第23集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第25集を見る
「ついに六百五十マイルの歳になった」
出典:
クリストファー・プリースト「逆転世界」(安田均訳)
紹介 :NAL 様
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駄弁者:
「嘘つき」
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アイザック・アシモフ「わたしはロボット」(伊藤哲訳)
紹介 :madocc 様
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「我がご先祖様が残したお宝が、あんなロボット一機であるはずがない!ロボットには秘密基地がつきものであ〜る!」
出典:
企画・ガンジス企画室企画・TBS製作 渡部高志監督「無敵王トライゼノン」
紹介 :図書室のねーちゃん 様
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あたしはカマリ
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マイク・レズニック「キリンヤガ」(内田昌之訳)
紹介 :madocc 様
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「私 のぞきのプロとして 雨の日も風の日も一日も休まず活躍していますが そのためには早寝早起き規則正しい生活が欠かせません! しかし! 早寝早起きしているとなかなか入浴シーンなどにめぐり会えないのが悩みなのです ああっ神よ いったい私が何か悪いことをしたでしょうか?」
出典:
あろひろし「みこと日記」
紹介 :屋良一 様
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「充分に進んだ技術は、魔法どころかご都合主義にしか思えん」
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笹本裕一「ARIEL 16」
紹介 :adramine 様
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「考えたんだ オレ あのエンジンを造ったエンジニアたちも アンタみたいのとケンカしたことあるのかなって アンタはオレのこと ウソつきだって言ってたけれど…
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幸村誠「プラネテス」
紹介 :屋良一 様
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「誰かの命は 家族が! 友達が! 恋人が! 一端の人間なら誰もが背負って生きている! でも地球を背負える人間はザラにゃいねえ!」
出典:
中平正彦「破壊魔定光」
紹介 :屋良一 様
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ナイ「…なんか気になる?やっぱ」
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芦奈野ひとし「ヨコハマ買い出し紀行」
紹介 :屋良一 様
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脳は鏡だ。機械に繋がれた脳が生み出すのは、脳の持ち主の意識ではなく、繋いだ機械の意識だ。
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京極夏彦「魍魎の匣」
紹介 :まさみや 様
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Never Give up! Never Surrender!
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ディーン・パリソット監督「Galaxy Quest」
紹介 :伝道の犠牲者 様
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クリスチャンは、それが自分の声だと思った。
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オースン・スコット・カード「無伴奏ソナタ」(冬川亘訳) 同名短編集に収録
紹介 :ssb 様
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「先行してるのがバズ・ワゴン、月基地で準備中なのがローリング・プレンティに、コマンチ砦のゼロゼロマシンだ。となれば、残る宇宙船にコンパクト・プシキャットなんて名前思い付く歳の奴は、ハードレイクにゃガルベスしかいねえよ」
出典:
笹本祐一「彗星狩り(中)」
紹介 :夢幻 様
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「多くは望まん。少しだけ、心を向けてくれんか。宇宙に行きたくても行けないものが、ここには大勢いる。そいつらがどんな気持ちで君を見守っているのか」
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野尻抱介「ロケットガール」
紹介 :鈴木隆平 様
