第247集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第249集を見る
ごめんね…僕ドラえもんじゃないのです…
出典:
野村亮馬「ベントラーベントラー」
紹介 :陸ドム 様
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駄弁者:
英雄は消費される。十年後か二十年後か、いつの日か次の価値観、正義が現れ君を打ち倒すだろう。そうならないためには早めに自分から英雄を廃業するか、あるいは
出典:
夏海公司「葉桜が来た夏 5」
紹介 :山家 様
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駄弁者:
必ず戻る、三年だ。約束する。
出典:
ニール・ブロムカンプ監督「第9地区」
紹介 :つかさ 様
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駄弁者:
長峰「ここで議論される巨大生物というのは?」
出典:
金子修介監督「ガメラ3・イリス覚醒」
紹介 :土左衛門 様
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駄弁者:
「いいですか、浜田さん。よく聞いて下さい。タイムマシンは永遠に発明されません。何故なら、何故なら『私はタイムマシンに乗って未来からやって来た』という人間が、この世に全く存在しないからです!」
出典:
日本テレビ制作「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」
紹介 :ゴジリスト中小路 様
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駄弁者:
「おまえはいまの瞬間を生きている。過去を知っているが、未来を見ようとしない。…(中略)…おまえらの怠惰のせいで、おまえらの貪欲さのせいでなにが起きるのか。おまえらにはわかっていない」
出典:
ダイアナ・ガバルドン「妖精の丘にふたたび III」(加藤洋子訳)
紹介 :山家 様
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駄弁者:
「いるのですよ、アシモの後ろには
出典:
大和田秀樹「ムダヅモ無き改革 第5巻第38話『勃発!“神々の黄昏”大戦28』」
紹介 :TOM 様
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駄弁者:
邪眼「グァァ…これで…闇がなくなると思うなよ…」
出典:
バンプレスト製作「仮面ライダー 正義の系譜」
紹介 :ザタンゴールド 様
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駄弁者:
「ご安心下さいドロンジョ様。このクラスのメカでは、最高にお金をかけてますからねぇ……ほんじゃ、まぁいってみるか!今週のぉ、脱線転覆作戦ん〜、開始ぃ!」
出典:
タツノコプロ制作「ヤッターマン」
紹介 :ゴジリスト中小路 様
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駄弁者:
「……じゃあ、未来で地球が宇宙連合に消された理由って」
出典:
逢空万太「這いよれ!ニャル子さん 3」
紹介 :山家 様
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駄弁者:
「お父さんは?」
出典:
ツナミノユウ「シュメール星人」
紹介 :陸ドム 様
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駄弁者:
なぜなら、私たちの意志とは、脳に宿るものではないし、ましてやエミュレートされた肉体に宿るものでもないからさ。脳のやっていることは、肉体じゅうの感覚器官から送られてきた刺激を高度に再調整し、記録に残すことだ。
出典:
山口優「シンギュラリティ・コンクェスト 女神の誓約」
紹介 :N 様
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駄弁者:
レオン:メルは宇宙勝ち栗が好きだった……供えておいてやろう。
出典:
小太刀右京「異界戦記カオスフレア Second Chapter リプレイ『世界の卵』」
紹介 :ギムレット 様
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駄弁者:
「バイストンウェルの物語をおぼえている者は幸福である。我々は、その記憶をしるされてこの地上に生まれ出たにもかかわらず、思い出すことの出来ない性(さが)を持たされているから。故に、ミ・フェラリオの語る、次の物語を伝えよう……」
出典:
サンライズ制作『聖戦士ダンバイン』オープニングナレーション
紹介 :ゴジリスト中小路 様
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駄弁者:
生理中なの
出典:
士郎正宗原作・神山健治監督「攻殻機動隊S.A.C 2ndGIG 第5話『動機ある者たち INDUCTANCE』」
紹介 :トオコ・モリエ 様
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駄弁者:
名誉ある降伏というのは、名誉のなんたるかをわきまえている敵に対してのみ認められるものでしょう。犯し、殺し、奪うために雇われた悪党のどこに名誉があるとおっしゃいますか?
