第317集を見る 感想を書く(文句toめい文句) 第319集を見る
「飛べ! キャプテン・フューチャーの仕掛けたワナだァ!」
出典:
エドモンド・ハミルトン「脅威!不死密売団」(野田昌宏訳)
紹介 :NAL 様
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駄弁者:
怪獣は悪いやつだからじゃなくて
出典:
伊藤伸平「まりかセヴン 『宇宙怪獣がこんなにカワイイわけがない』」
紹介 :H・I・T 様
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駄弁者:
SFはシンセサイザーの音で飲むコーラとは、ちがうんだ……
出典:
寺沢武一「コブラ」(集英社文庫版第4巻)
紹介 :TWR 様
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駄弁者:
「熱帯魚は難しいんだよ。硝酸濃度とかPHとか温度とか」
出典:
村山慶「セントールの悩み」
紹介 :るーしー 様
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そうか、あんたはつまり戦後の生まれなんだなあ……
出典:
椎名誠「開帆島田倉庫」 『武装島田倉庫』に収録
紹介 :可児歳蔵 様
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二十九頁における伊丹耀司の人生を表現した台詞「息抜きの合間に、人生やってるんだろ」は、
出典:
柳内たくみ「ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」
紹介 :黒竜王V 様
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「存在しない未来ならそこから来たキャンディスも存在しないよね?」
出典:
ダン・ポベンマイヤー、ジェフ・スワンピー・マーシュ原作「フィニアスとファーブ 『タイムマシンで大騒ぎ』」
紹介 :クロスケ 様
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「一生かけて いわせてみせるっちゃ。」
出典:
高橋留美子「うる星やつら」(コミック版)
紹介 :ラッキー・チャンス 様
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駄弁者:
百合子「だったら読み終わるまで次の本を借りなきゃいいじゃないのよ」
出典:
竹本泉「ねこめ〜わく 『…ぐりぐり〜世界のリーダー〜』」
紹介 :土左衛門 様
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これがあらゆる宇宙でもっとも一般的な形態なのだ
出典:
デイヴィッド・ウィングローヴ「生ける闇の結婚(チョンクオ風雲録16)」(野村芳夫訳)
紹介 :TWR 様
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駄弁者:
「乱心だ!ロボコンさまを止めろ!」
出典:
加藤弘之監督・横手美智子脚本「燃えろ!!ロボコン 第42話『輝け! オイラの芸術魂』」
紹介 :猫玉 様
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駄弁者:
『知らなかった…!ドクターマン様が人間だったとは』
出典:
曽田博久脚本「超電子バイオマン 第19話『父はドクターマン』」
紹介 :W”MONSTER 様
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駄弁者:
「失ったモノに涙しても誤ったことを後悔してもいい。だけど、その過去から目を背けたり囚われたりせずに、忘れずに胸に秘めて、最後には前を向け!」
出典:
なめこ印「俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録!?4」
紹介 :山家 様
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駄弁者:
ヒロム「大地のハンター!レッドチーター!」
出典:
加藤弘之監督・下山健人脚本「帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズVS動物戦隊ゴーバスターズ」
紹介 :かんきち 様
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駄弁者:
今まで我々が倒してきた怪獣もみんな餌や仲間を求めて彷徨していたにすぎない
出典:
伊藤伸平「まりかセヴン 『宇宙怪獣がこんなにカワイイわけがない』」
紹介 :H・I・T 様
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駄弁者:
この数十秒の会話の間に、ハーヴァマールのVF-171EXが8機、無人戦闘機が21機撃墜された。
出典:
小太刀右京「マクロス30 銀河を繋ぐ歌声」
紹介 :ギムレット 様
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駄弁者:
『ここ一つだけ』やられてもな……、俺たちの勝ちなんだ…!
出典:
島本和彦「ヒーローカンパニー 3」
紹介 :TWR 様
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駄弁者:
「ああすみません。でも凄いじゃないですか」
出典:
野尻抱介「コンビニエンスなピアピア動画」 『南極点のピアピア動画』に収録
紹介 :るーしー 様
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駄弁者:
貴官の最後通告に返信する。『くたばれ、ブリキ野郎』
出典:
村田和也監督・虚淵玄脚本「翠星のガルガンティア」
紹介 :アーサー・エリス 様
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駄弁者:
アヴァロンか。一度この目で見てみたいとは思っていたが……いざ行けるとなると、よくわからない。故郷ってなんだ?
