第226集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第228集を見る
「結婚線が分かれていると言っても、たいていはあいだで切れているものだけれどーあなたの場合は先がふたつに分かれているわね」
出典:
ダイアナ・ガバルドン「時の旅人クレア 1」(加藤洋子訳)
紹介 :山家 様
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駄弁者:
書斎にある武器それは何? 本だ!
出典:
ラッセル・T・デイビス脚本「ドクター・フー 第16話『女王と狼男』」(平田勝茂訳)
紹介 :土左衛門 様
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駄弁者:
あ 眼鏡が無くても見える
出典:
とよ田みのる「友達100人できるかな」
紹介 :陸ドム 様
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駄弁者:
本郷「極端に言えば、水の面に美しい物が映ったときその水の結晶は美しくなる。人間の体の60パーセントは水でできていることはご存じですか?美しい物を見ると人は元気になる。それはもしかしたら水の結晶そのものが物理的に変化しているからなのかもしれない」
出典:
石ノ森章太郎原作・長石多可男監督「仮面ライダーTHE FIRST」
紹介 :Y 様
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駄弁者:
ショッカー。
出典:
石ノ森章太郎原作・長石多可男監督「仮面ライダーTHE FIRST」
紹介 :Y 様
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駄弁者:
「アラシ隊員。『隊員の誓い・第四条』、自分で納得するまでなんべんでも繰り返せ」
出典:
山田正弘脚本・ 満田かずほ監督「ウルトラマン 第36話『撃つな!アラシ』」
紹介 :ゴジリスト中小路 様
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駄弁者:
弱いぞ!
出典:
マイケル・ベイ監督「トランスフォーマー:リベンジ」
紹介 :クロスケ 様
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駄弁者:
「しかしこれまでにいろいろ見てきたように……、世の中には考え方がいろいろある。誰もが納得する結論ってのはなかなか出ないものなんだよ」
出典:
あさりよしとお「HAL」
紹介 :るーしー 様
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駄弁者:
あの方はウェスタディア王国を語る時、いつも「この国の方々」とおっしゃる
出典:
小河正岳「ウェスタディアの双星」
紹介 :山家 様
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駄弁者:
アメリカは
出典:
魔夜峰央「パタリロ!227『東に下水西に永遠』」
紹介 :H・I・T 様
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駄弁者:
今度の脱出のアイディアは、引田天功さんに教わったんだ。ガラドー、お前のは本当のマジックじゃない!
出典:
小笠原猛監督・高久進脚本「超人機メタルダー 第24話『プリンセス天功VSガラドーの魔術合戦』」
紹介 :かんきち 様
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駄弁者:
「何ですか、その『ミステロイド』って…?」
出典:
丘美丈二郎原作・木村武脚本・本多猪四郎監督「地球防衛軍」
紹介 :ゴジリスト中小路 様
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駄弁者:
すばらしい…夢のようだ…新しい世界が来る…ユートピアが…
出典:
諸星大二郎「生物都市」
紹介 :冬寂堂 様
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駄弁者:
「ティラノサウルス号にはまだ何人も何人も乗っているんだ!」
出典:
諸星大二郎「ティラノサウルス号の生還」
紹介 :冬寂堂 様
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駄弁者:
僕たちは常に、誰かが勝ち取った平和を、譲ってもらっているんだ。例えそれが、一日限りの平和だったとしても、僕は、その価値に感謝する
出典:
XEBEC原作・冲方丁脚本「蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT」
紹介 :陸ドム 様
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駄弁者:
ハイ 地球に愛の存在ヲ立証するベク……
出典:
とよ田みのる「友達100人できるかな」
紹介 :カミタカ 様
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紹介 :陸ドム 様
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駄弁者:
あたしがいて、で、あたしでないあなたがいて、
出典:
新井素子「ひとめあなたに…」
紹介 :トオコ・モリエ 様
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駄弁者:
あなたがあたしと同じものじゃいけないのよ。
出典:
新井素子「ひとめあなたに…」
紹介 :トオコ・モリエ 様
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駄弁者:
私を倒して終わりと思うな! この宇宙に人類がある限り、絶対に犯罪は無くならない! 誰の中にも私と同じ欲望があるのだ!
