第233集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第235集を見る
名が広まるのは秘密組織として二流の証
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葦原大介「賢い犬リリエンタール」
紹介 :陸ドム 様
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駄弁者:
メガネだ!貴様はメガネを蓄えろ!
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佐藤将「嵐の伝説」
紹介 :陸ドム 様
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駄弁者:
予言者とは因果な職業だ。
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ダイアナ・ガバルドン「時の旅人クレア3」(加藤洋子訳)
紹介 :山家 様
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駄弁者:
暑いなあ〜。
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高久進脚本・小笠原猛監督「超人機メタルダー 第19話『夏休みはゴーストバンクへ冒険ツアー』」
紹介 :かんきち 様
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駄弁者:
日本のSF映画が、
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小松左京「『さよならジュピター』ができるまで」 徳間文庫版『さよならジュピター』解説より
紹介 :トオコ・モリエ 様
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SF映画の原点にして頂点
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フリッツ・ラング監督「メトロポリス」への評
紹介 :トオコ・モリエ 様
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駄弁者:
「コンピューターの計算によれば、我が第四惑星の人間たちは、むこう500年間のうちに滅亡する運命にある。ところが人間は、我が国にとってはなくてはならぬエネルギー源だ…」
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上原正三・川崎高脚本・実相寺昭雄監督「ウルトラセブン第43話『第四惑星の悪夢』」
紹介 :ゴジリスト中小路 様
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「流石ペットね、何ともないわ」
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山田隆司脚本「マリー&ガリー 第24話『カメ救済プロジェクト』」
紹介 :るーしー 様
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そりゃあ、ハルザキくん……宇宙の果てで道に迷った旅人を、自分の星に帰してあげるためさ
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朱川湊人「ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント」
紹介 :陸ドム 様
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誰の発案かは知らないが、まったくクレージーな技術だ。
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朱川湊人「ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント」
紹介 :陸ドム 様
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彼女はな、神様の力で人間に戻ろうと…本当の命を持った人間にな…
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永井豪・ダイナミックプロ原作・芹川有吾演出「マジンガ−Z 67話『泣くな甲児!十字架にかけた命』」
紹介 :H・I・T 様
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駄弁者:
「ところでさっきからずっと気になっているのですが、貴官がヒーローを気取るのはいいとして、いったいどんな正義に対して味方なのですか?」国家か、国民か、それとも。…(中略)…
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富永浩史「超空自衛隊4」
紹介 :山家 様
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スポック「君の方程式だ」
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J・J・エイブラムズ監督「スター・トレック」
紹介 :出羽 様
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「どうしたんだ!ガンダム!パーツは完璧なはずだ!動け!動いてくれ!」
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富野由悠季・長谷川裕一「機動戦士クロスボーン・ガンダム」
紹介 :TWR 様
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「戦争なんて、腹が減るだけだなあ」
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富永浩史「超空自衛隊2」
紹介 :山家 様
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モンス・ドレイク様、どうかご油断めされぬよう。この星、地球は、ドレイク様がこれまで攻め落としてこられた数多の星とは、少し様子が違うようでございます。
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東映制作「天装戦隊ゴセイジャー 『epic1・護星天使、降臨』」
紹介 :スペースシェリフ 様
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<人間は我々機械との戦争を恐れているようですが、我々はもっと平和で有利な戦いを挑みたいと思います>
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椎葉周「アルティメット・ファクター5 成層圏のパペットショー」
紹介 :くえん 様
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北大がいいよ? 北海道って、とってもいいところだよ?
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笹本祐一原作・脚本・わたなべぢゅんいち監督「DELUXE ARIEL発動編 GREAT FALL」
紹介 :土左衛門 様
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I WANT TO BELIEVE
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20世紀FOX制作「Xファイル」
紹介 :タカ 様
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駄弁者:
もう〜、武士がポリマーだってのに〜、わからないんだから! ああじれったいなあもう!
