第244集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第246集を見る
不知火十人衆の諸君! 我ら不知火族2000年の野望達成を後一歩に控えて、由々しき事態が発生した!…(中略)…今ぞ、我ら祖先の血と涙を胸に、日本征服の野望達成のために立ち上がる時が来たのだ! そのための準備も整えた! 諸君、我らの力を眼前に示せ!
出典:
佐々木守脚本「アイアンキング」第1話『朝風の密使』」
紹介 :土左衛門 様
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本気の失敗には価値がある
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小山宙哉「宇宙兄弟」
紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
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石橋文字隼人「猛、お前は今日からこの仮面をかぶれ!」
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フジテレビ製作「仮面ノリダー 第25話『恐怖!留守番電話男〜蘇るメッセージの巻』」 『とんねるずのみなさんのおかげです』
紹介 :新伴仙司 様
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「ライダーの物語は時と共に消滅する運命でした。しかし、ディケイドと戦うことで人々の記憶に留まり、再び物語を紡ぐことができました。」
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石ノ森章太郎原作・田崎竜太監督・米村正二・三条陸脚本「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010」
紹介 :ザタンゴールド 様
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ここは…? モニターは…一応、生きてるか。…アシュセイヴァー、思ったより丈夫だったらしい…
出典:
バンプレスト製作「スーパーロボット大戦A」
紹介 :ザタンゴールド 様
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たとえば酸素発生装置がある。これらの巨大なポンプ・ステーションは地球のマントルの内部深くに伸びて内蔵エネルギーを用い、生命の基本的成分をなによりも貴重なもの―空気に変換している。…(中略)…熱帯多雨林が破壊されて以来、凍てつく火星の荒野と同じく、チョンクオの生命はこれがなくては耐えられないのを彼は、知っている。
出典:
デイヴィッド・ウィングローブ「内部の石 (チョンクオ風雲録)」(野村芳夫訳)
紹介 :TWR 様
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「わ〜い!ガヴァドンだ!俺の描いたガヴァドンだぞ!」
出典:
佐々木守脚本・実相寺昭雄監督「ウルトラマン 第15話『恐怖の宇宙線』」
紹介 :ゴジリスト中小路 様
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子供は…人形じゃない!
出典:
士郎正宗原作・押井守監督・脚本「イノセンス」
紹介 :トオコ・モリエ 様
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つまり子育ては、
出典:
士郎正宗原作・押井守監督・脚本「イノセンス」
紹介 :トオコ・モリエ 様
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「…(前略)…あのジャン=ポール・マラーの母親は、息子をルドルフと名づけるつもりだったの、知ってた?だから、わたし、言ったのよ。ルドルフは不運に祟られる名前だって。いまになって思うんだけど──ルドルフという名前だったとしても、成長して革命の指導者になっていただろうか、それとも詩人になっていただろうかってね。そういうこと、考えたことない、フォックス──名前が運命を変えるというようなこと」
出典:
ダイアナ・ガバルドン「時の彼方の再会 3」(加藤洋子訳)
紹介 :山家 様
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「あなたにはわかりますか…(中略)…誰かを愛し、そしてけっして──けっして!──その人に平和を、あるいは歓びを、あるいは幸福を与えることができないことがどんなものか…(中略)…愛する者に幸福を与えられないのは、自分自身のせいでも、相手のせいでもなく、ただ、相手にとってふさわしい人間として生まれなかったせいだということを、知るのがどんなものか」
出典:
ダイアナ・ガバルドン「時の彼方の再会 3」(加藤洋子訳)
紹介 :山家 様
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女は全ての活力源だッ!!