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「お友達から はじめましょう」
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イダタツヒコ「ゴルディアス<1>」
紹介 :好古真之 様
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「ラック君…君が誰かと遊ぶとき、君だけがルールを決めて君だけがいい役をして遊ぶ…。そんなことをしたら、一緒に遊ぶ友達は楽しいと思うかね?」
出典:
岡野勇(脚本)「ぼうけん!メカラッパ号」
紹介 :DOOP 様
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「…実に悲しいことにね、私は仕立ての腕もいいんですよ。」
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「The Die is cast(スタートレック・DS9)」
紹介 :りんご 様
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「人生は冗談よ。死はそのオチだわ。」
出典:
ブルース・スターリング「スキズマトリックス」(小川隆訳)
紹介 :加藤隆史 様
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ですから、『超時空要塞マクロス』や『機動警察パトレイバー』といった番組を観て育った世代の技術者や科学者が、そうしたロボットの実物を作りたがるのは、じつに論理的な帰結です。お国の宇宙科学者のかたが、『宇宙大作戦』の影響を受けているのと同じですよ。
出典:
アレン・スティール「マジンラ世紀末最終大決戦」(山岸真訳) SFマガジン’94年3月号に収録
紹介 :好古真之 様
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「……また、いつか……会えるよね……」
出典:
川島雄輝「私のカエル様」
紹介 :Pajaro 様
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HP :http://www3.justnet.ne.jp/~343-45/
いきなりこんな奇妙な言葉から始まるこの物語は、「650マイルの年齢に達した」主人公が社会に出て行動する姿と共に、奇妙な都市の奇妙な習慣がすこしづつ明らかになってくる、そして、この物語はその奇妙な都市と奇妙な習慣を楽しませるだけでは終わらず、読み進むにつれ、読む私を驚愕させてゆく。
この奇妙なセリフはそんな物語を象徴させるような言葉です。
しまった、何人かに「面白いから」と勧められていたのにほったらかしでした、この「逆転世界」。おおまかな舞台仕掛けはは勧めてくれた人に聞かされているんですが(…その分損してる?)。
技ありの書き出し。なんでまた歳がマイルで計られているのかは…やっぱここで言ってしまってはいけないでしょうね。
HP :
人の心が読めるという特殊技能を持った”不良品”ロボット。恋心を抱いている(恋心がこれほど似合わない女性はなかなかいませんよね。)スーザンに「相手も好意を持っている」と、打ち明けるロボット。
それが、嘘だと分かったときのスーザンの一言。
この気持ちって恋愛したことある人なら、すご〜く分かりますよね。友人への誕生日のプレゼントは「私はロボット」と決めています。これからは「ASIMO」のレプリカにしようかな。
中国の「先行人」のレプリカが手に入れば良いのですが…
私がはじめて読んだのは中学生の頃でしたが、話のラストで、キャルヴィン博士がこのロボット、ハービイを追いつめるときの鬼気迫る様子が、すごく印象に残っています。女性を(殊にこの女性を)怒らせると恐いな…。
もしハービイが「先行者」の形をしていたら…言葉で機能停止させるだけじゃなく、叩っ壊したくなったかも。
ええと、あと細かいことですが、ご投稿では出典が『アイザック・アジモフ「私はロボット」』となっていたんですが、「われは」でなく「私は」になっているところで創元SF版と解釈し、書誌事項をそれに合わせました。別の出典だったら教えてください。
本当の発音は「アジモフ」の方が近いということなんですけどね。
HP :
思わず納得してしまった、外見も性格も言動も濃いオヤジ・権太郎の迷台詞。確かにロボットアニメのお約束ではあるのだけれど(笑)根拠は全くないのに言い切ってしまう辺り、「あ〜る」の鳥坂センパイといい勝負のような……。
某ラインハルト(アニメ版)にそっくりな敵キャラにつられて見はじめたのですが、今ではおバカでパワフルすぎな主人公達(主にオヤジ)がすっかりツボにハマってます。つられたのかどーかわかりませんが、家のiMacは最初、作品名を「無適応渡来背ノン」と変換してくれました。でも違和感ないのがステキです。
やたらとウェブ上の資料がみつけやすかったです(こことか、こことか)。
お約束どおりに秘密基地ならぬ宇宙戦艦を掘り当ててしまうところが、またすごい。ただし艦長の座は飼い犬に奪われてしまうようですが…。
あたしは12才
あたしは女の子
HP :
「キリンヤガ」・・種々の賞を受賞していますが、私の中では、果たして「名作」なのか、判定がつきません。…現代風のレイ・ブラッドベリという位置づけをしています。
ただし、この「空にふれた少女」は読んでいて涙が止まりませんでした。文化のアイデンティティーを保つということ、それは、これまでに、人に過酷な試練を与えなければならないのか?