出典:
村田和也監督・虚淵玄脚本「翠星のガルガンティア」
紹介 :クロスケ 様
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駄弁者:
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HP :
天才科学者にしてヒーローのキャプテン・フューチャーが仕掛けた罠はあっさり見破られるのでした。
そして、案の定囚われるヒロイン ジョオン・ランドール…。
もう言い訳すらできない罠マニア(はまる方限定)。
HP :
まりかセヴンに代わって怪獣デスガイラを退治せんとする自衛隊、ですがまりかと同様デスガイラの愛らしさに心奪われた民衆の壁の前には撤退を余儀なくされてしまいます。
ニャンゴロスという愛称を付けられた怪獣を巡り、殺害と保護とで真っ二つに分かれる世論。そんな中まりかを呼び出した鈴森少佐(対怪獣戦における自衛隊の司令官でまりかセヴンの正体も知っている)はデスガイラが1日2トン、1年で丹沢山塊の植物を喰い尽くす事を説明した後、投稿の台詞を続けます。
そしてデスガイラに打つ手の無い日本に「協力」すべく、中国海軍の空母が東シナ海に侵入して来た事と、日本に「協力」する権利を守るべくアメリカが動き出した――場合によっては日本国内での核使用もありえる――事も…。
どんなに大人しく(デスガイラは草食で人懐っこい)ても可愛らしくても存在するだけで脅威と混乱を招くという事を理解したまりかの起こした行動は…そして彼女の決意に対してセヴンは…?
怪獣は災害だからとかコミュニケーション出来ないからという題目よりもストレートな「怪獣だから倒す」という理屈には思わずドキリとしてしまいました。
だって怪獣特撮で敵役の命を奪って僕達がカタルシスを得られる最大の理由は、西部劇や戦争映画等の相手が人間であるのと違って「相手が怪獣だから」に他ならない事と、それに自分が納得しているからだと思うからです。
この理由で倒すとなると「怪獣だから」というより、自分たちの生存を脅かす「害獣だから」倒す、ということになりますね。
ふと『寄生獣』のラストを連想しました。こちらは、その理由で殺すことを迷いつつも受け入れる話なのですが…。
SF――それは新しいビンに入れた古いブドウ酒なのさ。
そして、それは『アーサー王』や『アリス』の不思議の泉からわきでたものなんだ。
HP :
集英社文庫版の「コブラ」には冒頭のカラーページにコブラのセリフ(女性との会話が多い)が出ています。これは第4巻から。
SF全般に当てはまるかは疑問ですが、コブラのようなスペースオペラを説明するにはこれ以上のものは無いでしょう。
ただブドウ酒と違うのは、ビンの美しさも酒の味と同じぐらい重要だ、というところでしょうか。
「夜店の金魚、掃除も何もしねえけどずっと生きてっぞ」
「あれはあれでいいの。藻が光合成して酸素を出すし、糞を分解してくれるし、餌にもなるし。人間が観賞のために綺麗にするから問題あるの」
HP :
以前にも投稿した、ケンタウロス女子高生の日常漫画からの名文句です。
姫乃が母の友人から依頼され、彼女が編集長を務めるファッション雑誌でモデルをした事から進路についての話題になった一同。
姫乃の夢は医者か獣医であるものの、彼女は魚しか飼った事が無いため熱帯魚の販売はどうかと言う希でしたが、姫乃は熱帯魚は水質調整が難しいと語ります。
今回の名文句は、そんな2人のやり取りです。
前回過酷な環境下で生きていく生物に関する名文句を投稿しましたが、人工的な環境そのものといえる水槽の中でも人間が手を入れなくてもなかなかどうして上手く回っていくものですね。
鑑賞目的の綺麗さこそが過酷な環境になっているというわけで。
しかし前回のご投稿と絡めると、そのうちPH調整をしなくても生きていける熱帯魚が登場することに…?
