第120集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第122集を見る
「最も効率よく原油からアルコールを作る方法を述べよ」
出典:
鷹見一幸「アウトニア王国再興録3 でたまか 天下大乱闘篇」
紹介 :OTO 様
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駄弁者:
「もうすぐ戦いがはじまる。ろくでもない戦いだが、それだけに勝たなくては意味がない。勝つための計算はしてあるから、無理をせず、気楽にやってくれ。かかっているものは、たかだか国家の存亡だ。個人の自由と権利にくらべれば、たいした価値のあるものじゃない…それでは、みんな、そろそろはじめるとしようか」
出典:
田中芳樹「銀河英雄伝説 野望編」
紹介 :かんきち 様
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駄弁者:
俺はダイモスに負けたわけではない! 俺は俺の科学に敗れるのだ!
出典:
長浜忠夫総監督「闘将ダイモス 第28話『天才科学者アイザムの挑戦』」
紹介 :かんきち 様
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駄弁者:
ああ、でも、そのすべては宇宙が存在する前の出来事──ありえなかった虚構の記憶なんだ!
萌衣、君は本当に存在するのか? それとも僕の記憶の中だけの存在なのか?
出典:
山本弘「闇が落ちる前に、もう一度」 「審判の日」に収録
紹介 :いせやん 様
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駄弁者:
記号の選択 そして配列
出典:
突然段ボール「選択と配列」 LP「成り立つかな?」に収録
紹介 :コルホーズの玉ネギ畑 様
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駄弁者:
大人の古いおとぎばなしは
出典:
萩田寛子・ありそのみ作詞・渡辺俊幸作曲「君はス・テ・キ」(「銀河漂流バイファム」挿入歌)
紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
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駄弁者:
SFの本質は「バカ」である
出典:
山本弘「トンデモ本?違う、SFだ!」
紹介 :んどらもえ 様
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駄弁者:
「パターン青、使徒です!」
出典:
GAINAX制作「新世紀エヴァンゲリオン」
紹介 :紗崎 様
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駄弁者:
「地球上で最後に残った男が、ただ1人部屋の中に座っていた。すると、そこへノックの音が……」
出典:
フレドリック・ブラウン「ノック」(星新一訳) 「さあ、気ちがいになりなさい」に収録 「宇宙をぼくの手の上に」にも収録(中村保男訳)
紹介 :かんきち 様
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駄弁者:
そう!月へは行けないけど
出典:
山崎風愛「ドームチルドレン」
紹介 :はったみさと 様
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駄弁者:
「宇宙をぼくの手の上に」
出典:
フレドリック・ブラウン「宇宙をぼくの手の上に」(中村保男訳)
紹介 :んどらもえ 様
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駄弁者:
「私の場合、既に選択はなされていたのです。」
出典:
スティーヴン・バーンズ「スター・ウォーズ セスタスの偽り」(富永和子訳)
紹介 :スカイファイア 様
コメント:
駄弁者:
「退く奴は、かまわん、王虎(ケーニヒス・ティーゲル)の主砲で吹き飛ばしてやれ!卑怯者として生き延びるより、はるかに武人の本懐だろうよ!」
出典:
田中芳樹「銀河英雄伝説・回天編」
紹介 :火山十三 様
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駄弁者:
心に余裕(ヒマ)がある生物
出典:
岩明均「寄生獣」
紹介 :gueston 様
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駄弁者:
