第130集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第132集を見る
図書館法第四章 図書館の自由
出典:
有川浩「図書館戦争」
紹介 :かんきち 様
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紹介 :ぽちぽち 様
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駄弁者:
心を忘れた科学には幸せ求める夢がない
出典:
手塚治虫原作「ミクロイドS」
紹介 :かんきち 様
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駄弁者:
相手がザクなら、人間じゃないんだ!
出典:
富野由悠季監督・サンライズ制作「機動戦士ガンダム 第2話『ガンダム破壊命令』」
紹介 :MOB 様
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駄弁者:
「地球が、走馬灯現象をおこしてるのさ」
出典:
栗本薫「走馬灯」 「さらしなにっき」に収録
紹介 :首くくり 様
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駄弁者:
「アブリアルは泣かないんじゃなかったの」耳元でジントが囁いた「ぼくの可愛い殿下」
出典:
森岡浩之「星界の戦旗 2」
紹介 :万太郎 様
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駄弁者:
たしかに時間跳躍は、不確定な要素も多いが可能性を証明されている…
出典:
此路あゆみ「きゃぷてんX ボトルシップ号の冒険」
紹介 :首くくり 様
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駄弁者:
「ピカリちゃんの体はハイパーPNTで出来ているのです」
出典:
古橋秀之「ある日、爆弾がおちてきて」 同名短篇集に収録
紹介 :好古真之 様
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駄弁者:
殺人とはある人格が自分以外の他の人格の命を奪う事です。
出典:
小松左京原作「愚行の輪」(NHKラジオSFコーナーより)
紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
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駄弁者:
「いずれ人間は飛びぬけた独占的地位を確立することになる。その場合、反トラスト法侵害の訴訟も起こりかねない」
出典:
ジェイムズ・P・ホーガン「かくて光あり」(加藤弘一訳) 「スペースマン(宇宙SFコレクション1)」に収録
紹介 :冬寂堂 様
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駄弁者:
「お前らなんか」彼はつぶやいた。「お前らなんか、ばかやろう……」
出典:
エドモンド・ハミルトン「プロ」(伊藤典夫訳) 「スペースマン(宇宙SFコレクション1)」に収録
紹介 :冬寂堂 様
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駄弁者:
「ドラや菌!!」
出典:
藤子・F・不二雄「ドラえもん 第20巻『へやいっぱいの大ドラやき』」
紹介 :んどらもえ 様
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駄弁者:
「やはりよそう。これは取り扱いを誤ると非常に危険なんだ。人類を絶滅させ……。
出典:
藤子・F・不二雄「ドラえもん 第20巻『へやいっぱいの大ドラやき』」
紹介 :んどらもえ 様
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駄弁者:
「つまり!
出典:
永野護「フール・フォー・ザ・シティ」
紹介 :首くくり 様
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駄弁者:
「彼はあなたがたの主星と話しをしました」
出典:
グレゴリイ・ベンフォード&ゴードン・エクランド「もし星が神ならば」(宮脇孝雄訳)
紹介 :首くくり 様
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駄弁者:
望むことだわ、欲することだわ、心から信じて願うことだわ。
出典:
手塚治虫原作・虫プロ/日本テレビ制作「フウムーン」
紹介 :屋良一 様
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駄弁者:
テクノ テクノライディーン テクノ テクノライディーン
出典:
大槻ケンヂ作詞・高橋幸宏作曲・空手バカボン編曲「来るべき世界」
紹介 :MOB 様
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駄弁者:
「ねえ、そこが商売のかけひきってもんだぜ、パパ。安物のジャックナイフを売りつけようと思ったら、上等のナイフがどんなものだか知らないやつに売ればいいのさ」
出典:
クリフォード・D・シマック「埃まみれのゼブラ」(小尾芙佐訳)
紹介 :冬寂堂 様
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駄弁者:
オレからエレナの死まで奪う気か!!
