第259集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第261集を見る
綺麗な空だ目にしみやがる
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中澤祥次郎監督・井上敏樹脚本「海賊戦隊ゴーカイジャー 第28話『翼は永遠に』」
紹介 :クロスケ 様
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駄弁者:
未来なんかが見えてたまるか。ニュータイプとやらの鼻を明かしてみたい。それだけだ
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高松信司監督・川崎ヒロユキ脚本「機動新世紀ガンダムX」
紹介 :陸ドム 様
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駄弁者:
百年兵を養うは、平和のためなりと常々考えてきた。今また、和を、世を乱すため兵をなすものがあることは本末転倒であり、残念でならぬ。
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富永浩史「超空自衛隊 『地球SOS』」
紹介 :山家 様
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駄弁者:
花も、風も、虹もない、涙も頬に流れない。
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竜の子プロ文芸部作詞「スペースナイツの歌」(宇宙の騎士テッカマン ED主題歌)
紹介 :H・I・T 様
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駄弁者:
ここは、育むべき“自我”を持つお客人の為の部屋…
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アトラス製作「ペルソナ4」
紹介 :一会 様
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駄弁者:
「その腕前、日本じゃ二番目だ!」
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石ノ森章太郎原作・東映制作「快傑ズバット」
紹介 :シバン 様
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駄弁者:
われわれの機能は、単調な労働に従事することであり、人間のいやがる―実は本質的な―仕事をすることでした。そして潜在的能力が認められるにつれて、われわれの仕事の範囲は拡大し、遂にわれわれは、共和国の全経済を管理するに至りました
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エドマンド・クーパー「アンドロイド」(小笠原豊樹訳)
紹介 :NAL 様
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駄弁者:
まったくです!▽
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コナミ制作「パワプロクンポケット9」
紹介 :ギムレット 様
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駄弁者:
戦争屋風情が、偉そうに 選んで殺すのが、そんなに上等かね
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フロムソフトウェア製作「ARMORED CORE for ANSWER」
紹介 :アーサー・エリス 様
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駄弁者:
「……科学で人が生まれ変わるとは初耳ですが」
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大井昌和「一年生になっちゃったら」
紹介 :るーしー 様
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駄弁者:
みんな歴史の教科書に載るくらい立派だよっ
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GAINAX制作「オネアミスの翼・王立宇宙軍」
紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
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駄弁者:
…フッ フ フッ フ…
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バンプレスト原作・八房龍之助作画「スーパーロボット大戦OG-ディバインウォーズ-Record of ATX」
紹介 :猫ノ木 様
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駄弁者:
エントリーナンバー7、チーム・コロンビヤード。
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田中ロミオ「人類は衰退しました 6」
紹介 :TWR 様
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駄弁者:
国民の皆さん、私は日本政府の最高責任者として国民の皆様方にお詫びを申し上げなければなりません。三週間前、ちょうどこの同じ席上から私は、日本の沈没は早くとも三年後だということを申し上げました。しかし今や、その言葉に大きな訂正を加えなければならなくなったのです。
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小松左京原作・山根優一郎脚本・金谷稔監督「日本沈没 第23話『海に消えた鎌倉』」(TVドラマ)
紹介 :土左衛門 様
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駄弁者:
おれも若いころはくだらねぇ本をたくさん読んだものよ…
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島本和彦「ワンダービット 『さらばインサイダーケン』」
紹介 :クロスケ 様
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駄弁者:
そして私はこうも確信しています。人間の知恵は最後には必ず勝つものだ。それはあらゆる人々の魂の奥底から湧き上がってくるものだ、と。
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小松左京「天変地異の黙示録 人類文明が生きのびるためのメッセージ」
紹介 :好古真之 様
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駄弁者:
「戻れ!バカタレ!バカタレェェー!!」
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関沢新一脚本・本多猪四郎監督「キングコング対ゴジラ」
紹介 :ゴジリスト中小路 様
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駄弁者:
「おい、織野。なんだ、あの二人は?」
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望公太「僕はやっぱり気づかない」
紹介 :山家 様
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駄弁者:
ストレッチパワーがココに溜まってきただろう!