出典:
美樹本晴彦「超時空要塞マクロスTHE FIRST」
紹介 :バグ 様
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俺はな…
出典:
美樹本晴彦「超時空要塞マクロスTHE FIRST」
紹介 :バグ 様
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死か。命あるものは、いつか必ず死んでいく。
出典:
三ッ村鐵治監督・高久進脚本「超人機メタルダー 第33話『大包囲網 熱き友情の脱出』」
紹介 :かんきち 様
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「さあ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい。冥土の土産にもってこい、六尺の大イタチだよ」
出典:
あさりよしとお「宇宙家族カールビンソン」
紹介 :るーしー 様
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「でっかい顔して歩くんじゃねぇ、この田舎者が!新宿歩きゃ都会人だって、そぉ思ってんだろ!」
出典:
永原秀一脚本・橋本幸治監督「ゴジラ」(1984年版)
紹介 :ゴジリスト中小路 様
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スティーブ・オースティン。宇宙飛行士。命だけは取り留めた男。右腕、両足を切断、片目を失う。だが、NASAのメディカルスタッフにより人体改造手術。サイボーグとなる。その費用600万ドル。
出典:
ハーブ・ベネット製作総指揮「600万ドルの男(サイボーグ危機一髪)」
紹介 :土左衛門 様
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遠く、暗い宇宙の奥から地球を目指してやって来る者、それを今私達はインベーダーと呼ぼう。滅び行く星からの侵入者達。彼らの目的は、地球を我が物にする事にあるのだ。
デビッド・ビンセントは、とある夜明け、仕事を済ませての帰り、激しい疲労と戦いながら車を走らせていたが、迷い込んだ田舎道で、彼らインベーダーを目撃した。この一瞬から、若き建築家の人生は、大きく書き換えられたのである。
人間の姿をした宇宙からの侵入者インベーダーが地球にいる限り、デビッド・ビンセントはこの恐るべき事実を、全世界へ訴えなければならない運命を背負ったのだ。
出典:
クイン・マーチンプロ制作・ABC放送「インベーダー」
紹介 :土左衛門 様
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駄弁者:
「とんでもねぇ!」
出典:
黒沼健原作・関沢新一脚本・本多猪四郎監督「大怪獣バラン」
紹介 :ゴジリスト中小路 様
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駄弁者:
「あなたには黙秘権と弁護士を呼ぶ権利が与えられています」
出典:
逢空万太「這いよれ!ニャル子さん」
紹介 :山家 様
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駄弁者:
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ジャイロゲス、始動!
バキュミラー、始動!
HP :
古代、優れた文化を持ちながら、押し寄せる敵に抗しきれず敗れた日本の先住民族。
彼らの一部は社会の中に溶け込み、また一部は山中にこもり独自の文化を発展させた。
そして今、「大和民族」への復讐の悲願を果たすべく、彼ら―不知火族―は10体の巨大ロボットとともに立ち上がった!
「シルバー仮面」の次に日本現代企画・宣弘社が制作した巨大ヒーローものから。
さすがに低視聴率の元凶とされた(笑)実相寺昭雄監督らコダイグループの人々は外されましたが、佐々木守さんという一番問題な人が残ってたわけですな。
このセリフとともに山林の中から10体のロボ(まつろわぬ者=”鬼”をイメージしたデザインが傑作)が現れるシーンは、ちょいロボのミニチュアが情けないですが燃えます。にしてもよく「大和朝廷に征服された民族の復讐」なんて企画を通せましたねえ……。
すごく歴史の古い一族みたいなのに、セリフがなんだか革命青年っぽく聞こえてしまうのは気のせいなんでしょうか(時代かなあ)。
HP :
生かせる環境であれば。
そんな事はさておき
モノ作りの神髄がココにありますね。失敗を「無駄」として、許容しない世の中になってきていますが、モノを作る人は負けずに頑張って欲しいです。
しまった、「あかつき」の報道の直後にこれを載せるべきだった…!
