第203集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第205集を見る
真の戦士… それはつまり漢(おとこ)のロマンだよなぁ〜〜
出典:
木城ゆきと「銃夢 Last Order」
紹介 :E.M 様
コメント:
駄弁者:
「信じられませんよ、パスカル。いったいぜんたいどうやって、これを覚えたんです?」
出典:
アキフ・ピリンチ「猫たちの聖夜」(池田香代子訳)
紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
コメント:
駄弁者:
かつてお前が、戦場で生死をさまよったとき、私はいくつかの操作をお前に施した…意識の底に…たとえばフィアナもその一つだ…彼女との出会いは私によって運命付けられていた…ではなぜ、フィアナの名を知っていたのだ…希望のなかったお前に初めて生きる意味が生まれ、愛とともに力と支配に対する認識が芽生えた…私はお前をまず、当たり前の人間にしてやったのだ!!
出典:
高橋良輔監督「装甲騎兵ボトムズ」
紹介 :立山 川水 様
コメント:
駄弁者:
「運試しは嫌いじゃないけど、運まかせは主義に反するのよね」
出典:
笹本祐一「ARIEL (19)」
紹介 :n_al 様
コメント:
駄弁者:
「問題がある。二つだ。一つは最新式の銃を持とうとしたことで、周囲の関心を呼んでしまったこと。もう一つは、その銃が所詮、ただの銃でしかないということだ。
出典:
伊都 工平「第61魔法分隊 4」
紹介 :検索の渡り鳥 様
コメント:
駄弁者:
HANGMAN(Human Analog Nuclear Generator Mobile Analysis Nexus)人類相似型核発生機付可動分析機
出典:
ロジャー・ゼラズニイ「わが名はレジオン」あとがき
紹介 :汗(はん) 様
コメント:
駄弁者:
「もし生き延びてるなら、わたしたちを憎んでると言うんでしょう? ジクムント・フロイトの言う精神を不正に引き出そうとした罪で、わたしを襲うという意味ね? つまり、一つの存在物の中にいるオイディプスとエレクトラが、外に出て親を残らず殺すのよ。若い無防備な年ごろに、感受性の強い精神に焼きついた緊張、不安、心理的障害のすべてを作った者たちをね。フロイトだって、それに名前を付けなかったわ」
出典:
ロジャー・ゼラズニイ「わが名はレジオン 第3話『ハングマンの帰還』」(中俣真知子訳)
紹介 :汗(はん) 様
コメント:
駄弁者:
次に変装する時は骨格から変えたまえ
出典:
コナミ制作「Z.O.E2173 TESTAMENT」
紹介 :陸ドム 様
コメント:
駄弁者:
「……奴等地球とやりあうつもりかよ……ったく、まるでウェルズだぜ」
出典:
コナミ制作「Z.O.E2173 TESTAMENT」
紹介 :陸ドム 様
コメント:
駄弁者:
「クラッチはどこだ!」
出典:
ジョン・カーペンター製作総指揮「フィラデルフィア・エクスペリメント」(訳)
紹介 :可児歳蔵 様
コメント:
駄弁者:
そういえば、猫というやつは昔から、どこか妙なところのある動物である。
出典:
フレドリック・ブラウン「火星人ゴーホーム」(稲葉明雄訳) 『世界SF全集16』に収録
紹介 :冬寂堂 様
コメント:
駄弁者:
「髪にさわらないで。この髪──全部わたしの髪じゃないのよ」
出典:
シオドア・スタージョン「雷鳴と薔薇」(小笠原豊樹訳) 『世界SF全集16』に収録
紹介 :冬寂堂 様
コメント:
駄弁者:
ハヤト「ひでえぜ。死ぬんならどうして俺も誘ってはくれねえんだ。俺もゲッターと一緒に死にたかった!」
出典:
永井豪・石川賢「ゲッターロボ」
紹介 :TWR 様
コメント:
駄弁者:
たとえば… このグラスの中身がバーボンでも泥水でも… 俺達には大差ない…俺達は 闘うためのみに生まれた凝似生命体《レプリロイド》だからな…
出典:
岩本佳浩「ロックマンX」(漫画版)
紹介 :カミタカ 様
コメント:
駄弁者:
いくら発明されても人類が滅亡できるのは一度だけなんです!
出典:
横山えいじ「おまかせ!レスキュー」
紹介 :NAL 様
コメント:
駄弁者:
わたしの戦いは いつ終わるのだ……?