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NHK大阪放送局制作「ストレッチマン」
紹介 :Y 様
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駄弁者:
それはまったく驚嘆に値する真実だった。はじめは敵の<旗>軍が王(ワン)のためにかくも激しく戦うのが彼には衝撃だった。しかし、しだいに納得がいくようになった。敵は王(ワン)その人のために戦うのではなく、シティ・アフリカのタンのために戦うのだ。そのような忠誠心は、深く根付いている。それがなくては軍としてのいかなる目的も存在意義もなかっただろう。だから彼らは戦うのだ―アフリカと彼らのタンのために。
出典:
デイヴィッド・ウィングローヴ「神樹の下で (チョンクオ風雲録10)」
紹介 :TWR 様
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駄弁者:
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分かってるなお前等が守る番だ…あの空を
HP :
ゴーカイジャー達の前に現れた宇宙一の賞金稼ぎキアイドー
それはかつてキャプテンマーべラスが手も足も出なかった強敵だった。ゴーカイジャー達は敗北するもキアイドーは自分から逃げられた者として賞金を釣り上げる為に彼らを見逃す。
退却したゴーカイジャーはキアイドーを倒せるという「ジェットマンの大いなる力」を手に入れる為かつてのジェットマンを探すことになる(ゴーカイジャーは歴代戦隊メンバーに認めて貰う事でその戦隊の大いなる力を手に入れ真の力を使うことが出来る)
ジェットマンメンバーを探すゴーカイジャーの前に結城凱と名乗る謎の男が現れジェットマンを探すのを止めるように警告し、強敵に動揺するマーべラスを叱責する、歴代戦隊に詳しい追加加入した地球人ゴーカイシルバーこと伊狩鎧によると彼はジェットマンの一人ブラックコンドルだった。
結城凱の姿を追ううちにゴーカイジャーは彼の墓を見つける、凱は「ジェットマン」最終回にてバイラムとの戦いを終えて3年後に挙げたレッドホーク天堂竜とホワイトスワン鹿鳴館香の結婚式にて自分たちの守った空と平和を取り戻した仲間たちを見つめながら息を引きとっていた、平穏に暮らす仲間たちを戦いに巻き込むまいとゴーカイジャー達の前に現れたのだった。そしてキアイドーに一人立ち向かう凱。
死んでなおも仲間たちの為に戦う凱を見てマーべラス達は「自分に勝つ力、自分の壁を打ち破る力、死をも乗り越える意志の力」を導きだし敵への恐怖を乗り越えジェットマンの大いなる力を手に入れキアイドーを倒した。
こうして凱はゴーカイジャー達に自分たちの守った空を託し消えていった…。
ちなみに彼が現世に来れた理由は天国(情景はバー)で神様(容姿は美女)にポーカーで勝った褒美でした「戦うトレンディドラマ」の異名を持つ「鳥人戦隊ジェットマン」らしいオチでシメたのでした
「鳥人戦隊ジェットマン」は「ガッチャマン」の作風も取り入れているそうで、この結城凱のキャラクターもコンドルのジョーとかぶりそうですね(それほどキザではなかったような覚えもありますが)。
HP :
新連邦の人工島ゾンダーエプタに囚われてしまった主人公一行。
しかし黙って大人しくしている連中じゃあない。アッサリ脱獄して、連れ去られたキャプテンとヒロインを助けに行くのですが、その途中で協力してくれる新連邦の兵士カトックの台詞です。
ヒロインから自分はもう仲間に会う事はできないという予知を聞かされていたカトックは彼女に思うところもあったし、何よりニュータイプが大嫌い。
軍を裏切って主人公達に協力するのでした。
元祖の方は「ニュータイプになって未来のことが分かれば苦労しません」って言っていたような。
Xとファーストは地続きの話じゃないということなので、アムロがこれを聞いて苦笑したり憮然としたりすることはないでしょうけど。
しかるに自分は百年の兵のことだけを考えて今日まで生き恥をさらしてきたが、ここに至って初めて考えてみるに、ならば兵を支える千年、万年の叡智とは、なんのためであったのだろうか、とそれをさらに百年後の者たちにただしてみたい。
HP :
「百年兵を養うは、ただ平和を護るためである。」というのが、本来の山本元帥の名言なのですが、この作品では、山本元帥の地球防衛軍総司令官就任演説の一節で、上記のように発言されています。
