第181集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第183集を見る
上には上がいるぜ。もちろん俺の上にもな。
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岩本佳浩「ロックマンX3」(漫画版)
紹介 :ザタンゴールド 様
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駄弁者:
ディフォードは三三〇〇年ごろに、市とエポックという惑星とのあいだに結ばれた契約に違背する陰謀をたくらんで<シティ・ファーザーズ>の指図により銃殺の刑に処された。
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ジェイムズ・ブリッシュ「地球人よ、故郷に還れ」(砧一郎訳)
紹介 :TWR 様
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駄弁者:
「イナゴ男の奴リストラされた事まだ根に持っていますよ?」
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まがりひろあき「よいこのしごと」
紹介 :冬寂堂 様
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駄弁者:
では、次の場合、超人は、どうするべきでしょう。
出典:
梶尾真治「ヤミナベ・ポリスのミイラ男 『マイ・フェア・マミー』」
紹介 :冬寂堂 様
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われわれは人間だから、地球式に連想を働かせ、判断を下している。その結果、異質の外見をわれわれの真実として受け止める。つまり、ある事実を地球から持ちこんだパターンにはめこむことによって、重大な誤謬を犯さないともかぎらない。
出典:
スタニスワフ・レム「エデン」(小原雅俊訳)
紹介 :TWR 様
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「きみや仙水君がよく言うスローガンがあったじゃないか。感謝されないのは……どうのというやつ」
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川端裕人「エピデミック」
紹介 :垂直応力 様
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「前にもいいましたが、政治には協力できません。でもこれはお渡しします。その代わり、中條先生を助けてください」
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三島浩司「シオンシステム」
紹介 :垂直応力 様
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デュマ・ペールの「アントニー」っていう前世紀の古い芝居を、英語とフランス語とドイツ語で上演して居るんです。
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アルベール・ロビダ「20世紀」(朝比奈弘治訳)
紹介 :TWR 様
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人間誰しも、大事にとって置いた思いに別れを告げなきゃならない事があるんだ……
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「ウルトラマンタロウ 第45話『赤い靴はいてた……』」
紹介 :砂漠の狐 様
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1 UFOを見ていないのは注意力が散漫だから
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アーサー・C・クラーク「『2001年宇宙の旅』ロスでのプレミア上映前のマスコミの歓迎会でのスピーチ」
紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
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そ、そんな目で見るな〜! 事故なのだ!
シオドア・スタージョンという古代のSF作家がいるんだが、わたしは彼のを読むたびにいつも胸が張り裂けるような感じを覚える。彼は、わたしがかつて見たような、窓に映るあらゆる光の閃き、スクリーンドアに映るあらゆる葉叢などを見たことがあるようだし、また私がかつてしたようなこと、ギターを弾くことから、二、三週間をテキサスのアーカンソー水路の船上で過ごすことまで、あらゆることをしたことがあるようだ。しかもそうしながらも、彼は小説を書いていたんだろうし、それも四千年前のことなのだ。
出典:
サミュエル・R・ディレイニー「エンパイア・スター」(米村秀雄訳)
紹介 :TWR 様
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駄弁者:
どっちを向いても 宇宙
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山川啓介作詞・大野雄二作曲・ヒデ夕樹歌「夢の舟乗り」(NHKテレビアニメ「キャプテンフューチャー」主題歌)
紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
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駄弁者:
「じゃあ、ほかにどうしようもないときには、おとなしく食われてしまえと言うことですか」すると、法学者はにこりともせず、こう答えたものだ。
出典:
アーサー・C・クラーク「メデューサとの遭遇」(南山宏訳) 『太陽系オデッセイ』に収録 『太陽からの風』にも収録(「メデューサとの出会い」伊藤典夫訳)
紹介 :TWR 様
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今日はツイてるか、アンちゃん
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マイケル・ベイ監督「トランスフォーマー」
紹介 :神凪御子 様
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一つだけ忠告する。
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円谷プロ制作「ウルトラセブン 第48話『史上最大の侵略(前編)』」
紹介 :砂漠の狐 様
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誰がテメェ等の意見聞いた!!
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「機動警察パトレイバー(OVA)『火の七日間』」
紹介 :砂漠の狐 様
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駄弁者:
脳の左右半球間の対話よ
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フィリップ・K・ディック原作・リチャード・リンクレイター監督「スキャナー・ダークリー」
紹介 :TEAM NORTH-MOAI(R) 様
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あたし ずーっとギモンにおもってたことあるよ
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内田善美「草迷宮」 『草迷宮・草空間』に収録
紹介 :汞 様
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我が名は“エスト”!
