第296集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第298集を見る
戦ってくださいヒビキさん。
出典:
石ノ森章太郎原作・坂本太郎監督・井上敏樹脚本「劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」
紹介 :Y 様
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駄弁者:
俺たちはここでは肩身が狭いからな
出典:
バンダイ製作「機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオンの系譜」
紹介 :TWR 様
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駄弁者:
「UGMの主力はもう香港に着いた頃か…」
出典:
円谷プロ制作「ウルトラマン80 第25話『美しきチャレンジャー』」
紹介 :ザタンゴールド 様
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駄弁者:
「あっ科学特捜隊だ!」
出典:
樋口祐三監督・金城哲夫脚本「ウルトラマン 30話『まぼろしの雪山』」
紹介 :猫玉 様
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駄弁者:
「目の前のピンチが切り抜けられたら、信念もルールもお構いなしですか!」
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神谷純監督・堺三保脚本「南海奇皇 第34話『大阪城大攻防戦(後編)』」
紹介 :可児歳蔵 様
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駄弁者:
ドラスは…
出典:
島本和彦「仮面ライダーZO」
紹介 :クロスケ 様
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駄弁者:
「オートバイに顔があるなんて!」
出典:
井口昇脚本監督「電人ザボーガー」(映画版)
紹介 :ゴジリスト中小路 様
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駄弁者:
「何という時代遅れの制度だろうか。わが帝国にも共和制だった歴史はあるが、執政官が代わる都度、対外政策が変わってしまうことの不利益が問題となっていた。だからこそ一貫した政策を続けることが出来る帝政が求められたのだ」
出典:
柳内たくみ「ゲート4 総撃編」
紹介 :山家 様
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駄弁者:
そいつの正体は強力なマイナスエネルギーだ!
出典:
武上純希脚本・小中肇監督「救急戦隊ゴーゴーファイブ 第2話『竜巻く災魔一族!』」
紹介 :H・I・T 様
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駄弁者:
どんなストライクゾーンだよ
出典:
GAMELOFT製作「INFINITE LEGACY」
紹介 :ザタンゴールド 様
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駄弁者:
租税!
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デイヴィッド・ウィングローヴ「ライン河畔のチャイナ (チョンクオ風雲録13)」(野村芳夫訳)
紹介 :TWR 様
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駄弁者:
Smile you son of a bitch!
出典:
グレッグ・モットーラ監督・サイモン・ペッグ/ニック・フロスト脚本「宇宙人ポール」
紹介 :人外魔境地底獣国 様
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駄弁者:
「フランケンシュタインは死んだのでしょうか」
出典:
本多猪四郎監督・馬淵薫脚本「フランケンシュタイン対地底怪獣」
紹介 :猫玉 様
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駄弁者:
高いところにいると、自分が偉くなったと勘違いする。
出典:
水野和則監督・西園悟脚本「ゾイドジェネシス 第45話『遺産』」
紹介 :可児歳蔵 様
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駄弁者:
き…きつい
出典:
富野由悠季原作・今川泰宏監督「機動武闘伝Gガンダム」
紹介 :TWR 様
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駄弁者:
「人間はゴキブリだけを異常に嫌う。なぜだと思うね?
