第328集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第330集を見る
なんだあのナゾのロボットはっ!?
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トニーたけざき「トニーたけざきのガンダム漫画 『公王の杖が落ちるときの巻』」
紹介 :クロスケ 様
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駄弁者:
「のんびり泳いでいるよ、この人形…いや人形じゃない、この方」
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「海底大戦争スティングレイ 第18話『沈没船の怪人』」よりトニー谷のナレーション(アドリブ)
紹介 :猫玉 様
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駄弁者:
「お館様の御心が次の世に…童達の世のためにあるのなら――
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梶川卓郎「信長のシェフ 7」
紹介 :山家 様
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駄弁者:
お前が働いた時間を計算すると3千円にしかならんのだ
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奥中惇夫監督・上原正三脚本「宇宙刑事ギャバン 第5話『ミミーは泣く 猛毒コブラ弾が烈に命中』」
紹介 :H・I・T 様
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駄弁者:
「番組の途中ですが、今入りましたニュースをお伝えいたします。
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伊藤和典脚本・金子修介監督「ガメラ 大怪獣空中決戦」
紹介 :土左衛門 様
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駄弁者:
海城「俺たちは戦う力を奪われた。だが、この鍵に宿った想いは永遠のものだ」
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東映制作「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊 199ヒーロー大決戦」
紹介 :ザタンゴールド 様
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駄弁者:
人に、馬の心臓は必要ですか?
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海法紀光「翠星のガルガンティア 少年と巨人」
紹介 :クロスケ 様
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駄弁者:
「またつれてきた…、今度は携帯が良くつながる人が…」
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ポン・ジュノ監督・脚本「グエムル−漢江の怪物−」
紹介 :猫玉 様
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駄弁者:
「あんたらの未来がどうなっていようと、今を生きている私達の知ったこっちゃありませんな。作り話の未来はもういりません。形のないリアリティも。私達のこれからは、私達が選んでいくものです。その先の可能性、私達だけの。そこに、あんたらの既得権益にまみれた意志は必要ありませんよ」
出典:
逢空万太「這いよれ!ニャル子さん 3」
紹介 :山家 様
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駄弁者:
ベッドが恋しいのはやまやまだが朝までにCMのストーリーボードを仕上げないと…
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ロジャー・スターン脚本・ジョン・バーン画「キャプテン・アメリカ読み切り」 『マーヴルクロス03』に収録
紹介 :H・I・T 様
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我輩は信ずる、諸君のこの中に、ゴッダート博士が列席してるのではないか!
出典:
山中峯太郎「亜細亜の曙」
紹介 :コルド 様
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お前ら知らないだろ! いや、知ってるんだろ!
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伴名練「かみ☆ふぁみ!」 『NOVA10』に収録
紹介 :マリ本D 様
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それに、私には、ミッドウェイなどという名の軍艦が存在している事自体が許せないのだ
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佐藤大輔「征途・下 ヴィクトリー・ロード」
紹介 :可児歳蔵 様
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「これ、返します」
出典:
GONZO原作・ナイロン作画「月面兎兵器ミーナ」
紹介 :るーしー 様
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駄弁者:
マザーコンピュータが必要としたのは有能なテロリストであり、幼年学校生徒に足元をすくわれる愚か者ではない
出典:
海法紀光「翠星のガルガンティア 少年と巨人」
紹介 :クロスケ 様
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駄弁者:
だがな宿主有っての寄生者である事は弁えている
野村「これって、タイムスリップじゃ…」
出典:
実相寺昭雄・玉城悟脚本・北浦嗣己演出・円谷プロダクション・NHK制作「怪奇大作戦セカンドファイル 第2話『昭和幻燈小路』」
紹介 :土左衛門 様
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駄弁者:
リスター「でもひでぇよ戦争なんて、そんなの。聖戦なんて言って、殴り合って血見たいだけじゃん」
出典:
エド・バイ演出・ロブ・グラント、ダク・ネイラー製作脚本「宇宙船レッドドワーフ号」第4話『神様はオレ様?』」(徐賀世子、飯塚秀保、VOX、向山宏志訳)
紹介 :猫玉 様
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駄弁者:
「う、宇宙の出版社?」
出典:
逢空万太「這いよれ!ニャル子さん4」
紹介 :山家 様
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駄弁者:
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どう見ても悪い宇宙人のメカだぞっ!?
