第246集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第248集を見る
「ゴジラを殺すことばかり考えてなぜ物理衛生学の立場から考えて研究しようとしないのだ このまたとない機会を…」
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田中友幸製作・本多猪四郎監督・香山滋原作「ゴジラ(1954年版)」
紹介 :冬寂堂 様
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駄弁者:
俺がお前を仲間にしたのは、お前が可愛かったからだ!!
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東映制作「轟轟戦隊ボウケンジャー Task14『蘇る過去』」
紹介 :ザタンゴールド 様
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駄弁者:
「わたしが言いたいのは、自分だったら、行っているだろうということだ。きみは行かないかね?わたしなら行く」
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ダイアナ・ガバルドン「妖精の丘にふたたび II」(加藤洋子訳)
紹介 :山家 様
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約束して。
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石ノ森章太郎原作・:田崎竜太監督・井上利樹脚本「劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」
紹介 :Y 様
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往生せぇやぁ〜っ!
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ヘッドギア原作・押井守監督「機動警察パトレイバー the Movie」
紹介 :トオコ・モリエ 様
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“You gotta do what you gotta do”
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Matt Groening「Futurama」
紹介 :池上啓介 様
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「ガメラ、ありがとう!さようならぁ!」
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高橋二三ほか脚本・湯浅憲明監督「大怪獣空中戦・ガメラ対ギャオス」以後の昭和ガメラシリーズ
紹介 :ゴジリスト中小路 様
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駄弁者:
R-GRAY戦闘報告 August 8,2219 AM 0:13
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タイトー製作「レイストーム」(RAY-RAY CD-ROM内の「和訳」より抜粋)
紹介 :アーサー・エリス 様
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兄より優れた妹なぞ存在しねえ!
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逢空万太「這いよれ!ニャル子さん2」
紹介 :山家 様
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作戦開始までしばらくお待ちください。
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SEGA製作「BORDER BREAK(ボーダーブレイク エアバースト)」
紹介 :クライン 様
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わたしはおまえに触れたいと思う
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水樹和佳子「イティハーサ」
紹介 :トオコ・モリエ 様
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イサム「あっ!」
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藤川佳介脚本・飯島敏宏監督「ウルトラマン 第17話『無限へのパスポート』」
紹介 :ゴジリスト中小路 様
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ディケイドが全ての世界を滅ぼす!
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東映制作「仮面ライダーディケイド 最終回『世界の破壊者』」
紹介 :ザタンゴールド 様
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口の中から炎が出てるんじゃなく、微妙に口もとからズレて、炎が出ている!
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島本和彦「アオイホノオ」
紹介 :唯野 様
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ならば、自分の恋は劇薬だ。思い人を屈服させ、跪かせ、負けを認めさせることが最大の悦びなのだから。だが彼は容易に膝を屈しないだろう。だからこそ自分は彼を対等と認める。死力を尽くし戦うべき相手として認識する。それが恋だというならーなるほど自分は彼に恋してるのかもしれない。
出典:
夏海公司「葉桜が来た夏 5」
紹介 :山家 様
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駄弁者:
伸縮性のある繊維でつくったマスクを顔にあてがう。吐き出した空気がチューブを通って「携帯用野菜畑」に送られると、高地の紫外線のために活動が激化している若い野菜の葉緑素が、炭酸ガス中の炭素をうばいとり、補充酸素を人間に送りかえすのである。肺の活動とマスクの弾性が軽い加圧状態を保ち、この道具は、吸入される空気のなかの炭酸ガスの最適な比率を確保するように調整されていた。野菜はさらに吐き出される水蒸気の余剰分を吸収し、呼気の熱が野菜の生長を活発化させるという仕組である。
出典:
ルネ・ドーマル「類推の山」(巖谷國士訳)
紹介 :TWR 様
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駄弁者:
「みんなが自分を嫌っていると感じるのは、自分がみんなを嫌っているから。ううん、アリスちゃんの場合は、怖がってる……かな? 笑っている人の前では自分も楽しくなるし、萎縮している人の前では自分もつい緊張してしまう。鏡が自分の姿を映すように、人もまた自分の心を映すのよ」
出典:
天野こずえ「ARIA」
紹介 :るーしー 様
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駄弁者:
「ママ!ピグモンだよ!ピグモンだよ!」
出典:
金城哲夫脚本・満田かずほ監督「ウルトラマン 第37話『小さな英雄』」
紹介 :ゴジリスト中小路 様
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いい仕事だったわ。今回は
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高千穂遥「クラッシャージョウ外伝 ドルロイの嵐」/「ダーティペアの大乱戦」
紹介 :土左衛門 様
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駄弁者:
ルークと同じだな。
出典:
ABC製作 J・J・エイブラムス監督「LOST シーズン5第13話『父という存在』」
紹介 :タカ 様
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駄弁者:
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HP :
そんなこと言ったって、現実にゴジラによる被害が出てるんだよう!