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永野護「ファイブスター物語 X」
紹介 :水谷秋夫 様
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ば、馬鹿な!!
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パンプレスト製作「スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION」
紹介 :ザタンゴールド 様
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駄弁者:
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HP :
物語の数年前、レプリロイド(意志を持った機械)が結成した暴走族のリーダーだった男「エクスプローズ・ホーネック」。ひょんなことから彼と戦うことになったゼロは、圧倒的な強さでホーネックを打ち倒す。ゼロの強さに魅せられたホーネックはイレギュラーハンターになり、ゼロが率いる第零特殊部隊の副隊長となった。台詞はホーネックを倒したゼロが去り際に言った言葉。
同じ出典から2つご投稿をいただいたのですが、ひとつはかなり長かったので、ありきたりながら簡潔にカッコいいこちらを。
もともとのゲームが出てから20年にもなるんですね、このシリーズ。
HP :
反重力素子<スピンディジー>によって、都市が丸ごと宇宙船となって交易を行うようになった時代、宇宙都市ニューヨーク市長ジョン・アマルフィの回想。反乱に対して銃殺刑というのは、厳しいけどやむを得ないかも知れません。
しかし、このディフォードという人物は、「宇宙都市」第2部「星屑のかなたへ」の主人公クリスピン・ディフォードのなれの果て。そんな人物をあっさりと(たったの2行)で片づけてしまう。
さすが、ハードSFの雄といわれたブリッシュ、やることがハードですよ(チガウ)。
書かれたのは「地球人よ〜」より「星屑のかなたへ」の方が後なので、先の主人公をあっさり片付けたというより、ゆくゆく銃殺される人物を主人公に成長物語をやったということになりますが…。それはそれでハードか。
しかし、シリーズを1から順に読んだ身としては、マーク・ヘイズルトンの役回りを成長したディフォード君がやってくれてもよかったのにな、と思います。
なお「星屑のかなたへ」の内容は、ディフォードの悲しき末路とは関係のない話ですので、未読の方はご安心を。
「何とかして下さいよ大佐〜」
「世知辛いなぁ」
HP :
吉沢宵子は超がつくほどのうっかり者。どれほどうっかり者かというと、うっかり悪の秘密結社に就職してしてしまうほどのうっかり者。毎日、イヌ男やブタ男といった怪人や、戦闘員たちとBC団ことブラッククロス団(BLACK CLOTH団)デスクワーク(世界征服の資金稼ぎのため、通常の会社経営もしている)で働いている。
投稿した台詞は宿敵(?)イナゴ男に襲われた戦闘員たちの台詞から。まぁ確かに恨みには思うでしょうねぇ。つぶし効かなそうだし。失業保険でないだろうし。
それはつまり、仮面をつけたバイクに乗っている人のことで?
前にそんな風に言われて怒っている方もいたような。
雪山が破壊されて雪崩がふもとの町を全滅させようという状況があります。と同時に、ほかの地点では、少女が邪悪な怪物に襲われようとしています。
さて問題です。
一流の超人であれば、このとき、どのような行動をとるべきでしょう。
1.何もしない
2.雪崩に襲われる町を救う。
3.少女を助ける。
4.その他……
HP :
吹原和彦は惑星ズヴゥフルVに住む浪人生。亜空間の入り口が蜂の巣状に寄り集まった得意空間、アトランダム・ジャンクションに程近いこの惑星にある大学を受験し、見事に落ちてしまったのでした。
ズヴゥフルに着くまでの旅費で費用を使い果たした和彦は、ホテルのボーイで糊口をしのいでいたのですが、ある日、そのホテルで行われていたスーパーヒーローの報告会を狙ったテロに巻き込まれてしまいます。その結果、ヒーローたちはバラバラに、大脳のみ助かった和彦は、ヒーローたちの残骸からかろうじて残った部品を寄せ集めて作られた肉体に移植され「怪傑ミイラ男」として戦うのだった!とはいうものの、そこはそれ、カジシンの作品なので通常のヒーローもののように一筋縄ではいかないのでした。
投稿した台詞は、スーパーヒーローの一般常識をミイラ男が教わっているときに教官のキャプテン・パープルが出した問題から。ちなみに答えは「町も少女も両方救う」だそうで、「不可能を可能にするのがスーパーヒーロー」なんだそうですが…まぁ、それくらいできないと確かにスーパーヒーローとはいえないか、シャーロック・ホームズも事件を解決するために同時に複数の場所にいたみたいだし(笑)
昔のスーパーヒーローだったら、悩まずどちらかを選んで、結果的に両方助けることができてしまうものだったような…(あるいは、それこそがスーパーヒーローの資質?)。
HP :
