第282集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第284集を見る
アスカ・シン「本当の戦いは…」
出典:
円谷プロ「ウルトラマンサーガ」
紹介 :ザタンゴールド 様
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駄弁者:
「ホッジス、あなたってSFしか見ないで育ったの?」
出典:
「CSI 第9シーズン20話『宇宙船CSI』」
紹介 :山本弘 様
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駄弁者:
「日本にはウルトラ警備隊がいるんだ。宇宙人の一匹や二匹……」
出典:
金城哲夫脚本・鈴木俊継監督「ウルトラセブン 第7話『宇宙囚人303』」
紹介 :ゴジリスト中小路 様
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駄弁者:
これから度々お目にかかるブラックサタンの戦闘員の諸君だ、名を名乗っておこうか
出典:
東映製作「仮面ライダーストロンガー」
紹介 :クロスケ 様
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駄弁者:
死者、百二十六万四千三百二十八人。
出典:
高千穂遥「ダーティペアの大冒険」 同名書に収録
紹介 :ラッキー・チャンス 様
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駄弁者:
この百年間、知性体として認めよという運動の一環として、ダイアデムのロボット労働力がストライキにはいっているためだ。…(中略)…百年このかた新造艦は一隻もあがってこない。
出典:
バリントン・J・ベイリー「禅銃<ゼン・ガン>」(酒井昭伸訳)
紹介 :TWR 様
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バルセロナの魔女学校で真っ先に教わった!
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野上武志「ストライクウィッチーズ アンドラの魔女」
紹介 :山家 様
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貴様を私人逮捕する!
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デニス・オニール脚本・ディック・ジョルダーノ&ニール・アダムス画「…and a child shall DESTROY Them!」(関川哲夫訳)
『グリーンランタン/グリーンアロー』に収録
紹介 :H・I・T 様
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駄弁者:
国王にライフメーカーの加護あらせたまえ!
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ジェイムズ・P・ホーガン「造物主の掟」(小隅黎訳)
紹介 :可児歳蔵 様
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ヒトは誰も「心」の呪縛から逃れることはできない。
出典:
瀬名秀明「BRAIN VALLEY」
紹介 :アーサー・エリス 様
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「…デスパレスは崩壊寸前だ。▽
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コナミ製作「パワプロクンポケット9」
紹介 :ギムレット 様
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「情熱、思想、理念、頭脳、気品、優雅さ、勤勉さ、そして何よりも速さが足りない!!」
出典:
谷口悟朗監督「スクライド」
紹介 :hironobu 様
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駄弁者:
「玖郎、君は今アシュリーが死に瀕して苦痛を味わった。誰かが死ぬという辛さを、君は誰よりも知っているはずだ。……その君に問おう。…(中略)…君が死んで、悲しむ人はいないのか?…(中略)…君が死を選ぶという事は、彼らに苦痛を与える事だ。今の君と同じ、遺された者の悲しみを彼らに味わわせるという事だ。それを――想像できなかったとは言わせんぞ」
出典:
矢野俊作「ダブルクロス」
紹介 :るーしー 様
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「どうやら侵入者はあのゴリラ・チームらしい。彼らはあなたを狙ってくるでしょうな」
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国際映画社制作「亜空大作戦スラングル mission33『奪われた辺境都市』」
紹介 :ザタンゴールド 様
