第252集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第254集を見る
ああ…なんて卑しいゲッターなんだ…
出典:
永井豪・石川賢原作・西川秀明作画「偽書ゲッターロボダークネス」
紹介 :タカ 様
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駄弁者:
「夢のようだ 新しい世界がくる…… 理想世界(ユートピア)が」
出典:
吾妻ひでお「不条理日記」
紹介 :水谷秋夫 様
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駄弁者:
たとえどんなに危険な現場であろうと…そこから逃げずに立ち向かう…
出典:
井上智徳「COPPELION mission.43『終末へのカウントダウン』」
紹介 :H・I・T 様
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けっきょくぼくは、この世でいちばん深く信じていたものに裏切られたんだ。いったいぜんたい、この自意識というのはなんなんだ? 人間ならだれでも持っているのに、このぼくにはそのかけらさえ持つことができないなんて……。
出典:
バリントン・J・ベイリー「ロボットの魂」(大森望訳)
紹介 :汗(はん) 様
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「日本のために沖縄が在日米軍を引き受けろと言うのであれば、日本のために東京都は吸血鬼を受けいれるべきである!」
出典:
林譲治「警視庁吸血犯罪捜査班」 『NOVA4』に収録
紹介 :司書の駄弁者
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人は希望を失ったときに老いる
出典:
みなもと太郎「Man of Detaramencha スターウォーズ・ドンキホーテ」
紹介 :屋良一 様
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スーパー店員「あ!白黒マンだ!」
出典:
三池崇史監督・宮藤官九郎脚本「ゼブラーマン」
紹介 :ゴジリスト中小路 様
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そしてもちろん、僕はピートの肩を持つ。
出典:
成井豊+真柴あずさ脚本・ロバート・A・ハインライン原作「夏への扉(キャラメルボックス2011スプリングツアー)」(福島正実訳)
紹介 :はたの 様
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地球は史上最大の危機を迎えていた
出典:
テレビ朝日・東映・東映エージエンシー制作「海賊戦隊ゴーカイジャー」
紹介 :クロスケ 様
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蘭学でいう
出典:
小太刀右京「天下繚乱RPG」
紹介 :ギムレット 様
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そうか……また計算を間違えたか
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モンキー・パンチ「ルパン三世 『能ある悪党は牙をかくす』」
紹介 :ヘボ 様
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「お前の怒りをぶつけるんだ、ザボーガー!」
出典:
ピー・プロダクション制作「電人ザボーガー」
紹介 :鳩野空次 様
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最強の人形は人形獣王なんかじゃない。答えは……
出典:
サンドロット製作「超操縦メカMG」
紹介 :陸ドム 様
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馬鹿な!!
出典:
石ノ森章太郎原作・早瀬マサト「KIKAIDER00」
紹介 :ザタンゴールド 様