いや、のっけから失礼。大戸島を経て本土へと初上陸を果たしたゴジラに対しての対策会議に出席した後の山根博士がつぶやいた台詞がこれで、この後娘の恋人でもある尾形とゴジラの処遇を巡り激論を交わすのですが、その直後ゴジラは再上陸を果たし、東京を廃墟へと変えてしまいます。あたかも東京大空襲の時のように…。
映画最後で山根博士がつぶやく「あのゴジラが最後の一匹だとは思えない…」という言葉と合わせて聞くと、そこまで考えていたのか?とも思うのですが、投稿した台詞の後を聞くと、どうも純粋に科学的な興味しか持ち合わせていないようです。
こんなことを言っているところを見ると「最後の一匹だとは思えない」というのは警鐘ではなく、もう一匹研究素材が現れてくれたらいいなという希望的観測に思えてしまいます。
HP :
ボウケンジャーは「プレシャス」と呼ばれる危険な力を持つ秘宝を探索、回収することが任務であり、プレシャスを狙う数々の組織(ネガティブシンジケートと総称される)と戦う戦隊である。
伊能真墨(ボウケンブラック)とは元トレジャーハンターであり、ある遺跡で気を失っていた記憶喪失の女性、間宮菜月(ボウケンイエロー)を保護して行動を共にしていた。ボウケンジャーの任務中に菜月の妹を名乗る女性が現れ、菜月の持つ不思議な力を狙った真墨に自分たちの両親は殺されたと語った。その言葉が信じられない菜月は真墨に自分を助けた理由を問うが、なぜか真墨は口ごもってしまう。結局菜月は女性の元に行ってしまった。
女性の正体はダークシャドウが送り込んだ怪人ネンドガミであり、菜月の記憶を改竄して自分たちの仲間に取り込もうとする。菜月と真墨が激突しそうになったその時、真墨は投稿した言葉を叫ぶ。この言葉によって菜月は目を覚ますのだった。
戦いが終わった後、真墨はあまりの恥ずかしさに悶えるはめになってしまうのだった。
両親を殺したかのか殺していないのかの答えにはなっていないような気もするのですが、そこは勢いと真心でカバーというところでしょうか。
…(中略)…
「ああ、たぶんぼくは行く」
HP :
この作品のヒロイン、クレアの娘ブリアナは両親が1776年に焼死することを知り、両親を救おうと過去へ行きます。それを知ったブリアナの恋人ロジャーもブリアナを救おうと過去に行くのですが、その直前のブリアナの事実上の後見人ジョー・アバナシーとロジャーの会話の一節です。
過去へ行く旅自体が危険なものであり、更に過去の世界自体が現代と異なり危険なことを知っているロジャーとしてはブリアナが過去に行ったことを信じたくないですし、自分が行ってもブリアナに会えるか不安に満ち溢れているのですが、その内心が出ているな、と思います。それにしても18世紀はロジャーにとって危険でした。父が18世紀人であるブリアナは父方の伯母の援助により大西洋を渡るのも召使付きの(当時としては)優雅な旅でしたが、本職が歴史家のロジャーは大西洋を渡るのも慣れない船員として艱難辛苦の憂き目にあう羽目に等々。ロジャーはブリアナと再会できた時、思わず怒ってしまうのも無理ないな、と思います。
「わたしなら行く」と言い切っている後見人(の方でですよね?)に対し、「たぶんぼくは行く」との言葉で迷いや不安が表れているロジャー(…の方ですよね?)になんとなく共感を覚えます。
俺の…俺のできなかった事を…君が…
HP :