地球の滅亡が迫る中でのある意味重い発言なのですが、兵を支える千年、万年の叡智とは、なんのためであったのだろうか、と山本元帥から本当に聞かれたならば、何と答えるべきか、思わず考え込んでしまいます。正義のためだ等、と簡単に答えることは、私にはとてもできません。
真珠湾攻撃の作戦会議のとき、「日米の和平交渉が成功したら引き返せ」という山本の指示に反対した部下を叱責しての言葉だったそうで。手段に目を向けすぎて目的を見失うな、というところでしょうか。
冷たく悲しい宇宙の戦いだ。
HP :
ついつい忘れがちな事を思い出させてくれるフレーズ。
宇宙船から乗組員が宇宙空間に吸い出されると吸着ブーツだけが残されたり、敵に投げつけたテックランサーは必ずテックウィン(投げ縄としても使える鞭)で回収したり、宇宙からいきなり大気圏にワープするとすさまじい衝撃派が発生する等、細かいところが無駄にリアルな竜の子プロならではのものです。
当たり前と言えば当たり前のことを述べているだけなんですが、同時に詞としても感じさせるものがあってよろしいかと。
>テックウィンで回収したり
慣性を殺しきれずにウィンごとランサーに引っ張られたり…はさすがにないか。
自我から離れた片割れでしかないシャドウなど、近寄るべくもない場所…
止まってしまった1つの石が、水の力に動かされ、再び流れの中へと戻る…
フフ…大変、興味深い。
HP :
アニメ化記念ということでこちらの作品から投稿させていただきます。
詳しく書くと、ネタバレになってしまうのですが、主人公達の仲間の一人が、実は戦ってきた「シャドウ」と同じ存在であることを知り、絶望して主人公に別れをつげます。
でも、そこは主人公しかいけないはずの「ベルベットルーム」。説明が難しいのですが一種の精神世界です。
台詞はそこの住民イゴールのものです。主人公をずっと助け、見守ってきた存在です
シャドウは人間の抑圧された感情から生まれる存在なのですが、それと戦うための力
「ペルソナ」も負の気持ちや、コンプレックスをのりこえて得る力であり、人との絆で強くなるものです。人が、自分を変えていけるように、元がシャドウでも、いくらでも変われるということなんでしょうね。
人間の醜い面を描く一方で、こうして良い面も描いてくれるのが、こもゲームの一番好きなところです。
SF扱いでいいんだろうかと考えてしまいましたが、前に出してしまっているので今さらですか…。
「ペルソナ」といい「シャドウ」といい、秘められた自分が敵になったり武器になったりするのは、これが「ホントウの自分」であれは「ニセモノの自分」という考え方があるからなんでしょうかね。これもあれもある程度「自分」と、適当に考えればよさそうなもんですが(こんなふうに)。
HP :
この作品からの名台詞がありませんでしたので。
宇宙開発用のスーツ・「ズバットスーツ」を着て戦うヒーローですから、一応SFですよね?
この作品は、私立探偵・早川健が第一話で殺された親友・飛鳥五郎の敵を討つために戦う復讐物なのですが、いろんな意味でトンデモな作風です。
毎回悪役の用心棒役と繰り広げる腕比べ(人呼んで「日本一対決」)が笑え……もとい驚きだったり、マシンガン掃射を受けようが崖から落ちようが死なない不死身ぶりといい、”なんでもあり”という言葉がここまでハマるヒーローはなかなかいません。
大体「変身しない方が強いんじゃないのか?」と言われる変身ヒーローは彼くらいでしょう。
「ズバッと参上、ズバッと解決」。生で見て覚えているんじゃなくて、昔TBSでやってた「TV探偵団」で取り上げられていたのが印象に残っています。あれ宇宙服だったんだ…。
キカイダーより新しい作品だったというのも、自分としてはちょっと意外です。
HP :
高機能人型ロボットが社会を運営し、人間は自分の興味のある事だけやっていればよくなった社会。そんな社会に不満を抱く主人公に対して、アンドロイドのボスの言ったセリフ。
問題は気に入らない人間をロボトミー化してる所にあると思うのですが、人間とアンドロイド相互理解への道は険しいようで。
機械に支配される人類の典型的パターンですね…1960年の作品だし、これが濫觴ということはないと思いますが。
>気に入らない人間をロボトミー化
ひょっとして書かれた頃は、ロボトミー手術はまだ禁忌ではなかった?