オーボス「これで死ねるのか…」
出典:
平野靖士脚本・森田風太監督「伝説の勇者ダ・ガーン第46話『風の未来へ!』」
紹介 :新伴仙司 様
コメント:
駄弁者:
カーク「君たちふたりと一緒だから、私は死なないと思ったんだ」
出典:
ウィリアム・シャトナー監督「スタートレック5 新たなる未知へ」
紹介 :出羽 様
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駄弁者:
睦月:「給料、安いって言ってましたよね」
出典:
石森プロ制作「仮面ライダー剣(ブレイド)」
紹介 :ヌントラ 様
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駄弁者:
“すべてのことには季節があり、そして天(あめ)が下のすべてのわざには時がある”
出典:
アン・マキャフリイ「竜の挑戦 (下)」(小尾芙佐訳)
紹介 :鈴木 様
コメント:
駄弁者:
アンゼロット『此度の任務、あなたのレベルは5でなくてはなりません。もし、レベルが6とか7のあなたが戦いに赴き、魔王に少しでも余分にダメージを与えれば……』
出典:
菊池たけし「スルトの剣」 「アルシャードffリプレイ オーディンの槍に収録」
紹介 :歳月不対人 様
コメント:
駄弁者:
「わしは情けない…人間とは所詮この程度の生き物じゃったか…首が危ないのに髭の心配をする程馬鹿な動物じゃったか…」
出典:
長浜忠夫総監督「超電磁ロボ コン・バトラーV 第18話『発進!ガルガンチュワ』」
紹介 :かんきち 様
コメント:
駄弁者:
第120集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第122集を見る
…(中略)…
「原油を売ってアルコールを買う」
HP :
かなり久しぶりに投稿します。学生から社会人になり、忙しくなりました。
このページで取り上げられたのをきっかけにして、読み始めたでたまかシリーズですが、はまってしまい、現在全巻(一部新品購入)が手元にあります。
投稿した文句ですが自分はこのような、答えは合っているけれど解き方が間違っている(?)、という問題と答えが大変好きです。
またこのシリーズには、知っている人ならばにやっとするような部分が多くあるので、その部分も楽しみです。
ところでシリーズ第1巻の中に、電子人格使う言葉に果物系(林檎)と建物系(建具)があるとありましたが、これって「アップル」と「ウィンドウズ」と事でしょうか。
前のご投稿は106集でしたか。お久しぶりです。
>答えは合っているけれど解き方が間違っている
それを発想の転換ととるか、苦しまぎれの屁理屈ととるかは…結果次第なんでしょうねえ。
HP :
救国軍事会議を名乗るクーデター軍との戦いの前にヤン・ウェンリーが自軍の兵たちに言った言葉です。
下の敵軍のルグランジュ中将の演説と比べると対称的です。
「全将兵に告ぐ。救国軍事革命の成否、祖国の興廃は、かかってこの一戦にある。各員は全身全霊をあげて自己の責務をまっとうし、もって祖国への献身をはたせ。この世でもっとも尊ぶべきは献身と犠牲であり、憎むべきは臆病と利己心である。各員の祖国愛と勇気に期待するや切である。奮励し努力せよ」
作品が書かれた当時にくらべると、ヤンの言葉に拍手する人は少なくなっているんじゃないかな…という気がします(私は今でも拍手しますが)。
ルグランジュ提督のほうは、大昔の島国の戦記でも読んでたんでしょうか、ちょっとZ旗入っています。
HP :
母星が消滅したために地球への移住を希望してやってきたバーム星人と地球人との平和会談の席で、バーム星の指導者リオン大元帥が何者かに毒殺され、混乱の中で地球側の代表の竜崎勇博士も射殺されてしまいます。これを地球人の陰謀とみなしたバーム星人は、武力による侵攻を開始します。博士の息子の竜崎一矢は、父が残した巨大ロボ・ダイモスを駆り、得意の空手技でバーム星の戦闘ロボに立ち向かいます。一矢は戦場で助けた記憶喪失の少女エリカと恋に落ちます。しかし、彼女は実はバーム星人で、敵軍の司令官リヒテル提督の妹だったのです。コン・バトラーV、ボルテスV(ファイブ)に続く長浜ロマンロボの3作目、ロボット版ロミオとジュリエットです。