出典:
光瀬龍著・萩尾望都画「百億の昼と千億の夜」
紹介 :水谷秋夫 様
コメント:
駄弁者:
「ロボットの特徴は、それが人間型をしていることです」
出典:
アイザック・アシモフ「ファウンデーションの彼方へ」(岡部宏之訳)
紹介 :唯野 様
コメント:
駄弁者:
ここに、一つの鉄の塊がある。かつて鉄人28号と呼ばれたそれは、日本の高度成長期を支えた礎のように姿を変え、平成と呼ばれる今もなお、この日本のどこかに、人知れず身を隠している。そしてその姿は、時代のすべての罪を一身に背負ったように、赤く、黒い
出典:
横山光輝原作・今川泰宏監督「鉄人28号」
紹介 :人外魔境地底獣国 様
コメント:
駄弁者:
純真無垢は罪である
出典:
横山光輝原作・押井守脚本・演出「鉄人28号」
紹介 :人外魔境地底獣国 様
コメント:
駄弁者:
ダレック 「サイバーマンがダレックに優る点は一つだけだ」
出典:
ラッセル・T・デイヴィス脚本・グレアム・ハーパー監督「新ドクターフー 第2シーズン 12話(最終回前編)『嵐の襲来』」
紹介 :新伴仙司 様
コメント:
駄弁者:
第203集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第205集を見る
漢のロマンとはつまるところ、環境破壊!!
気にいらねー奴をブッ殺したり、でけえマシンをかっとばしたり、
イイ女を独り占めしたり、よーするに環境破壊よ。
何一つ作り出さず、通った後にペンペン草一本生えていないというのが真の漢の夢よ!!
ゆえに、漢のロマンの究極とは…
独力での惑星破壊!!
それこそが真の戦士!!
HP :
初めまして、いつも楽しく拝見させていただいております。
さて、今までもいくつか紹介されている、銃夢 Last Orderからです。
『真の戦士とは何か』を追い求める戦闘アンドロイド、ゼクスが作中で宇宙最強と言われているサイボーグ空手家(改めてみるとすごい字面だ)絶火(ゼッカ)に対してそれを問うた時の返答なのですが……
ちなみに、それを聞いていた名も無き警備兵たちは
「バカだな」「バカだ」
と言っておりました。
バカかも知れませんが、エコロジーが漢のロマンだと言うよりは、はるかに納得がいくなあと思ってしまいました。
環境破壊の究極が惑星破壊というのも、つい頷いてしまいそうで…。それ以上の究極といったら、太陽を壊すしかなさそうです。
「簡単だよ。この書斎には主人のプログラム・マニュアルがゴロゴロしている。それを読んで、自分で覚えただけだよ。フロッピーは主人のを失敬している。こっそりハコを操作して、ハードディスクに秘密のデータをインプットしたりな……」
HP :
パスカル君はハバナ・ブラウンの、猫です。
もしかすると、あなたの隣で(あるいは膝の上で)丸まっている茶トラの猫が、夜中にこっそりVistaの解説書を読んでいたり、excelのマクロを組んでいたり、膨大なネコデータベースを構築していたりするかもしれません。その際には是非御一報下さい。そのような「猫の手」ならいくらでも借ります。
人間からは隠された能力があるとしたら、やっぱり犬よりも猫なんだろうな…「昔から、どこか妙なところのある動物」らしいですし。
>excelのマクロを組んでいたり、膨大なネコデータベースを構築していたり
そんな器用な猫の手があったら、むしろ人間の手の方が無用になってしまうんじゃあ。
HP :
『ボトムズ』最終回「流星」(脚本:吉川惣司)より、ワイズマンのセリフ。レッドショルダーマーチの響く中、主人公・キリコに原形質保存装置のメモリーを次々と引っこ抜かれ、断末魔の中でウド編から続いてきた謎を告白してゆく…。
そういえば高橋良輔作品によく”父親殺し”のシーンよくみるけど、『2001年宇宙の旅』の一場面をアレンジして父親殺すのけっこう印象に残ったもんだ
父殺しのシーンでもあり、神殺しのシーンでもあったようですが(「神の子」の父殺しは、欧米ではやりにくいかも)。
「2001年〜」でもデイジーデイジーの代わりに謎解きの解説をやってくれたら、後の難解なシーンがちょっとは飲み込みやすかったでしょうか…。
HP :
宇宙人との公式なファーストコンタクト時、祖父から宇宙人の何たるかを身を以てしる様にとカジノへと送り出された女傑の言葉。
ギャンブルはしないのですが、納得は行きます。