モノ作りに限らず、仕事一般でこの言葉は活きていて欲しいものです。
木梨 猛 「こ、これはっ?」
石橋文字隼人「仮面!ノリダーだ!!」
HP :
日本一メジャーなパチものヒーロー・仮面ノリダーの誕生編から。
世界制覇を企む悪の秘密組織ジョッカーに拉致された主人公木梨猛は、怪人一刀彫りの達人死神博士の手で人体改造されてしまう。脳改造の寸前手術室に飛び込んできた、ジョッカー訓練所での親友石橋文字隼人に救われ、辛くも脳改造を免れた猛は仮面ノリダーとなって只一人、強大な悪の組織と戦うのだ。
再現性と脱力系ギャグの絶妙なコラボで一世を風靡した『仮面ノリダー』は続編も含めると全80話以上、本家『仮面ライダー』に匹敵するロングラン(終盤は前後編が多かったので、実際には本家より長いんじゃないかしら)作品です。
石橋文字隼人が「仮面ノリダーだ」と云ってヘルメットを差し出す、同時に主題歌のメロオケがかかる場面には、やっぱ格好良くて感動してしまいます。
下のご投稿で「ライダーの物語は時と共に消滅する運命でした」とありますが、かなり消滅に近い状態だった(…少なくとも私の感覚では)時期にこの「仮面ノリダー」があったんですよねえ…。
最初にみた「仮面ライダー」がこれだ、という世代は確実に存在します。
「物語?」
…(中略)…
「創造は破壊からしか生まれなかった。そして破壊から生まれたライダーの物語は永遠となったです。」
「でも、ディケイドの物語は?」
「ディケイドに、……物語はありません」
HP :
門矢士(仮面ライダーディケイド)が仲間と共に数々の世界を巡る旅を描いた「仮面ライダーディケイド」。TV番組中でも度々「世界の破壊者」「悪魔」と呼ばれ、その度に否定していた士だったが、最終回後、ついにそれを受け入れてしまった。
激情態と呼ばれる姿に変貌したディケイドは、まさに悪魔のような強さでディエンド以外の歴代ライダーを全滅させてしまう。ヒロインの光夏海は新たなライダー「仮面ライダーキバーラ」に変身して戦いを挑むが、ディケイドはその攻撃を避けようともせずに受け、死亡した。
すべてが終わった後、夏海と海東大樹(仮面ライダーディエンド)の前に紅渡(オリジナルの仮面ライダーキバ)が出現。ディケイドの存在した意味を語るのだった。
ようするに、「仮面ライダーシリーズ」として括られてしまう作品たちが、ディケイドが旅をしたことで視聴者たちに個々の作品として再認識されたということであり、非常にメタな台詞である。しかし、自分の世界を持たないディケイド(オールライダー対大ショッカーに出てきたのはあくまで「士の世界」)には物語は存在しないのだった。
一つ一つの短編を、大枠となるストーリーで包んで全体として統一感を持たせた連作にするという手法がありますが、ディケイドの役割も同じようなものでしょうか。
「どの世界も俺の世界ではない。言い換えればどの世界も俺の世界にできる」というご投稿もありましたから、この伝で言えばライダーの物語全体をディケイドの物語と言いうこともできるかも知れません。
システムの再起動…無理か。手動での脱出は…ダメだ、装甲がひしゃげて…ひっかかっている。…フッ、出れたからといって、どうなるわけでもないか
…静かだ。宇宙はこれくらい静かな方がいいのかもしれん。…レモン、静寂が日常である世界…案外悪くはないようだ
酸素残量は…あと20分弱…。それまでは生きていられるか。シャドウミラーは全滅…残った俺がいなくなれば…すべてが終わる
終わる時は…まともな死に方をするとは思っていなかったが…ヴィンデル、レモン…俺はぜいたく者だな
HP :
パラレルワールドからやってきた組織「シャドウミラー」。彼らはゲーム中に登場する各組織にスパイを送り込み、様々な戦争の引き金を引いた。最終目的は自分たちの戦力を増強した上で帰還し、自分たちの世界に「永遠の闘争」を起こすことだった。
主人公アクセル・アルマーはロンド・ベルに送り込まれたスパイだったが、次元跳躍の影響で記憶喪失になってしまう。後に記憶を取り戻して任務に戻ろうとするが、仲間と触れ合ったことで変わっていた彼は苦悩の末にシャドウミラーを裏切る。
最終決戦、シャドウミラーは空間跳躍技術を使って小惑星アクシズを地球に落とそうとする。アクセルは次元転移装置を搭載している機体「ツヴァイザーゲイン」を攻撃するように指示。戦闘の末に動きを止めたツヴァイザーゲインごと自爆し、アクシズを吹き飛ばした。
台詞はエンディングでのアクセルの台詞。この直後に仲間たちが集結し、アクセルは救出される。ちなみにもう一人の主人公ラミア・ラヴレスでは台詞が違う。
酸素不足で死ぬというシチュエーションは、前にあったこのご投稿を連想しました。
こういう場合は、一人で死ぬ方がまだしも「まともな死に方」と言えるのかも…。
HP :
武シー(237集)を始めとする穏健派(守旧派)に対抗する改革派(過激派)の中心、シティ・アフリカのタン、王サウリアン。彼の本当の目的は旧来の体制の破壊ではなく、世界そのものの破壊であった。彼は手段の一つとして、世界から空気を奪うことを夢想する。
この際、王サウリアンの思惑は問題じゃありません。破壊された森林の替わりに、地熱?を利用した酸素発生装置。これだけでハードSFが書けそうな、素晴らしい大風呂敷!
