第132集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第134集を見る
“もう一つの未来”でスタートする『トーキョーN◎VA』は、あっという間に“現代”に追い抜かれた。
出典:
鈴吹太郎「トーキョーN◎VA The Detonation」
紹介 :カザール 様
コメント:
駄弁者:
「彼が死んだら、私は誰に対して弁明すればいいのだ。彼に死なれるのは、絶対に困る」
出典:
谷甲州「ソクラテスの孤独(ロンリー・ソクラテス)」 「火星鉄道一九(航空宇宙軍史)」に収録
紹介 :冬寂堂 様
コメント:
駄弁者:
「総員戦闘配置って言っても何をやるんだ。俺の艇を戦闘迷彩色にぬりかえるのかな」
出典:
谷甲州「火星鉄道(マーシャン・レイルロード)一九 」 同名短編集(航空宇宙軍史)に収録
紹介 :冬寂堂 様
コメント:
駄弁者:
私はたしかに経験しました。証明できないし説明もできません。
出典:
ロバート・ゼメキス監督「コンタクト」(栗原とみ子吹替翻訳)
紹介 :汗(はん) 様
コメント:
駄弁者:
目覚めよ 旅人よ――
出典:
星野之宣「夜の大海の中で」 「2001+5」に収録
紹介 :汗(はん) 様
コメント:
駄弁者:
「なぜ?なぜ再生しないの?!」
出典:
パンプレスト製作「スーパーロボット大戦MX」
紹介 :みどり 様
コメント:
駄弁者:
「IBMのすえつけは先週のうちに終ったんじゃなかったのか?」GODはあわてて言った。
出典:
ジェイムズ・P・ホーガン「かくて光あり」(加藤弘一訳)
紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
コメント:
駄弁者:
平和は乱すが正義は守る者 特殊強制執行サイコップ!!
!
出典:
松本久志「特捜サイコップ」
紹介 :首くくり 様
コメント:
駄弁者:
これからはただのあやしい地球人としてやっていきますよ
出典:
那州雪絵「ダーク・エイジ」
紹介 :ふみ@おやぢ 様
コメント:
駄弁者:
…しっかりしとくれよ
出典:
那州雪絵「ダーク・エイジ」
紹介 :ふみ@おやぢ 様
コメント:
駄弁者:
ねだるな。勝ち取れ。さすれば与えられん
出典:
ボンズ原作・京田知己監督「交響詩篇エウレカセブン」
紹介 :一志 様
コメント:
駄弁者:
罪を犯し その罪を悔い… 二度とやらぬと誓う……
出典:
荒巻義雄原作・飯島祐輔作画「コミック 新旭日の艦隊 22−星に願いを−」
紹介 :ヲヤヂ13 様
コメント:
駄弁者:
現代シリアスSFの十戒
出典:
山本弘「トンデモ本?違う、SFだ!RETURNS」
紹介 :んどらもえ 様
コメント:
駄弁者:
「NASAのクライシス・レベルが『激ヤバ』に達しました」
出典:
サンリオ/ウィーヴ・テレビ大阪・マイメロディ製作委員会「おねがい♪マイメロディ 第36話『地球が救えたらイイナ!』」
紹介 :山本弘 様
コメント:
駄弁者:
自分の理想と目的持って 強く生きてるそのはずなのに
ロマンチストは早死にをするぜ
出典:
柴田昌弘「紅い牙 ブルー・ソネット」
紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
コメント:
駄弁者:
「こんにちは」ヴァニーがいって、ちょっぴりふわっとなった。
出典:
ゼナ・ヘンダースン「いちばん近い学校」(安田玲訳) 「ページをめくれば」に収録
紹介 :かんきち 様
コメント:
駄弁者:
保留ってのはな、人類最大の知恵よ!
出典:
出崎統原作・監督「白鯨伝説」
紹介 :人畜無益 様
コメント:
駄弁者:
ジャミラてめえ、人間らしい心は、もう無くなっちまったのかよ!
