第310集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第312集を見る
「確かに宇宙には無限に星があるのに、いまだに大多数の人たちは宇宙人の存在を信じていない。しかも心のどこかで、もし宇宙人がいたとしても人類ほど知能が発達しているはずがないと高をくくっている」
出典:
千束北男脚本「ウルトラマンマックス『ようこそ! 地球へ 前編 バルタン星の科学』」
紹介 :陸ドム 様
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駄弁者:
女性上位の社会にあって、男にも多少のメリットがなくもない。と、ジェリン・ウィスラーは思った。その一つが姉貴を絞め殺してもいいことだ。周囲はきっとこういうにきまってる―「あの子は二十八人もいる娘のひとりよ。それもまんなかあたりの。トラブルメーカーだったし。それにひきかえ、ジェリンは……男子だわ」これで一件落着のはずだ。
出典:
ウェン・スペンサー「ようこそ女たちの王国へ」(赤尾秀子訳)
紹介 :TWR 様
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駄弁者:
「だいたい日本はせまいのに人間が多すぎるんだ。」
出典:
藤子・F・不二雄原作「キテレツ大百科 『ボール紙の町』」
紹介 :猫玉 様
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駄弁者:
パパ、僕達の魂をこれ以上いじらないでくれないか。
出典:
芹川有吾演出・辻真先脚本「サイボーグ009 『太平洋の亡霊』」
紹介 :H・I・T 様
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駄弁者:
「地球基地!我々は脱出する!未来へ向かって脱出する!まだ見ぬ…未来へ向かって…」
出典:
関沢新一脚本・本多猪四郎監督「怪獣大戦争」
紹介 :W”MONSTER 様
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駄弁者:
SFは駄目だからね。特に宇宙もの
出典:
庄司卓「グロリアスドーン」1巻あとがき
紹介 :クロスケ 様
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駄弁者:
「あっ、火が! か、母さん!」
出典:
富野由悠季総監督・星山博之脚本・藤原良二監督「機動戦士ガンダム 第42話『宇宙要塞ア・バオア・クー』」
紹介 :ゴジリスト中小路 様
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駄弁者:
VALVRAVEを起動させるためには、以下の質問に答える必要があります。
出典:
松尾衡監督・サンライズ制作「革命機ヴァルヴレイヴ」
紹介 :アーサー・エリス 様
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「親父達が羨ましかったのかもしれねえ……。自分の信じたもんのために、まっすぐ走り続ける親父達が……。俺様には…… 何にも無えからな……」
出典:
下山健人脚本「海賊戦隊ゴーカイジャー 第36話『相棒カイゾク』」
紹介 :るーしー 様
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駄弁者:
「ピエロはピエロのまま踊りつづけ、疲れ、眠るしかないのです。しかし、ピエロには、ピエロだけにしかできないこともありましょう。だからこそ、あなたさまは踊りつづけねばなりませぬ。歌い続けねばなりませぬ。この血塗られた舞台の上で、この舞台の愚かさを、そこにいる誰かに、そこにいない誰かに、伝えていくために……」
出典:
岩佐まもる「道化師たちの夜」 『ガンダムNOVELS 閃光となった戦士たち』に収録
紹介 :ギムレット 様
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駄弁者:
李ユアンはテーブルに飛び乗り、グラスや皿を蹴散らして鶴のかまえに入り、慎重にバランスを保って片足の爪先をタナーの胸の中央に突きつけた。
出典:
デイヴィッド・ウィングローヴ「血と鉄(チョンクオ風雲録15)」(野村芳夫訳)
紹介 :TWR 様
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駄弁者:
「ご理解いただけないようだが、ボール・ボール夫人は、ブリック社の豪華懸賞でピサの斜塔を当てたのだ。カノ有名なブリック社の固形スープの素をこまめに買い、百万点を集めて二等賞を勝ち取った彼女には、賞品としてこちらの斜塔を贈呈することになった」
出典:
ジャンニ・ロダーリ「ピサの斜塔をめぐるおかしな出来事」(関口英子訳) 『猫とともに去りぬ』に収録
紹介 :若気のイタリア 様
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駄弁者:
偽装工作開始〜!
