第63集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第65集を見る
ジョバンニは、走ってそのなぎさに行って、水に手をひたしました。けれどもあやしいその銀河の水は、水素よりももっとすきとおっていたのです。
出典:
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」
紹介 :スペーサー 様
コメント:
駄弁者:
進め! 進め! 勝利の女神はお前らに下着をちらつかせているんだぞ!
出典:
田中芳樹「銀河英雄伝説 黎明編」
紹介 :水谷秋夫 様
コメント:
駄弁者:
「若い女は自分が何をしているかなど知っていない。それが若い女の条件なんだ。蛇よりたちが悪く、機械より始末におえん」
出典:
コードウェイナー・スミス「青をこころに、一、二と数えよ」(伊藤典夫訳) 「第81Q戦争」に収録
紹介 :くうねるよむとぶ 様
コメント:
駄弁者:
ピカード艦長「はなむけにひとつアドバイスをさせてくれ」
出典:
スチュアート・ベアード監督「ネメシス S.T.X」
紹介 :Mr.Spock 様
コメント:
駄弁者:
ピカード「コンピュータ、自爆シークエンス・オメガ開始…声紋認識ジャン・リュック・ピカード、認証コード、AA305…」
出典:
スチュアート・ベアード監督「ネメシス S.T.X」
紹介 :Mr.Spock 様
コメント:
駄弁者:
<組織された暴力>は決して自ら意志を持ってはならない。
出典:
押井守原作・藤原カムイ作画「犬狼伝説・完結編」
紹介 :みんめい書房 様
コメント:
駄弁者:
ハエ半分のために! ハエ半分のために月に行けないなんて!
出典:
レナード・ウィバーリー「小鼠、月世界を征服」(清水政二訳)
紹介 :安井 賢一 様
コメント:
駄弁者:
ここはどこだ?なにも聞こえない。なにも見えない……空を翔ぶ感覚だけがある。
出典:
神林長平「戦闘妖精・雪風」
紹介 :runner 様
コメント:
駄弁者:
音速突撃!!
出典:
永野護「ファイブスター物語」
紹介 :みどり 様
コメント:
駄弁者:
月曜日に宣戦布告、火曜日に敗戦、金曜日の夜には日頃の夢以上に復興させる。
出典:
レナード・ウイバーリー「小鼠、ニューヨークを侵略」(清水政二訳)
紹介 :安井賢一 様
コメント:
駄弁者:
「おれとしては、何も悪いことをできなかったような甲斐性なしに、三〇歳になってもらいたくないね」
出典:
田中芳樹「銀河英雄伝説」
紹介 :好古真之 様
コメント:
駄弁者:
かくも短く、かくも長い愛を抱いて
出典:
星野之宣「愛に時間を (2001夜物語)」
紹介 :小澤智永 様
コメント:
駄弁者:
ぼくの愛するものは もはや他人には区別がつかないほど ぼくとそっくりになり
出典:
佐藤史生「塵の天使」 「チェンジリング」に収録
紹介 :水谷秋夫 様
コメント:
駄弁者:
「レイバーが悪いわけじゃない。結局は、使う者の…、知恵と勇気!!」
出典:
ゆうきまさみ原案・HEADGEAR製作「機動警察パトレイバー」(アニメーションシリーズ)
紹介 :cypherist 様
コメント:
駄弁者:
「来たわよ、船乗りさん。わたしも飛んだの」
出典:
コードウェイナー・スミス「星の海に魂の帆をかけた女」(伊藤典夫訳) 「鼠と竜のゲーム」に収録
紹介 :くうねるよむとぶ 様
コメント:
駄弁者:
この半導体ロリータ!!
出典:
六道神士「エクセルサーガ」
紹介 :みどり 様
コメント:
駄弁者:
MAYBE ON EARTH.
出典:
弐瓶勉「BLAME!」
紹介 :みどり 様
コメント:
駄弁者:
「まったく、飽きもせず戦争になると技術革新を欲しがるんだから!」
出典:
六道神士「Holy Brownie」
紹介 :みどり 様
コメント:
駄弁者:
「歴史の修正いっちょあがり〜〜」
出典:
六道神士「Holy Brownie」
紹介 :みどり 様
コメント:
駄弁者:
世の為人の為、悪の野望を打ち砕くダイターン3!
