第297集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第299集を見る
「勘違いしないでほしいんだが、僕らは何も人類に対して悪意を持ってるわけじゃない。全てはこの宇宙の寿命を伸ばすためなんだ。まどか、君はエントロピーという言葉を知っているかい? 簡単に例えると焚き火で得られる熱エネルギーは木を育てる労力につり合わないって事さ。エネルギーは形を変えるごとにロスが生じる。宇宙全体のエネルギーは目減りしていく一方なんだ。だから僕達は力学の法則に縛られないエネルギーを探し求めてきた。そうして見つけたのが魔法少女の魔力だよ。…(中略)…僕達の文明は知的生命体の感情をエネルギーに変換するテクノロジーを発明した。ところがあいにく当の僕らが感情というものを持ち合わせていなかった。そこでこの宇宙の様々な一族を調査し、君達人類を見出したんだ。人類の個体数と繁殖力を鑑みれば1人の人間が生み出す感情エネルギーは、その個体が誕生し成長するまでに要したエネルギーを凌駕する。君達の魂はエントロピーを覆すエネルギー源足りうるんだよ。とりわけ最も効率がいいのは第2次性徴期の少女の希望と絶望の相転移だ。ソウルジェムになった君たちの魂は燃え尽きてグリーフシードへと変わるその瞬間に膨大なエネルギーを発生させる。それを回収するのが僕達インキュベータの役割だ。この宇宙にどれだけの文明がひしめき合い、一瞬ごとにどれ程のエネルギーを消耗しているのか分かるかい? 君たち人類だって、いずれはこの星を離れて、僕たちの仲間入りをするだろう。その時になって枯れ果てた宇宙を引き渡されても困るよね? 長い目で見れば、これは君たちにとっても得になる取引の筈だよ」
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虚淵玄脚本「魔法少女まどかマギカ 第9話『そんなの、あたしが許さない』」
紹介 :るーしー 様
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紹介 :クロスケ 様
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駄弁者:
恋には禁じ手はありません!
出典:
柳内たくみ「ゲート外伝 南海漂流編」
紹介 :山家 様
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駄弁者:
殺人評論家として名高いシャルル・シュモッブは、自宅で<<モンド・アンティエ>>紙に載せる批評記事の原稿を書いていた。
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ピエール・シニアック「殺人生中継」(末継昌代訳) 『ミステリマガジン』2012年10月号に収録
紹介 :好古真之 様
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駄弁者:
それが私の存在する意味…
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コナミ製作「Z.O.E」
紹介 :陸ドム 様
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駄弁者:
タイガ「結局俺は…何にも…誰も守れないのかよぉ!」
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円谷プロ「ウルトラマンサーガ」
紹介 :ザタンゴールド 様
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駄弁者:
「光二!お前が余計な手だしをしたお陰で黒川の街は砂漠になってしまったんだぞ!」
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福原博監督・市川森一脚本「シルバー仮面ジャイアント 第23話『東京を砂漠にしろ!!』」
紹介 :猫玉 様
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駄弁者:
番犬は、飼主について疑いを抱いてはならないのです。
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佐藤大輔「地球連邦の興亡3 流血の境界」
紹介 :可児歳蔵 様
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駄弁者:
お前達にはこの歌の意味がわからんのか?
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曽田博久脚本・山田稔監督「超電子バイオマン 17話『僕は龍宮城を見た』」
紹介 :H・I・T 様
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駄弁者:
僕はようやく1桁TB キミは何テラバイト?
「愛は狂気の一形態よぉ。誰かを愛している者が正常なわけないでしょう」
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柳内たくみ「ゲート5 冥門編」
紹介 :山家 様
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駄弁者:
「ブッダがある男をジゴクから助け出すため、切れやすい蜘蛛の糸を垂らした。ナンデ?」
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ブラッドレー・ボンド、フィリップ・ニンジャ・モーゼズ「ニンジャスレイヤー 第二部『キョート殺伐都市』より『ナイト・エニグマティック・ナイト』」(本兌有、杉ライカ訳)
紹介 :唯野 様
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駄弁者:
「にしても、どうやって部屋というか空間を作るんだ。いったい通販で何を頼んだのさ」
出典:
逢空万太「這いよれ!ニャル子さん5」
紹介 :るーしー 様
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駄弁者:
敵を騙すのは味方から
出典:
東映制作「仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦」
紹介 :ザタンゴールド 様
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駄弁者:
「輝!、天道輝の意味を考えた事があるか」
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深沢清澄監督・上原正三脚本「小さなスーパーマン ガンバロン 第6話『大ピンチ! あばけ悪魔の正体』」
紹介 :猫玉 様
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駄弁者:
人間でも男どうしで相手を「すき」になることはあるんだよ。
出典:
講談社「テレビマガジン」
紹介 :クロスケ 様
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駄弁者:
「よーし、最後はウルトラ・ハッピー・パンチだ!」
出典:
成田良美脚本・大塚健・大塚隆史演出「スマイル・プリキュア! 第35話『やよい、地球を守れ!プリキュアがロボニナ〜ル!?』」
紹介 :TOM 様
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駄弁者:
辰馬「いやいや、大河は間に合わんかったけんども、『JIN』がやっちょる間に登場できてよかっ……」
出典:
空知秀秋原作・下山健人脚本・三宅和男演出「銀魂’ 第233話『宇宙ブルルン滞在記』」
紹介 :土左衛門 様
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駄弁者:
わたくしのエレガントな武装でぶっ飛ばして差し上げますわぁ!