HP :
祝・漫画化ということで、久々にシーナワールドから。
死んだ倉庫作業員「づる」の代わりに島田倉庫に転がり込んできた新人「百舌」と、先輩の作業員「可児」の会話の一コマです。百舌の十八歳という年齢(終戦は十九年前)について、戦中派の可児は何がしか思うところがあったようです。
最近になって今の大学生は阪神大震災を覚えていないと実感させられたので、こういうセリフも心にしみるようになりました。
私も、高校生相手にしているとわり感じることですね。オウムも阪神大震災も、彼らにしてみれば歴史上の事件です。
でもゲームやTV、アニメの話題を振ると、意外と古いところまでついてこれる奴らが多かったりするのですが(笑)。
『究極超人あ〜る』(小学館)のコミックス第四巻百二十九頁、
「人生には息抜きというものが必要だぞ」「あんたたちは息抜きのあいまに人生やってるんだろう!!」より出典しております。
HP :
うまいことを言う。
そんなわけであ〜ると言えば我々の心のバイブル。
見つけた時は嬉しくなっちゃいました。
自衛隊員の人生としてそれはどうなんだ…とはいえ、それほど息抜きになる生を歩んでいない感じではありますが。
「そうだった…」
HP :
好奇心旺盛で想像力豊かなフィニアスと発明の天才ファーブの兄弟が夏休みに様々な発明品で遊び、それをママに言いつけようとするがいつも失敗する姉のキャンディス、そしてフィニアスとファーブのペットだが実は悪の科学者ドゥーフェンシュマーツ博士と戦う秘密エージェントのカモノハシペリー、3つのストーリーが同時に進行していくコメディアニメ。
今日の発明のために必要な「分子レベルで木と金属をくっつける道具」を手に入れるためタイムマシンで20年後の未来に行ったフィニアスとファーブ、大人になってすっかり落ち着いていたがタイムスリップしてきた2人を見てママへの告げ口の気持ちを再燃する20年後のキャンディス、タイムマシンを使って20年前に行き過去の失敗を教訓にママに2人が街中を改造して作った巨大ジェットコースターのコースを見せて告げ口を成功させる。満足して20年後に戻ったキャンディスだったがそこはドゥーフェンシュマーツが支配するディストピアになっていた。フィニアスとファーブの保護がきっかけで子供の発明が危険なものと社会問題になり子供は独創性や想像力を働かせることを禁止され、大人になるまで隔離されるようになり社会は活気を失いそれに乗じてドゥーフェンシュマーツが支配するようになったのだ(キャンディスの告げ口が遠因で宿敵のカモノハシペリーが大怪我をしたため)
キャンディスは再びタイムマシンで20年前に戻り、ママに言いつけようとする先ほどタイムスリップしていった自分を阻止する。これで未来は守られたがタイムマシンが壊れてしまい、2人のキャンディスはフィニアスとファーブに修理して貰おうとする。2人現れた大人のキャンディスに驚くフィニアス達に事情を説明する。幸せな未来と悲惨な未来が出来てしまったがもう未来は統合されたと伝えるとフィニアスは悲惨な未来が存在しないならその世界の人間も存在しないはずとつっこむともう一方のキャンディスは消滅してしまうのだった。
自分自身が認識することで存在していたのだろうか…?
まあ並行世界が無数に分岐していくタイプだったらどれだけ過去を修正しようと悲惨な未来で暮らさなければいけないかもしれないので、ある意味消滅したほうが良かったのかな?