出典:
貴家悠作・橘賢一画「テラフォーマーズ 2nd MISSON『種の激変』」
紹介 :TOM 様
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駄弁者:
誰かを助ける、あるいは守るとは、このような犠牲を出すかもしれない行為なのだ。
出典:
柳内たくみ「ゲート3 動乱編」
紹介 :山家 様
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駄弁者:
こいつは海底で発生させたひと粒の小さな酸素のアワだ
出典:
寺沢武一「SPACE ADVENTURE COBRA」
紹介 :H・I・T 様
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駄弁者:
犬の歩兵の視力を改善するために、自由世界、非自由世界ともに、科学者や、実験室や、大学や、研究所のすべてを、長年にわたり、動員し、多大の資金とエネルギーを浪費したことがその後の一連の大飢饉の第一の、主要な原因となったのであった。
出典:
パオロ・ヴォルポーニ「怒りの惑星」(脇功訳)
紹介 :TWR 様
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駄弁者:
「20世紀は我々の時代と違って地球上の至る所に核がある。考えてみれば、どこに恐竜をワープしようとゴジラの誕生は避けられなかったかもしれないな」
出典:
大森一樹監督・脚本「ゴジラVSキングギドラ」
紹介 :猫玉 様
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駄弁者:
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それが兄さんの気持ちだから。
HP :
最近TVシリーズがニコニコ動画で公式配信されている作品より、その劇場版から。
オロチという魔化魍との戦いで仮面ライダー響鬼が重傷を負い、彼の弟子となっていた主人公の安達明日夢はオロチを倒す方法を探すためにこの魔化魍に関する記録を調べます。
そして戦国時代にある村で起きた事件について記録した書物に辿り着いた明日夢はこの時代でも自分と同じ明日夢という名前を持つ少年がヒビキという音撃戦士と出会っていた事を知ります。
戦国時代のヒビキは明日夢の兄である猛士を弟子に取っていましたが、修行中に起きた事故で猛士を助けることができずに死なせてしまいます。
この事に責任を感じたヒビキは何も言わずに猛士の遺体を明日夢の元へ返し、音撃戦士を引退して刀鍛冶として暮らしていました。
この事から猛士がヒビキに殺されたと思っていた明日夢は音撃戦士を強く憎むようになったのですが、猛士が生前にヒビキのために鍛えていた刀を発見します。
猛士が未熟な腕ながらも少しでも師匠の助けになろうと作り上げた刀を見た明日夢はその遺志を引き継ぎ、刀をヒビキの元に届けるのでした。
戦国時代からいたんだ、仮面ライダー。やっぱり変わった鞍や鐙をつけた馬に乗っていたんだろうか(いや、「ライダー」じゃなくて「鬼」だというのはwikipediaで読みましたが)。
ライオン丸あたりとどっかで出会ってたりして。
HP :
ガンダムを題材にしたPS用シミュレーションゲームから。
連邦軍側でプレイを開始し、オーストラリアに配備されたキャラクター「M・P・レイヤー」と「ユウ・カジマ」を隣接させると、レイヤーが同郷出身であるユウに語りかけるイベントが発生します。
なんで肩身が狭いのか?それはレイヤーがドリームキャスト用ソフト「コロニーの落ちた地で」のプレイヤーキャラ、ユウがサターン用ソフト「ブルーディスティニー」のプレイヤーキャラと、セガ出身のためです。何とも辛い楽屋落ち。少なからぬプレイヤーが天を仰いだことでしょう。
同郷って、そういう意味でですか(笑)。そして彼らの故郷は今はもう…。
「リュウ、それはどういうこと!?」
「アッハッハッハッハッ。アッハッハッハッハッ!」
「リュウ、あなたは!?」
「俺を騙したつもりでいたのかい?アッハッハッハッハッ。アッハッハッハッハッ!地球の破壊のために窮屈な思いをして縮んでいたが…僕の本当の姿をお目にかけよう。アッハッハッハッハッ。アッハッハッハッハッ!」
HP :
地球防衛軍の女性隊員ジュン。一年前に兄を怪獣に殺された彼女は、一年以内に地球防衛軍内の対怪獣・怪奇現象専門チームUGMに入れなければ田舎に帰るという約束を母としていた。その期限があと二十日に迫り、焦るジュン。そのとき、突如として二機のUFOが地球防衛軍基地に出現して攻撃を開始した。出動したUGMに一機は撃墜されるも、もう一機は姿を消す。出現直前までレーダーに反応がなかったことから、UGMは敵が相当な調査と準備をしてきていると判断、あまりにもあっさりと撤退したUFOの探索と撃墜したUFOの調査を開始する。
ジュンは手柄を立てればUGMに入隊できると考えて、撃墜されたUFOの乗組員リュウを独断で基地に入れて次の攻撃目標が香港だと聞き出す。UGMの城野エミ隊員は彼女の不審な行動に気がつくも、矢的猛隊員の反対を押し切ってジュンがオオヤマ一樹キャップに報告することを許可した(ただし、ジュンが異星人と接触していること、情報の確実度は50%程度だと考えた方がいいことは、ジュンが去った後にきちんと報告している)。
リュウを欺いて情報を聞き出すことに成功したと考えていたジュンだったが、リュウの方が一枚上手だった。UGMが香港に向かったことを聞いた彼は、潜伏していたUFOを呼び出して自身は高笑いと共に自分の本来の姿、変身怪獣アルゴンになった。城野隊員がジュンに指摘した通り、エイリアンの相手は新米隊員一人に勤まるものではなかったのだ。
ちなみにこのシーンのリュウの声は音声加工されていて、特に笑い声が邪悪な感じになっている。非常に印象に残る声なので笑い声も台詞に入れた。
前後のセリフより笑い声自体が「名」ですか。これは字では再現しようがないですね。
>地球の破壊のために窮屈な思いをして縮んでいたが
やっぱり縮むと肉体的にも窮屈なんですかね?