出典:
ハーブ・ベネット他制作総指揮・マイク・ロイド・ロス脚本・リー・フィリップス監督「宇宙清掃株式会社 サルベージ・ワン」
紹介 :土左衛門 様
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駄弁者:
『質問です! ある日地球に親切な宇宙人がやってきました。「地球の皆さんの頭をよくしてあげましょう。そうすれば戦争も貧乏も無くなって、みんな仲良くなりますよ」。さて夏紀さん、あなたはこの宇宙人の言う通りにしますか!?』
出典:
ベサメムーチョ原作・小野敏洋漫画「宇宙ショーへようこそ」
紹介 :るーしー 様
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駄弁者:
未来の殺し屋でもつれてこないかぎり、ぼくらは決して死にはしない。
出典:
都筑道夫「凶行前六十年」 『宇宙大密室』に収録
紹介 :TWR 様
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駄弁者:
「みなさん普段こちらの言葉の翻訳機使ってるんですよ 聞きとり用と話す用の」
出典:
前川涼原作「アニマル横町 『どき☆どき 秘密―2012―の巻』」
紹介 :猫玉 様
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駄弁者:
「リバウンドだ。圧縮冷凍の反動で起きる。それを抑えるために、あのシールが貼られている。」
出典:
小林靖子脚本「未来戦隊タイムレンジャー Case File 2『見えない未来』」
紹介 :W”MONSTER 様
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駄弁者:
「分からないわね……NBCSってのがそんなに優れた技術なら人格など持たせずに、直接操縦すればいいじゃない」
出典:
弐瓶勉「シドニアの騎士」
紹介 :可児歳蔵 様
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駄弁者:
地球人は宇宙で最も野蛮で侵略的な生物よ
出典:
西岸良平「地球戦争」
紹介 :H・I・T 様
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駄弁者:
岸田博士「エリアルの駆動系に適した材料がもう手に入らんのです」
出典:
笹本祐一原作・Dr.モロー作画「こんちこれまたえりある」
紹介 :土左衛門 様
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駄弁者:
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「だから地球から宇宙人に呼びかけたりしてるんだ。宇宙に住む者は、必ずしもすべて地球人に好意を持ってるとは限らないのに」
HP :
主人公トウマ・カイトと防衛チームの同僚コイシカワ・ミズキの会話から。
ただまぁ、相手の方が文明が上ならば、好意であれ、悪意であれ何らかのアプローチがあるとは思いますがね。
「人類ほど知能が発達しているはずがない」というよりは、「知能が発達していれば倫理的にも発達しているはず」という考え方が強いんじゃないでしょうか。楽観的なことに変わりはないですが。
または、宇宙人はいるし知能も発達してるかもしれないけど、物理法則上直接の行き来はまずできないだろうから、通信や探査機のメッセージ板を使って…という考えで呼びかけている人もいると思います。
HP :
男子の出生率が極端に低い(5%!)この世界。
農場を営むウィスラー家の箱入り「息子」、長男ジェリンは食事の用意をしつつ年下の面倒を見る自分に対してちょっかいを出す姉コレルに対する危険な妄想をふくらませる。
この世界では男性は貴重な存在なので、家事を専門に仕込まれ、16才になると結婚に出される。家事の出来る種馬ってとこでしょうか?ジェリン自身も15才にして二十人のおしめを取り替えてきたという強者。そんな状態でぐ−たらな姉にちょっかいを出されたら腹も立つでしょう。
この作品、ジェリン君のシンデレラストーリーですが、本家のシンデレラ(継母と、姉2人)に比べて、仕事がきつすぎるなあ。
>男子の出生率が極端に低い(5%!)この世界
ハーレムもののラノベかギャルゲーかと思いきや、海外作品なんですよねえ(作者は日本のアニメファンだそうですが)。
つい「2年と2か月!?」を連想してしまいました。
「おまえ死ね。」
HP :http://ameblo.jp/puneko
ドラえもんと並ぶ藤子F不二雄先生のSF作品として知られる「キテレツ大百科」より。