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実のところ、これは替え歌で、元は「
出典:
荒山徹「
紹介 :好古真之 様
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地球防衛軍にもピンからキリまであって、ミステリアンと戦ったりもすれば県立のもあったりしますからね
出典:
富永浩史「超空自衛隊 SEASON II 地球SOS」
紹介 :山家 様
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「黒い太陽、八咫烏様。我に力を与えてくださった事に感謝します。
出典:
上海アリス幻樂団「東方地霊殿 〜 Subterranean Animism.」
紹介 :安井賢一 様
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遥か昔、イスカリスへ向けて旅発った人々のことは、ミネルヴァから移り住んだわれわれの遠い祖先から代々語り継がれている。いかなる手段方法によろうとも、また、いかに長途の困難な旅を余儀なくせらるるとも、必ずやわれわれを発見し、われわれのもとへ帰還せられたし。貴方がたの息子たり娘たるわれわれは貴方がたの帰来を心から待ち望んでいる。
出典:
ジェイムズ・P・ホーガン「ガニメデの優しい巨人」(池央耿訳)
紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
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まずかったのだろうか
出典:
芦奈野ひとし「ヨコハマ買い出し紀行 第31話『赤い水』」
紹介 :土左衛門 様
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駄弁者:
「おいが間違っちょった、こん城ん奴ばら共は糞じゃ。撫で切りぞ、根切りぞ。こん城ん兵どもは皆殺しじゃ」
出典:
平野耕太「ドリフターズ」
紹介 :るーしー 様
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駄弁者:
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HP :
西川秀明氏による「本気のマガイモノ」というコンセプトで描かれる新しいゲッターロボ。これは作品全体を表すキャッチコピーです。
まさかゲッターロボを言い表すのに「卑しい」なんて言葉が出るとは思いもよりませんでした(笑)。ちなみにこの作品はエログロ満載で敵も味方もまさに「卑しい」感じになっています。
「ゲッター線障害」で人間と機械や生物が融合してしまうという話だそうですが、下のご投稿と奇しくも融合つながりです。こちらもユートピアとは対極みたいですが。
>「卑しい」なんて言葉が出るとは思いもよりませんでした(笑)
思いもよらないというなら、ゲッター3のムサシが美少女というのもかなり思いもよらない設定。
「地獄のよーな気が………」
HP :http://oikose.at.webry.info/
元ネタの諸星大二郎作「生物都市」は冬寂堂様が紹介されています。これはそのパロディです。漫画家吾妻ひでおがアシスタントと共にペンや机や原稿などと融合してしまうのです。
仕事と融合したくない、確かに地獄だ、などと恐怖した記憶が。
私のの場合「職場」との融合はちょっとしてみたい気もしますが、そこにある「仕事」との融合は…やっぱり真っ平です。
そんな勇敢な人がいるならば―もうあんな事故は二度と起こらない…
だから今度こそ五次郎さん
あなたが人類を救ってください!!
HP :
お台場原子力発電所跡地に眠る放射性物質を世界中に撒き散らし、放射能による汚染を世界各地に広めんとする―20年前の原子炉事故の際、都民救助に志願するもそのまま政府に黙殺された―自衛隊第一師団。
人間に対して激しい怒りと憎しみを持つコッペリオン『掃除係』小津姉妹の協力を得た彼らが、三鷹を包囲する形で高レベル放射性廃棄物(世界各国から大金と引き換えに核廃棄物の処理を引き受けた悪徳業者により東京には高レベル低レベル問わない核廃棄物が無数に不法投棄されているのです。)をばら撒いた結果、秋の偏西風によってそこから発生した放射能や放射線が拡大と移動をはじめ、『三鷹組』の暮らす核シェルタープラネットへ2日もすれば到達することが判明します。
