第119集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第121集を見る
かぁきぃざぁきぃぃぃぃぃ……
出典:
石黒昇・河森正治監督「超時空要塞マクロス〜愛おぼえてますか〜」
紹介 :ヌントラ 様
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駄弁者:
そう、王者のため、勇者のごとく倒れる。それが軍人に可能な最後の忠誠の誓いなのだ。
出典:
佐藤大輔「レッドサンブラッククロス外伝 勇者のごとく倒れよ」
紹介 :可児歳蔵 様
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駄弁者:
時が来れば星々は燃え尽き、物質は崩壊する。
出典:
平野靖士・志茂文彦脚本 菱川直樹監督「伝説の勇者ダ・ガーン第42話『出現!伝説の力』」
紹介 :新伴仙司 様
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駄弁者:
血が出るなら殺せる
出典:
ジョン・マクティアナン監督「ブレデター」(岡枝慎二訳)
紹介 :ながぴい 様
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駄弁者:
諦めきってしまえば、どこにだって≪楽園≫の看板はかけられる。
出典:
長谷敏司「楽園行き」 「ウルトラQ dark fantasy」に収録
紹介 :どーじゅ 様
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駄弁者:
人間の進出によって宇宙が人間色に染まるというのかね……
出典:
星野之宣「2001夜物語・第13夜 共生惑星」
紹介 :深海鮫 様
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駄弁者:
科学は、人類の滅亡をすくうために、一肌ぬいだりしませんよ。
出典:
小松左京「継ぐのは誰か?」
紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
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駄弁者:
「青い空?! きもちわるい」
出典:
ナントカ「新釈ファンタジー絵巻」(まんがタイムジャンボ2005年11月号掲載)
紹介 :御宗銀砂 様
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駄弁者:
わしは生きとる きみらは死んだ。
出典:
フィリップ・K・ディック「ユービック」(浅倉久志訳)
紹介 :んどらもえ 様
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駄弁者:
「時間にどんな栄養価がある?1時間で何カロリーかね?」
出典:
ジェイムズ・P・ホーガン「時間泥棒」(小隅黎訳)
紹介 :んどらもえ 様
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駄弁者:
さあ、まいりましょう、私たちの戦争へ
出典:
川村毅「ニッポン・ウォーズ」
紹介 :はせがわ 様
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駄弁者:
そうとも太陽だ
出典:
ダグラス・トランブル監督「サイレント・ランニング」
紹介 :ながぴい 様
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駄弁者:
テンテンテング・テテンノグー!!
出典:
横田順彌「火星人類の逆襲」
紹介 :冬寂堂 様
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駄弁者:
俺が出初めをやることで、健策くんたちがこれから生きていく時に、あんな馬鹿をやった奴もいたんだってぇ、一つの心の支えっていうか希望になってくれたらと思うんですよ。
出典:
梶尾真治「清太郎出初式」 「地球はプレインヨーグルト」に収録
紹介 :冬寂堂 様
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駄弁者:
「…異惑星の果物やら実やらは食べたら生きるか死ぬかって物さ。だからそういうものを食べ始める時って言うのは食わなきゃ死ぬって時。そうすればどちらにせよ負けは無い。健康的なヒッチハイクの秘訣は食事はジャンクフードを食う事だ」
出典:
ダグラス・アダムズ「The Restaurant at the End of the Universe (宇宙の果てのレストラン)」(ご投稿者訳)
紹介 :gueston 様
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駄弁者:
「謝る必要はなくてよ…レッスンを受けてたのは この私の方なんですからね…」
出典:
たくま朋正「鉄コミュニケイション」
紹介 :好古真之 様
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駄弁者:
「何をぐだぐだモメてますの? 私たちの手で掘り出すしかございませんでしょ?」
出典:
たくま朋正「鉄コミュニケイション」
紹介 :好古真之 様
コメント:
駄弁者:
「分隊長!レオナもいない!!」
出典:
士郎正宗「ドミニオン」
紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
コメント:
駄弁者:
橘朔也=仮面ライダーギャレン「俺は全てを失った。だから最後に残ったものは失いたくない!……信じられる、仲間だけは!!」
出典:
曾川昇脚本「仮面ライダー剣(ブレイド)」
紹介 :ヒーロー村田 様
コメント:
駄弁者:
「あれ、結局ゴジラだったんだろ?」
出典:
金子修介監督「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」
紹介 :かんきち 様
コメント:
駄弁者:
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HP :
敵の攻撃で柿崎機が突然爆発!!