クリスマスに除夜の鐘、初詣にお年玉・・という多宗教・多文化を取り込んでしまった私たち、日本人には、まず、書けない作品でしょう。
私もこの連作短編で「空に触れた少女」が一番心に残っています。自分で名文句に挙げてしまったほど。
これほどまで頑なに変化を拒まなければ、文化のアイデンティティを守れないものなのか、とも思いますね。
かといって頑ななコリバの態度を否定しきることもできない。こういう読者を考え込ませる要素をもった作品は、やっぱり名作、傑作に入ってくるんじゃないかと思います。
HP :
漫画誌月刊少年ジャンプ増刊「極上」に連載中の漫画より、通りすがりの覗き魔、自称「トム」さんのお悩み相談でした。
ストーリーは以下のとおり。
かわいらしい男子高校生「術手胡美(すべてくるみ)」には通信販売マニアという悪癖があった。そんな彼があるとき卵を買ったところ、孵化して出てきたのは巨大な芋虫!頭にしがみ付いてとれず、仕方なく登校したところ幼馴染で(たくましい)恋人の「蓋屋千唐(がいやちから)」が引き剥がそうとしても無理、結局彼女は芋虫と「背中から頭の上はおまえにゆずるけど、それ以外 胡美はオイラのもんだからな
!」と密約を交わす。
というところからはじまって、芋虫を解剖しようと生物(マッド)教師は襲いかかるは、芋虫は光る羽根を生やして瞬時に成層圏まで飛び上がり、おかげで胡美が凍死しかけるわの大騒ぎが第1話。
第2話以降では一晩あけると胡美の頭からは芋虫がとれ、さらに芋虫の背中がパックリ割れて、そこに女の赤ん坊がいた、その子が「みこと」でインプリンティングにより胡美を母親、千唐を父親と信じるが、この子突然成長して妙齢の女性になったり背中から生えた羽根で空飛んだり、その一方で精神年齢は幼児のままという存在。はたして胡美と千唐はみことを育てていけるかというのが大まかなストーリーです。
全体のトーンは「うる星」と言えばお分かりでしょう。
あろひろしの特徴としてネジくれた建材ばかりを使って一見まともな家を建てるがごとき作風があり、熱心なファン(コミックスは全て購入しています)である私の知る限り、真っ当なネタや正常なキャラクターは一度として描いたことがありません。
マジメに覗きに従事することについての構造的欠陥とでも申しましょうか…。
HP :http://adramine.tripod.co.jp/
はじめまして、以前から楽しませていただいてましたが、初投稿ということで。
有名な、「充分に進んだ技術は、魔法と変わらない」の亜種というか、それが、解っている人向けの岸和田博士の台詞です。
確かに、重力&慣性制御が出来る様な、SFの設定は、「ご都合主義」に見えなくも無いですね。
初のご投稿を歓迎いたします。
一目みて吹き出してしまいました。クラークの第三法則の見事なアレンジです。
そりゃまあ、重力制御もワープも、話の都合で可能なことになっているといえば、そのとおりなんですが。そういうご都合主義にも関わらずうまく読者をだまくらかしてくれるのが、巧いSFなんじゃないかと。
ツィオルコフスキーも ゴダートも オーベルトも フォン・ブラウンも 宇宙をのぞんだ人間はみんな はじめはウソつきだったんだよ アンタとのケンカを一生かけてするって腹を決めたなら そいつはじきにウソつきじゃなくなるんだ」
週刊漫画誌「モーニング」に隔月連載されている漫画より。
空間喪失症にかかった船外活動員「ハチマキ」が発作によるパニックの中で相対した「アンタ」=自分と同じ顔をした「死神」はハチマキに囁いた「夢をあきらめろ、宇宙はお前を愛してはいないが、許してはくれる」。
追い詰められるハチマキは、思い余って都市の外、月面の荒野に彷徨い出す。
それを連れ戻した仲間はハチマキに木星開発用宇宙船の巨大なエンジンを見せる、その船こそハチマキが乗り組もうと切望していた船だった。