出典:
AIC制作「ガン×ソード GUN SWORD」(最終話)
紹介 :Wakka 様
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駄弁者:
「無視しなさい。ネットワークに流した時点で、その情報の機密性なんて失われていることを教えてあげるいい機会だわ」
出典:
彩院忍「電脳天使」
紹介 :首くくり 様
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駄弁者:
ポチッとな
出典:
タツノコプロ制作「タイムボカンシリーズ」
紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
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駄弁者:
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第三十条 図書館は資料収集の自由を有する。
第三十一条 図書館は資料提供の自由を有する。
第三十二条 図書館は利用者の秘密を守る。
第三十三条 図書館はすべての不当な検閲に反対する。
第三十四条 図書館の自由が侵される時、我々は団結して、あくまで自由を守る。
HP :
昭和最後の年、公序良俗を乱す表現を取り締まる「メディア良化法」が成立。
それに対する抵抗勢力となることを期待して成立したのが通称「図書館の自由法」、図書館法第四章であった。
そして、それから三十年後の正化三十一年。検閲の実行部隊である良化特務機関が各地に設置され、あらゆるメディアを任意で取り締まれるようになる。対する図書館側は防衛力を追求して警備隊を編成。両者は火器で武装して熾烈な抗争を繰り広げるようになった。
高校生の時、大切な本を良化委員に奪われそうになったところを、颯爽と現れた図書館隊員に救われたのがきっかけで自分も図書館隊員となった新米女性隊員の笠原郁は、鬼教官の堂上にしごかれながらも成長していく。いつか彼女を助けた「王子様」に再会することを夢見て…というお話です。
投稿したのはその自由法の内容ですが、これは実際に1954年に採択された「図書館の自由に関する宣言」が元になっているそうです。
HP :
駄弁者様は当然ご存じですよね、この宣言。
この本は、「良書」以外の本に対する検閲の強化された(それこそ右翼団体みたいなのがいる)世界で、この宣言にのっとり、あくまでも本と図書館と、本を愛する人々を守るために戦う話です。
とっても武闘派のヒロインも、ぶきっちょな相方も、らぶりぃ。
私的に、ウケまくりでした。
>駄弁者様は当然ご存じですよね、この宣言。
はい、もちろん。職場の図書館でも掲示されています。くわしくはこちら。
元ネタの宣言だと3つめの検閲に関する条項は「すべての不当な検閲に〜」ではなく「すべての検閲に〜」と、保留のない記述になってます。
やっぱり図書館隊のような準軍事的な組織になってしまうと、機密保持の関係から内外に送られる文書の検閲をせざるを得ないので、こういう保留がついてしまうのかな…。
その後財政難に陥った図書館隊はTRC(Toshokan Ranger Corps:図書館レンジャー軍団)に業務を委託…とか笑うに笑えない想像をしてしまったり。
HP :
高度な知識を持ち、発達した科学と恐ろしい兵器を備えた、進化した蟻族・ギドロン。虫と同じ大きさの縮小人間・ミクロイドにされたヤンマ・アゲハ・マメゾウの3人は、砂漠のギドロン基地から脱走し、人類にギドロンの存在を知らせようとする。だが、かれらの出会った人間は、自分の好奇心や軍事力のためにミクロイドを利用とするばかり。しかし、ついに美土路博士とその息子・学少年を味方に得て、3人は命をかけてギドロンに挑む。
というストーリーのアニメです。投稿したのはその主題歌の歌詞の一節です。
ちなみに2番の歌詞は「心を忘れた科学には地獄の夢しか生まれない」です。
1973年の作品。公害問題が背景となっているあたり、時代ですな。
ご投稿はアニメからですが、平行してマンガも出ていたそうです。ただしストーリーはかなり違っていたとのこと。
HP :
このシーンの直前、ノーマルスーツ姿の生身の人間にビームライフルを打つのを躊躇したアムロですが、
この時点では相手のザクにも中に人が乗ってるのだということを完全に忘れています。
テクノロジーの進歩が、戦争における人殺しの感覚を忘れさせる好例だと思うのですが、いかがでしょうか。
巻き込まれて戦争をやっていることを思えば、理解できる心の動きではあるんですが。
相手が生身の人間だったら虐殺になるけど、モビルスーツ同士ならやらなきゃこっちがやられるんだから、と自分を説得できるということもあるんじゃないかと思います。…ガンダム対ザクで対等な戦いなのかはさておいて。
