SF名文句・迷文句第197集

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ガチガチの2次元頭の人に3次元の魅力や意味は言葉じゃなかなか伝わらないよ
じゃあどうすりゃいいかっつったら……それは……
連れてくしかないよ 宇宙に

 出典: 小山宙哉「宇宙兄弟」

紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
HP :

コメント:
 宇宙を一般人に理解させるには、ジョン・レノンを宇宙に連れ出すと良い、というのをなにかで読んだような気がします。
 日本でも宇宙開発の予算が渋くなっているようですので、ここは一つジャニーズの面々やビートたけし氏や古館一郎氏らに「きぼう」に長期滞在してもらう、というのはどうでしょう。
 きっと世論が予算の追加を許すに違いありません。

駄弁者:
 もし何か事故があったら世論は一気に反対に回るので、けっこうリスクの高い方法だとも思います。
 若い頃の古館さんに、打ち上げから軌道上までの体験実況中継をやってもらったら面白そうなんだけどなあ(乗れたとしても実況は無理だろ、さすがに)。



伊勢海老風味の上質の豚肉

 出典: ロバート・マッシュ「恐竜の飼いかた教えます」(別役実訳)

紹介 :ひらがな 様
HP :

コメント:
 これ、「SF」かなあ。頭の体操って意味ではSFでしょうか。
あ、迷文句の説明ですか?これ、何だと思います?
答: イ グ ア ノ ド ン の 、 肉 の 味 
 生活の潤いに恐竜を飼ってみようという方から、牧場経営の多角化を図りたい人まで、本書は幅広く使える入門書になることでしょう。
 「初心者向け」「ペット用」「食肉用」「毛皮・羽毛採取用」「採卵用」「サファリパーク用」など用途に合わせ各種恐竜を紹介。扱い方、注意点、よいところ、と飼い方を懇切丁寧に説明してあります。
 序文にある通り、「恐竜を飼うことは、決して贅沢なことではない」のです!
……と、いったノリの大人の絵本です。
 いまいちこの本がSFである自信がなかったので自粛してましたが、掲示板で恐竜食べる話が出てたので、まあアリかな、と。紹介の文句は食肉用恐竜筆頭、イグアノドンの項目から。
 体裁こそ絵本ですが、結構大真面目に「現代に恐竜がいたら、人間社会でどんな扱いであったか」を述べた『空想How to本』とご理解ください。
 よその国の事情は知りませんが、日本だと“Interesting(知的な「面白さ」)”に当たる本はジャンルが成立してないので、書店でも図書館でも置く棚がなく、読む側もあまりに分散しててつい発掘を後回しにしがちです。……怠惰の言い訳かもしれませんが。
 本書もその被害を被る本のひとつ。
 多分児童書の棚なんだろうなあ。プリスクールのおこちゃまは読めないですよ、これ。漢字だらけだし。
 もっとも、実用書コーナーにあったらもっとイヤです(笑)
 と、いうわけで。
 本書を参考に、みなさまも一頭、飼ってみませんか?
 もちろん、奥様やお母様にご理解があって、おうちの広さに余裕がおありの方限定でございます(笑)

駄弁者:
 私的には、まったくSFで問題ありません。うちの図書館では児童書ではなく他の恐竜本と同じ分類で入れています(さすがに実用書ではないです)。
 なかなかマニアックな恐竜が頻出していて、その意味でもあまりお子さま向けではなかったような気がします。イグアノドンはメジャーですが。
 鳥肉に類推されることが多い恐竜肉ですが、ここでは豚肉?
 そういえば、これ「Restaurant<喰想科学>MENU」に入れてなかったですね。メニューに追加しておきます。



 そして、その後のリプミラ号は。
「すいません、急ぎの仕事なんです、助けてください!!」
「くぉらあゲン! なにまた女の子相手に鼻の下延ばしてるかあー!」
 運び屋として営業しつつ、相変わらず銀河をへろへろと飛んでいる。

 出典: 笹本祐一「迷子の宇宙戦艦」  『マップス・シェアードワールド ―翼あるもの―』に収録

紹介 :Mr.Spock 様
HP :

