第98集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第100集を見る
高貴な動物は常に虚弱なのですから、仕事は品性下劣な男性にやらせるのです。しかも男性なんて、コンピューターやロボットにさえ劣る労働力なんです。男は、ほんとは女性に声をかける資格もない下等動物なのです。
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筒井康隆「懲戒の部屋」 「懲戒の部屋 自選ホラー傑作集1」に収録 「アルファルファ作戦」にも収録
紹介 :可児歳蔵 様
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人の価値を決めるのは、生まれた標高でも居住空間の広さでもない。結局はすべてを奪われ裸にされたとき、自分からすすんでなにをするかなのだ。
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石田衣良「ブルータワー」
紹介 :ぽちぽち 様
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善次「みんなぱらいそさいくだ! おらといっしょにぱらいそさいくだ!!」
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諸星大二郎「生命の木」 「妖怪ハンター」に収録
紹介 :屋良一 様
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今日 人類がはじめて 木星についたよ
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柳原幼一郎作詞作曲・たま「さよなら人類」
紹介 :可児歳蔵 様
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There can be only one!
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ラッセル・マルケイ監督「ハイランダー」
紹介 :ヲヤヂ13 様
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「ジオンを叩いた後、連邦も叩くかい??」
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富野由悠季監督「機動戦士ガンダム」
紹介 :まだん 様
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「機長大変です!!
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藤崎竜「サクラテツ対話篇」
紹介 :北斗 様
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「あたしは人が造った物に負けたくないの
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藤崎竜「PSYCHO+」
紹介 :北斗 様
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「ウルトラマン、ウルトラマン、ウルトラマンか!まるで世話になりっぱなしだな!年賀状も暑中見舞も忘れるな!」
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円谷プロ制作・若槻文三脚本「ザ☆ウルトラマン 第41話『激突!ウルトラマン対ウルトラマン!』」
紹介 :新伴仙司 様
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わからんのか、ブロンソン!!!
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山田芳裕「度胸星」
紹介 :冬寂堂 様
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大いなる星空のもと
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R・A・ハインライン「鎮魂歌」(井上一夫訳) 「月を売った男」に収録
紹介 :冬寂堂 様
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今にょ! 今をいちばんたのしい時間にするにょ!
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小林靖子脚本「ぱにょぱにょデ・ジ・キャラット 第12話『たのしい時間をつくるにょ』」
紹介 :目は心の窓 様
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ダイナァァ!何時までそうやって寝てる気だぁぁぁ!!
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円谷プロ制作・長谷川圭一脚本・村石宏實監督「ウルトラマンダイナ第26話『軌道要塞(クラーコフ)浮上せず!』」
紹介 :新伴仙司 様
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「貴様のような奴がいるから戦争が終わらないんだ!」
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富野由悠季監督「機動戦士Zガンダム」
紹介 :砂漠の狐 様
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たかがインフルエンザじゃないか!
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小松左京「復活の日」
紹介 :可児歳蔵 様
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ガレキの底に俺たちの世界を作る…それも悪くない
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中平正彦「破壊魔定光」
紹介 :神野 恵 様
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宇宙人「地球の皆さん、わがセ○クス星へようこそ……」
