第80集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第82集を見る
誰も不幸なままで帰しはしないぞ!
出典:
A&B・ストルガツキー「ストーカー」(深見弾訳)
紹介 :mu 様
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駄弁者:
ほんの1ダインの軍隊が加わったなら……
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チャールズ・L・ハーネス「ウルフヘッド」(秦新二訳)
紹介 :ぽちぽち 様
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駄弁者:
「ここは若くて 鉄郎のような星なのよ」
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松本零士「銀河鉄道999・これからの星」
紹介 :御宗銀砂 様
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駄弁者:
「ワタシハ機関車 男デモ女デモナイ」
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松本零士「銀河鉄道999・ヤーヤーボールの小さな世界」
紹介 :御宗銀砂 様
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駄弁者:
「ゲッターとは!?」
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石川賢「ゲッターロボ號」
紹介 :飯田天周 様
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駄弁者:
しかし、精神まで、不死でいられるだろうか。
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テンキー企画・開発「カンブリアンQTS(キューティーズ)」
紹介 :好古真之 様
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なおしてもらえ。連中は何でもなおす。
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ポール・ヴァーホーベン監督「ロボコップ」
紹介 :阿部ピロシ 様
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駄弁者:
三千年前の記録がな──実に三百代前の人間が書いたものだというのに……
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小松左京「お召し」
紹介 :可児歳蔵 様
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駄弁者:
俺たちが立っているのは進化の頂点じゃない
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吉田秋生原作・佐藤嗣麻子監督・佐藤嗣麻子、武上純希脚本「YASHA−夜叉−」(TV版)
紹介 :水谷秋夫 様
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駄弁者:
わからなければ、触ってみる。
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円谷プロ・若槻文三脚本「ザ☆ウルトラマン第44話『ウルトリアが二つに割れた?!』」
紹介 :新伴仙司 様
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>天才って種族は、研究の道筋がまっすぐ見えているんですね。普通の人が迷ったり悩んだりするところも、彼らは何の苦労もなく突破していきます。凡人にはその理由が理解できないものだから、彼らを○○○○扱いにする。でも、実際凡人がずっと後になって、実験や計算を繰り返して得た結論は、天才が直感で導いた結論と変わりはしないのです。
一隻で地球文明圏の総エネルギー量のざっと10倍の規模を持ち、怪獣を一撃粉砕することも可能な超文明の宇宙戦艦ウルトリア、当然地球防衛軍は総力を結集してその性能を解明すべく、徹底的な調査を行いましたが、その全ての性能を把握するには至りませんでした。
駄弁者:
テセラックは俺たちを栄光に導く獲物っす。あれを理解しまくって地球へ帰れりゃあ…俺たちはヒーローなんてもんじゃねぇ。一世一代の勝負処はこの時をおいてほかにねぇ。
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山田芳裕「度胸星」
紹介 :カッサード大佐 様
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駄弁者:
光になれぇぇぇぇっ!!
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サンライズ「勇者王ガオガイガー」
紹介 :おおた 様
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駄弁者:
兄はスクッと大地に立って
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石森章太郎原作「兄弟拳バイクロッサー」
紹介 :おおた 様
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駄弁者:
始祖計算機(エニアック)に誓って、それはないわ。
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小川一水「導きの星4 出会いの銀河」
紹介 :PALL 様
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駄弁者:
「ある日」は「唐突」にやってくる
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藤子不二雄 「ある日」 「藤子不二雄SF全短編」に収録
紹介 :J.J 様
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駄弁者:
「なあ、ふたりとも、なんて見事な骨格なんだ!」
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E・E・スミス「グレー・レンズマン」(小隅黎訳)
紹介 :J.J様
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駄弁者:
ゲン「と、とにかく話があるならそのモビルスーツから降りなさ〜い!」
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長谷川裕一「マップス 第2巻『超機動グラジオン』」
紹介 :出羽 様
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駄弁者:
あっあたしっ大きくなったらロケットの運転手さんになる!!
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柳沼行「ふたつのスピカ 1巻『2015年の打ち上げ花火』」
紹介 :カッサード大佐 様
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駄弁者:
「奥さん!これは一体何事ですかい!」
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石川賢「スカルキラー邪鬼王」
紹介 :飯田天周 様
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駄弁者:
「これで…ようやく俺の旅も終わるか…この時を求めて…きっと俺は生きてきたのだろうがな。」
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石川賢「ゲッターロボ號」
紹介 :飯田天周 様
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駄弁者:
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HP :
ここまで素直にこう主人公に叫ばせるラストを持つSFを私は知らない。
異星人が残した痕跡「ゾーン」で、異星文明の遺物の不法持ち出しを生業とするストーカーたちの物語(…って、前に出たときにも書きましたね)。
この言葉がもともとは、目的を果たしたと思った次の瞬間、謎のなにかに捻りつぶされた若いストーカーの言葉だったということを思い合わせてみると、字面ほど素直な叫びでもないような気がします。
HP :
お久しぶりです。いつも楽しみにしております。
今回、うろ覚えのせりふですみません。しかも、このせりふが迷文句になったのは作者の責任じゃなくて訳者の責任だし。
立ち読みしていてこの部分にぶつかったときの衝撃は今も忘れられません。「1ダインの軍隊」って何?!