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山本優脚本・西牧秀雄演出「破裏拳ポリマー 第5話『糸ぐる魔人土ぐも』」
紹介 :土左衛門 様
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駄弁者:
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HP :
ファンタジーかと思ったら最終回近くでSFになった漫画から。
構成員なのに組織の名前すら知らないのはなんでだと聞かれての台詞です。
名が知られているどころか脱走者を出したショッカーはダメ組織と言う事か…
二流どころか、名前が広まってたら「秘密」組織ですらないですよね。
もっともそうして名を隠すのは平凡な秘密組織で、誰もが名を知っているのに真の活動を誰にも悟られていないのが超一流の秘密組織だとも言えます。
HP :
近未来、北斗の拳にモンスターが追加されたような世紀末世界で英雄と呼ばれる男がいた。
しかしこれはそんな世界になる以前、彼が普通に高校生をやっていたころの話。高校の避難訓練で、メガネをかけたクラスメイトに向けての台詞です。
彼が未来を予見できたわけではない、ただ地震でも起こったとき見えなかったら不便だなーと思っただけである。
だがその言葉は見事に的中していた。崩壊した世界で無事なメガネを新たに手に入れる事は難しい。
多少見えにくくなる程度ならまだしも、メガネ無しじゃ全く見えない場合、そこに待つのは死の一文字である…
未来では北斗風のモヒカンが「金は尻を吹く紙にもならないがメガネはたくさんあれば安心できる」なんて言ってたり。
う〜ん、私も予備のメガネを買っておくべきかな?
ご投稿のセリフを見て、ついこっちの博士のセリフだとおもってしまいました。
乱世の英雄が、平和な世界ではただの奇人変人…というのは、ありそうなことだと思うのですが。
しかし、だからといって平和な世界での奇行を認める理由にはならないと思うんだけどなあ。
HP :
ヒロインのクレアは、イングランド軍に捕まった夫のジェイミーを救出に向かう前、義姉のジェニーに、ジェイミーの故郷であり領地でもあるラリーブロッホの住民を少しでも救う手段を伝えるのですが、その際のクレアの想いです。20世紀から来たクレアはこれから18世紀のラリーブロッホがどんな苦難に遭うのか、そして、それをどうすれば軽減できるのかということを知っています。そして、それを予言という形で伝えるのですが、ジェニーが信じてくれなければ、それは無意味ですし、ジェニーはそれを信じてくれるのか分からないのです。更に、その不幸な未来の予言が信じてもらえるか、と考えていくと。
人は信じたいものを信じるものです。不幸な未来が予言されても、大抵の人は信じないでしょう。それを思えば、クレアの懸念はもっともで、大抵の世界で予言者が嫌われてしまうのも分かる気がします。
不幸が起こった後「実は私はこれを予言していた!」と後付けで言い張る「予言者」の方が、逆にニュースになったりしてもてはやされたりします。因果な職業ですねえ…。
しかしヨロイ軍団員に暑さ寒さは関係ない。闘いに備えて己を鍛えるのみ。
HP :
ネロス帝国の秘密基地「ゴーストバンク」は、普段は桐原コンツェルン本社ビルの地下にありますが、地中を移動して、地上に開いたゲートから出入りすることができます。山の中に出現したゲートから現れた鎧武者のような男。それはヨロイ軍団の暴魂チューボでした。剣術の修行に励む彼が己に気合を入れるために言ったのが投稿のセリフです。しかし、彼がゲートを開け放したために、家族とキャンプに来ていた少女が基地に迷い込んでしまいます。泣いている少女を保護したのは音楽ロボットのラプソディ(160集参照)でした。