出典:
円谷プロ制作「ウルトラマン 第23話『故郷は地球』」
紹介 :かんきち 様
コメント:
紹介 :ゴジリスト中小路 様
コメント:
駄弁者:
『大昔の動物』
出典:
藤子・F・不二雄「ドラえもん のび太の恐竜」
紹介 :んどらもえ 様
コメント:
駄弁者:
「北浜三丁目に、Gってちっぽけな商社があって、そこに円田って男がいる。」
出典:
小松左京「日本アパッチ族」
紹介 :ティルト 様
コメント:
駄弁者:
第132集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第134集を見る
HP :
近未来サイバーアクションTRPG、トーキョーNOVAの第4版あとがきより。NOVAの初版が誕生したのが1993年、4版が2003年。
10年前には空想の中にしか存在しなかったハイテクとグローバリズムは既に私たちの生活の一部になってます。鈴吹太郎の挙げる例が面白くて、携帯電話やAIBOと共にイチローについて触れています。「日本人がメジャーリーグで首位打者になり、大相撲の横綱が全員外国人になるこの時代。」
まさに事実は小説より奇なり!
ワタクシの先輩はこのゲームのシナリオのネタなんかいくらでも新聞から拾ってこれると豪語してました。
10年前の「未来」は追い抜いても、30年前の「未来」には全然追いついていないんですよね…。木星どころか月に基地さえできてないし。
HP :
もうひとつ、航空宇宙軍史から投稿します。一人で通信基地に駐留する航空宇宙軍のガルシア中尉はソクラテスという疑似人格を作りました。大した軍事価値の通信基地で口調は尊大なくせに言ってることは言い訳ばかりの疑似人格と一緒に暮らしていたガルシア中尉のところに外惑星連合軍の正規フリゲート艦が現れます。
投稿した台詞は、有効な提案が出せないソクラテスに切れたガルシア中尉がフリゲート艦に攻撃しようとした際のソクラテスの独り言なんですが、この後、ソクラテスはガルシア中尉を助けるためにある行動をとります。しかし、弁明の相手が欲しいためだけに助けられるガルシア中尉って?
名前どおりの擬似人格だと「あー言えばこー言う」で、相手する人間はさぞイライラさせられることでしょう……軍用になるんだろうか。
適当なところで水をぶっかける役の擬似人格「クサンティッペ」も要付属。
追記:冬寂堂さんからの補足(ありがとうございます)によると、この「ソクラテス」は軍用ではなくガルシア中尉が暇つぶしにつくったAIだとのこと。ソクラテス以前のAIはガルシア中尉のヒネた質問のせいでみんなおかしくなってしまったんだそうな…むしろ中尉のほうが軍用に向かない?
「バケツリレーの練習でもするさ」
HP :
M−RR−一九。通称、火星鉄道一九。かつては火星開発の象徴として存在していたが、今では歴史の一部になろうとしていたその宙港だった。そこに外惑星連合が地球に宣戦布告。火星に攻撃を開始した。戦闘配置が命令されるも今ひとつピンとこない基地に向かって軌道爆撃が行われたとき、ザナック中尉はある提案をするのでした。
投稿した台詞は、戦闘配置の命令を受けたザナック中尉と八木澤少尉の台詞ですが、二人の実感のなさが人類初の惑星間戦争だということをリアルに伝えてくれます。しかし、惑星間戦争でバケツリレーにどれほどの効果があるんじゃい。とかいったらいけないんだろうなぁ。
谷甲州の代表的シリーズ「航空宇宙軍史」。私はまだ1冊、「仮装巡洋艦バシリスク」しか読んでないんですよね…。
>「バケツリレーの練習でもするさ」
きっと次は艇に備え付ける竹ヤリの準備をするに違いない。
でも、私のすべてが、全存在がこう告げているのです、あれは事実だったと。
私はすばらしいものをもらったんです、生まれ変わるような。
宇宙のあの姿を見て、私はあらためて気づいたんです。
我々がいかにちっぽけな存在であるかを。そしてまた、いかに貴重であるかも。
私は知ったんです、我々はより大きなものの一部であることを。
HP :
地球外知的生命探査に人生をかけるエリー・アロウェイ。ついに受信した信号をもとに建造された、用途不明の巨大機械に乗り込んだエリーは、謎の存在とのコンタクトを果たす。しかし彼女の体験の信憑性に疑いが持たれ、窮地に陥る。
引用の台詞は査問委員会で追いつめられた彼女のことば。
無神論者の彼女はかつて、恋人の神学者の神秘体験を非科学的と否定した。彼の苦境を追体験してしまったエリーの涙ながらの訴えが胸を打ちます。エリーの声を吹き替えた勝生真沙子さん、おみごと!