HP :
ガルマ戦死の報を聞いたその時デギン公王はその特使の前で声もなく手にしていた杖をとり落としたという…
すると落とした杖は床に当たって跳ね返り特使の頭に突き刺さる。ふらついた拍子にお茶を運んでいた給仕を転ばせ、物音を聞いて何事かと駆けつけたSPの銃口に杖が突き刺さり暴発、すわテロリストかと出てきた近衛兵が発泡しザビ家の城はひっちゃかめっちゃか。そしてなんやかんやあってデギンの杖は地下の秘密MS工場のコンピュータに突き刺さり、ジャブロー攻略用に開発していたアッグ、アッグガイ、ゾゴックが暴走して地表に現れる。巨大な複眼のモノアイや長い鼻、触手やドリルの手といった風貌にジオン兵たちは連邦軍と手を組んだ宇宙人のロボットの襲撃と断定し正義のジオン魂で宇宙の平和を守るためにザクで立ち向かうのだった!
……やっぱりニュータイプの感性とやらはそう簡単に身につきませんね(笑)
ガンダムUCでは活躍した(らしい)のですが、20年たって少しはニュータイプの感性が身についた人もいたんでしょうか(笑)。
ちなみにガンプラ全盛期の小学生時代、私はジュアッグのガンプラ持ってました。誕生日のプレゼントに友達からもらったんですが、たまたまあれしか売ってなかったのか、それとも選んでくれたのか…。
HP :http://ameblo.jp/puneko
アンダーソンプロの制作した海洋冒険活劇で、サンダーバードの前身ともいえるミニチュアワークと人形によるスーパーマリオネーションで知られる作品です。
海洋安全パトロール所属の潜水艇スティングレイが様々な海底人などの陰謀をミサイルで吹っ飛ばす…いや解決する話ですが、途中話数(18話は本来の話数で日本では輪数が違う)から本編にないトニー谷氏のナレーションが追加されたおかげで、画面から目を離していても何をやっているのか判るくらい分りやすくなったのですが、任務遂行中に泳ぐトロイ艦長たちに…人形って…。
どんなに出来が悪い作品でも作り物で再現された場面に触れたりという事は不問律としてありえない…そう思っていました。
このメタフィクションが云々などという言葉が陰謀といっしょに吹っ飛びそうな衝撃。
まあ…人形ですけどね…。
すでにこの頃の放映タイトルは「トニーの海底大戦争」だったそうで…。毒舌がウリの芸人さんだったから、メタとか関係なしに受け入れられたのかなあ。
我らはお館様とともに修羅道に堕ちよう」
HP :
この作品では、基本的に史実同様に時代が流れているため、織田信長による比叡山焼き討ちは史実通りに起こるのですが、その前に主人公が信長の家臣たちを山菜取りに連れ出し、信長の比叡山焼き討ちの真意を告げる話があります。
最近の発掘調査によると信長が比叡山を焼き討ちした当時、比叡山は実際にはほとんど人はおらず、麓の坂本に僧侶の多くは移住していたとか。それなのに信長が比叡山を焼き討ちしたのは、刃向う者は皆許さない、そして、それによって新しい次の世を作るというパフォーマンス的なものが多分にあったというのが最近の有力説らしいです。この作品では、その説を採っており、女子どもといえど皆殺しにせよ、と表向きには信長は家臣に命じながら、比叡山に女子どもはいないはずであり、いない者は殺せぬ、ということで家臣が女子どもを保護することを黙認するというのが信長の真意であったということにしています。主人公は山菜採りの中で、そのことを家臣たちに悟らせるのですが、それを悟った家臣の1人の言葉が上記の文句になります(説明が長く、分かりにくくてすみません)。
主君の真意を悟り、共に行動する決意を固めた家臣の短いながらも重みのある科白だと思いました。
信長など戦国大名の行動を現代の倫理観に当てはめることはできないし、たとえ比叡山に多くの人がいたとしても信長は焼き討ちをためらわなかっただろうと思います(翌年、長島一向一揆との戦いでは非戦闘員を含む万単位の人間をだまし討ちしてますし)。
しかし、架空のエピソードを付け加えることで通説とは違った意味を持たせようという試みは好きですし、フィクションの醍醐味でもありますね。
すぐどっかに姿をくらますしな。
HP :
地球人の母の姓をとって一条寺烈を名乗り、アバロン乗馬クラブで働きはじめた宇宙刑事ギャバン。
その初めての給料日、クラブに遊びに来る子供達に食事をおごる約束をしていた彼に渡された給料の総額はたったの3千円!