ドラえもんでもよくある、遊ぶ場所がない子どもたちが縮小してミニチュアの町で遊ぶ話で、その際F先生の鉄道模型製作の知識が地味に披露されるのは置いといて、件の会話は出番は多いものの名前がない丸顔の少年(アニメ版では近藤という名に)がどこに行っても遊べなくてぼやいていたら、ブタゴリラが「おまえ死ね」とダイレクトに。いい大人が大っぴらに言ったらレイシストだ選民思想だと言われそうですが、ブタゴリラだからしょうがないですね。
また端的すぎるお言葉というか。
まあ言った方と言われた方との人種差は描かれてないでしょうから、レイシストということはないと思いますが…。肌の色とか顔つきの描写次第では、しょうがないじゃ済まないことになりそうです。
HP :
次々と復活して米軍を襲う太平洋戦争中の日本軍の兵器群、その一つ戦艦長門が米軍の投下した原爆をものともせず逆に致死レベルの放射線を撒き散らしながらサンフランシスコに接近していた頃、事件の黒幕である超心理学者平博士の元へ乗り込むサイボーグ戦士達。
自分の脳の力を全て解放・制御する事で強大な超能力を身につけた博士の前には超能力ベビーの001も歯が立たず、電磁バリヤーに護られているため009達も手を出せない状況で語られる平博士の動機、それは最愛の息子を戦争で亡くした悲しみ以上に戦争で散った多くの命に捧げた戦争放棄の誓いを忘れて軍備と軍事力の増強に奔る人類全体への怒りでした。
そんな博士に今のサンフランシスコの状況を透視してみろと叫ぶ009、恐怖に逃げ惑う群集や坂道を転がってゆく自分の赤ん坊の乳母車になす術の無い母親の叫びに思わず怯む平博士の前に現れる戦死した息子祐太郎。
「今パパが呼んだんだよ。心のどこかで、僕に会いたい、会って僕の意見を聞きたい。そう思ったんだよ。」あくまで自分は間違っていないと主張する平博士にこの言葉と投稿の台詞を投げかけ、父親から脳機能増幅装置を静かにはずす祐太郎。彼の姿を見る事のできない009達にはただ眠るように息をひきとった博士の姿だけでした。
そして元の残骸に返っていく日本軍の兵器達…009達からの報告を受けたギルモア博士はおもわず呟きます「狂った悪魔は平博士だったのか…それとも平和の名を借りて戦争の準備を怠らない人間共の方なのか?」…平和を願い国を愛する心をいじって他国人を憎み命を奪い、それに何も疑問を抱かないという世界が甦ろうとしている現代に生きる人々へこの若者の魂の願いの届かん事を…。
狂った悪魔かとは言われていますが、結局平博士は009たちに阻止されたのではなく、息子の姿を幻視してギリギリのところで自ら思いとどまったのですよね。
現代の私たちも、ギリギリまで行かないうちに思いとどまりたいものです。
HP :
意外に投稿されてなかった、X星人統制官の台詞から。
電子計算機に盲従する侵略者X星人。管理主義の名のもとに地球人に恋した女性工作員を始末したりもしますが、ゴジラたち怪獣をも利用しての侵略計画は破綻。
火に包まれる円盤の中で、統制官はうろたえる部下に「すぐに計算機通りになる」と虚勢を張りますが、円盤も最期というときに上の台詞を通信します。「計算機」への狂信に殉じた…とみるべきなのでしょうが、最期の瞬間まで虚勢を貫く必要はあったのでしょうか?勝利しか想定していないはずの計算機が、敗者の弁を用意していたとは思えません。いち工作員ですら愛情を育む心を持ち合わせていたのなら、指導者にも滅び行く同胞にせめてまだ存続の希望が残っていると偽りたい心はあったのではないでしょうか。
セリフだけ見ると何だか格好いいように見えてしまいますが、押したボタンは自爆スイッチなんですよね。
残った同胞へ向けた言葉ととらえればちょっとは弁護もできそうですが、やっぱり自分に都合のいい未来を妄想した断末魔じゃないかと…。
HP :
艦首にドリルの付いた宇宙船型生物と地球人の共存を描いた話…の1巻のあとがきより
ラノベレーベルであるホビージャパン文庫の黎明期のこの作品は編集部に「宇宙ものSFでお願いします。」と言われて始まった、しかし作者は別のレーベルで出していた宇宙ものが部数的に苦戦していたり、また別のところの編集に「ウチで宇宙ものやってるのは庄司さんだけ」とか「SF専門のところ以外のレーベルでコンスタントに出てる宇宙ものは数える程」とか言われたり、昔ラノベで宇宙もの書いてた人は皆本格SFに行ったり、そもそも自身のデビュー時から釘を刺されたり(投稿文)ラノベにおける宇宙SFものが絶滅危惧種寸前にあることを痛感しつつも逆にこんな機会は滅多に無いとこの話を受けるのでした。
実際のところ現在ラノベでSFはともかく宇宙SFと呼べるもで話題になるようなものはあまり聞かないです。当のHJ文庫にしても始まったばかりの頃は宇宙を舞台にしたものもそれなりにありましたが今はせいぜいひとつの作品の中の多数いるキャラの一人が異星人でたまに宇宙に行くという程度ですから
