第133集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第135集を見る
見ておくがいい。戦いに敗れるとは…こういう事だーっ!
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富野喜幸監督「機動戦士ガンダムII『哀・戦士編』」
紹介 :伊達真樹 様
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「シモーヌの声は、若かりし頃のジェーンフォンダ
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アンドリュー・ニコル脚本・監督「シモーヌ」
紹介 :御宗銀砂 様
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文字を書く行為と、その文面以外に思いが込められているなどと、書き慣れてない人間に理解出来ようはずがないのだ。
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渡邊由自「重戦機エルガイム」
紹介 :舫(もやい) 様
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9割る3なら割り切れる 10割る3だと割り切れない
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伊藤アキラ作詞「わりきれなくて」(「科学冒険隊タンサー5」ED)
紹介 :豪大帝 様
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星々は失われたが、それはいちどとして人類のものだったことはない。人類が失ったのは、星々はすぐそこにあるという幻想だけなのだ。
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グレッグ・イーガン「宇宙消失」(山岸真訳)
紹介 :んどらもえ 様
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せまいもんだよ銀河系〜♪
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伊藤アキラ作詞「スタージンガーの歌」 (SF西遊記スタージンガー・主題歌)
紹介 :首くくり 様
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もう終わりたい。
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デイビッド・フィンチャー監督「エイリアン3」
紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
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いずれは京も大坂もとらねばならん。しかし、我々30人だけでこの時代を意のまま操れるわけではない。我々が強力なのは機械化されているからだ。天下をとる為には越後軍団が必要だし、今は車の走れる道もない時代だ。地区ごとに細かく征服し、車の走行可能な道路を建設させねばならん。接近戦になれば今のサムライたちのほうが我々よりずっと上手に戦うことを忘れてはいけないのだ。下手な戦略をたてればベトナムのようなゲリラ戦に引き込まれるぞ。
出典:
半村良「戦国自衛隊」
紹介 :ぽちぽち 様
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時間は俺に何をさせようというのだろう。
出典:
半村良「戦国自衛隊」
紹介 :ぽちぽち 様
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「ぼくはただ、一八〇〇人のα−ケンタウリ行きの宇宙船を設計してみただけです。理由は……ぼくが行きたかったから……」
出典:
小隅黎「α−ケンタウリ」 『戦後初期日本SFベスト集成2』に収録
紹介 :冬寂堂 様
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「感傷は科学の敵である…」
出典:
新田次郎「この子の父は宇宙線」 同名短編集に収録 『戦後初期SFベスト集成1』にも収録
紹介 :冬寂堂 様
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我々はいつも誤ちを犯す。そうは思わないかレイヴン。
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フロムソフトウェア製作「ARMORED CORE 2」
紹介 :檜 様
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ドンドンはドンドコの父なり。
出典:
筒井康隆「バブリング創世記」 同名短編集に収録 「筒井康隆全集 17」等にも収録
紹介 :ぽちぽち 様
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HYPERIONヨリ緊急指令
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スクウェア製作「アインハンダー」
紹介 :in-ex 様
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緯度ゼロにあるものはみんな『本物』さ
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東宝制作・本多猪四郎監督「緯度0大作戦」
紹介 :新伴仙司 様
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人間がどこまで厚顔になれるか、という質問に対する解答が、スーツを着て彼の前に立っている。
出典:
田中芳樹「銀河英雄伝説 雌伏篇」
紹介 :いっち 様
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「……典型的なゴードン症候群ね。いわゆる“阿呆風邪”。知ってるでしょ?」
出典:
古橋秀之「おおきくなあれ」 『ある日、爆弾がおちてきて』に収録
紹介 :好古真之 様
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ご飯食べないとおなかすくじゃないか
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ゆうきまさみ「究極超人あ〜る」
紹介 :りゅん 様
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こんな…機械仕掛けの体なんざ!!