何かの間違いじゃないのかと食い下がるギャバンへ投稿の台詞と「銭が欲しけりゃ真面目に働け」と付け加えるオーナー豪介。
「まったくもう、今の若いモンは、働くという事がどんなもんか分かっておらん!」
無断欠勤していた(ドクジャモンスターの毒が塗られた弾丸に撃たれて、危篤状態に陥っていた)烈に対してぼやきつつ、烈の同僚に対してお前も給料を3千円にするぞと、脅す豪介…。
後の『宇宙刑事シャリバン』では銀河パトロール隊太陽系地区隊長に出世したギャバンでしたが、15話でゲスト出演した際には星野月子(ギャバンの父ボイサーが守っていたホシノスペースカノンを開発した星野博士の一人娘)らのショッピングにお供するために直属の部下であるシャリバンから財布ごと借金する有様でした。
任務解除という特権がないのなら、銀河連邦警察現地で使える宝石や貴金属を現物支給してやればいいのに
(ドクジャモンスターの毒の特効薬を携えてきたコム長官の秘書マリーンは、お礼のショッピングにつきあうギャバンが金欠である事を知ると、私物の宝石を売ってかなりの数の札束を調達してきた。)当時以上に従業員の兼業や学校通い、習い事を嫌がる現在、宇宙の犯罪者や未知の脅威から地球を守る事に理解を示して、勤務形態の融通をきかせて相応の給料を払ってくれるような所を探すのはより困難でしょうね多分。
就職した人も出来なかった人も、ギャバン達よりはハードルは低いはずなので、自分の未来を見失わないよう頑張ってください。
前のご投稿でDCでもマーベルでも世知辛さは変わらないか、と書きましたが、日本でもアメリカでもやっぱり変わらなかったみたいです。
だいぶ前に「給料安いし残業手当出ないし」なんて言っていたヒーローもいましたが、たつき仕事に汲々としないでいい分まだ恵まれたほう?
先ほど、福岡港にえー怪獣、怪獣が出現しました。現在、自衛隊が出動しています。
繰り返します。先ほど福岡港に怪獣が出現し、自衛隊が出動しています。
…(中略)…なお、怪獣の進行に伴い、博多湾沿岸の西区、中央区、早良区、博多区の住人に避難勧告が出されています」
HP :
福岡ドームでのギャオス捕獲作戦と呼応するかのように出現したガメラ。その出現を奉ずる臨時ニュースを、もの食いながらテレビ見ているヒロインの浅黄(笑)というシーンのアナウンス(アナウンサーは日テレの木村優子アナウンサー)。冷静に伝えているんだけど、最初「怪獣」を繰り返し確認するように言った後2回目は繰り返さなかったり、というのが妙に「らしい」んですよね。さらにそれをよその災害のニュースでも聞くように見ている浅黄がまた我々もやってそうな感じで「らしい」。
以前の怪獣映画でもニュースのシーンはあったんだけど、「初めて怪獣が出た時のリアル」を追求した点で、以前のそれとは根本的に異なります。その後の特撮映画の流れを作った、隠れた名シーンの一つだと思います。
日本テレビの協賛を得て、アナウンサーやニュースのテロップでリアルな演出ができたことは、Wikipediaやブログなどでも触れられていますね。
きっとアナウンサーも、自分がこの記事を読むことになったらどういう反応になるだろうかと考えながら演技したんだろうな。
番場「ありがとう、天装戦隊。そして、海賊戦隊。地球人でなくても、誰かを愛し大切なものを守ろうとする心は同じだ」
黒田「お前達は宇宙のどこででも通じる愛と勇気と希望と、そして正義を持っている」
立花「スーパー戦隊の力はその強さにきっと応えてくれるはずよ。未来の夢のために怒りを爆発させて」
郷「恐れていては駄目だ!地球に悪の手が伸びた時こそみんなの愛を寄せあうんだ」
炎「スーパー戦隊全ての力が合わさった今、君たちに与えられた力強い勇気で青く輝く地球を守ってくれ!」
HP :http://zatangold.blog.fc2.com
「先達の言葉」シリーズ(続けるかどうかは未定ですが)その2。
全宇宙を支配せんとする宇宙帝国ザンギャック。その魔手が地球に伸びた時、秘密戦隊ゴレンジャーから天装戦隊ゴセイジャーまでの歴代34のスーパー戦隊が立ち向かった。彼らは全ての力を結集してザンギャックを撃退する事に成功したが、その代償として戦う力を失った。彼らが失った力はレンジャーキーとなり、宇宙に散らばってしまう。このレンジャーキーはいつしか「宇宙最大のお宝」に繋がるアイテムだという噂が流れるようになった。