バーム星の若き天才科学者で、リヒテルの親友でもあるアイザムが地球に赴任します。彼が開発したメカ戦士は従来の戦闘ロボより遥かに強力で、超弾性金属で覆われたボディにはダイモスの必殺技の烈風正拳突きも通じません。ダイモスは新たに装備したフリーザーストームとファイヤーブリザードによる連続攻撃で、急激な温度差を発生させて超弾性金属の分子構造を破壊しようとしますが、出力が足りず効果がありません。危機に陥ったダイモスを救ったのは、バーム星の平和解放軍のリーダー、メルビから託された指輪を解析して完成させたアイザロン粒子発生装置でした。アイザロン粒子を浴びてパワーアップしたダイモスは、メカ戦士を打ち倒します。アイザムはダイモスを強化したのはかつて彼が発明したアイザロン粒子だと見抜き、反アイザロン粒子砲を装備したメカ戦士ギメリアを完成させ、自ら搭乗して出撃します。実験中に浴びたアイザロン粒子のせいで不治の病に侵されていたアイザムは、残り少ない命を親友リヒテルのために捧げようと決意していたのです。激闘の末、ダイモスを後一歩まで追い詰めながら、最後は逆転されて敗れ去ったアイザムの最期の台詞です。
コンバトラーやボルテスVに較べて主人公メカの合体変形が地味だったせいか、あんまり印象がうすい作品です(前2作も、メカ以外ほとんど覚えてないのですが)。コメントを見ると、ちゃんとした話になっているのに…。
ご投稿の名文句も、やられぎわの捨てぜりふというには筋の通ったお言葉。もっとも、カラテが必殺技(というのは覚えてました)のロボットに負けたあっては矜持が許さない、というのもあったんじゃ。
HP :http://blogs.yahoo.co.jp/ekizotikkudoradora
と学会の会長としても有名な山本弘氏の短編集「審判の日」に収録されている「闇が落ちる前に、もう一度」の主人公がモンゴルで化石の発掘をしてる(はずの)恋人にあてた文章からの名言です。
主人公は独自の宇宙モデルである「極大エントロピー宇宙モデル」を考案し、教授に提出しますが、この理屈では宇宙の寿命は300年程度でしかないという問題点を指摘されてしまいます。その後教授のはげましもあり実際に実験を行なった結果何とこの理論の正しさが証明されてしまいました。
「SFの本質はバカである」を、自ら実践した小品。
しかし、宇宙の年齢を割り出すのに使った理論や計算も7日以上前の偶然に生み出されたものということになるので、結局宇宙の年齢は知りようがないということになるのでは…?
記号の順序 その種類
えらんで ならべろ
1回、2回、3回、4回、5回 ポッポップ
感情の回路にプラスのくさびを
プラスのくさびに なつかしい思い出を
HP :http://blogs.yahoo.co.jp/birst_head
前略 何が恐ろしいと云って、己の無知さ加減と突段の狡知さ。
言葉をおく歌いかた、流してしまえばナンセンスでしかないその歌詞に、騙されていた次第。今回、
CDになったのを聴いて戦慄したことには、「自律型ロボットの作り方じゃないか!」
そして驚くことには当時の日本のロック、テクノポップを中心に取り込んだSFマインド、
突段もその渦中にいたということ。
もしくは洗脳の過程とも…
早々
歌からもうひとつ。のLPレコードが1981年、CD化が1989年なので、こちらも懐かしく感じる方がいらっしゃるんじゃないでしょうか(方面が全然違いますが)。
>己の無知さ加減と…
「自律型ロボットの作り方」でもピンと来ない私は、さらに自分の無知を恐れるべきでしょうか。
色あせたアルバムのようなもの
あの時のときめきを
たしかに思い出せるけど
もう二度と感じることはできない
HP :
DVDーBOX発売記念。
いやー、「大人」になってしまった現在、結構胸に刺さるセリフですこれ。
最初聴いた時は「そんなもんか」と思ってたんですけどね。
いやいやまだ枯れるには早いぞ。「青春とは人生のある期間ではなく、心の持ちかたを言う。」とサミュエル・ウルマンも言ってるし。
みなさん、ときめいてますか?
放映は1983年。リアルタイムで見ていた世代が、そろそろ歌詞の意味を実感する頃でしょうか(…まだちょっと早い?)。
>サミュエル・ウルマン「青春」
マッカーサーが愛唱したという詩ですね。「優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心」(岡田義夫訳、宮澤次郎「感動の詩賦「青春」」より)。えーと、すいません、私青春なかったかも…。
HP :
SF作品ではなく、SF入門書(解説書)からの投稿です。反則かもしれませんが、お許しを。
僕がSFにハマったのも、この本のおかげです。もうむさぼるように、何度も繰り返し読みました(イーガンやソウヤーやフォワードの項目はソラで言えます(^v^))。特に『竜の卵』の解説が非常に上手く、僕は文系人間でありながら最後の1ページを求めて、2週間も費やして読みました(^^;) (それでもチンプンカンプンな部分があったので、近々読み直す予定です。ああ、僕はただのバカ……)
上記の1文はまえがきに載っています。いろいろな作品を読むことによって「確かにそーだ!」と納得。僕もバカSFが大好きだー!!