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横内なおき「サイボーグクロちゃん」
紹介 :s 様
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「時の女神である君が人間になるためには生贄の血が必要だったんだ」
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明智抄「サンプル・キティPART2 郭公な私たち」
紹介 :Happy Heads 様
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HP :
お初です。
意外(?)にも、これがなかったので投稿してみました。TV版とはセリフが違いますね。
実は、このセリフを耳にするまでは、それほどランバ・ラルをカッコイイと思っていなかったんです。青かったなぁ>私
これで一気にラルのファンになりました。
TV版では「兵士の定めがどういうものか、良く見ておくのだな」ですね。私はどちらかというとこっちの方が好きかなあ。「戦士」や「軍人」ではなく「兵士」という無骨さが、いかにもと思えるので。
身体はソフィアローレン 優雅さはまるでグレースケリー
そして顔はオードリーヘップバーンと天使を合わせたよう」
「ほとんど当たり」
HP :http://sfr.air-nifty.com/diary/
批評記事も手放しで絶賛するパーフェクト女優シモーヌ。その正体は、往年の名女優をサンプリングして造ったCGです。ほんとにソフトで切り貼りして造ってます。
もし、完璧な女優がCGで造れたら?
シンプルなワンアイデア映画ですが、よくできてます。並のSFだとシモーヌが自我に目覚めたりしそうですが、シモーヌは最後までCGのままで、実体はありません。
余談ですが、DVD収録のメイキングでは、CG女優に対するスタッフのコメントが聞けます。監督、俳優、技術屋それぞれの視点が違っているのが面白い。
「SIMONE」と名前自体にも「SIMulate ONE」=「誰かを真似る」という仕掛けがあるというのにニヤリとしました。
ほんとにソフトウェアで切り貼りしたとはいえ、一人のモデルをベースにしてはいたみたいですね。実際に複数の女優を等分に融合させたとしたら…意外と美人にはならないんじゃないかと思ったりします。
マイロードだけは、その文面から、レッシィの気持ちを読み取ろうと、右上がりの細い文字を眺め続けていた。
HP :
『重戦機エルガイム』20年以上前のSFテレビアニメですが、そのノベライズされた作品です。
この言葉は、主人公のダバ・マイロードが、レッシィという人物から手紙を受け取り、まわりの人間は、レッシィの真意を計りかね文句を言っているのですが、ダバ・マイロードだけは、レッシィの真意を読み取ろうとしているのです。
個人的には、手紙に限らず、文には、その書き手の思いがいろいろつまっていると思います。手書きに限らず、コンピュータで打ち込んだ文でさえも、その文を作ったこと、また、その文章の間にもさまざまな思いがあるのです。言外の言葉っていうやつですね。
ソノラマ文庫の全3巻で出ていたやつですね。ストーリーや文章はともかく挿絵がかなりショボかったような記憶が…(永野護自身に描いてもらうというのもムリだったんでしょうけど)。
>文には、その書き手の思いがいろいろ…
書き手の思いを過不足なく読みとるというのは難しいものだと思います。ご投稿の文句どおり、書くこと読むことに慣れていないと言外の言に気付きませんし、変に慣れてしまうと、深読み・曲解するクセができてしまいます。
一つ違っただけなのに 割り切れないとは割り切れない
HP :
「恐竜探検隊ボーンフリー」の流れを汲む、実写とアニメの合成作品「科学冒険隊タンサー5のエンディング曲より。見ての通り、「どうでもいい事気にしてんじゃねえよ!」と思い切り突っ込みたくなる歌詞です(笑)
2番の歌詞はもっと凄くて
「ああだと言われりゃ割り切れる こうだと言われりゃ割り切れない
ああとこうとはどう違う どうにもこうにも割り切れない」
…完全に言いがかりの域に達してますね(笑)
私の場合「割り切れたらタイヘンだろうが!」と突っ込みたくなました。だって300円のものを3つ千円札で買っても、お釣りをくれなくなるんですよ!(<−それどころじゃないだろうが)
そういえば下の「スタージンガー」と作詞者いっしょだ。
HP :
2034年、主人公が8歳のとき、空から星が消えた。巨大な暗黒の球体<バブル>が、太陽系をすっぽりと包み込んだからだ。人々がバブルを創った<バブル・メイカー>について様々な憶測を出していた中、主人公の醒めているこの考え!