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「僕は地球を救ったんですよ!?」
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ピーター・バーグ製作・監督「BATTLESHIP」
紹介 :冬寂堂 様
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振動ドライブ装置は、テレビウムで作られた駆動リングで、高周波の電磁振動を起こし、その反動でコメット号を推進させようとするものである。
出典:
エドモンド・ハミルトン原作・神波史男脚本「キャプテン・フューチャー 第13話『惑星に空気がなくなるとき』」
紹介 :土左衛門 様
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来るぞ前方 唸りを上げて キバをめがけて体当たり
出典:
東京一作詞「MATチームの歌」 『帰ってきたウルトラマン』挿入歌
紹介 :鳩野空次 様
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駄弁者:
他の惑星に住んでいる未知の生物は、おそらくまだ『自由』という野蛮な状態にとどまっていようが、諸君は理性の恵み深い『くびき』に彼らを従わせねばならない。数学的に正確な幸福をわれらがもたらすことを彼らが理解できぬとしたら、われらの義務は彼らを強制的に幸福にすることである。
出典:
エブゲーニイ・ザミャーチン「われら」(川端香男里訳)
紹介 :TWR 様
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駄弁者:
hello,world
出典:
ブライアン・カーニハン,デニス・リッチー「プログラミング言語C」(石田晴久訳)ほか
紹介 :Y 様
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駄弁者:
ロボットだと?馬鹿馬鹿しいそんなことを言うから益々信用出来なくなるんだ
出典:
石森章太郎原作・東映制作「ロボット刑事 第4話『壁に消えた殺人者』」
紹介 :クロスケ 様
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駄弁者:
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春野ムサシ「本当の戦いは…」
タイガ・ノゾム「本当の戦いは…」
「「「本当の戦いはここからだ!!!」」」
HP :
バット星人がゼットンを強化して作り上げたハイパーゼットン。ハイパーゼットンを作るための実験場にされた地球の危機に、ネオフロンティアスペース(ティガ・ダイナの宇宙)からアスカ・シン(ウルトラマンダイナ)が駆けつけるが、ハイパーゼットンに敗北。かつてガタノゾーアに敗北したティガのように石像化してしまう。ダイナが最後の力を振り絞って発した呼びかけに答えてコスモスペース(コスモスの宇宙)から春野ムサシ(ウルトラマンコスモス)が、アナザースペース(『ベリアル銀河帝国』の舞台になった宇宙)からウルトラマンゼロが駆けつける。ゼロは偶然バット星人に捕獲されていたネオフロンティアスペースのスーパーGUTS隊員タイガ・ノゾムの勇気に感心して一体化し、命を救う。
コスモスとゼロ、そして復活したダイナはハイパーゼットンを一度は撃破したが、バット星人と融合して真の姿になったハイパーゼットンに敗北する。絶望するタイガだったが、先輩2人は「まだ終わっていない」と発破をかける。そしてこの台詞と共に合体変身、ウルトラマンサーガとなってハイパーゼットンを倒すのだった。
「サーガの勇気が宇宙を救うと信じて!」…じゃなかったですか。よかったよかった。
それにしてもサーガは「英雄叙事詩」の意味じゃなくてウルトラマンの名前だったんですね。
「馬鹿にするがいい。SFは多くのテクノロジーの発展にインスピレーションを与え続けている」
「馬鹿にしてないわよ。SFは大好きだから。特にあの喋る馬がお気に入りなの」
「……『お馬のエドくん』?」
「ええ」
「けど、あれはSFじゃない!」
「SFよ。馬が進化して喋るようになった世界だもの」
「あの……ねえ……あれは絵空事!」
「いいえ、光より速く移動するものがあるっていうのが絵空事なの。アインシュタインが生きてたらビンタ食らうわよ」
HP :http://homepage3.nifty.com/hirorin/
SFドラマ『アストロ・クエスト』のコンベンション会場で死体が発見される。被害者はTVプロデューサーで、『アストロ・クエスト』のリメイクを企画していたが、そのパイロット版が旧作のイメージをぶち壊していたため、ファンから激しい非難を浴びていた。はたして熱狂的なファンの犯行なのか?
……という、『暗黒太陽の浮気娘』みたいな話。全編、『スター・トレック』のパロディだらけの異色作です。特にホッジスが『アストロ・クエスト』の登場人物になった自分を妄想するシーンでは、「タロス星の幻怪人」や「宇宙指令!首輪じめ」の一場面が忠実に再現されています。スタッフ、どんだけスタトレ好きなんだよ!
