第250集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第252集を見る
悪い軍隊なんてものはない、あるのは悪い指揮官だけだってね
出典:
押井守「機動警察パトレイバー TOKYO WAR」
紹介 :トオコ・モリエ 様
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駄弁者:
真吾「ケン太、なぜ俺たちが闘いの間バカな冗談を言ってるかわかるか」
出典:
渡邊由自脚本・落合正宗演出「戦国魔神ゴーショーグン 第18話『ケン太ゴーショーグンに乗る』」
紹介 :土左衛門 様
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駄弁者:
「今すぐ私を基底現実に戻して」
出典:
二瓶勉「BLAME!」
紹介 :巨神兵開発秘話 東亜工廠の若き技術者たち 様
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駄弁者:
「そういう段取りか?」
出典:
冲方丁「マルドゥック・ベロシティ」
紹介 :茨 雪 様
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駄弁者:
この星に たしかな未来を
出典:
三菱重工のCIステートメント
紹介 :憑かれた大学隠棲 様
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駄弁者:
聞こえるか、隊長さん!俺は宇宙人だ!ショウ・ザマの身体を借りている宇宙人だ!
出典:
サンライズ制作「聖戦士ダンバイン」
紹介 :イッル 様
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駄弁者:
主人さまの名前は新井沢トオル。メイドの名前はテケリさん。家事万能のテケリさんですが、たった1つだけ、普通と違っていることがありました。彼女は南極からやってきた、不定形メイドさんだったのです──!
出典:
静川龍宗「うちのメイドは不定形」
紹介 :るーしー 様
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駄弁者:
どういうわけだか大ピンチ!
出典:
カースィ・ケニーチェ作詞作曲・鈴木マサキ編曲・影山ヒロノブ歌「『超ヒーロー伝説』主題歌」(『バクマン』劇中アニメ)
紹介 :新伴仙司 様
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駄弁者:
「「機甲杖」に同盟の武器。ああ。これぞ魔術と科学の融合。「趣味人」の名にふさわしい、自由な頭脳から溢れる蜜なる発想!」
出典:
三浦良「銀の河のガーディアン 2」
紹介 :山家 様
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駄弁者:
ブルース「つまり私の人生が…この世界が生き地獄なのは、誰かが歴史を変えたからだというのか?」
出典:
「ジャスティス・リーグ『歪められた過去 part1』」
紹介 :H・I・T 様
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駄弁者:
技術っていうのは、量産ができて初めて認められるもんだ
出典:
朱川湊人「ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント」
紹介 :陸ドム 様
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駄弁者:
「まさか彼が君も助けていたとはな」
出典:
テリー・ラーセン脚本(原案・遠藤昭範) アンドリュー・プラウズ監督「ウルトラマングレート 第5話『悪夢からの使い』」
紹介 :タカ 様
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駄弁者:
「逃げたんですって? マリ・キュリー。
出典:
スエカネクミコ「放課後のカリスマ 1」
紹介 :好古真之 様
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駄弁者:
なんと粗末なランディックパワーか
出典:
東映制作「天装戦隊ゴセイジャー epic49『未来への戦い』」
紹介 :ザタンゴールド 様
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駄弁者:
「標的は… テロリストのみに限定されるものでありますか?」
出典:
サンライズ制作「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER」
紹介 :アーサー・エリス 様
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駄弁者:
ただでさえヒーローと互角の戦いを繰り広げている悪の組織において、ヒーローの連合軍ほど恐ろしいものはない。正義のヒーローは連携プレーを好むため、頼まれなくたってその場いれば戦いに参加してくるだろう。
出典:
光栄カルト倶楽部「TVヒーローに挑む悪の秘密結社の謎」
紹介 :メダルの守護神 様
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駄弁者:
「小さなおばかさん。涙だけが女の武器ではないのよ。足の間にもう一つあるじゃないの。その使い方を覚えるのが一番よ。男が剣を自由自在に使いこなすのが見られるわ。二種類の剣をね。」
出典:
ジョージ・R・R・マーティン「王狼たちの戦旗」(岡部宏之訳)
紹介 :くうねるよむとぶ 様
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駄弁者:
「あなたのおばさまだけど……あなた、信じているの?彼女が言ったこと、金の話やなにか」
出典:
ダイアナ・ガバルドン「燃ゆる十字架のもとに II」(加藤洋子訳)
紹介 :山家 様
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駄弁者:
ありがとう。君のおかげで、今日は四分間戦えた
出典:
円谷プロ制作「ウルトラマンメビウス 第4話『傷だらけの絆』」
紹介 :陸ドム 様
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駄弁者:
「おのれ、このアナベル・ガトーは三年待ったのだ」
出典:
今西隆志監督「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」
紹介 :茨 雪 様
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駄弁者:
第250集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第252集を見る
HP :
SFは、センス・オブ・ワンダーだ、ってことで。
今月は、私が今まで読んだり観たりしたSF作品の中の言葉で反発を感じたり反論したくなったものを集めてみました。題して、「SF名文句 NDC049 それ、ちょっと違うんじゃない?」。で、ジャパニメーションの代表作の劇場版第二作の、監督自身の手になるノヴェライズ小説から。投稿の文句は、気乗りのしない任務についている(第222集参照)警察官・後藤の、上司に対する愚痴に切り返した、自衛官・荒川の言葉です。「馬鹿な上官、敵より怖い」ってわけですか。で、私の感想ですが。
「そういう『悪い上官』を排除できない軍隊が、『悪い軍隊』なんじゃないの?」です。もっとも、これは岸田秀氏の受け売りなんですが……(「またぁ?影響受けすぎー」という野次が聞こえそう……)。でも、第二次大戦のドキュメンタリーを観ると「もしドイツ軍の最高司令官がヒトラーでなかったら」「スターリングラードの敗北の後でも良いからヒトラーを総統の地位から解任できていたら」と思ってしまいます。ノルマンディーの戦いのとき、就寝中のヒトラーを叩き起こすことができただけでもドイツ軍の状況は随分違っていたんじゃないでしょうか。でも、「敵の攻撃」という緊急事態に自軍の最高司令官を叩き起こすこともできない軍隊なんて、………いや、これ以上は話がややこしくなるから止めましょう。でも、最後に一つだけ。このヒトラーのエピソードについて一言。
「明日は我が身」。(あ、えひめ丸のことを考えると、「五十歩百歩」?)
同じパトレイバーのセリフに「人間の側が間違いを起こさなけりゃ機械も決して悪さぁしないもんだ。」というのがありますが、軍隊の存在も、科学技術と同様にそれ自体ニュートラルなものだというのが、ご投稿のセリフの趣旨だと思います。
>『悪い上官』を排除できない軍隊が、『悪い軍隊』なんじゃないの?
しかし『悪い上官』を自分で排除してしまえる軍隊も、『いい軍隊』とはほど遠いですよね…。
キリー「敵が怖いからさケン太。冗談言わなきゃやってられないぜ」
レミー「そう、辛いからなのよケン太くん。気が紛れるでしょ」
HP :
ゴーショーグンのメインパイロット・真吾が負傷したため、ケン太少年をゴーショーグンに乗せることにしたゴーショーグンチーム。だが、父親・真田博士が不在がちのためメカを友達として育ってきたケン太はメカを相手の闘いを拒否。そんな彼に、真吾たちは教えます。誰も戦いなぞ望まない。自分たちも戦いは怖い。でも眼前の敵、メカの後ろにはケン太の父親を殺したドクーガがいる。だから戦わなければならないと。
当初、軽口をたたきながら余裕で戦っている彼らを描いていて、それが作品の洒落たタッチかと思わせておいて、それをひっくり返して見せたセンスに当時唸りました。
真吾、レミーは元情報部員。キリーはニューヨーク、ブロンクスのアウトロー。修羅場を潜ってきた彼らと、世界的な科学者の御曹司だったケン太とはどだい神経の太さが違います。それでも、ケン太に正直に自分の弱さを認めてみせる彼らは、やっぱり強いよなあ……、と思うのです。
ニューヨーク出身の方だけだったら、「アメリカ人はユーモアのセンスを発揮するのに命賭けてるから…」とか混ぜっ返せたんですが、日本人もいるようですし。
ピンチで冗談を言えるのも強いですが、その冗談を笑えるのも、相当な強さだと思います。ケン太くんは彼らの冗談にしっかり笑ってみせられたでしょうか。
HP :
「今すぐ私を基底現実に戻して」
「レベル9が珪素生物の手に渡ったことはセーフガードに通達された 計画は変更になったんだ 君はもう行かなくていいよ」
「まだ間に合うわ シボは私が連れ戻す」
「君に付加していた統治局の効力はもう消えている もちろんセーフガードにも君のセーブデータは残っていない 今度転送して死んだら二度とネットスフィアに戻れなくなるぞ」
(沈黙)
「転送できるようにした後は君の判断でやれ」
サナカン(台詞?)