コメント:
 完結後10年経った今なおコアなファンの多いスペースオペラマンガ「マップス」(作:長谷川裕一)。これを題材とした豪華執筆陣によるアンソロジー本に掲載された笹本先生の作品から。笹本作品は「マップス」の外伝に入れてもまったく違和感の無い名作でしたが、私が一番気に入ったのがこの締めの一文です(ネタばれにはなりませんよね(^_^.A)。個人的には原作中盤以降の大戦争より初期や外伝の軽いノリの方が好きなのですが、その「マップス」の雰囲気をこれほど見事にまとめた名文は他にありません(笑)。それにしても星見ちゃん…仕事なんだから少しは大目に見てあげても…(^_^.A。
 では長寿と繁栄を。

駄弁者:
 収録作品で、主人公連中を直接扱ったのはこのエピソードだけでしたね。外伝として一番素直に楽しめる作品だったと思います。
 情報戦、電子戦をメインにしているというあたりも面白かったんですが、やっぱり最初と最後のこの雰囲気でないと。



さっきから129個のレーザー照準が体を這い回ってて、くすぐったくて

 出典: コナミ原作・サンライズ制作「Z.O.E Dolores,i」

紹介 :陸ドム 様
HP :

コメント:
 物語序盤、お尋ね者である主人公達は正規のルートで火星を目指す事ができません。
 地球圏最大のマフィアの幹部が軍人時代の同僚だった偶然から、仕事を手伝えば彼らの所有するカタパルトを貸してやると言う約束を取り付け、コロニーを見張っている地球軍の偵察衛星の破壊に向かいます。
 しかしそこは軍の大部隊が駐留しており、不用意に近づいた少女ロボはいきなり笑い転げて、この台詞を言います。

駄弁者:
 触覚として認識する「人間的」な能力に感心すればいいのか、照準の個数をカウントできる「機械的」能力に感心すればいいのか。



俺かぁ?!俺はぁ!人間だぁぁぁあ!!

 出典: コナミ原作・サンライズ制作「Z.O.E Dolores,i」

紹介 :陸ドム 様
HP :

コメント:
 ラスボスとの緒戦でボロ負けした主人公。
 さらに敵に狙われる原因でもあった大量の無人機をコントロールするプログラムを奪われ、敵の目的が軌道エレベーターの制圧などではなく、破壊だと言う事まで知ってしまう。
 最早一刻の猶予も無いというのに火星ではまだ戦争が続き、ダイモス宇宙港に行く事もできない。
 そんな中主人公は戦争やってる暇などないと銃撃戦の真っ只中へ怒鳴り込み、地球人か、火星人かと聞かれてのこの台詞。
 ここから始まる台詞は実に人間味溢れるいい台詞なんですが、さすがに全部は長いのでここだけで。

駄弁者:
>地球人か、火星人かと聞かれて…
 惑星規模でなければ、今でも(というか、いつの時代でも)ありそうなシチュエーション。



ネズミの癌治療薬
もしかしたらそれが科学の発展の本質かも知れない……
しかし それが科学の本質だとしても……
一人の科学者は夢を叶えること以外は考えられないのだよ

 出典: Boichi「全てはマグロのためだった」  『HOTEL Boichi作品集』に収録

紹介 :司書の駄弁者
HP :

コメント:
 幼い頃に食べたマグロを忘れられず、絶滅したマグロの復活に生涯のすべてを賭した科学者。彼の「失敗」からのスピンアウトで、地球温暖化やエネルギー問題など人類のあらゆる課題が解決していくのだが、悲願だけは果たされることがなく…。
 投稿のセリフは老いた科学者の述懐より。人類は癌の治療法を求めて実験を繰り返したが、実験動物のネズミに効く薬ができただけで人間への特効薬はついに完成しなかった。「人間は全力を挙げて「ネズミの癌治療薬」を開発してきたわけだ」…科学発展の皮肉を感じつつ、それでも諦めきれないという言葉です。
 作品集表題の傑作「HOTEL」とは別の趣ながら、それと並んで気に入った作品ではあるんですが。このセリフのあたりで物語を閉じてもよかったと思うんだけどなあ。最後はちょっとやりすぎの感があります。