出典:
コナミ原作「武装神姫」
紹介 :hir 様
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駄弁者:
サイクロップスのバイザーが魔界の影響を受けて、妖魔が見えるようになった?
出典:
ジェフ・パーカー脚本・ロジャー・クルーズ画「紅玉の妖魔」(高木亮訳)『X-MEN:ファーストクラス明日への架け橋』に収録
紹介 :H・I・T 様
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駄弁者:
「じゃあ、あれですか。もしも彩弓さんが「地球にとって人類は害悪だ。人類のいない状態こそが地球のあるべき姿だ」なんて考えを持ってたら、地球に触れるだけで全人類を滅亡させたりできるんですかね?」
出典:
望公太「異能バトルは日常系の中で 2」
紹介 :山家 様
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駄弁者:
これが戦争…
出典:
近藤和久「機動戦士ガンダム MS戦記 第1話『出撃!ブラウンの巻』」
紹介 :電撃翼 様
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駄弁者:
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HP :
以前にも何度か投稿された、ダークな魔法少女アニメからの名文句です。
(ネタバレ開始)さやかが魔女化し、彼女の肉体と共に元さやかである魔女の結界から脱出した(ネタバレ終了)まどかの元にキュウべぇが現れます。
魔法少女の真相について問いただすまどかにキュウべぇは「訂正する程間違っていない」と答え、さらにその裏にある真意を語り始めるのでした。
某巨大掲示板の原発関連スレッドで、「勘違いしないでほしいんだが、僕らは何も福島県民に対して悪意を持ってるわけじゃない(後略)」という書き込みを見つけましたが、たとえ悪意を持っていなかったとしても説明すべき事実行すべき事を過失にせよ故意にせよしなかった結果の惨事が最近多すぎるように思えてなりません……。
HP :
宇宙のエネルギー不足を解消するために第二次成長期少女の生み出す感情エネルギーの回収という自分の目的を明かすキュウべぇことインキュベーター。
感情エネルギーで動くロボットを作ったが自分たちは感情の起伏が乏しい為ソレの激しい異世界人(つまり地球人)を召喚しパイロットにするという作品もありますが…自分たちが感情を持ってないなら何故それをエネルギーにする研究をするのか、客観的にみれる分容易だったりするんでしょうか?(ちなみにキュウべぇの星では感情は精神疾患として認識されておりごく僅かにそれを持つものもいるそうです)
そんな壮大な目的で人類の歴史を操っていながら、魔法少女を一人ずつ、個別に手間をかけて絶望に追い込むのは、非効率きわまりないと思うのですが。戦禍で一国まるごと絶望に落とし込むとか、いくらでも方法はあるような気がする…(主人公は一人で宇宙規模のエネルギーを持つに至ったみたいですが、それはたまたま見つけた大当たりなのでは?)。
追記:ご投稿が長かったせいか後半が文字化けしていたので、あっちこっちのサイトを見ながら補完しました。間違っていたら教えてください。(さらに追記:るーしーさんから文字化け分を再投稿していただきました)
HP :
「帝国」の女帝ピニャは主人公の伊丹と結婚したいのですが、伊丹には亜神やエルフ等4人(?)も嫁候補がいるし、自分は女帝なので身分が違うしということで、伊丹との結婚を諦めようとしていました。それを知った側近のハミルトンの心の台詞です。
うん、確かに恋には禁じ手はありません(だからこそ、前回の投稿みたいにも言われるわけで)。でも、ものには限度というものがあると思います。ちなみにハミルトンはこの後、はた迷惑な計画をピニャのために立て、そのために多大な迷惑をピニャや周囲に引き起こすことになるのですが、それは省略します。ここに書くのはネタバレになりますし、それに道徳的に余りにもどうなのという結果までもたらしたので。
問題は、禁じ手になりそうな手段を使う人や、禁じ手を使われるほど想われたいと妄想する人には、恋自体にあまり縁がないということじゃないでしょうか。
HP :
2006年に成立したバルテュール法により、フランスには「殺人評論家」が誕生。警察の到着前に殺人現場に立ち会い、その論評記事を発表するようになっていた……。
怪作『ウサギ料理は殺しの味』のピエール・シニアック(1928-2002)による1983年の短篇集より。ブラックな味付けと歪んだユーモアが、いかにもという印象。