出典:
富野喜幸「無敵鋼人ダイターン3」
紹介 :轟天雷 様
コメント:
駄弁者:
シオン「あなたには良心ってものがないの」
出典:
ナムコ製作「ゼノサーガ」
紹介 :大江朔 様
コメント:
駄弁者:
第63集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第65集を見る
それでもたしかに流れていたことは、ふたりの手首の、水にひたったところが、少し水銀いろに浮いたように見え、その手首にぶつかってできた波は、美しい燐光をあげて、ちらちらと燃えるように見えたのでもわかりました。
HP :
水素よりも透き通った銀河の水。
まさに日本SFを代表するにふさわしい風格を備えた文体です。
しかも読むだけで涼しくなれるという、暑い夏には必携の一文といえるでしょう。
幸か不幸か、今年の夏はやけに涼しいのですが。
最初にこの作品や「永訣の朝」を読んだとき、ファンタジックな文章のなかのところどころに「水素」とか「気圏」といった言葉が入っているのに面食らった覚えがありますが、繰り返して読めば、それはそれで一つの味に感じられるようになりました。
宮沢賢治は、これと「グスコーブドリの伝記」が好きでしたねえ…。
HP :
猪突猛進のビッテンフェルト。このセリフの後に負けます。お約束。
かっこつけの多い銀英伝の登場人物のなかで、このセリフが言えるのは、ビッテンフェルト提督とポプラン中佐ぐらいでしょう。「皆殺しの田中」の予定に反して、ラストまできっちり生き残ってみせたタフさも彼らの共通点です。
かぶりつきの提督は、踊り子さんに手を触れないでくださいねー。
HP :
この短編は結構まじめですが、この句の部分では思わずそうだ!そうだ!と納得してしまいました。
若い女の人が読まれていたらすみません。
恒星間植民船の緊急事態に人工冬眠から覚まされた3人の男女。一人は若々しくハンサムな男、一人は長い航海の中で醜く変貌してしまった男、そしてもう一人は、絶世の美少女。この取り合わせなら起こるべくして起こるような危険に直面して、彼女は無意識から上ってきた言葉を唱える。
「お嬢さん、もしあなたに/うるさくつきまとう男がいたら/青をこころに/一、二と数え/赤いくつをさがしてごらん……」
──それがスイッチだった。
まじめでしょうか…私は結構うけてしまいましたが(たしかに、こんがり焼けたアヒル型異星人や、中国ならではの力技植民方法よりは…)。
ご投稿は、醜い方の男、タラタシャーの言葉。狂気に突き動かされた言葉とはいえ、頷く男は多いでしょう。
ライカー副長「お願いします」
ピカード艦長「艦長が上陸任務につくことに副長が反対しても…」
ライカー副長「無視しろ…もちろんそのつもりです」
HP :
出だしの結婚式といい、このセリフといい、TNG最後だからって無理やり集大成にしようとしてません?初めて見る人にはウエスリーやガイナンが何者なのか解らないまま終わってるんですが…ウオーフにいたってはたんなるなさけない男で終わってるし。
それにしてもスタトレ映画の次回作はどうなるんですかね〜?DS9もVOYも話が完結しちゃってるし、ENTは現在進行形だし…まさかウエスリーが出たのはThe Third Generationへの前振りとか…それともタイタンでのライカー&ディアナ新婚日記!?(でもライカーさんタイタンへ行かずに国際救助隊へ行っちゃったからだめか)
では、長寿と繁栄を。
こういうファン向けの部分とは対照的に、序盤ではあまり意味のないカーチェイスをやってみたり、ST映画と普通のエンターテイメントとの二兎を追っているのが見えてしまうつくりだったと思います。とはいえ、確かにアクションとしては歴代随一だったので、それはそれで良かったのでしょう。
>次回作
何でもいいけど、B4がネコと一緒に宇宙に散らばった弟の体を探し回る「ミスター・スポットと探せ!」だけはやめてほしいと思います(やらんって)。
コンピュータ「…自爆装置は作動しません」
ピカード 「……」
HP :
敵艦シミターの攻撃でエンタープライズEはボロボロ。ついに歴代艦長最後の切り札自爆装置を作動させるピカード艦長…でも無茶のやりすぎで自爆装置がきかない!…どうする、ピカード!!(こういうときこそ他爆装置が欲しかった?)