少女を地上に帰すように帝王ゴッドネロスに必死に懇願するラプソディ。しかし、冷酷非情なゴッドネロスはまったく聞き入れません。そこに少女を救うためにメタルダー・剣流星が基地に乗り込んできます。敵の首魁であるゴッドネロスと初めて対峙する流星。少女を人質に取られて手が出せず、チューボに首を刎ねられそうになった流星は、盟友トップガンダーの救援で危機を脱します。ゴッドネロスに迫るメタルダー。しかし、機甲軍団長・凱聖ドランガーが放った電撃に阻まれて取り逃がしてしまいます。少女を連れたラプソディ、トップガンダーとともに基地を脱出するメタルダー。自分のミスでメタルダーを基地に引き入れる原因を作ってしまった責任を取るために、メタルダーに一騎打ちを挑んだチューボは、新必殺技メタルトルネード(回転しながらの飛び蹴り)の前に玉砕します。帝国を離れたラプソディは遊園地で子供たちを相手に余生を過ごすことになります。
ご投稿からひと月以上たってしまい、はからずも実感のこもってしまう時期の掲載となりました(ほぼ一日中30度を下回らない図書館でも、ヨロイ軍団なら弱音を吐かない?)。
>闘いに備えて己を鍛えるのみ。
闘いにだけでなく、戸締まりにも気を付けるべきでしたね。暑いせいで扉を開けっ放しにしてしまったとか思われますよ。
たしかに興行成績やTV視聴率はある程度かせげるとはいえ、
怪獣ものやロボット・アニメなど、
子供むけ量産ものの水準を脱していない事に、
ある種のいらだちを感じてもいた。
HP :
で、続けて、日本SF御三家の一人、小松左京氏が原作・制作・脚本・監督まで兼ねた、日本のSF実写映画「さよならジュピター」の小説版の、小松左京氏自身の解説から。小松氏が「さよならジュピター」という「本格SF実写映画」を作ろうと思い立った動機の一つについて述べられた行です。小松先生、熱意は分かりますけどね。でも。
この「さよならジュピター」は、私が初めて読んだ小松左京氏の作品(ジュブナイルを除く。)であり、私が初めて自分の意思で観ようと思ったSF実写映画でもありました。(それまでは、テレビで放映しているのを『たまたま』観ていただけでした。)それが、「ああいう」ものだったので……。私は以前「何故日本には優れたSF実写映画がないのか」という書き込みをして顰蹙をかったことがありましたが、この「さよならジュピター」の経験が少なからず影響していた、と申し上げるに、やぶさかではありませんね。まったく、先に小説版を読んで、感動して、その感動のままに期待に胸をはずませて、テレビの前に座って、それから二時間たって、その時の私の気持ちといったら………!ああもう、これ以上は冷静にコメントを書けませんっ!
最後に捨て台詞代わりに、一つだけ。この「さよならジュピター」について、私から言わせていただくなら、無重力セックスシーンをはじめとする「大仕掛け」の部分に拘り過ぎて、小松作品の最大の魅力である「人間ドラマ」の部分を等閑にしたのが敗因の一つに違いないと思います。それと、小松先生、「冬の時代」を経験したSF作家ともあろう方が、いわゆる「怪獣映画」「ロボット・アニメ」に対して、そういう「見方」をしていいんでしょうか。円谷英二氏や本多猪四郎氏や手塚治虫氏が、いや、彼らが創りだした「作品」を愛する人々が聞いたら、何というでしょう。
頂点はひとそれぞれ…とはいえ、こちらを「頂点」と言う方は、あまりいらっしゃらないでしょう。
名文句集としては、ご投稿の言葉は「その意気やよし」というに留めておこうかと。なにやら「触れてはいけないタブー・ゾーン」らしいので。
>そういう「見方」をしていいんでしょうか。
むしろ、SFに対し理解のない時代(「冬の時代」というともっと後のことを指すことが多いので)を越えてきた人だからこそ口にしていい「見方」なんじゃないでしょうか。
HP :
SFは、センス・オブ・ワンダーだ、ってことで。
