第264集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第266集を見る
「とにかく我々の常識じゃ考えられない。あれはきっと、宇宙人か何かの仕業だね」
出典:
関沢新一・金城哲夫脚本・円谷一監督「ウルトラマン 第1話『ウルトラ作戦第一号』」
紹介 :ゴジリスト中小路 様
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駄弁者:
コッペリオンの体細胞には…特殊な“イオン交換体”が組み込まれてるんです
出典:
井上智徳「COPPELION」
紹介 :H・I・T 様
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駄弁者:
人類最古のネットワーク
出典:
細田守監督「サマーウォーズ」公式ウェブサイト
紹介 :トオコ・モリエ 様
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駄弁者:
「これでおしまい、エンディングー!」
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武上純希脚本「炎神戦隊ゴーオンジャー 第27話『孫娘ハント!?』」
紹介 :るーしー 様
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駄弁者:
ミーオ・カーラ
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M.WOLVERINE(えむ・うるぶりに)「南アフリカ・サーカス物語」 『Nシップ』に収録
紹介 :ズバットン 様
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駄弁者:
悪の天才が 時に野心を抱き
出典:
阿久悠作詞「マッハバロン」 『スーパーロボットマッハバロン』オープニングテーマ
紹介 :土左衛門 様
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駄弁者:
大事なことなのでもう一度言おう 愛は何よりも尊いのじゃ!!!!
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とよ田みのる「友達100人できるかな」
紹介 :陸ドム 様
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駄弁者:
みく!
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東映制作「電磁戦隊メガレンジャー 第17話『すごすぎ!いけてるスーパーみく』」
紹介 :ザタンゴールド 様
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駄弁者:
グレスコ「お前は支配の原理を学ばなければならん。支配とは、自らを『悪』と認めるところから出発するのだ。支配力を維持する為に百万の人間の血が流されたことを、お前は知らなければならない」
出典:
高橋良輔総監督「蒼き流星SPTレイズナー ACT-III 刻印2000」
紹介 :J.J 様
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駄弁者:
バイオ粒子反応有り!
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東映制作「超電子バイオマン」
紹介 :クロスケ 様
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駄弁者:
見覚えのある場所
出典:
アイレムソフトウェアエンジニアリング製作「R-TYPE FINAL」
紹介 :電撃翼 様
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駄弁者:
人が知りたければ腹を裂く、心が知りたければ心を壊す。そうやって科学はここまで来た。
出典:
アトラス製作「DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー2」
紹介 :DAI★MAOO 様
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駄弁者:
「私亡き後も、どうすれば彼らは生きていけるのか、それがある意味の原点なんだ」
出典:
「大人の科学vol.30 特集:鬼才テオ・ヤンセンの世界」
紹介 :汗(はん) 様
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駄弁者:
「こっちの何倍も科学力持ってるくせに?」
出典:
逢空万太「這いよれ!ニャル子さん」
紹介 :山家 様
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駄弁者:
…これだから地球人相手はいやなんだ!!
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増田晴彦「剣豪ゼロ」
紹介 :首くくり 様
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駄弁者:
「パトカーより戦車が必要です!」
出典:
馬淵薫脚本・本多猪四郎監督「フランケンシュタイン対地底怪獣」
紹介 :ゴジリスト中小路 様
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駄弁者:
「グランディーのたましい…グランディーのこと、まっててくれるとおもうか?」
出典:
「ジャスティス・リーグ 『異世界からの驚異 part2』」
紹介 :H・I・T 様
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駄弁者:
「わたしは、イライジャが前にいった言葉を理解しようと努めてきました、ジュリアス。わたしにもようやくわかりかけてきたようです。あるべからざるものの破壊、つまり、いわゆる悪の破壊は、この悪をいわゆる善に転換させるよりも正しくないし、望ましくもないと、いま突然わたしはそういう気がしてきました」
出典:
アイザック・アシモフ「鋼鉄都市」(福島正実訳)
紹介 :ラッキー・チャンス 様
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駄弁者:
おことわり:このカタログでは22世紀以外の時代からの御注文には応じられませんので悪しからずご了承くださいませ。
出典:
藤子不二雄監修「22世紀デパート」
紹介 :TOM 様
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駄弁者:
おーっと……、忘れてたぜ。最近魔法何ちゃらになれば願いがどーの……って勧誘してくる怪しい奴がいるみたいだから、みんな気をつけてくれよな! じゃ、今度こそ。また明日な!