BGM:「お母さんあなたも殺人鬼なんですか」Mr.Freddie&The Mercury devil
その評論家、(ネタバレ…かな?)最後の仕事は自分の殺され方を論評する事じゃないかな…とか考えていたら、本当にそういう話のようで。
命のない私にとっての生きる目的なのです
HP :
HD版発売記念に。
1作目のエンディング、強敵から命からがら逃げ出した主人公。
そーいや火星に行って何すんの?とAIに聞いたところなんと敵要塞に突入して自爆するのが任務だと言う。
命を大事にしろと言ったのはお前じゃないかと詰め寄る主人公にAIが答えた台詞です。
がしかし、続編では新主人公の活躍によって自爆せずに大団円を迎えたりしてますが。
命を大事にとは、命の使いどころを大事にということ。「生きてるだけが人生じゃない」ってところですか。
アスカ「まだだ。まだ終わりじゃない」
タイガ「でも…もう力が…」
アスカ「限界を超えたとき、初めて見えるものがある。掴み取れる力が」
ムサシ「立つんだ!タイガ。僕らはまだ、守れるんだ!」
タイガ「守れる…」
HP :http://zatangold.blog.fc2.com
ウルトラマンゼロの力を受け入れたタイガ・ノゾムは、春野ムサシ(ウルトラマンコスモス)と共に変身してハイパーゼットンに立ち向かう。ハイパーゼットンに敗れて石化していたウルトラマンダイナもチームUによって復活し、三人のウルトラマンはハイパーゼットンを倒した。
だが、彼らが倒したのは幼体に過ぎなかった。バット星人と融合して成体となったハイパーゼットンに成すすべも無く敗れるウルトラマン達。変身が解除され、変身アイテムも力を失ってしまった。絶望に打ち拉がれるタイガに先輩戦士2人は投稿の言葉をかけるのでした。このあと3人は283集の台詞と共に合体変身して立ち向かいます。
前のご投稿でも思いましたが、何だか懐かし気味の少年漫画のノリですね。
「おじさん!光二兄さんを責めるのはよしてくれよ!」
「わしだけが責めてるんじゃない!、日本中の良識ある人々がお前達の軽はずみな行動を責めているんだ」
HP :http://ameblo.jp/puneko
以前、名文句が取り上げられたシルバー仮面ジャイアントの、尖兵が1人倒されたら自動的にミサイルが発射されて街が一つ消滅するというえげつない戦略のフンドー星人の話より。
春日光三と大原のおじの会話ですね(光二兄さん=シルバー仮面なのですが)。
この大原のおじという人は文献では兄弟を利用しようとする酷い人物の様に記述されているのですが、見てみるとむしろ兄弟に情報提供したりしてるのに煙たがられるという少し気の毒な人で、これも悪意はないんですが、噛みあってない。また彼自身は「良識ある人々」の方に立っちゃってるよねえとか…、まあ良識ある人々は当事者の事情なんか知りもしないで非難してる場合もあるよねとか…、ヒーローの戦闘の為に街が一つ消滅したら非難も已む無しかなとか…色々と考えさせられます。
前のご投稿でもあったように、シルバー仮面が戦わなかったらミサイルではなく星人自身によって街が廃墟になっていたかもしれないわけで。そうなったらそうなったで、このおじさん(…と良識ある人々)はシルバー仮面を責めそうな気がする…。
番犬が飼主に逆らえるのは、あくまでも飼主の命を助ける場合だけです。いや、それすら飼主の許可を事前に得ておかねばなりません。でなければ野犬に堕してしまいます。
HP :
再び佐藤大輔から。
地球連邦宇宙軍の軍人は、すべからく強制誘導教育(つまり洗脳)を受けています。その内容は、宇宙軍軍人は絶滅回避のために、手段を選ばずあらゆる策を講じ実行せねばならないというもの。当然ですが、その際には軍の指揮系統を守ることが求められます。
さて上のめい文句は、政府が軍の一部機関に直接命令して進めていた研究に対し、宇宙軍大将がのべた批判です。まさに軍事的理想主義の産物。
しかし、この発言が恐ろしいゆえんは、元をたどればこの理想主義そのものが人為的に注入された思想だという点にあります。まあもっとも、ロマンチシズムは軍関係者にとって精神安定剤の役割を果たすそうですし、直接脳にすりこまれれば民間人相手に残虐行為などという発想自体が出てきませんから、これはこれで有用なのかもしれませんが。
問題なのは自分にとって「飼主」が誰なのかをきっちり特定しとかないと、実質なんでもありになってしまうことですよね(イーガン『宇宙消失』ではその手で洗脳を回避していたし…)。
浦島太郎という男がユートピアへ行った事を意味しているのだ!