やはりSFには日常をぶっちぎる大風呂敷が欲しいものですよね。これ以上の言及がないのはもったいない限りです。
…というか、風呂敷に穴を開けずに言及できたらすごいですね(笑)。空気に変換可能な「生命の基本的成分」が一体何なのかも気になるところですが…。
HP :
『大怪獣との接近遭遇』第20回。今回は『ウルトラマン』の佐々木&実相寺コンビによる異色エピソードより。
宇宙から降り注ぐ未知の放射線と太陽光線が融合した結果、二次元世界のものが三次元空間に転移するという怪現象が起きた。そのせいで、小学生のムシバ君(たぶんこれはあだ名だと思いますが)が描いた怪獣のラクガキが実体化してしまった。上記の台詞は、公園のジャングルジムのてっぺんから怪獣の全体像を見渡した時の、ムシバ君の第一声である。他の児童たちの歓声が混じっていて聴き取りづらいのだが、確かにこう言っている。
ガメラの背中に乗った英一君も子供心に羨ましかったが、自分の描いた怪獣の絵が本物になるというのもまた、子供の頃の私にとってはステキな夢だった。それにしてもこの宇宙線、何故ムシバ君の絵だけにピンポイントで命中したのか……いや、そういう「作品をつまらなくする考え」は捨てたほうがいい。
秋葉原とか年末のビッグサイトに降り注いだら、さぞ混沌たる(ある意味)パラダイスが現出するでしょう。
HP :
で、続けて同じ作品から。先に投稿した、件の鑑識課員の言葉に激昂した公安警察官が思わず怒鳴った言葉が、投稿の文句です。この公安警察官・トグサは、子煩悩な所帯持ちの男。そんな人に向かって、先に投稿した鑑識課員の台詞のような言葉は禁句ですよね。もっとも、この劇場版「攻殻機動隊」のトグサの、娘の可愛がりようは、同じ原作のTV版作品のトグサの、「むき出しの愛情」といっていいほどの率直な可愛がりように比べると、やや距離をおいて娘を優しく、かつ理性的に見守っている、という印象ですが。
ま、どちらのトグサにしても、世の中「そんな」人間ばかりじゃないからなぁ…。
昨年末に、人工知能を本物の子どもと同様に愛情をもって育てる人々を描いた小説を読んだのですが(テッド・チャン『ソフトウェア・オブジェクトのライフサイクル』SFマガジン2011年1月号)、鑑識官とトグサさん、正反対の両者にとって、それはどういう風に映るんでしょうね。
人造人間を創るという古来の夢を一番手っ取り早く実現する方法だった。
そういうことにならないか、と言ってるのよ。
HP :
SFは、センス・オブ・ワンダーだ、ってことで。
今回のテーマは「SF・家族の情景」。本当は「人間そっくり」だったんですが、変更しました。で、以前投稿した押井守氏の代表作品から。
投稿の文句は、以前にも投稿した、件の鑑識課員の言葉。彼女は「人間とロボットは、そんなに違う存在じゃない」という考えの持ち主で、哲学的な長台詞の後、あくまで一般論としてではありますが、投稿の台詞を吐きます。で、「私」のコメントは、というと。
…まあ、こういう風なカン違いしている人は、結構いますよね。でなければ「ピグマリオン」「マイ・フェア・レディ」「巨人の星」「源氏物語」「素直な戦士たち」なんて作品が生まれるわけがない。(これらの作品を知らない方は、すみませんが、ご自分で調べて下さい。解説書くとコメントが長くなりますので。)それに、「人生に差がつく、幼児のための英才教育」を標榜する塾や「知能の高い子が産める」という看板を掲げる精子販売会社も、相変わらず繁盛しているみたいだしなぁ。
でも、そういう「考え」を持つのは「個人の自由」としても、いざ、その「考え」を実行にうつして、それで上手くいくのだろーか…?フィクションに限ってみても、オチが「めでたしめでたし」で終わっているのは「マイ・フェア・レディ」以外に、どれがあったっけ…?