出典:
円谷プロ「ウルトラマンゼロ公式ツイッター」
紹介 :るーしー 様
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駄弁者:
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HP :
『警察・自衛隊・対策本部の名珍言集』第13回。
科学特捜隊のハヤタ隊員が乗った小型ビートルの墜落現場に駆け付けた、埼玉県警の警察官とキャンプの青年たち。彼等の眼前で、ハヤタ隊員の遺体が光の球(実はこの光がウルトラマンだった)に包まれて宙に浮き上がった。次の瞬間、光の球は爆発して消滅する。その爆破音を聴いてやって来たムラマツ隊長、アラシ隊員、イデ隊員の三人。ムラマツ隊長が爆破音について一同に尋ねると、警察官も青年たちも自身の眼で見たとおりのことを話すしかなく、ただ茫然とした表情を返すばかりだった。上記の台詞は、その最後に警察官が吐いた締め括りの言葉である。これに対し、ムラマツ隊長もイデ隊員も「そんなバカな」とリアクションしている。
私は子供の頃、この場面を見て「台詞割りが逆ではないか」と思った。科特隊が「宇宙人の仕業かも」で、一般市民や現地警察が「そんなバカな」と……。しかし後年になって再見すると、やはりこれでいいのだということに気がついた。つまり、専門的な知識や経験値に乏しい一般の人々ほど不思議な現象に遭遇した場合、取り敢えず宇宙人や怪獣、心霊現象など、その人の価値観・宗教観・世界観で勝手に思い込んでしまう。しかし科特隊の様な専門家はむしろ「詳しく調査しない限り結論は出せない」という慎重なスタンスで、それが「そんなバカな」という台詞で表現されているのだろうと……。
ようするにこの上記投稿のお巡りさんの台詞、「科学特捜隊」という組織の性質をそれとなく視聴者に伝えるきっかけになっているのだった。
慎重なスタンスに加えて、詳しく調査した結果によって「そんなバカな」を撤回できる柔軟さがあれば、『宇宙を継ぐもの』のダンチェッカー並の科学者になれるんでしょうけど……専門家になればなるほど難しそうです。
そのイオン交換体が体内に入った放射性物質のイオンを吸収して無害化する
光合成と同じようなもんです 二酸化炭素を吸い込んで酸素を吐き出す…
HP :
東京中のシェルターの住民に酸素、水、食糧、放射線防護服(自衛隊で現役採用されている物よりも格段に高性能)を無償で配給して回っている謎の『配達人』。
その正体は核物理係の『超級』科学者で、お台場原子力発電所を作った新都電力と三ツ星重工で原子力関係のほぼ全て―お台場原発や政府高官用の大規模核シェルターの設計等―を担当していた司馬伝次郎博士でした。
連絡の絶えた難民を救助するべく博士と行動を共にしていた『保険係』達に彼を捕らえる事を怒りを込めて指示する三島教頭―20年前のお台場原発事故で妻子を失っている―に対してあくまで『保護』する姿勢を示す『保険係』のリーダー成瀬荊。
連絡の途絶えた府中市街に進入する際、人間に一時的にコッペリオンの対放射線能力を与える薬品『エーテル』を博士達に投与する成瀬。興味を覚えエーテルの成分について質問する司馬博士に、成瀬はエーテルはコッペリオンから採集された細胞だと答え、投稿の台詞の後さらに「体細胞の中で変異した遺伝子の配列は次の世代には伝わりません」「だから普通の人間にこのイオン交換体を与えても…定着せずにほんの10分程度で燃焼してしてしまうんです」と続けます。
対放射線能力を『光合成』と同列で扱うのがすごいと言うか…放射線が二酸化炭素とするなら酸素として何を放出しているかが非常に気になるものがあります。なんせ現在連載中の第三部では、自分の意思とは無関係に中性子を撒き散らすコッペリオンが二人も登場しているものですから。
ついでに言うなら、エーテルの原料はコッペリオンの細胞なら誰の物でもいいという物ではなく、現時点で原料になりえる細胞組織の持ち主はたった一人だけなのでエーテルは量産が困難な稀少品である事も加えます。
ネットで検索したらセシウムを回収する光合成細菌の話が出ていましたが、そんなイメージなんでしょうか。放射性物質を選択して回収するまでならともかく、それを無害化するというのは…。生体内元素転換の復活?