HP :
数日後には、魅入られた様に空を眺め続ける「スカイウォッチャー」が続出。
彼等は、地球の歴史を刻々と映し出すようなった空を無為に眺め続けていた。
セリフは、スカイウォッチャーになってしまった主人公が、友人に空の映像の正体を尋ねられた際の返答。
地球の走馬燈現象って、たしか他の作品であったような……ああ、星新一の「午後の恐竜」だ。
なお、首くくりさんからはこれと2つ下のを合わせて7点のご投稿を続けていただきましたが、私の好みでこの2つを選ばせていただきました。あしからずご了承を。
HP :
「皇帝は総ての民に対して平等でなくてはならない、故に皇帝候補である皇族は誰のためにも涙を流してはならない」という掟がありながら、生死不明であった主人公・ジントの無事な姿を前に公然でありながら目に涙を浮かべたヒロインの王女ラフィールに対して、ジントが掛けた言葉です。(アブリアルは皇族の姓)
「私の可愛い殿下」とはもともと、ラフィールの生物学上の(そして心理的にも実質の)母親であるレクシュが、恋人であるラフィールの父親(ドゥビュース)に対して付けた愛称のような称号で、娘であるラフィールも彼女に――私的な場では――そう呼ばれていたようでした。ジントがラフィールの事をこう呼んだのはこの一回きりですが、二人の間柄がかつてのドゥビュースとレクシュのような関係であることの現われでしょう。
この台詞の時は辛うじてジントを喪わずにすんだラフィールですが、ジントが短命の地上人でありラフィールが長寿のアーヴである以上は、戦場で共に散るのでなければ、ジントが先に死んでしまう事は免れないでしょう、もちろんそれに気づいているラフィールは大分悩んでいるようですが。ジントが逝ってしまうその時、ラフィールはその場に立ち会えるのでしょうか。またジントはラフィールにどんな言葉を残すのでしょうか。
あー…、早く続きが読みたいッス。
「星界の紋章」で登場したときのジントが、「ぼくの可愛い殿下」なんて言葉を口にするときがくるとは思いませんでした。これも成長、というべきなんでしょうか。
>早く続きが読みたいッス。
5巻はまもなく…とのことですが。次が物語前半の山場になるというから、期待も高まりますね(もっとも、私はまだ4巻に手をつけてません。どうせなら一気読みしたいし)。
しかし時間の不可逆性を否定し過去へ!
また時間の連続性を否定し未来へ!!
その行為は相対的に、被験者以外のすべての宇宙を否定することだ!!
宇宙全体から時間を強奪することだ!!
そんなことはこの宇宙の誰にも許されない行為なのだぞ!!!
HP :
宇宙人に攫われ、地球を探して宇宙をさ迷う事になった、きゃぷてんXとE子ちゃん。
彼らは、宇宙海賊として「すぺーすぱとろーる(固有名詞)」に追われながらも、苦難の末に地球に帰り着く。だが、地球には相対的時間により膨大な時が流れており、人類も既に滅亡した後だった。
その地球を前に、きゃぷてんXは時間跳躍を決意する。
セリフは、時間跳躍を行う直前、きゃぷてんXがライバルのPP(ぴーぷ)中佐に時間跳躍について尋ねた時の返答。これ以上は無い程の明確さで、タイムトラベルの功罪を語ってますね。
こちらは下の殺人罪よりもっと形而上的ですが、こういう捉え方は初めて見たのでちょっと新鮮に感じました。
「ハイパー……なに?」
「簡単に言うと、全身コレ“生きた爆薬”なのです」
HP :
「ピカリちゃん」こと爆弾本人の弁によると「HPNTは正五泡体ベースの結合構造を持つ超次元化合物で、TNT火薬の一兆倍の威力がある」のだそうです。文字どおりの「爆弾発言」ですね。
名作SFへの本歌どり短篇集から、ジョン・ヴァーリィ「バガテル」へのオマージュである表題作を。
ちなみに「むかし、爆弾がおちてきて」のほうは、梶尾真治「美亜へ贈る真珠」ですね。
BGM:「微笑みの爆弾」馬渡松子
>文字どおりの「爆弾発言」
それは私が「バガテル」を読んだとき、まず最初に頭に浮かんだ言葉ですが…。
これを読んで気に入った方はぜひ元ネタのほうも、と言いたいところですが、「バービーはなぜ殺される」はすでに目録落ちしているみたいですね。
HP :
発掘シリーズ。
野沢那智の声も渋い「タイムマシンによる隔世自殺」の話です。この中に出てくる「殺人」の定義がこれです。
知らずに自分の「未来」を殺してしまった犯罪者に如何程の「情状酌量」があるのか?本作では「罪を問わず」になってますが。
いや、「殺された方」は納得尽くとしても「殺した方」はどうか、と思いますけどこれ。なにしろ殺した相手が「自分」であると意識していないんですから。
タイムマシンが実用化された日にゃ刑法も改正しなけりゃいけませんね。
>タイムマシンが実用化された日にゃ…
過去や未来への影響が罪状に加味されるとなると、一人殺せばその人の血筋から生まれる可能性のある人が全部いなくなるわけだから…罪は無限大に重くなる?