文字にするとちょっと難解なタイムパラドックスか人間原理の話みたい。しかしカートゥーンだと思うと、崖から飛び出したとき、2、3歩走ってから下に地面がないことに気付いてまっすぐ下に落ちる定番のノリを想像してしまって微笑ましいです。
「いまわの際に いってやる。」
HP :
今回は、あまりにも有名な高橋ラブコメの金字塔から。あ…いや、SFでもありますけど(断言)。
確か劇場アニメの完結編でもほとんど同じセリフがあったように記憶していますが、語尾やら句読点やら、細かいニュアンスも含めるとやっぱりコミックの最終話が良いです。世界の破滅や記憶の喪失に直面しても「好きだ」の一言が言えない意地っ張りの男と、それを土壇場で受け入れて自分から捕まってしまう鬼娘。だけど、その結末を導いたのは最初の鬼ごっこで手に入れたラムの角を後生大事に隠し持っていたあたるの心情なんですよ。
ここで引用した会話に見る限り、二人が一生離れないことはお互いにとっての大前提なんですよね。
『うる星やつら』をほとんど読んでいないし見ていない私でも聞いたことがある名文句。今さらここで紹介するのも面映ゆいですが、断言されてしまってはしかたがない(笑)。
たしか、世界の破滅がかかっている時に「好きだ」と言ったら、本心から言っているように聞こえないから言わないんでしたっけ。なんかもう「はいはいごちそうさま」としか言えないです。
ヘンリヒ「途中で読む本のジャンルを変えて気分転換したいんだ」
百合子「何冊気分転換が必要なのよ」
ヘンリヒ「おれは複雑だから何回も何回も必要なんだ…(中略)…手の届くところに常に気分転換が欲しいんだおれは」
HP :
図書館に住んでいるヘンリヒが本を返してくれないと、猫たちに訴えられた百合子はヘンリヒのところに怒鳴り込みますが……。そこで見たのは寝室までごっちゃり積まれた本の山(百合子曰く「巣ごもりのビーバーか」・笑)。
なんか私も気が付くと手が届くところに読みかけの本やたらに置いているんでなんかヘンリヒに同情してしまいますが……。とはいうもののヘンリヒは図書館に住んでんだから借りなくても棚に置いといて取りに行けばいいじゃん、と思ったのは私だけだろうか。
棚に置いといたら誰か借りて持って行ってしまうかも知れんじゃん、と答えるのは図書館に勤めている私です(でも期限守らんのは許さん)。ジャンルを変えて気分転換したいというのも、同感だなあ……私はヘンリヒよりは単純なので、歴史とSFとそれ以外、ぐらいのローテで満足ですが。
HP :
神出鬼没のトアン・ティーフォー。
スラムで行き倒れのキムを救ったのを皮切りに、作品のキーとなる所々で姿を現す。
今回も、いるはずのないガニメデに出現し、ついに自分(そしてディヴォア)の正体をキムに告げる。
自身は「エッダーリミナル」なる、宇宙の深淵で生まれ育った知的種族であり、漢の姿も地球で行動するための方便。例によって正確な発音は人間には不可能。またディヴォアはトアンの双子であり、伴侶であり、魂の血族。
そしてその正体は金属の身体を持つ巨大な蜘蛛。って、あんたヴァン・ヴォークトかよ!?(イシャーシリーズは読んでないんですけどね)。
その大きさはキムの邸宅を軽く超えるスケール。キムの邸宅は元ヨーロッパ保安軍元帥で、妻エルカの父であるナット・トローネンの屋敷を移設したもの。敷地の一辺は数十mはくだらないと思われます。そんな巨大な生物が一般的とか言われても困る。
ついでにディヴォアも元々は漢の姿であったが、いつの間にやら白人の姿を得たとのこと。
以前の投稿で駄弁者様から「白人のディヴォアが人海戦術なんて」(284集)とのコメントがありましたが、それも当然なわけです。お見事、慧眼てやつですね。
最終巻には異星人まで出てきますか。一般的ということは、チョンクオ宇宙は一歩出たら虫型エイリアン満載の世界なのか…。人間臭さドロドロの世界観のように思っていたのが、なんかイメージ変わってきますね。
>お見事、慧眼てやつですね
まさか蜘蛛さんのご親戚とは思ってませんでした。