巻末の出版目録の中に「万華鏡 レイ・ブラッドベリ作 川本三郎誤訳」という、モノスゴイ誤植があったのもたしかこの本だったような……
forceを軍隊と訳したのでしょうか…?
とりあえず出典は、地底人たちに妻を誘拐された主人公ウルフヘッドが牝狼の相棒ジャージルとともに地底世界へと旅立つ冒険SF。作者のハーネスは「20世紀SF・星ねずみ」に収録されていた「現実創造」が好評ですね。
>ダイン
「CGS単位系の力の単位。1グラムの質量の物体に働いて、毎秒毎秒1センチメートルの加速度を生じさせる力の大きさをいう。記号はdynで表す。ニュートンの10万分の1にあたる。ダインは押すという意味の古代ギリシア語に由来する。」(日本大百科全書より)。うわ、むっちゃ弱そう…。
HP :http://homepage1.nifty.com/mimune/
誰もが貧乏で、だれもが希望に満ちあふれた星。だから、他人をうらやましいなんて思わない。がんばればきっと、なんでも手に入れられると思っている。
銀河鉄道999に登場する星には、悲しい星、イヤな星が圧倒的に多い気がするのですが、例外もあります。「これからの星」は、いい星、というよりも、当時の松本零士自身の持っていた圧倒的な「若さへの羨望」みたいなものを感じます。自分自身が歳取った今では。
いつもの駆け込み乗車をバックに、高らかに歌い上げるようなメーテルの台詞がかぶるシーン(TV版)から、投稿します。
作品そのものの時代の若さというのもあるかも…今の若者は、がんばればなんでも手に入れられると思っているでしょうか。
ずっと「これから」の星というのも、考えようによっては悲しい星だと思いますが。
HP :http://homepage1.nifty.com/mimune/
銀河鉄道999は、機関車そのものが自我を持つコンピュータです。
ヤーヤーボールの計略で、鉄郎とメーテルを残して出発してしまった銀河鉄道999。車掌さんの怒りの説得(?)でUターンすることになったものの、規則外の行動をとってしまったことに、機関車は落ち込みます。
そんな機関車が、「男として当然のことをしたんだから悔いは無い」という車掌さんの言葉に応えての、一言です。確かにおっしゃる通りです(笑)。
余談ですが、アニメ版で、機関車が車掌さんの説得で、自分の判断(規則を守ること)にだんだん自信を失い、最後に折れてバックするシーンは、思い出の名場面です。
なかなか、慰めの言葉に窮するところですね…「男でも女でもなく人として」とは言えないし、「機械として」ならば規則を破ったことは存在意義に関わる違反ことですし。
「ゲッターエネルギーとは!?」
「そうかこれが、ゲッター…エネルギー…!ああ…!」
『命…!!!!!』
HP :
またゲッター號です。ええ。私の中でこの作品は聖典のようなものです。
「ゲッター」の一部となったものには、永劫の時間を掛けても理解することができない宇宙の真理と一体になれるそうです。できることなら、私もゲッターに取り込んでもらいたいものです。
そういえば、また新しく全13話でゲッターが出きるそうですね。楽しみです。
じゃあ「命」って何なのか。宇宙の真理だけあって、表現の方が追いついていない模様です。
一体になることと、それを理解することとは別のことなのかも知れません。
…(中略)…
あらたな体を得ることによって、それまでの心を失ってしまうのなら……。
それは進化と呼べるのだろうか?