放射能や放射線に一切影響を受けないコッペリオンはともかく、本格的な核シェルターではない(元Jaxaの研究施設)プラネットの核防御能力ではここまで高レベルの放射線を防御するのは不可能、救助のヘリが到着するのは三日後、今日明日にも出産する若い娘がいるという限りなくドツボに近い状況を打開するため、重度の対放射性防御を施した上で放射性物質が定着しづらい地上10メートルを放射線が定着しない時速80kmで移動する。すなわち、かつて『三鷹組』が物資の運搬に用いていた中央線の電車を対放射線改造して、放射線の汚染が深刻ではない新宿まで突っ走る『武蔵野電鉄作戦』が開始されます。
東小金井駅での電車改造は完了したものの、肝心の電気が変電所から送られてこない事に焦った妊婦の父親五次郎は単身変電所に向かいます―彼は物語の元凶、お台場原子力発電所を作った新都電力の社員で、当時現場チーフでした―。
雷サージにより全ての変圧器が使い物にならなくなった事に絶望した五次郎が語るお台場原子力発電所の事故の真相、それは意味のない公共事業を優先した政治家達による安全対策費用の搾取や安全対策を外部へ委託した新都電力の怠慢、そして費用削減を理由にした定期点検の回数を大幅に減らしたこと等が積み重なった結果でした。
後から合流し、全てを聞かされたコッペリオン『掃除係』黒澤遥人は悟ります…目の前の老人がそんなどうしようもない、そして、危険極まりない現場に最後まで残って自らの責任を果たそうとしていた事を…。
変電所に残されていた移動変圧器車を用いて送電を成功、対放射線服の酸素残量が残り少なくなり走ることもままならない五次郎を二人三脚の形で抱えて駅へと走る遥人。
放射線まみれになりながらも、むしろ人間が激減した事で大幅に回復してきた東京の自然を目の当たりにしてきた五次郎は遥人に問います、これからも汚染を世界中に広げてゆく人類を救う価値は本当にあるのかと。
それに対する返答が投稿の台詞。
18歳の若者の60歳過ぎの老人への台詞としては一見奇妙ですが、コッペリオンである遥人はあと数年で突然死するのは逃れられない、一方五次郎は10年足らずとはいえ確実に遥人より長生きができる、だから未来を託せると判断した相手に若者も老人も関係ないのです。
「ヒトに優しくした所で何も返っては来ないぞ」
「人間なんて救う価値はない!」
「ゴミが一匹消えるだけだ」
「嫌だね…人間用の食事なんて」
人間不信を通り越して人間蔑視の暴言を連発してきた遥人、地方に原発の危険を押し付けてきた人類が首都に原発を設置した覚悟や、愛する成瀬荊の人間を守り彼等と共に歩まんとする揺るぎない姿勢、数日だけとはいえ共に戦ってきた『三鷹組』との交流等の積み重ねが彼の内面を『人形』から『人間』に変えた事を証明する言葉。
遥人が乗る事が出来なかった脱出電車の中で五次郎は男泣きに泣きながら遥人に誓います―未来を、人類を救うことを―。
震災復興に対して何も出来ない人間の精一杯のエールとして投稿させてもらいます。
ps「COPPELION」単行本をこれから読まれる方はYou Tube等で「特捜エクシードラフトop full」や「救急戦隊ゴーゴーファイブop full」をBGMにして読むことをおすすめします。
今現在、現場にいない電力会社の役員や社員だって、状況に迫られ覚悟を決めてしまえば同じような決断ができる人は多くいるのだと、そう信じたいものです。
HP :
第一級ロボット師のパデュアは、ロボットのジャスペロダスには意識も魂もないと断言する。落ち込むジャスペロダスは、引用のように思う。
……ちょっと待って、ちゃんと落ち込んでるやん! それが意識でしょ!? 心でしょ!?
人間であるパデュアにむけて、落ち込んでるかのように振る舞ってるのではなく、自分の内側でそう思ってるんなら、本物の意識じゃん!
というわけで、これは、心の中で「自分には心がない」と思っているという「迷文句」だと思うのですが、間違ってます?
ここは泉野明の言い方を借りて、「魂がなくても、チューリングテストをパスするような、立派な人工知能になりゃいいじゃん!」と言ってあげたいところ。(ん? フォローになってないか)
P.S. ポストマンから芋づる式に浮かんだめい文句を連続投稿してしまいましたが、これで終わりです。ご安心を(?)