上はホッジスとマンディの会話。科学的にありえないという点では同じなのに、何で『スター・トレック』はSFで、『お馬のエドくん』は「SFじゃない」と思えるのか。そのへんを考えだすと、実はけっこうSFの本質に迫った問題提起なんじゃないかと思えます。
『暗黒太陽の浮気娘』(SF大会の会場で殺人事件が起きる、SFミステリならぬSFネタミステリの傑作)のラストはD&Dでしたが、こちらはスタトレですか。
>SFよ。馬が進化して喋るようになった世界だもの
馬がしゃべれるようになったのがどんな自然選択によるものだったのかとか、馬がしゃべれるようになった場合の人間社会がどんなものになるかを『スタートレック』のワープ程度にでも理由づけしていれば、SFと認識する人も増えるんじゃないでしょうか。…ダーウィンからもビンタを食らうかも知れませんが。
HP :
キュラソ星から地球に侵入した逃亡犯303号は山中でハンター二人を殺害し、ガソリンスタンドを襲ってガソリンをガブ飲みし、警察の警戒網を突破して都内に現れた。地球防衛軍は全都に戒厳令を布き、テレビ・ラジオを通じて都民に夜間外出の禁止を布告する。上記投稿の台詞は、そのテレビニュースを見た東京近郊の或る一家の長男が吐いた一言。
ウルトラセブンに出てくる宇宙人は地球人類を低く見るような連中が大半だが、なかなかどうして地球の少年も宇宙人に対する偏見が強い。「一匹や二匹」って、まるで猿扱いじゃないの……で、バチが当たったという訳でもないが、この直後、この一家はその「一匹」に襲われることになる。もっとも、末っ子の機転で警察からウル警へ通報され303号は裏口から逃走、一家は全員無事だったが。
「怪獣」と「宇宙人」をあんまり区別していないんじゃないでしょうか。物語の中の人も観ている人も…。観ていた頃の私は多分、していなかったです。
姓は城!名は茂!
HP :
俳優荒木しげる氏の訃報を聞き、遅ればせながら追悼の投稿をさせて頂きます。
第1話にて旅客ホバークラフトのジャックをたくらむブラックサタンの前に現れた城茂の初登場のシーンです。荒々しくも常に余裕を忘れない茂の姿勢は大変恰好良く、個人的には昭和ライダーの中で一番好きなキャラクターです。
昭和ライダー世代とは言えない私ですが間違いなく「ストロンガー」は私にとってのヒーローでした。
荒木氏のご冥福をお祈りいたします。
亡くなった時に見落としていてすみません。275集で一緒に掲載するべきでした。
>これから度々お目にかかる
倒される戦闘員にとってはこれっきりじゃないのかなあ…(「安心せい、峰打ちだ」?)。
ダーティ・ペアの名は、また銀河系全域に、華々しく轟いたのだった。
HP :
さて、今回は日本のスペオペ小説先駆者である高千穂遥の、「クラッシャージョウ」シリーズと並ぶ代表作から。WWWA(世界福祉事業協会)に所属する犯罪トラブルコンサルタントとして強力な捜査権を持つケイとユリの二人組は、警察の手に負えないと判断された事件を解決に導くために様々な星に派遣されるのですが、そのたびに凄絶な被害をもたらすために、付いたあだ名が“ダーティ・ペア”。本作でもその実力は遺憾なく発揮され、火災現場で不審な遺体1名を発見したという事件で、派遣先の宇宙港に到着したとたんに(故意にではないけれど)民間機1機を炎上大破させてしまいます。で、犯人を追いつめ真相を究明したは良いのですが、成り行きで巨大な宇宙ステーションが地上の都市に墜落して壊滅。引用のセリフで物語は幕を閉じます。普通なら、捜査の過程で人1人が死んだだけでも命の重さとか自責の念とかを描写しそうなもんですが、このシリーズに限ってはそんな事はありません。一行でさらっと百二十万人余りを殺しておいて、その被害の大きさよりも自分たちの悪評を嘆くヒロインたちの心理で物語を締めくくってしまうのです。
120万人が死んであっけらかんとしている主人公をアニメ化するというのも、なかなか胆力が要ったんじゃないかと(さすがに放送可能レベルの災害に抑制されているとのことですが)。
HP :
かつて銀河に覇を唱えた<銀河の宝冠(ギャラクティック・ダイアデム)>帝国。今は出生率の低下に悩まされ、知性を与えられた動物とロボットが貴重な構成員となっていた。
帝国を支える屋台骨として35個艦隊を数えた宇宙艦隊も、今は5個艦隊を残すのみ。
しかし、第10艦隊アーチャー提督が語った宇宙艦隊衰退の要因はそれだけではなかった。
ロボットのストライキですか、しかも軍需部門。確かに、知性を認めさせるなら、単なる破壊行為として片付けられる反乱よりはストライキの方が説得力はあるでしょうけどね。
ロボットに知性を認めない理由は、かつてコンピューターに政府を乗っ取られたからだと言うことですが。
イギリスでは2次大戦中も堂々とストライキが行われたという伝説があるので、これはこれであり、か?