言うまでもなく故カール・セーガン博士原作の、SF大作映画。ジョディ・フォスターが主演でした。
原作を読んだのはだいぶ前で、細かいところは忘れてしまってますが、神を否定していた主人公が、否定される側にまわるというシチュエーションは、皮肉ととるべきなのか、著者の誠実さととるべきなのか…と考えた覚えがあります。
心を開くがいい
あなたの旅は
終わったのだ
HP :
ペシミスティックに幕を閉じた『2001夜物語』のラストに、私は不満を感じていました。人類が宇宙への夢を萎縮させてしまううえに、シリーズで最も重要なキャラのひとつであるロビンソン一家にあんなことを……。しかし月刊スーパーアクション休刊号に掲載された番外編「夜の大海の中で」には感動。人類に再び希望を抱かせるとともに、もうひとつの重要キャラ、KARC9000が再登場してトリを見事につとめているのですから。
引用の台詞は、何者かが“旅人”に呼びかける、作品冒頭の言葉。“旅人”にとっても読者にとっても、長い旅がこのとき本当に終わりました。
“旅人”が誰なのか、呼びかけるのは誰か、一体何が起こっているのかは、おいおい明らかになっていきます。お楽しみに。特にゼラズニイ・ファンは。
私は元の「2001夜物語」のラストもわりと好きなんですが、この「外伝」も気に入りました。元ネタが私の好きな作品だったとということもありますが…。
このラストが最初から予定されていたとしたら、名前は「カーク」じゃなくて「フロスト」だったでしょうね。
「学習したのだ… 今の自分の存在意義を、滅ぼすことの無意味さを」
「そ…そんなこと私は認めないわ!!認めない!認めない!みとめぇええええ!!」
HP :
台詞はスーパーロボット大戦MXのオリジナルキャラクター、エルデ・ミッテとアルベロ・エストのもの。
ちょっとネタばれになりますが
主人公のライバルである二人の搭乗機メディウス・ロクス(アルベロがパイロット、ミッテ女史はAI-1の開発者でありオペレーター)はAI-1という学習型人工知能を搭載しあらゆる事象を教材として学習・進化を重ねるわけですが、実はこの機体他の版権ロボットたち(エヴァやラーゼフォン・デビルガンダム等)の予備機・代替品として造られた機体なのです。そして本命のスーパーロボットたちが完成しているために哀れメディウスは要らない子に…
そして物語の主役と成りえなかったAI-1が学習の果てに出した答えはマグネイト・テン(主人公部隊)と共に世界を守るために戦うこと。
かくして最後の敵を倒し物語は大円団を迎える…、がAI-1の生みの親、ミッテ女史はそれを受け入れられない。自分の最高傑作であるAI-1が主人公になれなかったことを認めなかったミッテ女史はAI-1を暴走させ、すべてを取り込みひとつになろうとする。All-In-1の名の下に…
そしてマグネイト・テンに倒されるAI-1の中での最期の会話が投稿文。
AI-1と共に戦い答えを出した父と、己が子の出した答えを受け入れられなかった母の最期でした。
AI-1本人は台詞や会話は無いし、そもそもストーリー的に必要ない存在なので(最終決戦の前のステージでMXのシナリオは実質完結しています)作中での印象は薄いですが、製作者たちの思惑を超えて自分のあり方をを見つけ出したAI-1はある意味MXの主人公に相応しいような気がします(散々要らない子扱いしていて自己矛盾甚だしいですが)
なんか息子がお受験からドロップアウトしたときの教育ママ(表現古いか)みたいだな…。
「すえつけだけはね。でも、システム・テンシニアからの引渡しがまだなんだ。」研究部長は答えた。「バグ祓いだってすんでいない」
HP :
新機種購入記念。いや購入したのはIBMじゃなくてDELLなんですけどね。
個人購入の場合、「バグ祓い」はやはり「電電宮」でするんでしょうか?
