SF名文句・迷文句第59集

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エマノン?
ノー・ネームの逆さ綴りよ。

 出典: 梶尾真治「おもいでエマノン」

紹介 :TAKA 様
HP :

コメント:
 エマノンという地球に生命が誕生してからの記憶を持っている女性。
彼女をめぐる短編集です。
 ひとつひとつの物語に不思議な美しい印象があり、希代のストーリーテラーとしてのカジシン、代表作のひとつです。

駄弁者:
 「おもいでエマノン」「さすらいエマノン」「かりそめエマノン」「まろうどエマノン」、続いて出ているのは鶴田謙二イラストの効果もあるのでは。
 私としては「SFJapan」第1号に載っていた「あしびきデイドリーム」の印象が濃いです。



な―にさ大の男がウジウジと!神様がなんだって!?だったら船を降りるっての!?
もう宇宙(ここ)は人間の世界だ!!

 出典: 幸村誠「プラネテス」

紹介 :みどり 様
HP :

コメント:
ウジウジ悩むハチマキに活を入れるフィーの台詞。この作品を一言で言い表してます。

駄弁者:
 ベテラン宇宙飛行士の死を目の当たりにし、神様は人間が嫌いなんだろう、自分たちは帰れと言われているのに居座っている迷惑な客なんじゃないか──と落ち込んでいる主人公へ、ゲンコツとともに贈られた言葉。
 このフィー姐さんとかユーリとか、好きなキャラクターだったんですが、話の流れからするとこの先は出番ないのかなあ…。



「どうせ父ちゃんも母ちゃんもいなくなっちまったんだ。俺だってすぐ母ちゃんの所へ、・・・・俺、嫌だ。母ちゃんも父ちゃんもいない所で死ぬなんて、一人で死ぬなんて、イ、ヤだぁ! 嫌だあ! 嫌だああ!!」
「誰か止めんか、爆弾になったモンを人様のいる所へやるでない!」
「嫌だあ! 恐い、恐いんだ!! 父ちゃーん、母ちゃーん、恐いよお! 母ちゃん、助けて、助けてよお! 何でも言う事聞くからよお、母ちゃーん! 父ちゃーーん!!」

 出典: 富野喜幸「無敵超人ザンボット3」

紹介 :朝の銀狐 様
HP :

コメント:
 父も母も既に死に、敵側組織のガイゾックに人間爆弾に改造された主人公の友人が、他の人間爆弾にされた人達と人のいない所に移動中、死の恐怖に耐えられず発狂するシーン。この直後、周りの大人達に取り押さえられながら体内の爆弾が作動し爆発。
 これをいわゆる「ガンダム前」にやってしまった富野監督は、どこか一本切れてしまっているのかも。 大好きですけどね、富野御大将(笑)。

駄弁者:
 子どもの頃見てたはずなんですが、覚えてないですね…幸い。下手すればトラウマになってそうです。
 人間爆弾ならもっと明るく「ぼくは爆弾だ。あと四時間と五分十七秒で爆発するぞ♪」(byヴァーリイ「バガテル」) ぐらい言ってくれる方が、私は好きなのですが。



毎度お騒がせして申し訳ございません。
トライダー発進いたします。
危険ですので白線の外までお下がりください。

 出典: 佐々木勝利監督「無敵ロボ トライダーG7」

紹介 :朝の銀狐 様
HP :

コメント:
 このトライダーG7、基本的には主人公が巨大ロボに乗り込み毎週地球に攻めてくる敵ロボットを倒す。という何処にでもある設定のロボットアニメですが、そのロボットは主人公の会社の所有物で毎回政府からの依頼により出動、主人公の目的はオープニングの一節にある通り「わが社の金庫を守る為」に戦うという、同じ枠の前番組「機動戦士ガンダム」とは別のアプローチでリアルさを出したロボットアニメです。
 このセリフは、普段は頭部が公園のアスレチックになっているトライダーが出撃する時に毎回かかるアナウンスです。この他にも「社長!!これ以上の攻撃は破産です〜!!」「社長〜!!高価なミサイルよりレーザーを使ってください!!」という社員の言葉や、敵の素性を全く知らない主人公側が最終回で「最近全然ロボット退治の仕事きませんね」「言ってみればお得意さんでしたからなあ」と会社で雑談する。など、なかなか面白いセリフと設定で、あまり人気は有りませんが個人的には傑作と言っていいと思う作品です。