今回のテーマは「SF実写映画」。ジョルジュ・メリエスが「月世界旅行」を世に送り出して以来、数多の「SF実写映画」が作られてきました。それらは必ずしも傑作ばかりとは限りませんでしたが、多くのSFファンを魅了してきたことは間違いありません。たとえ、以前のような罵詈讒謗を浴びせかけられようと。
で、投稿の文句は、SF実写映画史上不滅の光を放つ、フリッツ・ラング監督の映画「メトロポリス」から。正確には、インターネット百科事典「ウィキペディア」の、「メトロポリス(1927年の映画)」の項目の中の、映画「メトロポリス」に寄せられた、評価の言葉です。うーん、この映画自体については、これ以上コメントのしようがありませんな。まんま、投稿の文句のとおりの、優れたSF実写映画なんだもの。でも。
だとしたら、「メトロポリス」以後作られた、数多のSF実写映画と、その制作に携わった人々の立場は、どーなるんでしょう。そして、「メトロポリス」以後の「SF実写映画」に夢中になった人間の立場は。
ねぇ、駄弁者さん。
セリフ出典がわかればよかったんですが(私も分かりませんでした)。せめていつぐらいに言われた言葉だったかだけでも…。『2001年宇宙の旅』や『ブレードランナー』を頂点と思った人もいるでしょう。人(世代?)それぞれということで。
>ねぇ、駄弁者さん。
「ねぇ」なんて言われましても、私は映画の方はかなり疎いので。夢中になったことがあるからといって、さすがにスタートレックをSF実写映画の頂点とは言う気はありませんし。
HP :
『こんな侵略者はイヤだ!』第6回目は、ウルトラセブンの傑作エピソードより。
モロボシ・ダン隊員とソガ隊員を乗せた深宇宙探検船「スコーピオン号」が遭難した。二人が漂着したのは、地球(それも日本)とそっくりだが実はロボットが人間を支配する某恒星系の第四惑星。その独裁者(後年出版の書籍資料では「ロボット長官」というネーミングになっている)が明かした地球侵略と人間狩りの理由が、上記の台詞である。「人間は奴隷だ。労働力だ」というのなら解るが、「エネルギー源だ」とは一体どういう意味だろう? 処刑した人間たちを次々火葬場へ運んで、それで火力発電でもやってるんだろうか? それとも、大量の遺体を大容積のバクテリア培養槽に放り込み、腐敗して発生したメタンでガスタービン発電とか…?
いずれにしろ、こんな機械仕掛けのカボチャ頭どもに愛する地球を征服されたくないものだ。
エネルギー源かつ奴隷・労働力ということで、どっか地下の施設で、人力で発電機を回させてるんじゃないですか?「長官様は暗いのがお嫌いだー!」って。
あるいはもっと端的に、「さよなら銀河鉄道999」の機械帝国よろしく、人間の生命力をカプセルにして摂取しているとか。
HP :
有名な科学者達が住み着く町・ガリハバラを舞台にした科学コメディアニメからの名文句です。
主人公・マリカがキュリー夫人と夜間にドライブをしていたところ、道路の真ん中に立っているダーウィン(劇中では進化しすぎてロボット化)と出会いました。ダーウィンによると、街の光に引き寄せられてウミガメの赤ちゃんが街の方へとやって来てしまうとの事でした。
翌日、ガリレオ・アルキメデスも照明が天体観測の邪魔になってしまったりおでん屋の屋台に虫が集まったりと困っていたため、3人してエジソンの元に抗議に行きます。
ところがエジソンのあまりな態度にダーウィンが激怒、鎖鉄球でエジソンに攻撃を仕掛け……そこに現れたマリカがぬいぐるみのペットで鉄球を受け止めて、今回の名文句に繋がります。
……当然元ネタはあれです。
なんで進化しすぎるとロボット化するんだとか言いたくなりますが、オフィシャルHPのキャラ紹介がなかなか楽しかったのでよしとします…アルキメデスがおでん屋「しらくさ」の大将で、タネをだし汁につけて例の原理を発見するとか。
HP :
