った(たまに実弾)銃撃戦、バリケードに対しては砲撃戦、こちらで騎兵が突撃すれば、あちらで白兵戦。盛り上げるためにはバスチーユ牢獄を再建して襲撃。この騒ぎを見物するために国内外から観光客がパリを目指す様子は、信玄祭りでしょうか(もっと大規模ですが)。最後に革命までに積み上がった国富を国民に還元して(今回は大宴会)でお開き。
わざと権力闘争を起こすと言うお話は珍しくもないですが、こういう展開になってはもう笑うしかないでしょう。
祭りの途中からカリスマ的大活躍をした人が、皇帝になってしまうということはないんでしょうか(笑)。
日本でも、たまにはやってみたらどうかなあ…米から空母が入港するたびに1日だけ天皇に政権を返してみるとか、伊勢神宮まで踊り狂いながら行進するとか。
これぞ真のカッコよさではないか?
HP :
このシリーズの影の主人公、猫柳田愛吉博士が見た目のカッコよさに執着して出撃失敗を繰り返すサモン隊長アサハカ・ボケツに対して言った一言。
まさにその通りだと思います。
この後サモンは普通の滑走路から出撃する事になります
まあ、結局見た目にこだわって滑走路を改造したせいで墜落しちゃうんですけど。
たぶん前にご投稿のあったこのあたりと重なるところでしょうか。
海中からとか滝壺裏からの発進にあこがれる気持ちは、多くの人が共感するところではあるんでしょうが。
コイツと一緒にすんじゃねェェェ!! 殺すぞコラぁぁ!!
HP :
駅のホームで誤って一人の女性にキン肉バスターを仕掛けてしまい、下半身を露出させてしまったということで痴漢の容疑で逮捕された長谷川泰三。
銀時は彼を助けるべく弁護士として法廷に立ちますが、検事である破牙に銀時本人も過去にノゾキをしていたという容疑を突きつけられてしまいました。
銀時は全力で反論しますが、その内容は完全に被告の容疑を認めてしまっているモノとなり二人は絶体絶命のピンチ。
結局なんやかんやで最終的には勝訴をとなったのですが、本来弁護人が被告の容疑を認めてしまったら裁判になりませんよね。
名文句というには、いささかならず品のないセリフだとは思いますが。
しかし、女性に筋肉バスターをかけた場合、傷害や殺人未遂(48の「殺人技」の一つだったはず)じゃなくて、痴漢の罪が第一になるんでしょうかね?
僕たちの、世界をっ……!!
HP :
設定が難解であり、結局完全には理解できなかった「仮面ライダーカブト」
後半に登場し、主人公である天道総司のアンチテーゼ的な存在だった仮面ライダーダークカブトもネイティブよって「人類ネイティブ化計画」の実験体第一号として様々な人体実験をされた後に誕生したというヘビーな設定でした。
そんな彼も天道総司の説得により多少は人間としての心を取り戻したか、最後は天道に全てを託し、ネイティブのリーダーである根岸と共に爆炎の中へと消えていきました。
見ていてもそうなのに、後からWikipediaをざっと眺めただけでは、到底設定がのみこめません…。
で、オフィシャルの方を見てみたんですが、ご投稿の文句とは関係なしに「天道語録」が結構楽しかったりします(うちに投稿されても困るでしょうが)。
幼稚園のクリスマスイベントに現れたサンタは偽サンタだと理解していたし、記憶をたどると周囲にいた園児達もあれが本物だとは思っていないような目つきでサンタのコスプレをした園長先生を眺めていたように思う。
HP :
アニメの大ヒットから早一年、キャラソン発売やアニメ「らき☆すた」でのパロディにライブDVDの発売やアニメ二期放送とその大々的な宣伝といった具合で未だにお金の毛細管現象を続けているラノベシリーズの原点中の原点から。
とりあえず僕が幼稚園の頃は幼稚園でのサンタのコスプレに素直に騙されて(?)いましたが、もしかして僕が単純な性格だっただけでしょうか?
余談ですが、サンタクロースに関してはまだ完全に信じ切っていた頃に「サザエさん」を見ているとタラちゃんがクリスマスプレゼントにサンタクロースから貰おうとしている物をカツオやワカメが必死に聞き出し、マスオさんが仕事帰りに買ってきて枕元に置くという話が放送されていた事があります。
たしかタラちゃんはロボットのおもちゃが欲しかったのに車のおもちゃが枕元に置かれており、タラちゃんの友達が車のおもちゃをほしがっていたのにロボットのおもちゃが置かれていた、つまりタラちゃんとその友達が貰う物が逆になっていたので「サンタさんが間違えたのだろう」といって交換してきたらサザエさんに「返してきなさい!」と怒られるという僕にとっては全然笑えないオチでした。
…やっぱり僕だってせめてアニメを見ているときぐらいハルヒみたいに夢を見てたいですよ。まだハルヒ達と同じ高校生ですし。
ああ、それにしても高そうな物をねだると「サンタクロースにも予算がある」と怒られたり「サンタが友達ばかりえこひいきして高い物を買い与えている」と僕の弟が嘆いていたりしていたあの頃が懐かしい…
原点のプロローグの、そのまた冒頭の文章ですね。こう語るキョンも、ご投稿の文句に続いて「宇宙人や未来人や幽霊…(中略)…たちがこの世に存在しないのだということに気付いたのは相当後になってからのことだった」と言ってますから、ハルヒに引っぱり込まれる素養はあったということでしょう。
それにしても、面の割れている人間がサンタをやると、かえって子供の夢をこわすってこともありえるか…。私の場合、クリスマスに顔の知らないサンタがプレゼントを持ってきたことがありまして、もちろんそれはオモチャ屋のサービスだったんですが、当時はただひたすらにびっくりしていた、という記憶があります。
この街は様々な未来を夢見た都市です。
人や国がもっと信用できて…
決して今のような戦争が起こるとは思わなかった時代の希望の象徴ですから。
HP :
宇宙世紀0081年、戦火(一年戦争)を免れた旧市街を文化財として残すために懸命になっている文化庁職員が、ジャーナリストに街並みを案内しながらおっしゃる台詞。
その旧市街って言うのがどこかと言うと…現在のお台場だったりする。
あ、そこの方、コケないで。
まあ、私も最初笑いそうになったけど、時が降った後でなら今はたとえようもないくらい俗っぽいものでもまったく違う考え方ができるかもしれないという意味で、個人的にSFマインドをゆすぶられた台詞です。
それに当時の科学と技術の粋を集めて作られたお寺や神社の建築目的ってたしかにここで言われてるようなものだし、現代のインテリジェントビルだって夢のためとは言わないまでも当時=現代の人の生活であり仕事であり生きる場であったのは紛れもない事実なら、人の営みとしてやはり残す価値もあろうってことにはならないかな?
ただ人や国は今も昔も未来も、そう簡単に信用出来るものとは思えませんが。
ガンダムはもちろん嫌いじゃありませんが何もかもを戦争で語りすぎるところが少し萎えます。まあそういうお話なんですが。
>時が降った後でなら今はたとえようもないくらい俗っぽいものでも…
確かに、合掌集落や石見銀山が「世界遺産」と言われても、そこで住んでいた人や働いていた人はピンとこないでしょうし(合掌の方は今でも住んでいる人がいるから、ちょっとニュアンスが違うか…)。
最近は「産業遺産」と言って、明治時代に作られた機械や建築などを文化遺産として保存する動きも活発になってます。100年か200年も残っていれば、フジテレビも立派な遺跡になっていることでしょう。
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