以前の機械には「マシン安全、バグ退散」の御札を貼っていました。あまり御利益はありませんでしたが。
ちなみに「IBM」は「国際事務機器」じゃありません。「GOD」も「神様」じゃなくて「事業総本部長」の事です。こういう汎用性のある言葉いいですねぇ。
遅ればせながら(ひと月以上遅れてますが)、新機種購入おめでとうございます。
出典のあらすじについては、前のご投稿をご参照のこと。「はじめにWORDありき。WORDはGODなりき…」は有名ですが、IBMもあったんですねえ…。なお、「IBM」は「生物進化演習機(インファラブル・バイオロジカル・モデラー)」です。
この分だとIBM上で動かしているソフトウェアにWINDOWSがあるんじゃ…と思って名称を考えて見たんですが、挫折しました。おヒマな方は考えてみて下さい。
HP :
続発する犯罪の裏に暗躍するクライムギルドに対抗する為に、特捜チームが結成された。
メンバーは、忍者・サイボーグ・女吸血鬼・ゾンビとイロモノ揃い。
彼等「特捜サイコップ」と、社会の間違った方向の影に潜む犯罪者との戦いが始まる!!
文句は、サイコップの活動内容を端的に言い表す登場時の決めゼリフ。
他に「法には触れるが〜」「セクハラおかまいなく〜」「愛など説かぬが〜」「不謹慎だが〜」等ミもフタも無いバリエーションがあります。
ネットで調べてもいまいち設定が分からないし、メンバーの内訳がアレなんで、保留にしようかとも思ったのですが。
それはともかく、この人たちが言う「正義」って、定義が可能なんでしょうか?
HP :http://www.sam.hi-ho.ne.jp/fumi/index_j.html
先ほどの投稿に引き続き、「ダーク・エイジ」から主人公の姉の彼氏のせりふです。
実は別シリーズで彼は地球に難破した宇宙人の家族の一人ということが明らかになっているのですが、「ただの地球人」じゃなく「ただのあやしい地球人」としてやっていくというところが、すごく、あやしい。
別の場面で主人公に「割合に僕は何でもできるんだよ」と言っていますが、実際、異次元を移動とか、幽体離脱(?)とか、テレパシーとか、いろいろできる人なので、あやしさがにじみ出てしまうのかも知れませんが。
こういう人って、さも宇宙人としては自分は普通だ、というような顔をしてますが、実は宇宙人としても十分あやしい部類に入るんじゃないかと思います。
あんたたちあってのあたしたちなんだからね
HP :http://www.sam.hi-ho.ne.jp/fumi/index_j.html
古い漫画をひっぱり出してしまいました。
未来の花により覚醒した超能力を使って、高校生の主人公がタイムパトロールとともに花にまつわる事件を解決するシリーズの完結編です。
このせりふは、101集で取り上げられている場面のすぐ後です。
不安に生きている主人公たち高校生を見て、タイムパトロールの支部長がつぶやくせりふです。
確かに未来の人間にとっては、現在の人間ががんばってくれないと困るわけですが。
現在の自分たちの状況を過去の人間のせいにする向きはわりとありますが、過去の人間あっての現在の自分たちである…とは意外と思い至らないじゃないでしょうか。そういった意味ではなかなかできた未来人ではないかと。
HP :
お久しぶりです。最終回記念で投稿しました。
簡単に、ストーリーを抜きにして雰囲気だけを言いますとラピュタ+エヴァ÷2な作品でした。
かつて大戦で英雄といわれた主人公の父 アドロック・サーストンからの言葉
最初にこの台詞をレントン(主人公)から聞いた時はどこぞの某主人公と比べてかなり、前向きな台詞だなぁ(^^;;と思い、この作品を気に入りました。
(このレントンがヒロインのエウレカに告白する台詞もインパクトがあったんですが忘れてしまいました)
他にも色々あります(^^;;)
ちなみにこの台詞レントン以外も使います。
「求めよ、さらば与えられん(ただし、求め方も考慮されん)」というところ? 順番だと来月ぐらいの掲載になりそうなのですが、最終回記念ということなので、旬のものは早めに。
>どこぞの某主人公
某S君だとすると、上手くねだる器用さもなく、勝ち取る気概もなく…といったところかと。
その積み重ねのみが…… 強靭な文明を生み出すのだ!