HP :
同じ本からも投稿させてもらいます。
テンノクニ建設会社では、新しい宇宙を作ろうとしていた。
今までとは違う、新しい工夫をこらしいざ着工しようとしたところ、進化均等化促進連合(略称:進均連)から待ったがかかる、人間の知性が飛びぬけているとして文句をつけてきたのだ、結局人間を作らないことでその場は収まったのだが、それは単なる始まりに過ぎなかったのだ。
投稿した台詞は、進均連(進化均等化促進連合)が事業総本部長(ゼネラル・オペレーション・ディレクター:略称GOD!)に人間が問題になる理由を告げたものなんですけれど、初めて読んだときは、天国にまで官僚制が入り込んでるなんて、と思ったのですが、考えてみれば一神教なんて神様が運営しているワンマン会社みたいなものだし、多神教にしてみても同族会社といえないこともないかも。ところで「反トラスト法侵害の訴訟」って、誰が誰を訴えるんでしょうね?
こちらは収録作品中、もっとも軽く読める作品。
事業本部長(GOD=ゼネラル・オペレーション・ディレクター)が、はじめに施工手順書(WORD=ワークス・オーダー・レビュー・ドキュメント)ありきで創ろうとしていた宇宙は、工期7日の朝飯前にできるIV型宇宙。ただしオプションについている人類の存在は画期的な計画だった。だが進均連からは上のような抗議をされ、鳥魚省からは安全対策がなっていないと文句を言われ、無生物惑星にしても環境守護天使からは基準値を満たしていないとはねつけられる……。はたしてGODがつくる宇宙はどうなるのか?
天が建設会社だとすると、この宇宙の耐震強度か何かが偽装されてはいないかと気になったりしますが…。
>誰が誰を訴えるんでしょうね?
人間どころか生物さえいない宇宙の環境基準値が問題になるぐらいだから、きっとそういうことは考慮の外に違いないです。
HP :
SF作家のバーネットは月ロケットに乗る宇宙飛行士の息子 ダンがいる。彼とともに新聞記者のインタビューを受けた質問に彼はふと疑問に思う--ダンが厳しいテストを受けてまで宇宙飛行士になり、危険な宇宙探検に出ようとするのは、これまでに自分が書いてきた作品のせいではないのか?投稿した台詞は、物語ラストで自分の書いた作品をたたきながらバーネットがつぶやいた台詞で、やり場のない怒りを非常によく表していると思います。もし、自分が同じ立場に置かれたらどんな行動をとるのかな…。
このセリフ、自分が書いたSFが息子を危険な道に進ませる原因になった、という怒りもありますが、それに加えて空想の宇宙旅行を書いてきた自分たちSF作家ではなく、本当に宇宙に行く息子たちこそが「プロ」なのだと気付いて落胆する…という気持ちも含まれているんですよね。なかなか複雑な心境を描いた作品だと思います。
HP :
「こいつは空気がある限り無限に大きくなり、ついには地球を押し潰す恐ろしい菌だぞ!」
「ええっ」
……漫才かぁ――ー!(大笑) シリアスなシーンなんですけど、どうしても笑いが止まりません。
人類が作り出したもの(空気がある限りワイドスクリーン・バロックにも負けないぞコイツ!)で人類自身がしっぺ返しを喰らうという、いかにもSFらしい緊迫した場面です。どんどん大きくなるドラや菌の前に打つ手はなく、このままではのび太の部屋はサイバーパンクならぬドラやきパンクに陥ってしまう!
危うし、ドラのび! どうする、ドラのび!!
(続きは是非実物をお読み下さい)
これってドラやきの形をした巨大な菌なのであって、ドラやきそのものとは別なんじゃないかと思ったのですが…。
………………………。
ま、気をつけりゃいいか」
HP :
ドラえもんがある道具を使っています。ところが、のび太から「それは?」と聞かれると慌ててポケットにしまいました。そう、この道具はのび太に使わせるにはあまりにも危険すぎるのです。だからドラえもんは必死に隠し通そうとします。例えドラやきをやると言われても躊躇する頑張りよう……だったのですが、いざ目の前にドラやきを出されると、よだれだらだらでOKサイン!