ヤマモトヨーコさんは最近朝日ノベルスで復刊してたから、元の富士見ファンタジアの頃でも人気があったんだと思ってたんですが。なんとか完結までこぎつけたのは、その復刊によってということなので、やっぱり宇宙ものは不利なのか。
宇宙もののラノベ……昔は『宇宙一の無責任男』シリーズとか、森岡浩之の『星界の〜』とか(これはハヤカワだから出せたのか)、結構人気だったと思うんですけど。
HP :
オデッサの戦いに敗退したジオン公国軍はジャブロー強襲にも失敗し、小惑星基地ソロモンまでも失陥。気が付けば劣勢を強いられ、ついに小惑星基地ア・バオア・クーが最後の砦となってしまった。優秀なモビルスーツパイロットの大半を喪ったジオン公国軍は、かつて第二次世界大戦の枢軸陣営によって行われた「学徒動員」を強行し、未成年の学徒兵が乗るモビルスーツをア・バオア・クーへ大量動員する。上記投稿の文句は、そうした名も無き学徒兵の一人が発した断末魔の叫びである。
操縦室が火災を起こし、慌てふためいて母親を呼ぶ……実際そういうもんですよね、若い兵士の最期って。祖国の万歳や民族の栄光なんて、死神に頬を撫でられた瞬間に吹っ飛んじゃうんですよ。
「さすがゴッグだ。なんともないぜ」、「相手がザクなら人間じゃないんだ」、「怯えてやがるぜ、このモビルスーツ」など、これまでにいろいろなモビルスーツパイロットの名文句が掲載されてきたが、この学徒兵の台詞が或る意味いちばんリアルであり、しかもいちばん視聴者の共感を得られたのではないかと思う。
人類社会から「戦争」が根絶されることはおそらく無いだろう。しかし、大規模かつ強制的な「学徒動員」はもう無いと信じたい。そんな願いを込めて、投稿してみた。
見なおしてみたら、ガンダムに落とされた少年パイロットの叫びなんですね…。主人公にやられた敵にこういう声を上げさせるというのは、けっこうキツい描写だったと思います。
このシーンの直前でキシリアと副官が学徒兵の士気と錬度について会話していますが、戦争指導者と兵士との間の認識のズレにうそ寒いものを感じます。
[ニンゲンヤメマスカ?]
… (中略)…
機体登録認証を行う者は、以下の免責事項に同意したとみなします。よくご確認ください。
【1】型式番号RM-011ヴァルヴレイヴI(以下、本機とします)の登録行為に際し、機関の全課程を未修了、かつ非適正者の身体の安全は保障しません。
【2】本機の登録行為はすべて搭乗者の判断によって行われるものとします。想定外の身体の変調や不調が生じても、機関はそれらに関する一切の責任は負いません。
【3】本機の登録認証を完了した搭乗者は、機関より発令されるすべての任務に対して拒否権を行使できません。
【4】本機の運用によって得られた情報は、搭乗者の生体記録も含め、全て機関に提供するものとします。
【5】原則として、登録認証を完了した本機の搭乗者に関する生殺与奪の権利は機関に帰属します。
HP :
真歴71年。人類は宇宙都市「ダイソンスフィア」を開発したことでその生活圏を宇宙にまで広め、総人口の7割が宇宙で暮らすようになっていた。世界は2つの勢力で二分され、軍事同盟を元に発達した「ドルシア軍事盟約連邦」と、貿易協定を原型とする環大西洋合衆国「ARUS」が小競り合いを続けていた。
その2つの勢力の間で中立を宣言する小国・ジオール有するダイソンスフィアに、ある日ドルシア軍が攻撃をかける。咲森学園にて平凡な学生生活を送っていた時縞ハルトたちはドルシアの攻撃に巻き込まれ、流れ弾を受けハルトの想い人・ショーコはハルトの眼前で消滅する。
平凡な日常を破壊され、ショーコを失って怒りに燃えるハルトの前に現れたのは、地下から出現した謎の人型機動兵器・ヴァルヴレイヴであった。復讐心に取り憑かれたハルトは導かれるようにヴァルヴレイヴに搭乗し、ドルシア軍に立ち向かっていく…。
2013年春アニメの中でも、サンライズ制作のロボットアニメということで注目度の高かった作品より。これはセリフと言うよりはメッセージなのですが。
ヴァルヴレイヴに乗り込んで起動させたハルトの前に現れた最初のメッセージがこれ。某奇妙な冒険を思い起こさせる問いかけもさることながら、なぜかこの質問ウィンドウの隣には謎の萌えキャラ(この機体のマスコットキャラ?)が描かれているというシュールさ。1話ということでこのヴァルヴレイヴが何者の手で、何のために造られたのかははっきりしていないのですが、少なくともこのセンスを見ると、我々の同類が機体開発に関わっていることは間違いなさそうです。
そしてハルトが[YES]を「押した後に」、免責事項が表示されるのですが…免責事項って、YESかNOかを選ぶ段階で表示されてなきゃマズイんじゃ?ていうかこの免責事項、ブラックすぎです。「生殺与奪の権利は機関に帰属」って…それこそ、YES、NOを問う前に言うべきでしょーが!