感覚剥奪室での治療中に再び現れた「アンタ」にハチマキはこう言い放ちます。
第1巻好評発売中 来年の星雲賞を「20世紀少年」や「パスポート・ブルー」「最終兵器彼女」等と争うのは確実と思われる作品。特に「プロジェクトX」主題歌・中島みゆき「地上の星」を聞きながら読むと「燃える」と評判です。
うーん、私はこれまで何回「アンタ」と妥協を重ねて生きてきたかなあ…。
HP :
成り行きで、データ生命体「ポンコツ」と一緒に、地球を襲う脱獄宇宙人「流刑体」と戦うことになった川口のヤンキ−「椿定光」は、乱入してきた超戦闘力をもつ着る宇宙船「ヴァルチャ−」の搭乗者が転校生の「神代やよい」で、その正体は平行宇宙から来た定光の母親だったり、流刑体もまたあちこちの平行宇宙から、何者かによってこの宇宙にかり集められた「定光」だと言う複雑きわまりない事態にすっかり意気消沈してしまった。
それを励ます島田先輩の言葉。
この言葉を真に受けた定光は地球を刺繍した特攻服を作りたがるが、そのかわり国連マーク入りの戦闘服を自衛隊から支給されてしまいました。
月刊漫画誌「ウルトラジャンプ」連載の漫画・第4巻から。
いや第1巻の「金は金でも金属バット」でもよかったんですが。
あれ、これってSFだったかな…としばし迷った後、「破壊王ノリタカ」と勘違いしているのに気付いた私。どうもすいません。でも「破壊『王』定光」で検索しても何件かひっかかってくる…。
ヤンキーが主人公のマンガでSFしているというのは、けっこう珍しい?
アルファ「あ!あはは!ごめんね いや〜〜 …正直いって少し…」
ナイ「アルファが「女」だってくらいには「男」だよ 見た目はふつうだとおもう…」
アルファ「あ…はい…わかりました…なるほど」
HP :
アルファさんの喫茶店が台風に吹き飛ばされてしまったため、彼女は出稼ぎに出ました。
その途中で出会った「ナイ」。初めて見る「男性型」アンドロイドです。厚木空港の滑走路脇で焚き火にあたりながら語らいましたが、ついつい興味深か気な視線を飛ばせてしまいました。
ロボット同士で初めてなりたつ会話というのもあるものですな。
私も結局8巻まで買いそろえてしまいました。
アルファさんが「女」だってぐらいには…ってことは、まるきり人間の男性と変わらない、って言っているようなもんですね。このマンガに出てくるロボットって、「ロボットの人が〜」という言い回しにまったく違和感がないぐらい人間的です。
HP :
始めまして。まさみやと申します。『冷たい方程式』を検索していて、ここにたどり着きました。
このHPは、カード,ホーガンから星野之宣,あさりよしとお,押井守まで守備範囲の『広く浅い』SFファンの私には正しくツボであります。
さて初投稿のネタですが、当代随一の妖怪小説家、京極夏彦氏の『魍魎の匣』から。
この話、SFと呼ぶにはかなり心苦しいものがありますが、劇中に展開される論議(そして物語の核でもあります)はかなりSFマインドに溢れていると思われます。お約束のマッドな科学者も登場しますし。
しかし昭和26〜27年の登場人物にこんな台詞を言わせてしまうあたり、凄いというか何と言うか…
はじめまして。初のご投稿を歓迎いたします。当ページをお気に召していただけて嬉しいです。
もっとも、私自身の守備範囲は主に前の2つまででして、星野之宣についてはHPで紹介されて最近読み出したもので、後2つについてはいまだに未読(未見)だったりします。京極夏彦も実のところまだ未読。
ご投稿の文句を見て、ちょっと「キャプテン・フューチャー」のサイモン・ライト教授を連想しました。あれもやっぱり「機械の意識」なんでしょうか。「唯脳論」の養老孟司先生だったら、逆に「機械も何もかも全部脳が生み出したんだから、脳につながった機械も脳の延長だ」と言いそうな気もしますが。
…ところで、「ハコ」の漢字、これであってます?