百年も続いているストライキというのは、労働者と雇用者、どちらの忍耐力を褒めればいいんでしょうか(あるいはどちらの無策を責めればいいんでしょうか)。
…あれ、『禅銃』からのご投稿、まだ2回目?(それも前回はすごく前)
「魔女」とは魔力があるかどうかじゃない──故郷の人々を守る意志をもつ事なのだから
HP :
異世界のネウロイによる侵攻に対処するために編成された人類統合軍。欧州大陸のほぼ全域がネウロイの手に落ちた1940年、人類統合軍はピレネー山脈を防衛線とし、ネウロイの手から1人でも欧州の人類を避難させようと苦戦していました。そして、バルセロナの魔女学校を卒業したばかりの主人公は、故郷のアンドラを守るように命ぜられ、避難民を救おうと故郷の人たちと共に戦うことになります。上記の科白は、その物語のラスト近く、共に戦い、活躍した一般人の小学校時代の同級生にかけた言葉です。そして、同級生は「魔力のない魔女」の異名が周囲からつくのですが。
このシリーズの主役はウィッチなのですが、一般人も武装してネウロイと戦っています。物語によっては、ウイッチが余り出てこないものもあるくらいです。でも、上記の科白を思えば、魔力がなくても、故郷の人々を守ろうとする人たちは皆、ウイッチなのかもしれません。だからこそ、魔力のない同級生を、主人公達は「魔女」と認めたのでしょう。共に闘う戦友にかける言葉として、とてもいい言葉に、私には思えました。
この話の世界では「魔女」は称賛の対象なんですね(魔女狩りがあった過去なんかはどう説明されているんだろう…?)。
追記:「ストライクウィッチーズ世界では様々な怪物が実在し、歴史の分岐点でそれらと戦う魔女が影響を与えているため」歴史がガラリと変わっていて魔女狩り自体起きていないとのことです。(亜鈴星さんご指摘ありがとうございます)
…頼むから、抵抗しろ!
HP :
地方都市にあるミドゥヒル小学校に赴任するダイナ・ランス(スーパーヒロインのブラックキャナリーでもある)を送ってきた恋人のオリバー・クイーン(グリーンアロー)と親友のハル・ジョーダン(グリーンランタン)。
突如鳥の大群に襲われるも何とか切り抜け、学校にダイナを送り届けた後、車椅子に乗ったかつての恋人キャロル・フェリスと再会するグリーンランタン。
諸悪の根源である、超能力少女シビルを利用して学校を支配する”秩序を求める者”を自称する学食のコック(ランタン達は知らなかったが、キャロルが歩けなくなったのもシビルにコックが『お仕置き』させたからであった)に向かってダイナに重症を負わされたアローを差し置いてキャロルに危害を加えようとした事に対する怒りを投稿の台詞にこめてぶちまけるグリーンランタン。
正義のアウトローであるグリーンアローに対して、あくまで法を守り権威を尊重する優等生としての面が強調された本作のグリーンランタン。
そんな彼の自分の立位置と恋愛感情の公私混同のせめぎ合いを簡潔に表したこの台詞の汎用性はきわめて高いと思います。
そういえば銀英伝でラインハルトが似たようなことをフレーゲルに言っていたような……。
ああ、外伝の1でした。「それ以上、動くなとは言わぬ。動いてみろ。そうすれば、私としても卿らの肥大した心臓を撃ちぬく口実ができるとというものだ」
こっちは公私のせめぎ合いではなく、嘲弄の言葉でしたけど。
HP :
誤作動を起こした異星の工場船が不時着し、そこで作られたロボットたちが独自の会社を作っている土星の衛星タイタン。そこでは地球で工業製品と呼ばれているものが既に工場船によって存在し、ロボットたちは完成品を利用して生活していました。
地球人がタイタンに降り立った時、まさしく彼らは地球でいう中世そっくりの社会を築いていた──
投稿したセリフは、教会と国家が民を統制するロボット中世社会を象徴するような宗教裁判で発されたものです。自分たちで努力しなくとも完成品が周りにあるため、その『完成品』を作った自分たちより偉大な存在を信じることが当たり前になっているというロボット社会が、いかにもホーガンらしい嘘のつき方だと思います。