「家族」の力。
HP :
SFは、センス・オブ・ワンダーだ、ってことで。
今月のテーマは「SF・家族の情景」。で、「家族」と「青春」を描いて大ヒットしたアニメ映画から投稿します。正確にはそのアニメの公式ウェブサイトにあった文句です。ん、なるほど。
……短いコメントだなあ。でも、これ以上だらだら書き込んだら、かえって投稿の文句の「美しさ」を損ねちまいそうなんだもの。だから、なし。お終い。
じゃあ駄弁者のコメントはそれ以上に蛇足なので、なし。…だと私がつまらないので。
アニメにしても小説にしても斬新な設定やキャラクターはいろいろ出てきますが、人間関係や倫理観については最近は保守的というか伝統回帰しているように感じています。
HP :
以前挿入歌を投稿した、スーパー戦隊シリーズからの迷文句です。
手違いで転送先がずれてしまった、世界を大規模に汚染するための装置を捜索する蛮機獣・ダウジングバンキ(声・エドはるみ)。
しかし巨大化戦において、作戦のため利用した異世界の魔女博士・オーセンの裏切りで装置を逆用されあえなく敗れ去ります。
今回の名文句は、ダウジングバンキが言い残した辞世の句です。
ガイアークの蛮機獣は毎回個性的な辞世の句を残して爆発するのですが、この回はゲスト声優の本領発揮と言うべきネタでした。
>世界を大規模に汚染するための装置を捜索する
テレビ朝日のオフィシャルサイトによると“サーチングゥー”していたそうです。いまわの言葉が流行語大賞って…。
HP :
ある意味、架空戦記もSFの一種ということで…
これは第二次世界大戦中の架空の王国フェアリーランド(この世界でのアイルランド)を舞台にした、一風変わった架空戦記漫画です。
1941年春、南アフリカにおけるフェアリーランド王国の自治領タバス州(この世界でのモザンビーク)では、自治領軍とロマーニャ共和国(この世界でのイタリア)から援助を受けた親ロマーニャ系ゲリラ軍との間で激しい戦いが起きていました。特に航空戦では、ロマーニャから新鋭機と優秀なパイロットを与えられたゲリラ軍が優位に立ったため、自治領軍は対抗処置として各地の優秀なパイロットを集めたエース部隊「南アフリカ・サーカス団」を編成。その教官として”ブラッディー・ノビー”と恐れられた女性パイロット、ノーブリアン・パインビレッジ小佐が王国本土から派遣されて来ます。
ノーブリアンらの活躍により苦戦を強いられるようになったロマーニャ軍は、切り札としてノーブリアンと浅からぬ因縁を持つエースパイロット、ルディ・カラッツィオラ中佐を登板させます。カラッツィオラは戦闘中、たびたび「ミーオ・カーラ」という言葉を連発し、ノーブリアンを苦しめます。
この言葉は「Mio」(私の)「Cara」(愛しい人)というイタリア語なのですが、作者曰く、「こういう使い方をするかどうかは学が無いので不明」とのこと。
ちなみに、フェアリーランド王国は国民の大部分が『ケルト系亜人間』と呼ばれるヒトと動物が一体となった人種で、なぜか総人口の七割が女性です。
>こういう使い方をするかどうか〜
イタリア語だったら修飾語があとにつくので、「カーラ(ロ?)・ミーオ」の方がそれっぽく聞こえるんじゃないでしょうか。まあ、揚げ足をとられたところで、こっちの歴史のロマーニャ語では違うんだと言えば済むことです。
世界征服を夢見た時に
君はどうする 君はどうするか君は
蹂躙されて 黙っているか
HP :
やっぱりオープニングも投稿しとこう(笑)
もうこの手の作品の本質をズバッと表現して過不足ないところが見事。
阿久悠先生、「蹂躙」なんて言葉を使うあたり子供番組でもガチです。
サウンドも強烈なロックで、リアルタイムで見たときには「何、今度の初めの歌は?
(注・当時はオープニングテーマなんて言葉は知りませんでした・笑)」とあっけにとられた記憶があります。
ちなみに作曲はのちにガンダム劇場版の主題歌を歌った故・井上大輔(当時は井上忠夫)さんでした。ギターはCHARさんが担当してたという噂がありますがホンマかいな。
>初めの歌
ああ、なんか懐かしい響き。私が小さい頃に歌っていたのもop曲やed曲ではなく「はじめのうた」「おわりのうた」でしたね〜。
しかし、こんな激しいロケンロールな歌を子どもが歌っていたらビビってしまいます。まして「ジュウリンされるってどういうこと?」と聞かれた日には(笑)。
HP :
直行は道明寺を救うため、元の世界に返れずともテストを続けると言い、道明寺は判決通り無に帰ることを受け入れる。
お互いがお互いを庇い合うその様を宇宙人のまとめ役はまるで愛のようだと言い、その愛に免じて今回の一件は警告にとどめる事にする。
その際の台詞です。
愛、か…
前のご投稿の続きですね。裁判でのこととなると、公式記録にも愛だと記録されてしまうことになりますが、「い、いやですっ はずいっ」 とか言われなかったでしょうか…。
なお、前のご投稿で出したとある辞典には、愛は「この病気は時には命取りになるが、患者の場合よりも医者の場合がそうしたことになり易い」とあります。気を付けよう、宇宙人。
ねえちょっとみく聞いてる!?
あんたは足手まといになりたくないって言ったけど、
あたしたち「足手まといだ」なんて言った!?
だってそうでしょう
スーパーであろうとなかろうとみくはみくじゃない
大切な、私たちの友達じゃない!