輝は友の名を叫ぶ!!
いや…最初見たときは、突然柿崎が悲鳴を上げてドカーンで、見てたこちらはポカーンって感じでした。
戦争の悲惨さを訴えかける名場面…と言うよりはギャグですよね?
このシーンは個人的に名場面です。
ちなみにこれくらいしか、柿崎の目立つシーンがないす。
戦争では唐突に理不尽に人命が奪われることを如実に示した…のではなくて、このあたりの摂理がはたらいた結果ではないかと。
同僚が一条輝やマックスだったのが運の尽きでした。
たとえその王者が、史上最悪の愚か者であったとしても。
HP :
まだ投稿されていないようなので。
日英米連合軍に激戦の末敗北しようとしている大ドイツ帝国が、その心臓を狙うアイスランドの戦略爆撃隊の壊滅を狙って発動させた一大作戦「北の暴風」。その内容は空母を囮に出し戦艦を主力に立てるという非常識なものだったが、空母好きの日本人は見事にそれに引っかかり……。
発言は、囮役の空母機動部隊の司令官のものです。史上最悪の愚か者である王者ヒトラーにより、勇者のごとく倒れる事も許されなかった彼は、どんな気持ちでいたのでしょうか。
ちなみに、この発言を聞いた部下の将兵がいい気にならないであろう事は当然です。
>空母を囮に出し戦艦を主力に立てるという非常識なもの
その非常識、どこぞの海軍がレイテ沖でやってませんでしたっけ…?
>この発言を聞いた部下の将兵が…
司令官が「勇者のごとく倒れる」浪漫主義にひたるために、部下の将兵が払う犠牲のことを思えば…ねえ。
ワシはそれを少々早めているにすぎん。
HP :
宇宙のエネルギーを吸い尽くさんとする魔物オーボスが生き物の棲む惑星の生命力・プラネットエナジーを狙って地球を襲う。地球の大いなる意志の元、蘇った伝説の勇者達が、たまたま地球に選ばれた少年・高杉星史の命令一下、オーボス一味に立ち向かう!
登場ロボットが、宇宙生命の憑依体から超AIロボットを経て、オカルト的エネルギー生命体となって一段と世界が広がった(節操がなくなった)勇者シリーズ『伝説の勇者ダ・ガーン』からいくつか送らせていただきます。
まずは惑星が生命を育む力・プラネットエナジーを食い尽くそうとする大宇宙の魔物・オーボス様のご意見です。プラネットエナジーをオーボスが独占すれば当然宇宙に生命は存在しなくなります。その点を非難されたオーボス様は、エントロピーの増大は大宇宙の摂理であり、自分も大宇宙の営みの一部でしかないと反論したわけです(とは云っても『勇者シリーズ』ですからそんな難しい言い方はしませんが)。
オーボス様は謙虚なのか、それとも傲慢なのか。みなさんはどちらだと思いますか?
まぁ『貪欲の罪』を犯してるのは、間違いなさそうですが。
謙虚か傲慢かより以前に、せっかちな質なんじゃないでしょうか。
そんな長いタイムスパンで物事を考えられるんだったら、人類が勝手に滅ぶまでの間ぐらい待っててほしいもんです。
(If it bleeds, we can kill it.)