HP :
五億年前に栄えたカンブリアン帝国。その帝国に、環境の激変による滅びの刻が近づいた頃、臣民たちの選択はふたつに分かれた。ひとつは、自らの肉体を、炭素系以外のもの(機械でも珪素でもありません、とだけ申し上げておきます)に改造する方法。もうひとつは、先の方法に引用文のような疑問を抱き、化石となって永き眠りにつき、刻を越える方法。そして両者の道程は、現在に至って再び交叉することになる…。
擬人化された「バージェス・モンスターズ」たちを育てるPS2用ゲームから、七つあるエンディングのひとつ、その終盤近くより。
ネタバレになるので、詳しくはお話できないのですが…「なぜ人型なのか?」「なぜ、五億年の刻を越えて甦ったのか?」「なぜ女の子ばかりなのか?」といった疑問に、ことごとくSF流の回答を与える設定、とだけ申し上げておきます。
(…これで、もう少し洗練されたシステムが備わっていたならば、「ゲームの殿堂入り」クラスの名作にも成り得ていたでしょうに……惜しい、あまりに惜しい)
BGM:「夏の日、残像」アジアン・カンフー・ジェネレーション
ついに出してきましたか。しかし帝国って…。バージェス・モンスターが文明を築いていたという設定は、公式サイトをみていても全然読めなかったです。
>もう少し洗練されたシステムが備わっていたならば
育成系ゲームは、慣れるとどうしても作業的になってしまいますからね…。
HP :
初めまして、阿部ピロシと申します。
「めい言集」非常に楽しい内容で、何度も拝見しております。このような魅力的なサイトを作って下さって、本当にありがとうございます。
瀕死の重傷を負った同僚の女性に、ロボコップことマーフィー(逆か?)が言う台詞がコレ。字幕ではだいぶ違ってたと思うんですが、英語では確かThey fix everything.とかなんとか言ってたはず。うろ覚えですが。Theyはロボコップを作ったオムニ社の人々ことです。
短いながら、発言者の顛末やなんかを考えると、物凄く皮肉な意味合いがある名文句だと思うんですが。
やりすぎな暴力描写、暗い雰囲気、トンチ話みたいなオチ…等々、大好きな作品の1つです。
fixは「物を定位置に固定する」というのが元の意味らしいです。家族を失い、任務のあとは機械として定位置に固定させられる自分の体や、そのようにしたオムニ社に対する皮肉の意がこめられているとも解釈できそうです。
前に名文句で出たときにも書きましたが、この映画のところどころに挿入されている未来世界のCM、ブラックジョークがきいていて結構好きです。
HP :
小松左京の作品でも、かなり笑ったうちに入ります。
三千年前の人間が書いたものだとされる古文書の現代語訳に戸惑う調査官達が最初のうちは印象的でしたが、2周目に突入した時には、初っ端からこんな重大ヒントを挙げてしまっていいんだろうか、とも思いました。
まあ、最初の内にこんな事言っても分かる訳が無いけれど。
古代遺跡で発見された鉛の箱。中には当時の「子ども」が書いた文章が入っていた…。
笑える一方で、冒頭の「養魚池」の一節を前提にするとなかなかゾッとさせられる話でもあります。
進化の袋小路だ
HP :
バイオテクノロジーで生まれた天才双生児、静と凛。二人は殺人ウィルスを間にして激しく争います。そして最後の直接対決。「進化の頂点に立ってみせる」と言う凛に、静は言います。「自分のテロメアを調べたことがあるか」 二人の天才児を生んだバイオテクノロジーには、致命的な欠陥がありました。彼らの寿命は……。
この設定はTV版独自のものです。
この言葉自体は凛に向けて言っているのですが、この科白をテレビで聞いたとき、人類そのものについてもかと考えてしまいました。人類が頂点にあるのか、まだ進化の余地があるかどうかについてはともかく、滅んでしまえばそこは袋小路だったということになるのでしょうか。
ある種が進化の過程にあるのか袋小路なのかということと、それが絶滅するか栄えるかということとはあまり関係ないんじゃないでしょうか。進化が環境への適応によって起こるのだとすれば、自分に都合のいいように環境の方を変えられる人類は、ある意味進化の袋小路に入っているのかも知れないです。
HP :
マッドサイエンティストを定義することは非情に困難ですが、第79集nayutaさんの投稿に、納得しやすい一文がありました。