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ながいけん「宇宙戦艦金剛 自主規制の星」
紹介 :猛魂 様
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「広瀬博士が言っていたけれど、」
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高齋正「燃えるサーキット」
紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
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自然の電波はおいしいねェ〜〜
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やぎざわ景一「ロボこみ」
紹介 :屋良一 様
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トビオよ、見ているか
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セガ製作「ASTRO BOY 鉄腕アトム −アトムハートの秘密−」
紹介 :ウェイジマン 様
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HP :
物語世界における男女の認識を一言で表したセリフです。
多分300年後にまだ人類が生きていれば、「男性に選挙権を」なんて言いながらポストを爆破したりしている組合が現れるんでしょうね。
満員電車の中、トラフグ顔の女性に痴漢のぬれぎぬを着せられた男が陥る地獄絵図の話。
SF的設定はちょっと微妙なんですが、昭和46年の国会で女権保護委員会が男性懲戒権を獲得したという、ウーマン・リブがマン・デスの方向に発展した平行世界の日本が舞台ということで。
なんといっても恐いのはラストで主人公の男性にほどこされる「腎虚刑」のすさまじさ…。
HP :
池袋ウエストゲートパーク・シリーズで有名な石田衣良のSFです。
「黄魔」と呼ばれるウイルスのために破滅に瀕した200年後の世界。(「復活の日」を思い出しますね。やっぱり風邪は百病の王です)
人は高さ2キロの塔に拠って生きていますが、その世界にあるのは、深刻な垂直問題(高位の階層に住む者ほど地位が高く、富もテクノロジーもそのほとんどを高位者に独占されている)。
これ以上書くとネタバレになりそうなので書けませんが、この名文句は、全体の3分の2ほどの所にある文です。テロと内戦が激化して、ほとんど戦場のようになった病院の手助けに駆けつけた主人公達が、不眠不休で救助活動を続けるシーンです。どこかで聞いたような台詞だし、中学か高校時代に担任から似たようなことを言われたような気もしますが、ちょっと、素直に、じ〜んとしちゃったもので。
ラストについては、言いたいこともないじゃないんですが、嬉しく思っている自分もまた、半分います。
初登場かな?石田衣良。
J・G・バラードの「ハイ・ライズ」を連想しました(こっちは40階立てマンションとこじんまりしてますが)。社会問題をそのまま可視化するというのは、わりとポピュラーな手じゃないかと。
三じゅわん「ぜずさま!」「ぐろうりやのぜずさま!」
重太「わしもつれていってくだせ わしもつれていってくだせ」
HP :
すべて光となって消えていくようだった……あとには巨大な光の十字架が立ちあらわれ近隣の村からも見えたという
「新世紀エヴァンゲリオン」の元ネタの一つにして私のような齢40を超えるSF者にとっては忘れられない名セリフのひとつです。
旧約聖書におけるエデンの園において、禁じられた二つの木のうちの一つ「生命の木」の果実を食べて不死の身となり、生きながら「いんへるの」に堕とされる者となった「じゅすへる」の子孫、その数万年を超える長き苦しみに救いをもたらせるために救世主が使わされた。その顛末は、しかし、あまりにも陰惨で、同時に神々しい神秘の御業なのでした。
「ぱらいそさいくだ」のフレーズはどこかで見たことがあるような気がするのですが、作品そのものは未読だったのであちこちのサイトを見て回りました…映画化の噂がちらほら?
どこを見ても好評価みたいですし、最近文庫化された自選短編集でも読んでみようかと考えてます。
ピテカントロプスになる日も 近づいたんだよ
HP :
音楽からの出典が許されるならば、紅白歌合戦にも出たこの曲で。
第四次世界大戦は石ころと棒で戦われると言う、私が座右の銘に近い状態にしているアインシュタインの言葉にぴったりはまる言葉です。
過ぎたる進化は退化に同じとまでは言いませんが、その気は既に出て来ていますし。
はじめて聞いたときは「2001年宇宙の旅」がモチーフなのかと思ったものでしたが。
改めて見直してみると、けっこう恐い歌詞のような気がしますね。
HP :
ハイランダーにはいろいろ名台詞がありますが、やはり一押しはこの台詞ですね。
劇中で何度か耳にしますが、いちばん印象に残るのはコナーがクルガンの首を刎ねた後のシーンかな。
16世紀のスコットランドと現代のニューヨークを舞台に繰り広げられる不死人の物語。
あらすじはなかなか面白そうだと思ったのですが……パート2で主人公が実は○○○だったというのは、ちょっとどうかなと思ってしまいました。不死人テーマはそれだけでSFの定番のひとつだと思うので、無理にそっち方向に行かなくてもよさそうなものなのに…。
HP :http://homepage1.niftycom/madannoshasyu/index.htm
ア・バオア・クー攻略直前のホワイトベースの中で、
ジオンも連邦もやってる事は大同小異ではないか?と言う話をみなでしていた時の、カイが放った言葉。
正確にはこの言葉の後に「え?セイラさんよ」と続きがあるのですが、ここでは切り落としました。
今にしてみれば、後のガンダムの世界を予想させるような発言でした。
(連邦も内側から腐っていきましたからね)
皮肉にしても、大砲を持った(彼の場合は両肩に背負った、か?)人が口にするには問題のある言葉だと思うんですけどね。
後のガンダム世界もさることながら、連邦の象徴的な存在でありながら連邦や連邦軍にとうとう帰属意識をもてなかったホワイトベースの面々の立場も、端的に表れているんじゃないかと。
例の少年が大統領で攻撃しています!!!」
HP :
もうひとつは、哲学者の名前が冠された登場人物がぞろぞろ出てくる『サクラテツ』より。
都心の一等地にちまっと鎮座ましましている桜家の長男、テツ。税金やら何やらに必要な金を稼ぐため日夜アルバイトに勤しむ彼が必死に守るその土地へ、ある日突然、未来人と宇宙海賊と地底人が侵略を仕掛けてきた…!!