HP :
出典は、米軍の特殊部隊が人間を狩りに来た宇宙人とジャングルで死闘を繰りひろげるとゆう、荒唐無稽なB級SF映画です。シュワちゃん主演の映画として有名ですね。
まあ、コンセプトとしては
「地球上では偉そうにしてる人類でも、宇宙規模でみれば野蛮な下等動物であり、狩りの獲物でしかない」
とゆうものがあったのでしょう。
捕虜にした女性が「あなたたち 奴に傷を負わせたわよ」と言ったことに対して、シュワちゃんが答えたのが上のセリフです。
しか〜し、宇宙生物学上、このような発想は危険な素人考えといえるでしょう。たまたま、この宇宙人がつぶせば死ぬようなものだっただけで、宇宙にはもっと凶暴なヤツがいくらでもいると考えられます。たとえば、
切り刻むと分裂して増える、
噛まれると伝染する、
卵を産み付けられる、
などが考えられ、宇宙生物と対決する時は細心の注意をはらうべきでしょう…
ちなみに、このシリーズ最新作でプレデターは「エイリアン」と対決していますが、人類は「エイリアン」と4回ぐらい対決して、全て勝利していますな…
こう考えると、人類は下等動物としては、かなり凶暴な野獣に分類されるのではないでしょうか?
>かなり凶暴な野獣
リプリー姐さんや最近支持率が落ちてきているという某州知事を基準に人類を考えられると困ったことになりそうな…。
あれはとくに凶暴な突然変異個体じゃないかと思うのですが。
信じられなくても、考えることをやめてしまえば、何にさいなまれることもない、ここは安楽のソノだ。
HP :
えらく懐かしいタイトルを引っさげて放映されていた連続ドラマのノベライズより。
この文だけ取り出すと現状絶対肯定の説教臭い文句にも見えますが、作中で「≪楽園≫の看板」の下にある現実というのがなんとも……
でも、何だか疲れたときには、いっそ「配達人」を探したくなることもあったり。しません?
「楽園行き」という謎の文字を残して、行方を消したサラリーマン巽の調査を始めた剛一。巽の日記にあった「配達人」を追ってたどり着いた先は、都市の地下にある迷宮だった…。
いや、説教臭さよりはブラックな香りが芬々と…。ホームレス問題なんかと重ねて考えると、不思議な時間の中だけの話にも思えないものがあります。「ウルトラQ」より「世にも奇妙な物語」に出てきそうなエピソードかなとも思いましたが。
著者に見覚えがあると思ったら、前に別の作品でご投稿があったものでした。あ、こっちも「楽園」だ…。
それこそ思い上がりというものじゃないか?
HP :
こんにちは、初めて投稿させて頂きます。植民惑星での東西対立を調停に来た、国連の若い委員の嘆きに対して年上のロンギ委員が言うせりふです。人間は自然に対しどのように向かい合うべきかを考えさせられます。
植民惑星全体を覆う菌類を眺めながら、急激な宇宙進出を続けている人類を菌類の胞子に喩える若い委員。ご投稿の文句はそれに対する穏やかな反対の言葉です。
この言葉が暗示するとおり、植民惑星が「人間色」に染められるよりも先に、惑星が人間を染めていく事態になるのですが…。「2001夜」の中では珍しく、軽みのあるラストで終わるエピソードでした。
HP :
「科学の応用は、人類をすくいもし、またほろぼしもするでしょうが、」と続くこの名文句は、当時「科学の子」であった私の頭を「ガツン」と一撃したものでした。
科学とはなんぞや、という問いの究極の答えだと思います。ていうか「科学」って人類がいようがいまいがここにある、ってのが実にカッコいい。
人類を救ったりするような具体的なご利益がなければ科学に意味がないというのは、考えが貧しすぎますしね…。
しかし科学の対象になる現象は、人類がいようがいまいがそこにあるものですが、それを「科学」によって解き明かし意味を見出そうとするのは、やっぱり人類です(別に地球のでなくても構いませんが)。その意味では、人類あってこその科学とも言えるのでは。