そこへ登場したアフリカゾーンの天才科学者ニシキ先生はたちまちウルトリアを調べ上げ、その機能のほとんどを解明しました(実際ウルトリアにワープ機能があることを発見、跳躍を完璧に制御しています)が、それでも機能不明のボタンが残りました。
ニシキ先生は自分を含めた地球の科学者にその機能が解明出来ないと判断するや、直ちにそのボタンを押しました。無論他の機能(自爆とか暴走とか)を全て把握したからこそ出来る無茶なのでしょうが、脇で見ている者には心臓に悪い話です。
『全知全能を傾けても届かない部分へ、更に一歩踏み出す勇気…』
マッドサイエンティストだけじゃありません、我々だってそんな『勇気』を持っていて然るべきなんじゃないかなぁ…と、最近愚考している次第です。
この場合はマッドサイエンティスト以前に、この博士が「ボタンがあったら押すだろう〜!?」という性格だったんじゃないかという気もします。
>全知全能を傾けても届かない部分へ、更に一歩
ただしその勇気を発揮するのは、あくまで全知全能を傾けた後にするべきでしょう。
HP :
火星に着陸した宇宙飛行士一行を謎の物体「テセラック=4次元立方体」が襲い掛かった。そのとき、「人生はったり」がモットーの筑前が放った一言。まさに、はったりですねえ。主人公の度胸との対比が面白いです。
それにしても、こんな良作が打ち切りとはヤングサンデー編集部っていったい…。
いろんな伏線を張ってこれからってとこだったのに。
>こんな良作が打ち切りとは
それでは、作品そのものもはったりで終わってしまったということに。
「プラネテス」「MOON LIGHT MILE」とこれを一組にして平積みしている書店をみたことがあったんですが。
HP :
サンライズ制作の勇者シリーズと呼ばれるロボットアニメの今現在、最後のTV作品勇者王ガオガイガーから…主人公、獅子王 凱が必殺武器ゴルディオンハンマーを叩き込むときの決め台詞。
実はガオガイガーは意外と内臓武器が少ない。史上最強のロケットパンチ「ブロウクンマグナム」(オプションでブロウクンファントム)敵の攻撃を五芒星の形(何故!?)にしてはね返す攻防一体の「プロテクトシェード」 そして最大の必殺技「ヘルアンドヘブン」…三つしかないじゃん。あとは膝のドリルぐらい…
えーだがしかしヘルアンドヘブンは凱の身体に多大な負担をかける諸刃の剣であった。そこで開発されたガオガイガー専用必殺ツール「ゴルディオンハンマー」。あらゆるロボット作品のなかでもトップにランキングされる極悪な武器である。その力は…あらゆるものを光の粒子に変換してしまうのだ!!
見た目がピコピコハンマーそっくりなのも敵を油断させるために違いない!!
しかしそれ以上にすごいと思うのは、出てくるロボットの(このシリーズのロボットは全部そうですが)最後にしての最強の武器が勇気やど根性という点でしょう。精神論でぶっ壊れても戦うロボット…ある意味一番すごいテクノロジーだと思うのは自分だけでしょうか?
ぶん殴られると目から光が出るハンマーは数あれど、全身丸ごと光になってしまうハンマーはこれだけ?
弟マシンで宙に舞う
HP :
何か思ってるよりずいぶんとマイナーらしい特撮物「兄弟拳バイクロッサー」のOPの歌詞(だったと思いますEDだったかな?) 自分の知り合いは皆、知ってるんですけど…そんなにマイナーかな?
兄弟拳の名の通り、主人公は二人の兄弟 水野 ケンとギンジロウ。バイクロッサーの脅威の必殺技「ブレーザーカノン」はインパクトだけなら現在もトップに輝くほどである。ではその発射プロセスを見てみよう。
まず弟が専用バイク「ギンクロン」で疾走!!そしてジャンプ!!
兄がそれをガシッとキャッチ!!(すげえ!!)
その反動でズザーッとありえないぐらいスライド!!
弟が乗ったバイクをそのまま担ぎ上げ構える!!
車体からモニターとトリガーが迫り出す!!
照準セット、シューティング!!
ヘッドライト部分から波動砲発射!!
ちなみに弟はこの間バイクに座ったまま…何の意味があるのやら?
で、この歌詞はそれを歌ったものなんですが…聞きようによっては兄が弟に撥ねられたように聞こえる…
「宇宙鉄人キョーダイン」なら知ってるんですが。こっちも原作は石森さん。
HP :
お久しぶりです。
台詞はパーパソイドと呼ばれるAIの物。
手に入れるのが遅くなって、読み終わる頃には投稿されてるだろう、などと思って投稿しなかったのですが。幾ら待っても誰も投稿しないので自分で投稿しました。小川一水って人気ないのか?