HP :
ネオグラードで浦島太郎に扮して童謡の「浦島太郎」を唄うモンスターと亀に扮するジュウオウ、あまりにも下手糞な歌に顔をしかめるファラと冷たく一瞥するだけのメイスン(真面目な顔で浦島太郎の絵本を読むのが笑える)歌が止んだのを見計らって現れた総統ドクターマンは部下達に投稿の台詞を言い放ちます。
なんだか物凄くトンデモな発言ですが、この時点で浦島太郎の子孫である少年をすでに特定しており、少年の体内に眠るご先祖の記憶を呼び覚ます事にもほぼ成功するのがドクターマンの凄い所です。
劇場版でも黄金像と城の伝説が500年前に地球にたどり着いたピーボと彼が作ったバイオベースから生まれたものだと断定(それが事実なのがまた凄い)して見せたドクターマン、目的がメカ人間による世界征服ではなくもう少し根気があれば(彼は自分の作った作品を大した躊躇いもなく破壊してしまう事が多々ある)シュリーマン等とは比較にならない大考古学者にもなれたかもしれません。
>シュリーマン等とは比較にならない大考古学者に
あるいは高橋克彦などと比較される大(?)作家になれたかも。
紹介 :573コマンド 様 → 第179集へ
HP :
死と狂気と断罪と戦いを司る神エムロイにより亜神となった登場人物ロウリィの台詞です。思わず肯いてしまいました。冷静な恋愛なんて存在しないって聞いたことがありますし、恋愛に情熱を燃やせば燃やすほど、冷静な第三者から引かれるというのもよく聞く話です。SFというよりファンタジー小説になりますが、その中には異種族の女性1人に対する愛のために人類すべてを滅ぼした方までおられました。
それにしても、狂気を司る神様の使徒である亜神が言うと、言葉の重みが違います。普通の人間が言っていたら、私もここまで印象に残らなかったかもしれません。
>誰かを愛している者が正常なわけないでしょう
誰も何も愛したことがないという者も、正常とはいいがたいですけどね。愛を狂気と言うのなら、「正気」というのは両側が崖っぷちの細道です。
「ゲイのサディストだから」
「正解です」
HP :
ニンジャの抗争に巻き込まれ、妻子を殺され自らも瀕死の重傷を負った平凡なサラリマン。しかし彼は謎のニンジャソウルに憑依されて蘇った。全てのニンジャを殺すニンジャ、ニンジャスレイヤーへと!
本作品は、ツイッター上で翻訳連載が行われ、一部で絶大な人気を誇っているニンジャ小説です。マルノウチスゴイタカイビル、ショッギョ・ムッジョ、バイオスモトリなどトンチキな日本語とぶっ飛んだ日本文化(でも「エンダーの子どもたち」に比べるとかなりマシ)が大きな特徴の本作品。しかし読み進めていくとわかりますが、ギブスンもオジギをするガッチガチのサイバーパンク&ハードボイルド復讐譚なのです!
前置きが長くなってしまいましたが、今回はニンジャスレイヤーの中で特にジュブナイル色が強いエピソードから名文句を選びました。出口の無い周囲の環境に翻弄され、鬱屈した怒りと絶望を抱える少年は、自分のハイクの才能を認めてくれるという胡散臭い男に会う為に、地下の貧民街へと足を踏み入れます。そこで耳にしたのが、投稿した『スカム禅問答』の一節。私は初めてこの文句を見た時、呼吸困難になるほど笑い転げたものですが、読み進めていくと実に深刻かつ陰鬱な色を帯び、遂にはニンジャスレイヤーという作品全体の世界観を表す言葉であると気がつきます。ゴウランガ!
ドーモ、唯野−サン。おととし書店でこの本を見かけてから、いつかご投稿が来るんじゃないかと思ってました。原作者もさることながら、訳者のワザマエに爆笑。
>「ゲイのサディストだから」
それ禅問答じゃなくて大喜利ですから!