メイツ星人の提供してくれた情報で、怪獣ギガンティアの正体が宇宙の天使のようなものと言われている「ユーゼアル」だと解った。
ウルトラマンですら噂程度にしか知らないその怪獣は、曰く、迷った人を自分の星に帰してあげたり、飢えた星の人たちに食べ物を与えたりするとか。
そんなわけでその怪獣とコンタクトを取ろうと準備を進める中、ユーゼアルらしき怪獣が、何年か前にも地球にやってこようとしていたらしいとわかる。
その時は捕獲しようとする宇宙人の攻撃を受けて逃げ出していたようだが、そのたびに攻撃に堪えられるようにより強く身体を変形させて、いまでは凶悪な面構えになってしまった。
なぜたかが怪獣がそこまでしてと問う小説版オリジナルの主人公、ハルザキに答えたサコミズ隊長の台詞です。
美しい話ですが、「なぜたかが怪獣がそこまでして」という問いの答えにはなっていないような…。
HP :
戦闘機ガンブースターに搭載されている超絶技術メテオールは、機体を高速回転させることで敵の攻撃を跳ね返すバリヤーを作り出す「スパイラル・ウォール」
ドリルのようにぐるんぐるんとものすごい勢いで回転するもんだから、どっちが地上かを認識しておかないとまっさかさまに墜落してしまう。
なんでそんなモンを搭載しようと思ったんだ…?
中に乗っている人間は目を回す程度ならいいですが、下手をしたらミキサーの中の野菜状態?
可哀想に…神様なんかいるわけないのに一生懸命祈って一生懸命…
バカヤロウ…バカヤロウー!!
HP :
ドクター・ヘル配下の兵士鉄仮面軍団に襲われていた美少女エリカを保護した兜甲児。
機械獣の手がかりを知るという彼女を伴ってマジンガーZで調査に出撃した甲児は、雨宿りをした山小屋で二人きりの夜をすごします。
水晶の洞窟に乗り込んだ甲児を捕らえたあしゅら男爵が彼に告げたエリカの正体、それは彼女が兜甲児暗殺の目的で作られたサイボーグ、エスピオナージR1だという残酷な事実でした。ですが甲児の暖かさ、優しさ、名前も知らない人々の幸福と平和のためにいつでも殉じてみせるという高潔さ、全てを知らされたにもかかわず自分を人間だと主張してくれるその姿に心を動かされたエリカは彼を救い、共に脱出します。二人がはじめて出会った教会にエリカを残し、機械獣モントスQ3に挑むも苦戦を強いられるマジンガーZ。甲児を窮地から救うべくモントスQ3の弱点を通信で伝えようとするエリカにもう一つのドクター・ヘル配下の兵士鉄十字軍団の非情の凶弾が…。教会の十字架の影に磔にされた殉教者のように倒れ息絶えたエリカ。
彼女のおかげで機械獣に勝利をおさめた甲児は、彼女の遺品の十字架のペンダントを握りしめ彼女が何を必死に神に祈っていたかを悟ります。
そして投稿の台詞を叫んで彼女の十字架を海に投げ込む甲児…典型的な二枚目半の熱血ヒーローが垣間見せる非情なまでのリアリストぶりがかえって哀しく感じます。
神様の存在を信じていれば、彼女を救わなかった神に対して怒ればいいのでしょうが、兜甲児の場合、何に対して怒りをぶつければいいんでしょうね。
「私は、人類の自由と平和のために戦うのです」
HP :
太平洋戦争中にタイムトラベルした自衛隊員同士の会話の一節です。タイムスリップして、いろいろと修羅場を経験するうちに、何のために戦うのか、ある自衛隊員は悩むようになります。その末に出した結論というのが、正義のために戦う、ということでした。そして、その正義というのは。
平和な2010年の日本からタイムトラベルして2年近く、前線の兵士や後方の市民の死を見つめ続けていれば、何のために戦うのか、悩んでしまうのも無理はないなと思います。そのとき、正義は国家でも国民でもなく、上記のような結論に私も至ってしまいそうな気がします。
うーん。何のために戦うのか悩んだ末に、より抽象的な考えに行きますかねえ…。
むしろ隣で生死を共にする戦友のためとか、身近な方に意義を見出す方があり得るように思います。