駄弁者:
 アウトソーシングの時代先取り!? とりあえず、地球防衛軍と図書館の民間委託には、私は反対です、はい。
 参考にここのページ(ここのロボットアニメ評は他のも面白かった)をみていたんですが、依頼金額が200万円からというのは、かなり価格破壊な気がしないでもないです。



「ゲッターエンペラー、チェンジだ!!」
宇宙を震撼させるその声はまさしく流竜馬のものだった

 出典: 石川賢「真ゲッターロボ」

紹介 :朝の銀狐 様
HP :

コメント:
 はじめまして、初投稿からいきなりSFと言っていいものか?といった作品です。
(投稿者が言うのも何ですが、自分の中ではSFではありません。)
 このページを始めて読んだときは爆笑しました。だって「宇宙を震撼」!
宇宙空間で声が響き渡るという荒技! 原作者のファンとしては石川先生らしいなあ、というコメントも付きます。
 蛇足かと思いますが、ゲッターロボの原作者は永井豪となっていますが漫画版に関しては永井豪は「三体合体ロボット」というアイディア以外は完全ノータッチです。アニメとも全く違うハードでぶっ飛んだ話になっているので未読の方は是非。

駄弁者:
 宇宙空間で火が出て煙がたなびいている程度なら今さら驚きませんが、声がねえ。
おおかたエーテルでも震撼したんでしょう。
 それはそうと、投稿した方自身に「SFではない」と言われてしまうとフォローのしようがないのですが…。



「軍部は、スナークがわれわれの技術水準を問題にしていないのではないかと、信じています。われわれが南海の島を基地にしたいときに、そこの原住民の槍のことなど考えてもいもみないのと同じ理由ですな」
「わたしは考えるぞ」と、色の浅黒い男がいった。「ああいう槍は鋭いからな」

 出典: グレゴリイ・ベンフォード「夜の大海の中で」(山高昭訳)

紹介 :あんざ 様
HP :

コメント:
ファースト・コンタクトの対策委員会での会話です。
「色の浅黒い男」の台詞を読んで(なぜか)プロの軍人の考えることは一味違うな、と思った記憶があります。

駄弁者:
 結局は技術水準よりもっと根本的な違いが理由だったわけですが。
 グレゴリイ・ベンフォードの看板シリーズ「銀河中心」の第1作。これが出たときシリーズがこれほどとてつもない規模の話になることを、作者自身予定していたのかどうか。



「では、我々は上院下院とも全会一致で日本国、つまり、日本合藩連合王国(ユナイテッド・キングダム・ハンズ・オブ・ジャパン)に宣戦を布告します」

 出典: 青山智樹「陸上戦艦大和」

紹介 :みどり 様
HP :

コメント:
 ダラスを遊説中のジョン・F・ケネディは突然こめかみに熱いものを感じ、気が付くと1941年12月6日のホワイトハウスにいた…。というプロローグで始まる架空戦記小説ですが、タイトルの陸上戦艦ははっきり言っておまけです。時の日本国元首は第十七代将軍徳川家正(一応天皇もいるらしい)! 国籍マークは葵のご門を簡略化した黄色三つ葉!! 東条英機は政所老中兼陸軍奉行!!! 将軍謁見は裃で畳に平伏!!!! こんな無茶苦茶な『日本』…楽しすぎ……

駄弁者:
 裃で平伏は問題外として、元首が徳川家の藩連合国家という線はそう無茶苦茶でもないのではないかと思います。徳川慶喜がもちっと根性入れてれば、坂本龍馬が横死してなければ、イギリスの薩長支援がもっと消極的だったら、あるいは。



科学など、所詮政治の道具でしかないのだ。

 出典: 大森一樹監督「ゴジラVSビオランテ」

紹介 :轟天雷 様
HP :

コメント:
 平成ゴジラシリーズの基盤を作ったこの作品。
 ゴジラの細胞から作られた、核を食べるバクテリア、抗核エネルギーバクテリア(ANEB)を巡り、「ANEBを渡さないと三原山に沈んだゴジラをリモコン爆弾で復活させる」と脅迫してきた、アメリカの遺伝子産業カルテル、バイオメジャー。
 やむを得ず、政府は抗核バクテリアをバイオメジャーに渡すことを承諾し、研究所に連絡を入れます。
 それを受けた若き研究者桐島に、彼とともにANEBを作り上げた白神博士が言った台詞。
もの凄くどきりとしたのを覚えています。