HP :
めっちゃご無沙汰です。テンダーのゲームさんや、赤石太郎さん、お元気ですか。
この台詞は主役であるタガート艦長(ス○ート○ックの艦長激似)の決め台詞です。「諦めるな。決して降伏はしない。」という意味で、○ーク艦長なら言いそうな台詞で映画を見ながら笑ってしまいました。
さて、この映画、パロディだけあって名・迷台詞の宝庫です。ぜひ見に行きましょう。
特にトレッキーのあなた、次の映画までのつなぎにどうぞ。タガード艦長なんかカー○艦長激似です。
おお、久しぶり。
70年代から80年代にかけて、絶大な人気を誇ったTVシリーズ「ギャラクシー・クエスト」。放送終了から20年がたった現在も熱狂的なファンが数多い。だが出演していた役者たちはみな落ち目。コンベンションの営業まわりをいやいや続けている。…だが、そんな彼らを訪ねて本物の異星人・サーミアンがやってきた。サーミアンは「ギャラクシー・クエスト」をドキュメンタリーだと信じこみ、敵の侵略から自分たちを救ってくれるよう頼みに来たのである。かくして、「ギャラクシー・クエスト」のメンバーは宇宙へと飛び立った…なし崩し的に。
とまあ、こんな感じの話らしいです。もろ「スタートレック」のパロディで、私などは是非みるべき作品なのですが――週末に行こうと思ったら金曜で終わりだったんですね…。ビデオを待つしかないか。
HP :
ここへは初めての投稿ですが、やはりこの作品を挙げさせて下さい。
波乱と悲しみに満ちた人生を送ったクリスチャンが最後に辿り着く、ささやかな、しかし「なにものにもかえがたい喝采」。その喝采を背に初秋の街を歩き去るクリスチャンが木枯らしが奏でる「狂気の歌」を聴き、この一文で幕を閉じます。
ここで「ああ、私の人生もまんざら無駄じゃなかったな」なんていう陳腐な感想で終わっていたら、この物語から受けた感動も半減していたことでしょう。
しかもニクイことに「それが〜」の部分から改ページしてあるし。意図的か偶然かは知る由もありませんが、前者ならこれは訳者と編集者両氏の名アシストと言えましょう。
私が思うのは、もし仮にこの作品をアニメなり実写なりで映像化、もしくは漫画化したとするなら、ラストシーンでクリスチャンにどんな表情を持たせるか、ということです(まあ、クリスチャンの音楽を実際に表現するなんていうのはどだい不可能ですから、映像化は実質無理でしょうけど)。
きっとそれは、宗教画のイエスなり仏陀なりの表情を描くくらい困難な作業ではないでしょうか。
もし私だったら?
そう‥‥バックショットで終わらせますね(笑)。
こちらも初めてのご投稿、歓迎いたします。
「無伴奏ソナタ」のラストですね。前に「〜わかっている人が書いたってだけのことさ」の部分を投稿していただいたことがありましたが、こちらも劣らぬ名文句。
ラストシーンの映像化ですか…。「嵐の空を見上げる老クリスチャン」というのでは?彼の横顔から上空にパンして、風がひと吹きして「Fin」とか。…陳腐ですかね。
映像化するなら「磁器のサラマンダー」も捨てがたいです。
HP :
「チキチキマシン猛レースじゃん!」と叫んでしまった…。もう、おっさんですな…。
こちらの方ははじめまして、ですね。
彗星を捕獲して宇宙での水資源とする権利を賭けた宇宙レースに、無謀にも参加する「星のパイロット」たち…99年度星雲賞受賞作より。
「チキチキマシン猛レース」、日本放映が1970年ですからねぇ…。
それにしても(…とえんさいくろぺでぃあ星のパイロットを見る)、ゼロゼロマシンの船長はディック・ディスタードですか。
…ブラック魔王? ケンケンは?