HP :
修学旅行で那須高原にやってきたメガレンジャーの5人。同じ頃、ネジレジアの幹部ビビデビはりんどう湖で進化光線を使って1万匹のガマネジレの卵を孵化させようとしていた。調査に向かったメガレンジャーに対メガレンジャー用の退化光線を打とうとしたビビデビだが、間違えて進化光線をメガピンクに撃ってしまう。結果、エネルギー不足でガマネジレは一体しか孵化しなかった。
進化光線の影響で超人的な身体能力と天才的な頭脳を持つようになったメガピンクこと今村みくは「スーパーみく」を自称する。メガレンジャーの男性陣は素直にみくの能力に感心するが、城ヶ崎千里(メガイエロー)はみくが副作用による強烈な頭痛を隠していることを知り、なぜ隠すのかと問う。みくは「普段ドジで足手まといな自分がそうじゃなくなったのだから、ずっとこのままでいい」と返答。ガマネジレが退化光線を持っていて、それを利用すれば元に戻れることを知ると戦いに行くことを拒んでしまった。
台詞は戦闘中にメガイエローがみくに通信で言った台詞。この言葉を聞いたみくは戦いに行き、無事元に戻ることが来た。
余談だが、後の「ガオレンジャーvsスーパー戦隊」にみくがゲスト出演した時には、このエピソードがみくの回想シーンに選ばれている。
自分もこう言ったり言われたりできたら。ただ、人格を認められるのと能力を認められるのとは別だとも思ってしまいますが…。
>「スーパーみく」を自称
ご投稿のセリフで納得してもらえなければ、知性と身体能力がアップした代わりにネーミングセンスはダウンしていると忠告せねばならないところでした。
ル・カイン「だからこそ、流された血を無駄にしないためにも支配する者は優れていなければならないのです」
グレスコ「優れているとはどういうことだ?知識か、肉体か?家柄か、容貌か?危ういものだな。そのような価値観は移ろい易い。支配とは『力』だ!他者を抑えつける『力』だ!力とは即ち『悪』なのだ!自らを悪と認めることが出来る者が必要なのだ。全てを知った上に尚、超然と君臨できる者こそが必要なのだ」
HP :
お久しぶりですが投稿させていただきます。
今回は諸般の事情から打ちきりになってしまった蒼き流星SPTレイズナーTV版を補完すべく製作されたOVAの最終巻から。
第二部で主人公エイジ達の奮戦や訴えも虚しく支配されてしまった地球。
そこではグラドス人による過酷な弾圧や支配を受ける地球人(この辺りはスペインのコンキスタドールやナチスのゲシュタポもかくやという描写がされています)とその圧政に対するエイジ達レジスタンスの抵抗戦が繰り広げられています。
そんな中、地球駐留グラドス軍の最高司令官であるグレスコ准将は息子のル・カインを本星から呼び出し、レジスタンス軍の撃滅指揮を取らせます。
グラドス人こそ最高の民族と信じて疑わないル・カインは「優れた者(グラドス人)による正しい指導と(地球人の)それに従う無垢な従順」こそが正しい支配であると信じ、グレスコ以上の過酷な弾圧や教化政策を推進していきます。
だが、現生グラドス人が古代地球人の生命核と先住グラドス人のハイブリッドによって生まれた存在(つまり地球人との種族的な兄弟)であった事を教えられ、自分の信じる支配のやり方を否定された際に告げられたのがこの台詞。
支配するという事の本質が力で他者をねじ伏せ、従わせる物である以上、支配者からのどんな善政も悪政も支配される側にとっては同じ物。
優劣や善悪などという不安定な物で正当化は出来ないのだという支配の本質をえぐった台詞だと思います。この後でなお「それは違う」と食い下がるル・カインに「支配だけなら愚者でも出来る!」と一喝するシーンも衝撃です。
ごぶさたしております。第111集以来、またご投稿いただけて嬉しいです。
レイズナーの終わり方が尻切れトンボだったというのは最初に見ていた頃にも感じていたのですが、自分が途中を抜かして見たせいかと思っていたものです。打ち切り云々の事情があったと知ったのは、ずっと後のことでした。
>支配とは『力』だ!他者を抑えつける『力』だ!力とは即ち『悪』なのだ!
開き直った独裁者は強い。ただグレスコの言葉は、圧倒的な力を無期限に発揮し続けられることが前提で、実際にはそれは不可能だし非合理的でもあると思うんですよね。愚者ではない支配者なら、本質的には悪と開き直ったうえで、支配される側には悪と思わせないようにするでしょう。
破壊!破壊!破壊!