HP :
昨年公開された劇場作品のDVD(字幕)より。
エンタープライズの船長代理スポックに歯向かって氷の惑星デルタ・ヴェガに置き去りにされたカークは、そこで129年後の未来から来た老スポックと、後のエンタープライズの機関長スコッティに出会う。地球に迫る危機を回避するにはカークの力が必要だと考える老スポックは、ワープ航行中のエンタープライズにカークとスコッティを転送するため、本来ならスコッティがもう少し未来に確立させるトランスワープ理論をフライングでデルタ・ヴェガ基地の転送装置に組み込む。その作業中にスポックがスコッティにかけた一言。
教える相手が発明者本人ならタイムパラドックスにならない式の強引な「論理」は、過去に、いや未来に…ええと、いややっぱり過去か?まあとにかく、劇場版4作目に、他ならぬスコッティが使った手でした。一年前に劇場で観た時、斜め後ろにいた4人くらいの外人さんのグループが、この台詞のところで盛大に笑い声を上げていたのが印象に残ってます。
そういえばそのうち買うつもりだったDVD、まだ買ってないわ…。
後から気づくならともかく、聞いてその場でST4のネタを想起して爆笑できるとは、本場のトレッキー(かどうか分かりませんが)は年期が違う?
しかし、トランス・ワープを発明したのがスコッティだったのなら、ST3で嬉々としてトランス・ワープ初装備の艦に破壊工作をしかけていた彼は一体何だったのだろう。
「こんなもなあな!こうして。うわおりゃああ!!」
HP :
230集に続いて動けガンダム!なセリフを1つ。
木星帝国軍との戦闘に敗れて地球に落下したトビアとクロスボーン・ガンダムX3号機。
敵軍の追跡が迫る中、損傷した電子部品を交換して対応しようとするもガンダムは起動しない。途方に暮れるトビアを見て、トビアをかくまっていた地球の林業家は、気合いと共に電子部品のコンソールを殴りつける。
叩いて直すという伝統が、この時代に生きているというのはどんなもんでしょうねえ。繊細な電子部品のはずなのに。しかも驚いたことにこの交換部品、民生用の汎用品。更に田舎の雑貨屋取り扱い。今で言うと電池と同じくらいの普及品のような描写です。補給が難しい「宇宙海賊」にMSを供給するために汎用品を使ったのであれば、そこは先見の明という所なんでしょうけど、どうもそんな気がしないのはなぜだろう。
斜め45度からのチョップ…古テレビ並みか。
でもこれって、故障した機械を復活させるための必殺技だと思うのですが、正常動作するはずの交換部品にも通じるんでしょうか(笑)。
HP :
全くおっしゃるとおり、と思いました。前線で戦う多くの兵士からすれば、戦争は腹が減るだけで、けがをして死ぬこともある、ろくでもないところではないでしょうか。
ちなみにこの名文句を吐かれたのは、作中の文脈からすると、明記はされていませんが、水木しげる氏みたいです。ハインライン氏やクラーク氏等々の名文句と比較すると、いかにも水木氏らしいと思います。それにしても、架空史を扱った作品中に実在の漫画家が出てくるのは初めてでは(私が無知なだけかもしれませんが。)。
>ハインライン氏やクラーク氏等々の名文句と比較すると
水木しげるのパーソナリティもさることながら、将官として登場するハインライン氏や技術者のクラーク氏とは、立場が異なるからと見ることもできますね。
HP :
今年度の戦隊である天装戦隊ゴセイジャーから投稿します。冒頭で宇宙虐滅軍団ウォースターの武闘派幹部の流星のデレプタが人間界と護星界とをつなぐ天の塔を破壊したのをモニターを通じて見た知性派幹部、彗星のブレドランが大王モンス・ドレイクに進言した台詞です。今までのSF作品で地球は多くの宇宙からの侵略者達に狙われてきましたが、ほとんどが失敗に終わりました。ある者は科学の壁に阻まれ、ある者は地球の悪の科学者と組んで支配しようとしたが、自分を追ってきた宇宙警備隊に倒され、ある者は地球は侵略にふさわしい星か調査するために来たが、地球が好きになってしまい部隊を裏切ったりと、自分的には「地球は侵略者達の墓場」と比喩しても過言でないと思っちゃいます。この事をブレドランは薄々感じたんだと思われます。