TVシリーズとは人間とオルフェノクの数における力関係が逆転し、社会を支配するマジョリティとなったオルフェノク達がもはや3000人にも満たない絶滅寸前というか絶滅確定な数だけとなった人間というマイノリティを迫害している「遠くない未来、どこかの国」。
それでも人間とオルフェノクの共存を図る数少ないオルフェノクであるホース・オルフェノクこと木場勇治でしたが彼らを信じる事のできない人間側のレジスタンスのリーダーに攻撃された際にそのリーダーを誤って死なせてしまい、人間の信用を取り戻すためにオルフェノク達をまとめるスマート・ブレイン社の開発した「帝王のベルト」を奪い取ろうとしますが逆に罠にはまって仲間のオルフェノクを失ってしまいます。
そして同社の策略によって人間が彼を裏切ったと思い込まされた木場はついには人間の迫害者の代表である「帝王のベルト」の一つ「地のベルト」の使い手、仮面ライダーオーガとなります。
そんな中スマート・ブレイン社の手によって仮面ライダーファイズこと乾巧の仲間である園田真理が捕らえられて同社の施設で古代ローマのコロッセオよろしく巨大な獣型オルフェノクによる公開処刑がされかけます。
それを止めに入ったファイズの前にスマート・ブレイン社の刺客として仮面ライダーオーガに変身して立ちはだかる木場でしたがそれでも人間との共存という夢を捨てきれなかった彼は身を挺して真理を巨大オルフェノクから庇い、この夢を巧達に託して息を引き取るのでした。
ここまで絶滅寸前まで追い込んでおいて「共存」と言われても、偽善か良くて「お情け」にしか感じられないのでは。
しかも人間よりも強靱なオルフェノクが数的にマイノリティだというのならある意味バランスがとれそうですが、脆弱な上に数的優位さえなくなってしまった人間に、どこまで生き残る道が残されているのか…。
HP :
SFは、センス・オブ・ワンダーだ、ってことで。
今月のテーマは「決め台詞」。「SF名文句・迷文句集」の名と趣旨の原点に立ち戻ろうかと思いまして。(うーん、ちょっと大上段に振りかぶりすぎかな?)で、まずは、なんのかのと言われても、日本を代表する映像作家、押井守の代表作品から。
巨大産業ロボット「レイバー」による犯罪に対応するため設立された「特殊車両二課」、通称「パトレイバー隊」。しかし、巨大ロボット相手に大立ち回りを演じざるを得ない彼らは、賞賛だけでなく顰蹙もかっていた。特に、「あくどい中年男」の指揮官以下、よく言えば個性的、率直に言えば曲者ぞろいの第二小隊は救助する側から「第二小隊?もうだめだぁぁ!」と言わしめるほどの顰蹙ぶりだった。投稿の文句は、やたらと発砲したがるので同僚からさえも「マッドポリスマン」とまで言われる熱血バカ、太田が「リボルバーカノン」というレイバー用の巨大火器を撃つときの決め台詞。(TV版第一話では暴走レイバーと格闘する際に言ってましたが。)に、しても、なぁ……。太田さーん、日本は一応「権力の暴走を法によって規制する」民主国家なんですよぉ。その「民主主義国家の治安を守る」警察に所属する人間のあなたが暴走して、どうするんですか?
レイバー隊が西部警察みたいなのだったら、ムチャクチャ周囲の被害が大きそうですねえ…。
(やるべき事は 例え嫌でも しなければならない)
HP :
ザ・シンプソンズのマット・グレイニングと言えば多くの方がお分かりでしょう。そう、あのマット・グレイニングです!