HP :
祝!完結。
原作のほうの読破は早々にあきらめてしまいましたが、コミックのほうはヲタク心をくすぐられ、最後まで付き合ってしまいました。
ヒロイン亜由美のオチはいかにもご都合主義でしたが、ハッピーエンドに勝るものなしということで…。
積み重ねってことは悔いても誓っても、同じ過ちを繰り返した文明が…、ということですね。
そういう積み重ねが強靱な文明を生み出すんじゃなくて、逆にしぶといから同じ過ちを繰り返しても滅亡しない、というだけなのでは。
一.異星人は人間そっくりであってはならない。
二.異星人は人間と同じように思考してはならない。
三.未来を描くのに現代のテクノロジーをそのまま出してはならない。
四.登場人物同士は彼らにとっての常識を口に出して説明してはならない。
五.SFでなくても成立する話をSFにしてはならない。
六.パラレルワールドは筋の通った社会でなくてはならない。
七.SFガジェットは論理的に正しい使い方をされなくてはならない。
八.使い古されたオチを安易に使用してはならない。
九.未来の宇宙には日本人と白人以外の人もいなくてはならない。
十.設定上の要請以外で科学的に間違ったことを書いてはならない。
HP :
SF作家の山本弘先生が、SFの面白さを熱く語る『トンデモ本?違う、SFだ!』の続編である本書。その中のインターミッションの1つ、「SF版ノックスの十戒を考えよう」で山本先生が考え出したのが上記の十戒です。
えっ?何で「山本の十戒」じゃないの?
それはズバリ、「あつかましいから」だそうです(笑)。
この項には「いいSF・悪いSF」や「SF作家の心がけ」が書かれていて、これからSFを読もうと思っている方だけじゃなく、SFを書こうと思っている方にも必読です!
あと、SFに限らないですが「んどらもえの補足」を1つ。
・自分が「コレは面白い!」と思える作品を書くべし。
……あつかましいなぁ、僕(^^;)
著者ご自身からご投稿をいただいたことですし、こちらも先に掲載しときましょう。
元祖「ノックスの十戒」がそうであるように、この十戒に必ずしもそぐわなくても、面白い作品はあるでしょうね。私が好きなSFでも引っかかりそうなのがわりとありますし…。「従うべき鉄則」というよりは、読むとき書くときに頭におくべきポイント、といった位置づけになるものだと思います。
>「んどらもえの補足」
これは当然のようで一番難しい条項なのでは…? 心ゆくまで練りきれる時間の余裕がないこともあるでしょうし、自分が最上と思わなくても、読者の嗜好や編集サイドの意見に従わざるをえないことだってあるかも知れませんし。
HP :http://homepage3.nifty.com/hirorin/
天才バイオリニスト柊恵一の夢の中に入りこんだマイメロ、クロミ、バクの一族。ところが柊が封印していた子供時代の夢を解放してしまい、それが現実世界にあふれ出したために、世界中の空にメルヘンチックな星空が広がる。
そこが現実だと気づかず、スケールがデタラメになった宇宙で遊び回るマイメロたち。惑星でゴルフしたり、ブラックホールでなごんだり、太陽で鍋物したり、火星の人面岩に布団かけたり……その騒ぎのとばっちりで、隕石群が地球に落下を開始。地球滅亡まであと2時間。世界はパニックに陥った!