入院生活でいちばんまいるのはこれだ。見舞い客に元気なふりをしてみせるのと、むこうの病気や怪我の歴史を聞かされるのと。だれの場合も、こっちよりはるかに重症ときている。

 出典: ジョージ・アレック・エフィンジャー「太陽の炎」(浅倉久志訳)

紹介 :司書の駄弁者
HP :

コメント:
 「太陽の炎」よりもうひとつ。パトロンを火事から助けだして大やけどを負ったマリードが、病院でぼやいているところです。
 「俺も入院したときはまいったよ。あのときはまったく動けなくて(…以下略)」などと延々病気自慢を聞かされ続けていたんでしょうか。ありそうなことです。
 「彼の趣味は、重要な内臓器官を手術で取り除くことだった。」と自分で書いていたぐらいのエフィンジャーだから、実感がこもっています。前作でマリードが入院したときにも同じことを言わせているところを見ると、よっぽどうんざりしていたんでしょう。



おれも喜捨に対しては、ほかの義務に対するのとおなじ関心を払っている。つまり、知的なレベルでその行為に深い尊敬を払っているし、近い将来にその実践にとりかかろうと、自分にいいきかせているわけだ。

 出典: ジョージ・アレック・エフィンジャー「太陽の炎」(浅倉久志訳)

紹介 :司書の駄弁者
HP :

コメント:
 「重力が衰えるとき」の続編より、主人公マリードの慈善事業に関する基本スタンス。「知的なレベルで」というあたりに思わず苦笑がもれますが、まあ私にしても、彼とあまり変わりはありません。
 こんなに斜に構えているにも関わらず慈善事業をする立場になってしまうのが、この主人公の人の良さというか、回り合わせの悪さ、という話なんですが。



「我、軍の本分を全うせり。皇国の復興を祈念すると共に、山河の永遠ならんことを確信す。」

 出典: 横山信義「鋼鉄のメロス」

紹介 :山家 様
HP :

コメント:
 昭和20年8月、満洲から日本へと避難する国民を守るために、圧倒的なソ連軍と戦って玉砕した栗林中将からの最期の電文です。仮想戦記「八八艦隊物語」の外伝において、史実では硫黄島で玉砕した栗林中将は、第7戦車師団長として、満洲で西中佐と共に玉砕します。軍の本分ということをあらためて考えさせます。

駄弁者:
 「八八艦隊物語」は、大艦巨砲主義が誤りでなく戦艦大和が大活躍しても、やはり日本は負けてしまうという話なんですね。やはりリアルを指向するとそうなってしまうのでしょうか。
 栗林司令官は、映画「硫黄島からの手紙」でずいぶん有名になりましたね。硫黄島の史実でも印象的な訣別の電文が残しているので、物語もそれに倣ったと見えます。



最後に
これが実戦であることを忘れず
全ての事態に臨機応変に対応し、
作戦を成功させてもらいたい

 出典: 工画堂スタジオ製作「パワードール2」

紹介 :電撃翼 様
HP :

コメント:
 第2ミッション「Rナイトクルーズ」のブリーフィング画面より。このミッションは、敵の港湾施設に侵入し、データカードを奪取するというもので、この前に、シミュレーション上の演習である第1ミッション「ナイトクルーズ」があります。シミュレーション上では停泊している船に爆薬を仕掛けて騒ぎを起こす陽動作戦がよく効きます。
 だが、実戦ではそうは問屋がおろさないので、そこは何とか切り抜けろ、という話です。
 まず、敵が陽動に全く乗ってくれません。そして、情報部がアホなせいで、データカードがある建物が違ってます。
 そして、想定外の敵兵力…本ゲーム中最凶最悪の敵、戦闘ヘリが出現します。ただいるだけで、敵にこちらの様子が丸わかりとなり、四方八方からミサイルの雨が…。
 パワードール2をやって、ヘリに恐怖心を覚えない奴は、まずいないでしょう。そんなトラウマをひきおこす一言です。

駄弁者:
 敵戦力の想定も作戦目的に関する情報も間違った状態で「全ての事態に臨機応変に対応」せよとは、犯罪的な無責任さですが…。



「人生ビデオをためるヒマはあっても見るヒマなどなしっ」

 出典: 島本和彦「ワンダービット」

紹介 :NAL 様
HP :

コメント:
 昔ログインというゲーム雑誌に掲載されていたマンガの最終話からのセリフです
 SF的名セリフじゃない気もするんですが あまりに身にしみるセリフなんでわすれられません。
「バトルスター・ギャラクティカ」を見る日はやってくるのでしょうか?
「(ハゲた船長の出てくる)スター・トレック」を見る日はやってくるのでしょうか?