「かっこいいなあ」
「雪ん子、科学特捜隊がウーを退治しに来たんだぞ」
…(中略)…
「僕達が誰だか知ってるのか」
「なんでもかんでも怪獣呼ばわりして殺してしまう恐ろしい人達だわ」
HP :http://ameblo.jp/puneko
ウルトラマンの中でも特に哀しい話というか、社会の側が大昔から付き合ってきたはずの怪獣(の存在する文化)とずれを生じて、怪獣と交流がある孤児がひたすら迫害される話です。孤児ゆきは動物を愛し狩猟の邪魔をしたりして、迫害され、また彼女が迫害されると地元の伝説で語られた怪獣ウーが出現して彼女を護るという…。そんなウーの出現に地元スキー場が科学特捜隊の出動を要請した際にゆきがイデ隊員たちに浴びせた罵声だけでも名台詞だと思ったのですが、その前にゆきがビートル機を見た地元の子供達に揶揄される台詞も付けました。
金城哲夫氏が生前、大伴昌司氏とのやり取りで大伴氏が怪獣は怖い物破壊する物だと言う主張に対して、怪獣には神秘の面もあるのだと言ったとか聞いた記憶が…うろ覚えですが。
ウルトラマンや科特隊は秩序で怪獣は混沌の化身なんでしょうね。この話の場合、科特隊がまったく外部の都合で怪獣退治に乗り出したのなら、単純に「秩序」側の無理解を怒ればいいのですが、かつては「混沌」を受け入れてきたはずの地元が「秩序」を求めているのが、哀しいところです。
ところで「ウルトラマン」の頃は日本にも「秩序」に追いやられつつある「混沌」を描く余地があったのですが、40年以上たった現在、まだ「混沌」は残っているのでしょうか。
「建前より本音。正義や理念や信念やてなんぼ偉そうなこと言うても、個人の……いや、自分の生活守れんかったら意味ありません!」
HP :
これも初登場らしい「南海奇皇」から。ええ、南海奇皇はSFですとも。
太平洋のバロウ王国に伝わる巨神ランガに認められて、バロウの共同王になってしまった主人公・島原海潮。ランガに続いて虚神なる存在が現れ、彼らを復活させた「虚神会」はこれを使嗾してランガを排斥、バロウおよびその王家となった島原一家と対立します。
そんな折、大阪府が与党・虚神会を無視して海潮の学年を(親善大使の名目で)修学旅行に招待しました。彼女たちが到着したちょうどその頃、大阪城公園に制御不能となったアメーバ状の虚神が出現。府と自衛隊は天守閣その他を破壊されぬよう自力での虚神対策を進めますが、結局ランガに頼らざるを得なくなります。
もちろん海潮は感づいていましたが、行政側に拒まれ介入できずにいたのでした。遅すぎる連絡に怒った海潮と、それに土下座で答える府職員のやりとりが今回のめい文句になります。
最終的に理屈より人命を優先したとも開き直っただけともとれる台詞ですが、それまでの建前をばっさり売り払う思いきりは、さすが大阪と言えるかもしれません。
あれ、タイトルに見覚えがあるんですが、初登場?…ですね。この種の作品はだいたいご投稿があってはじめて知るんですが。掲載を保留したことがあるのかな…まあいいか。
>さすが大阪
やること自体は大阪以外でも同じだと思いますが、口にするところが大阪らしさ(の描写)か。うー、大阪出身の(いちおう)公務員としては、なんかフォローすべきなんだろうけど。
完全体という名のそいつは…
私の……限界だったのか……
私の言った「完全」とは
「限界」が言葉を変えただけのものだったのだ…!!