と続く、普段口数の少ないサナカンと統治局が行った、BLAME!では乏しい部類の長台詞
統治局にデータを流用され、大幅に機能を制限され(それでも圧倒的)、統治局捜査官として基底現実にダウンロードされたサナカンは、圧倒的な戦力を持つ珪素生物たちの攻勢で跡形もなく消滅
シボ(の人格の断片)=不正作出された最上級セーフガード「レベル9」ユニットデータは拉致される
一連の戦闘に感づいた(あるいは、確保をあきらめ破壊のために統治局が自身で通報した)セーフガードが介入を始めたので、統治局はレベル9奪還をあきらめ、現実世界で死亡したサナカンを再びダウンロードするこを拒否
しかし、統治局は組織の方針を無視して、サナカンを黙認
サナカンは上位セーフガードであったころと同じ、万全の状態で復活する
まるで「現実世界での死」が、とても軽いものとして扱われ、データが残っているのであれば、何の問題もないかのように話す二人
いずれもある種のAIとは言え、何万年もの活動で、ユーザー・フレンドリーとして最初に与えられた個性は相当積み重なっているはずなのに、まるで執着は無し
シボが幾度となく体を乗り換えることといい、主要人物は霧亥を除いて、ほぼこの有様
かといって、都市が正常だった時代から活動していた、“サイボーグ化しただけの人間”であるらしい霧亥は、長年行動をともにしたシボにレベル9がダウンロードされれば容赦なく破壊を試み、重要なのがシボ=レベル9自体でないと分かれば、その死体に一瞥することすらしない
遠い未来の、かつて地球が在ったらしい場所という、現在の価値観が通用しない世界だと再認識させられた掛け合い
肉体に対する執着があるにしても、せいぜいお気に入りの洋服程度のものでしかない様子。
しかし、そこまで現実の肉体が重要でなくなっている世界で「基底現実」の「基底」とはどのような意味を持っているのでしょう? 少なくとも彼ら自身は「基礎」とも「根底」とも認識していないようですが。
>BLAME!では乏しい部類の長台詞
一部しか読んだことがないのですが、一話ぶん丸ごとセリフのない回もあったように記憶しています。
「そういう契約だ」
HP :
軍隊上がりの主人公、ディムズデイル・ボイルドが、刑事であるフライトに師事している際、数回に渡り登場する符丁。ボイルドが「段取り」と認識し、フライトが「契約」と指導する。
「契約」の部分は「法律」などと、TPOに応じて使い分ける。
軍という荒っぽい気性の持ち主が多数存在する組織において身に付いた思考だが、指導する側から見れば単調と思える認識に、バリエーション、あるいは別の観点があることを諭している。
こういうやり時の過程を経て、信頼関係を強めている、あるいはお互いの信頼度を確かめている描写となっている。
二人一組で、この文句の背景を知りつつ使うことができれば、より一層、楽しくもあり、粋に使えるはず。
出典を確認したところでは最初のやりとりは「そういう取り決めか?」「そういう約束だ」、その次は「そういう取り引きか?」「そういう段取りだ」でした。ご投稿のやりとりがどの辺りに出てきたのかは確認しきれませんでしたが、最初の応酬に比べると、ご投稿のセリフのボイルドは彼なりに「単調な認識」から脱しているように見えるのですが、どうでしょうか。
いずれにせよ、信頼が高まるほど後の破局が悲劇的になってしまうのですが…。
HP :http://lm700j.at.webry.info/
○○重工は結構SFを感じさせる要素ですし、実際宇宙開発などの先端技術でSFを現実にしていく立役者です。いろんな企業のフレーズがありますが、かくもSFしているフレーズはないですよね
ベンチャー企業などを探せば、もっとあるような気もしますが…。
ライバル(?)IHIのキャッチコピー「空想科学会社」も、結構好きでした(緒方直人のCMも)。
聞こえるか!俺はカシオペア座の第28惑星系の人間だ!あの人達は全く関係ない!聞こえているか!?