しかし、「エンダーの子どもたち」に比べるとかなりマシ、ですか…。これよりぶっ飛んでいるとはどんなのだ、と興味を持って読む人がいることに期待したいですが、別に面白いぶっ飛び方が面白いわけではないしなあ…。
…(中略)…
「まあ、それは帰ってからのお楽しみという事です。これで八坂家の住居問題は一発で解決されますよ! なまらすごいでしょう! 思う存分褒めてくれても構いませんよ!」
「そんなものに頼らなくても、一発で解決する方法が僕にもあるぞ」
「と申しますと?」
「お前ら全員追ん出す」
「すんません調子ぶっこきすぎました許してください追い出さないでください八坂家に置いてください結婚してくださいお願いします」
「あーあーはいはい、わかっ――待て、余計な一言を加えるな」
「……ちっ」
HP :
何度も投稿された、ラブ(中略)コメディからの名文句です。
ニャル子・クー子に加えハス太も八坂家の一員となった事で、八坂邸は居住空間不足の気配を見せ始めます。
そこでニャル子は各自の個室を作るための装置を通販で購入しますが、その装置について尋ねた真尋とニャル子の会話が今回の名文句です。
真尋の厳しいツッコミに対ししおらしい態度を見せたニャル子ですが、謝罪の言葉の中に密かにアレな言葉を含ませていたのでした。
それがしおらしい態度なのかということも気になりますが、ニャルラトホテプ星と北海道弁との関係も少々気がかりです。
……あ、作者北海道出身なんですね。
敵を倒すのも味方から
そして最後には大逆転…見事だよ
でも…見事すぎて気に入らないねぇ
君は作戦遂行のために友情とやらを踏みにじった
僕はそんなものに興味ないが…
その心の痛み、君も味わいたまえ
HP :
仮面ライダーの歴代の敵が結集した組織「大ショッカー」を率いる門矢士(仮面ライダーディケイド)と、スーパー戦隊の歴代の敵が結集した組織「大ザンギャック」を率いるキャプテン・マーベラス(ゴーカイレッド)。2人はお互いにスーパー戦隊と仮面ライダーを次々に倒し、謎の炎で消滅させていく。
マーベラスの行動が理解できないゴーカイジャーの面々はマーベラスに真意を問うが、返答は「仮面ライダーを倒さなければスーパー戦隊は消えてしまう」というものだった。ゴーカイジャーはマーベラスに言われた通りにディケイドを探し、ゴーバスターズが襲撃されているところに遭遇する。加勢したゴーカイジャーはジョー・ギブケン(ゴーカイブルー)とドン・ドッゴイヤー(ゴーカイグリーン。通称ハカセ)を残して消滅させられてしまう。
同じ頃、仮面ライダーオーズを狙うマーベラスの前に海東大樹(仮面ライダーディエンド)が現れる。彼は変身してゴーカイレッドと戦うも徐々に劣勢になり、それを見て割って入ったオーズが消滅させられてしまった。海東は泉比奈(『仮面ライダーオーズ/OOO』のヒロイン)を助けて一緒に逃亡する。
偶然出会ったジョーと海東は対立しかけるが、ハカセと比奈の説得によって矛を収める。そしてなぜ仮面ライダーとスーパー戦隊が争うことになったのかを突き止め、止めることを決意した。士とマーベラスが出会ったところに居合わせた海東達は、ジョーがマーベラスに言われた「アカレンジャーが全ての答えを知っている」という言葉を信じて行動を開始。現代のゴレンジャーが既に消滅させられていることを知り、デンライナーを呼び出して過去のアカレンジャーに会いに行く。話を聞いたアカレンジャーは「仮面ライダーもスーパー戦隊も同じ正義の戦士だ」と言い、自分を未来に連れて行くように頼んだ。これで解決すると喜んだのもつかの間、現代に帰還した海東達は信じられないものを目撃する。なんと生き残っていた仮面ライダーとスーパー戦隊が仮面ライダー1号とアカレンジャーに率いられて戦闘を開始したのだ。驚く海東達の前で1号とアカレンジャー以外は全滅、さらにその2人はそれぞれカメンライドとゴーカイチェンジ(共に他の戦士の姿に変身する能力)で化けたディケイドとゴーカイレッドだったのだ。ジョーは仲間だったはずのマーベラスに裏切られたショックと怒りでゴーカイレッドに襲いかかり、加勢したディエンドと共に消滅させられてしまう。その後一騎打ちに移行したディケイドとゴーカイレッドは相打ちで倒れ、ついに仮面ライダーとスーパー戦隊は全滅した(厳密にはハカセは生き残っているが)。