HP :
500年前に地球にやってきたバイオロボのバイオ粒子を浴びた5人の子孫が天才科学者ドクターマンの新帝国ギアに立ち向かう為バイオマンとなり戦う。
物語中盤宇宙からバイオハンターシルバと名乗る謎のロボットがやってくるそれはかつてのバイオ星の「バイオ星平和連合」の作りだしたバイオ粒子を兵器開発目的であると思いこみ対立した「反バイオ同盟」の切り札として製作されたロボットだった、バイオ星は「バイオ星平和連合」と「反バイオ同盟」に分かれて戦争となり結果星が爆発してしまうのだったがその時シルバは星を脱出していた
シルバの目的は「生物・非生物を問わずバイオ粒子を持つもの全ての破壊」それを表すお馴染みの文句が投稿の台詞です。
地球にやってきたシルバはバイオ粒子を持つバイオマンをターゲットに定める、バイオロボと共にやってきたバイオマンのサポート役のロボットで元バイオ星平和連合の実験助手だったピーボはバイオマンは愚かな科学競争の末に滅んだバイオ星の二の舞にしないよう地球を守る為に戦っているのであってバイオ星とは関係なく、またバイオ星の問題を地球に持ち込んではいけないと説得するがシルバはバイオ粒子の破壊を叫ぶばかりでまったく聞く耳を持たない
指令を与えた反バイオ同盟はとっくに滅びてもただひたすらそれを遂行する哀しい狩人なのであった
説得を試みるということは、使命の遂行はシルバ自身の意志なり判断なりで行っているということなんでしょうか。自分の意志ではどうにもならないプログラムで動くというほうが、悲劇性が増すものですが…。
見覚えのある仲間達
だけど………
………なぜ?
HP :
アイレムの大作シューティングゲーム「R-TYPE」シリーズの(シューティングゲームとしての)最終作より。
R-TYPEは、地球に襲来する邪悪な生命体群「バイド」と地球人類の戦いを描いたシリーズです。
強い攻撃衝動を持ち、あらゆるものを侵食し、取り込み、進化する、悪夢の生命体バイド。通常の兵器では倒せないバイドに対し、人類はバイドの切れ端から製造した兵器「フォース」と、フォースを操る能力と異相次元に潜り込む能力とを備えた戦闘機「R-9A」で立ち向かいます。
何度倒しても力を増して復活するバイドに対抗し、人類は何度もそれを退け、それに伴ってR-9Aを進化させ、その派生機群「R戦闘機」を発展させていきました。
そして22世紀後半、人類はバイドとの戦いに終止符を打つべく、対バイド最終兵器を開発し、最終決戦を挑みます。
そして…。
R-TYPE FINALは、ある条件によってステージ分岐が起こるマルチエンディング形式になっています。
そのエンディングのひとつが、第247集でアーサー・エリスさんが触れていた「夏の夕暮れ」。
最終ステージにて、夕日に照らされながら地球に帰ってきた主人公。しかし、待っていたのは人々の歓喜の声ではなく、自分を迎え撃たんとするR戦闘機の群れでした。
以下ネタバレ。
先にも触れたとおり、バイドはあらゆるものを侵食し、取り込む能力を持っています。そして、人間もR戦闘機も例外ではありません。
主人公はバイドに取り込まれ、そしてそのことに気づいていなかったのです。
仲間達「だったもの」をバイド特有の攻撃衝動に任せて蹴散らしていく主人公。そして、最後に立ちはだかったものは、最初のR戦闘機、R-9Aでした。
そしてR-9Aを倒した後、主人公は自分を迎えてくれる存在がどこにもいないことに気づき、こう呟くのでした。
夏の夕暮れ
やさしく迎えてくれるのは、
海鳥達だけなのか?
ネタバレ終了。
帰れるところがあることは素晴らしいことです。しかし、そこから拒絶されてしまったときの心境とは、どのようなものだったのでしょうか。
R-Typeは持ってたPCでプレイできたのが最初の1作だけで、それもほとんどやりこまなかったので、最初のボスキャラ「ドブケラドプス」ぐらいしか相対してないんですが。FINALだとここまで大きな話になってるんですね。シューティングとしての最終作ということは……ああ、シミュレーションも出てたんですね。
スタトレのボーグに「同化」されたら、こんな感じなんでしょうか。
HP :
劇中のとある学者の言葉ですが、それを言っては見も蓋もないと思いますけれど。まあ科学の発展というものの一面を表現した言葉だと思います。女神転生の親戚でファンタジーかと思いきや、けっこうハードなSFでした。
ハヤカワ文庫から出ている五代ゆうの小説「クォンタムデビルサーガ アバタールチューナー」の方かと思ったのですが…。「DIGITAL DEVIL SAGA」ということで、かなり先行して出たゲームの方として掲載。小説の方は、ちょっと読んでみたいと思っています。
>人が知りたければ腹を裂く、心が知りたければ心を壊す
じゃあ現代でそうしなくなったのは、単に裂いたり壊したりしては知ることができないことが知りたくなったからだということ…?