出典:
ディヴィッド・ウェーバー「オペレーション・アーク 3」(矢口悟訳)
紹介 :山家 様
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駄弁者:
アングロサクソン風の名前って、ちょっとつまんないんですよ(笑)
出典:
田中芳樹「銀河英雄伝説 田中芳樹インタビュー」 『銀河英雄伝説1 黎明編』(文庫版)に収録
紹介 :水谷秋夫 様
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駄弁者:
俺はもう活動家として限界だ。ずっと前から疑問が頭から離れない。
出典:
相田裕「GUNSLINGERGIRL 3巻」
紹介 :タカ 様
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駄弁者:
バビロニアの伝説が生んだ永遠の人、ギルガメッシュと同じように、トレントは待つ。千年の歳月を、愛を知らず、友もなく、ただ一人待つ。人間にあらず、機械にあらず、ただ神の使いのように、人類を守り、解放する時が来るまで、トレントは待つ。
出典:
ハーラン・エリスン脚本・バイロン・ハスキン演出「アウター・リミッツ 第37話『ガラスの手を持つ男』」
紹介 :土左衛門 様
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駄弁者:
「船を取り換えるのだ!」船長がどなった。
出典:
マレイ・ラインスター「最初の接触」(伊藤典夫訳) 『宇宙震』に収録 『世界SF全集 32』にも収録
紹介 :TWR 様
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駄弁者:
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HP :
主人公澄子はある日、外星人の設置したトラップに引っかかってしまう。
それは、徹底的な非暴力主義の外星人が作り上げた、相手を捕らえて光速の9割のスピードで宇宙を飛ぶ時間機雷。
何らかの超技術で生命は無事なものの、彼女が帰ってくるのは地球時間で700年後。
地球に残ってたクタムさん(の一部)との会話で自分の境遇を知った澄子は、外星人ならタイムマシンぐらいあるだろうと聞きますが、それは地球から遥か400万光年の彼方。
さらに使用には莫大なエネルギーと質量の消費があるとかで、澄子一人のために使わせてはくれないだろうと。
そこで今回の台詞です。
今まで色々手助けしてきたクタムさんだから、今回も何とかなるだろうと思っていたらこうきたのが意外でした。
タイムマシンなんてない…というより、あるけど使えるレベルじゃないという方が、かえって失望感をかきたてそうですね。
HP :
何とか戦争を防いだ主人公に、今の君は英雄だ、と言った後に敵の黒幕が投げかけた科白です。あるいは、の発言の直後に敵の黒幕は自決しました。
確かに英雄という存在は消費されていくものです。昨今では、世界に英雄として祭り上げられた後、十年どころか次の日には世界によって英雄は消費されてしまっている気がします。そこまでして、英雄という存在は世界には必要なものだろうか、と思うと共に、祭り上げられた英雄と言うのは自分から見れば極めて不幸な存在で、速やかに自分から廃業すべきものなのではないか、とも思ってしまいました。
自分からは廃業できないものだからこそ英雄と呼ばれるんじゃないかと。
仁木稔『ミカイールの階梯』というSFを少し前に読んだのですが、そのラストで「悪役」を担った人物が「英雄」の役割を果たす若者に言い遺したのは、悪役や悪の犠牲者の存在に意義を与えることこそが英雄の存在意義だということでした。つまりは物語として消費されつくすことが、英雄の条件だということになります。
HP :
20年前、エイリアンを乗せヨハネスブルグ上空に漂着した宇宙船。政府はエイリアンを隔離した「第9地区」を設置。だが現地住民との衝突や抗争は激化、急遽新たな隔離施設「第10地区」を設置。
政府のお役人ヴィカスは、調査を兼ね第9地区へエイリアンの移転通告に赴くが、ある小屋で謎の液体を浴びてしまう。
やがて彼の左手はエイリアンのように変質し、このままでは完全なエイリアンと化してしまう。
彼を追う政府軍、そして第9地区に縄張りをもつマフィア。いつしか彼はエイリアンの科学者(?)クリストファー(多分偽名)と共に宇宙船の再起動に乗り出す。彼の本星に帰れば、ヴィカスの身体は治るというのだ。