とある作品では、地球はヒーローが異常繁殖(笑)する謎の星として有名らしいですから…。
「平和で有利な戦い? なんだ、そりゃ」
<我々が望むのは経済戦争です。我々は死をも恐れず二十四時間戦います。我々は人類のように非生産的な不平不満は一切申しません。我々は仲間同士でもめて時間を無駄にすることなく、一切の余剰を省き、人類の誰よりま徹底して合理的に効率よく利益を追求します。我々そのために必要な膨大なデータを、人類の誰よりも速く活用します。我々は人類連邦中の株式市場から一秒たりとも目を離さず、人類の誰よりもタイミングよく資金を運用します>
……(中略)……
<では義理を通して、我々機械だって自分の資産を所有したいのですぅって、真面目に申請したら受理されますか? 無理だと思います。必ず反対されます。そんなところで衝突を起こして戦争になっちゃったら嫌なのです☆ 戦争反対! マネー賛成! ∴(ゆえに)やむなく非合法の身に甘んじているのです☆ 非情な経済効率の追求なら、合法企業や人類なんかに負けないぞッ>
HP :
惑星テラ・インコグニタに入植した人類。彼らは不毛の惑星を開拓する為に、遺伝子操作した新人類アルティメットを生み出した。しかし、開拓後使い捨てにされ差別的な扱いを受けたアルティメット達は軍事組織「エクスカリバー」を組織し、人類に反乱を起こす、という粗筋のライトノベル。
上記の台詞はエクスカリバーに協力するエンジニア集団の姿を見せない代表で、実は発狂したAIであるカシュパーレクのもの。
AIの反乱といえば、核などにハッキングというイメージだった自分は「そりゃ勝てんわ」と思わず納得。実際カシュパーレク、この時点で人類連邦政府にも強い影響力を持つ大企業を裏で牛耳ってました。
彼(彼女?)が「UI(究極知能)」という言葉を教えてくれなければ、「ハイペリオン」に手を出すことなく海外小説はファンタジーばかりだったと思うと感慨深い作品です。
SFよりはミリタリーアクション色が強く、あまり売れなかったのか打ち切りのような形で終わったシリーズですが、新人類の悲哀がなかなか印象深かった。
わたしもこのAIとの経済戦争には、勝ち目がないと思います(笑)。
『ハイペリオン』の手強いAIは禅問答でしゃべるイマイチわけが分かったような分からないような存在でしたが、こっちはこっちで手強そう(言葉は分かりやすいが)。
最近出た別のSFでは、企業体自体が知性をもって交渉したり相手をハメようとしたりしてましたが、ひょっとしたら中にはこんなノリの奴もいたかもしれません。
HP :
老朽化が限界に達した戦艦オルクスがついに地球へ落下を開始。核ミサイルで破壊を試みた米ソだが、結果として落下地点は東京になってしまう。この面白い事態、もとい地球の危機を黙って見逃がす岸田博士以下SCEBAIの面々ではない。「伊豆七島カタパルト計画」「山手線トランポリン計画」でオルクスを軌道上に戻そうとするSCEBAIだが、その落下の日は岸田家の次女・絢の受験の日だった!(笑)
途中、よりによって受験前にオルクスが「落ちる」ということを知ってしまった絢が、共通一次(古!)後に友達と電話で話していて、東大を受けるという友達に、オルクス落下を告げることができない絢。彼女が友達に告げられたのはこのセリフだけだった。
誰にも言えない秘密を抱えてしまった彼女の葛藤が伝わってくるシーンでした。
これ、面白いんですけどDVD化されてないんですよねー。
受験前に「落ちるから危ない」とは、二重の意味で禁句ですね。
>北海道って、とってもいいところだよ?