ジャスペロダスにしてみたら、落ち込んでいるのは自分に意識があるからではなく、こういう状態になったら落ち込むようプログラムされているからではないか…というところなんでしょう。そこを疑ってしまえば、ドツボにはまるばかりなんですが…。
彼がリベットの実験を知っていたら、意識の有る無しでそんなに悩まなかったのかも知れません。
HP :ここ
4か月ぶりのご投稿受付再開ですので、私も今読んでいる短編集からひとつ。
同時多発テロ以後、急激に進んだ国民へのIDタグ付与で判明したのは、人間社会に潜んでいた吸血鬼の存在だった。世界各国で排斥運動が活発化する中、日本は競争力の維持と少子化問題対策のため、東京への「第二種移民」=吸血鬼受け入れに踏み切った…。出典作品は吸血鬼犯罪を担当する刑事を語り手としたSFミステリなんですが、投稿のセリフは吸血鬼受け入れのきっかけとなった沖縄県知事の発言より。
この理屈が通るなら、東京だろうと大阪だろうと原発つくれるなあ…。
未来への夢を持ち続けている限り人は老いることはない……
HP :
「風雲児たち」等で知られる漫画家みなもと太郎の自費出版作品(漫画)です。
幼少時よりSFにどっぷり浸って生きてきた呑木放手(どんきほうて)氏は西暦2036年、66の歳、自宅を売って自家用宇宙船を購入し、生まれて初めてあこがれの宇宙へ出ました。
投稿のセリフは生まれて初めての無重力状態に興奮して、カッコいいポーズをつけながら口走ったセリフです。
何しろ軌道上から地球を見て「あれは地球型の惑星ではないかッあれなら知的生命体の存在する可能性は高いぞ」などと言い出すほどに舞いあがっていますので、多少のことは大目に見てやってください。
その後の展開は題名が暗示する通りですが、このセリフはストーリー全体を貫き、ページをめくるごとに輝きを増していきます。
本当にお勧め出来る作品ですが、平成11年11月11日11時11分11秒初版発行の作品ですから入手は困難かも知れません。
ちょっとサミュエル・ウルマン入ってますかね…。
老いなければいいのですが、もし自分がSF大好きなまま年老いてボケてしまったら、ずいぶんと周りを困惑させるだろうな…と思ったことがあります(まあ、SFの好き嫌い関係なしに困らせるでしょうが)。
>入手は困難かも知れません
いや、eBookjapanで電子書籍が買えるみたいですね。いい時代になったもんです。
ゼブラーマン「違う」
スーパーの客「葬式仮面だ!」
ゼブラーマン「違うっ!」
HP :
投稿5000本突破、そして投稿受付再開、あらためて御祝い申し上げます。さて今回は、以前投稿した「ゼブラーマン、です」の少し後の場面より。
横浜市内の各地で発生する凶悪犯罪の犯人は、いずれも宇宙人に肉体を乗っ取られ操られた者たちだった。或る日、スーパーマーケットに二人組の暴漢が乱入。店内の品物を奪い(何故か金は奪わない)、女子高生をさらい、大暴れする。そこへゼブラーマンが颯爽と現れるのだが、知名度の低さとシマウマをモチーフにしたモノトーンのコスチュームとで、なにかと誤解されてしまう。上記投稿の文句は、その時の市民の誤解とゼブラーマンの苛立ち。『新造人間キャシャーン』の様にほとんど感謝されないヒーローというのも悲しいが、現れる度に誤解されるヒーローというのも実に悲しい。
この主人公、少年時代にもクラスのみんなから名前を正しくおぼえて貰えなかったんじゃないだろうか……?