HP :http://sfr.air-nifty.com/
幼児が、地球での初めての朝を迎えて、一言。
月人の彼にとって、空=黒。青い空なんて言語道断だったんでしょう。
出典元は、「かぐや姫は実は異星人。しかもウサミミ」という4コママンガ。第91集でもとりあげられてますね。
モノはお気楽ギャグマンガなんですが、節々、妙にシビアにSF入ってます。それが作者の持ち味。
作者はもう一つ、「お姫様は実は影武者。しかも萌えない妹」という忍者マンガも描いてます。こっちは、シビアな歴史が隠し味。
なんともストレートな。色もさることながら、星が見えないというのも違和感があるのではないでしょうか。
入道雲なんかも、見ようによっては結構気味が悪いかも…。
HP :
超能力を中和させる不活性者を繰り出すランシター合作社のもとに依頼が来た。月に集合している超能力者を中和して欲しいというのだ。ランシターは最強の不活性者を11人連れ出し月に到着するが、仕掛けられた爆弾によってランシターは死亡。不活性者もあわてて地球に帰還する。それから不活性者の身の周りに次々と不可解な現象が起きる。ひからびるタバコ、一気に腐敗するコーヒー、ランシターの顔が浮き出るコイン……そして壁にランシターからのメッセージが。そう、実は死んだのはランシター以外の全員だったのだ!
ぞぞ〜っ。初めて読んだときには鳥肌が立ちましたよ。自分が信じていた現実の崩壊。これこそがディック作品の魅力だと思います。
私も最近になってやっと読みました。コンピュータが一般的になる前の仮想現実ものはこうなるのか、といささか月並みな感想を持ちましたが。
各章の冒頭に出てくる「ユービック」の宣伝が、最初ユーモラスに感じていたのがだんだん不気味に…。
HP :
突如としてニューヨークのあちこちで時間がなくなるようになった。その原因について様々な憶測が飛び交う中、主人公は大胆な仮説を披露する……“地球外生命体が時間を食っている!”上の台詞は、その説に対する物理学者の皮肉です。
とても『星を継ぐもの』の作者が書いたとは思えないミョ〜なお話。文庫本にして200ページに満たないです。個人的には大好きなんですが、ネットでの評判はあまりよろしくないようで……(^^;)
これの前に出たホーガン作品が、非SFの「インフィニティ・リミテッド」と、SFだけど政治的メッセージが濃い(ような気がする)「マルチプレックス・マン」だったので、刊行されたときには「久々にホーガンがSFに帰ってきた!」と喜んだものでしたが。あれ、今となってはあんまり話を憶えていない…?
HP :http://blog.livedoor.jp/yasuko_h/
川村毅の戯曲には放送禁止用語がてんこ盛りです。中には登場人物のほぼ全員が性器の呼び名、なんてのもありまして、この『ニッポン・ウォーズ』はまだマシな方です。
あらすじは、ある日赤紙ならぬ銀紙で戦場に呼び出された主人公。彼が配属された潜水艦は奇妙なところで、全員で「笑う」だの「泣く」だの「オ○ニー」だのの訓練をする。実は彼ら兵士は戦闘用アンドロイドだったのだ!
運命に逆らおうと反乱を起こす彼ら。しかし「反乱」すら訓練でしかなく、無事訓練を終了した彼らは戦争に送り出されていく。
そこでヒロイン(主人公の「失恋」の訓練の相手)がこの台詞を言い、終幕。
小劇場系の戯曲にはSFが多く、鴻上尚史なんか最終戦争後の世界ばかり舞台にしています。
まったく知らない分野なので、どうコメントしていいものやら…。
軍隊の訓練というのは、人間性を抑制する(あるいはその発露を省略する?)面があると思うのですが、このアンドロイドたちは逆をやらされてるんですね。
自分たちが向かおうとしているのが自分たちの戦争ではないと知ったアンドロイドたちは、ご投稿のセリフとともに日本へと向かう、ということになるそうですが。……訓練の成果?