祝「エデン」復刊!これで例の三部作が入手可となりましたことを記念いたしまして。
航法ミスにより惑星エデンに不時着した宇宙船の乗組員一行。現地の住民と不幸なファーストコンタクト(誤解による襲撃)を果たした後の作戦会議にて。
そう、そうでなければならないんです。SFは別世界を描くことが多いですが、別世界に地球流のルールを持ちこんで事足れりとしてはならない。読者に衝撃を与えてこそのSFですよ。
紀伊国屋書店の「読ミガエル名作」で、こちらも復刊されたんですね。
「異質なものとのファーストコンタクト」という点では、「ソラリス」よりこちらの方がテーマが露に出ている感じがしました(ソラリスはロマンスっぽい読み方もできましたし)。
でもコンタクトの先行きについては、ソラリスの「海」よりこちらの方がまだしも芽がありそうな気がします。
「評価されないのは、我らの誇り、です。感染爆発になるのを未然に防いでしまったら、そもそも病気の流行自体がなかったことになるわけで、起こらなかったアウトブレイクについて、感謝とか評価とかしてもらうのは難しいですから」
「それは分かるんだが、実は困る。未然に防いでくれるのは大いに結構。だが、その時に、なんというか、存在感も示してほしいわけだ。FETについては、予算的な面で追求が厳しくてね。この前、新聞に書かれた金食い虫だという批判記事と、国会での健康局長の答弁が問題になっていて……」
「それは隊長や官僚の仕事じゃないですか。わたしは、元栓をみつけて、きゅっと締めるだけです。感染爆発を未然に防ぐことだけを考えますから」
HP :
医療ネタの作品から連続投稿です。こちらのテーマは「疫学」。
関東南部の半島からさらに突き出た半島に位置するT市で起こった集団感染。国立集団感染予防管理センター(NCO)実地疫学隊(フィールド・エピデミオロジー・チーム/FET)の島袋ケイトは現地に入り、未知の病原体と対峙する。
疫学という耳慣れない学問は定義自体も諸説あるようですが、本書では「元栓をみつけて、きゅっと締める」という言葉に象徴されています。一番の理想は感染者が出る前に防ぐことでしょうが、そうするとなかなか評価されない。そういう表に現れない部分を適切に評価するのも官僚の仕事、という気もしますが。
いずれにしても現場で体を張っている人間には(給料と保障さえしっかりしていれば)関係ない・かまってられない話でしょう。
いや、最近からなのか昔からなのか知りませんが、上が「適切な評価」をするために結果を形に表わすのも、現場の仕事と言われるもので…(少々私怨アリ)。
ご投稿のような場合、FETがなかった場合の被害推定を出してみせるのが、まず考えられるやり方だと思いますが、納得したくない相手を納得させるには弱いかなあ。
「ならば断る」
「え?」
「いのちの取引はせん。わしは名誉ある医師だ」
「でも……、手術にはお金がかかります。医者は技術料としてお金を受け取ります。たくさんお金を払えば名医がメスを握るものです」
「わしは組織の長として既得権益を守る立場にあった。しかし個人的には、診療と報酬は独立したものだと思っている。これはもののとらえ方と思われるかも知れんが、わしの中では常に両者を明確に分けてきたつもりだ。それは誰にも押しつけない自分だけのこだわりとしてきた。誇りでもある。だから常和くん、そのデータを無条件でわしに預けてくれ。わしは無条件で君の師の命を救おう」
HP :
第4回日本SF新人賞を受賞した三島浩司の3作目。
既存の医師の存在を危うくする虫寄生治療を探るために、日本医師会会長の細江が送り込んだスパイからの情報が常和の元に届く。倒れた師を救うために常和が取引を持ちかけた所、上記の会話となりました。「ならば断る」と即答するところと「無条件で救おう」の部分、両方捨てがたかったのでちょっと長めの投稿となってしまいました。医師会の会長といえば悪役の定番ですが、本作では硬軟使い分けれる信念の人として描かれています。
しっかしSF新人賞も(デビュー済みだった三雲岳斗は別格として)あとがつづかんなぁ。三島浩司もやっと3作目かぁ。
未読ですが、「診療と報酬は独立したものだと思っている」という部分に感銘を受けました。医療のみならず、専門職一般でも通用する理念じゃないかと思います。
>SF新人賞
私は、第1回の三雲岳斗「M・G・H」とその次の谷口裕貴「ドッグファイト」しか読んでなくて、その著者のその後の作品は読んでないですね…。
HP :
3カ国語で上演された芝居なんて珍しくも何ともない。しかしながら、同時に上演されるとこのように珍妙な光景が出現するのです。
英語劇の舞台 客
仏語劇の舞台 席
独語劇の舞台 客席
20世紀に成ると国境を越えた交流が容易になり、作中のフランスでも外来語が日常的に会話に使われる様にになる。そこはいいんですが、なぜに同時に上演しなきゃならんのか?そういう世界なんですけど(国際化時代の象徴的出来事らしい)、読者は置いてけぼりですよ。更に、客席からのアンコールでクライマックスシーンを再演するのですが、英語での掛け声がなかったばかりに、他の舞台が動いているのに英語の舞台は凍り付いてる始末。そんなリスクをしょってまでやらなきゃ成らないのか?