だが、本星までは地球時間でおよそ三年。
ヴィカスは激しく落胆し、一時は決別してしまうが、政府軍に見つかったクリストファーを救う為、単身闘う。
クリストファーは去り際に約束を残した。
「必ず戻る、三年だ。約束する」
腐れ縁から友人に。
20年間動くことのなかった船が、今動きだした。
喜劇色の強い作品なのかと思っていたら、舞台が南アでエイリアンの隔離政策とくれば、悪名高いアパルトヘイトを連想せざるを得ないですね。
アカデミー賞ノミネートもその辺りのメッセージ性が理由の一端でしょうか。
斎藤「特定はしていない。なぜこうも立て続けにこの日本が怪獣に襲われるのか、抜本的な解決策は存在するのか。そういうことを話し合う場です。私、省内ではすっかり怪獣の専門家になってしまいましてね」
HP :
金子修介監督のガメラ3部作の最終作。第1作でガメラとギャオスの死闘に関わった鳥類学者の長峰真弓(中山忍)は、政府の審議会で斎藤審議官(本田博太郎)と再会する。一見真面目に説明しているようで、この人にとって大事なのは日本の危機よりも最後のセリフをいいながら長峰さんにすり寄ろうとしているところのような。
本田さんの絵に描いたような小役人演技が最高でした。
ご投稿時は考えもしませんでしたが、今となってみるとこの言葉、どこぞの首相の「僕はものすごく原子力に詳しい」を連想してしまいます。小役人演技のセリフかー。やれやれ。
HP :
年末のスピンオフ企画『絶対に笑ってはいけない』シリーズも楽しい、ダウンタウンの深夜番組より。
上記の文句は、まだあまり世間に知られていなかった初期の頃の立ちトークで、松ちゃんが浜ちゃんに言い放った屁理屈である。私はこれを聞いた時、一瞬納得しそうになったが、冷静に考えるとやはり単なる屁理屈だということに気付く。私は松ちゃんに言い返したい。
「いいですか、松本さん。タイムマシンはいつか必ず発明されます。いや、もう発明されているかも知れない。しかし、それは我々には永遠に判らないことなんです。何故なら、何故なら未来人は、自分が未来人であることをひた隠しにしてこの世に潜伏しているに違いないからです!」
えっと、未来人が潜伏している可能性は、タイムマシンが「必ず」発明される理由にはならないのでは…?同じ屁理屈なら、この場合松ちゃんの方が分があるように思えます。
HP :
アウトランダーシリーズは名文句が多いのですが、その背景を説明しだすと長くなることが多く、どこまで説明すべきかいつも悩みます。余り省略するとどこが名文句なのかわからなくなることが多いですし。
ヒロインのクレアは、夫達と共にモホーク族の村を訪ねるのですが、そこにかつてタイムトラベラーがいたことを知ります。彼はモホーク族の遥かな末裔らしく、歴史を変えてモホーク族をはじめとするインディアン達が未来の米国により滅ぼされることを防ごうとしました。しかし、彼の行動は当時のモホーク族たちに理解されず、惨殺されてしまいます。惨殺される前の彼の言動を、クレアはモホーク族の女性から聞かされるのですが、その際の一節です。
本当に未来からの視点からしてみれば、あの時に行動していれば、ということが多々あり、彼も善意から行動したのです。その時になぜ行動しなかった、と怠惰と貪欲さから行動を誤った、と思われても仕方ありません。でも、その時にはそれが最善と思って行動しており、モホーク族も将来まさか未知の国、米国に滅ぼされるとは思いもよらなかったのです。後知恵というのは難しいとつくづく思います。
こう言ったモホークのタイムトラベラーにしても未来を推察して行動したのではなく、彼にとっての過去に起こったことを知っていたからこそ、滅びを避けようとしたのですからね…。確かに、誰も見ていない未来を理由に物事を成そうというのは難しいです。
無数の名も無き人々が。
彼はそれを信じて戦っているのです」
HP :
その類稀な麻雀力をもって、日本の国益を守ってきた小泉ジュンイチロー。
そこに、突如として地球侵攻を開始した、アドルフ・ヒトラー率いる月面の第四帝国!
迎え撃つは、小泉ジュンイチローを始めとする地球連合軍!! 彼は多くの尊い犠牲を払いつつ、ついに単身で月面に向い、最終決戦に挑む。
そのおひき(パートナー)は、日本が世界に誇る二足歩行ロボット、アシモ!!
果たして、ニュートリノをも生身で感じ取れるまでに進化した魔人・ヒトラーを相手に、小泉ジュンイチローは地球の未来を守る事が出来るのか!?