日光が必要なんだ
HP :
出典の映画は「ダグラス・トランブル監督のSF界屈指の名作」だそうです。
子供の頃、これを見て深く印象に残りました。いや、残ってたはずだ…あれ?ストーリーはあんま憶えてないや。
たしか、環境問題を取り扱った深いテーマのSFで、今のエンターテイメントばかりに走ったSF娯楽映画にはない玄人好みのSF映画だった!!
…はずだ…
で、最近ビデオ屋で1500円でDVDを売ってるのを見かけ、「これは是非もう一度見なければ!!」と思い速攻買いました。…うう、今見ると穴だらけで、泣けてきます…。
(ここからはネタばらしになるので、映画を見てみたいとゆう人は読まないでください(読みたい方は文字色を反転させて))
舞台は21世紀初頭らしいのですが、この時代の地球には環境破壊により、もう植物は残ってないようです。(地球温暖化どころの騒ぎではありません!酸素はどうするんだ?!)で、残り少ない植物(森)を守るため、巨大なドームに入れてたくさんの宇宙船で宇宙に打ち上げてます。宇宙船打ち上げにどれくらいの費用がかかってるんでしょうか??(しかも土星まで来てるし…)
そこまでしないと植物の生存すら危うい地球の状況がとても心配なのですが、未来人はとても能天気でポーカーとかに熱中してます。
さらにわけわかんないことに、そこまでした植物保存計画に突然理由もなしに中止の決定が下ります。しかもドームを破棄して核爆弾で消滅させろという指令が地球から来ます… 水をやらずにほっとけば枯れるようなもんをわざわざ核爆発??もうわけわかりません。
さて、この映画の主人公ですが、植物を守ることに情熱を傾ける植物学者のローウェル青年です。ところが、この主人公ちょっと心が屈折してます。見かけは僧侶っぽいのですが、植物を守るためなら手段をいとわず、仲間3人を次々にぶち殺していきます…。
…そこまでして守った植物ですが、なぜかどんどん枯れていきます。危機的な状況なのに、なぜ枯れていくのかわからず、とても心を痛めているローウェル君ですが、救助にきた宇宙船と交信していた時にやっとその理由がわかります。その時、発した台詞が上記の迷文句です。
そりゃ、土星まで来てれば太陽から届く光もごくわずかでしょう。ってゆ〜か、植物学者のくせに植物が光合成してることも知らんのかい!!!とても痛い…
この映画の見所はメカデザインですかね…
有名なのは3体のロボットで、ちょっと見た目ではどうやって動かしているのかわかりません。中に誰か入っているそうですが、よい子はあまり追求しない方がいいようです…
自分が守ろうとしているものをよく理解せず凶行を繰り返すのは、悪質な環境テロリストを彷彿させるような…。
HP :
火星人類の襲撃から12年後。東京帝国大学助教授福来友吉の許に一通の電報が届きます。それは、熊本の超能力者、御船千鶴子からのものであり、念写をすると、真っ赤に燃える帝都が写ることを危惧して連絡をかけてきたのです。期せずしてもう一人の超能力者、長尾郁子も同じ画像を念写していたのでありました。
そして、翌年、野球害悪論で朝日新聞との対決していた押川春浪に、大森海岸に火星人類の円盤が襲来。帝都を攻撃しているとの情報が入ります。前回の襲撃を参考に細菌を散布するも、新たに襲来してきた火星人類にはまるで効かず、次々と倒されていく帝国陸軍、日露戦争の英雄乃木元帥まで敗退したとき、春浪率いる天狗倶楽部が立ち上がった。投稿した台詞は、火星人類を生け捕りにするための罠にはまった。戦闘機械の上に登った虎髭将軍こと吉岡信敬の勝利の雄たけびで、この後、生きた火星人類を手に入れます。