ご祝辞ありがとうございます。
決めゼリフが「白黒つけるぜ!」だから、「白黒マン」はしょうがないけど、「葬式仮面」はお気の毒。
覚えてもらいたかったら、名乗りはもっと自信を持って叫びましょう。
HP :
あえてロバート・A・ハインラインではなく、キャラメルボックスの作品として。
震災の後、3/15から公演を再開した舞台。
色々と非難も予想されただろうに、公演を再開したことを私は高く評価する。
「舞台上の照明機材が音を立てて揺れたら中断」と言ういつもより短い前説の後に上演された舞台に泣いた。
「夏への扉」がどこかにあると思えたから。
一つ残念だったのは、福島正実訳を元にしたのに「文化女中器」ではなく「ハイヤードガール」だったこと。
初投稿でいきなり変化球ですみません。
「文化女中器」でないのは残念ですが、新訳版の「おそうじガール」よりは響きがいいかと思います。
新訳版では、このラストの名文句も違う訳になってますし、福島訳にこだわってくれて幸い。
全宇宙を支配しようとする宇宙帝国ザンギャックの大艦隊が破壊の限りを尽くして人々を恐怖のどん底に陥れていたのだ
だが地球にはその強大な悪に立ちはだかる戦士たちが存在した
愛と夢と平和と人々の笑顔を守り続けてきた34のスーパー戦隊だ
この戦いが世に言う「レジェンド大戦」である
HP :
スーパー戦隊シリーズ最新作「海賊戦隊ゴーカイジャー」はレンジャーキーを使うことで歴代スーパー戦隊の姿に変身できる豪快な奴らです。
そのプロローグより、圧倒的な数で地球侵略を開始したザンギャックに対しゴレンジャーからゴセイジャーまでの34のスーパー戦隊が結集しこれを迎え撃ちます(劇中で死亡した筈の者や最終回で変身能力を失った筈の戦隊もいますが)そしてスーパー戦隊達は全ての力を放出し敵艦隊を壊滅させますがその際変身能力はレンジャーキーとなり宇宙に散らばったのでした。
今までも「ターボレンジャー」1話で10大戦隊が駆け付けたり、ビデオ作品「ガオレンジャーVSスーパー戦隊」にて歴代レッドが揃ったことはありますが直接戦闘には参加せずここまで大迫力の数対数の激戦は初めてのことでした。
また、拳法、車、忍者といった同モチーフの戦士達が背中合わせに戦うといった長い戦隊シリーズの歴史で「ネタ」が被っていることを逆手に取った演出にも感動しました。
歴代戦隊のロボットがそろい踏みというのは、さぞ壮観だったことでしょう。
ところで34の戦隊は、みな同列で最前線を張っているんでしょうか。だとしたらゴレンジャーやジャッカー電撃隊は、若い者に混ざって結構ムリして戦っているんじゃ…ロボット持ってないし。
HP :
投稿再開おめでとうございます、
さて今回の出典ですが天下繚乱RPGという時代劇風を楽しむTRPGです。
この作品は坂本龍馬が殺されたため発生した時空破断という時空の歪みによってさまざまな英傑が化政時代に集まったという設定です。
一例として公式リプのラストバトルでは、『妖怪絵師(絵にかいた妖怪を召喚する)・ライフル持った十手持ち・仮面ライダー555の様な魔界から戻った鬼・女子高生』VS『巨大ロボ曹孟徳(曹操)』と素敵な場面が展開されてます。
さて名文句ですがこれは全国のGMやPLが最も喋ってるであろう台詞です。(もちろん公式でも載ってます)
化政時代に使われてない言葉にこの台詞を使うととても説得力が増します。
例を出しますと『回転式機関銃、蘭学でいうガトリングガン』・『蒸気斧、蘭学でいうヒートホーク』のように使います。
どんな言葉でもとりあえずこの文句をつけると皆納得するという魔法の言葉です。
なお蘭学の部分に入る言葉の次点として、忍術・柳生新陰流が続きます。
ご祝辞ありがとうございます。
「ガトリングガン」や「ヒートホーク」をオランダ語で言えれば、もっと説得力が増すんだろうけどなあ。
>次点として、忍術・柳生新陰流
第三位は「平賀源内が発明した〜」あたり?
