第73集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第75集を見る
「呪ってやるぅ、呪ってやるぅ」
出典:
森岡浩之「機械どもの荒野」
紹介 :みどり 様
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駄弁者:
借りたら返す。
出典:
川原泉「ブレーメンII」
紹介 :ぽちぽち 様
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駄弁者:
だからさ そうゆー 生きていい奴とか そうでない奴とかそうゆーのを てめえ勝手に 決めんじゃねっつの ハタクぞ
出典:
内藤泰弘「トライガン」
紹介 :ルミたん 様
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駄弁者:
悪癖も含めてわたしはわたしよ。
出典:
竹本泉「さよりなパラレル 4巻」
紹介 :JunK 様
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駄弁者:
まことに、まことに、人として信じられるぬ程の、長い夢を見ておるのだと思うておりましたが、過ぎてみれば、ただ、一瞬のこと……
出典:
夢枕獏「黒塚」
紹介 :へかあて 様
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駄弁者:
「たとえばだ ふつう円盤が飛び立つ音をどう表現する?」
出典:
成田美名子「あいつ」
紹介 :水谷秋夫 様
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駄弁者:
最初のハードル。鉄の意志を持って遂行せよ。人類の生存が懸かっている。
出典:
大石英司「合衆国封鎖」
紹介 :みどり 様
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駄弁者:
この程度の連中など、科学の偉大な力の前では、そう、過酸化水素水をかけ過ぎた二酸化マンガンも同然だよ
出典:
吉田直「トリニティ・ブラッドRage Against the MoonsV『JUDAS PRIEST』」
紹介 :∞ 様
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駄弁者:
「後は任せたぞ、ミスター・スポック」
出典:
リチャード・バックマン原作・ポール・マイケル・グレーザー監督「バトルランナー」
紹介 :出羽 様
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駄弁者:
じっさい、この小説ともっとも似ているゲームは、古典的コンピュータゲームの『三国志』だが、このゲーム自体、中国の歴史小説に題材をとったもので、歴史とフィクションとゲームに密接な関連があることを肯定するものだ。
出典:
オースン・スコット・カード「シャドウ・オブ・ヘゲモン」著者あとがき(田中一江訳)
紹介 :好古真之 様
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駄弁者:
何が起ころうと地球がどう変化しようと、私は死ぬまで科学者だ。科学でその変化に対応できるぎりぎりまでは、神の名の奇跡に屈服したりはすまいと心に誓っている
出典:
柴田よしき「禍都」
紹介 :∞ 様
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駄弁者:
バーウィップ・グラーナ・ウィープ・ミニボーン!
出典:
ネルソン・シィン監督「トランスフォーマー・ザ・ムービー」
紹介 :営々 様
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駄弁者:
われわれは必ず生き延びる。
出典:
佐々木敏「ゲノムの方舟」
紹介 :可児歳蔵 様
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駄弁者:
『根性ぉ――――――――――――――――っ!!』
出典:
秋山瑞人「イリヤの空、UFOの夏 その2」
紹介 :テレサ 様
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駄弁者:
彼らは遭難者であると同時に侵略者なのだ
出典:
佐藤大輔「 凶鳥<フッケバイン> ヒトラー最終指令」
紹介 :可児歳蔵 様
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駄弁者:
日本の官僚が権益を守る抵抗は噂以上だな、兵士たちより手ごわいぜ
出典:
星野之宣「国辱漫画2 G.H.Q.」
紹介 :みどり 様
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駄弁者:
「帰るぞ、雪風」
出典:
神林長平「戦闘妖精・雪風」
紹介 :くうねるよむとぶ 様
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駄弁者:
…退院してすぐ、俺は香水を買った。男性用の、柑橘系の香りのものだ。
出典:
高畑京一郎「クリス・クロス〜混沌の魔王〜」
紹介 :光速の男爵 様
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駄弁者:
「デンパだ!デンパが来ちまった!!」
出典:
ゆうきまさみ「鉄腕バーディー」
紹介 :みどり 様
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駄弁者:
ちらと心の中で思った。化物の中で一番おそろしいのは、よく見知った人間が、わずかばかり変形した奴なのだと……。
出典:
安部公房「第四間氷期」
紹介 :可児歳蔵 様
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駄弁者:
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「機械のくせに霊魂でも信じているのか?」
「いえ、あなたが不安になるかと思って」
HP :
ちなみに何故機械が呪っているかというと、彼はちょうど機械を狩るハンターにつかまり解体されている真っ最中だからです。
意志をもった機械が反乱を起こした後、自律した機械を狩ってその意志を破壊し、道具として売る「ハンター」業が盛んになった世界。主人公のハンター・タケルは一体の自走機械「スナーク」の捕獲に乗り出す。だが逃げ出すはずのスナークはタケルになれなれしく近寄り、「助けて欲しい」と言い出したのだった…。ソノラマ文庫。
会話のノリはやはりなんとなく「星界」を思わせるものがあるな…と。
お金と同じ。
HP :
アベル館長(涙)の職場、図書室の壁のポスターです。
我が校の図書室にも貼っておきたい……
SFとか名文句なのかとか関係なしに、まったく同感です。いっそ資料購入費が乏しい時代でもありますし、利子として5冊借りたら6冊返すことにするとか…。
しかし、「お金と同じ」と言ってしまうと踏み倒されたり自己破産申告されたりがかえって多くなりそうな気も。
HP :
傷だらけになりながらも不殺を貫く主人公ヴァッシュを狙う集団、ガンホーガンズのドミニク・ザ・サイクロプスが、広場の血溜まりを前に、この血のシミをは罪のない街の人々のものではなく、人身売買で私腹を肥やすクズ達のものだから安心しろ、といったのを受けての言葉。
何が死に値する罪なのか、それを決めていいのは誰なのか、そもそも誰かが決めていい問題なのか?