歴代レッドの正義を愛する心から生まれた戦士アカレッドはレンジャーキーを回収する旅に出た。その旅の過程で彼はキャプテン・マーベラス(ゴーカイレッド)とバスコ・タ・ジョロキアを仲間に加え、「赤き海賊団」と呼ばれるようになる。後にバスコの裏切りでアカレッドが生死不明になった後はマーベラスが回収を引き継ぎ、ザンギャックの元兵士ジョー・ギブケン(ゴーカイブルー)、盗賊のルカ・ミルフィ(ゴーカイイエロー)、ある惑星でなんでも屋をしていたドン・ドッゴイヤー(ゴーカイグリーン)、ザンギャックに滅ぼされたファミーユ星の王女アイム・ド・ファミーユ(ゴーカイピンク)を仲間に加えて旅を続けた。そして全てのレンジャーキー(ただし追加戦士などのレンジャーキーはバスコが所持)を集め、「宇宙最大の宝」を求めて地球にやってくる。同時期にザンギャックも王子ワルズ・ギル率いる第二次地球侵略艦隊を派遣していたが、地球を守る義理など無いマーベラス達はお宝探しの邪魔になる場合を除いて積極的に戦おうとはしなかった。
レンジャーキーは歴代戦士の力が変化したアイテムで、普段は歴代戦士の形だが変形して鍵になる。この鍵をモバイレーツというアイテムの鍵穴にセットして回す事でマーベラス達は歴代戦士の姿に変身し、さらにその能力も使用できる(戦士本人はレンジャーキーだけで変身可能)。だが、それはあくまで基本的な能力に過ぎず、本物が戦いの中で得た真の力を使うためにはその戦隊に認められて「大いなる力」を得なければならない。この映画の時点では魔法戦隊マジレンジャー、特捜戦隊デカレンジャー、獣拳戦隊ゲキレンジャー、侍戦隊シンケンジャー、激走戦隊カーレンジャーが大いなる力を与えていた。
当然ながら、海賊が自分達の力を使っている事を快く思わない戦隊もいた。地球を守る使命を帯びて護星界からやってきた「護星天使」である天装戦隊ゴセイジャーは、自分達の力が宝探しに利用されている事に我慢できずゴセイジャーのレンジャーキーを奪取する。力を取り戻して自らがザンギャックと戦おうというのだ。宇宙最大の宝を得るためにレンジャーキーを失う訳に行かないゴーカイジャーはゴセイジャーと対立する事になる。
同じ頃、ワルズ・ギルの前に黒十字王と名乗る怪人が現れた。彼はゴレンジャーに敗れた黒十字軍の黒十字総統を中心に歴代の敵の怨念が結集した存在で、スーパー戦隊への復讐を企んでいた。利害の一致からワルズ・ギルは黒十字王と同盟を締結する。
対立するゴーカイジャーとゴセイジャーの前に現れた黒十字王は、隙をついてレンジャーキーを奪取。さらに僕としてマジレンジャーと戦った冥府十神の一柱ダゴン、ゴーオンジャーと戦ったガイアークの害統領ヨゴシマクリタイン、ゴセイジャーの宿敵である元護星天使、救星主のブラジラを召喚。ゴーカイジャーとゴセイジャーを異世界に跳ばして彼らと戦わせる。
異世界で共闘した事で、ゴセイジャーはゴーカイジャーも人を愛する心や平和を愛する気持ちを持っている事を知る。ブラジラ達を撃破して帰還したゴーカイジャーとゴセイジャーは、黒十字王の力でレンジャーキーが変化した歴代戦隊も撃破してレンジャーキーに戻した。連戦で疲弊したゴーカイジャー達を黒十字王が巨大化して踏みつぶそうとした次の瞬間、レンジャーキーが発光してマーベラス達を異空間に送った。その空間で歴代戦隊の戦士の思念が言ったのが投稿の台詞。ちなみに立花の台詞の途中から彼らの主題歌のフレーズが使われている。
この場面で登場した戦士は
海城剛(秘密戦隊ゴレンジャー・アカレンジャー)
番場壮吉(ジャッカー電撃隊・ビッグワン)
黒田官平(大戦隊ゴーグルファイブ・ゴーグルブラック)
立花レイ(科学戦隊ダイナマン・ダイナピンク)
郷史郎(超電子バイオマン・レッドワン)
炎力(高速戦隊ターボレンジャー・レッドターボ)
この場面での台詞は無いが
青梅大五郎(電子戦隊デンジマン・デンジブルー)
天火星・亮(五星戦隊ダイレンジャー・リュウレンジャー)
胡堂小梅(特捜戦隊デカレンジャー・デカピンク)
明石暁(轟轟戦隊ボウケンジャー・ボウケンレッド)
谷千明(侍戦隊シンケンジャー・シンケングリーン)
梅盛源太(侍戦隊シンケンジャー・シンケンゴールド)
この場面でマーベラス達はゴレンジャー、ジャッカー電撃隊、デンジマン、ゴーグルファイブ、ダイナマン、バイオマン、ターボレンジャー、ダイレンジャー、ボウケンジャーから大いなる力を与えられている。
ザンギャックが再び地球を侵略しようとしなければ、ゴーカイジャーは映画以上に他戦隊の協力を得るのに苦労したんじゃないでしょうか。やっぱりヒーローが一個中隊もいる星に手を出すもんじゃないですね。
HP :