「宇宙戦争」が日本に初めて紹介された作品は、無名氏による「天来魔」が最初とされており、大森海岸に戦闘機械が着陸するところは、この作品を手本にしているそうです。
そのほかにも、火星人類に対する新しい解釈がなされていたり、非常に楽しい作品です。映画化しないかなぁ、東宝あたりで…
こっちは未読…そう言えばこの方の作品はあんまり読んでないです。
押川春浪とか乃希典ら実在の有名人物が登場してますが、福来友吉も知る人ぞ知る実在のオカルト研究の草分け的人物です(御船千鶴子も長尾郁子も)。「リング」で彼をモチーフにした人物が登場していたので、ちょっと名が売れたみたいですが。
HP :
時に西暦1900年、人類は、火星からの侵略を受けた。もっとも有名な記録は英国のH.G.ウェルズの「宇宙戦争」だが、実は、火星人は日本の九州地方中央部にも着陸し、侵略を開始していたのだ──。という設定で、主人公清太郎の視点で物語は進みます。火星人の侵略により、父親と妻子を失った清太郎は、廃墟の中を逃げ回るうちに同じように避難した人々と出会います。それらの人々と暮らす内に、清太郎は、亡くなった父親との確執を解いて行くのだった。SF的な描写はないものの、未知の存在を恐れる人々の様子が見事です。(そういえば、原作の「宇宙戦争」でもそういうところに主眼がおかれていましたし)投稿した台詞は避難先で一緒に暮らしていた姉妹を元気付けるために火星の戦闘機械に登って出初めをすることを決意した台詞です。うん、とび職っていうのはこうでなくっちゃぁいけません。
考えてみれば「The War of the Worlds」なんだから、当然イギリス以外にも侵攻していたわけで。…もっともアメリカに到達するにはだいぶ時間がかかったみたいですが(笑)。
出典作品も久しぶりに読み直してみました。派手さはないものの、カジシン短編の一方の柱である人情話は心地いいです。収録短編集はこの話のような人情話と表題作「地球はプレインヨーグルト」に代表されるユーモアの二本柱が揃った好編でした。
HP :
翻訳が手元に無いので自分で訳してみましたが。
不時着した未開の惑星で、行く道々にお供え物のように葉っぱの上に置かれた果物を見ての主人公の親友の弁。
ま、健康な内に食べておけば腹を壊すだけの毒も、飢えて弱った体で食べたら死んでしまうかもしれませんが。
今でも水を飲んで腹を壊すか、肝炎を貰うかわからない地域ってありますからね。ヒッチハイカーのとっては永遠の議題かも。
もっとも、この人たちはこの後食欲に負けてこの文句を覆すロジックを考え出して食べてしまいますが。
映画もなかなかに好評だった「銀河ヒッチハイク・ガイド」の続編より。前作では地球誕生の謎が明らかになりますが、今回は人類誕生の謎が明らかに。…明らかになって嬉しい答えかどうかはともかく。
ちなみに食欲に負けたときのロジックは、「あれはぼくらに食べさせようと置いてあるわけだ。身体にいいか悪いか、食べ物をくれようとしてるか、毒を盛ろうとしてるか、ふたつにひとつだ。あれが毒だとして、もしぼくらが食べなかったら、別の手段で攻撃を仕かけてくるだけだろう。ということは、食べなかったらどっちにしても損だ」(河出文庫・安原和見訳)というものでした。
HP :
手を傷つけることもいとわず、自分を助けてくれたマルローネさんに礼を言うハルカと、それに答えるマルローネさん。
マルローネさんいわく「私がずっと探していたモノ――かつて偉大なピアニスト達が人々の心をとらえた演奏…それはトレースなどではなく 常に水のように変化する心を投影した演奏だったのよ…」「あなたの弾く音を聞いていてやっと気が付いたのよ…ま さっきあなたを助けるのに手を貸したのもそのお礼ってわけよ」
(そんなマルローネさんて、ある意味「ツンデレ」?)