機械文明が宗教をもったら、本当に創られた存在である分、人間よりも強固な信仰になってしまうかも知れませんね(もっともこの作品の「タロイド」の進化は、もともとの造物主の意図とは違ったものなのですが)。
この作品、絵的にも主人公ザンベンドルフのキャラとしても面白いと思うんですが、星野先生「星を継ぐもの」に続いてマンガ化しないですかね…。
その証拠に自分は父を嫌悪し、息子を嫌悪し、妻を嫌悪している。そして嫌悪の感覚を作り出しているのは脳であり、体内を巡る血液中の免疫細胞であり、ストレスタンパク質であり、ホルモンであり、神経伝達物質なのだ。
すなわちこの体であり、すなわち「心」であり、すなわちニューラルネットワークと無数の分子なのだ。
分子は我々の理解などあざ笑うかのように、「嫌悪」を作り出す。それを止めることなどできない。
我々はみな、ちょっとした化学反応に踊らされている。
HP :
第19回日本SF大賞受賞作より。本当にこの作品は情報量が多くて目眩がします。
投稿の文句は脳科学者である主人公・考岡のもの。当たり前ですけど、心や魂と言いますが科学的に見れば結局はそれも単なる化学反応の連続にすぎないんですよね。
それを考えるとものすごい虚しくて悲しい気持ちになりますけども、同時に不思議な気持ちにもなります。その「ちょっとした化学反応」が連続して、多種多様で十人十色の人間の感情を生み出すんですから…生物というのは、それも人間は特にわかりません。
『パラサイト・イヴ』に続く長編第2作でしたね。堂々のハードSFだと思うんですが、刊行当時SFと冠して売られていた記憶がないです(ホラー全盛の頃でしたし)。
この作品では「嫌悪感」のような基本的な感情のほか、UFOや臨死体験も脳科学から説明していたのが印象に残っています。
ヘタをすればお互い生きて帰れないぞ。▽
どうしてそこまでするんだ?▽」
「ククク…▽
気に入らないんですよね、あなたが。▽」
「…なに?▽」
「強大な力に反抗して、それでも
生きのびるような人間がいたら、
それは英雄ではないですか。▽
そんな伝説が残ってしまえば、
いつまでたっても権力に反抗的な
人間はいなくならない。▽
だから、あなたには この場で
死んでいただかないと困るんですよ。▽
死ねぇ、キャプテン【パワポケ】!!▽」
HP :
Fate/Zero見てたら「英雄が人を戦争に走らせる」という台詞があったので、似たような台詞をパワポケにもあったからそれを投稿しようと。
今回の文句はパワポケ9裏サクセスラストバトル二戦目直前から。
9裏サクセスについては以前の投稿で説明しましたので省略します。
主人公は最終決戦で敵である連邦の首都で移動要塞のデスパレスに突入し大統領を確保。
崩壊するデスパレスから逃げる時、阻止すべくソネムラ長官(おそらく軍部のNo.2)が戦闘を仕掛けてきます。
一戦目(戦車とパワードスーツ)を撃退した後主人公がソネムラ長官に「なぜそこまでするんだ?」と聞いた所からの一連の会話です。
この後ロボに乗り込んだソネムラ長官と二戦目が始まります。
英雄の伝説は無くとも権力に反抗する人は出てくると思いますが、伝説があった方が出てくる割合が多いのは確実でしょう。
似たようなこと言っててもあっちは主人公なのにこっちは悪役なんですよねぇ。
それがパワポケらしいったららしいんですが…
ちなみにソネムラ裏で出てくると確実に悪役なんですが自分は好きなキャラの一人です。
文句中の【パワポケ】には主人公の名前が入ります。
死んだら死んだで殉教者として祭り上げられてしまうので、生かしておいて洗脳するとか転向させるとか(あるいは「ワーイワーイ♪野球ガ デキテ タノシイナ〜♪」をさらすとか)できた方が、権力の側としては望ましいかと思います。
HP :