ソノラマ文庫がなくなって、「ARIEL」も入手難になるかと思いきや、きっちりノベルスで再刊されてますね。
>運試しは嫌いじゃないけど…
運試しにギャンブルを楽しむのはいいけど、その運だけに頼りきってしまうのはNG…というところでしょうか。
冲方丁「マルドゥック・スクランブル」あたりを読むと、ギャンブルが運でなんとかなるとは考えられなくなってしまうのですが。
ソノラマ文庫がなくなって、「ARIEL」も入手難になるかと思いきや、きっちりノベルスで再刊されてますね。
これは悪人たちだけを焼き払う、偉大なる魔法などではない。敵が大挙してやって来れば、一、二発撃ったところで相手を追い払う事など出来はしない。ましてやそれが奪われでもしたら、家人たちを殺すのに使われる可能性は極めて高くなる。そして仮にこれを使用し相手を撃退したとしても、お前は次の日から確実に『人殺し』の扱いを受ける。結局お前は、これまで以上のさらなる関心を周囲から集めてしまうことになる。」
HP :
大量破壊兵器反転層爆弾の開発に関わるトラブルをめぐって、ギースニデル王国のゴンドー王と、ガーレイ王子との間で交わされた会話。密かに開発を推し進めようとした王子に対して、直訴によってその事実を知った王が語ったのが上のセリフ。外交関係が悪化している本作品の世界観がそうさせているにしても、一国家責任者として過ぎた力に対する戒めについて具体的な説明を上記のセリフのように説明できるのは立派。
しかし、本作品の悪役、ザイザス・セイデンは既に反転層爆弾の技術情報を外国に売り渡し、更にその見返りで得た技術を元に兵器としての実用化を済ませていた。この会話の直後、ザイザス本人からかかってきた電話でその事実を知り、更にそれが王宮に使用され王宮関係者は全滅することになります。合掌
電撃文庫より全5巻で出ていた作品。多分ファンタジーの方が色濃いと思いますが…まあいいか。
残念なことにこの説明では、敵が同じ最新式の銃を持ってしまった場合にはそれと同じものを持たざるを得ない、という理屈には抗えないんじゃないでしょうか。軍拡はこの理由で膨れあがっていくものだと思うのですが…。
HP :
さて、主人公はかつて、「人類総背番号制」のようなもののシステム作りに関わったのですが、その事業に疑問を持ち、自分のデータを削除してアウトローな存在になりました。そしてある人物を窓口にして、さまざまな事件の調査を依頼されるたびにシステムに侵入してさまざまな人物になりすます、というのが「わが名はレジオン(あまた)」というタイトルの意味です。
で、ハングマンですが、本文中にはそのネーミングの意味は書かれていません。あとがきで、ゼラズニイが後日説明していることとして、上記のとってつけたような説明が紹介されています。
このあとがきは津田文夫氏による「ゼラズニイ――その名は呪文の響き」という解説文ですが、HANGMANの正式名称の訳だけは安田均氏の訳だそうです。
先に掲載された「ダリル(D.A.R.Y.L.)」をみて、そそられたので投稿します。
「Nuclear Generator」あたりをひねり出すのに苦労したんじゃないでしょうか(笑)。
核発生機付……核動力ということで、鉄腕アトムとかジャイアントロボを連想してしまいました。
HP :
テレファクターと呼ばれる遠隔操作のできるロボットに、画期的なニューリスター人工頭脳を搭載した、自律型アンドロイド、通称ハングマン。木星圏での活動中に機能に変調をきたし行方不明となり、長らく忘れ去られていたハングマンが、地球に戻ってきたらしい。
ハングマン製造に関わった科学者四人のひとりが殺され、主人公が召喚される。
四人の脳波による初期教育を受けたことで精神がバラバラになったハングマンによる復讐の可能性を恐れる依頼者。
主人公が最初の調査相手である科学者のひとりにその疑問をぶつけたとき、彼女が笑いながら彼の説につけたしたのが、引用の台詞。
コンピュータは心を持つか? というのは今やありふれたテーマですが、制作者の意図しないところで心が発生したとき、彼は憎しみや復讐心をも持つことになるのでしょうか。それをプログラム(三原則とか)で制御できるのでしょうか。
引用部分を読んで、ひきこもっている子が事態打開のため保護者(親)を殺すという昨今の理解困難な事件を思い浮かべました。