出典:
東映制作「特捜戦隊デカレンジャー Episode.50『フォーエバー・デカレンジャー』」
紹介 :ヒリッポ 様
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駄弁者:
「この基地を作った日本の科学を信頼して下さい!」
出典:
藤川桂介脚本・飯島敏宏監督「ウルトラマン 第24話『海底科学基地』」
紹介 :ゴジリスト中小路 様
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駄弁者:
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…(中略)…
「ひょっとして、隠れて重婚なんてしていないでしょうね?」
HP :
この作品のヒロイン、クレアはWWIIの終結を機に従軍看護婦から復員し、MI6から歴史学教授に転職した夫フランクとのWWII勃発により新婚早々から始まった6年超しの別居生活を解消してのスコットランドへの旅行を楽しんでいました。そして、フランクの親戚の牧師館に立ち寄り、家政婦さんに占いをしてもらうのですが、家政婦さんに上記のように占われます。
この後、クレアは約200年前にタイムスリップし、そこでジェイミーと出会って、イングランド軍(なお、その指揮官がフランクの血族なのですが、拷問好きな変質者という救われない話)の追及を免れる必要から、スコットランド人になるために結婚するのですが、その予告ともいえる名文句です。この場合、フランクはまだ生まれていないので、重婚にはならないと思うのですが。
その後、クレアはジェイミーと協力して、ジャコバイトの乱に際して、スコットランド人を救い、歴史を変えようと奮戦するのですが、それはまだ先の話ということで。
タイムトラベルを道具立てに使ったロマンス作品。なんと既刊が6部作20巻におよぶ大シリーズです。
スコットランド史というと、日本ではいまいち馴染みが薄いですが(少なくとも、私はよく知りません)、このシリーズ自体はちょっと人気みたいですね。
>結婚線が分かれている
ハーレム系作品の主人公の手相なんか、どうなっているんだろう…。
世界最強の武器……、この部屋は最高の武器庫だ。武装しよう。
HP :
ビクトリア女王の時代にタイムスリップしたドクターとローズは、ビクトリア女王とともにサー・ロバートのトーチウッド館に向うが、そこで彼らは狼男と襲われる。
なんとか先代のサー・ロバートとビクトリア女王の亡父・アルバート公が研究したノートから対策を練るドクターたちだが……。狼男と戦うドクターたちだが、それがいずれドクターとローズの運命に大きく関わってこようとは彼らはまだ知る由もなかった。
最終回への伏線、スピンオフシリーズの「秘密情報部トーチウッド」にかかわる重要エピソードから。
最後の投稿として本関係のを……、と思いましたが本を武器と呼ばれると駄弁者さまにはちょっと問題があったでしょうか(汗)
いえいえ、武器という表現でもいいと思いますよ。未知や難題と切り結ぶための道具、という意味では。
人を傷つける「凶器」にしちゃいけませんけどね。
HP :
何の説明もなしにタイムスリップさせられた直行が、自分が小学生に戻っている事に気づくシーンです。
宇宙人からは気づくポイント間違えてない?なんてつっこまれたりしてますが。
しかし眼鏡かけてる人間には有るか無いかで結構違うんですよ。
あまりにも非日常な事態を実感するには、日常的な部分の変化がないとダメなのかも知れないですね〜。
その点では裸眼でちゃんと見えるというのは、確かに大変化です。気づくポイント間違えてません。
緑川「では、私たちの普段の生活も美しい物に満たされればそれだけ幸せになれる、という事ですね」
本郷「その通りです」
HP :
映画の冒頭、城南大学大学院の研究生である本郷猛が雑誌記者のインタビューに答えて自分達の研究内容を説明しているシーンより…って、何やってるんですか本郷さん。
もしこの世界の風見志郎も一号ライダーと二号ライダーに改造されていたらV3がとんでもないデザインになっていたのではないでしょうか。例えば体を液体化させて敵の攻撃を無力化するとか…あれ?そんなライダーが昔いなかったっけ?