この文章でズキンときて、人類は所詮ちっぽけな存在さ……と思っていたら、この作品、人類がトンデモないことをやらかしているんだからたまりません!! グレッグ・イーガン、凄すぎです。
数ヶ月遅れでハヤカワから出た『順列都市』とともに、イーガンの名を高らかしめた1冊(こっちは創元)。私もこれが最初に読んだイーガン作品でした。
前半に出てくる脳の再結線「モッド」技術だけでも結構読めたのですが、中盤以降はそれすら色あせる展開。
HP :
実在した「玄奘法師」の取経の旅の話を元に創作された伝奇小説「西遊記」を元にした石川英輔氏のデビュー小説「SF西遊記」を原案にしたTVアニメ「SF西遊記スタージンガー」の主題歌より。
スケールの大きさでは他の追随を許さないフレーズかと。
ご投稿の名文句もさることながら、コメントに吹き出しました。
銀河の中心、大王星のギャラクシーエネルギーを復活させるため、月の王女オーロラ姫は、3人のならず者、ジャン・クーゴ、ドン・ハッカー、サー・ジョーゴを従えて旅立つ、というもの。名前のアレンジが改めて見なおしてみると微笑ましいです。
OP曲にこういうフレーズがあったんですね。私はサビの「じゃんじゃんいこうぜジャン・クーゴ〜」のあたりしか覚えてませんでした。
そういえば、これ松本零士が原作だったんですね(オーロラ姫のマツゲを見るまで気が付かなかったりしますが)。
HP :
発掘シリーズ。
発掘したパイオニアのコンピュータなどで遊んでいると、時々調子が悪くなり、ディスクを読まなくなったりします。どうした、がんばれ」と声を掛けますが、思い出したようにしか動きません。
そんな時脳裏に、ボロボロの状態でフライトレコーダーを読まされているビジョップ君の姿が浮かんできました。
いろいろな機械の泣き言を聞いてきましたが、「もう直しても無駄」と自己申告するようにプログラムした技術者に脱帽。
PSE法絡みで中古家電が絶滅する(した)ので、これを機にジャンク趣味から足を洗おうかと思っています。(古いコンピュータは難を逃れるようですが。)
私が過去につき合ってきた機械たちは、泣き言も言わず、気が付いたら突然お亡くなりになっている例がしばしば。いま使っているPCは例外的に、ときどき泣き言を言いつつ、まだ頑張ってくれてます。できればもう1年ぐらい粘ってくれ。
>PSE法絡みで
古い媒体を保存している図書館としては頭の痛いところ。アナログレコードやレーザーディスクは言うに及ばず、発掘次第ではVHDなんてのも出てきそうだしなあ…。
HP :
伊庭三尉のセリフです。
映画・テレビの伊庭さんに足りなかったのはこの視点っすよ!
いやしくも幹部候補生なら(あの若さでこの階級なら、エリートのはず)このくらいの教育を受けていなきゃおかしいんですけど。「戦略」っつーやつ。
こないだのテレビ、何人の自衛隊員が切りかかってきた刀を銃身で受けたはいいものの、そのまま斬られたり突かれたりして死んでいったことか!
>「戦略」っつーやつ。
そういう観点から見れば、戦国自衛隊の最大の武器は、戦車やライフルよりも無線通信機だったかも知れません。読んでからもうだいぶたっているので忘れたのですが、通信とか情報の観点から伊庭たちが優位にたつような描写ってあったでしょうか?(あるいはバッテリー切れで意外と役に立たないとか)
HP :
多くのタイムスリップもののSFに共通するテーマではないでしょうか。
小説オリジナル版は、この問いに対して正面からきちんと答えを出している点で映画版(旧)にもテレビ版にも優っていると思います。(新ヴァージョンは未見)
映画もテレビも、「時間は自衛隊に何もさせなかった」むしろ、間違って紛れ込んでしまった異物を排除したに過ぎませんでした。主人公達が帰れなかった点も、志半ばで死んでいった点も同じですが、そこの差が、スッキリしない感を生んだのだと思います。