レドのクラスメイトであるロンドは体が弱く実習授業を受けられず、授業態度も不真面目であるため成績はいつも低かった。しかし彼の同盟の教育では思いつかない型にはまらない考えや多角的なものの見方に感銘を受けたレドは現在の成績ではロンドは社会に不要と判断されることを危惧し、AIカウンセラーに相談する。各人の適正に合わせた採点基準を設けるべきだと主張する。
それにコンピュータは答える。人類銀河同盟の採点基準は社会の貢献度であり社会とは人体の構造に似ている。そして人体のパーツは規格が揃っているからこそ機能するのであり、いくら優秀なパーツでも調和を乱す存在は社会にとって必要ないのだと。
何も答えることはできずただレドは涙を流すだけだった。
ロンドの価値、それを無価値だという同盟。個と社会に板挟みになったレドはついに自分の中の矛盾を受け入れた。理想に燃えるでもなく個を捨て社会にただ迎合するでなくただ「なかったこと」とするのだった。
人が生きるための社会や文明という見方をまったく受け入れず、社会や文明の存続だけが重要と考えるなら、明快で論理的な回答ではあるのですが…。
このシチュエーションだとAIの冷たさだけが引き立ちますが、懐かしのアシモフ・ロボットが主張した「第零法則」も、同じような結論に至りそうなんですよね。
HP :http://ameblo.jp/puneko
韓国製怪獣映画グエムルより。
ある日漢江から突然出現して、人々を襲った怪物(グエムル)は露天商カンドゥの娘ヒョンソを飲み込んで逃走した。
犠牲者の合同葬の折にカンドゥの一家が揃い、そしてカンドゥはヒョンソからの携帯の着信で娘の生存を確認し、他へ訴えるものの、聞き入れてもらえず、カンドゥの父と兄妹達は自力で怪物を追跡するも、カンドゥ自身は怪物からのウィルスに感染していると言われ彼らもまた追われる身になる。
ヒョンソは下水道の怪物の巣で怪物が飲み込んで吐き出す人々の死体から何とか使えそうな携帯を探したりするも、埒が明かず、そんな時に怪物が巣に戻ってきた時の台詞です。
…ただ、期待空しく…というか、そういうときに限って消化が良かったのか怪物は大量の人骨をバラバラと吐き出して行ったんですけどね。
携帯電話に死んだと信じられていた娘からの着信が…って、ついこの間の大事故を連想させられて、載せるのを後回しにしようかとも考えたのですが、投稿をいただいたのは事故よりずっと前なのでお許しいただくことにして。
しかし死体や人骨が降ってくる怪物の巣で、使える携帯を必死に探す女の子をイメージすると、不謹慎だけどちょっと笑えてしまいます。
HP :
ニャル子もたまには、本当にたまにはいいことを言うなあ、と思いました。私達のこれからは、私達が選んでいくものです。その先の可能性は、私達だけのものです。
遥かな未来からの侵略者と対峙して、ニャル子は上記のめい文句で啖呵を切るのですが、未来から自分たちの組織にとって都合のいいことを押しつけられるのは、私だってごめんだと思いました。もちろん、未来のこと、将来のこともきちんと私達は考えたうえで行動しないといけないというのが大前提で、ニャル子の場合はそんなことはきちんと考えもせずにその時々の都合のいいことだけを考えて行動していそうなのが問題ではあるのですが。
確かに、1000年後の誰かの未来のために10年後の自分の未来を犠牲にしろと言われたら、それが究極的には正しいとしても素直に聞けないだろうと思います(まあ、もっと短いタイムスパンの未来さえ考えられずにその場しのぎの連続でやってきたのが人間の歴史なのかも知れませんが)。
けど「既得権益」という言葉はキライなので、未来からきた侵略者の権益は「既得」なのか?と茶々を入れてみます(笑)
締切りを破ればたちまちクビだ フリーのつらいところさ…
HP :
深夜のニューヨークのブルックリンハイツ、リーマンブレーズ569番地のアパートにヘトヘトになって帰宅したスティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)。
ついさっきまで暴動の慎静化のために駆けずり回り、超人兵士のスタミナと回復力でも間に合わないほどの疲労を自覚しながらも、投稿の台詞を心の中でつぶやきながら仕事へとりかかるスティーブ(マーヴル最強のスーパーヒーローチーム・アベンジャーズを代表するキャップことスティーブですが、この頃はアベンジャーズを離れてヒーロー活動する傍らフリーのイラストレーターとして生計を立てていた)。
(二重生活がこんなに大変だとは…ここまでやる意味があるんだろうか?)