HP :
前回に続き漫画版ZOより
科学者のプライドが良心を上回りドラスを完全体に改造した望月博士
完全体となったドラスはあらゆるものを吸収する能力でZOをも取り込もうとする。一瞬気がのまれたZOはドラスに吸収されそうになり、その様子を見た博士は「心があるからこそ人間は完全にはなれない、自分は間違ってはいなかった」と考える しかしZOは吸収されそうになりながら「気で負けてはすべてが終わる」と逆に俺が取り込んでやるという意気込みでぶつかる。気迫で負けたドラスは思わずZOから逃げる。そこにZOは「一切の悩みを捨てた男の中の男の一撃」をぶつけドラスを撃破する
その光景を目の当たりにした望月博士は自分の求めていた完全の意味を悟りドラスと運命を共にした。
「完全」はそのものとして「完全」なだけであって、「無敵」や「最強」であることとはまったく別。
「完全版」につられて高い金出して買っても、元々の作品がより面白くなってるわけではないしなあ…。
HP :
昨夜(2012年10月13日・23:00)WOWOWのシネマチャンネルで放送されていたのを見て大爆笑してしまったので、投稿させてもらいます。
上記の台詞は、大門豊(演・古原靖久)が自分の乗ってきたバイクを「マシーン・ザボーガーだ!」と指し示してポーズを決めた直後の、ミスボーグ(演・山崎真実)の妙に忌ま忌ましげなリアクション……て、ちょっと待ってよ。その時点で? いやいや、早いでしょ。「チェーンジ、ザボーガー!」でバイクがロボットに変形してから驚いてよ。この映画、一応はオリジナルを踏襲した上で独自の解釈や新設定が加わっているらしいのだが(すみません。オリジナルはほとんど見てませんでした)、あの『ゼブラーマン』より遥かにおマヌケ感てんこ盛りな印象を持ってしまったのは、私だけだろうか?
前回ご投稿をいただいたのは映画化されたときですが、まだそれほど時間たってませんよね…。
>バイクがロボットに変形してから驚いてよ
まあ確かに、バイクから変形したロボットに顔があるより、変形前から顔があるバイクの方がある意味オドロキではあります。
HP :
日本の政治制度を聞いた、異世界の「帝国」(ローマ帝国がモデルです)の元老院議員の科白です。政治制度というのは、その時代に合うように作られるものなので、単純に言えないことは重々承知はしていますが。古代民主制を思えば、アテナイにしてもローマにしても結局は失敗というしかないですし、世界史を見てみても、むしろ民主制の方が帝政(君主制)よりも圧倒的少数派に転落してしまいます。そして、SFの未来史でも銀河帝国の方が銀河共和国よりも遥かに多そうですから、民主制というのは、この元老院議員がいうように時代遅れの制度なのかも、と一瞬思ってしまいました。そして、その科白をいうのが、科学技術レベル的には火薬すら知らない世界の政治家というのも皮肉が聞いているな、と思いました。
一貫した政策を続けることができるかどうかは、民主制だろうと共和制だろうと帝政だろうと、主権者自身に一貫性があるかどうかによるのだと反論したい。…少なくとも理念としてはそのはずです。
未来史に銀河帝国が多いというのは私も同じように感じますが、求められる制度としてより、倒したり崩壊させたりする方が多いとも感じるので、時代遅れの理由にはならないのでは。
プラスのエネルギーをぶつければ消滅する。
HP :
第1話での災魔獣マグマゴレムによる破壊活動を経てついに本格的に活動を開始した災魔一族、大魔女グランディーヌの子供である彼らは1999年の8月に起こるグランドクロス(太陽系の惑星が十字架の形に配置される状態)の日に母親を復活させるため、それまでに地球をマイナスエネルギーで満たすべく災魔獣による様々な災害を引き起こします。
災魔一族を迎え撃つべく10年間家を空けていた天才科学者巽モンド博士は急遽帰宅すると、子供達に無断でそれぞれの職場に退職届を出し、彼らを救急戦隊ゴーゴーファイブに任命します。
戸惑いと不満を感じつつも災魔の脅威から人々を守るべく活動を開始する巽兄弟、災魔獣トルネデウスを倒し同災魔獣の巻き起こした竜巻で墜落寸前だったスペースシャトルまほろばを無事救助したのも束の間、救助活動の間にトルネデウスは1万倍の力を持つ悪霊――巨大災魔獣――として復活します。