「ジュンと一緒に健康ランドに行くんだ!」
「他はどうなってもいい!、腕だけは壊すな!」
HP :
1999年の新しいロボコンより。横手美智子女史の初めての特撮脚本の話だったりしますが、新旧ロボコン共に割と大人のドラマだったりすることも多く(不思議コメディが子供の世界主体なのとやや対照的に)、特に燃えろではロボットに人格を認めない上に利用する人非人が度々登場しています。
ある日ロボコンの絵の才能が画商に認められ、ロボコンは画商の元で延々と絵を描き続ける日々を送るハメになる。
友達のジュンやクラスメートのロボットと会う事も出来ず、総理大臣を迎える絵の展覧会を控えたある日ロボコンはついに脱走を企てるが、逃げるロボコンに対する画商の本性が垣間見えた「腕だけは壊すな」。 外道です。
ロボコンにもリメイクがあったんですか…はじめて知りました。
ロボコンの描いた絵が「ロボットの描いた絵」というイロモノ以上のものとして評価されているとすれば、悪徳画商はともかく、社会全体としてはロボットの人格を認める風潮がある、ということにならないでしょうか。「(ロボットが)交響曲を書くことが出来るか? キャンバスを芸術に変えることが出来るか?」なんて言う人もいなさそうですし。
HP :
1984年のスーパー戦隊より。
人類打倒を狙うメカ人間の組織「新帝国ギア」。突然現れた新たな少年指揮官・プリンスは、総統・ドクターマンの息子と紹介される。プリンスの存在は幹部たちの動揺を招くもので、それまでのリーダーであるメイスンの心中のつぶやきが上記の台詞。地位格下げ問題とかをさしおいて、根本的な認識のズレがうかがえます。
確かにドクターマンは自己改造を施した人間の科学者ですが、幹部でも一番の切れ者であるメイスンですら思い違いをしていたのが印象的。人間を蔑むイデオロギーを植え付けられていては、その造物主が人間だとは夢にも思わなかったんでしょう。ヒトラーが「わしユダヤ人」とか言い出すようなもんですか。
このカミングアウトは後々火種になったり、プリンスについても続く後編で二転三転あったりしますが、後者の話は日を改めて。
いきなり社長のドラ息子が取締役に…なんてノリとも、ちょっと違うのか。
しかしドクターマンは機械が人間にとって変わることを目標としている割には、ずいぶんと人間的なことをするような。頭脳や身体が機械であることが問題であって、感情を持つこと自体は否定しないということ?
幸せは未来からしかやってこない。
そして、未来は前にしか広がってない。
HP :
多くのヒロインを助けた結果、ヒロイン同士で宇宙規模の大戦争を引き起こしてしまう運命の血筋を持つ(らしい)主人公。第4作では、ご先祖様が封印した吸血鬼が救わないといけない新ヒロインの1人で主人公を敵とみているという厄介な状況に置かれます(他に2人の新ヒロインも出てくるのですが、内1人は吸血鬼ハンターのホムンクルスでそれも救わないといけないという全く難儀な状況です。)。
上記の名文句は、物語のラスト近くで吸血鬼のヒロインに復讐を止めさせ、前(未来)を向かせるために主人公が発した科白と内心の想いです。ヒロインは主人公の先祖に惚れて共に過ごしたいと願いましたが、別の女性を先祖が選んで封印したことから復讐を誓っていました。そして、時は流れ、その末裔である主人公が攻撃されたわけです。主人公の名文句は、永き時を重ねた吸血鬼に向けられたものですが、人間にも通じる名文句だと思います。
でも「未来は前から来るのではなく、見えない後ろから来る」ものだったりもしますが。…揚げ足とりですね、すみません。
セリフは人生一般に通じる名文句だと思いますが、時を超えた宇宙規模の痴話喧嘩は、小説の中だけにしてほしいものです。
リュウジ「林のウォーリアー!ブルーゴリラ!」
ヨーコ「野原のジャンパー!イエローラビット!」
陣「樹木のリーダー!ゴールドビートル!」
J「樹液のドランカー!シルバースタッグ!」
全員「動物戦隊ゴーバスターズ!」
ニック「いいんか? なんでJまで普通にできるんだよ〜」