宇宙艦隊ではこれを教訓に次回作から衝角(ラム)を正式採用するようです(笑)。
では、長寿と繁栄を。
歴代艦長最後の切り札というか、二代目艦長(え、三代目?)がハッタリでやりすぎたので(1回は本当にやったけど)、コンピュータがつむじ曲げたのかも知れません。
>衝角(ラム)を正式採用
それより第一船体を丸ノコ状にして回転させるとか。あ、でも最近のは楕円だからサマにならないか…。
HP :
「敗戦」もすでに昔の話となった19XX年…特殊強化服「プロテクト・ギア」と重火器で武装し、犯罪者たちから首都の治安を防衛していた「特機隊」も、任務が反政府勢力の鎮圧に変わるにつれて激しい批判を浴びるようになっていた。武闘至上主義のため、自治警察や公安部などとの対立を繰り返した彼らが次第に追いつめられていく中、自衛隊に「ギア」が導入されることになり…
アニメーション「人狼」の姉妹編でもあるこの漫画、意外なことに歴史改変SFでもありました。いかにもドイツ兵っぽい「ギア」のデザインも良いのですが、やはり全編に流れるテーマ「主人を捜す犬」が渋い。上の台詞は、特機隊の隊員に向けて自衛隊「ギア」部隊の隊長が書いた手紙の一節。この後、孤立した特機隊は反乱を起こし、滅んでいく。それは、「意志」を持ったためだったのだろうか…
<組織された暴力>を動かすことが許された「意志」が正当でなかった場合、あくまで暴力装置はその意志に従わねばならないのか…というのは、多くの軍隊が課せられてきたジレンマですね。
しかし、私は名文句の言葉に賛成です。
HP :
「小鼠、ニューヨークを侵略」の続編。
今度は、道路舗装とグランド・フェンウィック城の水道整備の為に月ロケット開発費として(爆)5000万ドル(!)を手に入れたのだが、前作でQ爆弾を発明したコーキンツ博士が今度は原子力推進(実際は反物質!!)を発見したから本当に月に行く羽目になってしまった。
グランド・フェンウィックの月ロケット打ち上げを聞いたアメリカとソ連は急遽ロケットを打ち上げるのだが……タイムリミット直前にアメリカのロケットを襲ったアクシデントは「ハエ半分がロケット燃料に混入したかも知れないので、燃料を再補給する(それもサターンVの1段目!)」と言うものだった。
台詞はそれを聞いたアメリカ大統領の魂の叫びです(笑)。
まあ、気持ちは分かりますがこういったことを疎かにするからコロンビアやチャレンジャーになってしまうわけですが。
今回と、前回の作品は映画化されていますが、DVDにはならんでしょうな。
まえの名文句をいただいてから、読めないものかと図書館で検索したんですが、さすがにうちの図書館では所蔵してませんでした。名古屋市ならあるんですけどね…。
>ハエ半分
事故調査委員会は、なぜ一匹丸ごとではなく半分だけが入っていたのかを究明すべきだと思います。
ところで図書館で調べてみたらこの作品、ほかに「小鼠ウォール街を撹乱」「小鼠油田を掘りあてる」という続編が…。
妖精の舞う空だ。──妖精空間。
HP :
初めてここ読んだとき、鳥肌が立ちました。とうとう育ての親から離反して飛翔していく戦闘妖精…誰か投稿しているだろうと思い検索しましたが見つからなかったので投稿します。
撃墜寸前の危機。愛機雪風と共に死ぬなら本望、という零の思いをよそに、雪風は予想外の行動に出る…。
「妖精空間」とは人間不在の空間という意味も込めているんでしょうか。作品全体を通じてあった人間と機械との関係の不安が、一気に表に出たところだったと思います。
これまでご投稿がなかったのは、「グッドラック」に続いたせいでラストの衝撃が緩和されてしまったせいじゃないかと。
HP :
重量100tを軽く超す戦闘ロボットの集団が、大気圏内を音速で突っ込んでくる…
恐怖です。
とりあえず連載再開ごくろうさま、ということで。ご投稿は最新の11巻からですが、第1巻の頃とはモーターヘッドも騎士もファティマも、性能的にも性格的にもずいぶん遠いところまで行ってしまったような気がします。
HP :
北アルプス山中にある面積40平方キロの小国グランド・フェンウィック。ワインと羊毛以外の輸出品のないこの国も第二次大戦後の人口増から貿易赤字に陥っていた。それを解決するためと外貨獲得手段として選んだのはなんと『アメリカ合衆国に宣戦布告すること』だった。
一方アメリカではQ爆弾(ノーパサイズで100メガトン!!)(この辺がSFかな?)を開発し、それで攻撃されることを想定した演習を計画していた。
偶然にもグランド・フェンウィックのニューヨーク侵攻軍上陸日(帆船で移動・上陸!)とQ爆弾完成日と演習開始日が同じ日になってしまった。
で、この後はモンティパイソンばりのスラップスティックが展開されることになります(爆)(作者はアイルランド出身)。
台詞は計画を聞いたグランド・フェンイゥック首相の台詞。思わず「おいおい」と突っ込んでしまいますが、まあ書かれたのが1954年で日本やドイツを見ていれば出てきても不思議ではないかと。
この本、絶版なので是非再販して欲しいですね。
私の好きなギャグ・コラムニスト、デイヴ・バリーはこう言ってます。「ぼくとしては、日本と戦争するような愚かなまねは、なんとしても避けてもらいたい。うっかり戦争をして、またアメリカが勝ったりしたら、世界はいったいどうなるんだ?」(「デイヴ・バリーの日本を笑う」より)
しかしフェンウィックが「日本の奇跡」をなぞるにはスイスあたりが南北に分かれて戦争やって、その特需に乗らないとダメなのでは。
HP :
アッテンボローのぼやきに対する、フォン・シェーンコップの返答。
「二十歳(はたち)過ぎたら 誰もが一人きりさ♪ 三十歳過ぎたら 誰もが悪人さ♪ Flapper 世界中を敵にまわせ♪」ってコトで。
(あと数年で、私も不良中年どもの仲間入りです。一緒に世界を敵にまわしましょうよ?)