アクションに惹かれてトライガンを読んでいると、不意にこういう言葉が突きつけられてふと読む手が止まってしまいます。
(「クズをも救う」ことには主人公自身も迷いがあるらしく、続編である「トライガン・マキシマム」の5巻では
自問自答するシーンが見られます。)
神とか共同体の総意とかそういったものに委ねられるうちは、理不尽なところがあるかわりに楽な面もあったんじゃないかと思うのですが、そういったものの権威が失墜したときはどうなるのか。
>「クズをも救う」
救うか救わないかじゃなくて、そこで「こいつはクズ」と決めつけられるかどうかが問題でしょう。「いかなる人間も、こちらがそのひとの願望を理解すれば、無価値ではない」(カード「死者の代弁者」)とまでは断言できないのですが、そう言える余地は残っていて欲しいと思います。
なおさなきゃいけないところがあると思ったら自分でなおすわ。
HP :
初めて投稿させていただきます。1〜73集、3日ほどかけてとりあえず目だけは通させていただきました。
22集にも同作品から収録されてますね。
ある日落雷を受け、そのエネルギーを全て体内に蓄積してしまい、空間のひずみを背負い平行世界を放浪することになってしまった女子高生・岡島さより。
彼女がたどり着いた「中央4」と呼ばれる、かつては平行世界間のオピニオンリーダー的存在であった世界では、人々は「善意の支配者」という異世界の生物と共生関係を築き始め、「犯罪は激減、隣人同士のいさかいもなくなり、軍は解体され、警察機構も大幅に縮小され」、平和な世界になりつつあった。
…が、一方で共生を推進した「山高民主同盟(MDU)」は「悪癖を矯正する」と称して、「善意の支配者」との共生を望まないものにも無理やり共生させ、半ば強制的に平和な世界を作っていた。
異世界からきたさよりも支配者を乗せられそうになるがドタバタの末まぬがれ、MDUの党員との会話でさよりが語ったのが、上のセリフ。
MDUはもちろん、善意の支配者との共生を文字通り「善意で」すすめていたわけだが、さよりは「共生というからには対等でなければインチキよ」と断じた後、「悪癖も含め…」と言います。
ある程度自己が確立していないのにこのセリフの通りにしていると、おそらくは省みるということをしない、惰性に流されるような生き方になってしまうんじゃないかと思います。
自分の悪いところまで承知した上で、こんなセリフを吐くことができるようになっていければなぁ…と、この本を読んだときから(10年近く)思ってますが、いまだその境地には達していません(笑)。
…平行世界を漂流し続けて色んなものを見てきているとはいえ、17、8歳そこそこでこんなセリフを(行きがかり上ではあるものの)吐けたさよりって、のほほんとC調に漂流してきたように見えて実は結構芯の強いコなのかもしれません。
全部も見てくださってありがとうございます。
竹本泉の作品から迷でなく名のほうでご投稿がくるのは、ちょっと珍しいですな。
人の短所とか悪癖というのは、長所が悪い出方をしているものであることが多いと思うので、それを「矯正」してしまうことは結局長所も摘んでしまうことに他ならないのではないでしょうか。
という理屈で私は今日も悪癖ばかり発揮しています。
HP :
運命の悪戯から 千年の時を生き続ける体となったクロウ、黒蜜、大和坊の三人。なぜ自分が不老不死なのか、記憶を失ったクロウは小惑星の衝突、核の誤爆で混沌と化した日本で黒蜜を捜し求める…
セリフはラスト、大和坊の、千年間恋焦がれ続けた女、黒蜜と千年前に裏切った主、クロウの二人に対する別れの言葉です。
瓦礫と化した町にミュータント人間が歩き回ってるわ、根っこにあるのが吸血鬼ネタだわ、最初に読んだ時、なんだか夢枕獏が菊池秀行風に書いているように 思ってしまいました。
千年間 ずっと一人の人っていうのは…私には無理ですな。
義経や八百比丘尼(…と鶴の恩返し?)の伝説も絡めたあたり、かなり盛りだくさんな伝奇みたいですね。