…もしかしてこんなことを最初に書いておいたら誰も乗ってくれないから、敢えて隠したとか?だとしたら、開発スタッフはキュウべぇばりに、あるいはそれ以上に極悪ですね。搭乗者を部品としか扱わないロボットというと、ゼオライマーやG4システム、ファフナーを思い出します。
ここからは余談になるのですが、主人公はヴァルヴレイヴに搭乗した際に何かしらの薬品を投与され、「不死身に近い生命力と、噛み付いた相手を乗っ取る力」を手に入れます。「ニンゲンヤメマスカ」といい、やっぱりジョジョを意識してるんでしょうか…?
ひょっとしたらYES−NOが表示されている画面をスクロールさせた一番下に、小さい字で同じ免責が記されていたのかもしれません。きっとクーリングオフ制度なんかは無いんだろうなあ…。
「欲しけりゃ探せよ! お前が本気になれるものを……。世界は広いぜ! どうする? 決めるのはお前だ!」
HP :
以前何度も投稿された、スーパー戦隊シリーズ第35作からの名文句です。
二代目害統領・ババッチードの罠にかけられて、ヒューマンワールドに帰還不可能になったゴーカイジャー達。
唯一ヒューマンワールドに帰還可能な炎神・マッハルコンの協力を得ようとしますが、元ゴーオンジャー・ゴーカイジャー達の説得にも耳を貸さず暴走を続けます。
最終的に両脚の無い状態で合体したゴーカイオーが跳び乗って鎖で拘束、ようやくマッハルコンを止める事に成功するのでした。
今回の名文句は、暴走を止めた後のマーベラス・マッハルコンの会話です。
「暗いと不平を言うよりも、すすんで灯りを点けましょう」という名文句(非SF)がありますが、満足できない現状を打破するため積極的に行動する事はとても重要な事ではないでしょうか。
車の姿をした異世界の機械生命(?)の割には、ずいぶんティーンエイジャーめいたコンプレックスを持っていたもんですな…。
そして、それこそが――。
この戦争を止められなかった、愚かで無力な自分たち大人にできる、せめてもの償い……だ。
HP :
ちょうどザクレロ関係の文句が掲載されたので、こちらもザクレロから。
この『道化師たちの夜』はザクレロ開発に資金援助したジオンの名家ヨッフム家でザクレロ開発中止が決定した夜に起こった出来事です。
ヨッフム家当主オイゲン・ヨッフムは開発中止を聞いて激高。
それに対し妻のガラシャは夫が一線を超えないよう止めようとします。
オイゲンはザビ家に誠心誠意、忠義を尽くし、当然ザビ家も恩を感じていると思い込んでいました。
ですが、実際ザビ家にとってヨッフム家は金を出してくれる客寄せパンダでしかなかったのです。
このことを外から嫁いできたガラシャはわかっていました。
そして、ガラシャはオイゲンにそのことを説きます。
上記の文句はガラシャが最後に言った台詞です。
その後も踊り続けてイロモノ兵器に資金援助し続けたら…愚かさは伝えられるだろうけど、償いにはなるのかなあ…。
しかし奥さん、旦那にたいしてずいぶん酷な物言いですな。
HP :
「空洞病」の蔓延したヨーロッパから逃れた李ユアンは、皇太子コアイレンの恋人で北米の王、マーク・イーガンの元に身を寄せる。
イーガンの宴席に招かれたユアンは、イーガンの取り巻き、タナーからの侮辱(人種差別と亡国の王であること)をうけて、思いもよらぬ行動に出る。
ここにクンフーファイター李ユアン、爆誕!