バカな発想をバカにせず、つきつめて考えて物語にしてしまうのがSFの面白さなんだと思ってます。この場合の「バカ」は、最高の賛辞。
HP :
数々の名文句、楽しく拝見しています。
そんな中で、そーいえばこれがないな、と思ったので投稿させていただきたい名台詞がこれです。
改めて説明するまでもないかとは思いますが、「新世紀エヴァンゲリオン」とは、よく分からないけど襲ってくる巨大生物”使徒”を倒すために、14歳の少年少女が”エヴァンゲリオン”に乗って戦うお話です。
で、このセリフは劇中で使徒が出現したときの第一報。その物体が使徒(=敵)であることを一言で説明できる、とっても便利なお言葉です。たぶん何らかのセンサーなどで判定して、その結果が「パターン=青」なんですがその過程をまったく説明していないところも演出の一つなんでしょうね。
先に感想掲示板の方で「青」以外のパターンってあるんだろうか、と聞いたら、「オレンジ」や「セピア」が出ていたそうです(新伴仙司さん、好古真之さん、フォローありがとうございます)。
「青」にくらべてなんか微妙な色あいですが…。
HP :
何か別の本で「世界一短い怪談」として紹介されていたのを読んだ記憶があります。
この短編のラストでは怪談ではなくなります。
下でタイトルが挙がった短編集にも収録されていたので、そちらで読んでみました。あんまり詳しく書くとネタバレになりますが…ラストではノックをした存在よりも「最後に残った男」の方が、どっちかというと恐いです。
自分たちで地球の未来を創っていける俺たちって
結構幸せだと思わない?
HP :
ものすごくお久しぶりにして2回目3本目の投稿です。
出典はガンガンコミックス全3巻のうち第2巻目収録、第5話「幸せの条件」より。
核戦争により文明が滅び去ってから50年後の地球、核シェルター「ドーム」の中で生き延びた7人の人類の末裔の物語。
特にSFといえるような仕掛けや設定があるわけではないのですが、黄昏か夜明けかも分からないような状況で生きる人々のささやかな幸せや絆に感動させられます。
コールドスリープで生き残った老科学者の「金さえ出せば月へも行けたような幸福の時代は二度と訪れない」という嘆きに対する、主人公の少年しんたの、最終的な返答がこの言葉でした。
宇宙へ旅行できるとか、火星に足を着けるとか、果たしてそういう事だけが未来なんだろうか。本当の「希望に満ちた未来」を私達は子孫に残してあげることが出来るんだろうか。なぁんて、そんなことを考えさせられました。
そして本当にこの言葉が当てはまるのは、現在を生きる私達なんじゃないかなと思います。未来は一度滅びなければ創れないというわけでもなし。
第34集以来なんですね…。またご投稿いただけて嬉しいです。
>月へも行けたような幸福の時代は
たぶん老科学者にとって「月に行く」とは、文字通り宇宙旅行をすることだけでなく「希望に満ちた未来」の象徴だったんじゃないでしょうか。この話のしんたや、現在を生きる私達には、また別の象徴が必要なのかも知れませんが。
HP :
「日本を壊滅させてやる!」――小さい、小さい。
「世界征服を企んでおります」――ふん、ひよっこどもが。
「銀河を股に掛けた巨大帝国を支配してやるー!」――甘いわぁ!!
……とまあ、こ〜んな会話が成り立つほど衝撃を受けたタイトルです。個人的に、最も好きなタイトルでもあります。なんたって、宇宙を我が手の上に置こうとしているのですよ!なんという壮大なスケール!!(「――宇宙?しょぼいね」という会話ができそうな凄いタイトルがあったりして……)
原文は『SPACE ON MY HANDS』なのですが、あまりパッとしないと思うのは僕だけでしょうか?日本語って美しくてカッコイイ!(訳者の中村保男さんに拍手)
これは短編集そのもののタイトルであり、このタイトルの短編作品はありません。収録されている作品には「星ねずみ」や「さあ、気ちがいに」などがあります。ブラウンの作品はどれも面白く、かつ短いのが多いので、SF初心者の僕はむさぼるように読んでいます。
