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「連中の欲しい物を知り、与えられる物なら与えて、帰って貰うんです」
出典: 千束北男脚本・飯島敏宏監督「ウルトラマン 第2話『侵略者を撃て』」
コメント:
或る夜、東京上空に怪電波を発する未確認飛行物体が出現。すぐに消滅したと思いきや、科学特捜隊の研究機関である科学センターが連絡途絶、守衛はじめ職員全員が仮死状態にされ、センター全体が異星人らしき者に占拠されているという事実が判明する。事態を重く見た防衛隊と科特隊は合同対策会議を開くのだが、防衛隊は「即時攻撃」を主張。これに対し、科特隊のムラマツ隊長は「先ず交渉」を提案する。上記の台詞は、その時のムラマツ隊長の意見である。
血を流さずに解決出来るならそれに越したことは無いというムラマツ隊長の考えは、確かに賢い判断であり正論だと思う。ウルトラ警備隊キリヤマ隊長の「撃ってみろ」とはえらい違いだ。いや、或いは警察組織と軍隊組織の体質の違いなのかも知れない…?
駄弁者:
シリーズの代表的宇宙人、バルタン星人の初登場エピソードより。
>連中の欲しい物を知り、与えられる物なら与えて…
結局は地球移住を主張するバルタン星人の人口が20億と聞いて、要求を断らざるを得ず、相手も強硬手段に移るのですが…。
しかし、その20億のバルタン星人を宇宙船ごと撃墜してしまったウルトラマンより、ムラマツ隊長の方が穏やかな解決が図れたのかも。