その道具というのが「イキアタリバッタリサイキンメーカー」というもので、細菌の新種(ニュー・ウェーブ)を作り出す装置なのでした。
行き当たりばったりで新種の細菌を作り出すことの出来るこの道具も凄まじいですが、そんな危ないものをあろうことかのび太に、ドラやき1個差し出されただけで貸してしまうドラえもんって、よっぽどドラやきが好きなんですね(^^;) 個人的には、ドラちゃんのドラやき好きが1番分かるシーンだと思います。(まあ、何だかんだ言ってのび太のことを信頼しているんでしょうけど)
ちなみにこの話では、染色体やらDNAやら遺伝情報やらといったハードな面も出てきたり(「どこがじゃ!」とツッコまないで下さいね)、耳のないドラえもんはどうやってマスクを着けるのか?といった疑問を解決するコマもあったりと、なかなか完成度は高いと思います。
ともすれば人ひとりの命より軽くなる地球ですが、よもやドラやきより軽くなるとは…しかも1コかよ!
それにしてもこのネコ型ロボット、これとか地球破壊爆弾とかオーバースペックなひみつ道具持ちすぎ(笑)。
200年前のことやったってムダじゃないかってさ!」
HP :
コンピューターに支配され、文化活動を制限されている、古典的な悲観的未来世界。
そんな世界で制限ギリギリの音楽活動を行う人気バンド「スーパーノヴァ」は最後のロック継承者アラニアとの出会いや、当局の取り締まりによるメンバーの死を景気に、本当のロックを演奏しようと決意する。
セリフは、練習中に行き詰まりを感じ、新曲を作ろうと決意するリーダー、ラスのセリフ。
珍しくFSS以外の永野護作品。
…とは言っても、たしかこの作品でもFSSキャラが出張していたような記憶が。
なお、首くくりさんからはこれと下のを合わせてつごう5点のご投稿を続けていただきましたが、私の好みでこの2つを選ばせていただきました。あしからずご了承を。
HP :
突如太陽系に現れた巨大な恒星間宇宙船。
人類は異性人とのファーストコンタクトを試みるが、彼らはただ太陽の情報を欲しいと繰り返す。
そう、彼らにとって恒星とは、信仰の対象であったからだ。
コメントのとおり、恒星が意識をもった神だと信仰する異星人とのファーストコンタクトを描いた作品。長編の形をとっていますが、いくつかの短編が合体した作品だそうです。「もし星が神ならば」はその第2部。1974年のネビュラ賞受賞作品です。
ベンフォードはともかく、ゴードン・エクランドはあまり名前を聞きませんよね。私はスタートレック小説の「星なき世界」で覚えているのですが。
きっと海は人間の涙だわ。だからあんなに美しいんだわ。
HP :
えー、投稿100本目ということで、思い出の作品からひとつ。
その昔、私の夏の楽しみのひとつは「24時間テレビ愛は地球を救う」のスペシャルアニメを見ることでした、その中でも記憶に残る一編、1980年の「フウムーン」。ラストで太陽系を襲う超新星爆発によるガス雲から地球の生物を助けるため命を懸けて飛び続けるるロココが、地球に戻すべく救命艇に乗せた健一に伝えた最後の言葉です。
良い作品でしたが、原作の「来るべき世界」を半分以上端折っていますし、そもそも「来るべき世界」は実際に描いた原稿の1/10位しか出版されていないと言います。
いまや日本は世界に冠たるアニメ大国。原作に忠実な「来るべき世界/FUMOON」とか見たいと思いませんか?
24時間テレビのスペシャルアニメは「海底超特急マリンエクスプレス」を見たのをうっすらと覚えているぐらいで、「フウムーン」のほうは多分見ていないのですが。
>実際に描いた原稿の1/10位しか出版されていない
となると、完全版は「火の鳥」と並び称せられるぐらいの超大作になる?