本作フューチュラマは、31世紀の地球を舞台にしたレトロフューチャーSF。日本での知名度は低いものの、エミー賞を3回受賞している良作です。
さて31世紀の地球では、全ての人間が生まれながらに適職診断をされチップを埋め込まれ否応なしに生涯その仕事を続けなくてはなりません。そんなディストピアな未来職場に標語として掲げられているスローガンがこちら。
ポスターのおっさんは、イヤそーな顔でサムズアップしております。きっとモデルもカメラマンもデザイナーもコピーライターも編集も印刷所の人もやるべき事なので、例え嫌でも仕事したにちがいない。
ちなみに作中生き生きと仕事をしていたのは若干一名、ヒロインの上司で「理不尽な命令を部下にするイヤな上司」という職業についているおっさん。そりゃぁねぇ。
>理不尽な命令を部下にするイヤな上司」という職業
そりゃ楽しいでしょうねえ。けどずっとそれを続けていたらさすがにイヤになって、たまには理想の上司を演じてみたくなったりしないでしょうか。…演じているつもりがさらにたちの悪い上司になる可能性も大ですが。
HP :
『大怪獣との接近遭遇』第25回。怪獣との出会いがあれば別れもあるということで…。
昭和のガメラ映画は三作目の『大怪獣空中戦・ガメラ対ギャオス』あたりから路線変更が図られ、続く四作目の『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』で決定的となった。すなわち「子供を主人公にした、完全な子供向け怪獣映画」である。ガメラは毎回凶悪な新怪獣と対戦し、満身創痍になりながらもどうにか撃退し、最後まで諦めない不屈の闘志と、勇気と、そして平和の尊さを子供たちに教えて飛び去っていく。そんなガメラに主人公の少年少女は心から感謝し、力いっぱい手を振って上記の台詞を叫ぶのだった。
私がリアルタイムで劇場まで観に行ったのは五歳か六歳の頃、最終作の『ガメラ対深海怪獣ジグラ』だけだが、私自身も含めて、客席の子供たちがほとんど全員、手を振って「さようならぁ!」と叫んでいたのを今でも鮮明に記憶している。そうした観客側のリアクション込みで、私にとっては実に印象深い名文句である。
…という訳で、『大怪獣との接近遭遇』は今回で最終回とします。またいつか別のテーマで投稿しようと思いますので、その時にはよろしく。
>私自身も含めて、客席の子供たちがほとんど全員、手を振って
いい光景だなあ…。
私は「ガメラ」は夏休みにテレビでやっていたのを見ただけですが(ギャオスもバイラスも)、「ガメラは子どもの味方」というのは、なんとなく前提として受け入れてみていたような気がします。
セシリア連合の中核、植民衛星セシリアにおいて制御体「ジュダ・セントラルシステム」崩壊。
植民衛星セシリアは衝撃で軌道を変え、大型ガス惑星セラフィムへの落下軌道をとりつつあり、数日以内に落着する模様。
首都エトルリア市は周辺16都市と共に消滅。衛星セシリアは質量の30%を消滅させ現在も崩壊中。セシリア住民78億人中70%は既に死亡し、残り30%も絶望的と推測される。
セシリア連合はその中核を失い、事実上この戦争に終止符がうたれた。
そして地球とセシリアは消滅し、オーバーテクノロジー「LAY」に関わった者も「LAY」が実在した証拠も全て消え去った。
R-GRAYが存在したという記録もまた消滅し、R-GRAYが帰還したという記録も残されていない。
HP :
管理人さん、はじめまして。
いつもこの名文句集をみて、楽しませてもらっています。
でも、「何でコレがない!?」という作品があったので、一つ紹介させていただきます。
舞台は遥か未来、人類は多くの植民惑星に移住し、地球はそれら植民惑星を統治する立場にあります。
ですが、ある時、植民惑星のひとつセシリアが、地球の圧政に耐えかねて反旗を翻し、圧倒的戦力で地球に攻め込みます。
セシリア、そして植民惑星の同盟は地球の戦力を数日にして壊滅させ、「地球の破壊」を宣言。
そこで地球は、研究中のオーバーテクノロジー「LAY」を搭載した13機の特殊戦闘機「R-GRAY」に最後の望みを託し、セシリア制圧作戦「オペレーション・レイストーム」を発動する…というのがおおまかなストーリーです。
以下、ネタバレ。