そこに現れて勝ち誇る大ショッカーのドクトルGと大ザンギャックのシルバ。実は2つの組織の怪人達は裏で結託し、「仮面ライダーとスーパー戦隊はどちらかしか生き残れない」と士とマーベラスを騙していたのだ。邪魔者はいなくなったとかねてから用意していたビッグマシン計画を発動させようとする。だが、それを士とマーベラスが妨害した。2人はビッグマシン計画のことを知り、計画の詳細を探り妨害するために騙された振りをしていたのだ。消滅したように見えた戦士達も、来るべき戦いに備えて別の次元に避難させていただけだったのである。ここに仮面ライダー&スーパー戦隊連合軍vs大ショッカー&大ザンギャック連合軍の火蓋が切って落とされた。
戦いも佳境に入り、ヒーロー達が優勢になったその時、海東がディケイドとゴーカイジャーの前に現れる。自分を裏切った士と、作戦のためとはいえジョーの友情を踏みにじったマーベラスに激怒した彼はこの台詞と共にビッグマシン計画を発動させてしまう。そして大ショッカーのクライス要塞と大ザンギャックのギガントホースが合体した超巨大ロボ「ビッグマシン」に乗り込んでヒーロー達に攻撃を開始するのだった。なお、スタッフによればこの行動は裏切られたのが自分だけだったならやらなかったらしい。
「敵を騙すには味方から」って言って種明かしするパターンは数ありますが、確かに騙された側からすれば納得いかないことも多いでしょうね。
>「仮面ライダーを倒さなければスーパー戦隊は消えてしまう」
スーパーヒーロータイム枠をめぐる争いか、とか思ったのはきっと私だけじゃないでしょう。
「天道輝は僕の名前だ」
「天の道を行く太陽という意味なのだ」
「ええ!天の道を行く太陽」
「暗い世の中を照らし輝く太陽、何者にも邪魔されず我が道を行くのだ」
HP :http://ameblo.jp/puneko
小さなスーパーマンガンバロンより、天道輝は祖父の残したガンバロンスーツと様々な装備で悪事を働く怪人ドワルキンと戦う…、ところが、彼の創ったサヤカという少女アンドロイドはガンバロンに幻覚を見せて破壊行為を行わせて、ガンバロンの正体と目した天道輝のクラスに転校してきて、どちらの立場でも打ちのめされた輝に祖父が残したコンピューターのゴエモンがその名の由来を説明し、発奮させる場面です。
まあ、最近は天の道を行くライダーも居たような気がしますが、こっちが元祖?ということで。
「そして「輝」と書いて読み方は『あぽろん』だ!」とか言いださないか心配になるのが、最近の名付け事情。
タイガトロンとエアラザーの場合も、長い戦いのなかでいつしか、「友情」から「すき」へと気持ちが変わってしまったんだね。
「変心!」ってね。
HP :
テレビマガジンの「ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー」のコーナーにおいて「タイガトロンとエアラザーは男どうしなのに、エイリアンにさらわれるとき、なぜイチャイチャしてたの?」という読者の質問に対しての答え
サイバトロンのタイガトロンとエアラザーというのは途中から番組に加わったキャラクター同士でよく一緒に行動していたのですが隼に変形するエアラザーは何かと女性っぽい仕草が目立ちました。それもそのハズエアラザーは原語版は女性なのです。
女の子ロボの玩具では売れないだろうという判断で日本語版では男性に変更されたとのことです(デストロンの女戦士ブラックウィドーはスタイルも仕草もあまりにも女性的なのでそのまま)
しかし続編の「メタルス」で2人の仲は急接近、手を繋いだり寄り添ったり男同士怪しい雰囲気を醸し出してしまったのでした(原語版にあったキスシーンは流石にカットしたとのこと)
しかしテレビマガジン編集部も何を律儀に答えてるんだろう…
だいぶ前にDASACONというコンベンションで東映戦隊ものを流していたんですが、失恋したレンジャーの一人(男)に別のレンジャー(男)が「お前には俺がいるじゃないか!」とかやっていて、新しいファン層が開拓できそうだけど、よい子のみなさんにこういうの見せといていいのかと笑った記憶があります。同性婚が認められる国も出てくるぐらいだから、子どもにもそっち方面に偏見を持たないようにとの深謀遠慮…なわけないか。
しかし最後のオヤジギャグは自重しようと思わなかったのか、編集部。
「必殺技ですね。583ページにありました」
HP :
ロボの操縦は、叫んでレバーを押すだけじゃないんだよ!?
なんか色々ぶっ飛んでるので話題の「スマイルプリキュア!」ですが、今回は敵の発明により、主人公のキュアハッピーがロボットにされてしまいました!
大変! ハッピーロボは誰かが操縦しないと動けない仕様!
「誰かわたしを操縦して〜〜」
と、聞きようによってはややエロく聞こえるセリフに応えて、ロボットアニメ大好きなキュアピースはノリノリで乗り込むが、操縦方法がわからない!