>夢枕獏が菊池秀行風に
カタストロフィ後の世界で吸血鬼ものというあたりが「D」とかぶるんでしょうか。
……(中略)……
「うんちゃら うんちゃら」
HP :
「あいつ」は漫画家:成田美名子の初期作品。作品そのものは青春群像ものなんですが、これは脇役であるSF小説作家の卵、楡さんの才能の一端を示したものです。この次のページには実際に「うんちゃら うんちゃら」と飛ぶアダムスキー型円盤(?)のワンカット。
これを読んで以来、UFOは「うんちゃら うんちゃら」と言って飛び立つものだと頭に固定されてしまいました。
なんかアダムスキーUFOが底部を擬足にして這っているような印象が…。
HP :
アメリカで天然痘キメラウィルスによる細菌兵器テロが発生。インフルエンザの感染力とエボラの致死率を併せ持つ恐怖のウィルスから人類を救うために、アメリカは自国の封鎖を宣言。同時に世界各国が政財官軍共同バイオハザード対策チーム“オメガ・チーム”を立ち上げた、その“オメガ”の対策行動指針書“レッドデータブック”の第一文がこれです。
リアルすぎてかなり怖いです。
>対策行動指針書“レッドデータブック”
人類はすでに絶滅危惧種ですか。
この小説、続編があって題は「合衆国消滅」。いくらアメリカが正義の使徒を自任していても、自国を犠牲にしてまで人類を救うとは思いませんが…。
あとさらに「アメリカ分断」「合衆国再興」と続きます。…なんだ、再興されちゃうのか(コラ)。
HP :
主人公の仲間の神父が持っているステッキの先端から炎を出して敵を焼き払った後のセリフ。
この神父の持っているステッキは炎を出したり、催涙ガスを出したりとなかなか非常識です。
二酸化マンガンに過酸化水素水をかけると酸素が出来るんでしたっけ?
酸素を発生させるときの二酸化マンガンは触媒だから、過酸化水素水をかけ過ぎてもそれ自体は別に変化しないのでは?
「この程度の連中」だから科学の偉大な力を目の当たりにしても変わりようがないって意味なのか。
「…スポックって誰です?」
HP :
本当は別の文句を投稿しようと思っていたのですが、せっかくスポックものが続いていたので。
これは映画の山場、反抗の準備を整えたレジスタンスのリーダーが、仲間を振り返って言った台詞とそれへの返答です。この映画の舞台は未来世界だったようですが、言われた若い衆が彼の名前を知らなかったところをみると、この時代の「スタートレック」は知る人ぞ知る古典の名作という感じなんでしょうかね。
ところで、これがもし「後は任せたぞ、ミスター・データ」だったら、ジョークとしての味わいが微妙に違ってくるんじゃないかと思うんですけど、どうでしょう。
20年ほど前にTVで観たきりで記憶は少々曖昧なので、細かい文言が違っていたらすみません。ちなみに、その時は親戚一家と一緒に観たのですが、この台詞で笑ったのは(悲しいことに)私だけでした。
この映画、時代設定は21世紀、それも前半ぐらいとのことなので、他国はいざ知らずアメリカでミスター・スポックが忘れ去られているってことは無さそうな気がするんですが…。そうか、これも「ランニング・マン」を作った全体主義政府の情報操作に違いない。それでどういうメリットがあるのか知りませんが。
ところで、このコメントをつけるためググっている途中、この映画に「The Super Running Man」(邦題「バトルランナーZ」)という続編があるというページを見つけて、つい信じてしまったのですが…こういうサイトでした。いや、ストーリーとかいかにもそれらしかったので…マヌケだ。
HP :
「あのセリフやそのセリフは、他の方々が投稿されるだろうし〜」というワケでもないのですが・・・ちょっとビックリの著者あとがきから。
この説明で「ああ、アレか」と分かってもらえるほど、かのメーカーの作品(に、違いないと確信しますが?)は、アメリカで広く知られているのでしょうか?