なんかこのセリフだけ見ていると、そのうち本郷さんが「水からの伝言」を出版しそうで、何かビミョーな感じです。
社会を裏から操る秘密結社。
その先兵としてつくられた《改造人間》たちは、常人を超える能力を駆使して暗躍する。
彼らは、自らの感情と正体を隠さなければならない。
《仮面》をつけることによって――
HP :
初代仮面ライダーの内容に漫画版の設定なども加味してリメイクした映画より。
Wikipediaによると放映時には十分な数の劇場を確保できなかったようですが、それでもこのテロップと共に流れる「レッツゴー!!ライダーキック」に胸を躍らせた人は少なくないと思います。
途中で新しい主題歌に切り替わってしまいますが。
TVだとショッカーの改造人間は、あのいで立ちの方が正体で、それを隠して暗躍するために普通の人間に化けているという印象があったのですが……こちらの映画ではライダーと同じく、改造以前の人間としての正体があるんですね。
「はいっ!科学特捜隊員は、如何なる場合といえども命令を守り、命令に従って行動し、自分に与えられた責任を果たします!科学特捜隊員は、如何なる場合といえども命令を守り、命令に従って行動し、自分に与えられた責任を果たします!科学特捜隊員は……!」
HP :
アラシ隊員を主人公にした感動エピソードより。
変身怪獣ザラガスは攻撃されればされるほど強くなり、全身から強烈な閃光を放つ。怪獣への攻撃は一時中止し、一般市民の避難誘導に努めること……この命令に従い、逃げ遅れた小学生三人をハヤタ隊員が救出。その間、アラシ隊員は発煙筒を焚いてザラガスの注意を引き付けたが、これにザラガスが過剰反応し、閃光を放つ。そのせいでハヤタ隊員と子供たちが眼をやられた。カッとなったアラシ隊員はイデ隊員発明の新兵器「QXガン」を反射的に構える。一瞬、命令が脳裏をよぎったが、それでも発砲。しかしザラガスは倒れず、益々狂暴になってしまった。同僚や一般市民(しかも子供)を負傷させた上に命令違反まで犯したアラシ隊員は、無期謹慎処分を喰らった。申し訳ない気持ちに胸を詰まらせながら、アラシ隊員はハヤタ隊員を見舞う。すると、その同じ病室に例の子供たちが…。子供たちはアラシ隊員を恨みもせず、むしろ科特隊を信頼してくれている。心打たれたアラシ隊員はQXガンをジェットビートルに搭載し、謹慎処分を無視して出撃した。イデ隊員とフジ隊員が無線で制止するのも聞かず、アラシ隊員は突っ込んでいく。この通信をバッジ無線機で傍受していたハヤタ隊員はウルトラマンに変身し、間一髪でアラシ隊員を救出。ザラガスの角を折る。角を折られたザラガスは超能力を失い、QXガンとスペシゥム光線のダブル攻撃で絶命。事件は解決し、アラシ隊員の謹慎も解かれた。上記の台詞は、そのラストシーンでのムラマツ隊長とアラシ隊員のやりとり。眼にいっぱい涙を浮かべて「第四条」を繰り返すアラシ隊員の顔が実に印象的。あぁ、こうして隊員は成長していくんだなぁと…。胸熱くなる、珠玉の名篇です。
このエピソードは、私もかなり熱心に見たのを覚えています。攻撃を受けるたびにパワーアップするというザラガスの設定も良かったし、アラシ隊員の葛藤も子供心にドキドキさせられました。毒蝮三太夫の顔と名前を覚えたの、この話からじゃなかったかなあ…。
役立たずの!メタルの屑め!
ガラクタの、スクラップめ!この!