基本スポーツ少女なキュアサニーや、機械オンチでテレビの録画もできないキュアマーチでは、変な動きしかさせられなくて、とても戦闘にならない!
もうダメか、と思ったその時、突如目を光らせてハッピーロボが再起動し、華麗な合気道の技で、敵のアカンベーロボを弾き飛ばす!
ついさっき、ロボッター(この世界で人気のロボットアニメ)の解説書を借りて読んだばかりの、天才少女キュアビューティーが操縦をし始めたのだ!
その途端、見違えるような華麗な動きで敵を寄せ付けないハッピーロボ!
「わたし、カッコいい!」
と、ハッピーロボも大喜びですが、すごいのはどう考えてもビューティーですw
投稿のセリフは、燃え燃えのピースの指示に、ビューティーが応えたもの。
ピース(やよいちゃん)がビューティー(れいかさん)に「スーパーテレビまんがシリーズ 841 鉄人戦士ロボッター大図鑑」を手渡してから、せいぜい5分くらいしか経ってないはずなのに、そこまで読んで覚えちゃったのか!? とみんなビックリ!
さすがビューティーさん、真顔ですごいことをやってのけますw
この回は多分、アニメ史に残る! かもねw
マニュアルを読みながら戦闘や大気圏突入をやった某ニュータイプに倣ったんでしょうか、これは。
銀時「(注・辰馬に蹴り入れて)間に合ってねーよ! あっちはあっちで半年近く前に完結してんだよ!」
神楽「今すぐオメーも非常階段から突き落として完結してやるから待ってるアル」
新八「待てー! その人今落ちてきたところだから! それ以上やったら死んじゃうから! 」
HP :
桂の相棒・エイリアンのエリザベスが姿を消した。エリザベスを追った桂と銀さんたちは、エリザベスが謎の傭兵種族・蓮蓬の地球侵略の尖兵だったことを知る。そこに砲撃とともに現れたのは、銀さんたちのかっての攘夷志士仲間・坂本辰馬だった!
……まあ、再開記念ということで(笑)銀さんと神楽の息の合い方が絶妙で、やっぱり神楽ちゃんにとって銀さんってもう一人の兄貴なんだろうなあ。
このせりふはアニメオリジナルで、原作だと別のせりふになってます。よっぽど大河ドラマにひっかけられなかったのが悔しかったのか、ていうかアニメスタッフグッジョブ。
めい文句の掲載がさらに遅かったせいで、幕末舞台の大河ドラマということであれば、一周して間に合ってしまいましたが(竜馬はでないだろうけど)。
HP :
全高15cmのフィギュアロボ、神姫。”心と感情”を持ち、最も人々の近くにいる存在。
多様な道具・機構を換装し、オーナーを補佐するパートナー。
その神姫に人々は、思い思いの武器・装甲を装備させ、戦わせた。
名誉のために、強さの証明のために、あるいはただ勝利のために。
人はそれを武装神姫と呼んだ……
というわけでちっちゃくて強烈な個性を持った美少女ロボット達のSF(すこしふしぎ)な日常系バトルアニメ、武装神姫からひとつ。
3話初登場のバイオレンス縦ロールお嬢様神姫イーダ様のお言葉。この一言だけでどんなキャラかよくわかります。
でもバカでかいクローアームやバカでかい大剣やバカでかい機関砲が武装。どの辺がエレガントなんだ……
>どの辺がエレガントなんだ
そういうパートナーロボットが普及している世界なら、武装していないほうがエレガントだと考える人のほうが多そうですが…。まあ必ず武装しなければならないというのが前提だったら、神姫基準ではこれがエレガントなんだと強弁できないこともない?