プレイヤーはセシリア本星に攻め込み、首都エトルリアを突破して最終防衛ラインへと向かいます。
最後に相対するは、惑星管理システムである『世界樹(ユグドラシル)』。
プレイヤーは当然ユグドラシルを撃破し、脱出するのですが…
アーケード版だと生き残った僚機と共に地球に帰還するEDとなります。
ところがPS移植版のエクストラモードのアーケードだと、プレイヤーはユグドラシルを破壊するものの、地球を救うことが出来ず、宇宙の塵と化した「地球であった場所」にたどり着き、そのまま終了する…という凄まじいEDになります。
この時に英文で流れるこの文章が、一層切ない…。
ネタバレ終了。
今でも『夏の夕暮れ』に並ぶゲーム業界屈指の欝EDだと思っています。ただでさえ何の罪もないセシリアの人々を78億を手にかけたのに、守るべき人々も失ってしまったプレイヤー…。
EDの後は想像するしかないですが、プレイヤーの人となりなんかを考えるとかなり泣けてきます。
広大な宇宙にただ一人、大切な人どころか地球を救うことも出来ず、セシリアの人々も殺してしまった…考えるだけでも辛すぎる。
エンディングで「CERAMIC HEART」という曲が流れるのですが、これもまた切ない。
お互い正しくて、お互い間違っている、不寛容な人間。
このEDを見た後アーケードのEDを見ると、「帰れるところがあるってすばらしい」と、涙がこぼれ落ちます。
世界観の作り込みも素晴らしく、ゲームの方もロックオンシステムや演出を生かした、STG界の傑作と言うにふさわしいゲームです。
管理人さんも時間を見つけたらやってみることをおすすめします。
私はシューティングゲームをやってエンディングまで辿り着けたことがあまりないのですが(それこそウン十年前に2、3タイトルか…)、辿り着いて気分が最高潮になったところで鬱展開というのは、どんな気分がするものなんでしょう。
HP :
全地球人の精神を守る幻夢境、ここにニャル子の兄がなぜ侵略してきたのか、その動機を自ら明かした科白です(元ネタは言うまでもなく北斗の拳のあの科白です。)。要するに妹のニャル子より自分が優れていることを証明したかった。こんな動機、これまでの数々の地球への侵略者の中でも屈指の下らない動機では、と思いました。最もさすがはニャルラトホテプ星人、妹のニャル子が幻夢境に駆け付けた時には、惑星保護機構から派遣された幻夢境の管理者達をこの兄は既に全員惨殺しており、全地球人の精神を危機に陥らすのですが。それにしても、兄妹喧嘩のとばっちりで殺された管理者達が気の毒でなりません。
言った時点で、ろくでもない運命が確定しそうなセリフです(ヘルメットをかぶってたりしたらなおさら)。
若い読者は元ネタ知らないんじゃないかとも思ったのですが、「ニャル〜」自体の元ネタはそれどころじゃなく古いので、気にすることはないか。
敵コアの破壊が作戦目標です。
HP :
昨年より稼動を開始し、先日アップデートをしたアーケードゲームより久しぶりの投稿を
ゲームの背景として近未来にエネルギー不足に陥った人類は「ニュード」という高いエネルギーと自己増殖性を持つ新物質を発見、人体に対する強い毒性を持つ側面は隠されていたものの、軌道上の研究・貯蔵施設が爆発、世界中にニュードがバラ撒かれることとなってしまいました。
研究していた「GRF」という組織はニュードの拡散を防ぐため回収作業を開始、事故と事実隠蔽による不信から反GRF組織「EUST」も発足し、ニュード耐性者「ボーダー」とニュードを動力としたロボット「ブラスト・ランナー」による壮絶なニュード争奪戦が半世紀以上繰り広げられることになりました。
プレイヤーは傭兵としてBRに乗り込み、戦場に赴く際にオペレーターより上記の台詞を聞かされるわけですが、コアというのは両軍の陣地に存在する(明記はされていないものの)どう見てもニュードの貯蔵施設、それをぶっ壊せとはこれいかに。
のべ何十機ものBRと大量の弾薬(ニュード使用)を戦場に送り込む両組織は、ニュードの回収をしたいのか汚染区域広げたいのか未だに謎のままです。
原発をめぐる戦争を核動力の兵器でやってるみたいなものですね。兵器の動力にもニュードを使っているようですし…
どうせ汚染が避けられないなら、毒を食らわば皿までということ?