HP :
「リベンジ」DVD&BD発売記念に投稿します。
TFの戦いの行方を決める情報を頭に宿してしまった主人公サム、それを襲う復活したメガトロン。
オプティマスプライムはサムを守る為ディセプティコン達に一人立ち向かい、敵を蹴散らします。
最初に字幕版で観た時に投稿のセリフが出て、メガトロンたら劣勢なのに強気だなぁと思っていたのですが後日吹き替え版を観たら聞こえてきたのは玄田哲章さんの声。こんなセリフを吐いたのはオプティマスだったのです。
歴代コンボイといえば敵を全滅できるチャンスでも「銃を向けてこない相手を撃ってはならない」とか「敵をボロボロになるまで痛めつけるのはサイバトロンの流儀に反する」とか言っていたのですが…
最後の戦いでメガトロンの師、ザ・フォールンを倒す際にも「お前の顔を剥いでやる!」と叫び有言実行…
前作の最後でメガトロンを倒した際は「こうするしか無かったのだ友よ…」とか言ってたのですが二年間のディセプティコン残党狩りですっかり血気盛んになったご様子の司令官でした。(それとも地球人の影響?)
地球人の影響だったとしたら、もう少し味のある罵倒の仕方をマスターしてほしかったなあ…。
日本語だと悪態にしてもどうにも直截的でキャラに合わないような気がするんですが、原語だとそうでもないんでしょうか。
「大変だっ!! こんな足の裏では死んでしまう!!」
「これはもう死んでるっての!!」
「いーや、まだ生きてる。放置すれば治る。これ世界の定説」
「確かにいろいろありますね……、考え方……」
「科学とは……」
HP :
掲載当時の時事ネタで申し訳ありませんが、非常に笑えたので。
「死」とは何か? 単純に生物の生命活動の停止なら、なぜ「心停止」「脳死」等複数の基準があるのか? と博士に質問した助手の少女。
博士はいずれ全身の細胞が死滅する重要な補給器官の機能停止である「呼吸停止」「心停止」、人間が人間として活動するための脳の機能停止である「脳死」を例に挙げますが、多種多様な考え方があるために結論を出しづらいとまとめたところで今回の名文句に繋がります。
まずは某足の裏占いの人がミイラの足の裏を見て一言。
彼を叩き出したと思ったら、今度は某定説の人がミイラはまだ生きていると主張。
時事ネタは風化しやすいものですが、これはなかなか純粋なネタとして楽しめました。
死について誰もが納得する結論は出ないでしょうが、だからと言って誰も納得しない定説を受け入れていいわけでは…。
>掲載当時の時事ネタ
うーん、「某足の裏占い」はすでに記憶にありません。ライフスペース事件の方は思い出しましたが、すっかり忘却の彼方でしたねえ。やっぱり時事ネタは風化するものです(記憶力の減退説は却下)。
…(中略)…
頭ではなく心でわかっておいでなのだ。国の礎が、彼ら民衆であるということを。君主に求められる資質の中で、これほど尊いものはない
HP :
銀英伝を思わせるというプログも見かけましたが、私としてはスターウォーズ+三国志と思っているスペオペのラノベです。第1巻の序盤で、銀河の二大強国(帝国対共和国)に挟まれた緩衝地帯の小国の一つ、ウェスタディア王国の国王が事故死し、王太子も国の行く末を悲観して亡命、大臣や貴族の多くも亡命等を企てます。その状況で、外相が修道院に入って俗世を離れていた王女を、王国初の女王として即位させ、王国を守り抜こうとするのですが、王女をなぜ女王として即位させたかという理由を、外相は友人に上記のように語ります。
考えてみれば、君主に限らず、政治家に求められる資質で最も重要なのは、国家が国民によって成り立っている、ということを頭ではなく心で分かっていることではないか、と思うわけで。
なお、この作品は、現在、第6巻まで出ていて、帝国対共和国による銀河大戦間近、それに翻弄されつつも、第三の道を目指そうとする小国群の悲哀がにじみ出る状況になっています。
銀英伝風にしろSW+三国志にしろ(…というか、SW+三国志=銀英伝と言えなくもない)、私が好きそうなシチュエーションではあります。
>政治家に求められる資質で最も重要なのは…
それに次いで、頭と心でわかっているというそれを、どう実現できるかですね。あと、自分たちが国の礎であることをどう民衆に認識してもらうか、も。
脅迫には屈せんのじゃ!!