スクライドと言う作品に出てくる、ストレート・クーガーと言うキャラクターの台詞です。この作品は原子を特定の形に再構成する能力者が登場する作品で、彼は速さの能力者なので、車を強化して速くしたり、自身の脚部を強化して速くすることが出来ます。
そんな彼が信条とすることが「速さが必要」ということで、何事にも速さを追求する彼が弟分に説教たれている場面での台詞がこれです。
ひょっとして速さが足りていたら、前の情熱から勤勉さまでは彼的にはどうでもよかったりしないでしょうか。
HP :
以前に何度か投稿した、現代超能力アクションTRPGの小説版からの名文句です。
オーヴァードに覚醒した玖郎と仲間の陽菜・アシュリーがあるジャームとの戦闘中、危機に陥った玖郎を庇ってアシュリーは重傷を負ってしまいます。
何とか撤退してアシュリーを治療すると彼女が助かった事に安堵する玖郎でしたが、死に場所を探すかのような無謀な行動を取ってきた彼に怒りを感じた陽菜に叱咤されます。
かつて父を助けられなかった罪悪感に苦しみ続けてきた玖郎は自分自身の死を望んでいましたが、今回の戦いを通して自分と向き合う事ができるようになりました。
生きる意味を探す主人公は今までにも多く登場してきましたが、少なくとも自分を大切に思ってくれる人を悲しませないというのはそれなりの意味になるのではないでしょうか。
会話の間に「中略」が多かったので、勝手ながら間を大きく省かせていただきました。「この部分は不可欠」というところがあれば指摘してください。
>君が死を選ぶという事は、彼らに苦痛を与える事だ
他人のために死を選ぶ人は、自分の死が引き起こす苦痛より、自分の死によって避けられる苦痛のほうが大きいと思ってそうするのでは…。
「な、ま、守ってくれないのか!?」
「あなたは市民を裏切ったのですから。報いでしょうな」
「そんな…私は私なりに市民のことを思って…」
「しかし市民はそうは思ってくれんでしょうな」
HP :
複数の惑星からの移民が暮らす亜空の中で地球人のみの社会を守ってきた独立国家アーシー・ランドベース。クライムはこのランドベースが保有する「亜空最強の軍隊」アースアーミーに目を付けた。アーシーの総指令はギャラクスペース連邦とクライムの戦いはクライムの勝利に終わると予想し、クライムと手を結ぶことを決意する。
ゴリラはアーシーがクライムの要塞にされるのを阻止し、同時にアーシーを亜空連邦に加入させるよう説得するという任務を与えられた。先に向かったマジシャンはアーシーのダビド将軍に出会う。彼は自身の開発したロボット兵器軍アースアーミーが悪用されるのに耐え切れず、マジシャンと共に奪還に向かう。
台詞はゴリラの行動を察知したクライムのロンゲルフ元帥と総指令の会話。ロンゲルフは亜空軍に所属していたときに仲間の裏切りで妻子を殺されたという過去を持つため、やらせたのが自分とは言えど内心では総指令の独断を苦々しく思っていたと思われる。
事件が終わった後100年もすれば、総指令の行動を再評価する歴史家も現れるかもしれませんね。本人にとっては何のなぐさめにもならないでしょうが。
「確かにそうだが、娘の事は別問題だ」
HP :
2006年、NASAは生命体の居住可能な惑星を発見した。惑星に居住する知的生命体にコンタクトを取るため、5年の歳月をかけ強力な電波発信装置を開発、ハワイに設置し、彼らからの連絡を待った。
一方そのころ、ハワイ沖に十四カ国からなる合同演習が始まろうとしていた矢先、彼らの目前に巨大な建造物が姿を現す。それはNASAの呼びかけに応じて現れた異星人の宇宙船だった、但し、地球人が意図したような友好を目的としたそれでなく、侵略者として現れたのだった。
通信設備を地球への航行途中で破損した彼らは、ハワイ一帯をバリヤーで囲み母星と連絡を取ろうとするが、それは阻めるのは日米の駆逐艦3隻のみ。その後、敵の宇宙船2隻を撃沈するも、すべての駆逐艦を失ったクルーの前に現れた巨大母艦。彼らに残された最後の対抗手段とは?