追記:すみません、掲載が年を越してしまいまして、「昨年」というのは掲載時点からだと一昨年(2009年)のことです。
その身にも
その
HP :
SFは、センス・オブ・ワンダーだ、ってことで。
「SF・男と女」、今回は星雲賞受賞作の漫画から。いわゆる「濡れ場」じゃないんですが、やっぱり「人と人との『深いおつき合い』」の基本って、これですよね。「男と女」の「それ」に限らずとも。ところで。
前回の投稿で、私が言いたかったのは「エワルド卿(達)のやり方で『めでたしめでたし、これにて一件落着』となったとして、それで良いのか?」ということです。でも、「それでいいのか?」という問いは「これでいいのだ」「それがどうした」と返されると後が続かないし、続いたとしても水掛け論になるのがオチなので、岸田秀氏の言葉を引用して何とか結論をつけたのですが、どうも今一つスッキリせず、考え込んでいたところへ巡り会った言葉が投稿の文句でした。いやー、闇夜で道に迷っていたところへ人家の灯りが見えた、みたいな気分でした。本当に、嬉しかったです。こういうとき「SF読んでいて本当に良かった」と思います。そして繰り返しになりますが、投稿の文句のような「思い」こそが、「人と人との深いおつき合い」の基本、というより本質だと思います。しかし、投稿の文句とエワルド卿の「やり方」を比べてみるとき、「エワルド卿は恋人の『何』に触れたいと思ったのだろう?いや、彼は恋人に『触れたい』と思ったことがあったのか?」と疑問に思います。そして、思うのです。「あんな『やり方』で、それでいいのか?」と。
エワルド卿のやり方がいいとはさすがに言いません。けど相手の魂に触れているのかどうかは、どうすれば分かるんでしょうね…。魂に触れているつもりで、結局幻想を抱いているだけかも知れません。
どうせ幻想しか見ていないなら魂のない人造人間の方が相手にふさわしいんじゃないかという冷笑的な見方も、「未來のイヴ」にはあったように思います。
一方イティハーサの登場人物たちの絆は、その場の身や魂どころか前世来世にまで及びそうですけど。
アキコ「何よ。どうしたの?放してったら!」
イサム「怪獣だよ!」
アキコ「そんな手はもう古いわよ…キャッ!」
イサム「ぼくの言うとおりにしないからだよ!」
HP :
『大怪獣との接近遭遇』第24回。今回も、遭遇者は子供である。
バローン砂漠で発見された二つの隕石。一つはイエスタディ氏が、そしてもう一つはフクイ氏が所有していたが、その二つを科学特捜隊で預かることになった。しかし、その二つを一箇所に並べて保管しておくと、いずれ合体し、四次元怪獣ブルトンの誕生を引き起こす……そのことを科特隊本部に知らせに来たホシノ・イサム少年だったが、全く信じて貰えず、フジ・アキコ隊員につまみ出されてしまった。上記の台詞は、その場面でのイサム少年とフジ隊員のやりとり。イサム少年が突然叫んでフジ隊員の手首を掴み、走り出すのだが、この時のフジ隊員の表情が本当に迷惑そうな感じ。で、振り返ると、本部ビルを覆い隠すほどの巨大な、石とも生物ともつかない奇妙な塊が…!
このシチュエーション、厳密には「接近遭遇」ではなく「一旦怪獣から離れ、あらためて確認」ということになるのだが、これはこれで印象深い台詞&場面である…って、なんだかいつも同じことばかり言ってる気がするなぁ。
イサム君。君もフジ隊員から「古い」と言われるほど、同じことばかり繰り返してきたんだね。
イサム君個人が繰り返してきたというより、イソップ童話の昔からいたずら少年の「オオカミが来たよ」は繰り返されてきた、ということだろうと…。
ときには少年の言葉が本当のこともある、というのも昔からあることですけどね。
全ての仮面ライダーを!
そして門矢士を滅ぼすのだ!