機械ともあろうものが、こんな
オカルトな行為をしてしまうなんて!▽
こんなことはやめさせないと!▽
HP :
今回はパワポケ9の裏サクセスであるスペースキャプテン編のドクターテラー(キャラ絵は寺岡薫)の台詞です。
スペースキャプテン編の概要を言いますと、
宇宙連邦に従わないコロニー「ルナリング」はワクチンの禁輸措置をされてしまいます。主人公は自ら設計した宇宙船で星間交易をし、ワクチンを密輸して期日までに規定量集めるという、スペースオペラです。
ドクターテラーは仲間になる一人なんですが、こちらの寺岡は自ら機械になりにコテツ(機械の体にできるロボットばかりの惑星)に行きます。
その後いろいろあったのちに他の人が機械の体になるところを見るのですが、その方法は記憶などのコピーの為元の体が残りその体をミキサーにかけてネジ等に加工していることがわかってしまいます。
この台詞はそのことについて主人公が悪趣味だと言ったのに対しての台詞です。
表での寺岡の事を思うと悲しくなってきます。
オカルトと言うか……機械の体をもらえるという惑星で体をネジにするというのは「銀河鉄道999」以来の伝統だと思うんですが。
HP :
新作「5」も製作順調ということで、今回は現時点での最新作「フォーアンサー」より。
莫大なエネルギーを生み出すものの、代償に致命的な環境汚染をもたらす「コジマ粒子」を使った兵器の活動により汚染されきった地球。人類はわずかな人々が汚染の届かない高空にて「クレイドル」と呼ばれる飛行型住居で暮らし、地上はクレイドルに乗れなかった人々の溜まり場、そして資源基地ととそれを巡る戦いの舞台に過ぎなくなっていました。
主人公は、コジマ粒子を使う地上最強の兵器「アーマードコア・ネクスト」を駆る傭兵としてこの時代を戦い抜きます。選んだミッションで結末が変わるのですが、この台詞の発言者、オールドキングが登場するのは通称「虐殺ルート」。
主人公はオールドキングの「全人類の虐殺」に加担することになるのですが、このオールドキングが独善的なテロリスト、というか快楽殺人者で、鼻歌を歌いながらクレイドルを撃墜するような危険人物。
そのため世界を支配する企業体にも世界の革命を目指すORCA旅団にも目を付けられ、最終的に主人公もろとも討伐の対象になってしまうのですが、その際オールドキングが口にしたのがこの言葉。
正直一本取られました。企業や革命家が「理由をつけて人を殺す」のを棚にあげて自分たちを「人殺し」と言うのがきっと彼にとっては滑稽だったのでしょう。その理論で行けば「殺したいから殺す」のも十分「理由ある殺人」ですからね。
倫理を超越してるシリアルキラー故の台詞だと思います。賛同はできませんが、非常にグッと来る一言でした。
そこは、命令している企業や革命家たちは「選ばず殺すよりはほんの少しだけ上等だ」と反論すべきだと思います。自分たちの大義名分のためではなく、現場で手を汚す人たちのために。
「当然だ。愚民どもに科学の成果を教えても馬鹿な事しかしないから、もう科学者(あたしら)は教えてやるのやめたのだよ」
HP :
小学生女子に改造された高校生男子が主人公のギャグ漫画からの名文句です。
ごく普通の男子高校生・伊織は登校途中少女をかばって交通事故に遭い死亡、偶然その場に居合わせたマッドサイエンティスト・結女によって蘇生したものの、小学生女子の体に改造されていました。
今回の名文句は、自慢げに語る結女に首を傾げる伊織の疑問とそれに対する結女の回答です。
彼女なりの科学者としてのプライドを表した言葉なのでしょう。
男子高校生を小学生女子の体に改造するのは「馬鹿な事」じゃないのか、という点は意見が分かれるところでしょう(笑)。
HP :
一番立派なのはアンタだよシロツグ君。
そんな事はさておき
汎用性のある「人を褒めるセリフ」が散見されるオネアミスですが、これもなかなか味があってヨロシイですね。
折れてしまった心に副木を当てる時など最適なんじゃないでしょうか?