(現代の作家なら、これだけのネタがあれば中編じゃなく、大長編に仕立てるんじゃないかしら。ちょっともったいない? ある意味ぜーたくな小説ですよね。)
原作小説はシミュレーション的な要素が強かった一方、映画のほうは異常な状況に陥った個々の若者達を描いていた…というコンセプトの違いのせいもあるんでしょうが。
>これだけのネタがあれば…
おおかた3部作の大長編になっていたのではないかと。
HP :
もう一つ、同じ本の二巻目から投稿します。東京大学にある宇宙工学科の卒業設計の中に一つの奇妙なロケットの設計図がありました。それは乗員数1800名。往復日数は380年になろうという巨大な恒星間ロケットだったのです。
指導教授たちが現実的な理由から批判したとき、設計図を提出した学生、ハリイ・ミツイはこう言います。地球を離れて生きて帰ってこれないことはそんなにさびしいことなのか、地球に居ても30億人がいっしょに太陽の回りをまわっているだけだ。それは1800人がいっしょに太陽系に属しない小惑星に住むのと違わない。ということばに続いていったのがこの台詞です。
確かにこの指導教授たちの言っていることも分かります。めい文句にあったように、ロケットは夢やロマンを噴射して飛ぶわけではないのですから、でもロケットを構成する部品は、現実にあるものだけではないと思うのです。
夢やロマンを噴射して飛ぶのでなくても、夢やロマンがなければそもそも誰も飛ばそうとしない、と。
ところで、地球を離れて戻ることがない人間が孤独感を味わわずにすむ人数として、1800人というのは果たして多いんでしょうか、少ないんでしょうか。
HP :
おそらく新田次郎の全集にも載っていない作品だと思うので、あらすじを紹介すると。宇宙ステーションが建設され、無人ロケットが月に向けて発射される時代。X国は女性隊員をY国は男性隊員を、それぞれ月に送り出すが、それぞれ原因不明の事故を起こしてしまう。そんな中で日本は新たに月に向けて隊員たちを送り出すことを決定。志野京子を初めとする五人の隊員たちは月に向かいます。途中立ち寄った宇宙ステーションでの奇妙な風習に苛立ちながら月に向かった隊員たちだったが、到着寸前に事故が起こった。京子を除く男性隊員たちは記憶を失っていたのだ。
京子は隊員たちに指示を出すが、ほとんどの記憶を失った隊員たちは次々と事故に遭い、命を落としていく。結局無事に地球に帰ってきたのは京子一人。しかし、彼女は体の異常に気づく。彼女は男性隊員たちの記憶喪失の原因−−宇宙線によって処女懐胎していたのだった。
という話なんですが、「宇宙ステーション」が「人工衛星島」となっていたり、この作品が書かれた時期(昭和33年)に月の裏側に舞台を設定するなど作者の苦労がしのばれます。投稿した台詞は、隊員の一人が事故にあったときに京子が漏らした台詞なんですが、これ以降、彼女がどんどん冷酷に隊員たちを追い詰めていくのが少し怖かったです。ちなみにこの世界の日本では、政府が積極的に宇宙へ進出しようとしているのですが、その政党の名前がなんと日本宇宙党!こんな名前の政党に選挙で一票いれづらいなぁ。
初出はなんと文藝春秋!(ただし別冊)。たしかに全集には収録されていませんね。「新田次郎文学事典」(新人物往来社)によると、デビューしたてでジャンルを模索していた時期の作品なんだそうです。他にも科学をモチーフにした作品がいくつかあるみたいなので、そっちに進む可能性も皆無では無かったのかなあ、と。
我々には管理する者が必要だ。我々は我々だけで生きるべきではないのだ。
レイヴンの国…私はそれ程愚かではない。
全ては理想のため…復活のため。
消えろ、イレギュラー!!