論理的には合ってるが、科学的に間違ってる…
HP :
何者かに操られるミュータントハンターロボットセンチネルと戦うX-メン、その戦いの最中スコット(サイクロップス)だけが謎の怪物を目撃、センチネルを操っていた男――彼は自分が何故こんな事をしたのか全く覚えてなかった――からもやはりスコットにのみわかる痕跡が。
スコットの視点を借りたエグゼビア教授――人類最強最大のテレパス――は痕跡が魔術エネルギーによる物と推察、かつて義兄ジャガーノートを異次元サイトラックに封印する際に協力してくれたマーヴル世界最強最高の魔法使いドクター・ストレンジの元へとX-メン共々訪れます。
サイトラックの世界へ入るにはルビーが必要、そしてスコットの能力――スコットが家族と生き別れる原因となった飛行機事故の際、1つしか残ってなかったパラシュートで弟と降下せねばならず、着地の際弟を庇って頭を打った後遺症で目を開けている限り自分の意思とは無関係に破壊光線オプティカルブラストを発射し続ける体質になってしまった――を制御するためのバイザーにはルビークォーツが用いられてるため、異次元から脱出する際くっついてきた妖魔の影響を受けたバイザーを装着していたスコットにのみ妖魔が見える事を説明するストレンジ、それに対するハンク(ビースト)の反応が投稿の台詞。
ボビー(アイスマン)いわく「片手に三角法の本を持ってもう片方の手にロシア文学の本を持って足でメレンゲパイを焼いていた天才」で、シェークスピアをはじめとした古典文学やウィリアム・イェーツ等の近代の詩人にも精通しており、ハリウッドのアクション映画を仲間と楽しみながらも的確な評論を行う事が出来るXメンの中でも最も『万能人』に近いハンク(後に生化学の博士号を修得する)ですが、どうやらSF作家にはなれそうにありません(作家や製作者は作品の科学的間違いに気づいても論理の方を優先させるのはしょっちゅうですから)。
まあ当時から科学で身を立てる事を考えていた彼としては安易に超自然現象に飛びつく事がどうしても出来なかっただけでしょうけど。
ドクター・(ヘンリー・フィリップ・”ハンク”)マッコイに「論理的」とか言い出されては、スタトレファンとしては吹き出さざるをえません。
…(中略)…
「私はそんな幼稚な考えは持っていませんよ。人類の存在が地球にとって迷惑だと考えること自体、人類の思い上がりでしかありません。自分達が地球の一部でしかないことを忘れた、傲慢な勘違いですね。美しい地球を守ることは大切ですが、そもそも「美しい」という価値観が人間特有のものであることを忘れてはなりません」
HP :
この小説のヒロインの1人、高梨彩弓は<始原>という異能を持っています。その存在に触れることで、あるべき姿に還す、という能力なのですが、その能力がどれだけのものかが明かされた一節になります。あるべき姿、というのは彩弓の主観によるので、例えば、書き込みのあるノートを新品の状態にもチップの状態にも彩弓は還せるのですが、半分冗談での主人公の質問に対して、彩弓は上記のように返答しました。
彩弓の返答自体もいい言葉なのですが、それ以上に裏が怖いと感じました。彩弓は、そんなことはできないとは言っていないのです。主人公も彩弓の返答の裏に気づいて、ぞっとするのですが。一見すると、そう強力な異能には見えないのですが、実際には最強クラスの異能の一つでした。
この異能というのは、自分自身に触れた場合でも有効なんでしょうか。この人が自分に触れて、そういう異能をもっているのが自分のあるべき姿だと考えているとしたら、地球云々とは段違いに傲慢じゃないかと思うんですが。
そしてぼくは……
ぼくは兵士な・ん・だ
HP :
コミックボンボンに連載された、初代ガンダムの世界を舞台にした漫画より。ジオン軍の普通のパイロットを主人公にした、「ガンダム0080」や「MS IGLOO」の大先輩とも言える作品です。
ジオン軍のパイロット養成学校の学生であるフレデリック・ブラウンは、実地訓練として「コロニー落としの準備」に従事することになりました。現場に向かう途中、ブラウンは先輩に、コロニー内の住人は避難したのかと聞いてみましたが、きちんと答えてもらえません。
現場に到着後、先輩たちが「準備」を始め、周囲を警戒中だったブラウンのザクのメインカメラがその様子を捉えたとき、ブラウンは先の質問の答えを目の当たりにします。メインカメラに映ったのは、激しく咳き込み、のた打ち回った挙句に死んでいくコロニー内の住人たち。その中には、事切れた幼い息子の名前を叫びながら倒れる母親の姿もありました。「コロニー落としの準備」とは、毒ガスによって住人を虐殺し、無人にすることだったのです。
ブラウンは、初の実戦で「戦場」とはどんなところなのか、「戦争」とは何なのか、そして自分がそれに従事する「兵士」であることを思い知らされるのでした。そしてショックを引きずる間もなく連邦軍の巡洋艦と遭遇、やりどころのない感情を敵にぶつけ、ブラウンの初陣と最後の学生生活は終わったのでした。
まさしく、アムロ(本作にも、余りにも強すぎる敵として登場します)の「相手がザクなら人間じゃないんだ」の正反対を行くような、児童誌連載作品であることを忘れさせるようなスタートを切った本作。正式に軍人となったブラウンは、艦砲をもろに食らって生死の狭間をさまよったり、パイロットと歩兵の温度差を味わったりしながら戦っていくこととなります。
発表が1984年から85年とありますから、ずいぶん前の作品ですね。児童誌連載作品であることを忘れさせるような、というか、描いている方も掲載紙の読者層を忘れてたんじゃないだろうか(笑)。今となってはすごい。
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