HP :
3度目の投稿となります。テスト前、レポート締め切り前に何やってるんだ!!の鈴木隆平です。
この台詞は、史上初の女子高生宇宙飛行士森田ゆかりが、自分の本心と違うことをプレスに書かれたとソロモン宇宙協会の所長那須田(ナイスネーミング!)に噛み付いたときの那須田の言葉です。
初めて読んだときにじ〜んときました。宇宙に行きたくてたまらない人たちの熱い思いが伝わってきて。やはり宇宙を愛する気持ちは全人類共通です。僕も火星に行きたいなあ・・・。
掲示板の方でも少し話題に出ていた野尻抱介「ロケットガール」より。体重が軽いから、という理由で女子高生を宇宙飛行士にするやつですね(それだけしか知らなかったりする)。
>火星に〜
私自身は出不精なもので、先頭切って行こうという気があまり起こらなかったりします。ツアーでもできたら行きたいなあ…。
それでは、レポート頑張って下さい。
HP :
「この世の中にあるものは すべて何かの鍵で結ばれている」
「原子・・・・分子・・・・時間・・・・空間・・・・遺伝子・・・・etc.」
「ボクの能力は そういった鍵のすべてを 開けたり閉じたりすることさ」
…かなりスケールの大きそうな設定と、「いかにも女子中学生」なヒロインの取り合わせが面白いコミック(講談社・ヤンマガKCスペシャル)から、中学校の地下倉庫に封印されていた「鍵師」と、彼を解き放って「キーマスター」となったヒロインの「契約」の場面。
契約の文句としては、なかなか異色だと思うのですが、どうでしょう。
ちなみにタイトルの「ゴルディアス」とは、アレクサンダー大王伝説に登場する「ゴルディアスの結び目」に由来。(小松左京の短篇に、そのものズバリのタイトルがありますね)
BGM:「Key」奥井雅美
…で、やっぱり契約破棄のときは「あなたとは、ずっといいお友だちでいたいの」とか言われるんでしょうか。
HP :
初めてカキコします。このセリフは星の毒を吸収して浄化し、死んでいくという「テラノダケ」という生物の一人が、人間と自然が共生していくことの比喩として主人公のラックに語ったセリフ。「メカラッパ」はNHKの子供向け番組ですが、このセリフを聞いてから本気ではまりました。
初のご投稿、歓迎します。
そういえば、わたしも怪人役とかばっかりで、ぜんぜん仮面ライダー役とかゴレンジャー役をさせてもらえなかったよな…って、そういうことを言ってるんじゃないか。
人間と自然が「遊ぶ」ときに、実際に遊んでみる前にルールブックを読むことができるのは人間の方だけ。責任重大ですね。もっとも不当なルールが重なったときには、自然の方も相応の反抗はするようですが。
HP :
なんだか久し振りな投稿です。
本当はシルヴァーバーグからひとつ出すつもりだったんですが、直前に見たSTの前に霞んでしまいました。奇しくも、今回の台詞は、以前図書室のねーちゃんさんが投稿された話の後編となりました。
ロミュランとカーデシアが密かに手を組み、ドミニオンへ侵攻するという話。
ガラックの属していた、オーダーの前身組織の者たちが一辺に暗殺された。仲違いして別れた恩師テイン(だったかな)の身を案じ、ガラックはオドーと共に救出に向かう。だが、そのテインこそが黒幕だった。そしてガラックを再び迎え入れる。
上のセリフは、暗殺の真相を探るため自ら爆破した己の店に戻ってきて残骸を見渡すガラックに、店の跡地のことで「クアークの建てたがってる店は許可が出ないだろうが、仕立て屋なら許可は出るぞ」というオドーとの会話の答え。
友情を感じているオドーを、苦しみながらも拷問して、必死で助けたかったテインを助けられずに、結局DS9に戻ってきたガラック。叶いかけたカーデシアに帰る夢も、恩師も失って、帰る場所は自分が爆破したこの店しかない。
いやー、複雑だよねー。これ、本心だよね。でも、…複雑だよね〜。
愛着もあるし、友人だとも思っているけど。それでも帰りたいんだろうな。このセリフ言った時のガラックが哀愁たっぷりでした。
ちなみに、私がDS9で好きなキャラはデュカットとガラックだったりします。
そちらではDS9やっているんですね…うらやましいいいい!