辛うじて対抗できるのエドモンド・ハミルトン「フェッセンデンの宇宙」でしょうか。
私は、というとこの方の作品は「火星人ゴーホーム」ほか少ししか読んでなかったりします。出典の短編集、「さあ、気ちがいになりなさい」の表題作も別訳で収録されているようなので、この際読んでみようかと。
HP :
スター・ウォーズといえば、ジェダイ騎士が注目を引きがちですが、SFファン的には、単一遺伝子の軍隊である共和国軍のクローン・トルーパーのほうが好きだったりします。
彼らクローン・トルーパーは、銀河共和国の平和を守る為、銀河一の賞金稼ぎジャンゴ・フェットの遺伝子を元とした、大量生産された兵士たちです。彼らは、共和国に対する絶対的な忠誠を植えつけられ、どんな命令にも従い、戦い、そして死んでいきます。
しかしこの話の主役、クローン・トルーパーの上位モデルのARCトルーパーのネイトことA−98は、独立した思考が必要とされる極めて困難な任務に対応するため通常クローン・トルーパーが持たない独立心や個性を持っています。
セスタスという惑星で、ある任務の最中、彼ネイトは、彼らクローンの「父親」であるジャンゴ・フェットの元恋人、シーカ・タルと出会い、彼女からジャンゴタット(ジャンゴの民族マンダロアの言葉でジャンゴの兄弟の意)という名をもらい、ほんのわずかの間彼女の家族と共に暮らし、愛し合い、そして彼らクローン兵士にとって決して見ることのない未来を夢みます。しかし、結局彼は、自分が信じる信念のため彼の「家」である共和国軍へと帰っていきます。
そんな彼に対し、ジェダイの騎士であるオビ・ワンが、「それでいいのか?」と問いかけます。その時オビ・ワンに対して答えたのが上の台詞。
一部の権力者の思想によって行われた選択でも、そのために生まれ、その事を信じてきた彼らにとっては、やはりそれが彼らの生きる意義なのであり、それ故それを捨て他の人生を生きることは出来なかったのでしょう。
また彼はこうも問いかけます。「ジェダイはどうですか?」
オビ・ワンたちジェダイも物心つかない内から、ミディ・クロリアン(フォースを操る元となる微生物)が高い、というだけで家族から引き取られジェダイとなったのです。
物心つかないうちに自分以外のものに自分の人生の方向を決められ、その人生を生きるという点では、ジェダイと、彼らトルーパーはさほど違いはないような気がした
ちなみにクローン大戦開戦時(EP2終了時)、120万ユニット(モノ扱い)いたクローン・トルーパーは、エピソード3の時点でその人数は半分以下になっていたそうです。
彼らの魂に安らぎがありますように。
>自分以外のものに自分の人生の方向を決められ…
問題は、その方向が自分や自分の仲間にとって誇りの持てるものかなのかどうか、ということなんでしょう。
そういえばジャンゴの「息子」、ボバ・フェットも彼のクローンという設定でしたね。ボバの方は息子でA−98が「兄弟」となるわけは…? クローンが入ると家族の呼称もやっかいそうです。
HP :http://www.geocities.jp/garmangamilus_embassy/
銀河英雄伝説中、最強の猛将、フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルトの言葉です。第二次ランテマリオ星域会戦の折、壊走しようとする味方の艦隊に向けて言い放った言葉です。あの、ロイエンタールでさえ「ビッテンフェルトなら、どんな暴挙でもやりかねんということだ」と言い、彼の巧緻もビッテンフェルトたちに粉砕されてしまいます。
私が銀河英雄伝説で一番好きなキャラクター、ビッテンフェルトが作中言った言葉の中でもベスト3に入る名(迷?)言です。
ビッテンフェルト提督は、強いわりにはなぜか負け役が似合ってしまうようなところに愛嬌が感じられます。初登場で、ヤンに負けてお叱りうけてますしね…。
なんとすばらしい!!
