第61集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第63集を見る
人類ひとりひとりの仕事は人類全体に貢献しているんだよ、だからそれは全体の一部となって永遠に消えることはない。
出典:
アイザック・アシモフ「ロボットと帝国」(小尾芙佐訳)
紹介 :くうねるよむとぶ 様
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私 思うんです。
出典:
丸川トモヒロ「成恵の世界」第1巻
紹介 :スペーサー 様
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若者の絶望はファッションである。
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小松左京「物体O」
紹介 :スペーサー 様
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「おい、わし、わしがわかるか!? わしはわしだ!!」
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永井豪(原作)「マジンガーZ(アニメ版)」
紹介 :御宗銀砂 様
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反省している、だが後悔していません
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中村恵理加「ダブルブリッド」
紹介 :ケイ 様
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みんな、地球ってとってもいいところだぞ 早く帰ってこーい!
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富野由悠喜ほか「ターンAガンダム」
紹介 :たかぎ 様
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「ぼくが説得すると思ってたんならお生憎さまだ!!
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秋山瑞人「イリヤの空、UFOの夏 最終回『南の島』」 電撃hpに収録
紹介 :のほほん大佐 様
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あんたって人は結構なお方さ!生産の主人公が社長だなんて考えているのかね?
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カレル・チャペック「R.U.R.」(千野栄一訳)
紹介 :ヘボ 様
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「太陽は煮えたぎる金の星だが住人は失明していてそれを見られない
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ABCテレビディズニー「The Disneyland BEYOND THE MARS」
紹介 :ヘボ 様
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「あたしは人間だから人間の味方よ」
出典:
円谷プロ「ウルトラセブン ノンマルトの使者」
紹介 :ヘボ 様
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だれでも平和を愛する
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ジョージ秋山「ザ・ムーン」
紹介 :水谷秋夫 様
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これまでの戦争や災害はすべて、なぜそんなことが起こったか、いつ、どうやって死なねばならんか、本当のことは何もわからんままに、死んでいかなきゃならんかった。ところが、今はテレビのおかげで、なぜこんなことになったかどんな形で、いつどんな風に死ぬか、実にわかりやすく解説してくれる。われわれ人間の組織にどんな欠陥があったかも、反省させ、考え直させてくれる。――おかげでわしたちも、なぜ死なにゃならんか、という理由を、はっきり納得し、満足して死ねる。テレビのおかげで安心して従容(しょうよう)として死ねるわけじゃ。
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小松左京「涅槃放送」 「闇の中の子供」に収録
紹介 :スペーサー 様
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「あいつめ、どこに行った!」
出典:
アルファシステム製作「高機動幻想ガンパレード・マーチ」
紹介 :テレサ 様
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舎利子 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 受想行識亦復如是
出典:
「摩訶般若波羅密多心経」(玄奘三蔵訳)
紹介 :TAKA 様
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いや、この超能力という言葉は僕も嫌いだ。その時々の科学水準でもって説明しきれない、それだけの意味にすぎないからね。
出典:
西風隆介「神の系譜1 竜の封印」
紹介 :TAKA 様
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真実っていうのは実は単純で退屈なもの。
出典:
米田淳一「プリンセス・プラスティック 〜母なる無へ〜」
紹介 :TAKA 様
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大切なのは未来だ。過去は変えられない。
出典:
丸川トモヒロ「成恵の世界」2巻
紹介 :スペーサー 様
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突然、キャプテン・フューチャーは息を殺してくすりと笑った。すこしかきまわしてやろうか、といういたずらッ気がかれの心の中に浮かんだのである。…(中略)…カーティスはにっこりと笑った。
出典:
エドモンド・ハミルトン「キャプテン・フューチャー 透明惑星危機一髪!」(野田昌宏訳)
紹介 :石神 様
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「人類の創成とともにゴールデンバウム王朝があったわけではない。不死の人間がおらぬと同様、不滅の国家もない。余の代で銀河帝国が絶えて悪い道理がなかろう。
出典:
田中芳樹「銀河英雄伝説」
紹介 :にわかSFファン 様
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「んじゃ…何か?オレ達ぁ自然死でうっかりポックリ死んじまう事も許されねえってのか」
出典:
六道神士「エクセルサーガ」
紹介 :みどり 様
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駄弁者:
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HP :
アシモフの作品はどれを読んでも心地よい感動があり、ロボット物とファンデーション物を整合性を持たせてつないだのは感心するばかりである、残念なのは新しい作品がもう読めない事である(3Bが新・銀河帝国興亡史を著してくれたが次はないのかな?)