思わずそんな事を考えるスティーブの耳に入ってくるキャプテン・アメリカの活躍を称えるTVニュースと、放送終了を伝えるアメリカ国歌『星条旗』…改めて自分の使命の価値を実感したスティーブは締切り間際の仕事に挑むのです。
現代に復活したキャップは合衆国政府にではなく、市井の人々一人一人のアメリカンスピリッツのために戦う戦士となり、服従を迫る政府にキャプテン・アメリカの装備を返却した事すらあります。アベンジャーズの高給(万年金欠気味のスパイダーマンは給料目当てでアベンジャーズに参加しようとした事が一度ならずある)や特権(アベンジャーズは活動に際して数々の政治的特権を持っている)に背を向けてまで自分の正義を貫くための地味な労働…日々の労働に忙殺されずに自分の人生を歩いてゆくには人知れぬ努力があるものです。
それがかつて国家の象徴として誕生した、人類最高の肉体を持つ超人兵士であっても。
自分の選択に命を賭けるのがヒーローの条件とはいえ、生活も賭けないといけないというのは世知辛いなあ(笑)。
このあたりはDCもマーベルも変わらないみたいで。
HP :
戦前(1932年)に書かれた少年向け冒険小説から。
白人国家○国の要塞「巌窟城」に囚われた日本人スパイ本郷義昭が、巌窟城の科学者たちから日本製ロケットエンジンに関する尋問を受けている最中に、優秀なロケット開発者としてゴッダート博士の名を上げた後に言い放った台詞です。
ゴッダート博士……ロバート・ゴダードと言えば、史実では正当な評価を受けぬまま亡くなった不運のロケット技師ですが、彼の生前に執筆された本作では、世界有数の大科学者が集ったとされる巌窟城の研究会の一員ではないかと言われるほどの科学者として扱われています。
生涯冷遇され続けたゴダードに対して、遠く離れた日本でこのような評価がなされていた事を思うとなかなか感慨深いものがあると感じ、投稿しました。
といっても、ここで評価されたのは宇宙ロケットとしての可能性ではなく、あくまで兵器としての性能なのですが……。
因みに、この日本製ロケットエンジンを開発したのは本郷自身だとされているのですが、技術者と大暴れするタイプのスパイの二足のわらじって、果たして履けるものなのでしょうか?
大衆には有名だけど、アカデミズムからは無視・冷遇されている科学者というのは、今も昔もけっこうありそうな気がします。…ゴダードのように死語再評価される人というのは、あまり無さそうな気もしますが。
>技術者と大暴れするタイプのスパイの二足のわらじ
「我が日東の剣侠児」「亜細亜の曙」「大東の鉄人」「太陽の凱歌」と続く著者の代表シリーズの主人公で、何でもござれのスーパーマンだそうです。二足のわらじどころじゃなさそう。仮面ライダー・本郷猛の「本郷」は、このキャラクターからとられたそうで(本郷猛もIQ600でスポーツ万能と、改造しなくても十分スーパーマンな設定ですね)。
HP :
すでに同一作品で違う名文句が選ばれていますが、個人的にはこの二文の台詞で涙腺が崩壊しました。この二文が含まれている主人公の台詞は、ヒロインの「『疑似』家族」に向けて発せられた罵倒です。「『ラプラスの魔』てきな、なにか」であるこの『疑似』家族(もちろん、ヒロイン含む)からすれば、ヒロインがどのような思いで主人公と付き合っていたのか、そして、ある事件のために悲壮な決意をせねばならなかったことなど手に取るようにわかる訳で、そのことに主人公は怒り狂っています。
《僕らが君を手助けする あの子を追いかけろ》など、この作品には、短いながらも他にたくさんの名台詞があるのですが、今回は代表してこれだけ。
『NOVA10』の収録作の中で、一番気負いなく読める作品でしたね。ほどよくSFでほどよくラノベで。
その主人公の怒りも彼らはあらかじめ知っていて、それを受けて自分たちがとる行動ももちろん…と、無限ループをどこで笑って止めるかがこの作品を楽しむコツかも。
HP :
分裂した二つの日本のうちソ連に近い方の空軍で撃墜王となった藤堂守大尉は、最終的に上級大将まで進級し、イラクへ軍事顧問団長として派遣されることになりました。
イラク軍が装備する東側兵器が湾岸戦争で片端から叩きつぶされてゆく現状を見て、いろいろな意味で頭を抱えた彼とソ連軍事顧問団長は(なにしろ、東側兵器≒ソ連と赤い日本の主力兵器が西側のそれよりもかなり劣るということを改めて満天下に示してしまったわけで)、東側の兵器でも西側の軍隊を攻撃できることを見せつけて武器輸出の活路を開くため、限定的な反撃を計画します。ターゲットは諸般の事情でペルシャ湾に半日だけ残される米空母、その名もミッドウェイ。