99マシンをビクトリーロボに合体させて挑むゴーゴーファイブですが巨大トルネデウスは想像以上にしぶといためなかなか決着をつける事が出来ません(前回のマグマゴレムの時は災魔獣が開けた地殻への穴に栓の代わりに放り込んで倒した)。
トルネデウスを分析した父モンドの投稿の指示を受けプラスのエネルギーによる攻撃
すなわち、必殺剣ブレイバーソードによる必殺剣技『ビクトリープロミネンス』でトルネデウスに見事勝利を収めるビクトリーロボ。
97年の『激走戦隊カーレンジャー』から怪獣ブーム・変身ブーム・巨大ロボブームの直撃を受けた世代がプロデューサー等製作の指揮を本格的に執るようななった戦隊シリーズですが、それによりシリーズの約束事という『古い器』にちょっとしたリアリズムやマニアなお遊びという『新しい』という酒を注がれる傾向が顕著化、本作においては超自然の存在である災魔一族に対して他の戦隊の様に超自然の力に頼るではなく、あくまで科学・擬似科学で戦うという姿勢であらわれます。
後に強化復活したマグマゴレムの体から誕生したゴレムカードの力で巨大化した『ゴレム災魔獣』に対してはビクトリーロボでは歯が立たず、2号ロボであるグランドライナーを用いる様になりますが、純粋なマイナスエネルギーである普通の巨大災魔獣にはグランドライナーの攻撃は一切通用しないためビクトリーロボでなければ勝てないという演出がなされ、主人公側のパワーアップによるパワーインフレを抑制しつつ追加巨大ロボ(ビクトリーロボのパワーアップパーツでもある自立型ロボットライナーボーイや宇宙や異空間サイマゾーンでも唯一パワーダウンを起こす事がないビクトリーマーズ)の必要性もロボの状況による使い分けという形で違和感のないものになっています。
それにしても悪霊をマイナスエネルギーを言うあたり、科学者としてのプライドというか矜持を感じちゃうなぁ。
いやー、簡単にプラスエネルギーとかマイナスエネルギーとか言われると、私は科学というよりそれを装ったスピリチュアル方面を連想してしまうんですが…。
HP :http://zatangold.blog.fc2.com
iPhoneのアプリとして発売された、SF要素とファンタジー要素を併せ持つ世界観のRPGから。
旅の途中、主人公アストリアンは自分の母親と思われる女性が自分に語りかけるという奇妙な夢を見た。その女性の言う場所こそが次の目的地だと考えたアストリアンは、相棒のタリックが生まれた場所の長老にその場所を知らないか聞くが、そこは飛行艇がなければとても行けないような場所だった。落胆するアストリアンに、少し前に知り合った賞金稼ぎのエドモンドが自分は飛行艇を持っていると言う。相手が賞金稼ぎだということもあって警戒するアストリアンだったが、エドモンドの要求は金銭ではなく「アルゴードに接収された飛行艇を奪還してほしい」というものだった。その要求自体が難しいだけでなく、アルゴードの姫リスティを連れ出した(本人が希望したのだが)アストリアン、反アルゴード組織の一員としてブラックリストに載っているタリック、タリックの妹でやはりブラックリストに載っているシーラと、見つかれば間違いなく投獄されてしまうメンバーなのも問題だった。それでもアストリアン達は要求を呑んでエドモンドと共にアルゴードに忍び込む。だが彼らはエドモンドの飛行艇の目の前まで来たところで捕まり、アルゴード監獄に投獄されてしまう。
旧式だったためにガラクタと見なされて破壊を免れたサポートロボットによって檻からの脱出に成功したエドモンドは、他の仲間達も脱出させるために監獄を探しまわる。そして全員が解放された後、彼らは一人の科学者と知り合った。科学者によれば、この監獄にはかつて暴走してアルゴードに反旗を翻した女性型アンドロイドGE-18が封印されていると言う。GE-18を解放してほしいと頼まれたアストリアン達は封印を解除する装置を探し当て、封印を解いた後にGE-18が封印されている部屋へ向かう。そこでGE-18を見て美しいと喜んだタリックに対するシーラの突っ込みが投稿の台詞。タリックは余程GE-18が気に入ったのか、科学者に託された正常化プログラムを彼が率先して入力した上に、クリサリスという名前まで与えている。
GE-18がどんな外見なのか知りませんが、SFの登場人物としては比較的まっとう(笑)なストライクゾーンじゃないでしょうか
チョンクオの歴史ではじめて、タンが民衆に税を課すことになったのだ!