投稿したデスヨネーな台詞は、すべてが終わった後、主人公が恋人の父親にしてアメリカ海軍艦隊総司令に結婚の許可をもらおうとして拒否された時のやりとりから。そりゃたしかに地球を救ったからと言って、娘をくれてやる義理はないわなwwもっともこのあと「昼飯でも食いながら君の降伏条件について話し合おうじゃないか」なんて言ってるから結果オーライだったようで何より。
久々に観に行った映画がこれ1本というのはどうなのか…まあ、絵的にはとても楽しめました。日本人がとてもいい役どころだったし。
若い二人がつき合うきっかけとなったコンビニ侵入のくだりを考えると、降伏条件はポツダム宣言なみの厳しさになりそうです。でも、あれで惚れる娘さんを育てた親だしなあ…。
…(中略)…
さて、AからFのような遠いところに行くには、通常ワープでは、B、C,D,E,Fと5回のワープを繰り返さなければならない。ところが、その紙を折りたたむと、途中を串刺しにする形で、Fへたどり着ける。しかし、これはワープの連続使用ではなく、1回のワープをする距離に、Fまでの距離を折りたたんでしまうのである。その間、B、C、D、E、Fを抜けるときに、波乗りのような一種のショック状態が起き、それから振動ドライブという名前がついた。
HP :
質量がちいさいために空気がなくなりつつあるラグナ星を救うため、フューチャーメンはいて座方向、銀河の中心部の「物質生成の場」の探検行を決意。通常のワープ航法でも到達までたいへんな時間がかかる「物質生成の場」へ向かうため、キャプテンとサイモンは「振動ドライブ」を開発するのだが……。ちなみにこのシーン、画面では122集の「SF大将」みたいな紙を使ったワープ航法の説明をしてます。
NHKの意向で現代科学にマッチした作品へ変更されることになったキャプテンフューチャー。原作の「輝く星々の彼方へ! 」の水星を「ラグナ星」という架空の星に置き換えたのはいいけれど、ワープ航法を前提にしてしまったため、「振動ドライブ」の開発が前提になるこのストーリーを映像化するには、設定と齟齬が生じてしまうため、こういう苦肉の策がとられることに(それでも「宇宙囚人船の反乱」「人口進化の秘密! 」ではかなり苦しくなっていたような)。
いや、「振動」はともかく前半の電磁振動と後半関係なくなってない?