HP :
最初見たときは映画のThe Thingのパロディかなと思ったものですが、これほど良質の物語になるとは考えてませんでした。
ミギーのキャラクターがとても良かったですね。新一にとって最良のパートナーになって。
始めの方では脆弱、無駄の多いと評される人間ですが、新一と一緒にサバイバルしていくにつれてそれら弱さと表裏一体の価値にも気付いていったようです。
この台詞が出るのは物語の最後の方ですが、良い言葉だなと思います。
ちょっと唇の両端が持ち上がって微笑んでいるように見えて、腰に両手を当ててムンッと胸を張った姿がとても愛らしいし。
「道で出会って知り合いになった生き物が ふと見ると死んでいた そんな時なんで悲しくなるんだろう」
「そりゃ人間がそれだけヒマな動物だからさ」
ラストエピソードからのご投稿。
>最良のパートナー
…であると同時に、どこか異質さを残した微妙な関係だったというのが、面白いところじゃないかと思います。
HP :
宇宙の生命エネルギー・プラネットエナジーを食い尽くそうとする宇宙の魔物・オーボス、その実態は巨大な人工惑星で、自らを維持するためのエネルギーを貪欲に求めています。宇宙の比するモノのない強大なエネルギーを有するオーボスは既に宇宙に敵がなく、退屈凌ぎと称して噂に漏れ聞いた、オーボスをも圧倒するかも知れないパワー・『伝説の力』に興味を引かれ、地球などの人々の居住惑星を好んで襲っているのです。
それ程の膨大なエネルギーを、喰いたいのか、それとも浴びて滅びたいのか…。
上記は、最終回になって遂に発動した『伝説の力』の前に、一溜まりもなく滅んでいくオーボスの、断末魔の台詞です。
名優・故千葉耕市さんの絞り出すような断末魔の呟きが、それまで傲慢の化身とも思えていた宇宙の魔物が、自らの寿命を持て余した哀れな老人にも思えるから不思議です。
>喰いたいのか、それとも浴びて滅びたいのか
あるいは、死ぬなら食い過ぎで死にたいということだったのでは(…すみません)。
スポック「よく分かりませんね」
カーク「私が死ぬ時は…独りだと思う」
マッコイ「…それじゃま、あの世に電話してシングルルームを予約しておきますか」
HP :
ご無沙汰してます。
今回は、スタートレック5吹き替え版から。
ヨセミテの断崖絶壁にフリークライムで挑んだカークは、スポックのおせっかいのせい(?)で足を滑らせて真っ逆さまに転落、危ういところでスポックに助けられます。
夕食の時、キャンプファイアを囲みながらマッコイがカークの危険な行為を咎めますが、それに対するカークの答えと、続く3人のやり取りです。
ここの訳に関しては、字幕では字数の関係もあり、吹き替えの方が三人三様の持ち味がよく出ていると思います。現在発売のDVDでは吹替キャストが固定されていない(5のスポック役が6ではマッコイ役とか)ので、通して観るといろいろ混乱するんですが。
「スタートレック5」は、1989年度のゴールデンラズベリー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞をトリブルもといトリプルで受賞し、”試写会の時、ロッデンベリーが怒って席を蹴って出て行った”という噂を残したほどのすごい作品です。しかし、冒頭と最後に描かれるカーク、スポック、マッコイの3人が焚き火を囲んで語り合うシーンにはなんともいえないしみじみとした味わいがあり、時々無性に観返してみたくなる映画でもあります。
シャトナーが満を持しての監督作がこれだったとは、彼の力量以上に不運ということもあったんじゃないかと。私がこの作品を見に行った映画館は「インディ・ジョーンズ・最後の聖戦」と同時上映だったんですが、ファンの欲目をもってしても「最後の聖戦」の方が面白く感じてしまい、悔しかった覚えがあります。J・M・ディラードのノヴェライズの方は、背景となるエピソードがふんだんに追加されていて悪くないと思うのですが。
>時々無性に観返してみたくなる
確かに私もこのキャンプのシーンや、スールーとチェコフのショートコントなんかは大好きです。…つまり最初と最後のシーンだけでOKということになってしまうんですねえ。
…(中略)…
一真:「でも、給料以上のものも、貰っているよこの仕事で」
HP :
給料が安くても、やりがいがあるがあるからがんばれるってトコロですかね。
ちなみに、彼は45話で正式に解雇されましたが、その後も戦い続けました。そのころには、と言うか34話以降は
職業だから−>俺がみんなを守る!!