HP :
はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいてます。
富野作品の投稿は多いですが、ダンバインはまだ無いようなので思い切ってSFっぽい台詞を。
「聖戦士ダンバイン」は主人公ショウ・ザマが異世界バイストン・ウェルに召喚され、人間のオーラ力(ちから)で動く生体ロボット・オーラバトラーに乗って戦いを繰り広げるというファンタジー戦記風ロボットアニメ。
作品中盤、ショウはダンバインに乗ったまま故郷である地上界の東京に送り返されてしまう。未知の兵器に乗ったショウを宇宙人の侵略者扱いして取り調べようとする。必死で地球人だと信じてもらおうとするショウだが疑いは晴れず、さらに社会的地位を失うことを恐れた母親にまで「私たちに犯罪人の親として生きてゆけというの?」「本当の息子なら、私の築き上げた地位のことも考えて!」「あなたは宇宙人なのよ!」と拒絶されてしまう。地上には自分の味方など誰一人いないことを知って絶望したショウが、それでも両親を巻き込むまいと発した「嘘」が冒頭の台詞です。
台詞だけ聞けば一昔前のSFみたいですが……居場所を失ってしまった人間にとっては、故郷も異星も同じようなものなのかも知れません。
>ダンバインはまだ無いようなので〜
ほんの少しの時間差で2着になってしまいました。
異星生命が地球人の体を乗っ取るのはSFの定番で、悲劇にも喜劇にもなるものですが、それを騙らねばならないとは間違いなく悲劇です。
>「本当の息子なら、私の築き上げた地位のことも考えて!」「あなたは宇宙人なのよ!」
本当に宇宙人だったら、地球人の社会地位など考えるはずないでしょうが…。このお母さんにしても他の人間にしても、主人公が地球人だと信じられないから拒絶しているのではないんでしょうね。そんなことは関係なく、恐ろしいもの、理解できないものを無いことにしたいだけで。
HP :
戦闘ヒロイン・ニャルラトホテプがありなら、こちらもありかなと思い投稿します。
ある日トオルの元に行方不明の父親から、「お湯で3分戻す」とのメモが付いた玉虫色の塊がクール便で届けられました。怪しみながらトオルが風呂で温めると、何とぷよぷよと柔らかそうな物でできたメイドさんが現れます。
彼女の正体は、人類誕生以前に地球を支配していた知的生物によって造られた不定形万能生物・ショゴスの生き残りだったのです。
「奉仕種族」ショゴスを「メイド」として萌え擬人化した作者の思い切りのいい発想に乾杯です。
…何やってるんだ、PHP研。
クトゥルーの萌え擬人化なら、「早川さん」のcocoさんが「異形の群れ」をやってますが、ショゴスは……いないようですね。
HP :
NHKでアニメ化された『バクマン。』の挿入歌から。『バクマン。』自体はバックステージモノの王道作品で、SFではありませんが、扱っている素材が少年漫画だけあって、SF作品が多数登場します。
『超ヒーロー伝説』は様々なヒーローが時に協力し、時に闘いながら世界の危機を救う、ヒーローギャグマンガです。本編世界で何年も前にアニメ化され、とある理由から主人公達はこの作品に深い想い入れを持っており、そのためこの主題歌とOP映像は劇中劇の形で何度か使用されています。
設定もエピソードも断片的にしかわかっていない作品ですが、とにかくこの点だけははっきりしています。どういう訳か大ピンチなのです。ぴんちなのは主人公かも知れません、それともヒロインか、友人か、それとも地球か。理由はどうでも、ヒーローはそれを救わなくてはならないのです。
これぞ王道、シンプルisモアベター。