結局この反撃は大成功をおさめ、空母ミッドウェイは火災ののち沈没という最期を遂げます。間接的に古巣の仇を討った赤い日本の元帝国海軍少尉は、苦い笑みをこぼすのでした。
あー、私も日本に長らく駐留していた空母がよりによってその名前というのは、どういう嫌味なんだと思ってたことがありましたねえ。しかもその後に来たのが「インデペンデンス(自主独立)」ですよ。
「本当にいいのきゃ?」
「宇宙人から地球を守るのが使命ですもの。自分の都合だけでそんなに危ない物使えません」
…(中略)…
「佃美奈、ラビットフォース正規隊員合格だや」
「もしあの子が引き金を引けば、ミーナ失格。大義のためとはいえ、他人を犠牲にしては駄目。ま、本当は玩具だけどね」
「流石はエリート・玉虫ミーナ、名演技だったや」
HP :
以前投稿した、スピンオフアニメの漫画版からの名文句です。
高校生・アナウンサー・ミーナの三足のわらじにも慣れてきた美奈の前に現れた子役・小鳥遊由宇。美奈が月城ミーナである事を知っているような素振りを見せた事で、司令官・名無しは美奈に記憶消去用の光線銃を手渡します。
思い悩む美奈でしたが、結局使う事無く光線銃を名無しに返すのでした。
しかし由宇はミーナのエリート・玉虫ミーナでもあり、全ては美奈の正規隊員試験だったのです。
「電車男」もだいぶ前の話になりましたね…。母体となった2ちゃんねるは、なんだかゴタゴタが起こってるみたいですし。
>記憶消去用の光線銃
その光線銃、やはり地球を宇宙人から守っていたトミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスにとっては必需品でしたよ? 「ぴか。」って。
HP :
人類銀河同盟の人間は社会を統括するマザーコンピュータによって「夢」を観察され潜在意識からカテゴリーに分け管理される。コンピュータは理想の社会を設定し、その理想に特化する人間を養成している、しかし予想外の事態にも対処できるよう敢えて理想から外れた個体を作り観察し社会の安定に役立てていた。
幼年学校のカウンセラーである女性ジェンドは子供の頃から「人を殺す夢」を見続けていた。自分は実は殺人鬼ではないかと怯えるジェンドは成長しカウンセラーの職業適正を提示され職務に就く。そして多くの子供と接するうちに子供たちの「夢」は適正と一致しておりそこにはマザーコンピュータの関与があると気づく。そして自分と同じような人を殺し社会を破壊することに喜びを感じる夢を見るものは誰ひとりいないことにも…カウンセラーとして模範的な大人であることと毎晩見る悪夢との板挟みで彼女は次第に歪んでく、子供たちを破滅に導くカウンセリングをしだし暴力事件やテロを誘発していく。しかし自分が咎められることはなく、彼女は自分が選ばれた存在だと確信し社会のあり方に疑問を持った生徒たちを撒き続け彼らが成長することでいずれ起こる崩壊を想像し恍惚となる。
コンピュータに「盾」とカテゴライズされたレドは必死に誰かを守りたいという潜在意識を持ち、社会貢献度の低い人間を切り捨てる同盟のあり方に違和感があった。AIのカウンセリングを受けても納得することはできずレドはジェンドのもとを訪れるようになりそしてゆっくりと社会に疑問を覚えていく。レドの言動が次第に反社会的になっていくことでクラスメイトの少女ミリイカは危惧する。そういった生徒はいつしか「消される」と噂されており自分もある日突然連絡のとれなくなった子を目の当たりにしていた。そしてその原因がジェンドにあると感じ取ったミリイカはジェンドが過去の遺物である危険思想の本を所持していることを告発すれば排除できると知る。自分の判断で人を消すこと、もしかしたら自分が消されるかもしれないという恐怖を感じながらミリイカはレドを守るため告発のメールを送る。
マザーコンピュータはミリイカのメールを受け反社会因子を生み出す観察対象であったジェンドを価値なしと判断し彼女は消去されその身体はコロニーの資源に還元されていった。
カードの途中までしか翻訳されていない長編の登場人物を連想しました。やはり神様役のマザーコンピュータがいる世界で、「神」の導きの逆を行ってきた将軍の反抗が、まさにマザーコンピュータの意図どおりだったという…。