核ミサイルだと!上等やないか
やれるもんならやってみい!
売るほどある核の在庫を残らず
マリネラにぶちこんで跡形もないよーにしてやるけんのー!
HP :
この前は掲載ありがとうございます。
汚染された空気や水を浄化する力をもち、浄化する必要がない環境では生きることができない異星の知的生命体の集団。
失った母星にもっとも近い環境であるニューヨークの地下下水道で養殖したワニを食料にしてくらす彼らと偶然出会ったパタリロは彼らを『下水人』と名付け、友達になります。しばらくして下水道に住むワニ達を退治するという名目で、アメリカ政府が新型毒ガスの実験をニュ−ヨ−クの地下下水道で行うことを知ったパタリロは、実験を中止させるべくアメリカ大統領とのホットラインを開きます(下水人の力では最初から殺傷を目的とした毒ガスを無害化することはできないのです)が、大統領は全く聞き入れようとしません。言葉では説得できないと判断したパタリロは最後の外交カ−ド「核兵器による脅迫」を持ち出すのですが…それに対する返答が投稿の台詞。
当時は単に、普段からハチャメチャなパタリロよりさらに無茶苦茶な実在の国の元首という『ギャグ』にしかすぎなかった台詞でしたが、現在の目で読み直すとこれがギャグでもなんでもない『アメリカの本音』とわかるのでとても笑えません。
オバマさんはこんな人じゃありませんようにと願いつつも不安が隠せなくなるシーンでした。
下水人が母星で狩猟対象だったことにして、隠し撮りしたドキュメンタリー映画でも公開すれば味方になってくれますよ、きっと。
HP :
『超人機メタルダー』という作品は、前半におけるネロス帝国の個性豊かな軍団員たちが繰り広げるドラマが、大きなお友達の心を掴みましたが、視聴率には結びつかず、16話以降は、より低年齢向けに路線変更されました。この回は、放送当時は「なにこれ、むきー!」と思いましたが、今観ると結構楽しいですね。
仲間と二代目・引田天功のショーを見に来ていたメタルダー・剣流星。そこに現れて、引田天功に魔術合戦を挑んできたのは、ネロス帝国一の大魔術師を名乗るヨロイ軍団の爆闘士ガラドーでした。いつの間にか忍者から魔術師にクラスチェンジしていたようです。(161集・12話を参照)
仲間を人質に取られたメタルダーは、檻に入れられた上に鎖で縛られて、機甲軍団の砲撃を受けますが、戦闘マニュアルコンピューターで砲弾の飛来する速度と時間を計算して、0,05秒の速度で地中に潜って脱出。その直後にガラドーに言い放ったのが投稿の台詞です。お前のもマジックじゃないよ。
プリンセス・テンコーは、アメリカのアニメでは悪と戦うチームのリーダーにもなっているそうなので(Wikipedia参照)、日本の特撮ヒーローとの共闘は意外と合っているのかも。
「星の名前だよ。火星と土星の間に小さな星屑の群があるね。あれは元々は大きな一個の遊星だったというのが白石君の持論でね。彼はそれを『謎の星ミステロイド』と呼んでいるんだ」
HP :
これまでに何回か名文句&迷文句を紹介してきた東宝SF映画の中から、とっておきの迷文句を。
婚約者と別れ、東京を離れ、富士山麓の村で隠遁生活を決めた科学者白石亮一(演・平田昭彦)。彼から研究論文を預かった親友の渥美譲二(演・佐原健二)は、白石の恩師である安達博士(演・志村喬)にその論文を届けた。表題は『ミステロイドの研究』。上記の台詞は、その論文の表題を見た渥美と安達博士の会話である。「ミステロイド」は「ミステリー」と「アステロイド」の合成語だろうが、それ以前の問題として、大きな間違いが…!