どうも理解できないのは、わたしが芝居に縁のない人間だからでしょう(読解力のせい?)。
音声だけ多重にすればいいものを…と思うのは、テレビやビデオに慣れた時代の人間だからなのでしょうか?
そんな風にして男は成長していくんだから、お前だって今に同じ思いをするさ。
HP :
童謡「赤い靴」をベースにしたストーリー。
ZATの北村哲也隊員を主人公に据え、彼と幼馴染の女性・山川真里との哀しい再会を描き、童謡中の「異人さん」はドルズ星人に置き換えられ、真里は青い目ならぬ「怪獣メモール」に改造されてしまっております。
ちなみに「赤い靴」の女の子や異人さんは実在の人物だそうです。
歌詞の内容と違う点は、女の子は異人さんの国に出発する前に結核か何かで亡くなってしまったということみたいですね。
「赤い靴」の歌、「今では青い目になっちゃって…」のフレーズが子供心に恐かった覚えがありますが、初恋の幼なじみが怪獣に変わって、異(星)人のお国から送り込まれてきたのでは、それどころの話ではないですな。成長の代償とするには、いくらなんでも苦すぎます。
ご投稿は、北村隊員のセリフ?
2 見ていても信じない
3 宇宙からの訪問者とは無関係
4 3の証明は不可能
HP :
UFOについて聞かせて下さい、と質問された際の答えがこれです。
クラーク先生、ぶっちゃけ過ぎです。
UFOは文字通り「未確認飛行物体」なんですけど、調べてみると機種等確認の取れない飛行機は「Traffic」(民間)や「Boggy」(米軍)、「unknown」(自衛隊)と呼んでいるようです。
私、見た事ありません。
先生、何度も聞かれていい加減ウンザリだったんじゃないでしょうか…言われる前から4を付け加えるあたり。そりゃ「幼年期の終わり」では、序盤から巨大UFOが出てきますが、だからってUFOの存在を信じてるなんて思われたくなかったでしょうし。
ちなみに、私も見たことないです。
紹介 :匿名希望 様 → 第159集へ
HP :
はるか未来、衛星リスにすむコメット・ジョーはふとした事故から、「帝国」を揺るがすメッセージの運び手に巻き込まれ、「エンパイア・スター」に向かう。途上、彼によく似た詩人「ニ・タイ・リー」を評した言葉。ニ・タイ・リーはそんなタイプだと。
この作品が書かれたのが66年、スタージョンは存命でしたが、ここまであからさまな賛辞をどう受け取ったのか、興味深いところです。
しかし、高い古本だった。
彼の名が4千年後にも知られていることよりも、「SF作家」という言葉が通用しているらしいことが、驚きだったりします。
日本では一時期新刊を入手可能なのが「人間以上」だけ(よくてプラス「夢見る宝石」)だったりしましたから、4千年後の彼らより作品に触れる機会が少なかったかも。私にしても、短編をまとめて読んだのは「復活」以後でした。
>高い古本だった。
サンリオSF文庫は概して高値ですが、ディレイニーのは特にそんな気がします(高いだけの価値もあるんでしょうが)。私も古本屋で「時は準宝石の螺旋のように」を見かけて手に取ったのですが、ウン千円の値に踏ん切りがつかず…。
それでも、下の「草迷宮」ほどではないか。
どっちを向いても 未来
どこまで行っても 宇宙
どこまで行っても 未来
HP :
広川太一郎氏を追悼して。
太一郎氏といえばあの個性的な「アドリブ」ですが、この「カーティス・ニュートン」は優等生でしたね。
かの「未来少年コナン」の後番組という事でかなりナナメな目で見始めていましたが、いつの間にか熱心に見ている自分がそこに(笑)。
で、なんといってもこの主題歌です。そう、この世の中どっちを向こうがどこまで行こうが宇宙で未来なんですね(って「プラネテス」かお前は)。
それにしても、結構ショックでした、訃報。
今回は見逃さず順番飛ばしで掲載。
アニメに映画吹き替えにいろいろ出ていらっしゃっていた方でしたが、私が覚えていたのは「ヤマト」の古代守兄さん。まだ亡くなる歳じゃなかったですよね(でも、70近かったとは思ってませんでした)。
どこまで行っても未来と言いつつ、フューチャーメンご一行は過去にも行ってたりしてましたが…。