そんな異常事態を打開するため派遣された自衛隊旗艦プラグマティズムに飛び乗り、その舳先に立っていた日本国大統領を振り回して破壊の限りを尽くすテツ。それをを目撃したクルーの台詞がこれです。汎用性はともかく、インパクトは大きいと思うのですが如何でしょう。
しかし、この大統領、日本国とか言う割にアングロサクソン系だ…「ユーアークレイジー!!」とか叫んでるし(笑)。
登場人物名の元ネタの哲学者名、サクラテツに地底人ジークムント(・フロイト)に 未来人アリス(トテレス)に大統領デューイ(…十進分類の人?)は見当ついたんですが…。 宇宙海賊ファイヤアーベントが分かりませんでした。オーストリアの哲学者とのこと。
だからこうしてセンサーの後ろにいてライトを灯けさせないの
こうする事であたしはセンサーに勝っているわ!」
HP :
今回は藤崎竜作品より二題。まずは『PSYCHO+』より、人工物に負けたくない少女、水の森雪乃の台詞。
綿貫緑丸はその名の通り、緑色の髪と瞳を持って生まれてきた少年。その容姿ゆえ常に周囲の奇異の目に晒されていた彼が深夜の公園で出会った少女は、彼の髪や目は自然で綺麗だと言うのであった…。
なんて感じで始まるこの作品。一般受けはしなかったらしくあっさり打ち切られてしまいましたが、この世界観は好きです。ついでに画風もこの頃のが好み。
子供の頃、わざと自動ドアのセンサーを避けたりしていた覚えのある自分にはちょっと共感できる台詞だったり…え、そんなことしてたの自分だけ?
ヒット作「封神演義」より前に掲載された作品なんですね。知りませんでした。
>そんなことしてたの自分だけ?
いや、私にも覚えが…。どんくさいのであんまり勝てませんでしたが。
HP :
ヒーローの存在に対するアンチテーゼとしては『ウルトラマン・小さな英雄』のイデ隊員の台詞が有名ですが、ウルトラシリーズではたびたび、超人に対して普通の人間が抱く想いを描いています(逆に普通の人間に対する超人の想いも描かれている)。
この台詞はウルトラマンの戦争に巻き込まれ、地球の立場が刻一刻と悪化、同時に部下達のウルトラマンに対する依存度も急上昇する様子を目の当たりにした、地球防衛軍科学警備隊のゴンドウキャップが腹立ち紛れに漏らした捨て台詞です。
>「ヒーロー」がもしいたら…この編集長のように明確な反感はもたないでしょうが、良いことも悪いこともやる気をなくしてしまいそうです。
小生も無気力に陥りそうな気がします。
ヒーローが実在する世界でもアクティヴに生きられるとしたら、その人は紛れもなく超人だと思います。
「マーヴルズ」の編集長のようなヒーローに対する憎悪ではなく、自分や部下に対する苛立ちと皮肉へと向かうあたりは、性格の差というものでしょうか。
通信不能になった理由はアレだ!!!
アレがスチュアート達の着陸機までぶち壊したんだ……!!!
この手で……
一発ぶちかましてやらなきゃ気が済まん!!!
HP :
もう一つ、月に行く話を出したので、火星に行く話からも投稿します。
友人が誰かに危害を加えられたら、誰だってその相手に腹が立つもの
ましてや、友人がケンカ友達ならなおさらでしょう。
それにしても…殴るのか、アレ(テセラック)を?
今まで読んだSFの中でも一、二を争う豪快な台詞だな・・・
この作品からのご投稿は2度目ですが…。テセラック=4次元立方体って、殴ったらどんな感触なんでしょう?
墓を掘りてわれを横たえよ。
喜びに生き、喜びて横たわれり!