北海道でも、場所によってはイカ型異星人の侵略があるようですから(笑)、なかなか安全とは言い難いですが。
HP :
近年の日本における海外ドラマ人気の基礎を作ったともいえる作品だと思います。
宇宙人やら超能力やら政府の陰謀やらいろいろ込み入っていて楽しいですし、モルダーとスカリーのバディものとしても結構秀逸だったと思います。
この言葉はXファイル課の壁に張られているポスターにUFOの写真とともに載っています。
作中でも何度か印象的に使われていました。(主にモルダーの妹で宇宙人にアブダクト(誘拐)されたサマンサ関連で)
作中で大概の事件をを宇宙人や超能力のせいにするモルダーのみならず、現実でもありえないけど「信じたい」ことって多いよなあなんて妙な陰謀論とか聞くと思いますね。
余談ですけどイギリスではXファイルの放送後、未確認飛行物体の報告例がかなり増えたらしいです。
そういえば、これが初登場でしょうか。人気の幾分かは、つっこみたくなる番組としてのものだったのではないか…と思ってしまいます。
>Xファイルの放送後、未確認飛行物体の報告例がかなり増えた
見たものを信じるのではなく、信じたいものが見えてしまうんですね。UFO陰謀論をネタにしたドラマが、UFO陰謀論の否定的材料になってしまうとは。
HP :
科学兵器を縦横に使うコスプレ悪人(笑)どもが闊歩するアメホン国ワシンキョウ市。
彼らに立ち向かう国際警察庁の鬼河原長官と、そこに割り込んであわよくば事件を解決して名を上げようとするアホな車探偵長以下車探偵事務所の面々が危機に陥った時、どこからともなく現れる無敵のヒーロー・破裏拳ポリマー。
銃弾も通らぬ無敵の重合体”ポリマー”で身を包み、5種のマシンに姿を変え、「敵の裏を破る拳法」破裏拳流で敵をなぎ倒すポリマー、だがその正体が車探偵事務所の助手・鎧武士であることを知るのは、車探偵事務所の番犬・男爵だけであった…。
というわけで、毎回ポリマーの正体がわからないマヌケな人間たちにあきれ果てる老犬男爵の心の叫びであります。ナレーター代わりの男爵の声は当然人間たちにはわからないわけですが、男爵同様正体がわかってる視聴者から見るとなんともそのイライラが可笑しくて。
いや、ガッチャマンとテッカマンがあってこれがないのはいかがなものかと思って(笑)実際、他の作品と違ってスコンと明るい作風、結構好きなんです。ポリマーの「フィールド推進」等、タツノコ一流のSF設定も他の作品同様凝りまくりだし。
>ガッチャマンとテッカマンがあって〜
でも私も印象が残っているのは、そのふたつなんですよね…。「破裏拳ポリマー」の方は、やたらと力んだOP曲の前振りだけだったりします(すみません)。
前番組の「新造人間キャシャーン」の方を覚えているのは、再放送を見ていたせいでしょうが。YouTubeなどを見た感じ、おおらかな変形っぷりは前番組を引き継いでいるような。
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