コンピュータが冷酷なのか、それともそれが模倣しようとする神自体が冷酷なのか。
紹介 :陸ドム 様 → 第325集へ
三沢「ああ。この一帯が何らかの原因で丸ごと」
牧「却下! 科学というよりSFの発想だな」
三沢「あくまで仮説ですから」
牧「それも却下。科学的論拠に基づかない以上、仮説にもならんよ。大体我々が今目にしているのは…」
三沢「過去の風景です! 」
牧「それもそんじょそこらの過去じゃない! 」
三沢「確かに通常いわれる類のタイムスリップとは異なりますが…」
野村「じゃあ、パラレルワールドに迷い込んだ! 」
牧「却下」
HP :
東京の下町に起こった謎の波動による電波障害の解明を依頼されたSRI。調査に向かった牧(西島秀俊)と三沢(田中直樹)、野村(青山草太)は突然発生した障壁に町ごと閉じ込められてしまいます。その中で三沢が耳にしたのは廃止されたはずのチンチン電車の音。そして、街の光景は昭和30年代の姿へと形を変え始めていきました。
慌てた三沢と野村がいろいろ推測を並べるのを冷静に却下していく牧ですが、事件の背景にあったのはある老人の哀しい過去でした…。三沢たちのSF的発想をにべもなく却下していく牧さんと、事件が彼の想像をはるかに超えた、SFどころかファンタジックなものだった、という真相との落差が面白かったです。ただ、これは怪奇大作戦、というよりはウルトラQだなあという感じのエピソードではありますが。
余談ですが、三十年代の風景の中に、しれっと「白銀仮面」という看板があるのが笑えました。
SF的発想ではない「科学的仮説」が代案として提示できなければ、SF的発想でも却下せず出発点にするしかないんじゃ…。まあタイムスリップじゃなければパラレルワールドというチープさは、今日びSFでも却下されそうですが。
トーキートースター「それが戦争なんです」
HP :http://ameblo.jp/puneko
イギリス製SFドラマより、宇宙船レッドドワーフ号は主人公リスターが猫を飼育していた件で時間凍結の禁固刑を執行されている間に、船内で放射能漏れ事故が起き、彼が復活したのは予定をはるかに越えた三百万年後。飼い猫のフランケンシュタインは船内で隔離されていたのが幸いして、全員死滅した船内で子孫を残し、進化して猫人間になっていたものの、更に彼等は宗教的な理由(リスターの洗濯のメモを御神託と勘違いした為)で戦争し、殆ど死滅し宇宙へ旅立った。
その事実を知ったリスターの言葉に、そういうものだという声が…そう、戦争は悲しいものなのだと…トースターが…。
人工知能で対話機能を持つ台湾製のトースターが…いや…トースターには言われたくないなあ…。
尚、グラント・ネイラー名義は原作の二人(ロブ・グラントとダグ・ネイラー)が小説を書くときのネームだそうです。
悲しいものと言うよりバカバカしいもの…百歩ゆずって悲喜劇と言いたいんじゃないでしょうか。トースターの分際で。
とはいえ『いさましいちびのトースター』のように旅に出たり火星に行ったりすることもあるのでバカにはできません。
「ええ、軟質銀行出版というんですが」
HP :
休刊されたはずの月刊少年ブラッド、その新刊を入手しているクー子を見たニャル子と主人公との会話の一節です。実は月刊少年ブラッドは、宇宙の出版社が休刊後に版権を買い取り、宇宙で月刊コミック誌では三大誌の1つと謳われる存在になっていたのです。その版権を買い取った宇宙の出版社の社名です。
しかし、軟質銀行出版という社名を聞いた瞬間に何とも言えない悪寒が。要するにソフトバンクではないでしょうか。まさか、ソフトバンクは宇宙の出版社の地球支社という存在ではないでしょうか。地球で売れるかどうか試してみて、その上で宇宙で再発行されていたのではないか、なんて、まさかね。そんなことを宇宙人がするわけがないし、それならソフトバンクはもっとひっそりと活動するはずですし。でも、それこそが宇宙人の狙いかも。そんなことを、この出版社名から考えてしまいました。
台湾ではソフトバンクは「軟体銀行」という字をあてるみたいですが、あるいはかの国ものっとられているんでしょうか。
…というかこの作品の中国版が出たら(正規か否かはともかく出てそうな気はするんですが)、その辺りのネタはどう処理するんでしょう。
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