…以上、ストーリー解説ですが…な、何を言ってるのかわからねぇと思うが…(以下略w)
さて、そんなわけで地球の運命を賭けた麻雀対決、まずはアシモのイカサマ技が二連続で炸裂し、地球側に先制点が入ります。
それを見ていた“月の子”イゾルデちゃんが、ある疑問を抱きます。
「絶対に勝たねばならない勝負ではイカサマを使ってでも勝つのは普通。でも、その時は自分の手で最も成功率の高い技を使うもの…にもかかわらず、人ですらない機械任せなのに、あの余裕はなに…?」
その疑問にガーデルマンが答えたのが投稿のセリフです。小泉ジュンイチローは、月面に独りではない! 彼を支える人々の声援が、彼の心には届いているのだ!!
…というわけで、一人のヒーローを支える無数の人々の声援という構図は、燃えます!!
主人公が鳩山ユキオや菅ナオトじゃ、こうはいかないよな〜〜w
必殺技「技術立国ニッポン!」がイカサマ技だから、技術の粋を集めたアシモもイカサマ技を使ってしまうんだなあ…。なんか複雑。
>主人公が鳩山ユキオや菅ナオトじゃ
キャラ立ちする首相というのも、日本じゃどうかと思うんですけどね。
1号「闇が人類を覆うとき…」
V3「光もまた輝く…」
BLACK「この世に悪のある限り…」
アギト「正義の系譜に終わりは無いんだ!」
HP :
5万年前に暗黒結社ゴルゴムの創世王の座を争い、敗れてしまった世紀王。ショッカーは偶然彼の遺物を発掘し、その調査を結城丈二(ライダーマン)の恩師、田所博士に命じた。博士は自身の夢である「究極の生命体の創造」に遺物が利用できると考え、ショッカー壊滅後も調査を続けていた。そして、アギトの時代にアンノウンの力に反応して世紀王は復活。特殊な装置で1973年、1974年、1989年、2004年の博士の脳波をつなぐことで特殊な時間軸を持つ空間を作りあげ、博士が創造した生物に憑衣することで肉体も手に入れた。彼の目的は1989年のブラックサンとシャドームーンからキングストーンを奪い、今度こそ世紀王となること。彼が憑衣した生物は目が一つしかなかったため、ライダー達によって「邪眼」と呼称されるようになる。
悪の気配を察知して邪眼が潜む発電所にやってきた各時代のライダー達は、邪眼に操られる再生ショッカー、ゲルショッカー怪人と戦う中で邪眼の存在を知る。ライダーマンの協力と、自意識を取り戻した博士の犠牲によって1989年にタイムトラベルした1号、V3、アギト。BLACKも含めた4人のライダーに邪眼は敗れ、投稿した台詞を発する。その言葉にライダー達は力強い言葉で返すのだった。
>5万年前に暗黒結社ゴルゴムの創世王の座を争い
そんな昔から活動していたのだったら、何か事件がおこる度に「ゴルゴムの仕業だ!」と言われても仕方なかったのかな。
HP :
131集の「ポチッとな」を読んでいて思い出した台詞。
メカ戦のクライマックス、いよいよゾロメカを繰り出すか、または必殺超兵器をぶちかますかという時に、ほぼ必ずボヤッキーが言う台詞である。この直後に「ポチッとな」という名文句と共に始動ボタンを押す。そして必ず負ける。
それにしても、メカ1台製作するのにいくら金をかけてるんだろうか?今の時代なら、大金をつぎこむよりも前回やられたメカのパーツを再利用してコストを抑えるほうが、むしろ上司には喜ばれるような気がする。
当時としてはエコとか省エネを意識して作ったメカは喜ばれなかったんですよ、きっと。
それに節約の成果を「天才だねえ」とほめるドロンジョ様はあまり見たくないです(笑)
「……地球の娯楽が宇宙児ポ法に抵触どころか真っ向から違反したからでしょうね」
「うむ、だいたいあってる」
HP :
遥かな未来に地球が宇宙連合により消滅させられることを知った主人公達は、その理由を探り、それが判明するのですが、それは上記の理由でした。地球が宇宙連合により消滅させられるのは、地球の娯楽が、略称宇宙児ポ法、「宇宙児童買春、児童ポルノ処罰法」に違反するためとは思いもよらない理由でした。かつて、作品中で地球が消滅させられる理由としてはいろいろな理由が語られてきましたが、私の知る限りでは、地球の娯楽のために地球が消滅させられる、というのはありません。地球の娯楽は、宇宙にとってそれほど罪深いものとは思いませんでした。
もっとも、実は更にその裏があることがこの後で判明するのですが、それはネタばれになるので割愛します。それにしても、児ポ法がSFのネタになるとは思いませんでした。
非実在異星人の差別や虐待などは常習犯ですからね…。
>児ポ法がSFのネタになるとは
批判する作品だったら、山本弘氏あたりが書いてないかな?