死に際のベイリがR・ダニールに遺した言葉。自分の死に責任を感じて<三原則>によるダメージを被るかも知れないダニールを気遣い、少しでもロボットが受ける衝撃を和らげようとするため…。しかし、その言葉は地球の、人類の運命を決める第一歩となる。
私、この考え方はあまり好きじゃないんですよ。じゃあ人類に貢献しない仕事はどうなるのか、そもそも「人類」や「貢献」を誰が決定するのか、たとえダニールにでも、一任できるものなのか…。
あの世のベイリは怒りはしないでしょうが、苦笑したんじゃないでしょうか。自分の言葉がそこまで大きく解釈されるとは…ヨシャパテ!、と。
自分がだめだって思える人ほど、いつか頑張れるって。
悔しい!負けないぞっ!そんな気持ちが世界をかたち創るんだって。
HP :
アジモフやスタートレックのSFをベースに漫画をこんな風に描けるんだとすごいカルチャーショックを覚えた作品です。
アジモフとかハインラインはどっちかというと子供向けというイメージが強かったんですが、正統派SFの持つテーマのわかりやすさによってほかのSFに比べると応用しやすくなっています。
この作品に登場しているのがアジモフ作品のロボットをベースにした朝倉鈴という女の子です。ロボット三原則と精神制御機能(われはロボット、夜明けのロボットに登場)が付いています。
やはり正統派SFはわかりやすさと困難な状況においてのスーパーポジティブな脳天気さが魅力的です。
素直なスーパーポジティブの表明は、ハインラインはともかく、アシモフの方にはあまり見られないと思うのですが。しかし脳天気と言われれば、そういうところもあるような。
HP :
かなりうろ覚えです。すみません。
小松左京作品の中でこの言葉が一番記憶に残っています。
ストーリーは謎の巨大円形物体が日本に出現して、日本が孤立してしまうものです。
その中で外界と隔離されて、外国に行けなくなったと嘆く若者に対して、主役の学者が一言に切り捨てます。
絶望する理由があるといって絶望し、絶望する理由がないといって絶望する。若者の絶望はファッションだ、と。
戦中戦後の混乱期を生きぬいた作者ならではの箴言です。この言葉を思い出すと多少のことは気にすることはないと思ってしまいます。
ファッションとしての絶望というのは、戦前にだってあったものじゃないかとも思いますけど…。
小松左京の作品には、アメリカが音信不通になってしまう話もありましたよね(「アメリカの壁」)。
HP :http://homepage1.nifty.com/mimune/
記憶で書いているので、不正確かもしれませんが…。
台詞の主はブロッケン伯爵。ロボットなのかサイボーグなのか、首が胴体にくっついてなくいません。首は小脇に抱えてたり、ふわふわ浮いてたりしてます。
さて問題の場面、攻撃を受けて胴体が重傷を負います。倒れたまま、なんか動きません。首は文字通り必死になって、胴体に呼びかけます。それがこの台詞です。
まあ、シリアスな場面ではあるんですが、突っ込みどころが多すぎて笑えます。
まず一番のツッコミは、胴体部分にそもそも声を聞くことができるのかということですね。…違うか。
スーパーロボット大戦のあしゅら男爵といい、マジンガーZの敵役はなんだってこう、いいキャラしてるんでしょう。
HP :
山崎太一郎の台詞です。あなたはどう思いますか。
まず最初に、どういうシチュエーションのセリフで、あなた自身はどう思っていらっしゃるのですか?