BGM:「Flapper」SASEBO BROTHERS
ラインハルト死亡時の年齢をとっくに過ぎ、ヤン登場時の年齢も越え、こないだのオフ会の翌日に、世界を敵に回す年齢になりました。…たぶんシェーンコップには甲斐性なし呼ばわりされるだろう状態のまま。
HP :
死期が近づいた老婦人が、数十年前夫が飲みこまれたブラックホールへ行きます。そこには…
2001夜の中の恋愛物(と自分では思います)の中では、珍しくハッピーエンドになった作品だと思います。
このページを見つけてから長い間がたちましたが、ここまで長く楽しめたページはありません。これからも見させてもらいます。
ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。
ご投稿の出典作、私も読みましたが、単にハッピーエンドと言うには、ちょっと切なすぎると思います。
題の元ネタはハインラインですが、内容はフレデリック・ポール「ゲイトウェイ」ラストの、上手い変奏かな…と。
ぼくと同じ顔 同じ声で ぼくに愛を語るのだから
HP :
ラストの言葉なので、思いっきりネタばれなんですが。
青年が一目惚れした少女を追うとそこは老人が星々から集めた商品を扱う店。そこで青年は老人に惑星グリスタンに産する「塵の天使」の話を聞く。塵の天使は一種のテレパシー生物。何年もの間、心からイメージを与え続けることでイメージ通りの美しい芸術作品に成長する。
少女はその老人の孫娘。少女を手放そうとしない老人と争いになり、青年は老人を階段から落として死なせてしまう。正当防衛を認められ、青年は少女を連れて長い新婚旅行に出る。そして青年は少女が次第に青年の好みのままに姿を変えていくことに気づく。彼女こそが塵の天使、老人の芸術作品だったのだ。そして、その結末は……冒頭の通りです。
自分自身と愛し合うとは、究極のナルシシズムですね。
とても気色悪いというか、後味の悪い結末でした。それでいて決して忘れられない作品です。
自分にはあまり起こって欲しくないシチュエーションですね。…愛など語られた日には、グーで殴ってしまいそうです。
しかし、自分が嫌っている自分の姿を目の当たりにしたくない、というのはベクトルが違うだけでナルシシズムとあまり変わらないかも…。
HP :
人間とテクノロジーのマッチング=SFと仮定する。(前回させていただいた投稿でもそうですが)
テクノロジーは(知性体であれば歩み寄ってくれるかもしれないが)、人に歩み寄ることはない。また、人がテクノロジーに取り込まれるがごとく歩み寄ることはむしろ危険であるからあってはならないだろう。
テクノロジーと言う舞台でそこを論じるのもSFだろう。
しかし、テクノロジーは(パトレイバーであれば産業機械「レイバー」は)、そのテクノロジーを手にした人間の人間存在をあらわす手段でなければならないという面も持つだろう。
このせりふは、テクノロジーはSFにおける舞台であるということを宣言した台詞だと思う。
セリフそのものは、科学技術そのものに善悪はなく、それを使う人間しだい、という意味にとどまると思うのですが…おっしゃるように敷衍することもできるかも知れません(そういえば前のご投稿のときも同じような言い回しで返したような)。
ただ、「人がテクノロジーに取り込まれる」ことを、危険、あってはならないと初手から断ずるのは、やや結論を急ぎすぎているのでは? 私は、常識的な前提をとっぱらったところで話ができることがSFの面白みの一つだと思っているので、断定から話をはじめたくはないと思っています。
それに最先端技術だけがテクノロジーのすべてではないでしょう。人間の都市生活というのは、ある程度テクノロジーに取り込まれることで成立しているんじゃないでしょうか。
HP :