我が墓に誌す詩(うた)はこれなり──
ここにかれ、あこがれの地に眠る、
海より出でし海の子の故里(ふるさと)は海、
山より出でし山の子の故里はここなり。
HP :
ハインライン「月を売った男」の続編から投稿します。前回すんでのところで目的を果たせなかった主人公のD・D・ハリマン氏もすでに老い、ロケットに乗ることがすでに危険な状態になってしまいます。それでも月へ行くという夢が捨てきれない彼がとった行動とは──。投稿した台詞は、作品冒頭に載せられた。サモアの高い山のなかにある墓の一つに刻まれたもので、作品のテーマを明確にあらわしています。かつて、野田昌宏先生が、「天の光は全て星」を「文系ならではの宇宙の目指し方」と著作のなかでいっていたと思いますが、これもまた「宇宙の目指し方」の一つだと思います。
内容的には続編ですが、書かれたのはこちら先だったんですね。
私がこの作品を読んだのはハヤカワ文庫の短編集「地球の緑の丘(宇宙史2)」で、題名は「鎮魂曲」になっていました。
−−−−−
はるばると星輝ける空のもと
墓を掘りてわれを横たえかし
喜びに生きしわれ死ぬも喜び
いまはわれ進みて横たわらん
わが墓に刻むべき詩句はこれ
ここに男ねがいし地にもどる
海が家なる船乗り海より帰る
また狩人は帰りぬ丘の上より
−−−−−
訳者の矢野徹氏もお亡くなりになってしまいましたねえ…。
現在新刊で読めるのはどちらでもなく、河出書房の「20世紀SF1・星ねずみ」に収録されている白石朗訳。何度も訳されているのは、それだけ名作ということでしょう。
HP :
はじめて投稿させていただきます。
このアニメ自体はファンタジー系キッズアニメであってSFというわけではないのですが、その第12話には時間旅行者だという少年が登場します。
でじこ(主人公)たちはおなかを空かせていた彼にごはんを食べさせてあげるのですが、少年はそのお礼に、自分は時間を自由に往き来できるから、でじこたちを「今まででいちばん楽しかった時間」に連れて行ってあげようと言います。
今まででいちばん楽しかった時間はいつだろう、とでじこたちは悩みますが、その後すったもんだがある中ででじこたちは少年がずっとひとりぼっちで寂しい思いをしてきたということに気がつきます。
そして、最終的にでじこたちが結論づけた「今まででいちばん楽しかった時間」を少年に告げるのが、上の台詞です。そしてでじこたちは、少年がこの時間にいられる刻限まで、彼と思いきり楽しく遊ぶのでした。
時間軸の中から「今」という点をとりたてて選択する、というあたりがSF的感性をくすぐられたのですが、いかがなものでしょう。
>ファンタジー系キッズアニメ
ジャンルもさることながら、視聴者の主力がキッズなのかがやや疑問ですが。
今を楽しい時間にした後で時間旅行者に頼んで、そこにいる皆をその時間が始まった時点に連れて行ってもらえば、「いちばん楽しかった時間」に好きなだけいられるなあ…と、名文句の教訓をかなぐり捨てた後ろ向きな考えが。
しかしそうすると、繰り返される度に元の時間へと戻るでじこたちの数は倍々に増えていって…結果、そうすると決定した瞬間「楽しい時間」は無数のでじこに埋め尽くされるということに?
地球がピンチなんだ、聞こえるかダイナァァ!
お前が何者で、何故俺達のために闘うのか知らねぇ。
でも、この星のことが好きなら!人間を、俺達の仲間を嫌いじゃなかったら!!
もう一度立ち上がってくれぇぇぇぇ!!!