HP :
オリジナルと思われる歴代平成ライダー(少なくともブレイドとキバはオリジナル)とディケイドの戦いを見た鳴滝(ディケイドを敵視している男)が叫んだ台詞。上2行は劇中で何度も鳴滝が言っていたことなので気にしなかったが、最後の「門矢士も滅ぼす」が個人的に気になっていた。
(以下は個人的な考察なので、いらないと思ったら削除して構いません。)
変身者である門矢士には夏の劇場版で「士の世界」というオリジンが登場している。しかし、ディケイドは「大ショッカーが開発した」というだけで、大ショッカー自体の出自が分からないこともあってよく分からない仮面ライダーである。さらに、冬の劇場版では「物語を持たない存在」としてディケイドもろとも殺害されている(仲間の力で蘇ったが)。このことから、ディケイドを装着した者は自身のオリジンを奪われて「ディケイドの装着者」でしか無くなってしまうのではないだろうか。士に過去の記憶がないこともこのことを示していると思われる。
つまりディケイドが全てのライダーの世界を滅ぼすというのは誤っていたけど、門矢士を滅ぼすという方は正しかった、ということでしょうか。
昔のアニメだと描けなかった描写!!
つまり、口からは燃料だけを噴出し空気中で炎となるという表現!!
リアル!! SF性!!
HP :
出展そのものはSFでなくて申し訳ない。
本作品は後に熱血漫画家となる芸大生、焔燃(ホノオ・モユル)の視点を通して、80年代のオタクカルチャーと大学生生活を活写した作品です。
引用した文句は、サイボーグ009の第二期アニメOP「誰がために」を鑑賞する焔が、「おそるべき完璧なオープニング」と感激しつつ、どこが凄いのかを細かく解説する場面から。
私がアニメにハマりはじめたのは95年のエヴァの前後辺りからなので、それより一つ前の時代のオタクたちがどんな風に作品を受け止め、批評していたのかというのがよくわかる非常に興味深い作品です。
(YouTubeでみて)あ、ほんとうだ。リアルタイムで何回かは見たことがあるはずなんですが、全然意識してませんでした。30年前の作品ですが、オープニングは今でも十分鑑賞にたえるように思えます(ご投稿の文句で先入観ができているからかも知れませんが)。
ところで、燃料だけを噴出しているんだとして、着火のしかけはどうなっているんでしょう…。
HP :
ツンデレという言葉がありますが、ここまでのツンとなると、私は怖いと却って感じます。主人公に恋をしているのでは、と同胞に指摘されたアポストリの「灯籠」の独白なのですが、私だったら、こんな異セイには恋されたくないです。それにしても、ラノベではよくあることとはいえ、主人公は異セイ(アポストリ)にもてています。でも、なぜか人間の女性にはもててないみたいで、少し気の毒な気がします。
>ここまでのツンとなると〜
ツンが怖いというより、こういうある意味一途すぎるキャラが「恋」に負けた日には、一転してヤンデレ化しそうな雰囲気なのがコワいのですが…(外れてたらごめんなさい)。
HP :
古来より天地をつなぐ柱として扱われてきた山。空間のゆがみによって人の目から隠されているに違いない、まさに柱と呼ぶにふさわしい「類推の山」を探して、ピエール・ソゴルたち8人は冒険に旅立つ。
フランスのシュルレアリスト、ドーマルの未完の作品。これはサイエンスフィクションではないかもしれませんが、スペキュレイティブフィクションなのでSFです。私が認定します。
おそらくヒマラヤをはるかに越えるであろう高山に挑むために一行が用意した呼吸装置の解説です。乾燥野菜では体に悪い、でも野菜なしでも体に悪いというわけで特殊な培養土を使って2日に1度、一人分の野菜を育てられる「携帯用野菜畑」(なんと重量500g)をフィルター代わりにして、閉鎖された呼吸装置を作り出したのです。1940年にこんなアイディアが出ていたのかと思うと、なんだかうれしくなります。
でもせっかくの発明なのに、使わず置いていくはめになってしまったようですが…。
>1940年にこんなアイディアが出ていたのかと思うと
山周辺の植物相、動物相の描写もなかなか面白いです(「ものいうやぶ」とか「わまわしむかで」とか)。
HP :
ある春の日、合同練習の帰りに友人・アリスが所属するオレンジぷらねっとの寮に泊まる事になった灯里達。