駄弁者:
 たぶん「科学」が「科学技術」と称されるようになってからは、とくにそうなのでしょうが…。



「クランのトップセルは最適な繁殖地を求め…戦いを始めた。あれはただの戦争なんかじゃない…『約束の地』を求めた聖戦だったのさ」

 出典: 加藤元浩「Q.E.D」

紹介 :みどり 様
HP :

コメント:
 推理漫画Q.E.Dの第八話「ヤコブの階段」より。
 15歳でMITを卒業した天才少年・燈馬想(現在は日本の高校生)の大学の友人が製作・研究していた人工生命が突如失踪し、その直後に東京都心で交通システムがダウン。友人はCIAに拘束される。燈馬は友人を助けるために真相究明に乗り出した、というお話し。
 ワトソン君役の水原可奈が、スポーツ万能だが勉強は苦手な女子高生という設定なので、よく知らない読者にも理解できるように解説されてました。親切(^^)

駄弁者:
 すいません、私もよく知らないのでどういう流れでの名文句なのか解説してください。ワトスンでも水原可奈でもみどりさんでもいいですから。
 とりあえず、ヤコブの階段は「創世記」に出てくる、天国につづく階段のこと…と付け焼き刃の豆知識でお茶をにごしておく。



黒衣の男は飄然と砂漠の彼方に立ち去った。ガンスリンガーはその後を追った。

 出典: スティーヴン・キング「ガンスリンガー」(池央耿訳)

紹介 :くうねるよむとぶ 様
HP :

コメント:
 ダーク・タワー暗黒の塔の冒頭を飾る一文であるが、単行本であろうと定価でも買う数少ないシリーズの一つであるが、暗黒の塔Xはいつになったら発売されるのでしょうか?もう3年は待ってますよ!!とにかく早く発売される事を願って、今私が一番待ち望んでいるシリーズを紹介します。

駄弁者:
 よく知らない作品でしたのでシルヴァーバーグ編のアンソロジー「伝説は永遠に」に出ている作品解説を読んでみました。過去と現在が入り交じったような世界観とか、狂気の人工知能とか、SF的な道具立ても含まれているんですね。
>もう3年は待ってますよ!!
 3年ぐらいで「!!」をつけていてはいけません。同じアンソロジーに載っているカードの「アルヴィン・メイカー」シリーズ、4年待っていますが、続きがいつ訳されるのか、そもそも訳されるんだろうか…。



僕の悪は、自分の存在に特権的な意味を求めてしまう欲望にこそある。

 出典: 笠井潔「ヴァンパイヤー戦争」

紹介 :TAKA 様
HP :

コメント:
 石の血脈+産霊山秘録+ウルフガイシリーズ+レンズマンシリーズ
一言で言うとこんな物語です。
 文句は笠井潔のミステリーの主人公矢吹駆を彷彿とさせるムラキという人物のせりふです。元テロリストというムラキがなぜテロをする理由つまり「悪」に惹かれたのか、それはただひとつの欲望のためだった。その欲望が払えさえすれば、人間は無謬なる存在になるんでしょうね。

駄弁者:
>石の血脈+産霊山秘録+ウルフガイシリーズ+レンズマンシリーズ
 またそれはぜいたくな詰め込みようだ…。
 笠井潔は、テロリズムについての評論も書いていますよね、「テロルの現象学」。難しそうなので読んでませんが(TAKAさんによるとそう難しくはないとのこと)。



「委員長、癌の気持ちって考えたことあるか?」
「癌の気持ち?」
「…癌細胞ってのは、人間にたとえれば革命家じゃないか?今までの世界の秩序に満足できん元気な連中。そいつらが新しい世界を作ろうと立ち上がったんだ」
「細胞の市民革命?じゃ、もしその革命がうまくいけば、癌から新しい人間ができるわけ?」

 出典: 岩本隆雄「星虫」

紹介 :TAKA 様
HP :