とりあえず、後悔はしても反省しない人の方が多いんじゃないかと思います…というところで。
HP :
「ヒゲ」の悪名高い、アニメ好きにもガンダム好きにも、アニメ見ない人たちにもどうもウケが悪かったっぽい不遇の作品。その第一話「月に吠える」のラストで地球帰還の尖兵として月から送られてきた主人公の少年(詳しくはビデオ他にて)が、月に向かって両手を広げて叫ぶシーンです。名シーンです。このシーンに限らず、第一話は全体通して面白いです。その後失速しましたが。失速後のゆるいテンポとか軽い破綻とか、どこからみても男前とはいえない主役ロボとか、製作者側の迷いの見え隠れのするフィルム込みで自分的には「アリ」だったのですがどうやら世間的(商品的?)に見ると「ナシ」だったようです。不遇です。
あれはそのうち顔が割れて中からちゃんとしたガンダムが出てくると思っていた…とか言ってた方もいました。オフ会で。
地球の重力に魂ひかれまくっているようなセリフも、まずいのかも。
伊里野は出撃させないからな!!
絶対に死なせないからな!!
伊里野が生きるためなら人類でも何でも滅べばいいんだ!!」
…(中略)…
「わたしも他の人なんか知らない。
みんな死んじゃっても知らない。
わたしも浅羽だけ守る。
わたしも、浅羽のためだけに戦って、浅羽のためだけに死ぬ。」
HP :
夏休み最後の夜、学校のプールサイドで不思議な少女に出会ったことから始まった浅羽の長かった夏もようやく終わり、後には心地よい余韻が残ります、最終回の文章は一行一行食い入るように読みました…浅羽と伊里野に幸あれかしと願うばかりです。
この部分だけ載せると、次が最終回になる番組の予告編みたいだな…。
最終4巻は8月刊行予定とのこと。出たら4冊まとめ読みの予定。
そんなことなんて、生産をつかさどっているのは需要です。世界中が自分のロボットを欲しがったのです。
われわれはただその需要の雪崩に乗せられていたのです。
…(中略)…
ところがそうこうしているうちに自分の重さで何もかも動きだし、しだいに速くなり、どんどん速く走ったのです。
HP :
安価に供給される労働力、ロボット。いまや労働はすべてロボットが行い、人間はそのアガリによって生活するようになっていた。しかしある日、ロボットが人間に対して反旗を翻した…
ロボットの生産の中心地であるここ、R.U.R.社にもロボットの大群が押し寄せてきていた。
文明の進化そのものを呪う者あり、ロボットの増産は間違っていなかったと豪語する者あり、ロボットの知能を上昇させたことを悔やむ者あり。
そんな中での、おそらくはこの中で最も現実的な男、経理担当ブスマンの台詞。
他の仲間が自分を責める傾向にあるのに対し、社会に責任の一端を負わせることで自分たちの責任を軽減させる非常にうまい言い訳…かもしれない。まあ、言っていることは事実その通りなのかもしれませんけれども。
しかしこの話、プロットが山椒魚戦争と同じだな…
社会の欲求に従ったまで…というのはこの頃からあったんですね。なまじ真実なだけに、始末が悪い。
太陽に近い水星の人々は熱で変になっている
金星人は情熱的、空気を糧にし音楽と愛に生きている
土星人は寒さに震えていて生まれた所から動かない
木星は大きいので木星人同士は出会わない
火星には光を発する飛ばない鳥がいる」
HP :
ディズニー製作のTV番組「the Disneyland」より。
世界で初めて異星人について語った、フランス人ベルナール・ド・フォントネルの想像した異星人だそうです。
まあ、なんというか、女性を口説くときの話の種だったらしいですが。これで口説けるのはちょっとうらやましいかも…
そして地球には君への愛に失明し、変になってしまったボクがいる、というあたりがオチ…ってことはないんでしょうね、百科事典に名前が載るほどの思想家が。…しかし最後までちゃんと聞いてもらえたんでしょうか。
原典は「世界の複数性についての対話」、1686年の作だそうです。
HP :
海底開発施設が破壊された。ウルトラ警備隊のアンヌ隊員は謎の少年から、それはノンマルトの仕業だと告げられる。少年の言によれば、ノンマルトは地球の先住民で、現在の地球人によって海底に追いやられたのだと言う…
少年に向けて放たれるアンヌ隊員のあまりに身も蓋もない台詞です。