あ、もちろんホントに「立派な」人を讃えるセリフとしても有効ですが。
念願のロケット発射目前にして、陰謀と国境紛争にもまれ中止を迫られるオネアミス宇宙軍。「くだらんことだ」と心折られ自嘲する将軍の言葉に、シロツグは諦めきれず叫ぶ。それに応えて発射準備を続けようとする若者たちを見て、将軍も気を取り直すのだった…。
最後に見てからかなりたちますが、今もしっかり思い出せる名シーンでした。…彼らが「教科書に載るくらい」という言葉に鼓舞されるんだろうか、とも考えてしまいましたけど。
俺は幸せ者だと思ってな
この場面この舞台で命を賭けた大博打が打てる
この博打外れれば全てが終わる
だが当たれば億万長者だ
全賭けでいく
HP :
周囲のものを同化し超高速で増殖し再生する巨大なラスボス、中枢があるだろうがどこにあるかは判らない
形状から真芯に賭けるが、今度はそこまで直接到達できる攻撃が無い
ならばある程度の穴を開けてそこに突っ込んだ弾が自分で掘り進めればいいと言い、それを行う事となったキョウスケ・ナンブが満面の笑みで言ったセリフ
下手を打てば人類全滅な場面は良くあるが、ギャンブラー冥利と心のそこからうれしそうにしてるので迷で名な文句と思う
当たれば億万長者と言ってますが、当たったときの儲けの多寡は、たいして気にしてないんじゃないでしょうか。
賭けの大きさ自体に喜びを感じているとしか思えません。頼もしくもあり、度し難くもあり。
…中略…
「うちも大砲倶楽部って名付けたかったんだ。由緒正しい名前だからな」
「それほど有名でしたとは」
「有名も有名。その昔、ジュール・ヴェルヌってぇお偉い宇宙物理学者が、月に冒険旅行に行った際に結成したチームさ」
HP :
鳥人類コンテテストに下働きとしてかり出された「わたし」は参加チームのエントリー確認のため各チームを訪れます。
人力飛行機だの、グライダーだの、電気式飛行機などのラインナップに続いて出現したのがチーム・コロンビヤード。その名の通り大砲を使って人間を吹っ飛ばすチーム。「わたし」はチーム名の由来を聞かされます(大砲倶楽部は人力ヘリでエントリーした「わたし」の祖父のチームが登録済み)。211集のフレミング同様どこかずれているのですが。
このコンテストに参加できる機体は人間が作った物であれば無制限(ただしロストテクノロシーをそのまま利用するのは不可、参考にして作るのは可)というトンデモな規約なので大砲も問題なく参加できます。
人類が衰退しているさなかにも、このようにマニア魂は受け継がれていくのですね。泉下のヴェルヌ先生もさぞかしお喜びの事でしょう。ちなみに参加32チーム中、乗員が墜落死する危険があるのが25,行方不明になる危険のあるチームが7と、救いようのない連中が集まっています。
この作品の後半はすでに紹介されているとおり(252集)、同人誌ならぬ同類誌を巡る騒動と、こちらもマニア魂全開。
浜の真砂は尽きるとも、世にマニアの尽きることはないのです。
このぶんだと、地球一周旅行の「リフォームクラブ」や深海に挑む「チーム・ノーチラス」もありそう。宇宙物理学者兼旅行家兼海洋学者とヴェルヌ先生大忙しですが…。
…(中略)…国民の皆さん、私は今すべてを率直に申し上げなければなりません。我々に残された時間は、あとわずか一か月余りしかございません。これは真実です。わずかに一か月……、しかし皆さん、私は敢えて、まだ1か月あるといわせていただきたい。なぜなら、一億一千万の全国民が脱出するのに、1か月あれば十分であると確信しているからであります。