白石君!木星はどこへ行ってしまったんだ?!……あ、そぉか。木星は小松御大が吹っ飛ばしたんだっけ(おあとがよろしいようで)。
「ミステロイド」という名前、惑星というより風変わりなアンドロイドか、さもなくば薬品名に思えてしまってしょうがないです。
>木星は小松御大が吹っ飛ばしたんだっけ
木星太陽化計画を実現できるぐらいの科学力があれば、ミステロイドも恐るるに足らずなんですが…。
HP :
もう一つ、諸星作品から投稿します。惑星イオから宇宙港に帰還した宇宙船に異変が起こっていた。宇宙船から乗組員が下りてこないのだ。外形の変化が認められたため、スタッフが乗り込んだが彼らもまた戻ってこない。一方、宇宙船の外側でも異変が起きていた。有機物と無機物が融合をはじめたのだ。次々と周囲のものと融合していく、人間たち、そして、真相を知るべく再度宇宙船に乗りこんだ宇宙港のスタッフが宇宙船そのものになってしまった宇宙船の船長から語られた真相とは?
投稿した台詞は、真相を知り、宇宙船と融合したスタッフの最後のつぶやきから。何ともグロテスクでありながら、どこか美しい世界が印象に残る作品でした。確かに新しい世界の到来には違いがないのですが、こんな世界にはいたくないですね。
作者自ら「出世作」とする作品。持っている「自選短編集 彼方より」に収録されていたので再読。
最初に読んだときグレッグ・ベアの「ブラッドミュージック」を連想したのを思い出しました(書かれたのは「生物都市」の方が先ですが)。
HP :
人類が宇宙に進出し始めた世界。星間パトロール隊は太陽系外から地球へと向かう宇宙船を発見します。
宇宙船の名前はティラノサウルス号。しかし地球側には一切の記録が存在せず、彼らの目的が分からなかったのです。政府側の調査員が必死に資料を探すうち、かつてパイオニア号に搭載されていたメッセージへ異星人からの返信と地球規模で発生した不妊現象が絡んでいることを発見します。政府の混乱を尻目に地球へと向かうティラノサウルス号。そんな中、火星にティラノサウルス号の乗組員の一人がやってきます。
投稿した台詞は、乗組員が火星で出会った入植者に言った言葉で、物語のラストで非常に重要な意味を帯びてきます。
(ネタバレ:メッセージに返信してきた異星人は、単細胞生物のように分裂して増える宇宙人で地球で子供が生まれなくなったとき、彼らの星を攻撃し、彼らを実験素材として人類も分裂で生殖する人体実験をしていた
実際そんな環境になったらなりふりかまわないんでしょうし、必死にもなるでしょうけれど……。なんとも後味の悪い話でした。
前集で掲載させていただいた「グレイベアド」とは、不妊現象つながりでしたか。
やっぱりどんな変容を受け入れなければならないとしても、生への執着は捨てきれないものなんでしょうか。
HP :
主人公達は全滅したが、トカゲの尻尾切り作戦自体は成功した。
しかし、その犠牲によってもたらされた平和はたった半年しか持たなかった。
彼らの戦いにはその程度の価値しかないのかと問う仲間に、答えた指揮官の台詞です。
譲ってもらった側としては、平和が1日しかなくても当然感謝するべきなんでしょうが…。譲った側としてはやっぱり文句を言いたくなるんじゃないかと思います。
友達ヲ100人作って頂きマス
期間ハこの時代で直行サンが小学校ヲ卒業するマデ
出来ナかったラ人類滅亡
HP :
ご無沙汰しておりました。二回目の投稿です。
ごく平凡な熱血小学校教諭、柏直行(36)の前に唐突に表れた奇妙な生物。彼は地球をわずか数分で制圧可能な異星人でした。異星人は直行に地球を存続させるための条件を出します。それが上記の台詞です。