楽しませていただいております。祝!サイト移転記念、および『マイメロ』第2シーズン突入記念の初投稿です。
シリーズ中最高のスケールとテンションでファンを悶絶させたベスト・エピソード。こんなアホな理由で世界が滅びるってのもすごいけど、破滅を阻止するのにマイメロが取った手段もすごすぎて、目が点になります。「みんなー、ついて来てる?」「王様が破壊活動してるぜ」「辞世のポエムやめーっ!」「ケータイ通じるのーっ!?」などの迷台詞も多数。
引用したのは、地球滅亡の危機を伝えるニュースキャスターの台詞。NASAのクライシス・レベルには「ビミョ〜」「ヤバ」「マジヤバ」「激ヤバ」「無理」の5段階があるらしいです。(「無理」はまたも地球が滅亡の危機に陥った第51話に登場)
「これがSFか?」と言われれば、「この回だけはSFだ!」と断言しておきます(笑)。
初のご投稿を歓迎いたします。光栄です。
ご投稿いただいた順ですと掲載するのが来月になってしまうのですが、第2シーズン突入記念、と旬のもののようなので先に掲載させていただくことにします。
タイトルに覚えがなかったのでオフィシャルサイトを見に行ったのですが…この赤ずきんウサギのことでしたか。どこにもSFってあるもんですね。
他のことはともかく、太陽で鍋というのには非常に惹かれるものがあります。キムチチゲとか、合いそうです。
>「ビミョ〜」「ヤバ」「マジヤバ」「激ヤバ」「無理」の5段階
これは、バカSFの尺度にもそのまま使えるんじゃないでしょうか?
紹介 :ぽちぽち 様 → 第101集へ
HP :
名セリフは「インパクト」と「汎用性」。
仕事が予定より早く上がると、つい余計な事をしたくなります。人はそれを「ロマン」と言います(美学とも言う)。怪盗がカードを残したり、名探偵が皆を集めて「さて」と言ったりするアレです。
でも「蛇足」の例にもあるように、余計な事をすると命取りになる事もあるようです。ハードボイルドな上司(主人公)がいる人(部下)なんか特に注意が必要です。過不足ない仕事を心掛けたいものです。
でもロマン(あるいは美学、あるいは虚栄心)でもなくちゃ、仕事を予定より先に仕上げるなんて気が起こらないしなあ。
「きれいだねえ」イングリッドがそばに寄った。「それワンピース?」
「ううん、体」とヴァニー。
HP :
入学届を出しにきた一家はちょっと普通じゃありませんでした。
たくさんの目と薄紫色の綿毛を持つ新しい級友ヴァニーと初めて言葉を交わすイングリッド。ファーストコンタクトin学校。
この後、二人は“神さま”について語り合い、一緒に踊ります。
私は今日読み終わったところです、この短編集。
出典作品は、基本はほのぼの、ラストがちょっぴりしんみりのファーストコンタクトもの。子供と学校の描写が十八番の、ゼナ・ヘンダースンらしい小品でした。
私的には、老教育委員のうろたえるさまがツボでした。自分が偏見をもっていることを認めたくないがために、無理して規則に従おうとする心理は、この老人ならずともあると思うんですよね。
保留と『とりあえず』ってのが無けりゃな、命が幾つあっても足らねぇんだよ!
HP :
皆の苦心の元である惑星破壊爆弾”白鯨”の起爆装置であることが知られ暴発同然のつるし上げを喰らい、身の危険からモアド解放運動の本拠地を飛び出したデュウを捜しに向かったエイハブ一行。だが捜索の途中で、連邦政府が解放運動グループに対する軍事行動に出た事を知る。
一度本拠地に帰ると言うエイハブに、「デュウはどうするのか」と詰め寄る仲間達に対しエイハブは答える。「その件はな、一旦保留だ」
曖昧さってのは人間最大の特長………ですかね?