HP :
ディヴォアとの戦争によってシティが崩壊してから10年。
マンハイムを首都に定めたヨーロッパは、隠居状態の李ユアンに変わって指揮を執るペイ・コンの手によって、急速に元の姿を取り戻しつつあった(腐敗した公務員、人種差別、貧富の格差もそのまま)。
かつての世界帝国チョンクオの姿を取り戻そうとするペイ・コンによって出された布告は、民衆に衝撃を与える。
いや、驚きました、直接税なしで運営できる政府があるとは。
今まで色々衝撃を与えてくれたこの作品ですが、これは文句なく第一位の衝撃。
今まで政府の収入源として出てきたのは、政府出資の企業の収益だけだったんですよね。
あと他に思い当たるのが、農産物の売却益(農産物は軌道上の農業衛星と国営プランテーションで管理しているようで、いわゆる農家についての言及は無し)。そうするとあとは高率の間接税でもあれば何とかなるのか?
今回導入されたのが人頭税ではなく所得税(税率は収入1元に対し10分)なのは政府に対する反感を弱めようとする目論見かも知れません。この収益は世界統一戦争のための資金という名目です。星新一のエッセイ(題名は失念)によると小松左京は国家=暴力団説を唱えたとか。真に言い得て妙であります。
税金のない国で有名なブルネイにも法人税はあるみたいですから、シティも個人や世帯から直接とっていなかっただけで、法人税をしこたまとっていたのかも知れませんね。
>国家=暴力団説
「ぜー金て何だ?」「カツアゲみたいなもんぢゃな」ってご投稿もありました。
HP :
サンディエゴのコミコンに参加するためイギリスからアメリカにやってきた2人のオタク。彼らのもうひとつの目的はUFO名所巡り。道中彼らはエリア51から逃亡してきた宇宙人「ポール」と出会う…。
全編スピルバーグに対する愛に満ちた(ほかにスターウオーズやスタートレックネタも少々)本作、投稿の台詞はポールを追い詰めた政府機関のエージェントのものですが、もちろん元ネタは「ジョーズ」クライマックスのブロディ所長の決め台詞(羽佐間道夫さんによる「くたばれ化け物!!」の吹き替えも印象深いですが)。クイント船長が「サメは人を喰う時に白眼をむいて笑ったような顔になる」と語ったのを受けてのものです。
「ジョーズ」をSFと言うのはさすがに無理なので「ポール」からの投稿となりました。
他の映画でサメが出たときにも常套句になってしまったそうで、ちょっとその映画やサメが気の毒ではあります。
「ジョーズ」名文句のダシに使われたSF作品も気の毒…まあでもパロディなんだから、ここはもって瞑すべしというところか。
「いや、彼は永久の生命をもっている。いつかは何処かに出てくると思う」
「死んだ方がいいかもしれない。所詮、彼は怪物だ」
HP :http://ameblo.jp/puneko
第二次世界大戦中にフランケンシュタインの心臓から不死身の兵隊を作る研究をする為に輸送していたら原爆で沈んで、戦後その心臓から再生した浮浪児が保護されて…と架空戦記風味が濃厚な東宝特撮の傑作からですね。
丁度、たまたま出現した地底怪獣と壮絶な戦いを繰り広げたフランケンシュタインが姿を消した後のラストシーンにおける主人公達のラストシーンの台詞です。
突き放した様な台詞ですが、真理を含んでいるのがまた人造人間の彼の哀しさを際立たせていると思うのですが。
ラストは地割れにのみ込まれるというものですから、怪物かどうかに関係なく死ねないのは哀れだ…。
フランケンシュタインの怪物は、去年小説でも大活躍だったので、ついそっちを連想してしまいました(闘った相手は地底怪獣ではなく有名な某教授でしたが)。