もっとも主人公は依頼者の「親殺し」の疑問を鵜呑みにはしていないし、女性科学者も同様ですが。
「ブレードランナー」のレプリカント帰還も連想しました。
ゼラズニイは読んでないのが多いなあ。サンリオSF文庫からしか出ていないので読めるチャンスも少なそう…と思ったのですが、「ハングマンの帰還」だけならSFマガジンの1977年9月号にも載っていたようです。ちなみに1975年ネビュラ賞、76年ヒューゴー賞のそれぞれノベラ部門受賞作。
2人ではなく4人を「親」として精神を発達させた場合、エディプスなりエレクトラなりのコンプレックスはどんなふうになってしまうんでしょうね。
そもそも人工頭脳に心──意識が発生した場合、無意識の方も必然的に発生するんでしょうか。
HP :
主人公達の活躍で失脚した地球軍の高官ゼフィルス。
窮地の彼を救った謎の男ジマーの正体を見破ったときの台詞です。
骨格からって…無茶な事言いますなぁ
脳みそから換装しろとかDNAも変えないと、とか言わないだけ遠慮しているのかも知れません。
…けど、そこまで変えたら「変装」じゃなくて「別人」だなあ。
「……H・G?それともオーソンか?なんにせよ馬鹿げた話だ、下らん」
HP :
火星で横暴を働く地球軍と戦うレジスタンスの主人公達。
しかし彼らの活躍はくすぶっていた反地球意識を燃え上がらせ、地球と戦争を始めようとするグループまで出てしまう。
主人公達はあくまで、火星人だからと虐げられるのが許せないのであって、戦争がしたいわけでも戦争やって勝てるとも思ってないのでこういう台詞が出てくるのですが。
どっちにしろ「宇宙戦争」だったら、火星から地球に攻め込まないとならないわけですが。
オーソンの方なら、ハッタリで「地球に攻め込んだ!」とラジオ放送するだけで、真に受けた地球軍が撤退してくれるかも知れません。
「オートマチックよ!」
HP :
お久しぶりです、可児歳蔵です。
小さいころに見た映画のタイトルを探すのには苦労しましたが、このせりふが頭から離れなかったので探し続けておりました。
アメリカの有名な都市伝説フィラデルフィア計画のせいでタイムスリップしてしまった、実験艦エルドリッジの乗組員の物語。未来とはいえ車に乗ろうと思ったらペダルがひとつ足りないというのは、地味ながらかなり衝撃的だと思います。
強引な設定ではありますが、伝説でもエルドリッジは短時間に二回も瞬間移動しているということなので、次元のはざまに人間や機械をおとしてくる可能性はなきにしもあらず。しかし、おとされた人間はこういう日常的なところから苦労するわけですね。くわばらくわばら。
船がレーダーから消える秘密兵器の実験をしたら、レーダーどころか本当に消えて瞬間移動してしまった…というフィラデルフィア計画(テスラ・コイルを使えば何でもアリか)の話。
>地味ながらかなり衝撃的
車が知っているものと全然違った形をしていたら運転席の仕様が変わっていても驚かなかったかも知れませんが、なまじ基本形が同じだと、ペダルひとつの差にかえってびっくりしてしまうのでは。
HP :
ブラウンの代表作から投稿します。ある日、火星人たちがやってきて大混乱になる話なのですが、その被害は人間だけではなく動物たちにもおよび、馬は怯え、犬は発狂し、大混乱になるのですが、そんな中で唯一被害を受けなかったのが猫だという説明にあるのがこの台詞。
よかった。うちの猫が特別妙なわけじゃないんだ……。
猫は火星人が来る前から人間を皮肉な目でみていたので、とくに影響がなかったとか…。
人間と一緒に混乱に陥ってくれる方がやっぱり可愛げがあるよな、と思ってしまう犬派の私でした。
女は童女のような口調で言った。
「こっちの側はすっかり抜けちゃったの。そんなとこ、見ないで」
HP :
スタージョンの短編から投稿します。世界中から水爆が落とされ、廃墟と化したアメリカ。政府は復興のために部隊を繰り出すが、隊員たちもあまりの惨状に精神に異常をきたすものが続出し、一向に進展しない。そんな疲弊した部隊に歌手のスター・アンシムがやってくるという。隊員の一人、ピートは彼女がある意図を持って旅をしていることに気づくのだが──。投稿した台詞は、スター・アンシムがピートに対して、自らの旅の目的を語ったあとに倒れたときにいった台詞なのですが、彼女は戦争がはじまったとき、まっさきに放射能を浴びており死期が近いことを知っていたのでした。