HP :
ヴァグラスとゴーバスターズの最終決戦の少し前、ゴーバスターズは突如として現れたアザゼルと名乗る謎の敵に敗北してしまいます。新西暦2012年12月31日13時13分、ゴーバスターズ全滅。次にヒロム(レッドバスター)のバディロイドのチダ・ニックが目を覚ますと、そこは死後の世界。ヴァグラスの幹部エンターに激似の神様から今年100万人目の死者なので記念に願い事を一つかなえてやると言われ、13年前のメサイアの反乱が起きなかった世界を望みます。999999人目なのになぜかそこにいた陣マサト(ビートバスター)のバディロイドのビート・J・スタッグとともにヴァグラスの存在しない世界に送られるニック。そこではヨーコ(イエロー)は普通の女子高生、ヒロムとリュウジ(ブルー)は教育実習生と熱血先輩教師、陣はアバターではなくリアル40歳として平和に暮らしていました。しかし、突如現れたヴァグラスの女幹部エスケイプに激似のキカイ女帝トランジー・スター率いるキカイ帝国メカリアスに立ち向かうため、ヒロムたちは黒木教頭によって動物戦隊ゴーバスターズに任命されます。シリアス志向の特命戦隊とは真逆に往年の戦隊のようにベタすぎる名乗りの動物戦隊。当然のように一緒に変身するJと突っ込むニック。かくして動物戦隊の長い戦いが駆け足で展開します。15話で6人目の戦士、湿地のスイマー・グリーンヒポポタマスが参戦。28話では謎の女戦士ピンクキャットの正体がヒロムの姉のミカであることが判明。37話でグリーンが壮絶な戦死をとげ、38話では黒木司令が夜中のウォーカー・ブラックピューマに変身。そして49話でついにトランジー・スターを倒し、平和が訪れます。そして迎える大晦日。再び現れたアザゼルに敗れ去る動物戦隊。そのときニックの願いが奇跡をよぶのでした。
少しお久しぶりのご投稿ですね。
>「野原のジャンパー!イエローラビット!」
3人目以降あんまり強くなさそうなんですが。兎にカブトムシにクワガタムシ…。いやカブトにクワガタは昆虫としては強そうなんですが、名乗りが樹木とか樹液とか言われると。
HP :
湾岸地区埋め立て地に出現した怪獣デスガイラ、退治するべくまりセヴンに変身したまりかですが、第二形態へと変態したデスガイラのあまりの愛らしさに戦意を喪失、変身を解除した挙句あくまでデスガイラを殺そうとするセヴンを精神戦でねじ伏せ戦闘を拒否してしまいます。
寂しげに月に吠えるデスガイラを見て「怪獣はみんな孤独さ」と呟く田子ノ浦センパイそれに投稿の台詞を続けるセヴン…。
うわぁ…『怪獣は自然災害の一種』というお題目を唱えられなくなるなくなるような事を…それにしてもこんな発言をしながら「怪獣を放置すれば間違いなく絶滅の危機に瀕する」と断言してみせるセヴンて(セヴンの本来の職務は宇宙的に希少な野生動物である人類の保護監視員)…東ヤ−20a星雲の知的生命体が自分達自身でなく、プログラム生命体であるセヴンにこの役目を任せているのは自分達ではここまで割り切る事ができないからかもしれません…。
この孤独な怪獣を待つ運命は…次回に続く。
『自然災害の一種』というお題目は、なお有効じゃないでしょうか。災害扱いするということは、怪獣がどんな意図を持っているかを問わずに、もたらされる被害だけを問題にするということですから。
セヴンの立場からすれば、単なる外来生物の駆除にすぎないんでしょうね。
そのような男たちであった。
HP :
読んでてあっけにとられたセリフ。
最終決戦でマクロスプラスのイサム・ダイソンとガルド・ゴア・ボーマンが再会し互いに愚痴を叩いた後に書いてある文です。
マクロスプラスは知らないんですが、余りに軽く書いてるんで読み飛ばしそうになりました。
>マクロスプラスは知らないんですが
私もよくは知らないんですが、レベルの高い航空戦技を披露しつつ、レベルの低い口ゲンカを繰り広げるのがウリのコンビだったと記憶しています。
大きい枠で見たら会社的には勝利条件は成立してんだよ……。
だから…ここは引こう!!