宇宙人でありながら人間の味方をしている者が身近にいるというのに、と考えるとなにやら深い台詞のようにも聞こえますが。まあ、それはオタクの深読みというものでしょう。
民族主義の原点を喝破している…というのも、深読みでしょうね、やっぱり。
ただ……
ひとりひとりそれを愛しかたがちがう……
HP :
イラクで戦争があった時にこのセリフを思い出し、文庫版を買い求めて読み返してみました。
「ザ・ムーン」は一九七十年代の荒唐無稽ロボット漫画です。
大富豪・魔魔男爵が二兆五千億円をかけて巨大ロボットを造らせ、「わたしはよごれていますから……心が」と九人の子供達(サンスウ・カテイカ・シャカイ他六名)に託します。この巨大無敵ロボットは九人の子供の心がひとつにならないと動きません。九人がお経を唱えると空を飛んだりするんですが。
このロボットと少年達が最初に戦ったのが「連合正義軍」。
連合正義軍の指導者、未来氏は水爆を所持し、民衆の上に立つために民衆に恐怖を与える、と、この水爆を日本に落とそうとします。しかし、九人の子供達とザ・ムーンの活躍で連合正義軍の試みは阻まれます。
このセリフは連合正義軍の幹部・流氏(サンスウの剣道部先輩)がザ・ムーン破壊に失敗し切腹するときの言葉です。
恐怖政治を指向する選民主義者と純真な子供達が対立する勧善懲悪もの、と単純に読んでいた当時少年の私は、このセリフに何か割り切れない奇妙なものを感じました。
「力がなければすべてがむなしい!! 力こそ正義だ!!」
「弱いもの同士が肩をだきあってなぐさめあったところで……世の中はよくならないのです」
改めて読み返してみると強烈な荒唐無稽話に頭がクラクラしましたが、イラク戦争のことなども合わせて考えさせられずにはいられませんでした。
ラストで主人公全員死亡、地球もおおかた滅亡というなんとも救いのないラストだったようですが…。
「浮浪雲」の作者、こういうのも描いていたんですねえ。
HP :
テレビ放送が人の思考に与える影響を端的に言い表したセリフです。
ストーリーは第三次世界大戦が突如勃発して、核ミサイルが日本に向かって飛んでくる、その情景を家族がお茶の間でテレビで見て、自分たちの最後をテレビの解説で知るというものです。
イラク空爆(空襲となっていないところが他人事になってます)でもテレビで詳しく報道すればするほど現実感が薄れていった感じがしました。
本格的SFは時代を感じさせないものですね。
たまたま「闇の中の子供」持っていたので再読しました。この家族が最初テレビで見ていたのがデモと機動隊の闘争だったというのは、さすがに時代ですが、「白装束集団」報道のときのことなどを考えると、結局のところ同じか…。
…(中略)…
「怒らなくてモいいでス、今は壁の修理をしていまスよ。」
「黙れ。奴につけた盗聴器から女の声がする!」
HP :
いつ盗聴器をつけた…!?なんていう考えよりも先に、この瞬間私の中で速水×舞という公式カップリングが刻まれました…。
「ヒロイン」が主人公に盗聴器つけて妬くのは萌えだが、「ヒーロー」がそれをやるのは不可なのでは?
HP :
毛色の変わったのと思いこれを思いつきました。
「ないない」尽くしの般若心経からです。お経とはいえ言っている内容は今日のSFで扱われていることでしょう。いちばん有名なフレーズがあるところを選びました。以下訳。
舎利子よ、形あるものは実体がなく、実体のないものこそが物質現象なのである。
物質は存在しないものであり、存在しないものは物質存在である。
4つの精神活動(受想行識((感覚、表象、意識作用、判断))もまた是の如し。
すごい考察をしておいて、最後は呪文で悟りがひらけると言ってしまうあたりも、ギャフン落ちのSFっぽい?(私の般若心経知識は、清水義範「生臭心経」に依ってます。石投げないでくださいね)
HP :
この作品は読み手を多分選びます。
あなたは京極堂シリーズが好きですか(Y/N)
記紀が何のことかわかり、かつその内容に興味がある(Y/N)
歴史の隠された謎などが大好きだ(Y/N)
この世には不思議なことなどないのだよ(Y/N)
この中にひとつでもYがあれば、ものすごく楽しめます。
内容に触れるとネタバレになるのであえて書きませんが、いろんな話てんこ盛りのこの物語、SFに引っかかっているのでよろしければどうぞ。
とりあえず3つ目はY。
>超能力という言葉は僕も嫌いだ
じゃあ、「ねんりき〜」だったら?