「ヒーロータイムよ」
HP :
無事家族と暮らすことができるようになったシュメール星人。
しかし彼のおせっかい癖は変わらず、家族を放っといて困ってる人を助けに。
この奥さんの解ってる感じが良いですね。
出典は2度目の登場(前はこちら)。
子どもの「スーパーヒーロータイム」は日曜朝ですが、お父さんの「ヒーロータイム」は、お呼びがかかれば随時。大変だ(笑)。
HP :
第11回日本SF新人賞受賞作品より。本作は、人工知能が人類の知能を超える「技術的特異点」をテーマとしています。
AUVRと呼ばれる時空異常現象により、宇宙が紫に染まった近未来。人類はその宇宙の謎を解明するため、敢えて人を超える知性を創り出しました。一つは、人工知能MESSIAH(メサイア)。そしてもう一つが、人工精神AMATERAS(通称:天夢)。メサイアがこれまでのコンピュータの延長線上の単なる人工知能であるのに対して、天夢は人と同じ形を持ち、感情を持ち、人と触れ合うことをコンセプトに開発されました。この二つの人工知能(精神)を軸に物語は進んでいくのですが、引用した名文句は、物語の終盤、人工知能学者、レメンゲサウ博士が語った台詞です。実際の本では、「私たちの意志とは、脳に宿るものではない」という部分にわざわざ傍点が打ってあります。
この本の引用文献に示された最新の研究などによると、我々の意志や意識というのは、従来考えられていたよりも遙かに従属的なものであり、自動的に動いている肉体の重要な部分だけをトレースして記録に残すだけのもののようです。そうした考えを取り入れ、技術的特異点に絡めて論じるのは非常に興味深い、と思いました。
>我々の意志や意識というのは、従来考えられていたよりも〜
「リベットの実験」ですね。人間が指を動かそうと意識するより前に、脳はすでにその準備動作に入っていて、実は意志は動作を後付けで追認しているにすぎないという(正確ではないかも知れませんが)。
しかし、脳細胞のネットワークが無意識に人間を動作させているのだとしても、意志が私たちが思い込んでいるほど大きな役割をはたしていないのだとしても、やっぱり主役が脳であることは変わらないんじゃないかと思います。
GM:宇宙つけんな!(笑)
レオン:つけますよ宇宙。当然パ二ールティカ・マサラも宇宙チーズと宇宙野菜を宇宙炭火で炒めてコズミックカレー粉をまぶした料理ですよ。SFですから。
GM:SFバカにすんな(笑)。
HP :
三千世界という多元宇宙の始祖である大地『オリジン』を舞台にしたクロスオーバー・ファンタジーTRPGです。
簡単に言うとカオスフレアという勇者が世界を滅ぼすダクスフレアと戦うTRPGなんですが、その肉付けがパロ・オマージュのオンパレードで名前道理カオスになる事請け合いのゲームから投稿です。
迷文句は、クライマックス直前、ミドルの食事シーンでのGM(小太刀右京)とPC2:レオン(重信康)の掛け合いです。
食事でPC4:メル(レオンの妹で幽霊、PC内でレオンにのみ見えない設定)が勝ち栗を食べると言ったのに対して設定上、供えようと行動したのですが名前に宇宙をつけてしまいます。
これで一瞬自分は同意しそうになったのが悲しいです。
ちなみにレオンのプレイヤーは星系等のネーミングに俺ルールがあるらしく、後で原稿をチェックするほどSFにこだわりがあるそうです。
コズミックカレー粉にちょっと惹かれてしまった私って一体。
「宇宙」をつけるのはなくても、「火星」や「○○(どこかの植民星の名)」はあったりしますから…。
HP :
同時代のサンライズ作品『機動戦士ガンダム』や『伝説巨神イデオン』に比べるといまいちマイナーな作品より。
毎回このナレーションと共に始まるのだが、ロボットアニメというよりむしろファンタジー的なノリである。事実、本作品は従来のロボットものにファンタジー的要素を加えた、当時のサンライズとしては冒険的な作品だった。
「バイストンウェル」とは何か? 人々の中にある「思い出せない記憶」とは? そして「ミ・フェラリオの語る物語」の意味は……全ては最終回のオチにつながる伏線であることを示唆するこのナレーション、けっこう名文句だと思うんですけど……。