これも帝王学って奴の一環なんですかねえ。いままで、ユアンの流した汗というのは乗馬とベッドの行為ぐらいしか描写がなかったんですよ。しかも、見かけ倒しではなく、止めに入った宴席の衛兵を一撃で昏倒させるという腕前。
これはユアンを仕留められなかったレーマン(295集)の評価を見直さないといけない。
鶴のかまえって、「ベスト・キッド」に出てきた…。タンの家庭教師にはミヤギの子孫でもいたのか。
HP :
ファーストコンタクト物でこれ以上くだらない物は存在しないのではないでしょうか。なんせピサの斜塔を取りに来ただけなのですから。
あらすじを書きますと
ある朝、三十七光年と二十七センチ離れたカルパ星からピサへ使者がやってきます。市長はこれを出迎えようとするのですが、使者はこれを拒否。
なぜなら、数分しか滞在しないから。何故?その理由が、懸賞なのです。
最終的に、ミニチュアの土産屋が、商品と本物をすり替えて使者に「ミニチュアでいいから戻して」と言って騙すことに成功して、胴上げされます。土産屋は嬉しくありません。何故か?この間にもライバルの土産が売れるから。
と、この話を読んで現実にあった月の土地や火星の土地ビジネスの話を思い出しました。
地球人はすでにカルパ星人になってるかもしれません。
光文社の古典新訳文庫、ときどき変わったのが入りますよね…。
>百万点を集めて二等賞を勝ち取った彼女には
「うちの斜塔が二等賞かよ!」と妙なところで憤慨するピサーノもいたりして。
>現実にあった月の土地や火星の土地ビジネスの話
現実に受け取りに行けるものを懸賞にするカルパ星人と、足を踏み入れようもない土地をビジネスにする地球人とでは、どっちが悪質なんだか…。まあ物語上の月を売った男は許してあげてくださいね。
HP :
NASAが月に置いてきた機材を回収すれば金になる! ととんでもないことを考えたジャンク屋の親父・ハリー。予算を削減されたNASAをリストラされ、中古車販売店で働いていた宇宙飛行士アスティンと同じく映画の特殊効果マンをやっていた燃料のエキスパートである女性化学者のメラニーを引きずり込んで、ロケットを作って民間での月旅行を試みる。ところが、燃料にモノメチルヒドラジンを大量に買い込んだことから、FBIにテロリストでは? と目を付けられて……。民間初の宇宙旅行は成功するか?
1979年のテレビシリーズのパイロット版で、日本ではテレビ放映されたスペシャル版から。FBIに目を付けられた彼らが、いざエンジンテストという場面、ジャンク屋の事務のおばちゃんがマイクにこのセリフを叫ぶと、ジャンク屋の人々が解体機のエアハンマーを動かしたり土木工事のドリルを動かしたりして大音量を出してロケットの轟音をごまかすという迷シーンでした。いやまあそんな音でごまかせるのか、という突っ込みはあるけれど、ない知恵絞って問題をクリアしていくのが面白いんですよこの作品。
お昼の洋画劇場かなにかで放映されたら必見です。
ハーブ・ベネット、映画版『スタートレック』の製作やる前にこんなのつくってたんだ…。
>いやまあそんな音でごまかせるのか
前につくばのJAXA宇宙センターに行ったとき、ロケット発射の轟音実体験というのをやっていたんですが…。職員の人が「お年寄りや心臓の悪い人は注意してください」という程にはすごいとは思いませんでしたが、さりとて工事のドリル音では、ちょっと(笑)。
…(中略)…
「頭がよくなったり仲良くなるのはいいけど、自分の力でそうなった方がもっと嬉しいって学校で教わったから!」
HP :
SFアニメ映画の漫画版からの名文句です。
夏紀達小学生5人は、行方不明となったウサギを探すため学校の裏山に足を踏み入れます。
そこで出会った宇宙人・ポチから負傷していたところを助けられたお礼として、5人は月面都市に招待されるのでした。
今回の名文句は、月で行われた審査での質問とそれに対する夏紀の回答です。
夏樹の言う通り自分の力で知恵や平和を手に入れた方がいいのは確かなのですが、それを受け入れる事によって今現在苦しんでいる人達が助かるのだとしたら……。
皆さんはどう思いますか?
原作者名を見て何者なんだと思ったんですが、どうも制作者たちの合同ペンネームみたいです。
>皆さんはどう思いますか?