駄弁者:
 ビデオどころか本ですら、この言葉どおりになりがちな今日この頃。
 見たとき買っとかなければ次いつ出会うか分からんからと積ん読前提でため込んだ古本の数々を、読む日はやってくるのでしょうか。出てすぐ買ったのにいまだに手をつけていない「新しい太陽のウールス」も。



信じられるか? あの子がママみたいになるんだぞぉ?

 出典: 宮崎駿監督「天空の城ラピュタ」

紹介 :水谷秋夫 様
HP :
http://oikose.at.webry.info/

コメント:
 はたして、シータはドーラ婆さんのようになるでしょうか。
 なります。
 パズーがシータと将来結ばれるのなら、彼は彼女の恐るべき変貌を見ることになるでしょう。
 別に不思議なことじゃありません。世の妻帯者が普通に経験していることです。

駄弁者:
 力強い断言ぶりに、思わずボールドを入れてしまいました。
 しかしそうなる頃にはパスーの方も、タイガーモスの機関士のじいさんみたいになってるでしょうから、まあお互いさまです。
 模範解答としては、小説版のスタトレでピカード艦長がこんなこと言ってます。
「ただ単にどこかの年老いた女を見るわけではない。長く、楽しい結婚生活をきみと共に過ごしてきた女性をみることになる。きみは愛情をこめて、この女性を見るはずだ。」(ピーター・デイヴィッド「エンタープライズ狂騒曲」)
…結婚生活が楽しいものになるかどうかは、別途相談ということで。



「すべての数字を見積もり直してもっと大きくする必要がある」

 出典: ベルナール・ヴェルベール「 星々の蝶」(山本和子訳)

紹介 :NAL 様
HP :

コメント:
 2000人乗組みの恒星間宇宙船の規模を一万人規模にする必要がでてきたためスポンサーにこう伝えたのですが、最終的には14万人規模に膨れ上がって、スポンサーの企業は倒産。
 日本の公共事業でもよくあることです。

駄弁者:
 ヴェルベールと言えば、私的には「蟻」3部作なんですが、こっちは「蝶」ですか。
>すべての数字を見積もり直して
 予算要求の段階で当初の見積もりをぐちゃぐちゃにしておいて、後で行き詰まってしまう…まったく、よくあることで。
 で、泥をかぶるのは現場の人間だけというのも、まったく、よくあることで。



「我々はもう一度考え直すべきです。皆さんにもわかっているはずだ」

 出典: トレジャー製作「レイディアントシルバーガン」

紹介 :ササクレ 様
HP :

コメント:
 『斑鳩』が自薦を含めて3件(2008/09/27現在)ヒットするのに対し、その前作に位置する『レイディアントシルバーガン』がコメントのみの存在に留まっている状況に疑問を抱きつつ、今回はセガサターン移植版のラベルのアオリにも登用されたこの台詞を紹介させていただきます。
 すべての事象の発端にしてプレイヤーの前に立ちはだかる最後の障壁『石のような物体』(『斑鳩』では『産土神黄輝ノ塊』の名で現れます)との対峙において複数の男女の台詞が60秒間流れ続ける(セガサターン版限定)のですが、実はこの音声出力、 暗に当時ライトユーザー層を意識するあまり往年の名作が持っていたゲーム性が希薄になってゆくコンシューマゲーム業界の送り手と受け手双方に向けて「もう一度ゲームらしいゲームを作りたい(遊びたい)とは思わないか!?」という開発者のメッセージが込められているのです。台詞群の表面をなぞる限りでは近年の著作物にはありふれた表現の羅列だったせいか、当時の関係者やユーザーにはあまり真意は伝わりませんでしたが、興味を持たれ、真意を目の当たりにして衝撃と感銘を受けられた方々がWEBソースとして各所に残されていたのを私自身、最近拾わせていただきました。
 『PROJECT RS』の3作目がいかなる形で我々に何を投げかけるのか、というかすかな期待と埋み火じみた希望をもって乱筆乱文の結びとさせていただきます。