HP :
オランダの芸術家テオ・ヤンセンが作り続けている「ストランドビースト」(砂浜の生物の意)は、風を受けて砂浜を動き回るオブジェです。
ストランドビーストはキネティックアート(動態学的芸術)と呼ばれるジャンルに属し、プラスティックパイプやビニールシートなどを組み合わせて作られており、大きいものでは全長12メートルにも達します。テオ・ヤンセンが導きだした13の長さ(ホーリーナンバーと呼ばれる)にカットされたパイプを組み合わせて出来る「脚」が、クランクシャフトで連動し、プロペラなどで風力を変換して動くさまは、まさに生物です。(ムカデがカニ歩きしているような。または11人12脚みたいな)(ユーチューブ参照)
ホーリーナンバーはネット上に公開されており、これを参照して世界中で複製や改造が行われています。ビーストはネットを介して、増殖・進化という、生物として重要な要件さえ満たしているのです。
茂木健一郎との対談で、テオ・ヤンセンが言ったのが引用の文句です。彼は今もそのためにビーストを作り続けています。
ネット繁殖に言及した時点で、彼らの種が存続することは間違いないのですが、寿命不定のアンドロイドならいざしらずパイプ&ビニール製の個体が生き続ける可能性を考えるというのは、実にスペキュレイティヴであります。
ちなみに本書の付録「ミニビースト」は手のひらサイズ! かわいい!
風に種が飛ばされるようにネットでアイディアが播かれ、人間を手を介して時間や場所を変えて生み出されると考えれば、種の存続と言うことができるか…。それなら生物を模した作品に限らず、どんなアイディアにだって言えてしまうのですが。
ちなみに、テオ・ヤンセンの日本語オフィシャルサイトはこちら。…理屈はどうあれ、生きているように見えますよ、これは。
「昨夜も申し上げましたでしょう。科学技術と精神性は必ずしも一致しない、と」
…(中略)…
「娯楽、ねぇ。こっちにとっちゃ、ごく普通の事なんだが」
「恒星間移動も我々にとってはわりかしポピュラーな事なんですけどね」
HP :
確かに、宇宙人と地球人の精神構造が違うというのはよくある話ですね。そして、その宇宙人には当たり前でも、地球人には理解不能の行動、そして、その逆の話も。したがって、このニャル子の(地球の娯楽は、宇宙トップレベルという)話は、十二分にありうることだとは、思うのです。
ただ、その地球の娯楽をきちんと宇宙人が理解して、娯楽として楽しんでいるのか、というのも、この小説では疑問が生じてくるところです。何しろ、ニャル子は前回投稿した通り、麻雀をやると麻雀牌の表面を自在に変更する能力を駆使して、の一発ツモ上がりを楽しんでいますし、トランプカードゲームでは、自由自在にカードの表面を変える能力を駆使し、持ち札の8割以上をジョーカーに変え、大富豪等で常勝を誇って楽しんでいますし。勝てばいいのです、勝てば、と彼女は言うのでしょうが、このあたり、地球人の私には理解できないところです。
>地球の娯楽をきちんと宇宙人が理解して、娯楽として楽しんでいるのか
異星人に地球の娯楽を意図通りちゃんと楽しんでもらうには、ティプトリーの「われらなりに、テラよ、奉じるはきみだけ」みたいに、ルールの管理まで地球人が面倒みる必要があるのでは…。
HP :
数百メートルに及ぶ光剣での切り結びが衝撃的な未来剣劇漫画より。
大銀河連邦随一の勢力を誇った地球が、突如として連邦に攻め滅ぼされてより、十五年。
精神力を刃と化すサイコソードの使い手で柳生新陰流剣士ゼロは己の信念と仲間のために、大銀河連邦を相手に戦いを始める。
セリフは、ゼロ一行阻止に苦戦する現場指揮官の最後の言葉。
連邦内では、地球人は愛を持たない狂戦士と信じられているうえにゼロのサイコソードで主要都市を『切り刻まれた』直後だったので、敵とは言え同情させられるなぁ、と。
ベイリーの『禅銃』みたいなワイドスクリーンバロックとしても読むことができる……ような気がしないでもない(笑)。あっちの池松八紘もかなりムチャクチャなサムライ戦士でしたし。
HP :
『警察・自衛隊・対策本部の名珍言集』第12回。前回に続いて同じ作品より。
巨人となったフランケンシュタインの怪物は、広島県から隣の岡山県へ逃げ込んだ。しかも、広島県内で目撃された時よりずっと巨大に成長している。岡山県警は大規模な捜査網と包囲網を展開し巨人の捕獲に躍起になるが、人間と全く同等の知能を持っている為、ことごとく裏をかかれて失敗する。上記の文句は、警備隊指揮官(現在の機動隊指揮官/演・佐原健二)が県警本部の警備課長(演・田崎潤)に進言した一言。要するに泣き言を垂れている訳だが、それを「猛獣捕獲のレベルを超えています!」とか「自衛隊の出動要請を!」とかいったベタな言い方をせず、「パトカーより戦車」という小洒落た言い回しで表現するところが、いかにも黄金時代の東宝調な台詞である。この進言に対し、警備課長は「そんなこたぁもぉとっくに上層部で検討しとるよ!」とキレ気味に言って返した。すると現場指揮官は「今夜間に合うでしょうか?今夜の警備に責任が持てません」と、かなり弱気な発言。
いくら相手が人間でも身長20メートルのクローン巨人では、その身柄確保はもはや警察の仕事ではないのだった。
戦車が出てくる頃には、仕事は「身柄確保」ではなく「撃退」ないし「無力化」に変わってるでしょうけど…。
全長20メートルの巨人を殺さず確保する装備は、自衛隊にもないでしょう。火力でなく任務の性格を第一に考えるなら、やっぱりまだ警察(あるいは保健所?)の領分と言えるのかも知れません。がんばれ警備隊長!