いや、いくらなんでも奇を衒いすぎた意見じゃないですか? それが正しいとしたら、人造人間を創る夢をもつ前は人間は子育てをしなかった、ということになるのですが。「子育て」を「エリート教育」と同義ととれば、理想の存在を生み出すという点で同根の夢だったとは言えるかも知れませんが…。
HP :
第一部で魔女として火あぶりにされた筈のゲイリス・ダンカンは実は策謀により生き延びており、スコットランドからパリへ更にカリブ海の島へと生活の拠点を移していました。そして、カリブ海の島でジェイミー(上記のフォックスはジェイミーの一族に対するあだ名です)とクレアに再会し、スコットランドを脱出した後の生活を物語るのですが、その際の一節です。
彼女が、ジャン=ポールと名づけるように勧めなければ、彼は革命家にならなかったのか、やはり革命家になったのか。名前で運命が変わるという人もいますし。ルドルフという名前の革命家になったというのは、私としてはアドルフにつながり、どうも好きになれないのですが。(補足 ジャン=ポール・マラーはフランス革命時の革命の指導者の1人で暗殺されました。)
その名でなければ風呂場で刺されることもなかったと知れば、本人も改名したくなるかも知れませんが、だからと言って革命家になれないのでは不満でしょうね。
>ルドルフという名前の…
そりゃルドルフって言ったら銀河帝国初代皇帝(笑)。アでもルでもなんか強権的なイメージが…。いや、ここは猫とかトナカイとかを連想しときましょう。
HP :
ヒロインのクレアとジェイミーは誘拐された甥を救出するために、大西洋を渡り、ジャマイカにたどりつきます。そこで、クレアはジェイミーの親友ロード・ジョン・グレイに会います。そして、話す内にグレイにとってジェイミーは親友ではなく最愛の恋人であることに気付くのですが、その際のグレイの会話の一節です。(なお、ジェイミーは、そのけがないこともあり、グレイの想いに基本的に気づかないふりをしています。)
この当時の英国貴族社会にとって同性愛は絶対のタブーであり、グレイもそれを隠すために結婚して理想の夫を演じているのですが、それでもジェイミーへの想いを捨てることはできません。そして、ジェイミーのお互いに理想の相手クレアが、ジェイミーと連れ添っているのを見せられ、内心をクレアに吐露してしまうのです。
本当にグレイにとってつらいという言葉にどれだけの修飾語を連ねても語りつくせない想いだと思います。愛する者に幸福を与えられない、その理由がただ相手にとってふさわしい人間として生まれなかったせい、というのは実際によくある話だと思うのですが、グレイと同様な想いを抱いてしまいます。
同性愛についてはともかく(良し悪し以前に実感が湧きません)、どうしても変えられない理由で想いを諦めなければならないのは、確かに同情に値します。
しかし、自分の恋人の男性が、男性に想われている知った女性はどんな気分がするもんなのかな…?
そこは一度勝つために何度負けても恥じることのない男の戦場だッ!!
HP :
フォッカー少佐の言葉をもうひとつ、こう言って貰えると玉砕した時にかなり救われる気がします。もっとも仕事と趣味にイッパイイッパイの上に女性のサインに鈍感な自分には負け戦にすらなってないような…
負けようが何しようが、きっちり黒人美女をキープしている色男に言われてもなあ…。
守るための行為とその行為によって守られた者
その両者が背負わなければならない業の重さに──
違いはない!そう思ってる……
汚すことができる手を持っているならいくらでも汚して──
HP :
マクロス漫画版からフォッカー少佐の言葉です。輝が軍に入るかどうか迷っている時に交わしたセリフです。手を汚してでも守りたい者があるのはある意味とても幸せなんだと思いますが、そんな戦う状態になる前になんとかしたいものですね
この言葉、守られる側にとってはちょっと辛いものがありますね。
守るために戦っても戦わなくても同じ業を背負わなければならないのだとしたら、主体的に戦って業を背負った方がなんぼかマシ、という気がしますし。
俺はヒットマンとして戦い、勝つことだけを生きがいと信じてきた。だがもう疲れた。
HP :
帝王ゴッドネロスの暗殺に成功したトップガンダーは大喜びでメタルダーに知らせようとしますが、姿を現したメタルダーは彼を無視して去っていきます。そこで目を覚ますトップガンダー。