…(中略)…私は日本最後の首相として、全国民に命令いたします。どうか、直ちに日本を脱出してください。直ちに、一刻も早く。
HP :
自分の訴えに耳を貸してくれたにもかかわらず、松川総理大臣が日本の沈没を3年後と発表したことに戸惑う田所博士。沈没は一か月に迫りながらまだ避難命令を出さない真意をただす博士に、自分は最後のニュースを待っているのだと語る。
現状の日本の輸送能力ではすべての日本人の脱出を短時間に行うことは不可能であり、松川総理はパニックを防ぐためにあえて沈没が3年後と発表し、各国の船舶・航空機の協力が確実になるまで待っていたのだった。そして、協力が得られることが確実になったとき、松川総理は日本最後の首相として、沈没は約1か月国民に脱出命令の発表を行うのだった。
山村聡さん演ずるテレビ版の総理は、誠実ながら策士でもあるという、原作や映画とはまた別の書かれ方をしていたように思います。その首相の日本脱出を訴える演説です。
しかし、3年といわれていたのにあと1か月といわれてパニックにならないかというと……。今なら国会がさらにもめて収受がつかなくなりそうな。
余談ながら、こちらの渡老人は先代中村鴈治郎、首相が山村聡と、必殺シリーズの二大元締が共演していて時代劇ファンにはうれしいキャストなのでした。
>今なら…
話の内容より、「全国民に命令」というウエカラメセンの言葉がけしからん、辞職しろとなどと騒ぐんじゃないですか?
ハッハッハッハ!!
まったくくだらねぇ本だったぜ!!だがな……
おれが生き方を学んだのはそんな本からじゃねぇ!くだらねぇ本など足もとにも及ばねぇ
おやじの強烈な生きざまと
何があってもおれを信じてくれたおふくろのあったけぇ愛だった……
病気の子供の患部をとりのぞくことばかりやっきになってもかんじんの体が栄養のいきわたった健康体でなきゃあ水のアワだろうが!!
ようするにだ…おれたちが感動した漫画を買ってやりゃあいいのよ!フッ!
子供の前におれたちが本を置く……
その本はおれたち親が感動しやめられなくなったりやみつきになったものだ……○○○○だけが売り物のハンパなマンガとは感動の「格」が違うだろうおっ!!
それでもまだあんたたちの気にいらねぇ「悪書」といわれるマンガを選ぶようならそっからはそこまで育てた親の責任だ違うのかい?
はたして子供が感動しやみつきになる本を選ぶことができるか子供がなけなしのこづかいをはたいてまず買うのはどっちの本か?
言ってみりゃあこいつは親と子の感動バトルよ!!いやな本をとりのぞくより
ケチケチしねぇでおもしれぇ本をバンバン買ってやるのよ!
こいつが人としての常識
正道ってやつじゃねぇのかい!?
HP :
物語に介入しストーリーを改変する能力をもった「インサイダーケン」(作者の同名作品の主人公)によって悪書と言われてるマンガの修正が次々と行われていた、かつて感動した名作をぶちこわされた主人公(?)の科学者須藤レイは怒りに震えケンに戦いを挑む。
それは置いといてケンに悪書の修正を依頼した「悪書追放委員会」では次々と本を悪書と認定していったそこに現れた「謎の父兄A」は投稿の台詞を投げかける
週一や月一に発行される本の悪影響を心配するより一年中そばにいる親からの影響を考えるのが先ではないのでしょうか?