このあと、二人は再会を期して別れるのでした。
BGM:「カゼノトオリミチ」堀下さゆり
こういうことが言える人(ロボット)は、劇的な出会いがなくても遠からず「心を投影した演奏」に到達していたのでしょうが…。
>「ツンデレ」?
言葉自体を見るようになったのは最近ですが、この種のキャラクターはだいぶ前からありましたよね。
HP :
秋山瑞人による小説版の、原作にあたるコミックより、ハルカ&ロボッツが旅の途中に出会ったピアニストロボット・マルローネさんのエピソードを。
ふとしたことから彼女のレッスンを受けることになったハルカ。しかしマルローネさんは、レッスンを始めてから(ハルカの弾くピアノを聞くのみで)何も教えてくれようとはしない。そんなマルローネさんの態度に、ちょっとした疑問を抱きながらも、素直にレッスンを受け続けるハルカ。
……そんなある日、ハルカは落盤に巻き込まれ、地下道に閉じ込められてしまう。いつまでたってもレッスンに来ないハルカを心配(?)してやって来たマルローネさんは、ピアニストとしての聴覚を発揮してハルカの居場所を特定すると、手が傷つくこともいとわずにガレキを殴りつけ、まっさきにハルカの救出にとりかかるのでした。
BGM:「私はピアノ」サザンオールスターズ
小説の方は何回か出ていますが原作マンガは初登場。
ほのぼのコメディに油断している隙に、痛そうな刃が突きつけられている秋山節とは違って、こちらは普通にいい話っぽいです。
「部品まき散らしてその辺に転がってないか?」
HP :
この頃めっきり寒くなりました。動物たちも動きが鈍くなるせいか事故に合っているのを見かけます。子猫なんか実に可哀想です。
でも、「のしイカ」になっているのを見るとついこのセリフを思い出してしまいます。特に「部品を撒き散らしている」ヤツなんか。
友人はつい踏んでしまい、「キバ」がタイヤに刺さってパンクしたそうです。パンク修理、大変だったろうなぁ。
>つい踏んでしまい
偽悪的に「部品」とでも言ってみなければ、寝覚めが悪くて仕方がないところかと。
パンク修理以前に、タイヤ丸ごと全取っ替えしたくなりそう…。
HP :
正義とは何か、信じるとは何かを問いかける、平成仮面ライダー最終章ともいうべき作品『仮面ライダー剣』より。開始当初は酷評を浴びましたが、個人的にはかなりお気に入りの作品です。
剣崎一真=仮面ライダーブレイド
橘朔也=仮面ライダーギャレン
上条睦月=仮面ライダーレンゲル
相川始=仮面ライダーカリス
人類の自由と平和を守るため、哀しみや苦しみを背負いながら、過酷な運命にも勇敢に立ち向かった4人の戦士は、紛れもなく“仮面ライダー”だったと思います。
何かを失ったことが根底にあるという点では、元祖ライダーと共通ですか。
「アメリカじゃゴジラと名付けたが、日本の学者は認めていない」
HP :
「ゴジラ FINAL WARS」にもあったマグロが主食の巨大イグアナのネタです。
宇崎竜童が演じる立花准将が、「防衛軍」の設立の歴史と存在意義について若手士官たちに講義しているときに、「前世紀末、ゴジラに酷似した巨大生物がアメリカを襲った例を始め、世界各地で異常な生物の存在が確認されている」と言ったときに、二人の士官が交わした私語です。
こだわりますねー。
学名でもつければ決着つくのかもしれませんが、動物の命名が国際的に認められるには記載論文と模式標本が必要なんだそうで。
ところで「ゴジラ」って種名なのか…?
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