HP :
次元大介が本の山の中から一冊の本を探し出した。その本に書かれた名は魔毛狂介。2854年生まれ。父をルパン三十三世に殺され、その復讐のためにルパンの祖先を殺すのだとルパン三世に言い放った男。
なぜ900年後の本がここにあるのか。それは石川五右ェ門がまだ少年だった頃に出会った男の持ち物だった……
少年時代の五右ェ門に出会い、時代が昭和だと知った魔毛のセリフです。どうやら江戸時代末期にいく予定だったようですが。
ところでSFというのは空想の翼を自由に広げることができますが、所々に当時の常識、技術水準といったものが顔を出すときがあります。
キムボール・キニスンは計算尺で航路を決め、鉄腕アトムの体内には真空管があり、30年代にパルプ誌の表紙を飾った未来の飛行機達はほとんどがプロペラで飛んでいるわけです。
そんなわけで、1969年に描かれたこの物語にも、今ならツッコミがいれられるわけです。「手計算かよ!100年単位で間違えるとかどういうことなの」
お久しぶりです。またご投稿いただけて嬉しいです。
>魔毛狂介
映画のルパンに出てきたマモー(西村晃の声が印象的)のことかと思ったんですが、別人なんですね。
手計算にしたって、100年以上も間違えちゃダメでしょう。19世紀の元祖タイムマシンでももうちょっと正確な旅行ができてたぞ。
HP :
映画化記念、という事で…。「これがSFか!?」という声も聞こえてきそう(記憶に間違いがなければ、この作品からは初投稿)ですが、「科学を悪に使う者」と戦う主人公に免じて、SFと認めてやって下さい。
投稿した台詞は、「ブルドッグの顔付きトラック」ことブルガンダーと戦っている時のものですが、他のエピソードにも同様の台詞があるかもしれません。ロボットに音声で指令を出すわけですが、指示の出し方は、かの「ジャイアントロボ」の草間大作少年を軽くぶっちぎっています。とにかく無駄に熱い作風が魅力的でした。
フレーム問題など気にしていては、正義のロボットは務まりません(笑)。
ジャイアントロボの回路に熱きオイルを注ぎこんだら、こんな指令でも動くようになるのかも…。
〇〇(主人公の名前)が選んだマリオネーションギアさ
HP :
私が持っている中で唯一のタッチパネルを有効活用しているDS用ゲームから。
操り人形が発展し、糸繰り式から機械式へ、小型から大型へと進化した搭乗型人形がマリオネーションギア(以下MG)と呼ばれ、様々な分野で活躍している世界。
高度なAIを搭載し、人間を必要としない自立人形オートマン。
お約束のように人間に反旗を翻した彼らは、生産拠点である人形都市に主人公の仲間を拉致する。
主人公は仲間を助けるために周囲の反対を押し切って、親友のメカニックと共に人形都市へと殴りこみに行く決意を固める。
その道すがら、巨大な人形を運搬するための輸送車内で、せめて開発中の世界最強の人形の完成を待てと言った仲間にメカニックが返した台詞です。
オートマンだけじゃなく、軍隊さえ歯が立たないプロの傭兵が駆る新型軍事用MG部隊さえも倒した名実共に世界最強のパイロットである主人公。
彼が世界中を旅して手に入れ、チューニングを施した機体こそが、今現在世界最強のMGだと言う。
それが解っているから人形都市も仲間を拉致し、主人公をおびき寄せようとしているのだと。
主人公がこれ以上強くなる前に叩き潰すために。
実に燃えるシチュエーションです。続編でないかなぁ……
トランスフォーマーのファンには今でも受けるんじゃないでしょうか。リメイクでもされたらなおさら。
画面にハンドルやレバーが表示されてそれをタッチパネルで操作するというのが面白そう(けど慣れるのに時間がかかりそう)。これで音声認識でレバーがマルチ入力になれば完璧ですね。
何て人間は愚かなのだ!
俺を…人造人間を一体なんだと思っているのだ!!
01!…あなたも僕と同じだ!!
いや、あなただけじゃない、キカイダーにしても…
僕達は人間の身勝手な道具として造られたンだッ!!
光命寺博士にしても、あなた達に愛情を持って造った訳じゃなかったんだ!