HP :
汎用性が余りなさそうな台詞シリーズ第2弾。
発したのは地球平和連合TPCの実働部隊スーパーGUTSのヒビキゴウスケ隊長です。
狡猾で傲慢な異星人の策にはまり込んだ地球平和連合TPCは戦力を分断されて大苦戦、刻々迫る地球滅亡を回避せんと登場したウルトラマンダイナも氷付けにされてしまった。人類殲滅を目前に、スーパーGUTSのヒビキ隊長は単身南極へ出撃、ダイナを砕かんとする怪獣を寸前で食い止め、上記の台詞となります。
と言うわけでみなさん、目の前で死んでいるウルトラマンを叱咤激励で生き返らせようとお考えの際は、是非とも使ってみてください。
追伸:平成3部作では、『ティガ』は文系、『ガイア』は理系のイメージがあります(個人的見解)が、『ダイナ』は文句為しに体育会系です。
どうせなら先輩のように、女性隊員に「貴方の地球がピンチなのよ!」と言ってほしかったんじゃないですかねえ、ダイナも。
>汎用性
地球云々を言いかえれば、前のよりは使えるんじゃないでしょうか…格闘技の応援とか。
「俺は貴様ほど人を殺しちゃいない!!」
HP :
カミーユとジェリドの最後の対決時の会話なんですが、戦争を題材にした作品で主人公が大活躍するというのは確かにこういう事になります。
戦争までとはいかなくとも昨今は戦いを前面に持ってくるアニメは非常に多いのですが、これらを作っているスタッフ達の中で戦いとはどういうものかを冷静に見極めている人はどれくらいいるのでしょうか?
人間というのはジェットコースターやお化け屋敷といった「安全な恐怖」が好きらしいのですが、それと同じ感覚で他人事みたいに作っている節があります。
だから平和ボケだなんて言われてるんですけど、日本は。
平和ボケから脱却しようとするあまり戦争熱にうかされたり、巻き込まれた戦いで正気を失って「出して下さいよ〜」なことになっては目も当てられないのですが。
…(中略)…
まさか、インフルエンザなんかで!
HP :
風邪を引いている時に読む本ワースト3に確実に入るであろう本書、インフルエンザと言う中々に馴染み深いネタを使って恐ろしい話を展開している訳でありますが、核酸のみの病原体と言うのはこの小説の発表当時には発見されていなかったそうで。
現実が小説に追いつくというのは、日本でもままあるのですね。
20世紀はじめのスペイン風邪などのことを考えると(患者数推定6億、死者2,300万!?)、風邪で世界が破滅するのは想像の範疇に入ってくるのかも。
>ワースト3
あとの2つは?…ロビン・クック「アウトブレイク」とかマイクル・クライトン「アンドロメダ病原体」とか?(風邪じゃないか)
でも もっとふさわしい場所がある!
宇宙さ!
宇宙には何も無い そこに居るみんなが力をあわせなきゃとても生きてはいけないんだ!
HP :
はじめまして、初投稿です。
最近このページを知り、それから毎日1章づつ読ませていただいてます
さて、他の方も投稿しておられる破壊魔定光の9巻からです
SFか?と、聞かれると、ちょっと首をかしげざるを得ませんが、変身ヒーローはSFという認識があるみたいなのでセーフかなと思いました。
文句はコオネとふわわとヒロシの会話から。ネタバレ気味ですが核ミサイル(できそこない、核も積んでない)の次は有人ロケットを作ろうというところ。
非常にSF的で教訓的だと思いました。
共同栄存のくだりも素敵ですが、私はこちらが一押です。
『宇宙には何も無い そこに居るみんなが力をあわせなきゃとても生きてはいけないんだ!』
だけでもよかったかな?
みんなが力があわせなくても生きていけるようになったとたん、争いが始まるんじゃないかと思えてしまうのが、哀しい…。
ピーター中佐「な…何?」
宇「おれは……セ○クス星人オナ○ーセン○リーという者だ…」
…(中略)…
宇「どうした、せっかくのス○トロ料理がさめるぞ……」
HP :
宇宙を一周すべく冒険の旅を続ける宇宙戦艦・金剛の前に現れた未知の惑星。
ボブ長官以下金剛の乗組員は、早速惑星の地表に降りて調査を開始。そこに現れた惑星の原住民が衝撃の事実をもたらす……
誰もが一度は考えるだろうが、普通は絶対使わないネタですよね。
この後ボブ長官は「でも発音が同じってだけで……」と発言した良識派の部下を「こんな星の調査書書いたら狂人扱いされるわ!」「こんな星発見してもニュースは放送禁止だし新聞だって伏せ字だらけになるじゃねえか!」と怒鳴り付ける羽目に。気持ちは分かりますが、ねぇ。