ゴジリストさんの特撮以外のご投稿は、何か新鮮です(笑)。
放映がもう何年か後だったら、ファンタジー世界が舞台の話でももうちょっと受容されたんでしょうか。放映されていた1983年って、まだドラクエところか、ウィザードリィやD&Dも日本に入ってなかったんですね。
HP :
SFは、センス・オブ・ワンダーだ、ってことで。
「決め台詞」続き。今回は「攻殻機動隊」から。この作品の主人公(ヒロインとは言いたくない。そんな可愛気のあるキャラじゃない)である公安九課の「鬼」の現場リーダー、通称「少佐」こと草薙素子の決め台詞。同僚から「お前様子が変だぞ。」と問われた際の彼女の決め台詞です。なお、この台詞は原作、劇場版、TV版ともに共通してある台詞なのですが、それぞれ(同僚の質問も含めて)微妙に細かい部分が違うので、私個人の趣味でTV版第二期から引用しました。(女の身には、これが一番しっくりきた。)に、しても。
この決め台詞、女にしか使えない「めい文句」ですなぁ。たとえこの台詞を言った「女性」が脳と一部の神経組織以外、金属製の「肉体」の持ち主だったとしても…。しかも性格が「可愛い女」と言えるような人物ならともかく、この草薙って「女性」はねぇ…。
なんてことを言うとフェミニストの方々に叱られるかな、「『可愛い女』だけが『女性のあるべき姿』じゃない!」って。ええ、そのとおりですとも。(第一「可愛い女」じゃ今時「一人前の仕事」は務まらない)だから「メスゴリラ」「マッチョ?少佐が言うなよ」などと陰口を叩かれるような女性だろうと、こういう台詞を言ったって別にかまいませんよ、「女」なんだから。(そこのあなた、「『完全義体』に子宮や卵巣があるのか?子宮がなければ『生理』などないぞ。」とつっこまないの。彼女も「女」なんだから、「女っぽい」こと言ってもいいでしょ。)
最後に。「ジェンダーフリー」という言葉が世に出で随分たちましたが、こういう「肉体的な性差」による「暗くて深い谷」は越えることができるのでしょうか?
男の側からは反論不可のまさに「決め台詞」ですね。
>『完全義体』に子宮や卵巣があるのか?
器官はなくても、残っている脳や神経組織の機能やバランス(脳下垂体が残っているならホルモン関係とか)を保つため、擬似的にそういうサイクルが必要…などという設定もできるかと。
HP :
チャリス王国を攻めたタロット、ドォラー両王国。その連合艦隊はチャリスの誇る新型帆船艦隊に叩きのめされ、降伏を申し出るのですが、それに対するチャリス王国王太子の返答の一節です。
一瞬、王太子の返答もごもっとも、と思ったのですが、よく考えると、この王太子の論理からすれば、戦争に際して軍人には名誉ある降伏は決して認められなくなるのではないでしょうか。何故なら、敵国の軍人は、自国の民を殺す悪党といえ、名誉が認められないからです。名誉ある降伏が敵国の軍人には認められない以上、この世界の戦争は凄愴極まりないものになりかねない、と思いました。
>戦争に際して軍人には名誉ある降伏は決して認められなくなる〜
これについては、非戦闘員を虐殺した者について「名誉ある降伏」を認めない、ということと解釈すればいいんじゃないかと。
ただ、相手の降伏を認めず皆殺しにしてしまえば、その人自身の名誉は地に堕ちるでしょうね。
HP :http://oikose.at.webry.info/
田中芳樹が帝国軍人の名前をドイツ人風にした理由の中で述べていました。帝国でドイツというとナチスを思い浮かべていましたが、これを読んで、ああなるほどと思いました。
例えばウォルフガング・ミッターマイヤーがジョン・スミスだったらどうでしょう。
「遅いじゃないか、スミス…」
…(中略)…
「疾風ジョンなどという、たいそうなあだ名に恥ずかしいだろう…」
こんな銀英伝は嫌だ……。
ドイツ語名って、何でも妙にカッコいいですから(「クーゲルシュライバー!」なんか結構有名)。