生きるっていうことは…その退屈な真実に修飾することなのかも知れない。
HP :
今は早川で出ているプリンセス・プラスティックシリーズですが、元々は講談社ノベルスが最初でした。作中に注釈が入りまくりで裏設定ばりばりの物語は、当時放送を終えたばかりのエヴァを彷彿とさせていたのですが、講談社ノベルスというミステリが主流のレーベルであったことと、サイケなアメコミ調の挿絵のおかげでそれはそれは売れなかったそうです(大森望のHPで語られていました)
内容はけっこ面白かったので、興味がある方は古本屋で見つけたら買われるといいのでは。
裏設定ばりばりという点では、ハヤカワでもあまり変わってないんじゃないかと…。注釈はなくなっているので、読みやすさはかなりアップしているのでしょう(あと、イラストのとっつきやすさも)
待っていたら、そのうちハヤカワの方で外伝みたいな感じで出るんじゃないでしょうか(版権なんとかなれば)。
だが今を大事に生きれば、過去はきっとオマエに従う。
HP :
アニメで成恵の世界を見て、原作の漫画にはまって、そのままSF小説に直行です。
絶版文庫SFローラゲット作戦で出会った古本屋の猫、ピートさんのセリフです。
成恵の世界自体クラーク、アジモフ、スタートレックと下町人情学園ものを見事に合体させた下町人情学園SFというたぶん新しいジャンルの漫画といってもいいような作品です。
今日でアニメの方が最終回ということで取り上げてみました。
前にご投稿があったときにざっと読んだんですが、アシモフ、スタートレックはともかく、クラークありました?
>そのままSF小説に
まさか、ご本家「非Aの世界」に直行したってことはないでしょうね。
「わたしは、今の先生のお話に誤まりがあると言ったのです。
熱力学の第二法則はまちがっています」
HP :
先日、KAZA様からアニメ版のキャプテン・フューチャーでの名文句の投稿があったようですので、今度は活字版から。スペースオペラはSFではない、と言われる方もあるやもしれませんが、私個人的には、SF史に燦然と輝く金字塔の一つである、と認識しております。
高等物理学の泰斗たるワレンデン教授の講義を、学生に紛れて聞いていたキャプテン・フューチャーが、「ちょいと茶目っ気をおこして」、数学的に正しい熱力学第二法則の否定方程式を披露する、といった一幕です。
古き良き時代の作品だからこそ許される話で、今同じものを書いたら噴飯ものかもしれませんが、どうせならこれぐらいの稀有壮大な与太話を読んでみたい、と時折思います。
一昨年ぐらい、なぜかこの巻だけ復刊されてましたね。
エントトピーの法則が間違っていたら、火にかけてないのにやかんの湯が沸騰したりするのでは。
>スペースオペラはSFではない
この名文句集でそれを言ったら自分の首を絞めるどころか、切断して蹴飛ばすようなものです。
…(中略)…
「どうせ滅びるなら…(中略)…せいぜい華麗に滅びるがよいのだ…」
HP :
フリードリッヒ・フォン・ゴールデンバウムが薔薇なんぞいじくりながら言った台詞です、かなり自虐的ですな。
あまりにも無造作にラインハルトへ重職をあてがう、銀河帝国皇帝。それを諫言する老臣に対し、皇帝自身は…。
これは自虐的というのではなく、虚無的というべきなんでしょう。
自虐というのは苦痛を感じることに悦びなり他の何なり感じるものですが、この陛下の場合、そもそも苦痛を感じていないのですから。
「というか「岩田君」は死亡している。彼は新しい戦力となる局の装備品だ」
「あのバカの人権は!?」
「あったとも、昨日までは」
HP :
爆笑市街征服漫画エクセルサーガより、征服を阻止する側の市街環境安全保障局員達の悲劇。
突然、同僚岩田が癌で死亡。悲しむ間も無く、翌日にはサイボーグとして復活!!!
状況に付いていけない本人よりも、周りの同僚の方がより悲惨。
ちゃんと備品登録票を額にでも貼っとかないと、監査のときしぼられます(体験者語る。私が備品になったわけではないが)。
…あるいは消耗品扱いか?
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