私だったら?「地球人の頭がよくなっても、それで戦争がなくなったり仲良くなったりするとは思えません。戦争なんかは下手すると余計激しくなるかもしれませんから、まず試しに私の頭をよくして様子を見ませんか?」 たぶんこれを聞いたらポチさんは地球人に失望すること間違いなし。
未来に起こった事実を修正できるのは、未来の人間だけなんだ。
HP :
1974年の東京、周旋屋の友長修平とファッションデザイナー岸本潔の前に、未来から来たロボット刑事を名乗る男が現れる。2034年に発生した、岸本による友長殺害を食い止めるためだった。混乱する友長に対し、岸本はこう言って励ます。実際に岸本は崖から落ちたら、通りかかった布団屋のトラックに受け止められて無傷、首つりを試みては、ひもが切れるという体験を話し、最後には友長の目の前でトラックに飛び込み、路面とトラックの隙間に入り込んで無傷と無茶を実演する。
過去に手を出しても、歴史は変わらないという立場のようですが、この2人、期間限定とはいえ不死身であることを利用して裏稼業に転身することになります。
一般人が超越的な力を手にいても、良いことには使えない。というよりも正義の味方であることに絶えられないのかも知れませんね。どうであれ、普通の生活を送れないのであれば、裏街道に行った方が楽なのかも知れません。
それにしても、書かれたのが1965年とはいえ、周旋屋て、何だか判らなかった。このあと不動産周旋屋という言葉が出てきて、やっと何の意味だか理解できましたよ。
最近創元で復刊されたものですね。…タイムパラドックスの扱いもずいぶんおおらかだったんだなあ。
>周旋屋
私も何となく想像できるものの、きっちりとは分かりませんでした。どうも今では放送禁止用語に入っているみたいです。
「えー!!? う うそぉ!?」
「え いやーだって冷静に考えてくださいよ 異次元のアニ横と使ってる言葉が同じなわけないでしょ…?」
(この設定覚えてます…?)
「え〜〜〜今頃そんなリアルさ求められても…」
HP :http://ameblo.jp/puneko
アニマル横町(略してアニ横)の台詞を投稿する日が来るとは思いませんでした。
異次元にある動物だけの街アニマル横町から、扉を通って兎のイヨ、クマのケンタ、パンダのイッサがあみちゃんの家に遊びに来るというギャグ漫画でどっちかと言えばファンタジーに分類されそうな気もしますが、ある日あみはイヨたちの言葉が分からなくなります。サラブレッドのヤマナミさんから彼等は翻訳機で会話しそれが故障した旨を知らされた際の会話です(括弧内は原作者の書き文字です)。
ちなみに、この明らかに後付けの「リアルなSF設定」は実はエイプリルフールの嘘だったというオチがつきます。
冷静に考えたらそういう異次元の言葉を翻訳する機械があることだって、使う言葉が同じである以上に不自然なことなんですが。でも聞きとり用と話す用で別の機械を使っているらしいというのが、中途半端なリアルさを醸し出してますね(笑)。
HP :
30年以上の歴史を持つスーパー戦隊シリーズ。巨大戦力(ぶっちゃけロボット玩具)の存在を必要づけるための怪人の巨大化にも、作品ごとの工夫が凝らされています。
30世紀から脱獄してきた犯罪者・ロンダーズファミリーは、構成員のほとんどが「圧縮冷凍」の技術によりフィギュアサイズで刑務所に安置収容されていました。元の等身大で通常生活を送るには、反動での巨大化を抑制シールで防ぐ必要がありますが、追い詰められた囚人の多くは悪あがきで自らシールをはがしてしまうのです。
女性メインライターとあってか、ダイエット用語に着想を得たと思しきネーミングであり、世界観に即した設定も秀逸。
圧縮からのリバウンドで巨大化とは、うまい手を思いついたものです。けどアジトの中で何かの拍子にうっかりシールをはがしてしまったら、悪の組織は戦隊の手を借りずに崩壊してしまいかねないな…。
「私も理解できません。なぜ今さら、操縦桿なんてものを使った原始的な仲介方法を採用する必要があるのでしょうか?」
HP :
謎の生命体ガウナによって地球が滅ぼされ、地球を脱出した移民船シドニアとガウナとの戦闘が続いている時代。これまでガウナに唯一有効とされてきた武器カビザシにかわろうとする新兵器『融合個体』が現れます。