「グランディー、私には…ええ、きっと待ってるわ。」
「なら、グランディー…それだけでまんぞく…。」
HP :
ヴィランのソロモン・グランディー(スーパーマンに匹敵する怪力と強靭な肉体を誇るが、知能は低い愚鈍なアンデット。)を誘拐、彼を生贄にした儀式を妨害するスーパーマン、ワンダーウーマン、ホークガールの3人のジャスティス・リーグ。
かつて共に戦ったアクアマンとドクターフェイトに理由を問うスーパーマン達の前に発生する巨大な次元のほころびと、その中から出現する異形の知性体イクスルトゥー。
ドクターフェイトとホークガールの連携でイクスルトゥーを元の世界に押し返す事には成功したものの再び出現するのは時間の問題、儀式を再開したとしても魔力を消耗した今のフェイトでは封印の成功はおぼつかない(イクスルトゥーを封印したアトランティスの当時の国王はアトランティスを海上に浮かべていた魔力全てと引き換えに封印の儀式を成功させた。)そのため直接イクスルトゥーを直接退治する方向に転換、グランディーも加えた混成パーティーでイクスルトゥーの世界に殴り込みをかけます(ちなみに最強の宇宙人、愚鈍な怪力の大男、地球最強の魔術師、アトランティスの国王、神話由来の戦女神、半獣半人の女戦士という構成はマーヴルの寄せ集めヒーローチームディフェンダーズを真似たらしいです)。
スーパーマン、ワンダーウーマン、アクアマンに次元のほころびと無数の雑兵怪物を任せてイクスルトゥーと対決するフェイト、ホークガール、グランディー。
ホークガールがかつて自分を崇拝していたサナガー星人である事に気づいたイクスルトゥーは彼女をサナガー星人の代表として懐柔を図りますが、イクストゥーが文明と引き換えに多くのサナガー星人の魂を奪い貪った事実を知るホークガールは断固拒否。
イクスルトゥーとホークガールのやり取りを聞いてイクスルトゥーが自分の魂を奪ったと勘違いしたグランディーは(彼は失われた自分の魂を報酬として生贄を引き受けた)イクスルトゥーの体内に突入、抗体等の激しい抵抗を受けながらも内部から深手を負わせます。戒めから逃れたホークガールの大脳への攻撃によって引導を渡されるイクスルトゥー。
投稿の台詞は致命傷を負ったグランディーとホークガールの最後の会話からのものですが、サナガー星ではイクスルトゥーを放棄してからは宗教や信仰といった概念は存在せず、劇中でホークガールが神話世界の住人であるワンダーウーマンに戦闘の際に神の名を叫ぶ事の意味について質問する場面まであります。
だから彼女には死んだグランディーが彼の魂と再会できるかなんて予想もできない(そもそも”魂”という概念を理解しているかどうかも怪しい)そして何故自分の嘘を受けたグランディーが安らかな表情で死んでいったのかもよくわからない…。
そんな彼女に「心で感じればいい」と(珍しく)優しく語りかけるアクアマン。
トオコ・モリエさんの 文句toめい文句への書き込みに触発されて投稿しました。
信仰というのは本来『無償の愛』にもとづく『大いなる嘘』なのかもしれません。
ムー大陸では「クトゥルー」が信仰されていて、アトランティスには「イクスルトゥー」が封印されているのか…。まあ、それはおいといて。
ホークガールが今はやりのエイリアンみたいに「わけがわからないよ」と口走らなくてよかった(内心思っていたかも知れませんが)。
彼はすこしためらってから、まるで自分の言葉に驚いたかのような唐突な調子で、いった。
「行け、二度と罪を犯すな!」
HP :
今回は古典的ロボットSFから。ネタバレになりますが、物語の終盤、殺人事件の真犯人であるジュリアスに対してR・ダニール・オリヴォーが言い放ったセリフです。正義が悪と対決し断罪するという展開は昔から繰り返されてきましたが、それが本当にベストなのか?と問われれば疑問の余地があるような気がします。「鋼鉄都市」の場合には、ダニールはヒューマンフォームロボットの第1号として登場し、最初は「正義はすべて法の定めるところにある」といった杓子定規な解釈しかできませんでした。しかし、ベテラン刑事であるイライジャとのたび重なる議論の末に、法の遵守よりも望ましいことがあると考えるに至ります。