帝国ができた初期の頃に「臣民はドイツ風に創氏改名すべし」って勅令がでたんだろうな、などと考えるとそれはそれで嫌な銀英伝になりそうです(あるいは、貴族だけの義務だったのが、一般人も真似するようになったというのもありかも)。
人をどうこうしてまでやる価値のあることなのかってな。
昔はそんなこと露にも思わなかったのにな。
HP :
主人公達が護衛する実業家の女性を、ニノと呼ばれる人間が率いたテロリスト達が誘拐する計画をたてます。このニノは昔は仲間からも恐れられる過激な爆弾テロ犯でしたが、現在は「人を殺すのに煙草と酒を贈る男」呼ばれるほど穏健な誘拐専門の人物になってしまいました。仲間内からも蔑まれていましたが、そんな自分を評して言ったのがこの言葉です。ちなみに主人公達が守る実業家の女性も似たような台詞を言っています。
どういう理由でこうなったかは明かされませんが、テロに限らず何らかの社会運動というのはこの疑問が頭をよぎったら終わりなのかなと考えたりします。
疑問をもったうえで「それでもやはりやらねばならない」と思うことができれば本物(あるいは手遅れ)ということなのかも知れません。
人を殺してまでやらねばならないことなど、そう多くはないのでしょうが…。
HP :
10日前からの記憶がない男・トレント(ロバート・カルプ)。彼はガラスと電子回路で出来た彼の義手のアドバイスで、謎の敵との孤独な戦いを続けていた。1、敵は金のペンダントをしており、それを取れば消える。2、敵を送り込んでくるタイム・ミラーを破壊すること。3、とにかく生き抜き、死なないこと。4、義手の欠けた指を敵から奪ってそろえれば、さらに有益な情報が与えられる……。敵は未来の地球を侵略した宇宙人であり、彼らが封鎖したビルの中でたまたま残業して閉じ込められた女性・コンシェロと苦闘するトレントだが、最後に明かされたのは想像を絶する過酷な運命だった(以下カッコ内ネタばれ反転願います:侵略された未来の人類は敵を倒すために放射能をまきちらし、その間トレントの体内のテープ(笑)に電子情報として姿を隠し、放射能が消えた後再生する作戦をとったのです。実はトレントはそのために作られたロボットで、人類を復活させる時点まで一人で数千年生きていかなければならないのです)。心を通わせ始めていたコンシェロも去り、トレントを待っていたのは想像を絶する孤独の旅路。今回の名セリフはそのエンディングナレーションで、若山弦蔵さんの名調子が耳に残って離れない名作です。
何だかBoichi「HOTEL」の人間版みたいです。ハーラン・エリスンはこちらでも「スタートレック」でもいいシナリオ書いて
ますね。
「船を取り換えて、帰還するのだ!」
HP :
地球から派遣された超光速宇宙探査船ランヴァボン。
かに星雲に接近した彼らは、人類未踏の星域で異星の宇宙船と接触する。
彼らの真意は何か?友好なのか?敵対なのか?
もし敵対なら破壊するべきか?逃げるべきか?
逃げたとして、逃げ切れるのか?
母星の方向を隠すためには、現場ですべての決断が行われなければならない。
疑心暗鬼のまま、双方で情報のやり取りが行われ、ついに船長は決断する。
ファーストコンタクトものの嚆矢とよばれるラインスタ−の古典から。
非常に素朴な味わいの作品です。
お互いの機密を交換するというのは、確かにうまい考えのように感じられます。
(双方とも同レベルの技術を持つという設定です。)ご都合主義といえばそうですが、それをいったらどんな小説もご都合主義です。それにしてもジョークまで同レベルというのは、ジョーク抜きで生きられないアメリカ人のさがでしょうか。
解決に至るまでのじりじりとした様子が良かったです。解決策は…外国製の船に乗るのだって違和感があるだろうに、それは大丈夫なのか?
それ以上に、ユーモアのセンスでコミュニケーションがとれるというのは、相当相互理解が進まないと無理じゃないかと思うのですが(日本人より異星人の方が可能性があるとか言わないだろうな)。
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