BGM:「東風(TONG POO)」イエロー・マジック・オーケストラ
「かのメーカー」はあっちでは独立戦争もののシミュレーションなんかも出してますし、日本での人気ほどではないにしろそこそこ有名なんじゃないですか?
「三国志」そのもの(向こうでは「Rommance of the Three Kingdoms」)については、「このゲーム自体、中国の歴史小説に題材を〜」などと断らなければならないあたり、あまり知名度は高くなさそうですが。
この著者あとがきで、カードは「歴史を通して国家と民族の相互関係を形作る偉大なリーダーと偉大な力」を終生の研究課題とさえ言っています。「偉大なリーダー」を登場人物として描く手腕には微塵の不安もありませんが、「国家と民族の相互関係」のほうは、さて…と、いうところ。
HP :
いかにも科学者らしいセリフだと思いました。
この前の投稿の時に「妖都」と書いたのですが、「遙都」の誤りでした。すいません
思わず拍手したくなるような名文句です。プロたるものそうでなくては。…しかし、ネット中毒の天狗が登場するこの作品世界では、あっさりそのぎりぎりは越えられてしまいそうです。
>「妖都」「遙都」
いえ、こちらこそ気づかず失礼しました。
HP :
デストロンに追われ、ガラクタ惑星に不時着したサイバトロン達に襲いかかってきたジャンキオン一族。襲った理由は「挨拶も無しに他人のなわばりに入ってきたから」!? で、サイバトロンが発したのが上記の「宇宙共通の挨拶」 これを聞いて態度を一変させ、歓迎のダンスを踊り始めるジャンキオン達。星一つ分の住人を仲間にした最強の挨拶なんであります。
ちなみに日本語吹き替え版ではみんな「…ウィー・ピニボーン!」って言ってるんですが、英語版はこう聞こえました。
地球人は田舎者のせいか、宇宙共通の挨拶さえ理解できないようです。訳されれば感涙ものの名台詞なのでしょう、きっと。
なお、営々さんからより詳しい解説をいただいているので、そちらは感想用掲示板の方にあげておきます。
人類の文明と民主主義に栄光あれ。
HP :
2008年に採択され、議長国日本の首相によって読み上げられたG8共同宣言の最後の文です。
この宣言は「21世紀末の人口を60億以下に抑制するため」のもので、「明らかに犯罪を犯す可能性の著しく高い者、犯罪を必ず犯す者、犯罪者として生まれた者に、やすらかな生涯と、やすらかな生涯の終わりを約束するこの解決策は、遺伝子による差別や人権侵害には当たらない」のだそうです。
フィリップ・K・ディックの「少数報告」に出てくる「未来殺人罪」のような話ですが、こう言う話は他にも存在するのでしょうか。
人口爆発対策の国際会議中、C兵器を有したテロリストが会議場を占拠、遺伝子研究のすべてを凍結するよう要求した。アメリカ政府が派遣した対細菌戦特殊部隊はテロリストを全員射殺して人質を解放、事態は沈静化したと思われた。しかし、人質となったアフリカの代表団を皮切りにアジア、アフリカで奇病が蔓延しはじめる…。ヒトゲノム、遺伝子問題をテーマにした国際謀略小説。
>こう言う話は…
19世紀に頭蓋骨の形状から犯罪者に特有の因子を割り出そうという研究が脚光をあびたことがあったそうですが、それと同じ匂いを感じるような。この骨相学は人種差別にもつながっていくのですが…。
こんじょ――っ!!
『根性ぉ――――――――――――――――っ!!』
こんじょ――っ!!
『根性ぉ――――――――――――――――っ!!』
こんじょ――っ!!