「それ以上に申し分のない要約はありませんですな」
HP :
探査船「コンティキ」に登場するファルコンは、生命体に接触したときのために作られた規則の説明を受ける。このプライム(最優先)指令は例のプライム・ディテクティブ(干渉せず観察せよ)よりも更に厳しいもので、十分に観察するのは向こう側の生命体なので、こちらからは何の行動も起こせないのです。その結果が上のやりとりにつながるのでした。
相手が知的生命体とはいえ、あまりにも地球的な考え方じゃ無いかなぁ。
この遭遇の場合、相手に知性があるかどうかは確かでないのに、あると想定して「食われて」しまわないといけないという、なんともストイックなプライム・ディテクティブ。「不干渉」の方さえ怪しい某艦長には、とても守れなさそうです。
作品のほうは、ラストでファルコンの立場についてひとひねりが加えられているのも、ちょっと面白かったです。
HP :
オートボット(和名はサイバトロン)の武器のスペシャリスト、アイアンハイドがサムに両腕の武器を突きつけて言い放った一言。
自慢のキャノンを見せたかったそうなのですが……
原文は“Do you feel lucky punk?”ぴんと来た方は鋭いですね。実はこのセリフ、『ダーティーハリー』の台詞なんです。
オートボット達は地球の言語をインターネットで学んだと言う設定が生きていますね。
>地球の言語をインターネットで…
日本に来てたらガンダムの台詞でも使ってたでしょうか。あるいは2ちゃん用語とか…。
戦ってこれ以上、エネルギーを消耗してはならん。
M78星雲に帰る事が出来なくなってしまう……
変身してはいかん!
HP :
度重なる侵略者との戦いで傷ついていったモロボシ・ダン。M78星雲のセブン上司はこれ以上戦うのは危険だとダンに忠告します。
ですが、私はいつも思います。
「忠告するんだったらお前が戦えよ、上司!」と。
>セブン上司
作った側も彼のことを忘れていたそうですが、どうせ思い出したのならもう少し凝った名前をつけてやればよかったのに。
しかしセブンも正式な名前は「恒点観測員340号」なんだそうだから、ある意味つりあいがとれているのかも知れません。
いいか! 俺たち整備に携わる人間にとってこのハンガーはてめぇの技量を鍛え上げる修練の場だ!
その神聖な場所にあんな下らねぇモノしこたま溜め込みやがって!
この大馬鹿野郎共!!
HP :
パトレイバーの活躍を影で支える、地味だが絶対に必要な存在である整備班。
東京の埋立地にある隊舎の中で若い整備班員たちはワイセツ物の収集や釣った魚を干物にしたりする“娯楽”を糧に不眠不休の作業に勤しんでいました。
そんなある日、榊整備班長がワイセツ物の一部を発見。
激怒した班長は班員たちの娯楽の全てを焼却、これ以降同じ物を発見した場合は「永久便所掃除の刑」「逆さ磔の刑」といった罰を科しますが当然の如く班員たちは猛反発。
それに対し大声で叫んだのがこのセリフです。
その後、班員たちは班長の目に留まらぬよう娯楽を求めて暗躍していくこととなったのですが……
弾圧あり、裏切りあり、内部分裂ありとなかなかシャレにならない様相ですが、傍から見る側としては笑えるエピソードなんですよね…。
HP :
フレック(最初に出てくるヤク中)が押井守に見えたのはさておいて。
そうです。頭の中で誰かと会話するのはプログラマの常識です。「小人さん」と呼ぶ人もいます。結構重宝ですよ小人さん。夜明け時に仕事してくれるし。気を失っていても車を運転してくれるし。
で、この「スキャナー・ダークリー」ですが、「ディック節」全開といいますか、ようやっと早川さん言う所の「勘違い」の意味がおぼろげに見えて来たようなこないような…。
とりあえずもうディックはお腹一杯です。御馳走様。
起きている間に話せるようになる前に寝てください(汗)。
こちらとかこちらでは、昔の名前で出ています。ちなみに創元「暗闇のスキャナー」は山形浩生訳、ハヤカワ「スキャナー・ダークリー」は浅倉久志訳。
人形(あたし)と
人間(そう)…って
……
ちがうの?