駄弁者:
 業界批判の名文句であってもSFの名文句としてどうなのかとは思いますが、続編を載せておいてこっちははねるというのも片手落ちですし、作品の設定そのものはSFっぽくはあるので。
>ゲーム性が希薄に…
 ゲームが一般に広く浸透していった反面、もともともっていた特性が拡散し薄れてしまった、というところでしょうか。あれ、どこか他のジャンルで聞いた話のような…。



Freedom is the right of all sentient beings

 出典: ハスブロ製作「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー サイバトロン総司令官コンボイ テックスペック」

紹介 :電撃翼 様
HP :

コメント:
 以前メガトロン様を投稿したので、今度はコンボイ司令官の座右の銘です。実写版の司令官の台詞にもあったので、聞いたことある人も多いのではないでしょうか。
 タカラトミーの公式ページには、「自由とは全知的生命体の権利である」という訳が載せられております。
 これだけ聞くと、メガトロン様と好対照な、いかにもアメリカンヒーローらしい言葉なのですが、アニメ第49話「デバスターを倒せ!」では、敵を洗脳する(つまり、あらゆる自由を奪う)作戦に難色を示す様子も無かったところを見ると、本気で言ってるのか怪しいものです。
 いやひょっとすると、「敵兵は知的生命体とみなさない」ということだったりしないだろうな…実は黒いのね、司令官。

駄弁者:
 認めているのは自分たちが考える「自由」を享受する権利であって、どういう自由を選ぶかは必ずしも認めない…ということでしょうか。これはこれで、ある意味アメリカのヒーローらしい?



「THANKS SEND MORE(ありがとう もっと送れ)」

 出典: 「STARGATE SG-1 第一話『神の子』」

紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
HP :

コメント:
 鼻炎持ちの男を一年も異世界においといて、いきなりティッシュBOXを送りつけたらそりゃ「もっと送れ」って言うだろうなぁ、と思います。
 でもその異世界の状況(=鼻炎持ちの男の生存)を確認する手段としてはかなりリーズナブルであります。ヒネリも効いてるし。
 私は知りませんでしたが、この「スターゲイト」、TVシリーズで既に10年だそうで、ギネスにも認定されているそうです。
 他のSFドラマより「波長」が合いそうですが、今から214話も付き合えるかどうかは、、、。

駄弁者:
 ドラマの前エピソードとして映画があったんですが、あんまり評判にならなかったように思っていたので、ドラマ版が続いているというのが意外でした。
>異世界の状況を確認する手段
 少なくとも花粉症の危険はない、と。ティッシュとマスクがなかったら(あっても)悲惨です。



新マン兄さん! 帰りマン兄さん!

 出典: 八木毅監督・長谷川圭一脚本「大決戦!超ウルトラ8兄弟」

紹介 :かんきち 様
HP :

コメント:
 昭和と平成のウルトラマンが共演する劇場版から。ウルトラマンや怪獣がテレビの中にしか存在せず、ハヤタ、ダン、郷、北斗、ダイゴ、アスカ、我夢が一般人として暮らしている世界に、怪獣が本当に現れます。時空を超えてこの世界に迷い込んだウルトラマンメビウス=ヒビノ・ミライは、この世界を救うためにダイゴとともに7人の勇者を目覚めさせようとします。天然のミライくんはハヤタに「ウルトラマンは神ではないとあなたに教わりました!」と言って変な顔をされ、ダンを「セブン兄さん!」と呼んで「俺に弟はいないが」と言われます。それでもめげずに郷秀樹に「ジャック兄さん!」と呼びかけますが、反応がないので上記のように言い直します。