曰く、彼らは規約により他種属の生息する地域には侵攻できない。そして彼らにとっての他種属の定義とは、相互間のコミュニケーションの発達した存在、すなわち「愛」を持つもののみである、ということ。試験会場は、直行の子供時代である1980年の東京下町に設定されたパラレルワールド。小学三年生の姿になった直行は、人類を救う為、友達作りに奔走することになるのでした…。
レトロ風な絵柄と相まって、独特な雰囲気のある漫画です。まだ物語は始まったばかりで、続きが楽しみな作品であります。
HP :
小学校教師の柏直行、もうすぐ子供が生まれる彼の前に突然現れた宇宙人。
地球侵攻にきたのだが、彼らのルールで他種族がいる惑星には侵攻できない。
他種族の定義が相互間のコミュニケーションが発達した=愛が存在する生物。
というわけで世界中の主要都市上空にUFOが浮かぶ中、地球を救うために愛の存在を立証すべく、直行は彼にとって有利な時代=小学校時代へとタイムスリップし、卒業までに友達を100人作る事になったのだった。
一方的におしかけてきて滅ぼそうとかいう相手に、愛やコミュニケーションを語って欲しくないというのが正直なところですが、異星人相手にいってもムダ?。
それにしても、どういう関係を築けば「友達をつくった」と認定されるのか、そもそも滅亡回避という動機で強制された友達作りを「愛」の判断基準にできるものなんでしょうか(その辺りは作品でも考えられているんでしょうけど)。
こういうシチュエーションなら100人目の「友達」はその異星人自身、となって明るい結末…というのが定番だと思いますが、さて。
追記:友達の認定については、作中でいろいろと細かな条件がちゃんと設定されているとのことです。また、異星人の友達認定は1番最初だったそうで(ご投稿のカミタカさんより。ありがとうございました)。
それではじめて何かおこったり――
あるいは何もおこんなかったりするんだわ
HP :
で、先の投稿の文句に続けて、圭子が言った言葉が、投稿の文句です。
ところで、この小説を初めて読んだとき、私は高校生でした。ですから、私は知らなかったのです。この言葉は確かに間違ってはいない。けれど、そうやって起こる「何か」が、必ずしも「ハッピー」なものとは限らない、ということを。
それでも、私は、「他者」が怖い人、「他者」に苦しめられている人、「自分は『他者』に苦しめられている」と思っている人に、この言葉を勧めたい、と思います。理由は、うーん、これも、「ご覧になってらっしゃる皆さんが、ご自身で考えて下さい」としか言いようがないなあ。ほんっっとに、人生に関わる大切なことは、「もう『自分で発見する以外ない』ということですね。原理だけは『こういうことだ』と言っといて、具体策は自分で。」(本多勝一「子供たちの復讐」より)なんですね。
あ、それから、先の投稿で挙げた新井素子の作品には、共通して、ある「人種」が登場します。ネタばれになりますので、子細には書きませんが、この投稿の文句を受け入れられない「人種」とだけ、申し上げておきます。
たいていは何か起こるより、何も起こんなかったりする方が多いんじゃないでしょうか(だから私のように何となくでも人生やっていける)。
あたしがいて――で、あたしと同じあなたがいて……
それじゃ、あたしがいるってだけのことじゃない
HP :
SFは、センス・オブ・ワンダーだ、ってことで。
前回の投稿が、ひどいものでしたので、頭を冷やす意味で、今回のテーマは「SF・男と女」。
二十歳の画学生・圭子は「ロマンティックな思いこみ」を持っていた。「自分は、一人の人間としては半分しかない存在。その『自分の残りの半分』の存在と、いつか自分は巡り会い、その人と恋に落ち、その人と合わさって、自分は、はじめて一人の人間になれる」と。圭子は、自分の恋人の朗こそ、「自分の半分」だと思っていた。しかし、不治の病に罹った朗は圭子を拒絶する。拒絶された圭子は、それでもなお、朗に会いに来た。人類滅亡の混乱の中を、ただ一人、歩いて。