HP :
ヒーローに憧れるアマノギンガは正義のヒーローの会社、ヒーローカンパニーに入社、新人部隊デザートV(ファイブ)に配属される。
ある日、同時に四つの銀行が襲撃され、リーダーの指示によって個別に対応することになる。多勢に無勢で苦戦するギンガのもとに、もう一つの事件を解決したマカロンネイビーこと、ハドウダイチが加勢に駆けつけるが、彼も疲労困憊で戦力にはならない。
そしてダイチがギンガに対して告げたギリギリの提案。
結局悪人に茶化された2人の怒りが爆発し、他の戦隊の加勢もあって、事件は解決します。
しかし、苦悩してるとはいえ、ヒーローもので撤退の提案なんて普通じゃ出来ないよな。
社訓にはかなっているからいいのか…。人命さえ確保は別として、正義や平和よりは会社の利益が優先されるらしいし。
「凄い?」
「高強度の紫外線と、真空に耐えるクモですよ?」
「……言われてみれば」
「宇宙でも生きていけそうですよね?」
HP :
以前投稿したピアピア動画シリーズからの名文句です。
コンビニのアルバイト店員・美穂は、店舗の入店チャイムからアレンジ曲を作ろうとする男性・桑野と出会います。
ある日、美穂が玄関に吊るされた真空殺虫器(紫外線で虫を誘因、内部に閉じ込めた上で真空により窒息死させるというシステム)の清掃中、桑野は殺虫器内部に巣を作っていたクモに興味を示します。
今回の名文句は、その際の美穂・桑野の会話です。
苛酷な環境でも(あるいは競争相手が少ない苛酷な環境だからこそ)生きていく生物の適応力は凄いものですね。
紫外線と真空に耐えるように進化するのは過酷な環境で淘汰が働いたためだとして、吐く糸がカーボンナノチューブというのは…。おかげでニヤニヤが止まらない楽しい展開になるのでいいのですが。
クモといえば、この方の短編には「大風呂敷と蜘蛛の糸」というのもありまして、ご投稿のものほど都合のいいクモは登場しませんが、こちらも楽しい話でした。
HP :
先日投稿したガルガンティアよりもう一言。前回の名文句の続きとなっています。
ストライカーとのタイマンとなり、全身にレーザーを受けながら肉薄するチェインバー。ストライカーに「貴官はAIとして破綻している、直ちに初期化せよ」と言われての一言です。
ブリキ野郎、というのはガルガンティア船団の人々がチェインバーを指して言った言葉で、どうやらチェインバーをそれを覚えていたようです。
誰もが思ったことだとは思うのですが、やはり『ターミネーター2』へのオマージュなんでしょうか。マシンvsマシンという共通点もありますし。
>やはり『ターミネーター2』へのオマージュなんでしょうか
セリフはだいぶ違いますが、「Hasta la vista Baby」のあたり?
HP :
地球に氷河期が訪れたことにより人類が新天地を求め宇宙へ進出し長い月日が流れた時代。人類銀河同盟を結成した人類はヒディアーズと呼ぶ天敵と闘争を繰り広げていた。
敗戦を重ねる同盟の大反攻作戦に参加した主人公のレドは搭乗機の人型兵器マシンキャリバー『チェインバー』のAIから軍務期間が14万5000時間を超えた為作戦終了後にはコロニー「アヴァロン」の限定市民権が与えられ自由睡眠、自由飲食、生殖の権利を得ることができると伝えられる。しかしチェインバーはレドのアドレナリン分泌量に変化がなく反応が期待値を満たしていないと指摘する。
同盟の人間は生まれてすぐに両親から引き離され育児システムと睡眠学習によって育てられ試験によって職業の適正と同盟にとって価値があるかどうかを選別され生かされる。生まれてこのかた見たこともない故郷の実感がわかないレドにチェインバーは市民権を得たことは生存・繁殖をするに相応しいことが証明された栄誉あることだと啓発する。
そんな主人公が本当の故郷を得る物語でもあるわけですね、この話。
>自由睡眠、自由飲食、生殖の権利を得ることができる
権利は与えられているけど、実際その権利を行使できるとは限らないよなあ。
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