まぁあまり過激な描写をする作品は「専門誌にいけ」とも個人的には思いますが
「悪書」と言われるとそれほど興味がなくてもいっぺん読んでみたくなったり、親や学校に薦められると普通に面白い本でもつまらなく感じられたりするので始末が悪い(笑)。
とはいえ、彼らが自分たちの持つ力を存分に発揮できるようにするためには、私たち上の世代が、人生の素晴らしさ、宇宙の不思議さといったものを、下の世代にもっともっと伝えていかなければならないのです。
考えてもみてください。太陽系で地球が誕生してから四十六億年、そして生命の歴史という三十八億年の間にこれだけの生物が生まれたり、滅びたりしていく中で、「人間」という存在が生まれてきたという、この気の遠くなるような偶然。いったい宇宙にとって、生命とは、人間とは何かという根源的な問いに答えは出せなくとも、せめて、
「生きていれば、たとえ一瞬でもとても素晴らしいことが、いいことがあるんだよ。どんなに辛いこと、いやなことがあったって、生きていることは素晴らしいことなんだ」
ということぐらいは、次世代に伝えていかなくてはならないことだと思うのです。
そして、これは今までに何度も繰り返して述べてきたことですが、そのときにこそ「文学」が大きな役割を果たすことになると思うのです。
HP :
「本書は、私がかつて発表した三つの論考「終末観と未来のイメージ」「ユートピアの終焉」「地球政治時代への提言」(第二部から第四部がそれにあたる)に加えて、三つの論考が書かれてから現在にいたるまでの間の世界の状況をフォローする意味合いで語り下ろした第一部「地球文明に未来はあるか?」の四部構成で、地球文明の過去と明日について考察してみようという意図のもと、編まれている」(「はじめに」より)
「震災後」を考えるべく、平成十八年に出版されたこの新書を読み返していました。引用は第一部から。
ここでいう「文学」については、同じく第一部に「文学のジャンルは何だってよいのです。恋愛小説だって良いし、歴史小説でもいい。もちろんSFでも。そして何か魂を揺さぶられるような体験をしてもらいたいのです」「その人の人生を根本から変えてしまうような何かを与えてくれるのが文学なのです」という記述があります。
BGM:「明日への脈動」マクドナルド・アンド・ジャイルズ
人生と宇宙、生命の歴史と一人の人間をシームレスに語ってしまえるとは…。元の論考は70年代のものだそうですが、刊行当時でも現在でも色あせないのは、やはりさすがと言うところでしょう。
>生きていれば、たとえ一瞬でもとても素晴らしいことが…
このサイトの最初期に頂いた大原まり子の名文句を思い出しました。
HP :
『警察・自衛隊・対策本部の名珍言集』第7回。今回は、昭和・平成を通じて『ゴジラ』シリーズ最大のヒット作より。
北極海の氷山から目覚めたゴジラが日本に迫って来た。オホーツク海沖で自社の試作品(大型船の係留や漁網用の強力なロープ)の実用テスト中だった藤田一雄(演・佐原健二)は、ゴジラを警戒して仕事を切り上げ、根室で下船。東京に帰った。そしてその足で恋人の桜井ふみ子(演・浜美枝)のマンションを訪ねたが、ふみ子は一雄を心配して北海道を目指し、取り敢えず東北本線の青森行の急行に乗っていて留守だった。近所の住人から「ゴジラが松島湾に上陸して東北地方を南下している」と聞かされた一雄は逆にふみ子を心配し、車を飛ばしてふみ子が乗る東北本線の急行列車を追う。ところが仙台市の南郊外あたりで通行止めとなっており、それ以上は北上出来ない。そればかりか緊急停車した列車を飛び下りて逃げて来た乗客や、付近の市町村からの避難民で、国道上はごった返していた。一雄の車も警察官にUターンを命じられるが、彼はそれを無視して突っ走る。上記投稿の文句は、その時に警察官が一雄の車に向けて吐いた罵声。後にも先にも、東宝の特撮怪獣・SF映画で警察官が一般市民を「バカタレ」呼ばわりしたのはこの作品一本きりである。それだけに印象が強く、ファンの間では「バカタレ警官」などと呼ばれている。
蛇足ながら、一つだけ疑問。当時は東北地方には有料高速道路は無く、一般国道ですらデコボコの砂利道や土道が多かった時代である。一雄の車は不整地走行に強いジープであり、ふみ子の列車も途中で緊急停車していたとはいえ、自動車が簡単に列車に追いついてしまうというのは、なんとも不自然な展開だ……いやいや、決して脚本にケチをつける訳ではないが。