実は彼女は報復攻撃を行わないように言っているのですが、自らの死期が近づいているというのにこういった発言ができるのはすごいことだと思います。
「渚にて」の世界の北半球を舞台にした外伝…という印象を持ちましたが、書かれたのはこちらが先なんですね。
生き残った人間、あるいはそれ以外の生き物にチャンスを与えるため、報復攻撃を諦めるよう歌いかけるアンシムですが、ただ気高さだけでなく、ご投稿のセリフのような、普通の女性としての哀しさもあったからこそ、主人公のピートも彼女の言葉を受け入れたんじゃないかと思います。
ご投稿は『世界SF全集』収録からですが、河出の奇想コレクションで出ている短編集『不思議のひと触れ』にも載っています(「雷と薔薇」白石朗訳)。今はこちらの方が手に入れやすいでしょう。
早乙女博士「甘ったれるな!君にはもっと残酷な未来がある!」
HP :
戦闘で重傷を負ったリョウは記憶まで失って身動きがとれない。それを察知した恐竜帝国は、早乙女研究所に総攻撃を仕掛ける。ムサシが時間稼ぎのためたった一人で出撃したことを知り、取り残されたハヤトは早乙女博士につめよる。
「残酷な未来」、かっこいい言葉です。未来という言葉は希望と共に使われることが多いのに、残酷な未来。先の見えない戦いでなおかつ生き延びなければならない。そんななかに、若者を送り込むにはかなりの覚悟がいったでしょう。自分を奮い立たせるためにあえて厳しい言葉を使ったのかもしれません(博士はマッドサイエンティスト的な描写が結構あるので、そこまで気にしていないのかも)。
ムサシの時間稼ぎのおかげで、新型のゲッタードラゴンが完成し、主役メカの交代が行われたのはまた別の話です。
玉砕を望む人間に生きる気を起こさせるには、なまじ希望のある未来よりも辛い未来を提示した方が効果がある、ということなのかも。
HP :
はじめまして。いつも楽しく閲覧させていただいております。
引用は、以前に他の方からも投稿されていた漫画版『ロックマンX』から、敵役レプリロイド「VAVA(ヴァヴァ)」の台詞です。VAVAは本来秩序を守るべきイレギュラーハンターでありながら、電子頭脳の異常のため破壊を好む残忍な性格であり、強い者を潰す事に自分の存在意義を見出しました。彼は、当時無名のB級ハンターであった主人公X(エックス)の未知の可能性に気付き、「ROCKMAN」という「伝説」を潰すために幾度もXの前に立ち塞がります。投降した文句は二度目の邂逅の時、廃墟の酒場でバーボンのグラスを弄びながらXに語ったものです。(本当はもっと長い語りが続くのですが割愛します。)
漫画版のVAVAの強烈な自信とそれに伴う強さ、熱くて渋い言動の数々は、迷い、苦しみながら平和の為に闘うXとの対比もあって、幼心に強く印象に残りました。
ところでVAVAにはそもそも口が無いのですが、もしXが来なかったら彼はバーボンをどうするつもりだったのでしょうね?
このVAVAのデザイン、どこかで見たことあると思ったらスターウォーズのボバ・フェットでした。
>VAVAにはそもそも口が無いのですが
あるいは液体摂取用のソケットか何かがあるのかも知れませんが、バーボンをストローで飲むのは絵にならない…。
HP :
超。特許許可局には毎日2〜3人は「人類が破滅する発明をしてしまった」と駆け込んでいる人がいて抹殺されているのですが。
なんか他の発明者も抹殺されているので、窓口の人が仕事するのを面倒がっているだけかもしれない。
昔、米ソの持っている核兵器の量を表現するのに「人類を〜回滅ぼせる」というのがあったと思います(今でも余裕で複数回滅ぼせる量は持ってるでしょうが)。超。特許許可局の管理する特許でも何百回ぶんとかカウントしているでしょうか。
HP :http://oikose.at.webry.info/
光瀬龍の原作では、阿修羅が転輪王の幻を見せられた後、瞬時に終わります。しかし、萩尾望都の漫画版では、その後に阿修羅の述懐が入ります。
世界の外に世界が、さらにその外に世界が続くなら、わたしの戦いは……、と。
壮大な話です。しかし私は、いくら残業をしても仕事が終わらない時に、この台詞を呟いていました。
このところ不況で残業規制がかかります。今は山積みの仕事を中途半端に終わらせざるを得ない時に、呟いていたりします。