こっちでもヴォイジャーは深夜にやっているんですけど、ここんとこ見逃し続きなので、あまり見る意欲がなくなってきました。
角川スニーカーの小説はDS9、ヴォイジャーとも読んでいますが、こちらもどうもDS9の方が面白いです。
>私がDS9で好きなキャラはデュカットとガラックだったりします。
私もガラックは好きですね。デュカットは…そんなに印象が濃くないです。カーデシア人キャラクターをずらっと横に並べられると、どれがデュカットか見分ける自信が…。
HP :http://www.ccn-net.ne.jp/~tkatou/
宇宙の苛酷な環境に適応するため自らの遺伝子に改造を加えつづける<生体工作者>。彼らは仇敵であるサイボーグ種族<機械主義者>を圧倒すべく、人工の天才をつくりあげた……はずだった。こうして作られた<超英才>たちは極端に発達させられた知能のせいで自分たちの独自の論理の虜となり、次々と発狂し、<工作者>たちのもとから逃亡した。
というと何だか哀れな話ですが、医者になりすました潜伏中の<超英才>にかかった患者、リンジーは、もっと可哀想です。上のセリフは麻酔直前のリンジーを前にしての<超英才>の女のもの。
言われてみれば確かに、ご投稿をいただくのはこれが初めてですね。
80年代のSFを挙げていけば必ず名前の出てくる、ブルース・スターリングの代表作より。
手術の前には絶対聞きたくないお言葉です。マジにそう思っていそうだから、なおさら始末が悪い。
それが真実でも、あなたにオチをつけてほしくはないんですけど…。
HP :
巨大ロボットを製作した日本の会社が、何故そんなものを作ったのかと問われて、返した答えがこれ。説得力があるような、ないような。
(TVの“平成ウルトラマン三部作”や「仮面ライダークウガ」、映画“平成ガメラ三部作”等の企画成立の裏にも、似たような事情があるのでしょうか?)
…なお、「マジンラ」の綴りは「Mudzilla」。ちなみに、ゴジラの英語表記は「Godzilla」です。
BGM:「HAMMER TO FALL」クイーン
引き合いに出すのが「マクロス」と「パトレイバー」なあたりが、説得力をアップさせているような。
ウルトラマンや仮面ライダー、ガメラもそうでしょうが、バンダイがザクのラジコン作っているのにも、同じ心理が働いているのでしょう。
アレン・スティールというと…。「キャプテン・フューチャーの死」(SFマガジン97.1)や「マース・ホテルから生中継で」(「80年代SF傑作選」に収録)を書いた人ですね。
HP :
週刊少年ジャンプという雑誌では、短期に連載されて消えて行く漫画というのが結構あるんですが、その中の一つです。
世界中のロボットが人間に反旗をひるがえし、ロボット対人間の戦争(というよりはロボットの一方的な殺戮)が繰り広げられている世界。機械工の少年フィルはがらくたの中からカエルの形をしたロボットを見つけ、持ち帰って修理します。動きだしたカエルはドジで掃除が好きでお人好しでいつも一生懸命で、人間のことを友達だと思っています。普段はドジなカエルですが、皆を守りたい一心で剣を手に取った時、彼は無敵のカエルに変身するのでした。
フィルや彼の幼なじみのサツキ、サイボーグの盛遠などとの心の交流をへて、「機械と人間の関係」について考える内容で、ほのぼのした絵柄と暖かい内容が気に入っていたんですが、すぐ終わってしまいました。ジャンプには合わない内容だったからかもしれません。
「名台詞」は最後、皆を守る為に突撃していったカエル君からの言葉であり、カエル君への言葉でもあります。カエル君、本当にまた会えるといいんだけどな。
少年ジャンプとも数年来ごぶさたしてますが…。とうとう往時の人気誌も「〜という雑誌」と呼ばれるようになってしまいましたか。
>短期に連載されて消えて行く漫画というのが結構ある
中には、ムチャクチャ強引な終わり方をするものもあったようですね。人気作の引き延ばし方のほうも、同じぐらい強引ですが。
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