今回引用したセリフの最後の一言は、聖書の中でキリストが娼婦(姦淫を犯すという罪で裁かれるべきだった)を見逃してやる場面で言った言葉ですね。実は私は、子供の頃にも別バージョンの「鋼鉄都市」を読んでいまして、それはあかね書房の少年少女世界SF文学全集でした。訳者は奇しくも同じ福島正実。とは言うものの、子供向けの翻訳なのでストーリーの軸になる聖書に関わる部分はカットされ、エンディングは確かイライジャが捜査終了後のダニールの予定を尋ね、ダニールがイライジャとの別れを惜しむといった形だったと思います。今思うと、やはり原書に忠実な翻訳をした早川版が良いですね。抄訳でもなお子供心にこの作品を名作だと思わせて10年後に再び手に取らせた福島氏の力は素直に感動しますけど。
アシモフ自身がどこまで計画していたのか分かりませんが、ダニールがやがて「第零法則」にいたる第一歩は、実にここからはじまっていたのかも知れませんね。
続編の「はだかの太陽」でも、最後はベイリが法を越えた(しかし厳密に法に則るより望ましい)判断をしていましたし。けど人間であれロボットであれ、そういう判断がどこまで許されるのかは、意見が分かれるところだと思います(第零法則まで至ってしまわれると、さすがに不安)。
>子供の頃にも別バージョンの…
私のSF第一歩は、他のところで何回か出しているかも知れませんが、「はだかの太陽」の子ども向け別バージョンでした。福島さん訳ではなかったみたいですが、後に完訳を読むきっかけになったのは同じです。
HP :
ドラえもんの秘密道具百科みたいな本はいくつも出てますが、これは、「22世紀デパート」が作成した商品カタログという形式をとった、ちょっとシャレた本です。
この本の最後には「通信販売のおしらせ」というページがあって、注文方法が事細かに書かれています。
「本カタログの、希望される商品を指で押しながら「これが欲しい」という意味の言葉をお話ください。そうすれば、あなたの指先から誘導された生体電流が、カタログ写真の裏側にそれぞれ仕込まれている、音声入力式のマイクロ・ターミナルを作動させます。このターミナルは、あなたの声を超空間波に乗せて、当デパートのメイン・コンピュータに伝えます。これで、もう手続きはおしまい。ご注文はとどこおりなく完了しました」
で、この後、地球以外にお住まいの方は〜とか、地球以外の宙域にお住まいの方の為替レートは〜とか、クーリング・オフは〜とか、細々とした説明があるのですが、この“おことわり”があるので、実際には注文できないわけです。う〜ん、残念!w
ちなみに、ドラえもん本体は大特価20万円、ドラミちゃんは100万円、タイムマシンが120万円、どこでもドアが64万円、タケコプターが1万5千円、もしもボックスが62万円となっています。
お座敷ゲレンデが28万円で、ドラえもん本体より高いのがちょっとビックリ。
22世紀になったら、注文してみようと思っていますw
ドラえもんの別の話で、過去や未来の商品を取り寄せられる自動販売機が出てきて、のび太は1円の価値が今よりずっと高かった頃のカメラをお小遣い程度の額で入手できたけど、逆に未来の駄菓子を買ったらとんでもない額の代金を請求された…というのがあったと記憶しています。
こちらの商品カタログはそういったトラブルは回避できるわけですね。…未来世界の消費者団体からクレームでもあったのか。
>お座敷ゲレンデが28万円で、ドラえもん本体より高い
つまり四次元ポケットから出てくる道具はドラえもん本体とは別売り? 価格は「20万円から」ということで実質は道具込みでムチャクチャ高価なんじゃないでしょうか。あるいはポケットから出すたびに使用料が発生していて、セワシ君の家に請求書が舞い込んでいるとか…。
HP :
以前にも何度か投稿されたウルトラマンゼロの、公式ツイッターからの名文句です。
どう考えてもキュウべぇに対する警戒を呼び掛けています。
一応キュウべぇも宇宙人ではあるのですが、ここまで堂々と多作品をネタにするとは……。
警戒は呼びかけているものの、即時対処は目指していない様子。巨大化でもしない限り、ウルトラマンたちの取締り対象にはならないんでしょうか。
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