たまたま古いVTRが出てきたので投稿してみました。ちなみに脚本は「火宅の人」などで知られる邦画の名脚本家の故・神波史雄さん。邦画の斜陽の時期とはいえ、こういう作品書くことになるとは思わなかったろうなあ。
前半の説明は、「振動ドライブ=超光速航法」で済んでいた原作の名残りでしょうか。「振動」ドライブの由来が後半の通りなら、前半の説明要りませんよね。
HP :
MATチームの歌と言えば、「♪ワンダバダバダバダ…」の男声コーラスを思い浮かべる人も多いかと思いますが、子供の頃繰り返し聴いた赤い半透明のソノシートに、主題歌と共に収録されていたのはこの歌でした。投稿の歌詞は、歌のラストに当たる、3コーラスの最後の部分です。3コーラスの初めの歌詞には「道は遠いがアローに乗ると マッハセブンでひとっ飛び…」とありますので、マットアローで怪獣の牙に体当たり攻撃を仕掛けようとしている情景を歌っているのは明らかです。
子供心に「もうちょっと他に戦い方があるだろうが?」と思っていました(でもカッコイイ歌です)。ただし、私が記憶している限りでは、MATチームが実際にこの戦法を採用した事例は、一度もありません。
汗と努力で手にした怪獣退治のライセンス、使用は1回限りですか(笑)。
1番の歌詞の「行くぞ目標2000キロ 怪獣めがけて急降下」というのもちょっと考えるとヘン。どんな遠くから降下しているんだ。
HP :
理性的かつ数学的に正確な幸福をもって地球を統一した<単一国>はその恵みを他の惑星に広げるべく、宇宙船<インテグラル>を建造する。
<インテグラル>の打ち上げを前に<国策新聞>は、その目的を国民に訴える。
163集で名文句を投稿したザミャーチンの代表作より。
大仰な文句ですが、時代遅れなんて物ではありません。
理性を民主政治や市場経済に置き換えれば先代のアメリカ大統領が使ってもおかしくない驚愕のセリフです。また、国民総幸福なんて言葉が話題になってる昨今においてもしかり。政府の規定した幸福の範囲から外れた国民は、すべて不幸であると言うことになったら、どうなるか。
ザミャーチンの視線の鋭さには、脱帽です。
追記:163集で投稿した名文句はザミャーチンのエッセイ<ハーバート・ウェルズ>からの引用です(出典:SFーその歴史とヴィジョン/スコールズ&ラプキン/TBSブリタニカ)
きっと「市民、あなたは幸福ですか?」とか聞かれてるんだろうなあ…。
「われら」からのご投稿は100集にもありましたが、併せて見ると「理性」という言葉が非常に恐ろしく感じられます。
>先代のアメリカ大統領が使っても
自由が野蛮だとは間違っても認めないでしょうけどね(先代の場合、認めるかのような言い間違いはするかも…)。それにしても、ザミャーチンが批判していた体制は崩壊して久しいのに、批判そのものはこの先もずっと有効であり続けそうです。
HP :
フェルマーの最終定理がアリならこれもアリじゃね?とふと思ったので。
多くのプログラミング言語の入門書で、一番最初に文章を表示するプログラムの例として登場する「文章」です。(出典は最初にそれをやったと言われている入門書)
最近では「Hello, World!」という表記が一般的で書籍によっては「こんにちは世界」と日本語に訳されていることもあるとか。
プログラムを書くという行為をコンピューターとの対話だと考え、この文章はそのための最初の挨拶だと考えるとなかなかSFチックなのではないでしょうか。
勉強し始めたばかりでカタコトなうちはなかなか通じなかったり誤解されたりとか…
>なかなかSFチックなのではないでしょうか。
コンピュータが私たちに向けた最初のあいさつ…という発想は、確かに。
たしか、これをタイトルにしたSFゲームもありました。18禁ですが、ロボット・AIもののSFとして好意的に捉えた評があったのを覚えています。
まるで夢物語じゃないか
HP :
警視庁特別科学捜査室に配属されたロボット刑事「K」はロボットによる犯罪代行組織「バドー」の引き起こす事件を捜査し、その犯人のレンタルロボットと戦う。
ある夜突然男が姿の見えない何者かにナイフで刺殺される、一緒に歩いていた会社の部下は姿を現した奇妙な風貌の犯人に凶器のナイフを握らされる。
そして警察での取り調べで犯人はきっとロボットであると主張するも担当したベテラン刑事の芝はまるで取り合ってはくれなかった…
まぁ普通の反応はこうなるでしょうがロボットの存在を馬鹿馬鹿しいという芝刑事の部下には「K」というれっきとしたロボットがいるしロボットによる人間には不可能な犯罪を行う「バドー」の存在もすでに知っている筈なのですがこの対応はどうなんだろう…
しかし刑事ですからね容疑者の言葉を鵜呑みにせず何でも疑ってかかるのが大事なんでしょう(Kや後輩刑事が事件現場でそれらしいロボットを目撃したと証言しても取り合わないあたり単に機械嫌いな彼がハナっからロボットの存在を頭から除外してる節もありますが)
「ロボットだったら可能」という安易な説明に飛びつかないのは、刑事として正しい態度だと思います。けど、「夢物語」というのはちょっと違うんじゃあ。
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