人気作の劇中作ということで、これも「ゲキガンガー3」や「月面兎兵器ミーナ」と同じスピンオフへの道をたどるんでしょうか。しかしこのマンガでそれをやったら、何作スピンオフができるのやら。
「その蜜、甘ったる過ぎて腐っているんじゃないですか?」
「腐るんじゃないわ、発酵するのよ」
HP :
漫画やラノベに出てくる技術者というのは、天才なのか、それと紙一重の人なのか、迷う人が結構多い気がします(真○さんとか、ニイツさんとか、普段何を考えているのやら。)。この作品に出てくるカブラギさんもそのタイプで、主人公コンビに魔術と科学を組み合わせた新兵器を押し付けようとして、ヒロインはそれを阻止しようと押し問答をするのですが、その際のやり取りの一節です。
腐敗と発酵、同じものと言えば同じもののはずなのですが、発酵になれば良いものなのに、腐敗になれば悪いものに。ちなみに、主人公コンビに押し付けられた新兵器がこの後にどう役立ったかというと、カブラギさんは一応、発酵に成功したみたいです。ヒロインは腐敗だと主張するでしょうが。確かに戦果は挙げているので腐敗とは言いづらいのですが、被害の方が結構大きかったような気が。
>「腐るんじゃないわ、発酵するのよ」
菌にとっては同じ「かもすぞ〜」なんですけど、利用する側にとっては大きく異なります。科学技術も同じ……おお、軽い応酬のようで、存外深い?
ジョーンズ「ああ…そういう事になるな。」
ブルース「元に戻せば両親は死なずに?」
スーパーマン「…それは約束できん…」
HP :
ああ、やっと投稿できる…
宇宙での一仕事を終え、地球に帰還したジャスティス・リーグの眼前でウォッチタワー(ジャスティス・リーグ本部の宇宙ステーション)と留守番していたバットマンが消滅、とりあえずメトロポリスに降りたリーグのメンバーが見たものは、独裁者ヴァンダル・サヴェッジにより支配された世界でした。
サヴェッジ政権の憲兵に不審人物として逮捕されかけ、交戦するジャスティス・リーグは『ブルース・ウエイン』の導きにより逃走。
彼のアジトで1944年6月6日のノルマンディー上陸作戦が失敗、ヴァンダル・サヴェッジ率いる枢軸軍によってアメリカが征服されたという歴史を聞かされ驚くジャステイス・リーグ一同。8歳の頃、サヴェッジ政権を批判した両親を目の前で殺されたブルースは自らを鍛え上げ、自分と同じような境遇の少年少女(よく見ると、初代ロビンorナイトウイングのディック・グレイソンや、バットガールのバーバラ・ゴードン、二代目ロビンのティム・ドレイクと日本未放映のエピソードに登場した彼の初恋の相手アニーの姿が見えます)を訓練組織してサヴェッジ政権へのレジスタンスを行っていたのです。
異変の原因と思われる『ヴァンダル・サヴェッジ研究所』をブルースと共に襲撃したジャスティス・リーグはそこでタイムマシンを発見、ここから現在の科学技術等を送り込んでいたことを知り、歴史を元に戻すべく旅立とうとします。
この世界がサヴェッジの歴史介入によって誕生したことを知ったブルースとジョン=ジョーンズ、スーパーマンの会話が投稿の台詞。
スーパーマンは知っています―元の世界においてもブルース少年は目の前で両親を殺され、義憤と執念から長い修行の末バットマンとなり、いつ果てるとも知れない犯罪への戦いを続けている事を。―だから歴史を元に戻したからといってもブルースの望む世界がやって来ない事を。
それを口に出せないスーパーマンにあくまで歴史を正す事を望むブルース。
たとえ歴史修復によって自分が消滅する事になったとしても、彼にとって地獄とはこの世界で生きていくことにほかならないのですから…。
バットマンがいないとすると、この世界でジョーカーやトゥーフェイスたちは何をやっているんでしょうか…みんなサヴェッジの手下?