融合個体とは、その名のとおり人の心とガウナの強さをあわせ持つ生命体とされるのですが、要は人類勢力に自律型ガウナを加えることにほかならず、万一の際の安全装置として脳神経による操縦装置「NBCS」が用意されています。そんな物が必要なら今までのカビザシ戦法でいいという機械整備班と、今さら物理式の操縦方法は時代遅れとする開発側の火花が上の台詞です。
以前、ロボットの操縦は音声入力という話をどこかで聞きましたが、さらに進んだ考え方なわけですね。当然、安全性に疑問がもたれているわけですけれども。
何かあった時の操縦者への悪影響が、操縦桿より脳神経操縦の方が段違いに深刻そうですから、まあ警戒するのは当然なんでしょうが。
でもこのご投稿のやりとり、ちょっとかみ合っていないような。機械整備班は『融合個体』に人格を持たせるかどうかを問題にしているのに、開発側は人格を持たせる是非はスルーして直接操縦する手段の新旧へと論点をずらしている感じがします。
武器を持たせるとすぐ戦争をはじめるわ………
われわれは生き残った地球人の記憶を消し文明を退化させて………
地球上に閉じ込める事にしたの………
すると今度はせまい地球で闘争本能をもてあまし…
仲間どうしで戦争を始めるのよ…………それが地球人に与えられた罰なの
そして殺し合い地球人が自ら滅びるのを見とどけるのが私達の任務なのよ…………
HP :
「そう言う話を聞いてもどーもピンとこないんだよなあ ずっと昔の話みたいでさ……
……まるで宇宙戦争だよ スターウォーズみたいな………」父をはじめとした大人達の戦争体験談にそんな感想しか持てない高校生山村一郎、友人達と海水浴に行った際弾丸の装填された南部14年式自動拳銃を拾った彼は、後日山奥に試し撃ちに出かけます。
そこで殺人現場に遭遇、必死に逃げるも同行していた友人を殺され絶対絶命に陥った一郎、やけくそになって撃った14年式の弾丸は殺人犯達はおろか、弾道にあった樹木やその背後に見えていた山まで消滅させてしまいます。
予想外の事態と恐怖と混乱を起こす一郎、そんな彼の前に突如現れたクラスメートのサッチンとヨー子は彼を銀河系を遠く離れた外宇宙のデブリ帯に連れていきます。
そこで第二次世界大戦は実際は銀河を支配していた地球人と、その侵略に抵抗した宇宙連合との大規模な宇宙戦争である事を明かす彼女達、海水浴で宿泊した民宿のおばさんの戦死した婚約者が乗っていたのは宇宙戦艦ムサシであり、古文の先生が乗っていた戦車というのは人型ロボット兵器マンダム(劇中では機動戦士マンダムという番組が放映されている)であり、一郎の父の空襲体験は宇宙連合の地球本土爆撃であると語った彼女達は自分達の使命――投稿の台詞――で話をしめます。
刑罰である事に気づかずただいたずらに同胞同士で傷つけあい殺しあう地球人達…それにしても敗戦国が生き残った地球人の代表なら――戦勝国とは一体………。
>戦勝国とは一体………。
地球人を監視する宇宙連合の代理人?…の割には、自分らでしょっちゅう戦争やってるなあ。
アメリカ人「ソ、ソノ材料トハ? 」
岸田博士「セミクジラのひげなんですわ」
HP :
「エリアル」はパロディアンソロジーコミック「エリアルコミック」が発行されるという、ラノベのメディアミックスの走りでもありました。その「エリアルコミック」でおそらく人気を二分していたのが、西野司さんのリリカルな作品と、神をも恐れぬバチアタリな(ホメ言葉です、一応)猛毒パロディである本作だったと思います。
その中で、世界最強兵器であるエリアルを日本なんかが持ってるのはアメリカの沽券に係わると、エリアルの技術供与を申し込んできたエピソード。アメリカ人に対し、岸田博士は量産以前にもうエリアルは作れないと言い出す。なぜならもうエリアルの滑らかな動きを保証するアクチュエータの材料が手に入らないのだと。どうやら○△ン×ン条約で採ったらいかんそうで……。
で、その材質とは……、当時読んだときほんとに腹抱えて笑い転げました。
最強兵器を作る障害がそれだけだったら、アメリカ政府は(アメリカに限らないでしょうが)捕鯨だろうがクジラのクローン養殖だろうが踏み切るだろうと思いますけどね…。
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