コードウェイナー・スミスをはじめて読んだ時は、全体が分からず部分的に面白いところはあるものの難解という印象であったが、今回読み返してみて感動しました!特に上記の文句では目頭が少し熱くなりそうになりました(歳をとって涙腺が弱くなったのか)しかし以前初回は感動したが読み返して感動しなかった本を紹介した記憶がありますが、この差はどこからくるのでしょうか不思議です。
恋人ミスター・グレイ・ノー・モアを追って自身も船乗りになったヘレン・アメリカ。過酷な旅を乗り越えて再会を果たした、彼女の第一声より。平凡な言葉にどれほどの重みが込められているのか、まずは読んでみること。
「鼠と竜のゲーム」の2話目にでてくるので、シリーズを読み出した最初の方でこの作品に出会う方は多いでしょう。私はこのエピソードは、ふつうに読み流してしまったんですが、すでに巷間に知れ渡っているエピソードの真実を紹介する、という語り出しの方法は、この人一流のものがあると思います。
HP :
爆笑市街征服漫画エクセルサーガより。
市街安全保障局の新戦力アンドロイド・六本松ニ式への悪口。
製作者の趣味により、
見た目はロリ!
性格もロリ!!
さらに猫耳型センサー装備!!!
という素晴らしく高尚な機体に…
ちなみに、製作者はマッドサイエンティストでロリコンという救いようの無い駄目人間です。
兵器に人間性をもたせるのはエゴか悪趣味ですが、猫耳でロリにするのは……高尚?
MAYBE IN THE FUTURE.
HP :
BLAME!一巻の冒頭の一文
いかにもSFってイメージ
「キャプテン・フューチャー」のこれと実質同じと思えば、たしかに「いかにもSF」か…。
どうでもいいのですが、「ON EARTH」は「ON THE EARTH」の間違いじゃないでしょうか。その方が語呂も合ってますし(FUTUREの綴りは訂正しましたが…)。
「技術は須らく生存競争から生まれるモンさー」
HP :
小さな妖精二人組みのお伽話。
彼らの厭世的な台詞回しが素敵です。
…でもって、技術革新がかなうと、それを使った戦争をしたくなるもんです。
ところで、先日アメリカが新型トマホークの発射実験に成功したそうです。
HP :
小さな小さな妖精達が、人々が寝ている間に人類初の核を手引きしたり、SFな大人の玩具を作ったりするメルヘンな漫画。投稿した台詞は、
はるか未来の小知恵の回る連中が、愉快な実験をやって楽しい失敗をして実験施設ごと18世紀にタイムリープ。妖精さんたちは非人道的方法で事態を解決。
というシチュエーションです。
市街征服からは遠く離れたスケールですが…ノリ的には同レベルか。
この日輪の輝きを恐れぬのならば、かかってこい!
HP :
ザンボットで「人間爆弾」なんて非人道主義バリバリの物を出した富野御大。
それに懲りたのか、次作品のダイターンでは勧善懲悪ものに鞍替え(それでも単なる勧善懲悪ではないのですが)。
で、主人公の破嵐万丈(はらんばんじょう)が愛機ダイターン3で登場する際の名乗りが、今回投稿したものです。
余談ですが、第二次スーパーロボット大戦アルファでは、獅子王凱と一緒に大見得を切ってくれます。
ソノラマ文庫で「破嵐万丈」シリーズなんてのも書いていたようですが…結構気に入りキャラなんですかね?
KOS-MOS「シオン、私は"人間"ではありません。ただの"兵器"です。それはあなたが一番よくご存知の筈ですが?」
HP :
宇宙が舞台のSF・RPGからの投稿です。
グノーシスという敵に攻撃され、艦からの脱出を余儀なくされたシオン達。格納庫での戦闘中、KOS−MOSはシオンを守るため、躊躇なくバージル中尉ごと敵を撃ち殺す。その場面でのシオンとKOS−MOSとの会話です。
人型をしているからといって、機械に人間性を求めるのは人間のエゴかな?という感じはします。
人間性を求めたくなるほど人型に近づけた兵器をつくること自体、エゴというか悪趣味じゃないかとも思うのですが。
フォームに戻る