>警察官が一般市民を「バカタレ」呼ばわりしたのはこの作品一本きり
意外と紳士的に描かれているんですね、警察官。言うことを聞かない人を罵りながら止めるぐらいは、普通にありそうなものですが…。
「正義の味方にありがちな新キャラの助っ人ですよ。シルバーとゴールドみたいな感じですね」
「それなら……あの小僧はなんなんだ?」
「……決まっているでしょう?通行人Aですよ!」
HP :
ラスト近くでメインヒロインが組織の裏切り者と対決するのですが、ピンチに陥り、そこにサブヒロイン2人と主人公が駆け付けてきます。サブヒロイン2人の異能等を見せつけられた裏切り者が主人公達のことを尋ねるのですが、それに対するメインヒロインとのやり取りの一節です(誰が通行人Aで、誰がシルバーとゴールドは言うまでもありません。)。
かつて、このように紹介された主人公っていたかな、と思わず吹き出してしまいました。スーパーマンとかと同様、メインヒロインは正体を隠したヒロイン(ヒーロー)なのですが、正体に気づいていない主人公に好意を持っています。その主人公を敵に説明するのに、通行人A呼ばわりすることはないだろう、と思ったのですが、正体に気づかず鈍い主人公のそういうところにメインヒロインは惚れていることからすると、通行人A呼ばわりもむべなるかな、と思ってしまいました。
…通行人Aはピンチに駆けつけたりしないと思います(笑)。
HP :
戦隊物(ゴレンジャー)のパロディであるゴレンジャイ、仮面ライダーのパロディである仮面ノリダーからの投稿が既にあると来れば恐らくスーパーマンやウルトラマンシリーズ等を意識した要素が強いであろうと思われるコレから。
「幼い頃はヒーローに夢見てた」なんてフレーズを投稿しておいてアレですが、現在とは裏腹に小さい頃はバトル物やヒーロー物が苦手な男の子だった僕が幼少期に聞いたヒーローの決めぜりふで一番印象に残っていたのがなぜかこれでした。
ストーリーはいつも単純明快。宇宙からテレビの前の子供達にストレッチを教えていたストレッチマンが、全国各地の養護学校を襲いかかるその土地にちなんだモチーフの怪人の出現を察知してその場に降り立ち、子供達とストレッチをして溜まったストレッチパワーで怪人を倒すというものでした。
毎回どうしても養護学校の子供達の中にあまり興味の無さそうな子の顔がちらほら見られた事の方が子供心には印象に残っていましたが。
ゴレンジャイやノリダーは知ってましたが、これは初めて名前を聞きましたね…。
>その土地にちなんだモチーフの怪人の…
今だったら各地にご当地ヒーローがいるので、倒すんじゃなくて共闘ということになったかも。
HP :
シティ・北アメリカの崩壊によって北米のタンを失った残りのタンたちは善後策を検討するために集結したところを、シティ・アフリカの特殊部隊の襲撃を受け、南米とオーストラリアのタンをも失う。
ついに開戦を決意したシティ・ヨーロッパ、東・西アジア連合軍はシティ・アフリカに侵攻する。
シティ・アフリカの軍が、連合軍を解放者として歓迎するどころか激しく抵抗することに戸惑ったシティ・ヨーロッパのタン、李ユアンは独りごちる。
珍セリフですね。
シティ・アフリカのタン、王(ワン)サウリアンは暴君としてアフリカ内部からも恐れられて、嫌われていたとはいえ、外部に対して抵抗するのは当然だと思います。理由はともあれ、外敵に対応するための存在が軍な訳です。そう易々としっぽを振るわけがない。さらに言えば、もしも暴君に優遇されていたならなおのこと戦いを選ぶでしょう。
ユアン自身が彼なりに良き政治を目指していたとしても、思い違いも甚だしいと言わざるを得ません。
2011年8月25日、カダフィ政権の崩壊のニュースを聞きつつ(この人もアフリカの暴君ですね)。
李ユアンは、自分がヨーロッパのタンでなかったとしても全ての部下が喜んでついてきてくれると思ってるんでしょうか。トップに立つにはあまりにも人間心理を理解していないというか…。
最初の方の巻(…しか読んでないのですが)では、すごく賢そうなお子さんだったのになあ。
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