「メタルダー、お前が去っていく夢がこんなに寂しいとはな」
あんた、メタルダーに恋をしていたのじゃな。足元にコオロギの死骸を見つけたトップガンダーは、コオロギに墓を作ってやります。そのときに彼が言ったのが投稿の文句です。その直後に、ネロス帝国の演習を目撃するトップガンダー。その中にはメタルダーに倒されたヨロイ軍団の暴魂チューボ、爆闘士ガラドー、激闘士ジャムネ、戦闘ロボット軍団の雄闘ジャースの2代目の姿もありました。メタルダーに知らせるためにその場を離れようとしたトップガンダーは、機甲軍団のヘリコプターロボ、雄闘バーベリィに発見されて軍団員たちに追われることになります。2代目軍団をチューボを除く3人まで討ち果たしたものの、力尽きて捕らえられてしまうトップガンダー。彼が捕まったことを知り、助けに来たメタルダーは、トップガンダーの偽者によって罠にかけられて傷を負ってしまいます。そこにボロボロになったトップガンダーを連れて戦闘ロボット軍団の暴魂クロスランダーが現れます。メタルダーに止めを刺そうとするクロスランダーを背後から蹴りつけて銃を奪うトップガンダー。その隙に偽トップガンダーの銃を蹴り上げるメタルダー。自分の偽者を撃ち倒し、クロスランダーの銃口からメタルダーを身を挺して守り、しかも銃弾を浴びなら、なおも撃ち返すトップガンダー。怒りのレーザーアームでクロスランダーを切り裂いたメタルダーは、爆発四散するクロスランダーを完全に無視してトップガンダーを抱きかかえて爆風から守ってやります。強敵には敬意を表すメタルダーですが、クロスランダーはそれに値しなかったようです。傷ついたトップガンダーの修復は困難を極め、夜を徹して行われます。数日後、完全復活したトップガンダーはメタルダーと再び友情を確かめ合うのでした。
メタルダーの存在は日本列島並みですか。
ご投稿の言葉からすると、死なずに完全復活したトップガンダーは、ちょっと複雑な感慨を覚えたのでは。
「俺知ってるぜ! 六尺の板に血が塗ってあるだけなんだ」
「へー」
「まあ見て笑ってやろうぜ」
「だいたい六尺のイタチなんているかよ」
「……何か獣臭いな」
『ぎゃーっ!!』
「うちは実に良心的な見世物小屋だ」
HP :
コロナちゃん達の町で夏祭りがあった時の事。
クラスメイトの原住民2人がいかにも胡散臭げな見世物小屋を見つけ、期待せずに入っていきます。
すると2人の背後に巨大な影が……。
この後ぼろぼろになって出てきた2人が「本物じゃ洒落にならんわ!」と言っている通り、こういうものはインチキだと知った上で楽しむものなのです。
実在する動物を持ってきてたら、見せ物小屋というより移動動物園なのでは…。六尺イタチの名前が花ちゃんなら、見せ物小屋で通せるかも知れませんが。
HP :
『大怪獣との接近遭遇』第19回は、昭和ゴジラシリーズと平成ゴジラシリーズとの間の、ミッシングリンク的な作品からの投稿。
東京湾から上陸した大怪獣ゴジラは、そのまま都心部に向かって進んでいった。予想進路にあたる港区・新宿区一帯に完全待避命令が出され、西新宿の高層ビル街もゴーストタウンの様になってしまった。そんな状況下、ホームレスの男(演・武田鉄矢)が某ビルの高級レストランに侵入。勝手に厨房の冷蔵庫を物色して一人きりの贅沢な宴会を始める。ふと、窓の外を見ると、ゴジラが振り向き「グワオ〜ン!」と吠える。上記の台詞は、ゴジラに睨まれ吠えられたホームレスが、腰を抜かしながらも精一杯怒鳴り返した一言。
なるほど、確かに怪獣って奴は揃いも揃って田舎者である。東京都出身の怪獣というのは、ほとんど見かけない。『ウルトラQ』のゴーガや『ウルトラマン』のアボラス&バニラなどは東京都内が最初の出現地だが、これらは遠い外国の超古代文明によって封印されていたものだし……。
やはり怪獣というものは、田舎から出て来て都会人に迷惑をかけ倒すものなんだろうか?
たしかにでかいな、顔もそれ以外も(笑)。新宿歩けば都会人かもしれませんが、新宿踏みつぶしても、やっぱり都会人なんでしょうか。
怪獣は田舎者ですが、宇宙人の方はたいてい地球よりも進歩したという設定ですから東京に襲来してもこっちがイナカ。街のつごうを地方に押しつける都会人ということに…ならないか。
左目はテレスコープ、右腕は銃を曲げ、コンクリートを砕くアトミック・パワー。そして、時速100キロで突っ走る! 600万ドルの男…サイボーグ!