でなければ実の息子たちにこんな酷い人生を歩ませるなど…
HP :
世界大犯罪組織シャドウとキカイダー兄弟の戦いが終わってから数年後、光命寺博士の前に未知の人造人間「キカイダー00」が出現。同じ頃、ハカイダーに率いられる新組織「XASH」も活動を開始していた。
XASHとの戦いに終わりが見えた時、00はハカイダーの電子頭脳から自身の開発理由を聞かされる。かつてダークを率いた男プロフェッサー・ギル。彼を愛した女性「坂本千草」が電子化された姿こそが電子頭脳の正体だった。ギルと共に永遠の時を生きたいという思いから電子化を受け入れた彼女だったが、想像を超えた生き地獄に精神を病み、二重人格を発症してしまう。そして、ハカイダーとして好敵手を欲した人格と人間として自分を殺してくれる存在を欲した人格の希望が一致。同じ科学者として光命寺博士に劣等感を抱いていた娘婿の「海野博士」を利用して00を造らせたのだった。
台詞は全てを知った00が怒りに震えながら叫んだもの。
ロボットほど明確ではなくても、人間だって望まない目的を強いられて生まれ育つことはよくある話。親を身勝手と感じることについては人造人間とただの人間にそう差はないのかも知れません。
とはいえ、最初から殺人を目的として人格を与えられるなんてことは人間にはないだろうから、00の怒りも当然というものです。
HP :
言うまでもないと思いますが……ウルトラマンネタです(笑)。
さすが(作中に堂々と、モスラや大魔神を出してくる)荒山徹だ、(このくらいでは)なんともないぜ。
そんな作者の作風を簡単に説明しますと「山田風太郎の内容を司馬遼太郎の文章で」といった所でしょうか。
なお、山田風太郎では「忍法なら(何が起きても)仕方ないな」となる所を、荒山徹の場合は「朝鮮妖術なら仕方ないな」となります。
BGM:例のアレ
柳青 柳青 柳青
腰に帯びたるこの剣
如何なる時でも 如何なる場所でも
正義を衛り 柳生のために
悪い奴輩斬り伏せる
我らは柳生青年隊
…まんま「特捜隊の歌」じゃないですか。
出典の「柳生百合剣」は「柳生薔薇剣」の続編…。題名といいご投稿の文句といい、時代小説(…ですよね?)として想像を絶してます(笑)。
HP :
最終巻で地球を救うために、世界中の科学者を集めた国際科学会議は名称を「国際科学特捜(略称SRI)」と変更し、本部をジュネーブに置くと共に、地球防衛軍の結成を宣言します(なお、国際科学特捜のトップはアインシュタイン博士で、地球防衛軍司令官は山本五十六元帥です)。
それを聞いた自衛隊員の会話の一節なのですが、元ネタの濃さとシュールさに思わず頭を抱え込んでしまいました。地球を救うための最終的解決手段として、アインシュタイン博士が最後に地球防衛軍に命じたことを考える時(ひどいネタばれになるので、この投稿では控えます)、ここでミステリアンが出てくるというのは、自衛隊員にとって後々皮肉が利きすぎる気がしてなりません。
そこまで考えなくても、この時点で地球防衛軍に参加しているのが、日独伊にルーマニア、ヴィシーフランス、英印土(他に満州国が参加希望、独立したビルマ、蘭印が支援、西葡が支持)というのが更に何とも言えません。どうみても旧枢軸国が地球防衛軍の主力を担っているわけで、皮肉があまりにも利きすぎでは、と思ってしまいました。
歴史がそこまで変わっても映画「地球防衛軍」や「県立地球防衛軍」はあるんですねえ…。ハインラインやティプトリーほどには、本多猪四郎や安永航一郎は歴史の影響を受けない?
あるいはT4練習機やチェルノブイリ原発のように、マンガやDVDがタイムスリップして普及したのか。
地上に降り注ぐ太陽の光。それは新しい原子を創る核融合の熱。
究極の核融合で身も心も幽霊も妖精もフュージョンし尽くすがいい!」
HP :
で、誘惑を受け入れちゃった結果の一つがコレ。
東方地霊殿のラスボス霊烏路 空(れいうじ うつほ)が受け入れた力はなんと『核融合を操る程度の能力』(しかも与えた理由がその力で発電する為だと言うから何ともはや……)。
という訳で宇宙を模したマントをはおり、左脚に電子軌道、右脚に象の足(チェルノブイリ事故で融解したウラン燃料の事)、右腕には制御棒を引っ下げた彼女は核の力で主人公に立ち塞がる!