駄弁者:
 「ウルトラマンジャック」って、後付けのせいであまり普及していないようですから…。しかし「新マン」もというのもなんですが、「帰りマン」とはあんまりだ(笑)。目覚めていてもこの名前では反応したくないでしょうねえ。



「私は何本、指を広げているかね、ウィンストン?」
「四本です」
「で、もし党がそれは四本じゃない、五本だといったら――何本かね?」
「四本です」

 出典: ジョージ・オーウェル「1984年」(新庄哲夫訳)  『世界SF全集10』に集録

紹介 :冬寂堂 様
HP :

コメント:
 全体主義に支配された社会に住むウィンストンはある秘密を持っていた。それは禁じられた日記を書き、恋愛をしていたこと。あるとき彼は、党によって処刑された人物の無実の証拠を見つけるのだが…。投稿した台詞はウィンストンが思想警察により捕まった後、スパイとして近づいてきた将校のオブライアンとの会話から。この後彼は強烈な拷問を受け、最後には「五本目の指」が見えるようになります。
 全体主義社会とそこに住まう人びとの恐怖を描いた名作ですが、読後感が非常に憂鬱になる作品でした。こんな世界には住みたくないですね。
 そういえば、横田順彌先生が著書の「SF辞典」の中で、「1984年(オーウェル)はわれら(ザミャーチン)にとってすばらしい新世界(ハックスリィ)ではない」とディストピアもの三冊を並べて紹介していましたっけ。

駄弁者:
 スタートレックTNGで似たような話がありました。敵に囚われて拷問を受けたピカード艦長が、4つのライトを「5つに見えると言え」と強制され最後まで拒むんですが、救出後に「最後は本当にライトが5つに見えた」と述懐するという…。
 最後の言葉に人間らしさを感じて気に入りのエピソードなんですが、これが元ネタだったんですかね。



「ただし、できるだけ荒れはてるようにお願いします」

 出典: イリヤ・エレンブルグ「トラストD・E」(吉上昭三訳)  『世界SF全集9』に集録

紹介 :冬寂堂 様
HP :

コメント:
 世界を滅ぼす話から投稿します。前回「山椒魚戦争」を投稿した際に一緒に送ったつもりでしたが、し忘れていたようなので。
 投稿した台詞は、主人公エンス・ボートが石油王の息子 ウィリアム・ハーダイルに「トラストD・E」への投資を呼びかけた後、ハーダイルがエンス・ボートに依頼した要望から。結果、ヨーロッパはこの言葉通りの世界になり、ハーダイルは新婚旅行へと旅立ちます。
 しかし、この作品。前に投稿したTWRさんや駄弁者さんがおっしゃるように、なんでエンス・ボートがここまでやるのかイマイチわからないのですよね。いつのまにか「フェニキア女」への愛情がヨーロッパへの愛情に変わって、そこから破滅への感情に変わった?う〜ん、わからん

駄弁者:
 いかに滅ぼすのか問題で、なぜ滅ぼすのかは焦点じゃなかったとも考えられます。
 シュペングラー「西洋の没落」が出たのが1918年で、この作品が1923年だから何か影響があるのかも。



人の心には魔物が棲んでいるんだ
ソイツがある時ふと言うのさ
『あなたをこの絶望から救い出してあげましょうか』ってな……
だがよ!人が絶望から這い上がるのは、テメェの手で上がるしかねェ!
どんなに立派な奴だろうと!その誘惑に乗ったら人間失格だ!

 出典: コナミ原作・サンライズ制作「Z.O.E Dolores,i」

紹介 :陸ドム 様
HP :

コメント:
 最終決戦直前、ラスボスがなぜ戦うのかわからないというロボ(設定年齢10代前半女子)に答える主人公のおっさんの台詞です。
 人生に嫌気がさしたとか言って他人を巻き込んで暴れるアホウのことですね。
 しかし、そんな事で救われるとはとても思えないんですがねぇ。

駄弁者:
 たぶん絶望に染まったときは、魔物が神様にしか見えないんだろうと思います。
>そんな事で救われるとはとても思えないんですがねぇ。
 それは別に救われたいんじゃなくて、堕ちる道連れが欲しいだけです。



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