意外と一人ぐらいは悪の道に走らず、独自に反ファシスト闘争やってたりして。
HP :
一番最初に開発されたメテオールは何か?
諸説あるものの、公式には科学特捜隊のイデ隊員が開発したマルス133とされている。
しかし彼の発明品はどれも量産には向かないハンドメイドの一品物ばかり、挙句の果てには設計図や開発資料すら残ってなかったり、それが既存技術の発展なのか、宇宙人の技術を解析して得た物なのかの判別も困難だった。
それを踏まえてクルーガイズのアライソ整備長が語った台詞です。
ちなみに量産されている事を前提に考える最初のメテオールは、なんとウルトラ警備隊の地底戦車マグマライザーだとか。
以前にもご投稿のあった、小説版ウルトラマンより。
「メテオール」という用語が分からなかったのですがは……現代版オーパーツみたいなものですか。
けど人間の手で量産できるようになったら、もう「オーパーツ」とは呼べないような。
「これでも助けたと言えるのか?」
「何が不満なんだ?」
「借り物の時間の中に生きている気がしないか?」
HP :
かつて円谷プロがオーストラリアで製作したウルトラマンです。結構好きなウルトラマンなので投稿してみました。
この言葉は地球を守るために火星でウルトラマンと一体化した主人公のジャック・シンドーが、火星で死んだと思っていた親友のスタンレーと再会した時の会話です。スタンレーは敵であるゴーデスによって助けられました。スタンレーの言う彼とはウルトラマンのことです。
このセリフはウルトラシリーズでは珍しく、ウルトラマンと一体化したことに対して、はっきりと不満を表しているところです。何万年も生きられるウルトラマンに比べて、セミ程度の寿命しか持たない人間が一体化することは考えてみれば異常なことなんだということを気付かされたセリフです。
ちなみにこの作品ではジャックとウルトラマングレートの間でしばしば意見の不一致が見られるという珍しい作品でした。
確かに、異星人と一体化して何の違和感も持たないということは、たとえ命を救ってもらったとしても無さそうなことなので、その点を描いているのは面白いですね。
ただその違和感の源は、両者の寿命の差だけではないだろうと思います。地球人と同じぐらいの寿命の異星人だったとしても、やっぱり相手の力に救われ一体化している以上「借り物の時間」に感じらるんじゃないでしょうか。
寿命の点での違和感であれば、自分より極端に短い時間しか持たない相手に合わせているウルトラマン側のほうが、大きいかも知れません。
オリジナルが過去に業績を残した人って かわいそ〜〜
私なんか日々 美しくなることだけを考えていればいいから、頑張ってるあなたを見ると辛いわぁ〜〜
でもこれ以上 美しくなれって言われる私も 結構大変なのよ〜〜」
「ほんっと 歴史に
「仕方ないわ。西大后様様だもの。」
HP :
「西大后」が「業績」を残さなかったかどうかは、意見の別れる所でしょうけどね。
「エリザベスT世」いわく、彼らは自分たちのオリジナルの「歴史」や「思想」を学ばされているそうですから、「西大后」自身がそういうなら、あるいはそうなのかも知れません。
(本心からの言葉かは分かりませんし、誰にとって正しい「歴史」なのかも不明ですが)
……西暦二×××年。世界中の偉人のクローンのみ(ただひとりの例外を除く)が通うセントクレイオ学園(なので、皆それ相応の年齢)の日々を描くコミックスから、「西大后」と「マリ・キュリー」たちの会話。
それにしても、この時代のクローン技術の進歩はすごいですね。
「ナポレオン」や「モーツァルト」はまだしも、「卑弥呼」は一体どうやって……。
BGM:「少女S」スキャンダル
西大后さんは、浅田次郎の「蒼穹の昴」でも読めば、ずいぶんと性格変わるかも知れません(すごいツンデレばあさんですが)。
実に微弱なスカイックパワー
そして無力に等しいシーイックパワー
わかったか。無敵のダークゴセイパワーを持つ私に、おまえたちのような小さく脆い存在が敵うはずがない!