HP :
幼い頃、同じ存在だと信じていた自分と猫が「ちがう生物(もの)」だと気付かされ、心にささくれを作ってしまった青年、草(そう)くん。
大学に入った彼はある夜更け、日本人形ばりの美少女を拾(わされてしま)う。猫と喋り、電話を知らず、自らを‘ねこ’と名乗る少女は一体何者なのか…。
始めまして、汞(こう)と申します。
このHPのROMなファンでしたが今回思い切って投稿させて頂きます。
この作品は割と古い少女漫画ですが、「SFしてる」と思います。人形と人間、その違いはなんなのか、そもそも違いがあるのか。ストレートな‘ねこ’の疑問が胸を打ちます。
命や魂についての独特な描写が目を引く、ちょっと変わった造物主と被造物の物語だと思っているのですが如何でしょう。
‘ねこ’が次第に“生きはじめ”ていく続編「草空間」(同書に所収)も魅力的です。
何よりもまず、アマゾンに出品されている単行本の値段に驚いてしまいました(笑)。
魂を持って、生きている日本人形ですか…。人間の側としては、見た目がなまじ人間に近いだけに、ロボットより受け容れづらいかも知れませんね(「不気味の谷」?)
私と黒きMHが求めるはただ一人!
黒騎士 !!
HP :
壊れファティマのバーシャ(実はエスト)が、ヨーン君見捨てて狂騎士デコース・ワイズメルに走っていった時の言葉。
絵的に名場面。この時のエスト、それまで可愛かったのに突然吊り目鼻高になって、怖くてとても迫力がありました。
騎士に憧れる少年ヨーン・バインツェルは、荒野でパートナーのいないファティマ(人造生命体)・バーシャと出会い、騎士としての手ほどきを受ける。ある日、少年の噂を聞きつけたデコースにヨーンは殺されかける。身を呈して少年を救ったバーシャだったが、性格は悪くとも一流の騎士であるデコースに出会ったことにより、隠された正体が現われて…。
このキャラクター、1巻最初から出ているのに、その後もちょこちょこ登場しているのに、設定が追加されてずいぶんと様子が変わってしまいしたね。そういえばデコースのほうも1巻に出ていますが…こっちの性格はあまり変わっていないかも。
さて、またFSSも連載が止まって久しいですが、この続きはいつ出ることやら。物語のグランドフィナーレにたどり着くことはまずなさそうですが、ヨーン君のエピソードぐらいは終わってほしいものです。
DC戦争を生き延びた俺がこんな所で死ぬわけがない!
い、いずれは、ゼンガーやアードラーを倒し…DCの頂点に立つ俺が…!
あ、あのような甘い考えの連中などに……!
倒されるわけが……うおああああっ!!!
HP :
宇宙でレフィーナ・エンフィールド艦長率いるヒリュウ隊に敗れたコロニー統合軍。その生き残りであり、同じく地球上でダイテツ・ミナセ艦長率いるハガネ隊に敗れたデュバイン・クルセイダーズの残党と手を結んだ男、ジーベル・ミステル。彼の断末魔の台詞。
自称策士のジーベル。彼の主な策は以下のとおり。
・爆薬を積んだヒュッケバイン(無人機)を回収させ、敵艦「ヒリュウ」を爆破する。
・連邦軍から奪取した輸送機タウザントフェスラーを使って自作自演の戦いを起こし、ヒリュウ隊がタウザントフェスラーを回収したら積んでいた毒ガスで皆殺しにする。
・毒ガスを使ってスペースコロニーを丸ごと人質にする。
策そのものは悪くないと思うが、詰めがあまいためにすべて看破されてしまった。
名文句というより、悪役の末路として定番のセリフという気がしますが…。
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