なおこのネタを上品にやった例を「銀河ヒッチハイクガイドシリーズ」で読んだ覚えがあります。主人公の頭に浮かんだごく普通の文章が、遥か彼方で和平交渉中の宇宙人の大使の頭に何故か伝わってしまいとんでもない事態を引き起こす、という内容だったのですが……。
世の中には宇宙全体が直径60億光年のキンタマで、知的生物一人一人がその中のスペルマなんじゃないか、マスターベーションで放出されてしまうんじゃないかと言っているSFだってあるんですから(ただいま、小松左京「彼方へ」読了直後。「物体O」に収録)、セックス星のオナニーセンズリーやスカトロ料理でオタオタしていてどうしますか。
…だったらこのコメントを職場で音読してみろと言われたら、逃げますが。
HP :
名セリフは「インパクト」と「汎用性」。
と言ってもこれだけじゃなんのことだかサッパリだと思います。
これは、人の感情が読めてタイムマシンの研究者で凄腕のドライバーという主人公が過去に戻って人助けするという、これだけ聞けばSFの王道のような作品ですが、実際に読むと90%以上自動車小説なんですねこれが。
で、上記のセリフですが、タイムマシンが故障して過去に島流しにされた主人公を迎えに来た研究員のものです。
実はこの「広瀬博士」が「マイナス・ゼロ」の「広瀬正」氏ではないかと、私は(勝手に)思う訳であります。ので、のほほんと読んでいた私にかなりのインパクトを与えたセリフであります。
万人向けでない、ピンポイントな名セリフということで。
今回は「汎用性」というにはちょっとキツい。
私も家族小説あたりで「オースン小父さんが言っていたけれど、」というフレーズに出会ってみたいもんですが、期待薄だなあ…。
HP :
週刊少年チャンピオン連載中の漫画の第二巻より、ハイキング中のヒロインの悦びの声。(電波ァ?とは言えコイツじゃ空気でも疑問だしな…)っと、心の中だけで突っ込み続ける主人公も心休まる暇が無くてかわいそうだ。
このヒロイン「鈴木ロボ子」は二年生として高校に通う身なのですが、主人公から見るといかにも機械然としたロボットなのに他の人には可愛い系の美少女に見えているようなのです。主人公は心の病でも患っているのか?とも思われますが、ロボ子が事ある毎にロケット弾を乱射したりレーザーで建物を切り刻んだりしている所を見ると、あながちそうとも言えません。私としてはいずれ描かれるであろう「鈴木家にご招待され、家族に紹介される主人公。もちろん「で、式は洋式?和式?」などとからかわれるのはデフォルト。」なエピソードが楽しみでなりません。
やはり太陽黒点が多いときの方が味が濃いんでしょうか。
>可愛い系の美少女
(2巻の表紙を見て)まあ…可愛いんじゃないですか、ロボットにしては?あの手足の細さでどうやって自立しているのか不明ですが。
あれがアトムだ
あれが、おまえのアトムだ
HP :
初めて投稿させていただきます。台詞はゲームボーイアドバンスの「ASTRO BOY 鉄腕アトム -アトムハートの秘密-」ラストより。アクションゲームとしての出来も良好ですが、ストーリーもマリンエクスプレスを土台に開発者が手塚ワールドへの愛情を注ぎまくった傑作で、手塚キャラ満載です。
で、一番おいしいのが天馬博士。本作でも最初は悪役ですが、感情を持つロボットを造った大科学者が息子を捨てたのは「背が伸びない」なんて理由ではなく、死んだ息子の代用品として「心の成長」を止めさせるべきではないからだと告白するあたりで行動に筋が通り、「私の子ではない。科学の子だ」という台詞でプレイヤーの心を鷲掴み。
最後、わが息子・飛雄の永遠の友として共に未来へ進んで欲しいと、分かち難いものという意味の「アトム」(原子の語源ですな)と名付けたと独白するところはいつも泣けます。今回投稿したのはその部分です。
1周目のバッドエンドで火の鳥より時間移動能力を得て(結局はラウンドセレクトですが)人類とロボット両方を救う2周目が始まるというストーリーも、ロボット物・時間改変物のSFとしてなかなかでしたが、科学者・天馬博士のエキセントリックな行動を、科学者らしくも愛情を持ったものに解釈しなおしたところには感動さえありました(まあ、やや推理小説的なセンス・オブ・ワンダーですが)。
元祖では「アトム」の名は天馬博士に捨てられ、売られた先のサーカスでつけられた名前でしたが…だいぶ男を上げていますね、博士。名フレーズ「科学の子」のとりいれ方もうまい。
「マリンエクスプレス」が土台とは、また懐かしい名前を聞きますね。…手塚キャラの総出演作品。
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