HP :
かつて地下世界で「管理者」によって支配されていた人類が、とあるレイヴン(ACと呼ばれる機動兵器を操る傭兵)によって「管理者」が倒され地上に出た後のお話。
火星テラフォーミングの成功により一気に繁栄しはじめた火星ではかつての地下世界とおなじように企業同士の異常なほどの競争により各地で戦闘が続いていた。
それを終息させるために地球政府から派遣された「フライトナーズ」。見事企業間の対立を消滅させた彼らだが、企業の、権力の駒として使われてきたレイヴンによる国の独立を掲げ突然反乱を宣言する。ほとんどのレイヴンが彼ら側につくが、政府側についた一人のレイヴン(プレイヤー)によって次々と重要な拠点を破壊され反乱はあっけなく終息してしまう。
そんななか火星の古代文明の遺物であるフォボスを火星に落とそうとするフライトナーズのリーダー・レオス=クラインと主人公の最後の戦闘の直前の台詞がこれです。
突然「レイヴンの国」を否定する反乱の立役者の意味不明な台詞。
しかし、実は彼こそがかつて「管理者」を破壊したレイヴンだった…………という説があり、その説から見てみると、これは「管理者」を失い自由を得たはずの人類がかつてと同じことを繰り返す光景に絶望したかつての救世主の後悔の台詞だ、と考えることができます。
さらに、このかつてのレイヴンとはゲーム第一作目のプレイヤー自身であり、シリーズを続けてプレイしているファンからすると感慨深いものがあります。
あまりシナリオが重視されていないゲームだからこそ、こんな台詞の裏を深読みすると意外な面白さが出てくる……と思うのですが、どうでしょう。
>台詞の裏を深読みすると…
ファンの特権ですね。ゲームやライトノベルなんかは、設定にそれができるぐらいの遊びをもたせることが、人気の重要ポイントになっているんじゃないでしょうか。
作る側ではそれっぽいセリフを散りばめるだけにしておいて、つじつま合わせはファンの深読みに任せているなんてことがあるんじゃないかと思ったりもしますが…。
HP :
これの存在をすっかり忘れてました。
初めて読んだ時の衝撃は、20数年経っても鮮やかです。
これって、ホントはレコードになってるんですよね。山下洋輔トリオの演奏で。
私としては、B面の「寝る方法」(作者自ら朗読)の方がツボだったんですけど、こちらは活字版を持っていないし、肝心のLPは、現在再生方法もないのであきらめました。
実家をさがせばたぶん、カセットにとったヤツがある……たぶんあると思う……あるんじゃないかな(笑)
「創世記」のアダムの子孫を羅列するくだりを、ジャズのバブリングで料理したみごとなパロディでした。
「声に出して読みたいSF」とでも言いましょうか。ただ音読してみると、その調子の良さにだんだん早口になって、最後には呂律が回らなくなってしまいます。
主力部隊ハ
ディナーニ間ニアワナイ
単独ニテ敵戦略宇宙艦ヲ追撃セヨ
繰リ返ス
単独ニテ敵戦略宇宙艦ヲ追撃セヨ
HP :
現在位置より南東の軍港にて発進準備中の巨大艦が確認された。
その規模と護衛からみて、目標は静止衛星軌道上にある地球奪回軍の無人指揮衛星
”ヒュペリオンUCS Mk.]U”の破壊、及び月面の直接攻撃を目的とする衛星兵器を搭載した戦略宇宙艦であると思われる。
奪回軍は目標の迎撃のために開発中の次世代主力機EOSの部隊を集結中であるが、目標を進宙前に叩くには時間的に不可能である。
同部隊の降下のため敵軍港の撹乱任務中だったエンディミオンFRS Mk.Uは巨大カタパルト上で局地戦用人型歩行戦車を撃破後、命令を受信。単機にて発進した戦略宇宙艦を追撃する!!
いやーこの辺の展開はマジで熱かったです。この後は105集の文句に…
そして四角い会社は続編を出してくれそうになかとです。悲しかとです…
第105集のを見てみると「ディナーニ間ニアワナイ」というより、プレイヤーがヒュペリオンに前菜扱いされてしまっているような。
HP :
アメリカとの合作だったがためになかなかソフト化されなかった幻の○作『緯度0大作戦』のDVD化を記念して投稿します。
太平洋の海底に『緯度0』と呼ばれる超科学の理想郷がある。不老と長命、無限のエネルギーを秘め、眩いばかりの黄金に彩られたユートピア・それが『緯度0』だ。ふとした偶然から『緯度0』に招かれた新聞記者ロートンは『緯度0』の高い科学力とその豊かな富に目を見張る。そして砂利代わりに大粒のダイヤが使われているのを目の当たりにするに及んで本当かと叫び声を上げる。
上記の台詞は緯度0の住人がそれに答えた言葉です。
まぁ要するに竜宮城です。
絵にも描けない竜宮城では映画になりませんので、目で見て判る“物凄さ”を取り入れる必要に迫られ、黄金郷ならぬ、ダイヤモンド砂利となったわけです。