下に降りるべきだと思うけどねぇ……
HP :
今回は趣向を変えてアニメから、と思っていたら検索によると投稿数ゼロらしいので、ゾイドジェネシスより。
生まれ育った村にあるゾイドの燃料を産出するジェネレーターが破損したことをきっかけに、ジェネレーター修理工を求めて旅をすることになった主人公ルージ。彼はあちこちを回りさまざまな人々と出会ううちに覇権国家ディガルドに対する蜂起を決意、紆余曲折のすえ空中国家ソラシティへと足を向けることになります。
上のセリフは、ソラシティから地上に派遣されていた反ディガルド工作員、ロン・マンガンの言葉です。長く地に足をつけていたことで、ロンはソラシティに蔓延する孤立主義・地上蔑視から自由な思考を身につけていましたが、そのせいか治安部隊に拘束されてしまいました。
本音を漏らすと危ない目にあうのは、別世界でも変わらないようで。
「煙とバカは〜」も、別世界でも変わらないみたいですね。
HP :
デビルガンダム発見の報を受け、シンジュクを訪れるドモンとレイン。
デビルガンダムと手を組んだ東方不敗によって、ドモンはおびき出され、レインはシャイニングガンダムと共に取り残される。デビルガンダム配下のMS部隊、デスアーミーの襲撃に対応するためシャイニングガンダムのモビルトレースシステムを起動させるレインだったが、起動時の苦痛は彼女の予想を超え、思わずうめき声を上げる。
モビルトレースシステムは、操縦者の動作を忠実に再現するために、ファイティングスーツというデータスーツを高圧で密着させるので、並みの人間では身動きできなくなると言われる代物。その密着具合は、装着者の筋肉のラインが浮き出るほどです。
で、レインはかなりボリュームのあるプロポーションなので、その姿はもはやラバースーツ。放映当時はすでにテレビは一部屋一台の時代だったと思いましたが、家族で見てたら気まずかったに違いありません。
映像がないと迷文句とはわかりにくいのが残念ですね。
他にも女性のモビルファイターがいたと思いますが(スウェーデンの人とか)、その人のときは気まずくならなかったんでしょうか。…ボリューム不足していた?
私が思うに、同族嫌悪というやつだよ。
先祖の顔など、見たくないんだ」
HP :
西暦2599年。500年前に火星表面に苔と「黒い生物」を大量に解き放ち、地表を黒く染め上げることで太陽光を吸収させ、地表面を暖めようというテラフォーミング計画が、大詰めを迎えていた…いやもう、この時点で、誰か止めるヤツはいなかったのかって感じなんですがw
物語の中で「黒い生物」ゴキブリは、なぜか人間のような生物に進化していて、ゴキブリ退治に向った人間たちに問答無用で襲い掛かります。
投稿のセリフは、人間が“意味もなく”ゴキブリを嫌うのと同じ感覚で、ゴキブリも人間を嫌っているらしい、という説明のセリフですが、その真意は未だ作中で明らかになっていません。
しかしよく考えてみると、確かにゴキブリって、なんで嫌われてるのかよくわかんないですよね。噛むわけでも刺すわけでも、特定の病気を媒介するわけでもないのに…一説によると、すごい清潔好きの昆虫でホコリをすごく嫌うそうですが…実は蜂の方が、人間を殺してる数ではダントツに多くて、ゴキブリに殺された人間なんていないはずなのに…
これは、差別問題としてゴキブリがもし裁判を起こしたら、人間側が敗訴するんじゃないでしょうか!?w
うーん、ご投稿のセリフとコメントだけでは火星のゴキブリが人間を嫌う理由にはなっても、人間がゴキブリを嫌う理由になるとは…。ゴキブリと人間の中間形態をした別の異星人が惑星改造した結果、地球人が生まれた、という筋書きなら理屈が通るかな?