HP :
宇宙虐滅軍団ウォースター、地球犠獄集団幽魔獣、機械禦鏖帝国マトリンティス、そして「vsシンケンジャー」では外道衆と、その度に姿を変えながら複数の組織に所属していた怪人ブレドラン。彼の正体は一万年前の護星天使、ブラジラだった。
一万年前、ブラジラは仲間を殺害してランディックパワーとシーイックパワーを強奪。本来持っていたスカイックパワーと合わせ、全てのゴセイパワーを使える最強の護星天使となって幽魔獣を封印した。護星界は彼の行いを咎めて拘束したが、未完成だった時間移動の天装術で脱出。現代に現れた。
そして各組織に潜入することで武力や技術力などの新たな力を獲得。マトリンティスの敗北と同時に最終目的である「地球救星計画」を始動する。台詞はゴセイジャーとの戦いの中で、格の違いを見せつけつつ放った台詞。ゴセイジャーは成り行きから戦うようになった見習い護星天使なので、かつて最強と呼ばれたブラジラとは力に非常に差があるのである。
>おまえたちのような小さく脆い存在が敵うはずがない!
しかしそのパワーも、こういうセリフを口にしてしまったことで立ってしまう負けフラグには、敵わないんですね(笑)。
「お前にはテロリストとそうでないものとが、見分けがつくのか?」
「いえ」
「ではそういうことだ」
HP :
ガンダム史にいろんな意味で名を刻んでしまった問題作「SEED DESTINY」の外伝作品、スターゲイザーの二話より。
主人公・スウェン・カル・バヤンは地球連合軍の特殊部隊「ファントムペイン」に所属する兵士で、この会話は上官のホアキンと交わされたものです。
ファントムペインの部隊員は幼少の頃から洗脳教育を施され、地球連合の敵であるコーディネーター(宇宙世紀で言うスペースノイド)を敵と認識するよう、倫理観や恐怖を抑制されています。スウェンも例外ではありません。
今回ホアキンがスウェンに下した任務は、テロリストの殲滅。
ある南米の難民キャンプがテロリストの訓練施設になっているので、そこをMSで急襲し、テロリストを殲滅しろと言うのです。しかし、そこにはテロリスト以外にも大勢の難民が暮らしています。
そこでスウェンが投稿の台詞をホアキンに問い、そしてホアキンが返したのが二行目。
ファントムペインの任務に難民とテロリストの区別など必要ない…と、彼はスウェンに命令したのです。
スウェンの人柄が伺えるとともに、ファントムペイン、ひいては地球連合のやり方が伺えるやりとりで、地味ながらもスターゲイザーの名台詞だと思っています。
ちなみにこの後スウェンはMS隊を率い、躊躇いながらも命令通り対人用バルカンで難民キャンプを攻撃します。
銀英伝にも似たようなものがありました。「武器を所有し、抵抗する者は射殺せよ。なお、武器を所有すると
HP :
2011年3月19日に「プリキュアオールスターズDX3」が上映されることを知った私はずっと昔にKOEIが出した本の文章からこれを抜粋しました。
現に、本年度の戦隊と昨年度の戦隊が一緒に戦ったり、サクラ大戦3・第七話で巴里華撃団のピンチに帝国華撃団が駆けつけたり、前述のように歴代プリキュア(14→17→21人)が全員そろって巨大な悪に立ち向かうetc… とにかくこの手の話は昔から多かったようです。これからどんなヒーロー達の協力体制が見られるのか今後が楽しみです。
しかし活躍年代が前後するヒーローが協力することはあっても、同時期に活躍しているものが共闘するのは、意外と少ないんじゃないでしょうか。…いや、最近は戦隊とライダーのタッグもあるのか。
HP :
余り期待していなく「七王国の玉座」の文庫本が500円で5冊揃ったので読み出したのだが、これは面白いと「王狼たちの戦旗」をアマゾンで550円で調達し、後は半値ぐらいで調達できそうだが、久しぶりに定価で買ってもいいと思わせる本でした。登場人物の誰がいつ殺されるのか、作者にも分からないといわしめる展開が読者を熱中させるのでしょう。名文句は、ある女性が息子の許嫁に言う文句であるが、このシビアな言葉がまったく違和感がなく当然と思わせるのがすごい。