うーん、安っぽいなぁ。
でも“絵にも描けない竜宮城”を実際に描いて見せようとする意欲は『本物』です。だからこそファンも胸を張って同じことを言えるのです。
「『緯度0』で描かれたものはみんな『本物』さ」
確かに安っぽい、というか俗っぽい。
しかしまあ「黄金」郷だから砂金の砂浜、というよりは、ややマシなんじゃないでしょうか。人造ダイヤと考えれば超科学の証ということにできなくもない(?)ですし…。
HP :
4度目だと思いますが、投稿です。実は別の台詞を投稿しようと思ったのですが、どこにあったか確認できず、確認作業の過程で見つけた台詞です。
いや、最近警察の冤罪事件や官僚の不正事件等を扱ったTV番組をよく見てちょっとむかついていたため、この台詞を選んだんですが、考えてみればどんなに技術が進もうとこんな構図は未来の世界でも変わらないんでしょうな。
今の日本よりまだこの時の同盟の方がマシかも。
こちらの方も第85集以来、お久しぶりのご投稿。
何かと反抗的なヤン提督を「査問会」の名目でをつるし上げる自由惑星同盟の政治家たち。だが帝国軍の襲来で彼らはヤンを解放せざるをえなくなり、なんとか事態を糊塗しようと見苦しい言い訳と口封じをしようとする…。ご投稿の文句はそういう政治家のひとりと対面した、ヤンの心中より。
こういう田中芳樹節は今でも嫌いじゃないんですが、初めて読んだときほど痛快に思えなくなっているのが、正直なところ。
学生時代、ある友人に「銀英伝」や「創竜伝」を薦めたことがあるんですが、読んだその人は面白かったとしながらも、ことさら政治家ををあげつらう部分については、「作者や登場人物は、諦めてるくせに文句言ってるだけ」とも。以来、私もこれらの作品に対する読み方が少々変わりました。
とはいえ怒りや批判精神を失わず、さりとてシニカルなだけにもならず…というのは、なかなか難しい。
HP :
「老人ぼけみたいな症状が出る風邪」「正確には“記憶遡行症状”」だとか。「ゴードン」といえば「アレ」ですね。(連続で元ネタ解説をして、未読の方の楽しみを奪うのも申し訳ないので、いちおうタイトルは伏せておきます)
どんどん幼児退行を進行させてゆくヒロインと、それに振り回される主人公の苦闘ぶり(笑)が楽しい一篇。
BGM:「Alright Charlie」斉藤和義
ヒロインの幼時退行なら、むしろ「ワイントラウブ症候群」と言いたいところですが。ヴァーリイやカジシンのオマージュがあるんだったら、ダン・シモンズがダメってことはないでしょうし。
…あるいは「藤島ハル症候群」?
HP :
初めて投稿いたします。りゅんといいます。いつも楽しく読ませていただいてます。今回投稿した文句は「究極超人あーる」よりR田中一郎の決め台詞です。「なぜロボットのお前がご飯食べるんだ?」との問いに答えた台詞がこれです。その後には「おなかすくと怒りっぽくなるじゃないか」「怒りっぽくなると胃が痛くなるじゃないか」「胃が痛くなるとおなか壊すじゃないか」「おなか壊すとご飯食べれなくなるじゃないか」ときて上の台詞につながる(記憶うろ覚えです、すみません)というループを完成させてます。当時この台詞を聞いたころ、よく私も真似(〜しないと〜じゃないか、という言い方)したものです。
言い方は真似できても、論理を(ズレつつも)ループさせるところまでは、なかなか真似できないですね〜。
オイラの根性で何ぼでも動くんじゃーーーっ!!!!
HP :
史上最強サイボーグキャットクロちゃんより。
防水加工も燃料もなく川に飛び込んだときのクロちゃんの台詞
あ、原作、TVともに第1話です。
科学者・剛にムリヤリ強力サイボーグに改造されてしまった黒猫の、ハチャメチャアクション作品。昔、「コミックボンボン」に連載されていたとのこと。
それにしても…こいつも回路にオイルが流れている手合いですか。
…(中略)…
「そうして人の生命を犠牲にしてまで はたした成長がたった一人エリー・ライナーのためなんだよ」
「その君の利己的なドラマが 僕には必要なんだ」
HP :
サンプル・キティ文庫化記念で。中略にした間のフェアリィとエリーダッシュとのやり取りがあまりにも悲痛です。
そしてこの時は余韻を持たせるためかなぁ、とだけ思っていたエリー・ダッシュの登場が、その後の大きな伏線であったとは…
などと考えていたら、「少女忍法帖」が出ていました。明智抄はやっぱり素っ頓狂な人でした。
第85集以来のご投稿(前も「サンプル・キティ」でしたか)、お久しぶりです。
しかしご投稿のセリフからは状況が読めなさすぎてコメントが…。うかつな予断の斜め上を行くような印象があります。
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