HP :
今度は「サイボーグ009」と並んで”サイボーグ”という言葉を茶の間に流布させた名作から。まあ劇中は”バイオニック”と言っていたのは皆さんご存知の通りですが。
こちらはジェミーと違って右腕が怪力、左目が望遠鏡となっています。
実際に事故にあって奇跡の生還をしたNASAのパイロットがモデルで、その事故のフィルムがそのまま作品に使われているそうで。
ちなみに、安永航一郎の短編で、これのパロディの時代劇版「六百万石の男」てのがありました(笑)
先にご投稿のあった「バイオニック・ジェミー」は、この作品のスピンオフだったんですね。
そのジェミーのご投稿のコメントでも似たようなことが言われてましたが、足を機械化して100km/hを出したとしたら、残りの生身はどんな目に遭うのでしょう…。
HP :
今回は海外テレビシリーズの、SF用語を日本に定着させた名ナレーションから。
内容はほぼこのナレーションそのもので、SF版「逃亡者」なのですが、「インベーダー」という言葉を定着させたのはおそらくこの作品でしょう。内容も当時のUFO目撃譚を踏まえた上「絶望に瀕した星からの侵略者」「小指が曲がらない(人間とほとんど変わらないが微妙な違いがある)」「感情の起伏がない」「死ねば消える」などのパターンを確立し、さらにそれをサスペンスに利用するあたりが凝ってました。
とはいうものの、今なら「シルバー仮面」の春日兄弟同様トンデモさん扱いされちゃうんだろうなあ。
宇宙人ネタが定着していない頃なら、ビンセントの言うことを聞いて、信じなくても「何かが起こっているのかも」と思う人がいたかも知れませんが、今だったら「あ〜またか、ハイハイ」で済まされて、番組以上に辛い立場に追い込まれたでしょうね。
>「インベーダー」という言葉を定着させたのは〜
わたしはゲームが最初だとばかり思ってました。
「ここまで運ぶのが俺たちの仕事だ!」
HP :
『大怪獣との接近遭遇』第18回。前回に続いて『大怪獣バラン』より。
湖から飛び出したバランは、その後、太平洋にダイブ。海上自衛隊の防衛網を突破して東京湾に侵入し、羽田空港に上陸してきた。対策本部はバラン撃退の切り札として、急遽、藤村博士(演・平田昭彦)が開発した強力特殊火薬を取り寄せる。やがて、火薬を満載したトラックが現場に到着。自衛隊はそのトラックに更なる前進を命じる。自衛官が指さした先には、暴れ、吠えまくるバランの巨体が……。しかし、運転手と助手は民間の運送業者なので、そこまでの責任と勇気は持ち合わせていなかった。上記の台詞は、その時の運転手と助手の震えながらの一言。この直後、二人はトラックを乗り捨てて走って逃げる。
いくら人類の存亡を賭けた戦いでも「前進!」の一言でアル○イダの自動車自爆テロみたいな真似させられるとなったら、そりゃビビりますわなぁ。
まだ徴用令状の白紙の記憶も残っていた頃でしょうし、映画館に子どもを連れて行った親は「これだから国ってのは…」などと思ったかも。
…(中略)…
「──ですが、それらの権利を踏みにじる権限も私は与えられています」
HP :
惑星保護機構のエージェント、ニャルラトホテプが第1巻で被疑者を拘束した時に被疑者に告げた科白です。惑星保護機構でもミランダ条項はあるのか、と一瞬思ったのですが、黙秘権も弁護士を呼ぶ権利も実際には被疑者にはないみたいです。主人公でなくとも、惑星保護機構は本当は恐ろしい集団なのでは、と思わざるをえません。なお、この後、被疑者に与えられた選択肢は2つ。ニャルラトホテプに殴り殺されるか、蹴り殺されるか。まだ、有罪かどうかわからない段階でこの2択ですから、どう見ても惑星保護機構は悪の組織です。でも、ウルトラマン等でも似たようなことはやっていたし、と考えると宇宙では被疑者に対してこのような取扱いが当たり前なのかもしれません。
70年代初頭から異星人相手に黙秘権を認めていた地球は、ずいぶん進歩的だったんですね。
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