コメント:
 むか〜し、新潮がファンタジーに力を入れようとして作った第一回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作です。ちなみにこのときの大賞は後宮小説です。長らく絶版でしたが、ちょっと前にソノラマで復刻しました。両者では細かいところが多少変わっています。
 内容は、ある日空から何かが降ってきて、人々の額に張り付いた。それらは人間に多くの利益を与えたが、やがて…。  ホラーではありません、非常にほのぼのとしたストーリー展開です。
 随所にお約束な展開が(髪に覆われていた顔が実は、や、押しかけ女房などなど)ありますが、十分に楽しめる内容です。
 ちなみに彼のいくつかの話にリンクした内容になっています。

駄弁者:
 しかし癌細胞は既存の秩序を壊すことはできても、新しい秩序を作ることができないのが問題なのでは?
 私は復刊されたときに「幻の名作の復活!」に惹かれて読んだのですが…ちょっと性に合いませんでした。なんというか、主人公の前向きさに負けてしまうようで。
 ところで私の持っているもので確認したんですが、ご投稿の文句とは途中のト書きや表現がやや異なっているようです。復刊時にだいぶ加筆されたということなので、そのせいでしょうか?



蒲生大将が死ぬその日を出発点に、ただ人間になるためだけに、わたしはここにやってきたんだ。

 出典: 宮部みゆき「蒲生邸事件」

紹介 :TAKA 様
HP :

コメント:
 受験を目前にひかえた主人公がタイムトラベルに巻き込まれ、2・26事件まじかの帝都東京に現われる。そこでおきる殺人事件と目前のクーデター。
という感じでストーリーは進んでいきます。
 文句は時間旅行能力者が主人公に能力者であるが故の懊悩を吐露した場面からです。
 普通の人間は普通であるがゆえに、普通であることがいかに難しく、大切なことであることに気づかないものですね。
ちなみに宮部ものの中ではこれがいちばん好きです。

駄弁者:
 私は宮部みゆきはこれと「レベル7」しか読んでいないのですが、どっちもオジさん(というよりおじいさんか)キャラがいい味出していますね。



なぜ私たちの先祖はかしこくなろうと思ったのでしょうな。もとのままの下等生物でいればもっとらくに…生きられ…死ねた…ろう…に…進化したおかげ……で…

 出典: 手塚治虫「火の鳥 未来編」

紹介 :小澤智永 様
HP :

コメント:
 名作 火の鳥より最後の知性ナメクジが死の際に神に言った言葉です。
 一時期本当にそうではないかと悩んでしまった時期があります。
 賢くなった事が幸せにつながるのでしょうか。

駄弁者:
 つながらないでしょうね、たぶん。知性が進化したのは幸福になるためではなく生き残るため、いや極言すれば何かのためですらなく、知性を持ったものが生き残った結果(…別に必ずしも知性である必要もないのですが)を「進化」と表現しているだけと言えるんじゃないでしょうか。
 しかし幸か不幸かと悩むことも、知性があるからこそできること。全くのゼロのまま死ぬのが望ましいのか、プラスであれマイナスであれ、何らかの価値観をもって死ぬのがいいのかは…意見の分かれるところでしょう。何もないよりは不幸の方がいいと断言する勇気は、ないのですが。



僕もさびしくて死んでしまう

 出典: ディーン・R・クーンツ「ウォッチャーズ」(松本剛史訳)

紹介 :ヒュー 様
HP :

コメント:
 人間が発した台詞ではないけれど、ひと、とは何であるか考えさせられた。
 姿形が違えば「ひと」では無いのだろうか?
 ちなみに映画版は三流ホラー。見なくていい。

駄弁者:
 天才犬アインシュタインとその飼い主トラヴィスの、ホラーのはずなのに何かほのぼのとしてしまう物語。
 ご投稿の文句は、当然主人公アインシュタインの言葉より(なお、タイルを並べて文字を綴ってます)。
 映画は、ホラーとして作る時点でコンセプト違いだったのかも知れません。



だめ…よ、遺伝子さえあればよみがえるなんて…そんなことになったらみんな安心して結局、絶滅する動物がふえるだけじゃない!!
 そんなに種を残したいならなぜ・・・・・・遺伝子だとかバイオ技術だとか言う前に、なぜ目の前の小さな命ひとつにやさしくしてやれないのォ!?