個人的には将来知能ある機械やらなにやらが、自我を持って、彼らが誓いを立てる対象はエニアックではなくてインド人であって欲しいと思う毎日です。
インドでコンピュータの神…「シューニャ(サンスクリットで「空」「ゼロ」)神」とか?秋山完の世界では「アイザック・エニアック神」でしたな。
小川一水に人気がないということはないと思いますが、「導きの星」は「第六大陸」の影に隠れていまひとつ目立ってないような感も。私は、好きなんですけどね。
「伏線」など張るひまも無く
「説得力」のある破壊なんてあるものか
「ある日」がいつくるか…
今日にも…
プツン・・・・
HP :
征地球論と同じく藤子不二雄SF短編シリーズから。初めて読んだ時にはそのオチにひどくショックを受けた。冷戦の後、多くの人間は「あの日」の悪夢は過去のものと思っている(自分もそうだが)しかし、この台詞の語る「現実」の前には忘れたフリをしているに過ぎないのかも……
作品中の人物が言っている通り、現在の人類全てが置かれている現実をこれほど端的にあらわした言葉もないだろう。
人類全てとまで大きく拡げなくても、生きている個々の人が等しくもっている不条理でしょう。
HP :
スペースオペラの古典であるレンズマンシリーズから。
戦勝記念のパーティーから抜け出してヒロインと逢引き?している主人公を出歯亀していた上司の一人、外科部長のレーシー博士が言った台詞。二人はベストカップルだと言いたかったのだろうが。この台詞のせいで自分の中では[レーシー博士=愛すべきマッドサイエンティスト(ドクター)]の公式ができてしまった。(余談だがもう一人の上司であるへインズ長官との掛け合いもシリーズを通じて笑える)
人を褒めているというより、まるでお気に入りの競走馬でも眺めているような。たしかにふたりの子どもは名馬に育ちますけどね。
リプミラ「ロボットだロボット!」
ゲン「どう違うのだ?」
リプミラ「…人間の乗ってないやつだよ」
HP :
実物のロボットによるメカ物で人気の高い映画の星「テビレ・アミメ」を訪れていた十鬼島ゲン一行の前に突然現れ、アクションの弟子入りを志願した某空爆ロボ似の巨大ロボ「姓は超機動、名はグラジオン」(もちろん人間は乗ってません)。その時のリプミラとゲンの会話から。
空にそびえる黒鉄の城を観て以来、パイロットが乗り込もうがどうしようが人型の巨大メカを”ロボット”と呼ぶことにすっかり慣れてしまいましたが、厳密には両者は別ものなんですよね。作者長谷川裕一の”SFもの”としてのこだわりがほの見える文句です。
ちなみに、グラジオンがゲンにアクションを学ぼうと思い立った理由は「地球の乗り物は全てトランスフォーマーで人間は全員正義の秘密戦隊」という大勘違い宇宙TVドキュメントを真に受けたためでした。この番組のタイトルは、確か以前どなたかがご投稿されていたと記憶してます。
コンバトラーVや「超電磁」とかガンダムの「機動戦士」は、苗字だったのか…。サッカーの帰化外国人みたいなもん?(コンバトラーやガンダムは「ロボット」でなく「モビルスーツ」だから、例としては適当じゃないんでしょうが)。
>確か以前どなたかが…
ああ、「サンダー・クロス」のやつですね。あれは爆笑でした。
HP :
少女アスミが元宇宙飛行士で幽霊のライオンさんに言った一言。
そのロケットが原因で母親を失ってるのに…。
この何気ない一言が原因で本当にロケットの運転手=宇宙飛行士を目指しちゃうんですよね。なんと健気なこと。
いい年こいて漫画読んで泣いちゃいましたよ。
恥ずかしいやら、切ないやら。
「運転手さん」というのがまた泣けますな。
しみじみしたものを感じる一方で、落ちたのが自衛隊のファントムだったら間違っても同じ話にならないだろうな、と微妙に黒い考えが頭をよぎったりもするのですが。
「あっ、みなさん。夜分お騒がせしてすみません。壊した分は全て弁償しますので。」
「おお!金持ちの島本さんが保障してくれるんだ!」
「オレ達も応援しようぜ!」
「よかった。ウチは建てかえようかと思ってたのよ。」
HP :
スカルキラー邪鬼王に出てくる島本ファミリーは、どこかずれていて好きです。特にお母さんのずれっぷりは見ていて楽しいです。研究所に襲撃してきた敵と邪気王との初戦闘時も「なんなの夜中に。近所迷惑でしょう。やめなさい。」ですからね。こういう細かい設定、好きです。
度を過ぎてものを壊した敵に対しては、腰に手をあてて叱りつけてそうな雰囲気。
弁償してくれるなら、むしろどうぞ壊してくれと言いたげな近所の面々も相応にずれてます。町内仲よさそう。
「いえ、始まるのです。新しい旅が…」
HP :
最終手段として今まさに放たれようとしている核ミサイルを食い止めるために、発射準備を待つ真ゲッターの中での竜馬とタイールの会話です。號より先にゲッターの意志に触れていた竜馬は、この戦いの先にあるものを感じ取っていたのかもしれません。
雰囲気的には、最終回かその一歩手前というところでしょうか。「新しい旅」の行き先が火星とか。
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