残業の話だと思うと、「百億の昼と千億の夜」の題名が何かとてもストレスフルなものに感じられてきます(千億の夜が残業続きって…)。
>このところ不況で残業規制がかかります
戦いに限りはありませんが、戦いの報酬には限りがあるということですね(泣)。うちも近々給料カットです。
「なぜ人間型をしているのですか?」ペロラットは心から驚いて尋ねた。
「分かりません。たしかに、道具としては驚くほど非能率的な形態です」
HP :
これのどこが名文句なんだと思われた方、著者名を見てください。
なんという自虐(?)ネタ。初めて読んだ時は思わず笑ってしまったものです。
アシモフのロボット物は全部読んだと思うけど、確かにロボットが人間型をしていなければいけない理由は、ダニールなどの特殊な用途のものを除いて一切説明されてなかったはず。巨匠も実は気にしていたんですかね。
ロボットものをバリバリ書いていた頃からだいぶたってからの作品ですから、アシモフも若い頃の自分に突っ込み入れてみたかったのかも知れません。
「ファウンデーション」でロボットに言及されるのはこの作品が最初で、アシモフの2大代表作の連結計画第1弾だったかと思うと、なかなか感慨深いものがあります。
HP :
鉄人つながり(作品のテーマも共通しています)で連続投稿失礼します。今川監督のアニメ版鉄人、2004年のテレビシリーズより、17話冒頭と最終話の最後に流れたナレーションです。
最終話で正太郎君は「純真無垢であることの罪」を自覚し、自らの命でその罪を贖おうとします。しかし(以下ネタバレ)
鉄人はあたかも自らの意思でそうしたかのような動きで正太郎君の命を救い、溶鉱炉の熱でドロドロに溶けていきます。
物語のラスト、湖の底に眠る鉄人の、かろうじて原形をとどめている眼のアップに上記のナレーションが被ります。戦争の下に生まれ、戦争の名の下に葬られた彼の眼には、この半世紀の時代の流れはどのように映っているのでしょうか
鉄人が半世紀の時代の流れを批判しているように思えるのは、自分たち自身に「これで本当にいいのか」という迷いがあるからなんでしょうね(80年代版リメイクからのご投稿で「冷たい言い方かもしれんが、鉄人はなんとも思わんよ」というのがあったので…)。
HP :
本年もよろしくお願いします。押井守による舞台版鉄人のキャッチコピーより。
現時点で未見なので資料を基にした推測ですが、正太郎君が(演じるのは渡辺謙の嫁)「純真無垢」を象徴する存在として描かれるものと思われます。戦争とそれが生み出した負の遺産のことを何も教えられずに純粋培養され、それ故に戦後的なるものを一掃しようとする時代の流れに加担する罪を背負った存在といったところでしょうか。
もっとも、実際の舞台ではバカ演出を連発して重厚なテーマを台無しにしてしまいそうな予感がしてならないのですが。
今月初舞台があったんですね。レビューをみたところでは、押井作品の本歌どりがあったりコメディ色が強かったりする一方で、テーマ的にも悪いものではなく、今のところおおむね好評のようです。
サイバーマン「それはなんだ」
ダレック 「壊れやすいことだ」
HP :
先年NHKで放映された、『ドクターフー』から。
主人公ドクターについては説明が長くなりますので割愛、変わり者の異星人で、宇宙の無法からより弱い立場のモノたち(それは地球人とは限りません)を守り、援助する善意の、ちょっとひねくれ者チックなヒーロー(^^;)です。
一方この名言に登場するダレックはドクター最大の宿敵で、他の宇宙生物の全てを憎み軽蔑する機械化異星人です。一方サイバーマンもドクターの宿敵で、こちらは人類が自らを機械としてグレードアップした、鋼鉄人類です。どちらもすでに登場から30〜40年くらい経過している、人気の悪役達です。
新シリーズでは遂にその両者が対面、サイバーマンは他者の技術を導入することにはためらいがないので、和平交渉に赴くのですが。サイバーマンが手を組んで互いに優れた点を学ぼうと提案したのに対し、ダレックが答えたのが上記の台詞です。
互いに冗談は言わない種族なんですが、期せずして漫才になっちゃいましたね。
ドクター・フーの敵役としては、ダレックの方が有名なのかなあ(私は「ダレク族」で覚えていました)。
どちらも感情を制御している種族なので、ケンカを売っているのではなく、事実と思うところを指摘しているだけなんでしょうが…。
名文句トップに戻る