投稿の文句は、凄まじい混乱の中を、やっと恋人のもとに辿り着いた圭子が、自分のかつての「信条」を思い返しつつ、それが「間違い」だったことを恋人に告げる場面から。えー、これ以上のコメントは、書きづらいです。何故かというとですね、あー、やっぱり、私自身の「日本語能力」では無理です。ので、皆さん、ご自身の人生と重ね合わせて、この投稿の文句を、ご自身で噛み締めて下さい。ほんとに「言葉とは噛み締めるもの」なんですね。あ、そうだ、今思いついたんですが、次に掲げる、新井素子の作品をご覧くださるのもいいかもしれません。これらの新井素子作品をお読み下さった後で、投稿の文句を、もう一度ご覧になったら、私が投稿の文句に抱いた感慨がお分かり下さるのではないか、と思います。
参考文献「ディアナ・ディア・ディアス」
「ハッピー・バースディ」
主人公の信条が「間違い」だったことに、全く同感です。他者抜きの「自分」なんて、一人の人間の半分もあるかな…?
私の感覚としては、以前めい文句にもだしたこんなところ。
HP :
最終回直前で死の商人であるエージェント・アブレラは大胆な宇宙警察壊滅計画を目論みましたが(動機は地球での累計損失額が100億ボーンを越えたこと、要するに地球で大損をさせられたことに対する報復)、デカレンジャー達の決死の活躍で失敗に終わりました。倒される前にアブレラが言ったセリフです。
「石川の浜の真砂は尽きるとも 世に盗人の種は尽きまじ」(石川五右衛門の辞世の句)にもあるように、現代でも犯罪の新たな手口(振り込め詐欺etc)が増えてきています。
彼の言うことにも一理あるのかなとちょっと思っちゃいました
一理どころか真理なんですが、そんな分かりきっていることを言われてもなあ。
「あんたについてはオシマイだから、当面はそれで十分」とでも返されたら、どうするんでしょうか。
HP :
将来的な海洋開発の為に建設された海底基地。そのオープン式典で、科学公団のヨシムラ総裁と一般市民ゲストの少女ジェニーを基地内へ案内することになったムラマツ隊長とホシノ少年。しかし、彼等四人が基地内を見学中、基地と地上の動力施設とを結ぶライフラインが何物かに破壊され、基地の電力は低下。潜水艇ドックの自動ハッチが開かなくなり、酸素の供給も止まってしまう。犯人は深海怪獣グビラだった訳だが、そのグビラの仕業で基地内に閉じ込められてしまったムラマツ隊長ら四人のうち、最初に痺れを切らしたヨシムラ総裁が、無謀にも既に浸水している区域のハッチを開けて出ようとした。その時、総裁を殴り倒して一喝したムラマツ隊長の言葉が上記の台詞。
後の第29話ではイデ隊員と共に地底に閉じ込めら、初めて弱音を吐いたムラマツ隊長だったが、本エピソードではかなり気丈な様子。閉じ込められた四人中二人が幼い少年少女とあっては、大人からして弱る訳にもいかず、必死だったのだろう。子供達のヒーローはウルトラマンだけではない。科学特捜隊もまた、地球の平和と人々の生命を守っているのだから。
海底基地のハッチを開けてって…科学への信頼以前に「血迷うな!」と言いたかったところじゃないかと。ご投稿の言葉は「錯乱したのではなく、日本の科学に対する信頼感が揺らいだのだ」として総裁をフォローする言葉ともとれます。
>藤川桂介脚本
そういえば、最近あまり名前を見ていないような?もう結構なお年のはずなので文筆業からは引退されたのでしょうか。
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