SFには入らないだろうと考えて一旦保留にしたのですが、刊行がハヤカワSF文庫であること、ファンタジイというよりもむしろSF的なフレーバーがあるように感じられるとの評があることなどより、再考してほしいとのことでしたので、改めて掲載します。
>二種類の剣をね
男の剣はどちらも実際に使わないと役に立たないけど、女の武器は使うそぶりだけで効果があるしな〜。…なんか男って損だ(笑)。
「ああ、アイ、むろんだ …(中略)… もっともおばのことは、もともと信用していないからな」
HP :
主人公のジェイミーとクレア夫妻は、4回目の結婚をする叔母の結婚式に招かれます。そして、叔母がスコットランドからアメリカへと来る際に、ルイ15世からプリンスチャーリーに贈られた隠し金を持ってきたこと等を、殺人事件に巻き込まれた末に知ります。この叔母さんというのが、腹に一物ある人で中々の曲者なので、クレアがジェイミーに注意喚起をするのですが、それに対するジェイミーとのやり取りの一節です。
アメリカにいるジェイミーの最も濃い血縁者として、本来なら一番に信用できるはずの叔母に対して、クレアの科白はあんまりでは、と思わなくもないのですが、ジャコバイトの乱で娘3人を全て失った叔母さんが、ジェイミーを相続人にしようと様々な策略を巡らしてきたことを考えればやむを得ないかな、と思いました。それにしても、むろんだ、と答えた直後に、もっとも、もともと信用していない、と続けるジェイミーも、実の叔母に対してどうか、と思いました。
>むろんだ、と答えた直後に、もっとも、もともと信用していない
実の叔母に対してという以前に、セリフとしてつじつまが合っていないのでは?
原則として信用していないが、今回の話については当面信じておく、というぐらいの意味でしょうか。
HP :
過去に出現した怪獣のデータを元に、人工的に再現するメテオール、マケット怪獣。
要するに人造カプセル怪獣なんですが、その試作品としてかつて人類に味方した怪獣ミクラスを再現し、運用実験を開始。
しかしコイツがまた臆病でドジ、全くの役立たずなんですが、いざ実戦で勇気を振り絞って活躍、メビウス登場までの間を繋いだ、という話の最後でのメビウス=ミライの独白です。
メテオールは時間制限があり一分しか使えないので、ウルトラマンの三分とあわせて、と。
カプセル怪獣というとウインダムをまず一番に思い浮かべるのですが、ミクラスもいましたね(…あと一体いたと思うけど)。
>君のおかげで、今日は四分間戦えた
いつもウルトラマンの前座で地球人たちも戦っているじゃないですか。そっちは時間に含めてくれない?
HP :
一年戦争の忸怩たる思いを静かなる炎として心に宿し、発言者本人であるアナベル・ガトー少佐には地獄にも等しい思いの長い時間を経て、悲願成就のための計画実行直後に溢れ出た言葉。
計画の被害者、そして一年戦争の勝利者である地球連邦軍所属者の耳に届けば、三年前に何があったか、自分たちのしてきた行為を通して振り返り、けして正義だけが存在していた訳ではなかったという慙愧の思いに胸を穿たれ、同時に始まったであろう事の重大さを直感させられる一言。
念願成就、あるいはその機会が訪れた時には、実際にかかった時間に置き換えて、しみじみと語り聞かせよう。
>そして一年戦争の勝利者である地球連邦軍所属者の耳に届けば〜
いや、それは視聴者がガトーの側に立って見ればということであって、劇中の被害者には別に慚愧の思いとかはないんじゃないでしょうか。
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