HP :
最近買い始めた「イリヤの空、UFOの夏」からの台詞です。
学園で開催される学園祭の実行委員が、ファイヤーストーム準備の喝入れするために、根性三唱やってる場面です。こういうノリいいですねー。
こういうのは台詞でなく、シャウトと言います。まあ…はたで見ている限りは面白いノリですわな。
このセリフが登場する「十八時四十七分三十二秒」は、私は「イリヤ」で一番好きなエピソードです。ラストのフォークダンスが、せつなくて。
HP :
私が佐藤大輔作品で初めて出会った架空戦記以外の物語です。
あらすじを説明しますと、1945年、敗戦間際のドイツの東部戦線でソ連軍相手に分の悪い戦いを続けていた陸軍降下猟兵のグロスマイスター大尉は……やはりやめておこう。以下、第72集のみどり様の説明をご覧下さい。
個人的に、脇役ですが、降下猟兵達を輸送したヘリの機長が気に入っています。
さて、この本によれば「多くの先達からの影響を意識的に肯定することにより本書は完成した」らしいのですが、私はそれならその世界に沿った本も出してくれればと、藤堂進一佐が福田定一将補にかけるような期待をしています。
例えば、1908年のチャレンジャー探検隊によるツングースカ極秘調査の顛末とか。
あのチャレンジャー教授の事です。ソ連当局に拘束された時、さぞかし担当者と罵倒の応酬を繰り広げたんでしょう。
>チャレンジャー探検隊によるツングースカ極秘調査の顛末
出典の作品より、そっちの方が読んでみたいです。彼を拘束するとは、さすが赤軍は勇気があるな。
HP :
飽和16年、日本海軍が真珠湾へ奇襲カミカゼ攻撃を敢行。米軍は空母にB-29を乗せて東京を空襲、日本軍の責任者は次々と切腹、ゴジラは暴れ、ウォーマシンが怪光線を乱射し、東京は燃えないゴミ以外のすべて焼け落ちたため日本は一週間で無条件降、占領軍総司令官“ダグラス・バーサーカー”が改革を断行するというタイトル通り“国辱”ものの世界ですが、やはり日本官僚はしぶといようです。
作中でも本物の“魔窟”と化した大蔵省に突入した米軍兵とほとんどエイリアンな大蔵官僚が壮絶な戦いを繰り広げてます(笑)
むかしむかしに同じ出典でご投稿をいただいたような…。−>コレ(2でしたか)。
作品の方の官庁は文字通り伏魔殿と化しているようですが、ま、多分日本に限ったことじゃあないでしょう。
HP :http://www.hm.h555.net/~paraparayn/
日本のSFは平井和正ぐらいしか読んでいない私ですが、ここでも結構取り上げられているので読んでみました…。感動しました!特にハンドルネームにとぶが入っている私としましては、私のために書かれたような作品だと勝手に思っています。
ご投稿のセリフは第一話からですね。最後のエピソードにもほぼ同じセリフが出てきますが…第一話のを読んでいる時点で、彼が信頼する雪風が最後でどのような行動に出るのか、誰が想像できたでしょう…。
おしゃれのためではない。持ち歩いて、時々匂いを、匂いがあることを確かめるために。
HP :
タイムリープで挙げられていたようですが、こちらのほうも挙げておきます。こちらは著者のデビュー作でメディアワークスの電撃ゲーム小説大賞金賞受賞作です。
バーチャルリアリティでのゲームに参加した主人公がメインプログラマーの暴走で電脳の檻に閉じ込められ、ゲームとして終わらせたはずがプログラマーにより、現実世界の仮想現実を見せられ、現実ではないことに気づいた仲間がバラの匂いをかいでとかぐことにより仮想現実に気づき、仲間の犠牲のもとに今度こそ本当にゲームを終わらせるもそれが現実かどうかが判別できなくなった主人公が唯一、匂いにより現実世界と信じるために香水を買うというシーンです。
作中も匂いなんかにも触れていたり、何気ない一言があとのストーリーに絡んだりと、デビュー作とはいえSF作家としての力量を感じた一作です
「タイムリープ」の方しか知りませんでした。あれがデビュー作じゃなかったんですね…。
やはり匂いというのは、人間の感覚の中で一番再現しにくいものなのでしょうか。メカニズムもまだよく分かっていないところがあるとのことですし…。
『デンパってゆーな。』
HP :
連邦捜査官バーディー・シフォンの過失によって死亡しかけた少年・千川つとむは一時的にバーディーと体を共有することに!
頭の中からバーディーの声が聞こえたつとむ少年の魂の叫び(笑)
ウルトラマンと一心同体になったときのハヤタ隊員は落ち着いたもんでしたけどねえ…。
HP :
予言機械、水棲人類、海面上昇、水中政府。この小説に出てくる要素です。
後ろ3つはつながるとしても、それと予言機械をくっつけてしまうところ、やっぱり安部公房ですね。
敵(便宜上こう呼びます)が全員主人公に近い者だったと言うのも意外でした。
このセリフは、それを主人公の勝見が知った時のものです。
はい、確かに初めて化粧をしたときのアイツはコワかったです(などと書いたことを知られたらもっと恐いことになるでしょう)。
安部公房は初登場。この作品は未読です。「砂の女」は読みかけましたが。
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