命とまで言わなくても、日々の生活・仕事にそのふたつは不可欠です。
…保留させたまま、埋もれ消え去るのを待つのも、人間の知恵?
HP :
炎を吐いて民家を焼き払うジャミラに向かってイデ隊員が叫んだ台詞です。次の瞬間、画面は動きを止めたジャミラの顔のアップになります。無表情な着ぐるみの顔が、まるで虚を突かれて動揺しているように見える秀逸な演出でした。
オイラは幼少時に早朝6時からやっていたウルトラマンの再放送でこのエピソードを初めて観ました。書籍等でジャミラの正体は知っていたので、てっきり科特隊がジャミラを救うために奔走する話だと思っていたのですが、アラン隊員によって伝えられたパリ本部からの指令を聞いて耳を疑いました。
ジャミラの哀しい最期に涙しているオイラを見て、起きてきた母は「なんで朝っぱらから泣いてんのよ」と呆れていました。
HP :
宇宙で遭難し、過酷な環境を生き抜いて地球に帰還した宇宙飛行士ジャミラ。彼は醜い怪獣と化し、人類に復讐する。そのジャミラに向かって叫んだ、イデ隊員の台詞。既に投稿があるようだが、印象深い文句なので私もコメントさせていただく。
彼は最期まで人間だったのだと思う。人間だからこそ、あれだけの執念と復讐心を持ち続け、地球に帰って来られたのだと思う。異星の環境に完全に順応しきって、自身がかつて地球の人間だったということまで忘れてしまえば、彼はきっと「その星の生物」として、その星なりに弱肉強食の掟はあるだろうが、平和にくらしていけたのではないだろうか。
過酷な世界に於て人間であり続けることは、悲劇を産むことになるのかも知れない……。
最近のウルトラマンシリーズでは、旧シリーズの怪獣を再登場させるエピソードがあるみたいですが、これはどうなんでしょうか。リメイクしがいのある話だと思うんですが(あるいは思い入れが強すぎてどう作っても文句が出るのかも知れません)。
『恐竜の発見』
『化石の見つけ方』
『怪獣図鑑』
『回虫のおろし方』
HP :
この迷文句が掲載される頃には、映画『ドラえもん のび太の恐竜2006』がどの位の出来なのか評価されていることでしょう。好評でありますように、と祈りながらの投稿です。
ジャイアン・スネ夫・しずちゃんに「恐竜の丸ごとの化石を発掘してみせる!!」と豪語してしまったのび太が、どこかから持ってきたのがこの5冊。まぁ、4番目の本はいかにものび太らしいと言えるのですが、5番目の本となると……もはや奇跡ですな。
藤本弘先生の笑いのセンスが遺憾無く発揮された1コマだと思います。
「〜2006」で初めて見るような世代の子は、オリジナルバージョンのこの部分は意味が分からないかも知れませんね…。今でも小学校ではギョウ虫検査とかあるんでしょうか?
「そいつになにか言うのか?」
「いや、そいつに千円貸してあるんだ。それをあんた取り立ててくれ。それで……」
私はこのことを言おうかどうかと迷ったが、思いきって言った。
「その千円で、おれのかわりに梅新のOって店で、四百五十円のカレーを食ってくれ。娑婆にいるとき、一度食いたいと思っていたんだ。」
HP :
以前にこの作品から名台詞が出ていたのを見て、ついつい古本屋で買ってしまいまいた。
この台詞は塀に囲まれ食べ物も水も無く野犬がうろつく場所に入れられた主人公と、その数日前に入れられた男との会話です。
脱走計画を練り、もしも自分しか外に逃げ出せなかった時に相手の為にどうするかをお互い話し合うシーン。
外に出さえすれば金もカレーも食える。たった一枚の塀がそれを阻む。
ちっぽけな事に思えるかもしれない、ですが今の彼にとってはそれが全ての希望…。
あえてアパッチと出会う前の部分から選んでみました。
1964年にしたって、450円のカレーってのはささやか過ぎるんじゃ…。望みが等身大すぎて、かえって涙を誘います。
名文句トップに戻る