>なんで嫌われてるのかよくわかんないですよね。
まあ病気は媒介するんじゃないかと思いますが…。やっぱりあのテカテカした見た目とすばしっこさじゃないでしょうか。
HP :
帝国で主戦派によるクーデター発生、講和派の貴族等は主戦派により投獄されたり、殺害されたりします。そうした中、講和派の貴族の娘ということで危機にさらされた12歳の少女が帝都に滞在していた日本の外交団に庇護を求めたことから、外交団は見捨てられずに庇護するのですが、それによって外交団を警護していた帝国の兵士たちと主戦派の帝国の兵士たちが衝突、何百人もの死傷者を出す結果になります。この結果をもたらしてしまい、それを眼前に見せつけられた外交団員の一員の想いです。
12歳の1人の少女を見捨てられないというのは人間として当然の感情かもしれませんが、それによってもたらされた結果を思うと、行為に移す前にもう少し考えてほしかったと、少なくとも覚悟を固めてから行為に移ってほしかったと思いました。でも、実際問題として、誰かを助けろあるいは守れという人が、どこまでそれによって犠牲が出るリスクを考えているのか、というと案外この外交使節の人と同じかもしれません。
「もう少し考えてから行動しろよ」とは、物語の読者としてならば言えるかも知れませんが、実際問題とするならば、そんな偉そうな口を聞く勇気や覚悟は持てそうにありません。
しかもなん十万メートルという海底で作られたやつだ…
こいつは恐ろしいほどの水圧で圧縮されている
そのアワが上にのぼるにしたがって水圧から解放され……
水面近くで巨大な気体のかたまりとなるのさ
HP :
暗黒神アーリマンの力の象徴ブラック・ストーンを手に入れたクリスタル・ボーイ。
アーリマンと対の存在、光明神アフラ・マズダの力の象徴シルバー・ストーンを盗もうとしたコブラは、アフラ・マズダからアーリマンの化身と化したクリスタル・ボーイを止めるための六人の勇士を集めるよう頼まれます。
一度は断るものの、石の中に閉じ込められた相棒レディーを救うため、以前とは比較にならない力を身につけたボーイを倒すには自分の力だけでは無理だと悟ったコブラは六人の勇士を捜す旅に出ます。
その内の一人『氷の牙』の異名を持つ海賊ドブスンはボーイの所属する海賊ギルドと端から対立しており、自分が勇者の一人である事を知ったにもかかわらずコブラの事をなかなか信用としません。ギルド傘下の『幽霊船』や『悪魔』達の襲撃を受けるコブラ達の前に出現する海底からの巨大なアワによる空洞、ドブスンの部下の船が沈められた光景を見ながら投稿の台詞を説明するコブラ。
このスレを見ている人達にはおわかりでしょう、マレイ・ラインスター考案の泡攻撃です。80年代最先端のヴィジュアルセンスで描かれた本作ですが、コブラが問答無用の無敵のガンマンだったり、木星人や金星人があたり前に登場したり、当時においても古典的なSFガジェットをさりげなく登場させたりする所等、その本質は良い意味で古典的なスペースオペラなのです。
ラインスターの『青い世界の怪物』でしたか?。いや、ここにいらっしゃる方々でも、なかなか思いつく人は少ないんじゃなないでしょうか。私はカンニングしないと分かりませんでした。
HP :
世界を破滅させる戦争を起こした後も、二つの陣営に分かれての戦争が止められない世界。流れ弾によって破壊されたサーカスの生き残りたちが居た。
マントヒヒのエピストラをリーダーに、象のロボアーモ、鵞鳥のブラン・カルクーレ、そして小人ズッパことマメルトの4人は、理想の国を作るために、あてどのない旅に出る。
旅を続ける一行は、ある夜、廃墟となった町で一群の軍用犬と接触する。それらは対人戦のために人間同様の視力を持たされたので、夜間は行動できず、夜間用眼鏡を掛けたリーダー犬がかろうじて一行に対応できた。
人類の愚行を描くことはSFのひとつのパターンですが、これはその中でもトップクラス。
犬は人間より夜目が利くのにも関わらず、このていたらく。文明という物、科学という物は、今よりもっとまともな使い道があるという著者の嘆きを象徴する箇所でしょう。
この本に巡り会ったのは駄弁者様のおかげですが、読者の気持ちを非常に重くさせる作品でした。
犬を知性化するSFは色々ありますが、視力を改善しようというのはあまり見ないように思います(あんまり意味ないような気が…)。
>この本に巡り会ったのは〜
おかげとおっしゃっていただいているくせに私自身は、この作品を知らなかったのですが、評を見るに相当どぎつい文明批判の書のようで…。
「我々が折角抹殺してやったのに」
「愚かな時代、救いようのない原始人どもだ」
HP :http://ameblo.jp/puneko
未来人(23世紀の地球均等会議の過激派)がゴジラの誕生を阻止するふりをして、その核実験で別に怪獣を生み出し、日本を乗っ取ろうという作品ですが。ビキニ環礁から適当にベーリング海に転送されたゴジラサウルスはそこでも核廃棄物を吸収し勝手にゴジラになってしまった顛末を未来人のウィルソンとグレンチコが話し合う場面ですが、文明人が遅れた人々を卑下する雰囲気を充分に描いていると思います。まあ、文明人がその内面までも優れてはいないというだけの事なのでしょうが。
いやー、いくら内面の優れていない未来人でも、自分の直系の先祖だったら「救いようのない原始人」とは言わないでしょう。「文明人が遅れた人々を〜」というより、23世紀でも人種差別はまだまだ健在、ということじゃないでしょうか。
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