になってましたが。
これに対するフォローの意味も。
>給料が安くても、やりがいがあるがあるからがんばれる
ライダー以外の仕事でも、そういう気持ちは多分にあります。
…けどやりがいを感じていることと、ふところの寂しさとは別問題ということもありまして。
HP :
この星における最重要の目標について、作戦を立て指揮を執り見事に成功に導いたコンピュータ・アイヴァスが、もう自分が必要でないと悟り機能を停止する際に言った最期の言葉。
ここでアイヴァスが消えてしまうのは少し悲しい気もしますが、元がハイテク社会を捨てた生活を営む事を目的として移民してきた人々の星だから仕方ないのかなとも感じます。
最後の言葉である「…<前略>…。さようなら、竪琴師ノ長。アーメン」も感動的でした。
惑星パーンに降りかかる危険な糸胞に立ち向かう竜と竜騎士たちの物語、SFファンタジーの人気シリーズ「パーンの竜騎士」より。シリーズ第8作よりのご投稿。こないだ久々に第9作「竜とイルカたち」が出てましたね。
このシリーズ、パーン入植時代を描いた外伝「竜の夜明け」以外ではSFっぽいところが少ないんですが、この「竜の挑戦」では本伝の物語と「竜の夜明け」が直接にリンクするそうで。
柊『それが原因で救えるはずの世界が、救えなくなったりするんだろ!! …(中略)… でもよ、何で俺のレベルをお前に管理されなきゃいけないんだ!!じゃ、なにか!?因果により俺のレベルが9じゃないといけない事件が起こったら、レベルを9まで上げてくれんのか!?』
アンゼロット『そんなわけないじゃないですか』
HP :
これはファンタジーTRPGのリプレイというちょっと気色の変わった読み物なのですが、失われた古代文明による巨大空中戦艦やら、それに付随するアンドロイドが登場するので(無理やりですが)SFということで(笑)。
『柊 蓮司』というシリーズ屈指の人気プレイヤーキャラがゲームマスター(GM)の横暴に振り回されつつも世界を救うために健気に戦うというのがあらすじで、話の冒頭GMの策謀によりレベルを7から5に下げられ、それに抗議するも一蹴されるシーンが件の台詞です。
この著者のシリーズは読み物としては面白いのですが、(GM、プレイヤー共にはじけまくっているので)TRPGの参考にはならないので(笑)もし、TRPGに興味を持ち入門書を求めるのならばグループSNEの本を薦めます。
…まあ無理矢理にでもSFと言いきってくれてるわけですし。
最近TRPGのリプレイはあまり見かけないように思っていたんですが、あるもんなんですね。むかし雑誌「コンプティーク」に連載っていた「ロードス島戦記」とか「クリスタニア」のリプレイ、あれはTRPGをやらない私でも結構楽しめたんですが。
HP :
3体の奴隷獣による同時多発攻撃を開始したキャンベル星人。コン・バトラーVだけでは防ぎきれないと判断した四谷博士はブリッテン国のピカデリー博士が開発した戦闘ロボット・ガルガンチュワの協力を要請します。しかし、ピカデリーは国家機密を盾にこれを拒絶。そのとき四谷博士が泣いて悔しがりながら言ったのが上記の台詞です。
実はガルガンチュワはまだ未完成で、奴隷獣に対抗できる強力な武装を持っていなかったのです。このまま戦っても敗北は必至。そうなれば祖国は全世界に恥を晒すことになる。
それがピカデリー博士が要請を断った真の理由でした。しかし、3体の奴隷獣相手に苦戦しているコン・バトラーを見ていた博士の助手は、ガルガンチュワを出撃させようとします。すると、博士は助手を押しとどめ、自らガルガンチュワに搭乗すると、「君はガルガンチュワ2世を完成させ、世界最強のロボットにするんだ」と言い残して出撃します。
駆けつけたガルガンチュワの助力でコン・バトラーは2体の奴隷獣を撃破しますが、ガルガンチュワはコクピットのある頭部を破壊され、博士は還らぬ人になってしまいます。
最後の1体の奴隷獣の攻撃で再び危機に陥るコン・バトラー。その時、頭部を失って立ったまま機能停止していたガルガンチュワのボディがバランスを崩して倒れこみ、手に持っていた槍が奴隷獣に突き刺さります。その隙にコン・バトラーは体勢を立て直し、奴隷獣に止めを刺します。物語は四谷博士のピカデリーへの感謝と、一度は絶望しかけた人類への希望に満ちた言葉で締めくくられます。幼少時にこの話を見て、博士の執念が乗り移ったかのような逆転劇にいたく感動したオイラは、スーパーロボット大戦でしかコンVを知らない知人に「ガルガンチュワって弱くて役に立たない」と言われて殺意を覚えました。
ちなみにスパロボにおいてはガルガンチュワは作品の枠を超えて「勇者ライディーン」のコープランダー隊が操縦し、アニメには未登場の後継機「パンタグリュエル」も登場しました。
コンバトラーV、合体と主題歌は覚えてるけど、個別のエピソードはすっぱり忘却のかなたです。ごめんなさい。
>首が危ないのに髭の心配をする
危険を前にしてつまらない面子を捨てられない人に対する表現として、見事に的を射ていると思います。あなどれないなあ。
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