アリスがオレンジぷらねっとの社内パーティーに欠席の意思を表明した事をきっかけに、アリスの先輩・アテナからアリスが周囲からの羨望を嫉妬と捉えている事を聞かされます。
その夜、灯里達と一緒に入浴したアリスが一足早く上がったところにアテナがやってきます。
アテナが乾いたアリスの髪を梳かしながら言ったのが今回の名文句です。
自分にネガティブな感情を向けているように見える人も、実際には自分がその人にネガティブな感情を向けているからそう思えるのかもしれない。まずは自分がポジティブになって接すれば何かが変わるかもしれない……という言葉です。
ふだんからポジティブシンキングな人には自明のことなのかもしれませんが、そうでない人間には、眩しく(そしてちょっと妬ましく)感じられる言葉ですね。
…自分は、気をつけていないとネガティブシンキングに陥るほうです。
HP :
『大怪獣との接近遭遇』第23回。今回は、私が個人的に疑問に思っている場面から。
或る日、都内のデパート(それも玩具売場)にピグモンが現れた。大人たちは右往左往の大パニックだが、子供はピグモンが人間に友好的なのを知っているので恐がらない。で、一人の少年が母親を落ち着かせる為に吐いた台詞が上記の文句。この後、デパートの支店長から警察を経て科学特捜隊に通報があり、ムラマツ隊長らがやって来て「ピグモンは人間の味方だ」という意味の説明がある。すると少年は母親に言う。
「ね。ぼくの言ったとおりだろ」
でも、この少年、よく見ると女の子なんです!長い髪を無理やり野球帽の中に詰め込んで、半ズボンを穿かせて「ぼく」なんて言わせてるけど、その声は明らかに少女の声なんです!
何故、女の子に少年の役をやらせたのか…?
このエピソード、私の中では「小さな疑問」です。
>何故、女の子に少年の役をやらせたのか…?
男の子役が急にリタイアして女の子しかいなかった…とか?
ご投稿の文句とは関係ないですが、だいぶ前に出ていたイデ隊員の名文句はこのエピソードでだったんですね。
HP :
惑星ドルロイの改造計画とその背後の陰謀を巡って共闘したクラッシャーダンのチームとダーティペア。クラッシャーのおかげで最悪の事態は避けられたし救援は早く呼べたし、いい男には会えたし(笑)で思わずケイの口から出た一言。
とまあクラッシャーサイドから見た「ドルロイの嵐」はここで終わるわけですが、ここで平穏無事で終わったのでは仏に、もといダーティーペアの今までの被害者に申し訳が立つまい、というわけで……。私ゃ「ドルロイの嵐」から読んだもので、「ダーティーペアの大乱戦」読んだときには大笑いしました。
そういえばクラッシャージョウは緑ソノラマだった時代に全部読んだんですが、ダーティーペアはアニメでしか知らない…(私としては珍しいことに)。
>いい男には会えたし(笑)
「クラッシャージョウ」シリーズ的には、ケイがタロスやバードと会うのは(一説によると?)彼女の若死にフラグなんですが。
“帝国”で彼はベイダーが父だと知る。だが彼は話し合わず、戦って手を切り落とされる。
最後に和解するが、その代償は?
デス・スターは破壊され、ボバは食われ、イウォークが登場。
全部避けられたんだ。2人が話し合えば。
…イウォークってムカつく。
HP :
SFなのかどうか分かりませんが、シーズン5に入ってタイムスリップし始めたので、投稿してみました。
1977年にタイムスリップした登場人物達の一人マイルズは、そこで若かりし時の自分の父親を発見します。しかし、母から父は赤ん坊の頃に自分たちを捨てたと聞かされていたマイルズは、父を嫌い、関わりを持とうとしませんでした。
そんなマイルズに対して、タイムスリップした仲間の一人であるハーリー(彼は「帝国の逆襲」を200回は見たそうです。)は、上記の言葉をかけます。
本当に避けられたのかとか、イウォークへの私怨で話しているんじゃなど、突っ込みどころもありますが、スター・ウォーズファンの私としては妙に納得させられる台詞でした。
前に出した名文句でも皆殺しで満場一致してましたし、イウォーク嫌いは定着しているネタなんでしょうか。
>全部避けられたんだ。2人が話し合えば
でも親子の仲違いとは関係なしに、ジャージャー・ビンクスはいるしなあ…(あれもけっこうムカつく系のキャラだと思うんですが)。
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