……とはいえ、核弾頭やトカマク反応炉や人工太陽まで操る彼女をシバキ倒す主人公も大概ですが……
「東方」シリーズは作品が多すぎて(二次創作も山ほどあるし)、全体的にどういう話なのか正直よく分からないんですが…。
幽霊や妖精は核融合の燃料に使えるんだろうか(…そもそも物質でできているのか)?
「〜程度の能力」とは言いますが(このシリーズでは定番の言い回しだそうですが)、核融合発電を授けてくれるならどんなお祀りでもやる価値があるんじゃないでしょうか、とくに昨今では。
HP :
マンガ化記念。
感動的な一文です。しかしながら「そんな事言う暇があったら迎えに行ってやれよ!」とツッコミが入るのも仕方のない事でしょう。
そんな事はさておき
マンガの方ですが、三部作をうまくブレンドして、星野的調味料(大風呂敷ともいう)をふりかけた「お気に入りの一品」になりそうな塩梅です。ていうか、マンガにはこの名文句出そうにないなぁ、、、。
「ガニメアン」第2作のエピローグよりのご投稿。長大な歳月を超えて故郷の星系に辿り着いた「優しい巨人」たちは、自分たちの子孫が住むはずの星へと旅立つ。だが、彼らの出発と入れ違いに、その星から通信が届いた…。
マンガは昨日買ってきてパラパラめくってみたんですが……え、1巻でそこまで進むの?
この名文句は出ないかもしれませんが「優しい巨人」がどんな形で登場するか楽しみです。
HP :
水道を探していて雨に降られたアルファさんとタカヒロ。びしょ濡れになってしまったのでアルファさんは温まろうとタカヒロと二人でお風呂に入ります。その結果、無口になってのぼせて帰っていくタカヒロを見て頭を抱えてしまったアルファさんの心中の声ですが……。そりゃあまずいっすよアルファさん(笑)
アルファさんがもっとロボットロボットしていたら、人間とは裸に対する感覚が違うのだとか理由つけられたんですが、この作品の彼女らは「ロボットの人」で、普通のお姉さんと何ら変わりないですからねえ。タカヒロはきっと、この時のことを思い出すたび複数の理由でのたうち回ったことでしょう。
エピソードの最後、タカヒロの湯上がりの匂いをかいだマッキのカンの働かせ方と対抗心、微笑ましくもちょっとコワい(笑)。
HP :
以前にも投稿された、ファンタジー世界を舞台に織田信長・島津豊久・那須与一が大暴れする漫画からの名文句です。
領主の治める城を急襲、制圧したところで怒りに任せて降伏した兵士も襲おうとするエルフを、「刀捨てておる。殺すは戦法度じゃ。降伏(くだり)首は恥じゃ!!」と止める豊久。
しかしその直後、捕虜となったエルフ達に対する兵士達の扱いに対し豊久は激怒。皆殺しを宣言します。
「捕虜虐待を禁じるルールが無いから虐待した」のなら、「降伏した敵兵の皆殺しを禁じるルールが無いから皆殺しにされる」事に文句は言えないはずです。
強者の論理で当然のように人が死んでいく戦場にいた豊久だからこその言葉だと思います。
>ファンタジー世界を舞台に織田信長・島津豊久・那須与一が大暴れ
最初に設定を見たときは、高橋克彦の『刻迷宮』かと思いました。
島津豊久だからこそ、というよりは平野作品だからこそ、という方が当たっているように思います。虐殺を止めるのも許すのも、人道やルールより自分の名誉や美意識にとってどうなのか、が第一に来るあたりなど。
戦国時代出身だというのをあえてまともに考えるとしたら、戦法度云々よりも後で労働力にしたり売り飛ばしたりできなくなるから殺すな、というのがありそうなところですが。
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