>投稿100本目
長らくおつき合いいただきありがとうございます。屋良一さんのおかげで私のSFを読む幅はだいぶ拡がりました…とくにマンガでは。それまで全然読んでなかった星野之宣や芦奈野ひとし「ヨコハマ買い出し紀行」に手を出したのはご投稿がきっかけでした。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
コンピューターをセットしろ プログラムはOKか
シンセサイザー ボイスコーダー
HP :
YMOの名曲「ライディーン」を、ヘナチョコテクノユニット「空手バカボン」が勝手に歌詞をつけてカバーしたものです。
ライディーンが流れるたび、反射的にこの歌詞を口ずさんでしまうくらい印象に残っています。
個人的には原曲が持つ『未来感』を的確に表現しているとと思うのですが、いかがでしょうか。
なお余談ですが、初出時はふてぶてしいことに「作曲:空手バカボン」とクレジットされています(笑)
本投稿では原曲に敬意を表しあえて編曲扱いとしました。
この名文句集に投稿されてくるんだから「ライディーン」は「フェードイーン、フェードイィーン たちまちあふれる神秘の力」の方かと思ってしまいました。
HP :
シマックの作品で一番好きな作品から投稿します。ある日、主人公の「私」は机の上に置いておいた切手がなくなり、その代わりに万年筆のようなものを見つける。それ以来、机の上に置いたものが不思議な道具と入れ替わっていることが分かる。向こう側の住民とコンタクトをとるため、カタログを送ったところ、向こうで欲しがったものは何とシマウマ!さて、一体どうしようか、と途方にくれていたところに彼の息子が言ったのがこの台詞。いくつなのか知らないが、なんという悪知恵!彼だったら、ブルックリン橋どころか自由の女神だって売り飛ばせそうです。ところで私、この話を読むたびにチューリング・テストを思い出してしまうんですけど、皆さんはどうですか?
そうして送ったのは、安物のシマウマ型ブレスレット。…向こうの住人がそれがどういうものだと考えたのか、主人こうならずとも気になるところです。
私は途中、シマック版の「おーい、でてこーい」かと思ってしまいました。
HP :
初めまして。時々仕事の合間にこっそりと拝見させて頂いておりました。
で、そのうち自分でも投稿してみたくなって思い出したのがこの台詞です。番組は年末に終了してしまったのですが、いきなり和太鼓から始まるオープニングに魅せられて毎週見ていました。
婚約者を惨殺された主人公ヴァンが犯人「かぎ爪の男」追いつめて行くと言う復讐劇です。
理屈はよくわからなかったのですが、最後に「かぎ爪」が婚約者を生き返らせてあげると言った後のヴァンの答えがこれ。もう、何の躊躇も無く突っ込んで行きます。
自分ならちょっとはためらうとか、生き返らせてもらってから『かぎ爪」を殺すとか色々考えそうだなあ。でも、こういう熱い男大好きです。
ストーリーは半分くらいはばかばかしいものばっかりでしたけどね。
婚約者の死を奪われることより、復讐のために生きてきたそれまでの自分を奪われることに怒りを感じているようにも見えます。…出典を見てないので見当違いかも知れませんが。
前の名文句にこういうものもありました。復讐は死んだ人のためでなく自分のためのもの、という点ではこちらも同じ。
HP :
国が(建前上は)管理するネットワーク内を、人工知性体であるPC=”プログラムド・キャラクター”が飛び交う仮想近未来。
存在するだけで、周囲の情報をハードまで含めて抑制してしまう最強PC顕現の余波によるネットワーク崩壊の危機に際し特定ネット内の全情報を無と化す「ネットワーク浄化」を発動させる数十秒前。
各方面からの抗議に対し、情報管理部エース桜井綾華の放ったセリフ。
昔の火消しが延焼を防ぐため周辺の家屋を壊して回ったの似たようなもの?
それにしても流した情報を問答無用に「浄化」されるのは、機密性とはまったく別の観点で問題なんじゃ…。
HP :
名セリフは「インパクト」と「汎用性」。
もうこれは汎用性どころではありません。広辞苑に載っていても不思議ではない位普及していますこのセリフ。(調べてませんけど。)
あなたも知らずに使ってませんか?
自動販売機で「ポチッとな」
エレベーターで「ポチッとな」
マウスクリックで「ポチッとな」
核発射ボタンで「ポチッとな」
元々声優さんのアドリブだそうです。
アドリブだったとは初耳です。
広辞苑には載らないでしょうが(新村出が化けて出るかも知れない)、載っている言葉より普及している言葉でしょう。
初出は「ヤッターマン」?
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