 出典: 小山田いく「合歓(ねむ)リポート Page.6『現在(いま)』」

紹介 :Mr.Spock 様
HP :

コメント:
 中学生・辺見は未来からきた遺伝子で生物を再生する装置を使って、トキなどの絶滅しそうな生物たちを甦らそうとする。しかし彼は自分の聖域に入り込んだ他の生物を聖域の生物を守るために排除しようとします。その矛盾に疑問を抱いた少女・合歓が彼に問いかけたときの言葉です。
 ゲーム機のようにすぐリセットしたがる人や、科学でなんでも解決できるという安易な考えを持った人が多い昨今、身につまされる言葉ではないでしょうか。  では長寿と繁栄を。

駄弁者:
 内容的には同時期にご投稿があったこれと対極になっているのが面白いです。
 このご投稿のような心をもつことは前提として、やはり解決策をみつけるのは科学の役目だと思うのですけど。



「僕たちが出来なければ、次の世代がやってくれます!」

 出典: 富野由悠季「機動戦士Vガンダム」

紹介 :吉本 様
HP :

コメント:
 これはウッソが地球に落下していくエンジェル・ハイロウからシャクティとサイキッカーの人たちを救出しにエンジェル・ハイロウに進入した際にザンスカール帝国の実権を握っているフォンセ・カガチに「お前たちに腐敗した人類を変えることは出来ない」という意味の言葉を浴びせられたあとにウッソが言った言葉です。宇宙世紀ガンダム史上最も激しい戦争の中でここまで未来に希望を持ったセリフが言えるとはニュータイプってほんとにすごいと思います。

駄弁者:
 この子の場合は、ニュータイプとしてというより、母親のああいう死に方を見ていてなおかつこのセリフが言えるところが…。例の「母さんです」の前後だけ見ているんですが、あのシーンはちょっとすごかった。
 目の前で母親をモビルスーツに惨殺されるんですが、その戦いのあと仲間の女の人に「母さんです」って、母親がかぶっていたヘルメットを渡すんです。で、それを受け取った女性が思わずひるんでしまうほど、そのヘルメットがズシッと重くて、みると血が滴っているという…。



ビッグオー、ショータイム!!

 出典: サンライズ制作「THEビッグオー」

紹介 :轟天雷 様
HP :

コメント:
 バトルランナーカウボーイビバップに続いての「ショータイム!」です。
 しかし、どうしてあのアニメはOPがあんなにもウルトラマンしているんだろう。

駄弁者:
 過去の歴史や技術を失った「記憶喪失の都市」パラダイム・シティ。ネゴシエイター・ロジャーは、過去のテクノロジーが生んだ巨大ロボット「メガデウス」に立ち向かい、謎のメガデウス「ビッグオー」を駆る──。
 日本で放映された後、アメリカでも大ヒットしたんだそうです。確かにそんな感じだわ。



光あれ。わたしの胸に、その胸に。他の導かんとする光は失われることあれど、自分自身の光であればその者の行く道はそれぞれに明るい。自分の光を誇りにし、それをもって世界を受けとめ、喜び、願い、さらなる先を見通さんことを。

 出典: 菅浩江「オルティゴスの三使徒」

紹介 :TAKA 様
HP :

コメント:
 個人的に菅浩江、神様3部作と呼んでいるうちの一作品から。
 この人の神様観、とても好きなんです。別の作品に「全き善神とは、何事にも応えず、ただ見守るだけで、沈黙を持って人々に応える存在」という文章は違いますがこの様なことを述べている部分があり、なるほどそのとおりだな感心してしまいます。

駄弁者:
>全き善神とは、何事にも応えず…
 なんだかこれと似ているような。「死んじゃえ」とか言われてますが。



わたしはな、世代の差というものはどうしようもないと思うと同時に、環境というものは、教育とは、実に恐ろしいものだと思った。どんな思想の人間も、環境と教育しだいでつくれるんだ。

 出典: 茅田砂胡「スカーレット・ウィザード」

紹介 :TAKA 様
HP :

コメント:
怪獣と怪獣同士の夫婦が織り成す(作者いわく)ハーレクイン・ラブ・ロマンス。のなかの一章より。デルフィニアを読まれた方ならお分かりかと思いますが、あの国王と女王が宇宙に出てスペオペかな?をやったらてな感じのおはなしです。(説明になってない…)

駄弁者:
 単純ながら、至言です。
>あの国王と女王が宇宙に出てスペオペ…
 いや、私はデル戦しか読んでいないんですが、十分説明になっているような気がします。あの女王さまなら生身で宇宙戦艦と戦えそうだし…。



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